JPH0357170Y2 - - Google Patents

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JPH0357170Y2
JPH0357170Y2 JP1984133637U JP13363784U JPH0357170Y2 JP H0357170 Y2 JPH0357170 Y2 JP H0357170Y2 JP 1984133637 U JP1984133637 U JP 1984133637U JP 13363784 U JP13363784 U JP 13363784U JP H0357170 Y2 JPH0357170 Y2 JP H0357170Y2
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JP
Japan
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lever
connecting plate
insertion piece
frame
dovetail groove
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JP1984133637U
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JPS6147858U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、額縁、殊に枠骨にアルミニウムの
押出型材を使用した額縁の枠骨連結金具に関す
る。
〔従来技術〕
この種の連結金具には一般的にL字形の連結板
が使用され、その両挿入片を縦横枠骨の蟻溝に挿
入して固定することによつて、縦横枠骨を連結し
ている。その固定手段は種々あつて、例えば挿入
片を蟻溝に楔のように打ち込むもの(実公昭50−
27419)、挿入片にネジ孔を設けてビスで締め付け
るもの(実開昭53−118895)、挿入片をレバーで
締め付けるもの(実願昭57−063049)等がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
連結板を枠骨に固定する上記の手段のうち、レ
バーで締め付けるものは、枠骨を簡単なレバー操
作で強力且つ正確に固定できるが、従来のこの種
連結金具は、レバーの基端部が蟻溝の底面を押圧
しその反作用で連結板を蟻溝の開口両辺に圧接さ
せるものであつたので、連結板の両挿入片にはレ
バーの基端部を通す抜孔をどうしても開ける必要
があり、その抜孔のために連結板の強度が少し弱
くなるという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記の問題点を解決するために、
連結板に抜孔を開ける必要のないようにすること
を目的としている。すなわち縦横枠骨の蟻溝に挿
入するL字形の連結板と、連結板の両挿入片にそ
れぞれ対応するレバーとからなり、各レバーには
基端に蟻溝の開口部両片と連結板の挿入片との間
に挟まれる偏心軸を一体に設けてあつて、且つそ
の偏心軸は上記蟻溝の開口部両辺に掛かるころ軸
と上記連結板の挿入片に押圧する偏心膨出部とか
ら成り、挿入片基端方向へのレバーの倒伏により
上記偏心軸が挿入片を蟻溝底面に死点を越えて押
圧するようにしたものである。
〔実施例 1〕(第1図ないし第4図) この考案の枠骨連結金具は、上記のようにL字
形連結板AとレバーBとからなるものであるが、
連結板Aは両挿入片9,9を有する最もありふれ
たL字形態であつて、両挿入片9,9には抜孔は
何ら設けられていない。
レバーBは、レバー本体1を枠骨Fの蟻溝3の
開口4巾よりやや狭い板状に形成し、その基端に
回転の中心となる偏心軸2を一体に設けてある。
偏心軸2はレバー本体1の巾の位置において膨
出して形成された胴部5の両側端に蟻溝3開口4
の両辺6,6に掛かる丸太状のころ軸7,7を突
設したもので、胴部5はころ軸7の軸心Oを中心
に偏心した膨出部となつている。そしてこの偏心
膨出部即ち胴部5には軸心Oから最大の半径とな
つている頂部8があつて、その頂部8は軸心Oを
中心にレバー本体1の転倒側裏面に対して直角よ
りやや多い角度方向に形成してある。またころ軸
7は枠骨Fの蟻溝3の中において、その開口両辺
6と連結板Aとの間に余裕をもつて差し込み得る
太さに形成されている。
次に上記連結金具を使用して枠骨F,Fを連結
する手順の一例を説明すると、まず枠骨Fの蟻溝
3に連結板Aの挿入片9とレバーBの偏心軸2を
差し込む。そして枠骨Fに対してレバーBを起立
状態にしながら、偏心軸2を挿入片9の上に置い
て両ころ軸7,7を蟻溝3の開口両片6,6に掛
け、この状態でレバーBを押し下げて挿入片9の
基端方向に倒伏させる。
そうすると、レバーBの偏心軸2の頂部8が挿
入片9を蟻溝3の底面に押し付けるために挿入片
9が枠骨Fに固定されるが、レバーBの操作中に
はころ軸7,7が蟻溝3の開口両片6,6の下面
と接触して回転するため、偏心軸2には挿入片9
の先端方向に進む作用が付与される。しかも偏心
軸2の頂部8が同方向へ挿入片9を繰り込ませる
ので、レバーBの操作過程において、挿入片9が
蟻溝3にさらに深く進み、この進入作用によつて
縦横枠骨F,Fが切断端面で圧接する。
またレバー操作の最終近くになると、偏心軸2
の頂部8の頂点が軸心Oの真下の位置になつて挿
入片9に圧接する。この位置が所謂死点であつ
て、この時点になるまでレバーBには力を加える
必要があるが、死点を過ぎるとレバーBが自然に
転動して挿入片9上に倒伏する。この状態ではレ
バーBは自然に起き上がらないので、レバーBが
外れるおそれがない。
〔実施例 2〕(第5図) 偏心軸2の頂部8を複数の嶺10,10に形成
したもので、このようにすると、連結板Aとレバ
ーBとの結合関係が強化されることは勿論、レバ
ーBによる挿入片9の繰り込みを確実になし得
る。
〔実施例 3〕(第6図ないし第8図) 連結板Bの両挿入片9,9に2つ割りに割溝1
1を設け、偏心軸2の外面には割溝11を押し開
く楔片12を突設したものである。この場合も頂
部8が挿入片9を蟻溝3の底面に押し付けるが、
さらに割溝11が押し開かれることにより挿入片
9が蟻溝3の両側内面に圧接するため、枠骨F,
Fをさらに強固に連結することができる。
〔実施例 4〕(第9図) この場合は偏心軸2のころ軸7の外面に頂部8
と反対側において突起13を設けたもので、この
ようにすると、蟻溝3の開口両片6,6に対する
ころ軸7,7の滑りを防止できるため、レバーB
操作による挿入片9の繰り込みを確実になし得
る。
〔考案の効果〕
この考案による枠骨の連結金具は、以上説明し
たように、縦横枠骨の蟻溝に挿入するL字形の連
結板と、連結板の両挿入片にそれぞれ対応するレ
バーとからなり、各レバーには基端に蟻溝の開口
部両辺と連結板の挿入片との間に挟まれる偏心軸
を一体に設けてあつて、且つその偏心軸は上記蟻
溝の開口部両辺に掛かるころ軸と上記連結板の挿
入片に押圧する偏心膨出部とから成り、挿入片基
端方向へのレバーの倒伏により上記偏心軸が挿入
片を蟻溝底面に死点を越えて押圧するように構成
したものであるから、極く簡単なレバー操作によ
り枠骨に連結板を強力に固定し、縦横枠骨を強固
に連結できる。しかもレバー操作により挿入片に
蟻溝深くへの繰り込み作用を及ぼし得るので、縦
横枠骨の切断端面を正確に合わせることができ
る。またこのようなレバー操作をする連結金具で
あるにもかかわらず、連結板の両挿入片にレバー
を通すための抜孔を設ける必要がなく、連結板の
強度的安定性を確保でき、この点でも縦横枠骨を
強力に連結し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は第1の実施例を示し、第
1図はレバーの全体斜視図、第2図は使用状態を
示す分解斜視図、第3図は組立て状態における第
2図のX−X線矢視の断面図、第4図は第3図の
要部拡大図である。第5図は他の実施例による第
4図に相当する要部拡大図である。第6図ないし
第8図はさらに他の実施例を示し、第6図はレバ
ーの全体斜視図、第7図は第6図のY−Y線矢視
断面図、第8図は連結板の斜視図である。第9図
はさらに他の実施例による第4図に略相当する要
部拡大図である。 A……連結板、B……レバー、F……枠骨、1
……レバー本体、2……偏心軸、3……蟻溝、4
……蟻溝開口部、5……胴部(偏心膨出部)、6
……蟻溝開口片、7……ころ軸、8……頂部、9
……挿入片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 縦横枠骨の蟻溝に挿入するL字形の連結板
    と、連結板の両挿入片にそれぞれ対応するレバ
    ーとからなり、各レバーには基端に蟻溝の開口
    部両辺と連結板の挿入片との間に挟まれる偏心
    軸を一体に設けてあつて、且つその偏心軸は上
    記蟻溝の開口部両辺に掛かるころ軸と上記連結
    板の挿入片に押圧する偏心膨出部とから成り、
    挿入片基端方向へのレバーの倒伏により上記偏
    心軸が挿入片を蟻溝底面に死点を越えて押圧す
    るように構成したことを特徴とする額縁の枠骨
    連結金具。 2 連結板にレバーが離脱可能に対応しているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の額縁の枠骨連結金具。
JP13363784U 1984-09-03 1984-09-03 額縁の枠骨連結金具 Granted JPS6147858U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13363784U JPS6147858U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 額縁の枠骨連結金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13363784U JPS6147858U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 額縁の枠骨連結金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6147858U JPS6147858U (ja) 1986-03-31
JPH0357170Y2 true JPH0357170Y2 (ja) 1991-12-26

Family

ID=30692176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13363784U Granted JPS6147858U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 額縁の枠骨連結金具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6377409A (ja) * 1987-03-09 1988-04-07 オリジン商事株式会社 額縁の縦横枠骨の連結方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589504B2 (ja) * 1976-03-19 1983-02-21 アムペックス コ−ポレ−ション 記録テ−プの位置を示す方法及び装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589504U (ja) * 1981-07-11 1983-01-21 堀江 勝長 中空型材の角度継手締結装置
JPS58164568U (ja) * 1982-04-27 1983-11-01 オリジン工業株式会社 額縁の縦横枠骨の連結装置

Patent Citations (1)

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JPS589504B2 (ja) * 1976-03-19 1983-02-21 アムペックス コ−ポレ−ション 記録テ−プの位置を示す方法及び装置

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JPS6147858U (ja) 1986-03-31

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