JPH0357169B2 - - Google Patents
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- JPH0357169B2 JPH0357169B2 JP58244844A JP24484483A JPH0357169B2 JP H0357169 B2 JPH0357169 B2 JP H0357169B2 JP 58244844 A JP58244844 A JP 58244844A JP 24484483 A JP24484483 A JP 24484483A JP H0357169 B2 JPH0357169 B2 JP H0357169B2
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- Japan
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- jacket
- cooling
- copper
- furnace
- passage
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Links
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- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 15
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Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、炉体を冷却するジヤケツトに関する
ものです。
ものです。
従来、例えば銅の自溶炉の炉体冷却用のジヤケ
ツトとしては、第１図、第２図に示すように銅製
パイプを一定の形に曲げ、その回りに銅を鋳込み
冷却用ジヤケツトとして用いていた。
ツトとしては、第１図、第２図に示すように銅製
パイプを一定の形に曲げ、その回りに銅を鋳込み
冷却用ジヤケツトとして用いていた。
この方法は、鉄製錬における高炉のジヤケツト
で同様に行われている。鉄製錬におけるジヤケツ
トは鋳鉄製であり、温度変動等により表面にクラ
ツクが入るため中に銅製パイプを鋳込むジヤケツ
トが用いられたものである。
で同様に行われている。鉄製錬におけるジヤケツ
トは鋳鉄製であり、温度変動等により表面にクラ
ツクが入るため中に銅製パイプを鋳込むジヤケツ
トが用いられたものである。
しかしながら、銅で鋳込んだジヤケツトは、ク
ラツクが入ることが少なく、パイプを内挿しない
ジヤケツトの開発が発明者等は試みた。
ラツクが入ることが少なく、パイプを内挿しない
ジヤケツトの開発が発明者等は試みた。
この結果、本発明を生みだしたものである。
即ち、自溶炉を冷却するために用いられるジヤ
ケツトにおいて、脱酸銅製のジヤケツトにおける
冷却媒体用の通路の穴を、きり孔加工により貫通
形成したジヤケツトを提供する。
ケツトにおいて、脱酸銅製のジヤケツトにおける
冷却媒体用の通路の穴を、きり孔加工により貫通
形成したジヤケツトを提供する。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明で用いる炉体冷却用ジヤケツトは、例え
ば銅板を加工することにより製造される。
ば銅板を加工することにより製造される。
銅は、好ましくは脱酸銅が用いられる。
炉体冷却用ジヤケツトの形状は、種々考えられ
るが、銅の自溶炉等で効果的に用いられるのは、
例えば第３図、第４図に示される形状である。
るが、銅の自溶炉等で効果的に用いられるのは、
例えば第３図、第４図に示される形状である。
このジヤケツトは、炉体レンガと炉体レンガの
間にはさまれるように使用されるものであり、一
定の薄さを保持したものである。
間にはさまれるように使用されるものであり、一
定の薄さを保持したものである。
通常は、50〜80mmの厚さの銅板が用いられる。
この銅板の所定箇所に、冷却媒体の通路用穴を切
削加工により形成する。
この銅板の所定箇所に、冷却媒体の通路用穴を切
削加工により形成する。
この板の巾は1000〜2000mmで、奥行きは200〜
800mm程度のものである。
800mm程度のものである。
穴は一定の長さに開けられるが、板の巾方向の
ものは通して形成される。該穴は、通常10〜30mm
φとされる。貫通した穴の部分はネジ切りを内部
に形成し、ネジを外部から挿入し、その後肉盛溶
接により穴部を閉じることにより、好ましい通路
を形成する。
ものは通して形成される。該穴は、通常10〜30mm
φとされる。貫通した穴の部分はネジ切りを内部
に形成し、ネジを外部から挿入し、その後肉盛溶
接により穴部を閉じることにより、好ましい通路
を形成する。
冷却水等の通路用の穴は、一定の強度を損うこ
とがないよう、50〜80mm間隔で形成し、冷却効率
がより良いものとすることが好ましい。
とがないよう、50〜80mm間隔で形成し、冷却効率
がより良いものとすることが好ましい。
例えば、350mmの奥行きのものは、３〜４本程
度巾方向に穴を形成する。
度巾方向に穴を形成する。
冷却媒体は、通常水及び又は冷却用気体例えば
空気、N2ガス等が用いられる。
空気、N2ガス等が用いられる。
またジヤケツトの形状は、第３図においては凹
部を中央に有しているが、この場合は、凹部にキ
ヤスターを注入し、上部耐火物と下部耐火物を密
着固定するために形成されている。
部を中央に有しているが、この場合は、凹部にキ
ヤスターを注入し、上部耐火物と下部耐火物を密
着固定するために形成されている。
この他、目的使用箇所に応じた形状をとること
により好ましいジヤケツトを製造することが可能
である。
により好ましいジヤケツトを製造することが可能
である。
さらに冷却媒体は、炉外部の冷却媒体注入口側
から、出口側に流すことにより、冷却に供され
る。
から、出口側に流すことにより、冷却に供され
る。
これらのジヤケツトは、特に炉体レンガの損耗
の激しい高温部であり、かつガス体が通る部所に
配置され、10〜20箇所配置されかつ数段にわたり
設けられ冷却に供される。
の激しい高温部であり、かつガス体が通る部所に
配置され、10〜20箇所配置されかつ数段にわたり
設けられ冷却に供される。
これらの20〜60箇所に冷却媒体を供給するため
には、例えば各箇所の出入口部を連結し効率よく
行われる。
には、例えば各箇所の出入口部を連結し効率よく
行われる。
以上本発明を実施することにより以下の効果を
生ずる。
生ずる。
即ち、パイプを鋳込んだ冷却用ジヤケツトに比
べ極めて冷却効率が良く、1.3〜1.6倍の冷却効率
であつた。
べ極めて冷却効率が良く、1.3〜1.6倍の冷却効率
であつた。
また、冷却ジヤケツトの製造コストも製造が切
削加工のみで行うことが出来るため従来のものに
比べ安価にできる。
削加工のみで行うことが出来るため従来のものに
比べ安価にできる。
実施例
自溶炉１万トン／月炉に、本発明に係る冷却ジ
ヤケツトを17箇所２段に渡り設置した。
ヤケツトを17箇所２段に渡り設置した。
そのジヤケツトの一つの具体例が第３図、第４
図であり、第３図の巾４は1.5m、奥行き５は62.5
cmであり、厚さ６は6.5cmである。
図であり、第３図の巾４は1.5m、奥行き５は62.5
cmであり、厚さ６は6.5cmである。
冷却媒体は水を用い、通路８，９に入口７から
注入し、出口１０から排出した。
注入し、出口１０から排出した。
通路８は２cmφとし、通路９は3.5cmφとした。
通路８は切削加工により図右端から左端に貫通し
形成した。
通路８は切削加工により図右端から左端に貫通し
形成した。
通路９は、図下側から、図上部の通路８に到達
するまで切削加工され、それぞれ両端、片端の開
放部は、ネジ切りを行い、ネジ止めを行い、肉盛
り溶接により閉じ込めた。
するまで切削加工され、それぞれ両端、片端の開
放部は、ネジ切りを行い、ネジ止めを行い、肉盛
り溶接により閉じ込めた。
このジヤケツトを用いることによりm2当たりの
伝熱量が0.284Mcal／minの好ましい値が得られ
た。
伝熱量が0.284Mcal／minの好ましい値が得られ
た。
比較例
第１図に示したジヤケツトを上記同様に自溶炉
に用いた。
に用いた。
このジヤケツトは、銅パイプを湾曲したもの
２，３を銅で鋳込み巾１1.5mのものを形成した。
本発明とほぼ同様な表面積に形成した。
２，３を銅で鋳込み巾１1.5mのものを形成した。
本発明とほぼ同様な表面積に形成した。
上記実施例と同様に使用していたが、伝熱量は
0.209Mcal／min・m2であり、実施例で示した値
より４割弱低い値であつた。
0.209Mcal／min・m2であり、実施例で示した値
より４割弱低い値であつた。
この結果、本発明品のジヤケツトが好ましいも
のであることが把握できる。
のであることが把握できる。
第１図、第２図は、従来用いられていたジヤケ
ツトであり、第３図、第４図は、本発明に係るジ
ヤケツトである。
ツトであり、第３図、第４図は、本発明に係るジ
ヤケツトである。
Claims (1)
- １ 自溶炉を冷却するために用いられるジヤケツ
トにおいて、ジヤケツトの厚みを5.0〜8.0cmとし
たものを炉体レンガと炉体レンガの間にはさまれ
るように配置し、該ジヤケツトを脱酸銅で形成し
かつ該ジヤケツトの冷却媒体用の通路の穴をきり
孔加工により貫通形成したことを特徴とする炉体
冷却用ジヤケツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24484483A JPS60140091A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 炉体冷却用ジヤケツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24484483A JPS60140091A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 炉体冷却用ジヤケツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60140091A JPS60140091A (ja) | 1985-07-24 |
| JPH0357169B2 true JPH0357169B2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=17124809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24484483A Granted JPS60140091A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 炉体冷却用ジヤケツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60140091A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4498410B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2010-07-07 | パンパシフィック・カッパー株式会社 | 自溶炉の点検孔用水冷ジャケット構造体 |
| JP2011226711A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Pan Pacific Copper Co Ltd | 自溶炉の冷却構造体、及び自溶炉の冷却方法 |
| KR101478024B1 (ko) * | 2014-06-30 | 2015-01-02 | 임승택 | 음식물류 폐기물 혐기소화를 위한 전처리 펄퍼화 공정기술설비 |
| KR101478022B1 (ko) * | 2014-06-30 | 2015-01-02 | 임승택 | 음식물류 폐기물 비중 분리배출 및 펄퍼화장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0814463B2 (ja) * | 1991-12-27 | 1996-02-14 | 株式会社戸畑製作所 | 銅精錬炉の炉体冷却に用いる水冷ボックス |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682376A (en) * | 1979-11-14 | 1981-07-06 | Impianti Industriali Spa | Cooling panel for arc furnace |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP24484483A patent/JPS60140091A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682376A (en) * | 1979-11-14 | 1981-07-06 | Impianti Industriali Spa | Cooling panel for arc furnace |
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|---|---|---|---|---|
| JP4498410B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2010-07-07 | パンパシフィック・カッパー株式会社 | 自溶炉の点検孔用水冷ジャケット構造体 |
| JP2011226711A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Pan Pacific Copper Co Ltd | 自溶炉の冷却構造体、及び自溶炉の冷却方法 |
| KR101478024B1 (ko) * | 2014-06-30 | 2015-01-02 | 임승택 | 음식물류 폐기물 혐기소화를 위한 전처리 펄퍼화 공정기술설비 |
| KR101478022B1 (ko) * | 2014-06-30 | 2015-01-02 | 임승택 | 음식물류 폐기물 비중 분리배출 및 펄퍼화장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60140091A (ja) | 1985-07-24 |
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