JPH0356512Y2 - - Google Patents

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JPH0356512Y2
JPH0356512Y2 JP1983003673U JP367383U JPH0356512Y2 JP H0356512 Y2 JPH0356512 Y2 JP H0356512Y2 JP 1983003673 U JP1983003673 U JP 1983003673U JP 367383 U JP367383 U JP 367383U JP H0356512 Y2 JPH0356512 Y2 JP H0356512Y2
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JP
Japan
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panels
groove
panel
joiner
entire length
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JP1983003673U
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English (en)
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JPS59109627U (ja
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Publication date
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Priority to JP367383U priority Critical patent/JPS59109627U/ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は箱体構造、更に詳しくは、複数枚のパ
ネルを互いの側端面で突き合して得られる箱体に
おける各パネル間の結合構造に関するものであ
る。
〔背景技術〕
一般に、複数枚のパネルを組み合して箱体を作
り上げるには、第1図a,bに示すように、一方
のパネル10の側端面に設けたダボ11を隣り合
うパネル12の端部内面に設けたダボ穴13へ嵌
入してパネル10,12同士を結合したり、或い
は、第2図a,bに示すように、各パネル15側
端に形成した斜端面同士を突き合せ、各パネル1
5の斜端面16に塗布する接着部によつて両パネ
ル15を結合することが行なわれている。しかし
ながら、前者の場合は、片方のパネル12の端面
が外面に露出するため、外観上好ましくなく、特
に、外表面をプリント板やつき板で仕上げたパネ
ルを用いる場合は、外表面がパネルの接合箇所で
不連続となることから、外観を統一することがで
きないという問題があり、また、後者にあつて
は、外表面がパネル15の突き合せ箇所で連続す
るものの、接着剤による結合の際の各パネルの位
置決めに厳格な精度を要し、組み立てが面倒にな
るという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みて成されたものであ
り、主な目的とするところは、パネルの端面を外
面に露出させることなく、パネル同士を精度よく
簡単に結合できて各パネルの外面を連続させるこ
とができる箱体構造を提供することである。
〔考案の開示〕
本考案に係る箱体構造では、複数枚のパネルが
互いの側端に形成した斜端面を突き合して箱体が
形成され、各斜端面に形成した蟻溝が突き合せ箇
所で連通して突き合せ箇所の全長に亘る連通孔が
形成され、この連通孔へ全長に亘つて嵌入される
ジヨイナーの両端に設けた柄が夫々各蟻溝に合致
してパネル同士を結合する構造が開示される。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本考案に係る箱体構造は、第3図以下に示す
ように、複数枚のパネル1が互いの側端に形成し
た斜端面2を突き合して箱体Aの外郭が形成さ
れ、各パネル1同士が互いの突き合せ箇所でジヨ
イナー5によつて結合される箱体Aにおいて、各
パネル1の斜端面には入口よりも奥方が巾広とな
つた蟻溝3が突き合せ箇所の全長に亘つて形成さ
れ、各パネル1が互いの蟻溝3を連通させる形で
突き合されて突き合せ箇所の全長に亘る連通孔4
が形成され、上記ジヨイナー5は両端に夫々上記
蟻溝3に合致する柄6を有する形状に成形され、
ジヨイナー5が各柄6を夫々相隣り合うパネル1
の各蟻溝3に嵌入させる形でパネル1同士の突き
合せ箇所の連通溝4の全長に亘つて収められ、連
通溝4から突出されるジヨイナー5の一端部には
溝7が切欠されると共に箱体Aの開口を塞ぐ裏蓋
8の角隅部が溝7に収められたことを特徴とする
ものである。箱体Aは表面をつき板やプリント板
で仕上げた4枚のパネル1を組み合せた直方体状
に成形され、後面開口が裏蓋8によつて閉塞され
る。各蟻溝3はパネル1側端の斜端面2における
同一位置に形成され、第4図に示すように、互い
の入口を連通させて突き合せ箇所に連通孔4を形
成した時に、隣り合うパネル1の外面が一直線状
で合致する。ジヨイナー5両端の各柄6は夫々各
蟻溝3と同形状で先端に行く程巾が広くなつた略
台形状の断面を有しており、材質は通常の接着剤
とのなじみによい木質材や合成樹脂でできてお
り、上述のように、互いの斜端面2を合致させて
できる連通孔4へ突き合せ箇所の一端より嵌入
し、接着剤によつて定位置に固定される。このジ
ヨイナー5は突き合せ箇所の全長よりも長い寸法
に成形されており、第3図に示すように、箱体A
の後端に一部を突出させる形で突き合せ箇所の全
長に収められる。箱体Aの後端より突出する部分
となるジヨイナー5端部の一面には、第5図に示
すように、溝7が付けられており、この溝7を利
用して、第6図及び第7図に示すように、裏蓋8
の角隅部を溝7内に収めて裏蓋8が箱体Aに取付
けられる。第10図には、異る断面形状のジヨイ
ナー5を用いた例を示しており、この場合も同様
に、箱体A後端に突出する端部の一面に形成した
溝7へ裏蓋8の角隅部が収められる。第8図及び
第9図に示す実施例は、ジヨイナー5を嵌入する
際の抵抗を少なくしてジヨイナー5によるパネル
1のパネル1の結合作業を一層容易にする構造を
示すものであり、前者では各蟻溝3の奥底部を曲
面に仕上げることにより、ジヨイナー5における
各柄6の外底面の平坦面との間の摩擦抵抗を少な
くした構造を示し、後者では、ジヨイナー5の各
柄6の外底面を曲面仕上げしてジヨイナー5の各
柄6と各蟻溝3の奥底部との間の摩擦を軽減する
構造を示している。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、各パネルの斜端面に形
成した蟻溝がパネル同士の突き合せ箇所で連通し
て突き合せ箇所の全長に亘る連通孔が形成され、
この連通孔へ全長に亘つて嵌入されるジヨイナー
の両端に設けた柄が夫々蟻溝内に合致するもので
あるから、相隣り合うパネル同士が突き合せ箇所
の全長に亘つてジヨイナーを介して結合されるこ
ととなり、両パネルの側端縁が全長に亘つて互い
に合致する正確な位置に位置決めされ、従つて、
各パネルの外面を突き合せ箇所で切れ目なく確実
に連続させることができるものであり、パネル同
士の結合が精度よく且つ簡単に行なえるという利
点がある。また、連通溝から突出されるジヨイナ
ーの一端部に溝を切欠すると共に箱体の開口を塞
ぐ裏蓋の角隅部を溝に収めるようにしたので、箱
体の開口を裏側から塞ぐ裏蓋をジヨイナーによつ
て固定することができ、パネルを結合するために
用いるジヨイナーを利用して、特別な他の部材を
必要とすることなく裏蓋の固定をおこなうことが
できるという利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは夫々従来例を示す斜視図と部分
分解斜視図、第2図a,bは夫々他の従来例を示
す斜視図と部分分解斜視図、第3図は本考案の一
実施例に係る箱体を背面がわから見た分解斜視
図、第4図は同上の要部を示す部分分解斜視図、
第5図は同上に用いるジヨイナーを示す斜視図、
第6図は同上の部分分解斜視図、第7図は同上の
部分背面図、第8図及び第9図は夫々本考案の他
の実施例を示す斜視図、第10図は本考案の更に
他の実施例を示す部分背面図であり、Aは箱体、
1はパネル、2は斜端面、3は蟻溝、4は連通
孔、5はジヨイナー、6は柄である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数枚のパネルが互いの側端に形成した斜端面
    を突き合して箱体の外郭が形成され、各パネル同
    士が互いの突き合せ箇所でジヨイナーによつて結
    合される箱体において、各パネルの斜端面には入
    口よりも奥方が巾広となつた蟻溝が突き合せ箇所
    の全長に亘つて形成され、各パネルが互いの蟻溝
    を連通させる形で突き合されて突き合せ箇所の全
    長に亘る連通孔が形成され、上記ジヨイナーは両
    端に夫々上記蟻溝に合致する柄を有する形状に成
    形され、ジヨイナーが各柄を夫々相隣り合うパネ
    ルの各蟻溝に嵌入させる形でパネル同士の突き合
    せ箇所の連通溝の全長に亘つて収められ、連通溝
    から突出されるジヨイナーの一端部には溝が切欠
    されると共に箱体の開口を塞ぐ裏蓋の角隅部が溝
    に収められた箱体構造。
JP367383U 1983-01-14 1983-01-14 箱体構造 Granted JPS59109627U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP367383U JPS59109627U (ja) 1983-01-14 1983-01-14 箱体構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP367383U JPS59109627U (ja) 1983-01-14 1983-01-14 箱体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59109627U JPS59109627U (ja) 1984-07-24
JPH0356512Y2 true JPH0356512Y2 (ja) 1991-12-19

Family

ID=30135285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP367383U Granted JPS59109627U (ja) 1983-01-14 1983-01-14 箱体構造

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Country Link
JP (1) JPS59109627U (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50144170U (ja) * 1974-05-16 1975-11-28
JPS58484Y2 (ja) * 1975-04-24 1983-01-06 ヤマハ株式会社 ブヒンノセツゴウコウゾウ
JPS5254778U (ja) * 1975-10-20 1977-04-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59109627U (ja) 1984-07-24

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