JPH0355945B2 - - Google Patents

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JPH0355945B2
JPH0355945B2 JP30680786A JP30680786A JPH0355945B2 JP H0355945 B2 JPH0355945 B2 JP H0355945B2 JP 30680786 A JP30680786 A JP 30680786A JP 30680786 A JP30680786 A JP 30680786A JP H0355945 B2 JPH0355945 B2 JP H0355945B2
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release button
spring
lock spring
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electric wire
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JP30680786A
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【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、錠ばね力により錠ばねと導電部材と
の間に電線を挟持する連結端子を備えたコンセン
トに関するものである。
〔背景技術〕
従来よりこの種の速結端子を備えたコンセント
が提供されており、結線作業等に便利であること
が知られている。このような速結端子において
は、結線された外部電線を外すために、錠ばねが
外部電線を保持しているばね力に抗して錠ばねを
押圧する解除釦が設けられている。しかしなが
ら、従来の解除釦は器体の背面側に設けられ、し
かも器体の背面にわずかに露出するように設けら
れていたものであるから、結線された外部電線を
外すには、まず器体を壁面等の取着面から外し、
その後にドライバ等の治具で解除釦を操作する必
要であつた。
〔発明の目的〕
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは、結線された外部電
線を外す際に、器体を取着面から外したり治具を
用いたりすることなく、作業が行なえるコンセン
トを提供することにある。
〔発明の開示〕
(構 成) 本発明に係るコンセントは、プラグの栓刃が挿
入される栓刃挿入口が前面に開口した器体と、栓
刃挿入口に対応して器体内に納装されプラグの栓
刃に電気的に接続される刃受ばねと、刃受ばねに
外部電線を接続する端子部とを備えたコンセント
において、端子部は錠ばねと導電部材との間に電
線を挟持する速結端子であつて、端子部に接続さ
れる外部電線を器体内に挿入する電線挿入孔が端
子部に対応して器体の側周面に形成され、端子部
の錠ばねに対応する位置には押圧時に錠ばねのば
ね力に抗して外部電線を外す向きに錠ばねを押圧
する解除釦が器体の前面に手操作可能な大きさで
露出する形で配設され、解除釦の前面が器体の前
面から凹没した位置に配設されて成るものであ
り、器体の前面に露出した解除釦を手操作で押圧
すれば結線された外部電線を容易に外すことがで
きるようにしたものである。
実施例 1 第1図に示すように、器体1は、ともに合成樹
脂等の絶縁材料で形成されるボデイ11およびカ
バー12を、ボデイ11の背面から貫通孔16を
通して挿入されるタツピンねじ13で結合して直
方体状に形成される。ボデイ11内には長手方向
に沿つてボデイ11内を左右に分離する仕切リブ
14が形成されており、仕切リブ14の両側にそ
れぞれ刃受ばね2が配設される。刃受ばね2はそ
れぞれ一対の刃受部21を備え、長手方向の両端
部に端子部を構成する端子枠22が形成されてい
る。各端子枠22内にはそれぞれ鎖錠片24を有
した錠ばね23が納装され、鎖錠片24と端子枠
22との間に外部電線が挟持できるようになつて
いる。ボデイ11の長手方向の両端部にはそれぞ
れ2条の溝15が形成されており、この溝15の
周面とカバー12との間に囲まれる部分が外部電
線を器体1内に導入する電線挿入孔となる。すな
わち、電線挿入孔は器体1の長手方向の両端面に
開口することになる。電線挿入孔の近傍には解除
釦30が配設される。解除釦30は、指で押圧可
能な大きさの操作面を有した操作片31と、錠ば
ね23の鎖錠片24に当接可能な押圧突起32
と、第2図に示すように、カバー12の内周面に
形成された係合凹所34に係合し解除釦30の支
点となる支点突起33とを有し、操作片31と支
点突起33との間には溝部が形成される。
カバー12には刃受ばね2の刃受部21に対応
する位置にプラグの栓刃が挿入される栓刃挿入孔
17が形成され、また解除釦30の操作片31に
対応する位置には凹所18が形成され、凹所18
の底部には操作片31をカバー12の前面側に露
出させる露出窓19が形成されている。また、カ
バー12の長手方向の両端部にはボデイ11の溝
15に対応する位置で切欠部20が形成されてい
る。カバー12をボデイ11に被嵌した状態では
解除釦30の操作片31の前面が第2図に示すよ
うに、カバー12の前面から凹没して位置してい
る。したがつて、解除釦30がカバー12の前面
から凹んでいることにより、不用意に解除釦30
を押すことが避けられるのである。解除釦30の
押圧突起32は錠ばね23の鎖錠片24に当接す
る。したがつて、解除釦30の操作片31の前面
である操作面を指で押圧すれば、解除釦30は支
点突起33を中心として回転し、錠ばね23の鎖
錠片24を押圧するのである。その結果、鎖錠片
24と刃受ばね2の端子枠22との間に挟持され
て、刃受ばね2に結線されていた外部電線を容易
に外すことができるのである。すなわち、器体1
を壁面等の取付面に取着した状態で、解除釦30
を手操作で押圧するだけで外部電線を外すことが
できるのである。
実施例 2 本実施例では解除釦30の押圧突起32が錠ば
ね23の鎖錠片24に当接できる操作位置と、鎖
錠片24に当接できない待機位置との間でカバー
12の前面に沿つてスライド自在に配設された例
を示す。
第3図に示すように、カバー12の内周面に形
成された係止凹所34はカバー12の長手方向に
おいて支点突起33よりも広幅に形成される。し
たがつて、鎖錠釦30はカバー12の長手方向に
おいて支点突起33と係止凹所34との遊びのあ
る範囲でスライド自在となるのである。このスラ
イド範囲において、解除釦30がカバー12の中
央寄りの操作位置に位置しているときには、押圧
突起32が錠ばね23の鎖錠片24に当接し、ま
た解除釦30がカバー12の外側寄りの待機位置
に位置しているときには、押圧突起32が錠ばね
23の鎖錠片24から離れるように設定されてい
る。また、解除釦30は熱可塑性合成樹脂等の可
撓性を有した材料で形成されており、解除釦30
を待機位置に付勢する復帰ばねとなるばね片36
が一体に形成されている。すなわち、解除釦30
に外力を作させていない状態では解除釦30はば
ね片36に押圧されて待機位置に位置するのであ
る。カバー12露出孔19の内周縁は段部37が
形成されており、解除釦30が待機位置に位置し
ているときに、操作片31が段部37に係止され
るようになつている。したがつて、解除釦30に
よつて鎖錠片24を押圧するには、まずばね片3
6のばね力に抗して解除釦30を操作位置に移動
させることが必要となり、操作釦30を誤つて押
圧することによる外部電線の脱落といつた事故が
防止でき、安全性が高いものとなる利点を有す
る。
実施例 3 実施例2では解除釦30に一体にばね片36を
形成していたが、本実施例ではコイルスプリング
よりなる復帰ばね35を解除釦30とは別体とし
たものである。復帰ばね35は、第4図および第
5図に示すように、カバー12の内周面と解除釦
30の押圧突起32の基部との間に介装されるの
であつて、実施例2のばね片36と同様に作用す
る。他の構成は実施例2と同様であるから説明を
省略する。
復帰ばねとしては板ばねや耐熱性の高いゴムブ
ロツク等を用いることができ、また配設する場所
としては操作片31の背面側(第5図中下側)で
もよい。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、プラグの栓刃が挿入さ
れる栓刃挿入口が前面に開口した器体と、栓刃挿
入口に対応して器体内に納装されプラグの栓刃に
電気的に接続される刃受ばねと、刃受ばねに外部
電線を接続する端子部とを備えたコンセントにお
いて、端子部は錠ばねと導電部材との間に電線を
挟持する速結端子であつて、端子部に接続される
外部電線を器体内に挿入する電線挿入孔が端子部
に対応して器体の側周面に形成され、端子部の錠
ばねに対応する位置には押圧時に錠ばねのばね力
に抗して外部電線を外す向きに錠ばねを押圧する
解除釦が器体の前面に手操作可能な大きさで露出
する形で配設され、解除釦の前面が器体の前面か
ら凹没した位置に配設されて成るものであり、器
体の前面に解除釦が露出しているから、露出した
解除釦を手操作で押圧すれば結線された外部電線
を容易に外すことができ、従来のように、器体を
取付面から外しさらにドライバ等の治具で解除釦
を操作するといつた面倒な作業が不要となり、結
線作業とともに電線の取り外し作業も容易となる
のである。また、解除釦の前面が器体の前面から
凹没しているので、解除釦を不用意に押すことが
なく誤つて外部電線を外すことが防止できるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す分解斜視図、
第2図は同上の要部断面図、第3図は本発明の実
施例2を示す要部断面図、第4図は本発明の実施
例3を示す分解斜視図、第5図は同上の要部断面
図である。 1は器体、2は刃受ばね、17は栓刃挿入口、
23は錠ばね、24は鎖錠片、30は解除釦であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口が前面
    に開口した器体と、栓刃挿入口に対応して器体内
    に納装されプラグの栓刃に電気的に接続される刃
    受ばねと、刃受ばねに外部電線を接続する端子部
    とを備えたコンセントにおいて、端子部は錠ばね
    と導電部材との間に電線を挟持する連結端子であ
    つて、端子部に接続される外部電線を器体内に挿
    入する電線挿入孔が端子部に対応して器体の側周
    面に形成され、端子部の錠ばねに対応する位置に
    は押圧時に錠ばねのばね力に抗して外部電線を外
    す向きに錠ばねを押圧する解除釦が器体の前面に
    手操作可能な大きさで露出する形で配設され、解
    除釦の前面が器体の前面から凹没した位置に配設
    されて成ることを特徴とするコンセント。 2 上記解除釦は器体の内周面の一所に当接しそ
    の接触点を中心として回動する支点突起を有して
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のコンセント。 3 上記解除釦は錠ばねを押圧する方向とは直交
    する方向において錠ばねに当接できる第1の位置
    と錠ばねに当接できない第2の位置との間で器体
    に対してスライド自在であつて、解除釦を上記第
    2の位置から第1の位置に向かつて付勢する復帰
    ばねが設けられるとともに、解除釦の上記第1の
    位置において解除釦の押圧を禁止する係止リブが
    器体に形成されて成ることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のコンセント。 4 解除釦は可撓性材料により形成され、上記復
    帰ばねは解除釦に一体に形成されて成ることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項に記載のコンセン
    ト。
JP30680786A 1986-12-23 1986-12-23 コンセント Granted JPS63160172A (ja)

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JP3534897B2 (ja) * 1995-05-29 2004-06-07 松下電工株式会社 速結端子装置
JP3534898B2 (ja) * 1995-05-29 2004-06-07 松下電工株式会社 速結端子装置
JP4100234B2 (ja) * 2003-04-18 2008-06-11 松下電工株式会社 速結端子装置
JP2008010391A (ja) * 2006-06-02 2008-01-17 Fuji Denki Technica Kk 電源簡易接続型端子部付きレール取付型コンセント

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