JPH0355915Y2 - - Google Patents

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JPH0355915Y2
JPH0355915Y2 JP17799086U JP17799086U JPH0355915Y2 JP H0355915 Y2 JPH0355915 Y2 JP H0355915Y2 JP 17799086 U JP17799086 U JP 17799086U JP 17799086 U JP17799086 U JP 17799086U JP H0355915 Y2 JPH0355915 Y2 JP H0355915Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ケース本体の開口部に蓋体を開閉自
在に装着して成り、各種機器等の収納物を収納す
る安全保護ケースに関し、特に外部からの衝撃に
対して収納物を安全に保護する機構と、ケース本
体および蓋体の各コーナー部を連結するコーナー
連結金具の構成に関するものである。
本考案の安全保護ケースは、カメラケース、ス
ピーカーケース、アンプケース、マイクケース、
テープデツキケース、楽器ケース、医療機器ケー
ス、測定器ケース、貴重品ケース等、特に限定す
ることなく、広く種々の収納ケースに適応するも
のである。
〔従来の技術〕
従来よりカメラケース、その他各種機器等を収
納するために専用に製造した各種のケースが開発
されているが、内部に収納されている収納物を外
部からの衝撃に対して安全に保護し得るように構
成したケースは未だ開発されてない。
また、従来のこの種ケースの組立製造に当つて
は、ケース本体の底板と各側板、並びにケースの
蓋体の天板と各側板の縁部に直角に折曲した縁金
を当て、その表面からネジ止め等によつて連結固
定する方法が一般に採用されているが、この従来
法は強度の点で問題を有し、その為、添え木等の
補強金具を使用して強度を補なう必要があつた。
したがつて、組立作業が煩雑であるのみならず重
量の面並びに体裁上においても問題を有してい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、本考案の目的の1つは、外部からの衝撃に対
して収納物を安全に保護することができる安全保
護ケースを提供することにある。
本考案の目的の他の1つは、ケース本体および
蓋体の組立作業が簡単に行なえる安全保護ケース
を提供することにある。
本考案の目的の他の1つは、ケースを堅牢強化
できると共に、無駄な補強金具を省略して軽量化
し得る安全保護ケースを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案に係る安全保
護ケースは、ケース本体bと、このケース本体b
の開口部に開閉自在に装着した蓋体cとより成る
収納ケースaにおいて、 ケース本体bの底板1とケース本体bの胴部を
構成する各側板2との連結部および蓋体cの天板
3と蓋体cの胴部を構成する各側板4との連結部
はコーナー連結金具dにより連結されており、 前記連結金具dは収納ケースaのケース本体b
および蓋体cの大きさと対応した長さを有し、断
面L形に折曲して形成した内側縁金5と対応した
長さを有し、断面L形に折曲して形成され、内側
縁金5の外側に内側縁金と所望の間隔を存して配
設する外側縁金6と、前記両縁金5,6と対応し
て長さを有し、前記両縁金間に長手方向に向けて
介装する連結片7とを備え、前記両縁金5,6
は、延長線が直角に交差する所望巾の挾入部8,
9を構成する間隔を存して内側縁金5の外側角部
と外側縁金6の内側角部を前記連結片7により連
結して一体に形成されており、前記内側縁金5の
外壁面および外側縁金6の内壁面には板材係止用
の逆上爪片10,11が形成されていると共に前
記両挾入部8,9の終端附近に位置させて板材規
制用の係合突条12,13が長手方向に向けて相
対して形成してあり、 前記ケース本体bの底板と胴部の各側板2およ
び蓋体cの天板3と胴部の各側板4は前記連結金
具dの両挾入部8,9に挾入して組立連結されて
おり、 前記ケース本体bおよび蓋体cの内壁面の所要
箇所には、衝撃吸収材で造つた保護当て片eを接
着添装してあり、該保護当て片で収納ケースaに
外部から加えられ衝撃を吸収させるように構成し
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案においては、外部より収納ケースaに衝
撃が加えられたとき、この衝撃エネルギーは保護
当て片eでほとんで吸収される。したがつて、収
納ケースa内に収納されている収納物は損傷する
ことなく安全に保護される。
また、連結金具dの挾入部8,9へ板材を挾入
することによりケース本体aと蓋体bを組立てる
ので組立作業が簡単になり、また、ケースの連結
部(コーナー)は内外の縁金により二重に保護さ
れるので堅牢に組立てられる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。第1図〜第6図は本考案の1実施例を
示す安全保護ケースである。これらの図におい
て、aは収納ケース、収納ケースaはケース本体
bと、このケース本体bに開閉自在に接着した蓋
体cとより成つている。ケースaの大きさや蓋体
の取付け位置等は収納する機器等の収納物に応じ
て設定するものである。また、図示しないが、収
納ケースaの適当部には止め金具や錠前等が取付
けてあると共に所望に応じてキヤスターを取付け
たものである。
上記ケース本体bの各コーナー部、すなわち、
本体bの底板1とケース本体bの胴部を構成する
各側板2との連結部および蓋体cの天板3と蓋体
cの胴部を構成する各側板4との連結部はコーナ
ー連結金具dにより連結してある。ここで、実施
例のコーナー連結金具dにつき、その構成等を説
明すると、コーナー連結金具dはアルミ合金等に
より射出成型等で一体に成型するものであり、5
は断面L形、すなわち、直角状に折曲して適当な
巾に形成した内側縁金で、内側縁金5はケースa
の大きさと対応した長さに形成されている。6は
内側縁金5と同様に断面L形に折曲され、内側縁
金5の外側に内側縁金5と所望の間隔を存して配
設する外側縁金で、所望の巾を有し、外側縁金6
は内側縁金5と同表に形成してある。7は前記両
縁金5,6と対応した長さを有し、両縁金5と6
との間に長手方向に向けて介装する連結片で、前
記両縁金5,6は、延長線が直角に交差する所望
巾の挾入部8,9を構成する間隔を存して内側縁
金5の外側角部と外側縁金6の内側角部とを連結
片7により連結して一体に形成されている。そし
て、前記両縁金5,6の間隔、すなわち、両挾入
部8,9の巾は製作するケースの構成板材(後述
する)の巾に対応させて決定するものである。
内側縁金5の外壁面と外側縁金6の内壁面には
板材を係止させるための鋸刃状等の逆止爪10,
11が形成されていると共に両挾入部8,9の終
端附近に位置させて板材規制用の係合突条12,
13が長手方向に向けて相対して形成してある。
そして、前記挾入部8,9へケース構成用の板
材、すなわち、ケース本体bにあつては底板1と
各側板2を、また、ケースの蓋体cにあつては天
板3と各側板4を挾入して組立てするように構成
したものである。
実施例のコーナー連結金具dは上記のように構
成したもので、たとえば、ケース本体aの組立に
あつては、第3図、第4図のように底板1を一方
の挾入部9へ、底板1の端部が係合突条12,1
3に係合するまで挾入すると共に側板2を他方の
挾入部8へ、側板2の端部が係合突条12,13
に係合するまで挾入し、適当部をリベツト止めす
る。これにより底板1と各側板2とは直角に連結
され、ケース本体aを組立てすることができる。
また、ケースの蓋体bの組立にあたつては、天
板3を一方の挾入部へ、また、側板4を他方の挾
入部へ夫々前記と同様に挾入して適当部をリベツ
ト止めすることにより行なうものである。
而して、本考案は上記のように構成した収納ケ
ースaの内部壁面の所要箇所に衝撃吸収材で造つ
た保護当て片eを接着添装し、該保護当て片eに
よつて外部から収納ケースaに加えられる衝撃エ
ネルギーを吸収させるように構成したものであ
る。上記保護当て片eとしては、たとえば、ソル
ボセイン(登録商標)の商品名で市販されている
衝撃吸収材が最適である。この衝撃吸収材は、ポ
リウレタン系の粘弾性高分子で造られ、弾性ゴム
と液体との中間の性質を持つ構造、つまり、固体
としての安定性と液体としての流動性を兼ね備え
た分子が三次元に結合したポリマーで、衝撃エネ
ルギーの約94.7%まで吸収する作用をもつてい
る。そして、上記衝撃吸収材により、たとえば、
厚さ約3ミリの約2cm角程度の保護当て片eを形
成し、この保護当て片eをケース本体bおよび蓋
体cの内部の各角部におけるコーナー連結金具d
上、および、収納ケースaの大きさ等に応じて底
板1、天板3ならびに側板2,3の適当部に接着
剤14等を用いて接着する。また、上記の衝撃吸
収材は粘着性を有しているので、保護当て片eの
表面には化粧布15等を接着してカバーすると良
い(第6図参照)。
なお、コーナー連結金具dの面と底板1、側板
2,4および天板3の面間には段差が形成されて
いる。したがつて、各板1,2,3および4上に
直接添装する保護当て片eはコーナー連結金具d
上に添装する保護当て片eより厚目に形成して上
記の段差を無くす(各保護当て片を面一にする)
ようにすると良い。
〔考案の効果〕
本考案によれば次のような効果を奏する。
(a) 収納ケースの内部壁面の所要箇所に衝撃吸収
材で造つた保護当て片を接着添装し、この保護
当て片により外部から収納ケースに加えられる
衝撃エネルギーを吸収させるように構成したも
のであるから、外部からの衝撃に対して収納ケ
ース内に収納されている機器等の収納物を安全
に保護することができる。
(b) 断面L形に折曲して形成した内側縁金と外側
縁金とを連結片を介して連結し、両縁金間に形
成した挾入部へケース本体を構成する板材およ
び蓋体を構成する板材を挾入して組立連結する
ように構成したので、ケース本体および蓋体の
組立作業が簡単に行なうことができる。
(c) ケースの連結部(コーナー)は内外の両縁金
により二重に保護されると共にケースを構成す
る各板材は逆止爪の喰い込みにより係止される
のでケースを極めて堅牢に組立てることがで
き、かつ、従来のような無駄な補強金具を設け
なくて良いので軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る安全保護ケースの1実施例
を示すもので、第1図は蓋体を開けた状態の概略
構成図、第2図は横断平面図、第3図は要部を示
す斜視図、第4図はコーナー連結金具の部分を拡
大して示す斜視図、第5図は保護当て片の斜視
図、第6図は同じく保護当て片の縦断面図であ
る。 a……収納ケース、b……ケース本体、c……
蓋体、d……コーナー連結金具、e……保護当て
片、1……ケース本体の底板、2……ケース本体
の側板、3……蓋体の天板、4……蓋体の側板、
5……内側縁金、6……外側縁金、7……連結
片、8,9……挾入部、10,11……逆止爪、
12,13……係合突条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース本体bと、このケース本体bの開口部に
    開閉自在に装着した蓋体cとより成る収納ケース
    aにおいて、 ケース本体bの底板1とケース本体bの胴部を
    構成する各側板2との連結部および蓋体cの天板
    3と蓋体cの胴部を構成する各側板4との連結部
    はコーナー連結金具dにより連結されており、 前記連結金具dは収納ケースaのケース本体b
    および蓋体cの大きさと対応した長さを有し、断
    面L形に折曲して形成した内側縁金5と、この縁
    金5と対応した長さを有し、断面L形に折曲して
    形成され、内側縁金5の外側に内側縁金と所望の
    間隔を存して配設する外側縁金6と、前記両縁金
    5,6と対応した長さを有し、前記両縁金間に長
    手方向に向けて介装する連結片7とを備え、前記
    両縁金5,6は、延長線が直角に交差する所望巾
    の挾入部8,9を構成する間隔を存して内側縁金
    5の外側角部と外側縁金6の内側角部を前記連結
    片7により連結して一体に形成されており、前記
    内側縁金5の外壁面および外側縁金6の内壁面に
    は板材係止用の逆止爪片10,11が形成されて
    いると共に前記両挾入部8,9の終端附近に位置
    させて板材規制用の係合突条12,13が長手方
    向に向けて相対して形成してあり、 前記ケース本体bの底板と胴部の各側板2およ
    び蓋体cの天板3と胴部の各側板4は前記連結金
    具dの両挾入部8,9に挾入して組立連結されて
    おり、 前記ケース本体bおよび蓋体cの内壁面の所要
    箇所には、衝撃吸収材で造つた保護当て片eを接
    着添装してあり、該保護当て片で収納ケースaに
    外部から加えられる衝撃を吸収させるように構成
    したことを特徴とする、 安全保護ケース。
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