JPH0355861Y2 - - Google Patents

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JPH0355861Y2
JPH0355861Y2 JP6208186U JP6208186U JPH0355861Y2 JP H0355861 Y2 JPH0355861 Y2 JP H0355861Y2 JP 6208186 U JP6208186 U JP 6208186U JP 6208186 U JP6208186 U JP 6208186U JP H0355861 Y2 JPH0355861 Y2 JP H0355861Y2
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flop
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magnetostrictive
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、反射波を用いる形式の磁歪ポテンシ
ヨメータの位置検出回路に関するものである。
〔従来の技術〕
反射形磁歪ポテンシヨメータの原理的構成図を
第3図に示す。同図において、1は磁歪線、21
は磁歪波を発生させる為の駆動コイルで、磁歪線
1の一端に固定されている。22は磁歪波を検出
する為の検出コイルで、移動可能なように磁歪線
1に配置されている。
このような構成において、駆動コイル21に第
4図イに示す励磁パルスを加えることにより、同
図ロで示す如く発生する正極性の直接波と、磁歪
線1の端部で反射する負極性の反射波の到達時間
t1,t2を測定することにより、検出コイル2
2の位置×を求めることができる。この到達時間
t1,t2を検出する為の位置検出回路として、
先に本願出願人は特願昭60−231839号(特開昭62
−91813号公報)として第5図に示す回路を出願
した。第5図において、COMP−1,COMP−
2は+Vth,−Vthのスレツシヨールドレベルを
持った第1、第2の比較器、FF−1,FF2は磁
歪信号の到達時間t1およびt2の検出パルスを
作るためのフリツプ・フロツプである。OPは演
算回路で、t1及びt2のパルスから(t1−t
2)/(t1+t2)に比例した電圧を出力す
る。この出力が検出コイル22の位置×に対応す
る。
ところで、この回路において比較器COMP−
2が出力するパルスのうちの不要なパルスはマス
ク(Mask)する必要がある。そのマスクする手
段として第5図の回路においてはダイオードD、
抵抗R、コンデンサCよりなる時定数回路TCお
よびアンドゲートA2を用いているが、このゲー
トA2による遅延時間が発生するので、これを補
償するためにA2と同一構成のアンドゲートA1
をフリツプ・フロツプFF−1のQ出力端子に挿
入接続するようにしている。しかし、両アンドゲ
ートA1,A2の遅延時間に差があると、それは
測定誤差の要因となる。
又、この種の位置検出回路として、本願出願人
は特願昭60−22367号(特開昭61−181915号公報)
として第6図に示す回路も出願している。この回
路は比較器COMP−2の出力のうちの不要なパ
ルスをマスクする手段としてフリツプ・フロツプ
FF−2とFF−3の動作で行っているが、t1と
t2を得るための回路素子数が異なる為に、検出
誤差および温度係数を持つ問題がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は両既出願の位置検出回路が有する上記
のような問題点を解決した安価で高信頼性のある
位置検出回路を得ることを目的としてなされたも
のである。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は上記の目的を達成する為に、正、負の
スレシヨールドレベルを各別に有し磁歪線に移動
可能なように配置された検出コイルからの磁歪信
号が与えられる第1,第2の比較器、前記磁歪線
の一端に固定された駆動コイルに励磁パルスを供
給するパルス発生器、このパルス発生器の出力で
セツトされクロツク端子に前記第1の比較器の出
力があたえられる第1のフリツプ・フロツプ、前
記パルス発生器の出力でセツトされクロツク端子
に前記第2の比較器の出力が与えられる第2のフ
リツプ・フロツプ、前記パルス発生器の出力でセ
ツトされクロツク端子に前記第1のフリツプ・フ
ロツプの出力が時定数回路を介して与えられる
と共にQ出力が前記第2のフリツプ・フロツプの
データ入力端子に与えられる第3のフリツプ・フ
ロツプ、および前記第1と第2のフリツプ・フロ
ツプのQ出力に所定の演算を施して前記検出コイ
ルの位置に対応した。アナログ信号を得る演算回
路で構成したものである。以下、実施例について
説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案に係わる位置検出回路の一実施
例の回路図である。図において、COMP−1,
COMP−2は+Vth,−Vthのスレツシヨールド
レベルを持った第1,第2の電圧比較器で、第3
図(第4図)で説明した検出コイル22により検
出された磁歪信号が共通に与えられている。FF
−1〜FF−3は夫々エツジトリガ型のフリツ
プ・フロツプ、OSCは第3図(第4図)で説明
した駆動コイル21に励磁パルスを供給すると共
に、そのパルス発生のタイミグをFF−1〜FF−
3のセツト端子Sに送るパルス発生器である。
FF−1のクロツク端子Cは比較器COMP−1の
出力を受け、FF−2のクロツク端子Cは比較器
COMP−2の出力を受けている。OPは第3図で
示した検出コイル22の位置(変位)×を算出す
る演算回路で、FF−1,FF−2のQ出力端子は
この演算回路OPの入力端子に接続されている。
FF−3のQ出力端子はFF−2のデータ入力端子
Dに接続されている。TCはコンデンサCdと抵抗
素子RdおよびダイオードDよりなる時定数回路
で、FF−1のQ端子はこの時定数回路TCを介し
てFF−3のクロツク端子Cに接続されている。
FF−1〜FF−3のリセツト端子RとFF−1,
FF−3のデータ入力端子Dは夫々共通電位点に
接続されている。MMは非安定マルチバイブレー
ターで、FF−2のQ出力でトリガされ、その出
力は演算回路OPに加えられている。このような
構成の位置検出回路の動作を第2図のタイムチャ
ートを用いて説明すると次の如くなる。
時刻tでパルス発生器OSCより第2図イで示
す励磁パルスが発生すると、第3図で示す駆動コ
イル21が付勢されると共に、フリツプ・フロツ
プFF−1〜FF−3がそれぞれセツトされ、各フ
リツプ・フロツプのQ出力は第2図ホ,チ,トに
示すように夫々“H”レベルになる。
第2図イに示す励磁パルスで駆動コイル21が
付勢されることによって第4図で説明した如く磁
歪線1に歪波が発生する。この歪波は第2図ロに
示す如く磁歪波信号の直接波と反射波として検出
コイル22より検出される。この磁歪信号は+
Vth,−Vthのスレツシヨールドレベルを持つ比
較器COMP−1とCOMP−2に加えられ、
COMP−1は第2図ハのαで示すような、又
COMP−2は同図ニのβのようなパルス信号を
夫々出力する。
真の直接波と反射波の到達のタイミングは、第
2図ハ,ニのパルスα,βの立ち上がりの時点で
ある。比較器COMP−1が出力するパルスαは
フリツプ・フロツプFF−1のクロツク端子Cに
与えられ、αの立ち上がりによりFF−1のQ出
力は“L”レベルとなる。よって第2図のホに示
す如く、FF−1のQ出力が“H”レベルの期間
は励磁パルスが発生してから歪波の直接波が検出
コイル22に到達するまでの時間t1に正確に対
応する。この時間t1に対応したパルス信号は演
算回路OPの一方の入力端子に加えられる。フリ
ツプ・フロツプFF−1のQ出力が“L”レベル
となることにより、FF−1の出力は第2図ヘ
に示すごとく時定数回路TCを介して徐々に立ち
上がる信号となる。この信号はフリツプ・フロツ
プFF−3のクロツク端子Cに入力される。
ここで、前記したように真の反射波の到達のタ
イミングは第2図ニのパルスβの立ち上がりの時
点で、比較器COMP−2が出力する第2図ニの
パルス信号のうち、E1,E2は不要のもので、
このパルスはマスクする必要がある。E1,E2
をマスクし、パルス信号βが検出コイル22に到
達するまでの時間t2に対応したパルス幅信号は
フリツプ・フロツプFF−2より次のようにして
取り出される。比較器COMP−2の出力パルス
はフリツプ・フロツプFF−2のクロツク端子C
に与えられるが、FF−2のD入力端子が“H”
レベルならば不要出力E1,E2がFF−2に入
力されてもFF−2のQ出力は反転せず、“H”レ
ベルを持続する。即ち、FF−2のD入力が“H”
レベルならば不要出力E1,E2はマスクされる
ことになる。ここで、FF−2のデータ入力端子
DはFF−3のQ端子に接続されているが、FF−
3のクロツク端子Cには時定数回路TCを介して
FF−1の出力が印加されているので、FF−3
のクロツク入力Cが所定のスレシヨールドレベル
に達しない間、FF−3のQ出力は時刻tより
“H”レベルの儘となっている。従ってこの“H”
レベルの間に不要出力E1,E2が到来するよう
に時定数回路TCの時定数を選んでおけば、E1,
E2は前記したようにマスクされる。FF−3の
クロツク端子Cに入力される信号が所定のスレシ
ヨールドレベルに達するとFF−3のQ出力は第
2図トに示すごとく“L”レベルになる。その結
果、FF−2のQ出力は比較器COMP−2におい
てその後発生する第2図ニに示す反射波パルスβ
の立ち上がりによって第2図チに示すごとく立ち
下がり“L”レベルとなる。従って、この第2図
チに示すフリツプ・フロツプFF−2のQ出力は
励磁パルスが発生してから歪波の反射波が検出コ
イル22で検出されるまでの時間t2に正確に対
応したパルス幅信号となる。このパルス幅信号は
演算回路OPとモノマルチバイブレータMMに与
えられる。
モノマルチバイブレータMMはFF−2より得
られるパルス幅信号の立ち下がりデセツトされ、
第2図リのような一定時間幅のパルスを発生す
る。演算回路OPはFF−1のQ出力が“H”レベ
ルになっている間の時間t1、およびFF−2の
Q出力が“H”レベルになっている間の時間t2
に対応した信号(データ)を作り、モノマルチバ
イブレータMMからのピークホールど信号が与え
られるとその時の信号をホールドし、これを基に
検出コイル22の位置に対応した値(t1−t
2)/(t1+t2)を演算し、その演算結果を
アナログ信号で出力する。
〔考案の効果〕
前記した第1の先願においては不要出力E1,
E2をマスクするのに使用した2つのゲート回路
A1,A2の遅延時間の差は誤差要因となってい
たが、本考案においてはマスク手段としてt2を
発生させるために用いられるフリツプ・フロツプ
FF−2の機能を利用して行っているので、これ
によって遅延時間が発生することはない。又、本
願考案においては第2の先願のフリツプ・フロツ
プFF−3を利用して不要出力のマスクを行って
いる。そのため、第1の先願のようにマスク手段
としての特別にゲート回路を設ける必要がないの
で、全体として安価で、かつ高信頼度のある位置
検出回路を得ることができる。しかもt1はFF
−1で、又t2はFF−2より得ており、t1,
t2を得るための回路素子数は同じであるので、
第二の先願のようにt1とt2を求める為の回路
素子の数の相違に起因して誤差が生じることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる位置検出回路の一実施
例の回路図、第2図は第1図回路の動作を説明す
るためのタイムチヤート、第3図は反射型磁歪ポ
テンシヨメータの原理的構成図、第4図は第3図
の動作波形図、第5図および第6図は夫々本校案
の先願の回路図である。 1……磁歪線、21……駆動コイル、22……
検出コイル、COMP−1,COMP−2……コン
パレータ、FF−1〜FF−3……フリツプ・フロ
ツプ、TC……時定数回路、OP……演算回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正、負のスレシヨールドレベルを各別に有し磁
    歪線に移動可能なように配置された検出コイルか
    らの磁歪信号が与えられる第1,第2の比較器、
    前記磁歪線の一端に固定された駆動コイルに励磁
    パルスを供給するパルス発生器、このパルス発生
    器の出力でセツトされクロツク端子に前記第1の
    比較器の出力が与えられる第1のフリツプ・フロ
    ツプ、前記パルス発生器の出力でセツトされクロ
    ツク端子に前記第2の比較器の出力が与えられる
    第2のフリツプ・フロツプ、前記パルス発生器の
    出力でセツトされクロツク端子に前記第1のフリ
    ツプ・フロツプのQ出力が時定数回路を介して与
    えられると共にそのQ出力が前記第2のフリツ
    プ・フロツプのデータ入力端子に与えられる第3
    のフリツプ・フロツプ、および前記第1と第2の
    フリツプ・フロツプのQ出力に所定の演算を施し
    て前記検出コイルの位置に対応したアナログ信号
    を得る演算回路よりなる反射形磁歪ポテンシヨメ
    ータの位置検出回路。
JP6208186U 1986-04-24 1986-04-24 Expired JPH0355861Y2 (ja)

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JPS6333420U JPS6333420U (ja) 1988-03-03
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