JPH0355805Y2 - - Google Patents
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- JPH0355805Y2 JPH0355805Y2 JP17245684U JP17245684U JPH0355805Y2 JP H0355805 Y2 JPH0355805 Y2 JP H0355805Y2 JP 17245684 U JP17245684 U JP 17245684U JP 17245684 U JP17245684 U JP 17245684U JP H0355805 Y2 JPH0355805 Y2 JP H0355805Y2
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- JP
- Japan
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- piston
- pressure
- cylinder
- annular gap
- chamber
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Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 33
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 17
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 5
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000002730 additional effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/16—Adjustment of injection timing
- F02D1/18—Adjustment of injection timing with non-mechanical means for transmitting control impulse; with amplification of control impulse
- F02D1/183—Adjustment of injection timing with non-mechanical means for transmitting control impulse; with amplification of control impulse hydraulic
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/024—Controlling the inlet pressure, e.g. back-pressure regulator
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/04—Control of fluid pressure without auxiliary power
- G05D16/10—Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a piston or plunger
- G05D16/103—Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a piston or plunger the sensing element placed between the inlet and outlet
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/2496—Self-proportioning or correlating systems
- Y10T137/2559—Self-controlled branched flow systems
- Y10T137/2574—Bypass or relief controlled by main line fluid condition
- Y10T137/2605—Pressure responsive
- Y10T137/2642—Sensor rigid with valve
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7737—Thermal responsive
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/785—With retarder or dashpot
- Y10T137/7852—End of valve moves inside dashpot chamber
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
燃料噴射ポンプのための圧力制御弁であつて、
シリンダ内で摺動可能なピストンが設けられてお
り、このピストンの一方の端面がシリンダ内に、
絞りを介して負荷軽減されるばね室を閉鎖してお
り、このばね室内に、ピストンを負荷する戻しば
ねが配置されており、ピストンの他方の端面がシ
リンダ内に制御室を閉鎖しており、この制御室
が、媒体供給源から圧力媒体の供給を受ける室の
制御すべき圧力に負荷されており、ピストンが、
媒体圧によつて戻しばねの力に抗して移動可能に
配置されておりかつ制御圧側から負荷軽減室への
流出横断面を制御しており、かつピストンの外周
面とシリンダ壁との間に、制御室とばね室との接
続部が形成されている形式のものに関する。
シリンダ内で摺動可能なピストンが設けられてお
り、このピストンの一方の端面がシリンダ内に、
絞りを介して負荷軽減されるばね室を閉鎖してお
り、このばね室内に、ピストンを負荷する戻しば
ねが配置されており、ピストンの他方の端面がシ
リンダ内に制御室を閉鎖しており、この制御室
が、媒体供給源から圧力媒体の供給を受ける室の
制御すべき圧力に負荷されており、ピストンが、
媒体圧によつて戻しばねの力に抗して移動可能に
配置されておりかつ制御圧側から負荷軽減室への
流出横断面を制御しており、かつピストンの外周
面とシリンダ壁との間に、制御室とばね室との接
続部が形成されている形式のものに関する。
従来の技術
この種の圧力制御弁はすでに公知である。
本考案が解決しようとする問題点
この種の圧力制御弁では、ピストンの全周並び
に全長にわたつて環状隙間が設けられている。要
するにこの圧力制御弁のピストンは比較的大きな
遊びを以つてシリンダ内に案内されており、従つ
てピストンの位置が半径方向で固定されないた
め、ピストンがシリンダ壁に対して半径方向の任
意の位置を占めることができるという欠陥があ
る。この欠陥のために、環状隙間を一定の幅に維
持することができない。ピストンがシリンダ壁に
片寄つて接触すると、接触個所とは逆の側の隙間
が著しく大きくなり、その結果、ピストンがシリ
ンダに対して同軸的に位置するときに較べて、貫
流する燃料量が2.5%ほど変化してしまう。
に全長にわたつて環状隙間が設けられている。要
するにこの圧力制御弁のピストンは比較的大きな
遊びを以つてシリンダ内に案内されており、従つ
てピストンの位置が半径方向で固定されないた
め、ピストンがシリンダ壁に対して半径方向の任
意の位置を占めることができるという欠陥があ
る。この欠陥のために、環状隙間を一定の幅に維
持することができない。ピストンがシリンダ壁に
片寄つて接触すると、接触個所とは逆の側の隙間
が著しく大きくなり、その結果、ピストンがシリ
ンダに対して同軸的に位置するときに較べて、貫
流する燃料量が2.5%ほど変化してしまう。
公知装置では、圧力媒体の温度によつて変化す
る粘度の制御圧への影響を補償するために、制御
圧室とばね室との間の接続部にオリフイス状の絞
りと関連して環状隙間が設けられている。環状隙
間を流れる燃料量は燃料の粘度にじかに依存して
いるが、絞りを通る燃料量は粘度に無関係であ
る。従つて、環状隙間を流れる燃料量と絞りを流
れる燃料量との差によつて、粘度に依存する圧力
がばね室に生じる。この圧力はピストンに付加的
な作用を及ぼすことによつて補償される。しか
し、環状室を流れる燃料量がピストンの位置に依
存して変化するときは、調整すべき圧力へのこの
誤差の影響は少なからず大きい。
る粘度の制御圧への影響を補償するために、制御
圧室とばね室との間の接続部にオリフイス状の絞
りと関連して環状隙間が設けられている。環状隙
間を流れる燃料量は燃料の粘度にじかに依存して
いるが、絞りを通る燃料量は粘度に無関係であ
る。従つて、環状隙間を流れる燃料量と絞りを流
れる燃料量との差によつて、粘度に依存する圧力
がばね室に生じる。この圧力はピストンに付加的
な作用を及ぼすことによつて補償される。しか
し、環状室を流れる燃料量がピストンの位置に依
存して変化するときは、調整すべき圧力へのこの
誤差の影響は少なからず大きい。
考案の課題
本考案の課題は、環状隙間の形状をすべての運
転範囲で正確に保ち、これにより正確な温度補償
を行うことができるように、冒頭に述べた形式の
圧力制御弁を改良することにある。
転範囲で正確に保ち、これにより正確な温度補償
を行うことができるように、冒頭に述べた形式の
圧力制御弁を改良することにある。
課題を解決した本考案の手段
上記課題を解決した本考案の要旨は、ピストン
が、シリンダ内でのその密着摺動案内のための案
内領域と、シリンダ壁に対して環状隙間を形成す
る環状隙間領域とを備えており、この案内領域と
環状隙間領域との間に環状溝がピストンに形成さ
れており、ピストン端面とそれに案内領域を介し
て隣接している環状溝とに開口する通路がピスト
ンに設けられていることにある。
が、シリンダ内でのその密着摺動案内のための案
内領域と、シリンダ壁に対して環状隙間を形成す
る環状隙間領域とを備えており、この案内領域と
環状隙間領域との間に環状溝がピストンに形成さ
れており、ピストン端面とそれに案内領域を介し
て隣接している環状溝とに開口する通路がピスト
ンに設けられていることにある。
本考案の作用
本考案によれば、ピストンを案内するシリンダ
の軸線に対するピストンの同軸的な位置が、ピス
トン外周面に設けた案内領域によつて保証され、
これによつて環状隙間領域の形状が変化しない。
これによつて、ばね室内の補償すべき圧力を環状
隙間及び絞りの形状によつて極めて正確に規定す
る可能性がひらかれると共に環状隙間が燃料によ
つて均一に負荷される。実用新案登録請求の範囲
第2項に記載の構成によれば、ピストンの極めて
正確な案内が可能となる。
の軸線に対するピストンの同軸的な位置が、ピス
トン外周面に設けた案内領域によつて保証され、
これによつて環状隙間領域の形状が変化しない。
これによつて、ばね室内の補償すべき圧力を環状
隙間及び絞りの形状によつて極めて正確に規定す
る可能性がひらかれると共に環状隙間が燃料によ
つて均一に負荷される。実用新案登録請求の範囲
第2項に記載の構成によれば、ピストンの極めて
正確な案内が可能となる。
実施例
燃料噴射ポンプにおいては、例えば回転数に依
存して噴射開始時期を調整するために、噴射調整
器1が必要とされ、この噴射調整器1によつて例
えばカムリングが回転させられる。その場合、噴
射開始時期調整は回転数に依存して行なわれる。
そのことのための、公知燃料噴射ポンプでは液力
的な制御圧を生ぜしめ、この制御圧の大きさを回
転数に依存して圧力制御弁2を介して変化させ
る。噴射調整器1および圧力制御弁2を使用した
燃料噴射ポンプ自体は図示されていない。噴射調
整器1はシリンダ4内で移動するピストン3を備
えており、ピストン3は一方の側ではシリンダに
支持された戻しばね5によつて負荷されており、
かつ他方の側では調整可能な制御圧によつて負荷
されている。この制御圧はピストン3の端面とシ
リンダの壁とによつて形成された作業室6内に形
成される。ピストン3は連竿7を介して燃料噴射
ポンプに連結されている。作業室6内には圧力導
管8が開口しており、この圧力導管8は燃料ポン
プ9の吐出側に接続されている。燃料ポンプ9は
燃料タンク10から燃料を吸込んで図示しない燃
料噴射ポンプの吸込室11へ搬送し、この吸込室
から高圧噴射のために燃料が取出される。燃料ポ
ンプの吐出側からは圧力通路14が分岐してお
り、この圧力制御14はシリンダ16内の圧力室
15内に開口している。このシリンダ16内には
ピストン18が摺動案内されており、このピスト
ン18はその一方の端面で圧力室15に接してお
り、かつシリンダ16の半径方向の壁に設けた流
出横断面20を制御している。ピストン18の他
方の端面22はシリンダ内にばね室25を形成し
ており、このばね室23内に戻しばね24が配置
されており、この戻しばね23は一端で他方の端
面に、かつ他端でシリンダ16の閉じた端面25
に支持されている。ばね室23からは、戻し導管
26が燃料タンク10若しくは燃料ポンプ9の吸
込側へ通じており、ばね室23と戻し導管26と
の間に絞り28若しくはオリフイスが設けられて
いる。
存して噴射開始時期を調整するために、噴射調整
器1が必要とされ、この噴射調整器1によつて例
えばカムリングが回転させられる。その場合、噴
射開始時期調整は回転数に依存して行なわれる。
そのことのための、公知燃料噴射ポンプでは液力
的な制御圧を生ぜしめ、この制御圧の大きさを回
転数に依存して圧力制御弁2を介して変化させ
る。噴射調整器1および圧力制御弁2を使用した
燃料噴射ポンプ自体は図示されていない。噴射調
整器1はシリンダ4内で移動するピストン3を備
えており、ピストン3は一方の側ではシリンダに
支持された戻しばね5によつて負荷されており、
かつ他方の側では調整可能な制御圧によつて負荷
されている。この制御圧はピストン3の端面とシ
リンダの壁とによつて形成された作業室6内に形
成される。ピストン3は連竿7を介して燃料噴射
ポンプに連結されている。作業室6内には圧力導
管8が開口しており、この圧力導管8は燃料ポン
プ9の吐出側に接続されている。燃料ポンプ9は
燃料タンク10から燃料を吸込んで図示しない燃
料噴射ポンプの吸込室11へ搬送し、この吸込室
から高圧噴射のために燃料が取出される。燃料ポ
ンプの吐出側からは圧力通路14が分岐してお
り、この圧力制御14はシリンダ16内の圧力室
15内に開口している。このシリンダ16内には
ピストン18が摺動案内されており、このピスト
ン18はその一方の端面で圧力室15に接してお
り、かつシリンダ16の半径方向の壁に設けた流
出横断面20を制御している。ピストン18の他
方の端面22はシリンダ内にばね室25を形成し
ており、このばね室23内に戻しばね24が配置
されており、この戻しばね23は一端で他方の端
面に、かつ他端でシリンダ16の閉じた端面25
に支持されている。ばね室23からは、戻し導管
26が燃料タンク10若しくは燃料ポンプ9の吸
込側へ通じており、ばね室23と戻し導管26と
の間に絞り28若しくはオリフイスが設けられて
いる。
圧力制御弁2のピストン18は3つの領域に分
割されており、第1の領域は一方の端面19に続
いた案内ピストンの形状の第1の案内領域29を
形成しており、第2の領域は他方の端面22に続
いた案内ピストンの形状の第2の案内領域30を
形成しており、第3の領域は上記の2つの案内領
域29,30の間で部分ピストンの形状の隙間領
域32を形成している。第1の案内領域29及び
第2の案内領域30は夫々シリンダ壁との間に狭
い遊びを有しており、これによつて、シリンダ軸
線に対して同軸的に密に摺動可能に案内されてい
る。隙間領域32とシリンダ壁との間の環状隙間
33は一定の間隔を有しており、この一定間隔は
第1及び第2の案内領域29,30の正確な案内
によつて保証される。
割されており、第1の領域は一方の端面19に続
いた案内ピストンの形状の第1の案内領域29を
形成しており、第2の領域は他方の端面22に続
いた案内ピストンの形状の第2の案内領域30を
形成しており、第3の領域は上記の2つの案内領
域29,30の間で部分ピストンの形状の隙間領
域32を形成している。第1の案内領域29及び
第2の案内領域30は夫々シリンダ壁との間に狭
い遊びを有しており、これによつて、シリンダ軸
線に対して同軸的に密に摺動可能に案内されてい
る。隙間領域32とシリンダ壁との間の環状隙間
33は一定の間隔を有しており、この一定間隔は
第1及び第2の案内領域29,30の正確な案内
によつて保証される。
第1の案内領域29と隙間領域32との間には
第1の環状溝34が設けられており、この環状溝
34内に、一方の端面19を起点とする通路35
が開口している。隙間領域32と第2の案内領域
30との間には第2の環状溝36が設けられてお
り、この環状溝36内に、他方の端面22を起点
とする通路37が開口している。両通路35,3
7の形態は任意であり、例えば、第1および第2
の案内領域29,30の外周面に設けたスリツト
から成ることもできる。案内領域を2つ設ける代
わりに、1つだけ設けてもよい。その場合には一
方の環状溝及び一方の通路が省かれる。
第1の環状溝34が設けられており、この環状溝
34内に、一方の端面19を起点とする通路35
が開口している。隙間領域32と第2の案内領域
30との間には第2の環状溝36が設けられてお
り、この環状溝36内に、他方の端面22を起点
とする通路37が開口している。両通路35,3
7の形態は任意であり、例えば、第1および第2
の案内領域29,30の外周面に設けたスリツト
から成ることもできる。案内領域を2つ設ける代
わりに、1つだけ設けてもよい。その場合には一
方の環状溝及び一方の通路が省かれる。
燃料ポンプ9は規則的に燃料噴射ポンプに同期
して駆動され、回転数に依存して吐出量を変え
る。そのさい、圧力が上昇すると、ピストン18
が戻しばね24の力に抗して移動し、回転数増大
に伴つて流出横断面20を大きく開放する。この
ようにして戻しばね24の戻し力によつて燃料ポ
ンプの吐出圧が回転数に依存し、かつ所望範囲で
線形に保たれる。燃料は流出横断面20を介して
流出する他に、通路35、環状隙間33、通路3
7及び絞り28を介して燃料タンク10へ戻され
る。そのさい、環状隙間33を介して流れる燃料
は粘度に依存し、粘度は温度に依存する。これに
対して、絞り28を介して流出する燃料量は粘度
の変化に著しく依存しない。本考案によれば燃料
温度が変化して多量の燃料が環状隙間33から流
出すると、絞り28の手前のばね室内の圧力が増
大し、この圧力が戻しばね24と一緒にピストン
18を負荷し、流出横断面20の開度を減少させ
る。このようにして、温度上昇に伴つて増大する
燃料の漏れ量が補償され、従つて、調整される制
御圧は温度依存成分を有しない。
して駆動され、回転数に依存して吐出量を変え
る。そのさい、圧力が上昇すると、ピストン18
が戻しばね24の力に抗して移動し、回転数増大
に伴つて流出横断面20を大きく開放する。この
ようにして戻しばね24の戻し力によつて燃料ポ
ンプの吐出圧が回転数に依存し、かつ所望範囲で
線形に保たれる。燃料は流出横断面20を介して
流出する他に、通路35、環状隙間33、通路3
7及び絞り28を介して燃料タンク10へ戻され
る。そのさい、環状隙間33を介して流れる燃料
は粘度に依存し、粘度は温度に依存する。これに
対して、絞り28を介して流出する燃料量は粘度
の変化に著しく依存しない。本考案によれば燃料
温度が変化して多量の燃料が環状隙間33から流
出すると、絞り28の手前のばね室内の圧力が増
大し、この圧力が戻しばね24と一緒にピストン
18を負荷し、流出横断面20の開度を減少させ
る。このようにして、温度上昇に伴つて増大する
燃料の漏れ量が補償され、従つて、調整される制
御圧は温度依存成分を有しない。
本考案の効果
本考案によれば、規定された漏れ横断面、要す
るに環状隙間33が確実に保たれ、これによつ
て、ピストン18へ作用する補償力を計算するこ
とができる。案内ピストンを通流する漏れ燃料は
極めてわずかであり、従つてピストン18の可変
の位置は全漏れ量に対して著しくは作用せず、従
つてピストンへの極めて正確な補償力が形成され
るとともに、制御圧調整において温度偏差が顕著
に生じない。
るに環状隙間33が確実に保たれ、これによつ
て、ピストン18へ作用する補償力を計算するこ
とができる。案内ピストンを通流する漏れ燃料は
極めてわずかであり、従つてピストン18の可変
の位置は全漏れ量に対して著しくは作用せず、従
つてピストンへの極めて正確な補償力が形成され
るとともに、制御圧調整において温度偏差が顕著
に生じない。
図面は本考案の1実施例の略示縦断面図であ
る。 1……噴射調整器、2……圧力制御弁、3……
ピストン、4……シリンダ、5……戻しばね、6
……作業室、7……連竿、8……圧力導管、9…
…燃料ポンプ、10……燃料タンク、11……吸
込室、14……圧力通路、15……圧力室、16
……シリンダ、18……ピストン、19……端
面、20……流出横断面、22……端面、23…
…ばね室、24……戻しばね、28……絞り、2
9,30……案内領域、32……隙間領域、33
……環状隙間、34……環状溝、35……通路、
36……環状溝。
る。 1……噴射調整器、2……圧力制御弁、3……
ピストン、4……シリンダ、5……戻しばね、6
……作業室、7……連竿、8……圧力導管、9…
…燃料ポンプ、10……燃料タンク、11……吸
込室、14……圧力通路、15……圧力室、16
……シリンダ、18……ピストン、19……端
面、20……流出横断面、22……端面、23…
…ばね室、24……戻しばね、28……絞り、2
9,30……案内領域、32……隙間領域、33
……環状隙間、34……環状溝、35……通路、
36……環状溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 燃料噴射ポンプのための圧力制御弁2であつ
て、シリンダ16内で摺動可能なピストン18
が設けられており、このピストンの一方の端面
22がシリンダ16内に、絞り28を介して負
荷軽減されるばね室23を閉鎖しており、この
ばね室内に、ピストンを負荷する戻しばね24
が配置されており、ピストンの他方の端面19
がシリンダ16内に制御室15を閉鎖してお
り、この制御室が、媒体供給源9から圧力媒体
の供給を受ける室6,11の制御すべき圧力に
負荷されており、ピストンが、媒体圧によつて
戻しばねの力に抗して移動可能に配置されてお
りかつ制御圧側から負荷軽減室10への流出横
断面20を制御しており、かつピストンの外周
面とシリンダ壁との間に、制御室15とばね室
13との接続部が形成されている形式のものに
おいて、ピストン18が、シリンダ内でのその
密着摺動案内のための案内領域29,30と、
シリンダ壁に対して環状隙間33を形成する環
状隙間領域32とを備えており、この案内領域
29,30と環状隙間領域32との間に環状溝
34,36がピストン18に形成されており、
ピストン端面とそれに案内領域29,30を介
して隣接している環状溝とに開口する通路3
5,37がピストンに設けられていることを特
徴とする燃料噴射ポンプのための圧力制御弁。 2 ピストン18の両方の端面に隣合つて2つの
案内領域29,30が設けられており、この案
内領域が環状隙間領域32を閉鎖しており、こ
の環状隙間領域32の環状隙間33が夫々その
端部で、通路35,37を介して、ピストンの
端面によつて制限された室、即ち制御室15と
ばね室23とに接続されている実用新案登録請
求の範囲第1項記載の圧力制御弁。 3 環状隙間領域32が一方では第1の環状溝3
4によつて、かつ他方では第2の環状溝36に
よつて制限されており、かつ第1の環状溝内に
第1の通路35が開口しており、かつ、第2の
環状溝に第2の通路が開口している実用新案登
録請求の範囲第2項記載の圧力制御弁。 4 通路35,37が案内領域内で縦溝として形
成されている実用新案登録請求の第1項、第2
項又は第3項のいずれか1項記載の圧力制御
弁。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3341300.2 | 1983-11-15 | ||
DE19833341300 DE3341300A1 (de) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | Drucksteuerventil fuer kraftstoffeinspritzpumpen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6090564U JPS6090564U (ja) | 1985-06-21 |
JPH0355805Y2 true JPH0355805Y2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=6214385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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