JPH035570Y2 - - Google Patents

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JPH035570Y2
JPH035570Y2 JP9318485U JP9318485U JPH035570Y2 JP H035570 Y2 JPH035570 Y2 JP H035570Y2 JP 9318485 U JP9318485 U JP 9318485U JP 9318485 U JP9318485 U JP 9318485U JP H035570 Y2 JPH035570 Y2 JP H035570Y2
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JP
Japan
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paper
cylindrical container
container
roll
slit
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JP9318485U
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JPS62532U (ja
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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の室内等に設置されるロー
ル状ペーパー容器に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、自動車の車室内には箱状容器に収納され
たテイツシユペーパーが置かれ、車室内の清掃、
手拭き等の用途に使用されている。しかし、容器
そのものが大型であるため、通常は置き場所に困
り、ブローボツクス等の中に収納されているか、
車室後方部に置かれている。そのため、運転中に
運転者がテイツシユペーパーを取り出してフロン
トガラス等の曇りを取ろうとするような場合は、
容器が運転席より手の屈かない場所に置かれてい
るため、テイツシユペーパーを取り出し使用する
ことができないという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、車室内の運転席近傍に取り付けること
ができ、運転席から必要に応じて容易にペーパー
を取り出すことのできるペーパー容器を提供せん
ことを目的とし、その要旨は、一端部に着脱可能
なキヤツプ部材を冠着し、側面にスリツト状の開
口部と、この開口部付近に設けられたカツターと
を有する筒状容器と、この筒状容器内に収納され
中心に中空部を有するロール状ペーパーと、前記
筒状容器にバネ手段を介して回動可能に係着さ
れ、かつ前記ロール状ペーパーの中空部に挿入さ
れてロール状ペーパーを常に容器内のスリツト状
開口部側内壁へ押圧する押圧部材とにより構成さ
れ、ロール状ペーパーの先端部を前記スリツト状
開口部より適宜切断して取り出し得るように構成
したことである。
(作用) ロール状に巻かれたペーパーを使用し、このロ
ール状ペーパーを筒状容器内に収納して外部から
は見えない構造としたため、筒状容器を運転席近
傍の車室内の適宜場所に取り付けることにより、
筒状容器はインテリアとして作用し、従来のよう
に置き場所に困ることがない。又、筒状容器内へ
のロール状ペーパーの収納は筒状容器のキヤツプ
部材を外して簡単に行なうことができるため、ロ
ール状ペーパーの交換、補充が容易である。さら
に、収納されたロール状ペーパーの先端部は筒状
容器のスリツト状の開口部から外部に取り出し、
開口部付近に設けられたカツターにて適宜寸法に
切断して使用することができ、運転席から容易に
ペーパーを取り出すことができる。又、収納され
ているロール状ペーパーは筒状容器に設けられた
押圧部材により、常には筒状容器内壁に押圧され
ているため、車の走行中にロール状ペーパーがガ
タつくことがなく、振動等によりペーパーの先端
部が垂れ下がつたりすることがない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の第1実施例を示すペーパー容
器の斜視図であり、第2図イは第1図の正面図、
第2図ロはその側面図である。
図において、1は筒状容器であつて、断面ほぼ
円筒状に、金属製薄板又は合成樹脂等により形成
され、背面部のみ欠切した直線部1aが形成され
ている。この筒状容器1の長手方向寸法は約200
mmであり、その断面直径は約60mmとなつている。
図中2は筒状容器1の一端部に冠着されている
有底蓋状のキヤツプ部材であつて、このキヤツプ
部材2を取り外すことにより筒状容器1の一端部
は開口され、筒状容器1内部にロール状ペーパー
を挿入することができる。
図中3は、筒状容器1の正面右側下方部位に穿
設された窓部であつて、透明の樹脂板等が冠着さ
れ、筒状容器1の内部が外方より見えるようにな
つている。
図中4は、筒状容器1のキヤツプ部材2側と対
向する側面に穿設された円弧状スリツトであつ
て、このスリツト内を第3図に示す押圧部材5の
一端部が摺動移動する。
第3図において、押圧部材5は、筒状容器1内
の後部上方部位に長手方向に沿つて固設された軸
受筒5aと、この軸受筒5a内に螺旋状バネ5c
を介して回動可能に挿着されている軸5bと、こ
の軸5bに対してコの字状に連結されている支持
棒5dとにより構成され、支持棒5dは軸5bの
回動に伴つて筒状容器1内を回動し得るととも
に、螺旋状バネ5cによつて常には筒状容器1の
後部である直線部1a方向に付勢されている。
図中6は、筒状容器1内に収納され、ロール状
に巻かれたペーパーであつて、その中心部には、
前記支持棒5dが遊嵌し得る中空部6aが形成さ
れている。なお、このロール状ペーパーの長手方
向寸法は約180mmである。
図中7は、筒状容器1の後部下方部位に長手方
向に沿つてスリツト状に開口された開口部であつ
て、ロール状ペーパー6の端部が外部に引き出さ
れるところである。
図中8は、開口部7の長手方向に沿つて取り付
けられたカツターであつて、開口部7より外部に
引き出されるロール状ペーパー6の端部を切断す
るためのものである。
本例のものにあつては、キヤツプ部材2を筒状
容器1より取り外した後、ロール状ペーパー6を
筒状容器1内に収納させる。この時、ロール状ペ
ーパー6の中心の中空部6aに支持棒5dを挿入
させることにより、筒状容器1内に収納されるロ
ール状ペーパー6は支持棒5dにて支持され、同
時に支持棒5dの螺旋状バネ5cを介した回動付
勢力により、ロール状ペーパー6は筒状容器1内
の後方内壁へ押圧され、筒状容器1内でのロール
状ペーパー6のガタつきが防止される。
ロール状ペーパー6の先端は筒状容器1の後部
下方部位に位置するスリツト状開口部7より外部
に引き出され、カツター8にて適当な長さに切断
されて使用される。
ロール状ペーパー6が使用されるにしたがつて
その外径は減少していくが、この場合にも、ロー
ル状ペーパー6は支持棒5dにより筒状容器1内
の後方内壁へ押圧される(第5図参照)。
このように本例のロール状ペーパー容器によれ
ば、ロール状ペーパーを完全に収納し得る筒状容
器としたため、外部からはロール状ペーパーが見
えず、トイレツトペーパー的な印象を与えること
がない。しかも、筒状容器の外周に模様等を描く
か、或いは色彩的に工夫を施せば、筒状容器その
ものを車のインテリアとして作用させることもで
きる。しかも、筒状容器となつているためコンパ
クトであり、筒状容器1の直線部1aを利用して
車室内の運転席近傍に容易に取り付けることがで
きる。なお、筒状容器1の窓部3を通して内部の
ロール状ペーパー6の減り具合を確認することが
できる。又、本例では筒状容器1の長手寸法を
200mmとしたが、150mm〜200mm程度の範囲内で任
意に変更してもよく、直径においても50mm〜80mm
の程度の範囲内で変更されることがある。さら
に、ロール状ペーパー6の紙質は限定せず、種々
の紙が使用される。特に水分を含有したウエツト
ペーパーを使用する場合には、スリツト状の開口
部7にゴム製等の薄板が覆設され、ウエツトペー
パーの乾燥が防止される。
次に、第4図には第1実施例の一部を変更した
第2実施例を示す。
本例においては、第1実施例の押圧部材に用い
た螺旋状バネ5cに変えて、<の字状の板バネ5
eが用いられている。この板バネ5eは、筒状容
器1の内壁面に対して支持棒5dを第4図ロの矢
印方向に付勢し、ロール状ペーパー6を矢印方向
に押圧する。その他の構成は第1実施例と同様で
あり、効果も第1実施例のものとほぼ同様であ
る。
なお、第5図には筒状容器1内のロール状ペー
パー6の量が減少した状態を示し、第6図には、
第1実施例又は第2実施例の筒状容器1を、車室
内の運転席側のドア部上方部位に取り付けた状態
図を示す。この位置に取り付けた場合には、運転
者が運転中に容易に片手でペーパーを取り出すこ
とができる。
次に、第7図及び第8図において本考案の第3
実施例を示す。
本例においては、キヤツプ部材2及び押圧部材
5の取り付け方向を逆方向とし、筒状容器1の断
面形状を変形させたものである。即ち、筒状容器
1の後方部位、特に後部上方部位をほぼ直角状に
形成したものである。このような形状としたこと
により、押圧部材5の軸受筒5a及び軸5bを直
角状に折曲された部分Pに配設することができ、
筒状容器1内の有効容積を増大させることができ
る。又、容積増大に伴い、大径のロール状ペーパ
ーを収納させることができる。しかも、筒状容器
1の直線部1aの面積が増大されるため、車室内
への取り付け面積が大となり、直線部1aの背面
側にマジツクフアスナー9等を貼設しておけば、
車室内の壁面Kに容易に、しかも強固に貼着させ
ることができ、しかも着脱が可能である。
なお、キヤツプ部材2の断面形状も筒状容器1
の断面形状と同一に形成されるが、キヤツプ部材
2の内側に芳香剤を収納させておけば、車室内に
芳香を流出させることができる。図中10は、筒
状容器の前面部に穿設された多数本のスリツト状
の窓であり、この窓10のスリツト状の開口より
芳香が流出する。
次に、第9図及び第10図において本考案の第
4実施例を示す。
本例においては、筒状容器1の下方部位を変形
し、開口部7に向かつて上傾した直線部11と
し、この直線部11の折曲点に回動可能にカバー
板12を軸着13したものである。しかも、直線
部11とカバー板12間には<の字状の板バネ1
4を介装させ、常には直線部11に対してカバー
板12が外方へ拡開するように構成し、カバー板
12の先端部に下方に突出したカツター8を取り
付けたものである。そして、筒状容器1内に収納
されているロール状ペーパー6の先端部を容器外
に引き出す時には、カバー板12を上方へ脂にて
押圧し、カバー板12を直線部11に近接させれ
ば、ロール状ペーパー6の先端部が露呈され、容
易に引き出すことができる。指を離せばカバー板
12は再び直線部11から離反されるため、適当
長さに引き出したロール状ペーパー6をカツター
8にて切断して使用できる。
本例のものでは、常にはロール状ペーパー6の
先端部がカバー板12により隠蔽されるため、筒
状容器よりロール状ペーパー6の先端部がだらし
なく垂れ下がることがなく、外観上スツキリとし
たものとなる。
(効果) 本考案は、一端部に着脱可能なキヤツプ部材を
冠着し、側面にスリツト状の開口部と、この開口
部付近に設けられたカツターとを有する筒状容器
と、この筒状容器内に収納され中心に中空部を有
するロール状ペーパーと、前記筒状容器にバネ手
段を介して回動可能に係着され、かつ前記ロール
状ペーパーの中空部に挿入されてロール状ペーパ
ーを常に容器内のスリツト状開口部側内壁へ押圧
する押圧部材とにより構成され、ロール状ペーパ
ーの先端部を前記スリツト状開口部より適宜切断
して取り出し得るように構成したことにより、ス
マートな容器内にロール状ペーパーを収納するこ
とができ、容器を車室内に取り付けることにより
インテリアとして作用させることができる。しか
もペーパーの取り出しが容易であるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は第1実施
例の斜視図、第2図イは第1図の正面図、第2図
ロはその側面図、第3図イは第2図イに対応する
断面図、第3図ロは第2図ロに対応する断面図で
ある。第4図イは第2実施例を示す正面断面図、
第4図ロはその側面断面図である。第5図はロー
ル状ペーパーが減少した状態を示す断面図、第6
図は車室内への取付け状態を示す状態図である。
第7図は第3実施例を示す斜視図、第8図イは第
7図の正面断面図、第8図ロはその側面断面図で
ある。第9図は第4実施例を示す側断面図、第1
0図は第9図の使用状態図である。 1……筒状容器、2……キヤツプ部材、5……
押圧部材、5c……バネ手段、6……ロール状ペ
ーパー、6a……中空部、7……開口部、8……
カツター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部に着脱可能なキヤツプ部材を冠着し、側
    面にスリツト状の開口部と、この開口部付近に設
    けられたカツターとを有する筒状容器と、この筒
    状容器内に収納され中心に中空部を有するロール
    状ペーパーと、前記筒状容器にバネ手段を介して
    回動可能に係着され、かつ前記ロール状ペーパー
    の中空部に挿入されてロール状ペーパーを常に容
    器内のスリツト状開口部側内壁へ押圧する押圧部
    材とにより構成され、ロール状ペーパーの先端部
    を前記スリツト状開口部より適宜切断して取り出
    し得るように構成したことを特徴とする自動車の
    室内等に設置されるロール状ペーパー容器。
JP9318485U 1985-06-20 1985-06-20 Expired JPH035570Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9318485U JPH035570Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9318485U JPH035570Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62532U JPS62532U (ja) 1987-01-06
JPH035570Y2 true JPH035570Y2 (ja) 1991-02-13

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ID=30650634

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JP9318485U Expired JPH035570Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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JPS62532U (ja) 1987-01-06

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