JPH0355297B2 - - Google Patents

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JPH0355297B2
JPH0355297B2 JP15193386A JP15193386A JPH0355297B2 JP H0355297 B2 JPH0355297 B2 JP H0355297B2 JP 15193386 A JP15193386 A JP 15193386A JP 15193386 A JP15193386 A JP 15193386A JP H0355297 B2 JPH0355297 B2 JP H0355297B2
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film
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、紙や段ボールシートなどのシート
材にプラスチツクフイルムなどを貼合わせてフイ
ルム張りシートを得るためのラミネータの制御方
法に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕 紙や段ボールシートなどのシート材にプラスチ
ツクフイルムを貼合わせることは、シート材を薄
くしても、引張り強さ、引裂強さ、保形性等の機
械的性質を著しく改善することができる上、防水
性を付与することができるため、特に段ボールケ
ースやカートンなどの包装容器用シート材の分野
において広く行なわれている。このようなフイル
ム貼合わせシートの製造には、たとえば第3図に
示すようなラミネータが使用される。
図示のラミネータにおいて、シート材用ミルロ
ールスタンド1に装着されたシートロール2から
巻出されるシート3材は、フイルム用ミルロール
スタンド4に装着されたフイルムロール5から巻
出されるフイルム6と共に一対のラミネートロー
ル7,7′の間に通され、アプリケータ8から供
給される接着剤またはコーテイング剤により互い
に貼合わされてフイルム貼合わせシート9とな
り、巻取りロール10に巻取られる。この場合、
通常は、シート材3に対するフイルム6の密着性
を良くし、貼合わせシート9においてフイルム6
にしわが生じたりするのを防ぐために、たとえば
フイルム6用のフイードロール11の駆動速度を
ラミネートロール7,7′の駆動速度に対して僅
かに遅くするなどして、フイルム6を貼合わせる
前に僅かに伸長させることが行なわれる。
従つて、フイルム6の伸長が大き過ぎると、貼
合わせシート9がフイルム6の収縮によりわん曲
し、逆にフイルム6の伸長が不充分であつたり、
その送りが大き過ぎたりするとしわが生じ、また
フイルム6の伸長の変動が大きいと、貼合わせシ
ート9が波打つたり、シート材3とフイルム6の
密着性が悪くなる。さらに、フイルム6の表面ま
たは裏面にあらかじめ所定のデザインや文字など
を一定間隔で連続印刷しておき、これを上記のよ
うなラミネータで貼合わせてデザイン入りのフイ
ルム貼合わせシートとし、これを栽断、折り加工
して、所望の段ボールケースやカートン容器を製
造することも行なわれているが、このような場合
は、フイルム6の伸長、すなわちその送り速度を
より精密に制御しないと、貼合わせシート9にお
いてデザインがみにくく歪んだり、切断線や折り
線に対して所定位置からずれたりするため、より
高精度の制御が要求される。
この発明は上記のような事情に鑑みなされたも
ので、その目的は一定の高速で送られるシート材
にフイルムを貼合わせるラミネータにおいて、シ
ート材に対してフイルムの送り速度を高精度で制
御することのできる制御方法を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためになされたこの発
明のラミネータの制御方法は、シート材と予め設
計間隔lでレジスタマークが付されたフイルムと
を一対のラミネートロールで貼合わせるに当り、
レジスタマーク間隔を目標値L(l<L)にする
ために、シート材の走行速度V1に対してフイル
ムの走行速度がフイルム供給用フイードロールの
周上でl/LV1になるようフイードロールの駆動モ
ータをl/LV1に対応する基準電圧で駆動制御し、
さらに、常にシート材の走行速度V1と前記フイ
ードロールと前記ラミネートロールとの間でのフ
イルムの走行速度V2を測定すると共に、前記フ
イードロールと前記ラミネートロールとの間での
フイルムのレジスタマーク間隔loを測定し、L=
loになつていない場合には、V2とlo/LV1との比較 結果に対応する補償電圧で前記基準電圧を補償し
て、L=loとなるよう前記駆動モータを制御する
ことを特徴とする。
〔実施例〕 以下、この発明によるラミネータの制御方法の
一実施例について第1図および第2図を参照しつ
つ説明する。
この実施例の制御方法は、たとえば第1図およ
び第2図に示すような構成の制御装置を使用し、
たとえば第3図に示すようなラミネータに適用さ
れる。図示の制御装置は、第1パルスジエネレー
タPGP、第2パルスジエネレータPGF、マークセ
ンサ21、設定部22、係数器23および24、
カウンタ25、演算部26、周波数−電圧(F/
V)変換器27、デイジタル−アナログ(D/
A)変換器28、および演算増幅器29で構成さ
れている。上記設定部22は、フイルム6にあら
かじめ付されたレジスタマーク間の間隔l(設計
間隔とする)を設定するl設定器221、および
フイルム6をシート材3に貼合わせた状態におけ
るレジスタマーク間の間隔の目標値Lを設定する
ためのL設定器222よりなる。
上記第1パルスジエネレータPGPは、たとえば
第3図に示す位置に設けられ、シート材3の走行
量あるいは走行速度V1を示すパルス信号φPを発
生する。また、上記第2パルスジエネレータPGF
は、フイルム6のフイードロール11とラミネー
トロール7,7′との間の所定位置に設けられ、
フイルム6の走行量あるいは走行速度V2を示す
パルス信号φFを発生する。マークセンサ21は
たとえばフオトセンサからなり、フイードロール
11とラミネートロール7,7′との間を走行す
るフイルム6上のレジスタマークを検出する毎に
1個のパルスを発生する。演算増幅器29の出力
は、速度指令電圧として、フイードロール11の
駆動モータMの動作を制御するモータ制御回路3
0に与えられる。
係数器23および24は第1および第2パルス
ジエネレータPGP、PGFのメジヤリングロール径
など、設計パラメータの差を補償するためのもの
で、これらの係数器23,24の出力KP・φP
よびKF・φFは、それぞれシート材3およびフイ
ルム6の走行量あるいは走行速度を共通基準で与
える。カウンタ25は、係数器24の出力パルス
KF・φFを計数して、マークセンサ21により検
出されるレジスタマーク間の距離を示すパルス数
loを出力する。
演算部26は、係数器23の出力KP・φP、係
数器24の出力KF・φF、l設定器221の設定
値l、L設定器222の設定値L、およびカウン
タ25の出力loを入力して、第1係数Kp=l/L
および第2係数Ko=lo/Lを演算すると共に、こ
れらの第1係数Kpおよび第2係数KoとKP・φP
よびKF・φFとから第1出力Kp・KP・φPおよび第
2出力KF・φF−Ko・KP・φFを演算する。なお、
上記第2係数Koはカウンタ25の計数値、すな
わちその出力loと共に変化する。
上記演算部26は、たとえば第2図に示すよう
に、係数器261および262、第1演算器26
3、第2演算器264、および第3演算器265
等で構成することができる。この演算部26にお
いて、係数器23より入力されるKP・φPは、係
数器262において第3演算器265により演算
される第2係数Ko=lo/Lを乗ぜられ、Ko
KP・φPとして出力される。KP・φPは係数器26
1にも入力され、第2演算器264により演算さ
れる第1係数Kp=l/Lを乗ぜられ、上記第1
出力Kp・KP・φPとしてF/V変換器27に供給
される。この第1演算器263は、上記係数器2
62の出力Ko・KP・φPと前記係数器24からの
KF・φFを入力して、第2出力KF・φF−Ko・KP
φPを演算し、D/A変換器28へ供給する。な
お、上記係数KpおよびKoは、スイツチ266を
切換えることによつて係数表示器267に切換え
表示することができる。
この実施例においては、カウンタ25は、たと
えば2間隔あるいは3間隔など、設定可能な複数
のレジスタマーク間隔内で計数されたパルス数
KF・φFの平均値としてパルス数loを出力するよう
になつている。これは、レジスタマークが検出さ
れる毎にパルス数、すなわちデイジタル量として
与えられる入力の変化により第2係数Koが過度
に変化して、過大なオーバーシユートやハンチン
グが生じるのを防ぐのに効果がある。
ここで上記の第1出力Kp・KP・φP(ただしKp
=l/L)および第2出力KF・φF−Ko・KP・φP
(ただしKo=lo/L)の意味について説明する。
第3図のフイルムロール5の状態でのフイルム6
のレジスタマークの設計間隔はlであり、フイル
ム6をシート材3と貼合わせた状態のレジスタマ
ーク間隔をL(L>l)とするためには、ラミネ
ートロール7,7′での貼合わせに先立つてフイ
ルム6をL/l倍に伸長する必要がある。それに
は、フイードロール11をその周速がシート材3
の走行速度V1のKp(=l/L)倍となるように駆
動すればよい。従つて、シート材3の速度V1は、
単位時間当りの第1パルスジエネレータPGPの出
力KP・φPのパルス数で与えられるから、これに
第1係数Kpを乗じたKp・KP・φPをF/V変換し
たVA=f(Kp・KP・φP)がフイードロール11
の駆動モータの速度基準電圧となる。
他方、フイルム6をシート材3に正しく貼合わ
せるためには、引伸ばされた後のフイルム6の速
度V2(PGFの出力KF・φFで与えられる)がシート
材3の速度V1(PGPの出力KP・φPで与えられる)
と等しくなければならず、かつマークセンサ21
により検出されるレジスタマーク間の間隔loが目
標値Lに等しくなければならない。loがLに対し
てずれる原因としては、シート材3の速度V1
Kp(=l/L)倍に相当する電圧、すなわち速度
基準電圧VA=f(Kp・KP・φP)をモータ制御回
路30に与えても、フイードロール11の周速は
主に機械系の特性によつて必ずしも正確にKp
とはならず、またフイードロール11が正確にこ
の周速で駆動されても、フイルムロール5の状態
でのレジスタマーク間の距離、すなわち設計間隔
が正確にlになつていないことなどが考えられ
る。このように、引伸ばされた後のフイルム6の
速度V2がシート材3の速度V1と等しく、かつレ
ジスタマーク間の実際の間隔loが目標値Lに等し
いかどうかは前記第2出力KF・φF−Ko・KP・φP
(ただし、Ko=lo/L)が0になつているか否か
で表わされ、そのD/A変換出力Vc=f(KF・φF
−Ko・KP・φP)を前記速度基準電圧VA=f
(Kp・KP・φP)に対する補償電圧として減算方向
で与えれば、モータ制御回路30は、KF・φF
Ko・KP・φP=0、すなわちKF・φF=KP・φPかつ
lo=LとなるようモータMを制御する。
そのため、演算部26の第2出力KF・φF
Ko・KP・φPは、D/A変換器28によつてこれ
に比例した直流電圧に変換され、演算増幅器29
に速度基準電圧VAに対する補償電圧Vc=f
(KF・φF−Ko・KP・φP)として減算方向で与え
られる。演算増幅器29は2つの入力VAおよび
Vcの差Vp=VA−Vcを演算し、速度指令電圧とし
てフイードロール11の駆動モータMを制御する
モータ制御回路30に与える。この演算増幅器2
9の出力Vpは、補償電圧Vcが0でない、すなわ
ちKF・φF≠KP・φPの時、あるいはKF・φF=KP
φPでもlo≠Lの時は、モータMを加減速して、
KF・φF−KP・φPを0に、lo/Lを1に近付ける
よう作用し、KF・φF=KP・φP、lo/L=Ko=1
の時はVc=0となり、モータMは速度基準電圧
VA=f(Kp・KP・φP)、すなわちシート材1の速
度のKp倍の基準周速で駆動される。
〔発明の効果〕
この発明のラミネータの制御方法によれば、あ
らかじめ印刷等が施されたフイルムを高速で走行
するシート材に位置ずれ等を生じることなく正確
に貼合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるラミネータの制御方法
の一実施例に使用する制御装置のブロツク図、第
2図はその演算部の具体的構成の一例のブロツク
図、第3図はラミネータの一例の構造を示す概略
図である。 3……シート材、6……フイルム、7,7′…
…ラミネートロール、11……フイードロール、
21……マークセンサ、22……設定部、25…
…カウンタ、26……演算部、27……周波数−
電圧(F/V)変換器、28……デイジタル−ア
ナログ(D/A)変換器、29……演算増幅器、
30……モータ制御回路、PGP……第1パルスジ
エネレータ、PGF……第2パルスジエネレータ、
M……駆動モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シート材と予め設計間隔lでレジスタマーク
    が付されたフイルムとを一対のラミネートロール
    で貼合わせるに当り、レジスタマーク間隔を目標
    値L(l<L)にするために、シート材の走行速
    度V1に対してフイルムの走行速度がフイルム供
    給用フイードロールの周上でl/LV1になるようフ
    イードロールの駆動モータをl/LV1に対応する基
    準電圧で駆動制御し、さらに、常にシート材の走
    行速度V1と前記フイードロールと前記ラミネー
    トロールとの間でのフイルムの走行速度V2を測
    定すると共に、前記フイードロールと前記ラミネ
    ートロールとの間でのフイルムのレジスタマーク
    間隔loを測定し、L=loになつていない場合には、
    V2とlo/LV1との比較結果に対応する補償電圧で前 記基準電圧を補償して、L=loとなるよう前記駆
    動モータを制御することを特徴とするラミネータ
    の制御方法。
JP15193386A 1986-06-26 1986-06-26 ラミネ−タの制御方法 Granted JPS635927A (ja)

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JPS635927A JPS635927A (ja) 1988-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5964970A (en) * 1997-10-14 1999-10-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Registration process and apparatus for continuously moving elasticized layers having multiple components
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US5930139A (en) * 1996-11-13 1999-07-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Process and apparatus for registration control of material printed at machine product length
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US6986820B2 (en) 2000-01-21 2006-01-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Processes and apparatus for making disposable absorbent articles

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JPS635927A (ja) 1988-01-11

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