JPH0355249A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH0355249A
JPH0355249A JP19094489A JP19094489A JPH0355249A JP H0355249 A JPH0355249 A JP H0355249A JP 19094489 A JP19094489 A JP 19094489A JP 19094489 A JP19094489 A JP 19094489A JP H0355249 A JPH0355249 A JP H0355249A
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JP
Japan
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ink
roll
belt
cleaning
voltage
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Application number
JP19094489A
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English (en)
Inventor
Motokazu Kobayashi
本和 小林
Hiroshi Fukumoto
博 福本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクのクリーニングが可能な画像形成方法
に関する。
[従来の技術] 従来からコンピュータ等の記録用周辺機器としては、各
種の記録方式を用いたプリンタ、例えばレーザビーム・
プリンタ、インクジェット・プリンタ、感熱転写プリン
タ、ワイヤドット・プリンタやデイジーホイル・プリン
タが知られている。
本出願人もインクにパターン状の粘着性を化学的に付与
し、このインクの粘着性一非粘着性の差を利用して記録
を行う記録方法を先に提案した(特膳昭63−3027
9号)。
しかしながら、上記の記録方法は、多量印刷にはコスト
面等で適していない。
多量印刷に適したものとしては、従来から平板印刷法、
凸版印刷法やグラビヤ印刷法などがある。これら従来か
らある印刷法では、連続して設けられた幾本かのロール
表面にまずインクを塗布して、インクの厚みが十分に薄
くなったところで版に塗布するのが一般的である。
本出願人も、印刷方法の出願として、インクに電圧を印
加してインクの付着性を変化させて印刷を行う印刷方法
(特開昭63−12617号)を提案した。
[発明が解決しようとする課題] ところで、印刷終了後ロール表面に残ったインクは、直
ちに取り除かないと、インクが乾燥してロール同士が接
着したりして次の印刷に支障が出る。従来、ロール表面
のインクは、人手によらないと完全に除去できなかった
。このため、印刷終了後のインクのクリーニングは大変
面倒な作業であった。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたもので人手によ
らず画像形成装置内に残ったインクを除去することがで
きる画像形成方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の画像形成方法は、印加電圧の極性に応じて付着
性が変化し、一方の極に付着し他方の極に付着しなくな
るインクを用いて、少なくとも一対の導電性部材に該イ
ンクを供給し、電圧を印加することにより画像形成する
工程と、前記画像形成後インク残渣に一方がベルト状導
電性部材である一対の導電性部材から電圧を印加し、前
記インク残渣の付着性を低減させることにより前記残渣
を除去するクリーニング工程とを有することを特徴とす
る。
すなわち、本発明の画像形或方法の特徴は、付着性を有
するインクに一対の電極により電圧印加したときに、イ
ンクが電極に付着しなくなる性質を利用して、画像形成
装置内の各部に残ったインクを除去するものである。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
本発明の画像形成方法を実施するために用いることので
きる画像形成装置は、少なくとも一対の導電性部材を有
する。第1図に示す画像形成装置では、インク担持ロー
ルlと版ロール3が一対の導電性部材である。さらに、
一方がベルト状導電性部材である一対の導電性部材はク
リーニングベル1・1lとプラン胴5、クリーニングベ
ルI・12と版ロール3、クリーニングベルトl3とイ
ンク担持ロール1である. さて、第1図に示す画像形成装置において、インク担持
ロールlは円筒形状を有し矢印八方向へ回転する部材で
ある。ロール1は、アルミニウム、銅、ステンレスなど
の導電体で形成するのが好ましい。インク担持ロールl
の表面(円筒面)上には、矢印E方向に回転するコーテ
ィングロール9により、記録材であるインク2が均一の
厚みに形威される。このロール1のインク担持面たる表
面を構成する材料としては、(矢印八方向への回転によ
るインク2の搬送により)その表面上に所望のインク2
の層を形或することが可能な材料であれば、特に制限な
く用いることができる。より具体的には、ステンレス等
の金属からなる導電体か好ましい。
このような材料からなるインク担持ロール1の表面は、
平滑面であってもよいが、インク2の搬送、担持性をよ
り高める点からは、適度に粗面化(例えばJiS BO
601の粗面度がIS程度に)されている方が好ましい
。インク2は、インク溜り10の部分に補給される。
インク担持ロール1の表面上のインク2には、矢印B方
向に回転する版ロール3上の印刷版4が接し、印刷版4
の画像部に、インク2のインクが転写されてインク画像
が形成される。印刷版4としては、従来公知のものが使
用できる。例えば、オフセット印刷用の版、グラビア印
刷用の版、凸版等が使用できる。また、導電部と絶縁部
で印刷版4を横或し、例えば印刷版4とインク担持ロー
ルlの間に電圧を印加して版の導電部ではインクの付着
性がなくなり、絶縁部のみにインクが付着するようにし
てもかまわない。又、印刷版4とインク担持ロールlと
の間にさらにロールを介入させ、均一なインク層を形成
させてもよく、又ロール同士を一対の導電性部材として
電圧を印加してもよい。
次に、印刷版4上のインク画像を、印刷版4と圧接しつ
つ矢印C方向に回転するプラン胴5に転写し、更にプラ
ン胴5上のインク画像を、プラン胴5と圧接しつつ矢印
D方向に回転する圧胴6の間をF方向に通過する被記録
体7(紙、布、金属シートなど)上に転写して、被記録
体7上に上記インク画像に対応する画像が形戊される。
場合によってはプラン胴5を設けずに、版4上のインク
画像を直接被記録体7上に転写してもかまわないが、プ
ラン胴5の表面材質により版の摩耗劣化を防止すること
ができ、また版と同じパターンの画像を被記録体上に得
ることができる。
さて、印刷終了後、プラン胴5、版4及びインク担持ロ
ールl上のインク層を除去しておかないと、インク層が
乾燥して次の印刷に支障が出来る。
上記の印刷工程において、本発明では、クリーニングを
版胴、プラン胴、インク担持ロール、その他インクが付
着するローラーに圧着及び脱離が可能で導電可能な材料
から成るベルトを用いることにより実施することができ
る。
すなわち、ベルト状導電性部材とは、ロール上のインク
残渣をクリーニングしている構成図である第3図の模式
斜視図に示す様に、導電性材料から成るベルト状の部材
(クリーニングベルト13)であり、ベルト駆動手段を
具備するものである。該ベルト状導電性部材はロール(
第3図ではインク担持ロール1)に一定の角度でインク
2を介して電気的に接触するように配置され、ロール上
のインク残渣をクリーニングすることができるものであ
る。第1図中のクリーニングベルト11及び12も同様
の構成を有するものである。
クリーニングベルトはクリーニング中以外はロールから
脱離できるよう脱着手段を有しているものがよく、又ベ
ルト駆動手段としてはベルトブーり及び電動機等で構成
する通常のベルト機構でよい。
クリーニングベルトは導電性を有するものであり、第3
図に示したようにロールとの間で電圧な印加できるよう
になっている。ロールとクリーニングベルトの間に電圧
を印加すると、ロール上に残るインク残渣に電圧が印加
され、該インクの付着性が変化し、クリーニングベルト
上へ付着するようになる。印加する電圧の極性は用いる
インクの特性に応じて設定し、電圧印加によりインクが
クリーニングベルト上へ付着するようにする。
本発明においてクリーニングベルトは2つの機能を有す
るものである。1つは物理的にインクをロール上から剥
離除去する機能、もう1つは電気的な作用によりインク
の付着性を変化させロール上より除去する機能である。
前者の機能によりインクを除去する場合はクリーニング
ベルトには電圧を印加する必要はなく、その先端はロー
ル面に接触していてもよい。これによりロール上のイン
ク残渣は物理的に剥離される。後者の機能によりインク
を除去する場合は、クリーニングベル′トはロールと直
接接触せず、インクを介して電気的につながるようにす
る.すなわちクリーニングベルトとロールは一対の電極
を形成しインクに電圧を印加することによりインクの付
着性を変化させロール上からの除去を行なうことができ
る。
本発明の方法に用いることのできる上記クリーニングベ
ルト(以下単にベルトと略称)によれば、ベルトとロー
ルが電気的に接触していないときは物理的作用による剥
離によるインク残渣のクリーニング(物理的クリーニン
グ)、ベルトとロールがインクを介して電気的につなが
っているときはインク自体の付着性変化によるインクの
移動によるクリーニング(電気的クリーニング)ができ
るため、非常に効率よくインク残渣をクリーニングする
ことができる。
クリーニングを行なうための装置としては、ベルト状導
電性部材及び電圧印加手段より構成することができるが
、電圧印加手段は基本的に直流等の電源及び該電源をベ
ルトとロールにつなぐための手段を有しているものでよ
く、ベルト及びロール自体が導電性材料から成っている
場合はベルトプーり及びロール軸部に又、ベルト及びロ
ールの表面のみが導電性である場合はベルト及びロール
表面に直接電源を継なげばよい。又ベルトは物理的なク
リーニング中にロール面に一定の圧力で接触できるよう
な手段を備えているとよく、たとえばスプリング等によ
りロール面へ圧着できるような機構を備えたものがよい
。さらに電気的なクリーニング中にはベルトとロールと
の間隔を所定の距離に設定できるようスクリュー等によ
る寸動手段等を備えたものが好ましい。これらは電動で
行なってもよいし、手動によるものでもよい。
本発明に係るクリーニング手段は上記物理的及び電気的
クリーニングを同時又は別々に実施しうるものであるが
、導電体であるベルト面はロールとの間隔が小さくする
ように配置するほうが、物理的クリーニングと電気的ク
リーニングの連続性が効率よく、通常は、ベルト面の先
端が0.Ol〜100mm程度ロール表面から離れるよ
うにするとよい。もちろん、該間隔はインクの量、種類
により適宜設定すればよい。
又、ベルト面とロールとの接触巾は通常0. 1mm〜
ロールの外周の間で良く該接触巾はインクの量、種類に
より適宜設定すればよい.接触巾が小さい場合はロール
の直径方向にスライドする機構を設けることにより、有
効なクリーニングを実現することができる. ベルト駆動手段としてベルトブーり及び電動機等を用い
た場合、ベルトブーりの径は画像形成に用いるロールの
径、インクの種類等により異なるがlcm〜50cm程
度でよく、概ねロールの1/10〜3倍の大きさでよい
。ブーりの径が大きすぎれば、ロールとの接触角が大き
くなり物理的クリーニングを効率よく行ないにくくなり
、又径が小さすぎればベルトの駆動が容易でなくなり、
ロールとの接触角も90” に近似してくるため物理的
クリーニングには良好であるが、電気的クリーニングの
効率は低下する。
ベルトの長さは、処理するインク残渣量、インクの種類
、ベルトの送り速度等により異なるが、通常30cm〜
2m程度でよく、短かすぎればインク面上に移転したイ
ンク残渣の処理を頻繁に行なわなければならない。長す
ぎて支障をきたすことはtiい. インク面上のインクの処理は、別に設けられたブレード
により行なってもよいし、又処理を行なわずベルトを廃
棄し新しいものと交換してもよいが、本発明においては
、電圧印加によりベルト上へインクを移転したい積させ
ることができるため、通常は、電気抵抗の増加により電
圧印加に支障をきたさない程度0. 001〜10mm
程度までベルト上へインクを積層することができ、ベル
ト上のインクを頻繁に処理する必要はない。
又ベルトによるクリーニングによれば、装置の簡略化が
図れ、ロールの種類、大きさ等にあまり関係せず、容易
にロール近傍にセットすることができる。
ベルトに用いることのできる導電性材料としてはアルミ
ニウム、銅、ステンレス、鉄、白金、金等の箔、又は導
電性カーボン、チタン粉末、白金粉末等をゴム中に分散
させた導電性ゴム、又は、ポリエチレンテレフタレート
5ボリプロビレン、ポリエチレン、ボリカーボネート、
ナイロン、セロファン等のプラスチックフィルム上に、
アルミ、銅、白金等の金属を蒸着させたシート等を用い
ればよいが、好ましくは体積抵抗率が1kΩcm以下の
ものがよくかつ、引張強度が比較的強く、ある程度弾力
性のあるものがよい。ベルトの形状は特に制限されるも
のでなく、平ベルト状でもVベルト状でもよい。厚みも
特に問題とならないが、ロールと向い合う面はロールと
の間隔が常に一定になるよう調整するとよい。すなわち
、ベルト表面は平滑な平面となるようブーり形状等も考
慮して設計するとよいが、しかし、ベルト表面が粗面で
あっても、又微少なみぞの切ってある凹凸面であっても
ベルトは常に送られているため問題はない。
ベルトの送り方向及び速度は、除去するインク残渣の性
質、ロール形状、ブーり径等により適宜設定すればよい
が、一般的には、物理的クリーニングを効率よく実施す
るには、ロールとベルトの間に所定の相対速度をもたせ
せん断力又は物理的かき取りによりインクをロール上よ
り除去し、電気的クリーニングの場合は逆に外部から必
要以上の力が加わらないようにし電圧印加による付着性
制御をスムーズに行なわせる方がよい。すなわち、物理
的クリーニングを主にする場合は、ベルトの送り方向は
ロールの回転方向と逆にしブレードと同様の作用により
ベルト上のインクをかき取ると同時に、かき取ったイン
クが溜らないように順次ベルトにより送られるようにす
るか、ベルトの送り方向をロールの回転方向と同じにし
正の相対速度をもたせせん断力を作用させてロール上よ
り除去すればよい。又、電気的クリーニングを主とする
場合は、送り速度をロールの周速度と同調させるとよい
が、特にロールの回転方向とは逆方向にベルトを送り、
送り速度を同一程度とするとよく、この場合、ロール上
からベルト上にインクが順次、同一量移動するため、必
要以上のせん断力はかからず又、ベルト上にインクがた
まっていくこともない. 又、上記ロールの回転とベルトの送りの方向を逆にし同
調させ電気的クリーニングを行なう際に物理、的クリー
ニングを併用する、すなわち、ローへ面とベルト面を直
接接触させず、接近させることによってロール上のイン
ク残渣除去効率を向上させることができる. 又、ベルト上に積層するインクの厚みが大きくなってく
るに従って、ロールとベルトがインクを介して電気的に
接触した状態を保ったままでロール面とベルト面との間
隔を順次離れていくことによって、積層したインクの電
気抵抗が大きくなりすぎ、又自重によりインクがベルト
上に保持されなくなるまで、電気的クリーニングをつづ
けて行なうことができる.ベルト表面積がロールのそれ
より大きい場合はロール上から除去されるインクの厚み
はベルト上では薄くなるのでクリーニングとともにロー
ル面とベルト面を順次接近させていくことになる.それ
ぞれの表面積が同一であれば電気的クリーニング中間隔
をほとんど調整する必要はない。
ベルトの表面が粗面であれば、インクに及ぼすせん断力
な大きくすることができ、物理的クリーニングには効果
的である。
ベルトは、その全表面が導電性材料で構戊されている必
要はなく、所定の巾が導電性材料によるものであればよ
いが、好ましくはロール上のインクがそのままベルト上
へ移転できるよう同一巾程度がよい。
実際にクリーニングする手順は次のようにして行なえば
よい。
印刷終了後(印刷工程をすべて終了した後及びミクロ的
にロール上の画像の転写等が行なわれた後)電圧を印加
していないベルトをロールに接触させ、ロールを1回転
以上回転させてロール表面上のインク残渣を除去する。
このときのロールの回転周速度は0.5〜500cm/
s程度、ベルトの送り速度は−0.5〜−500cm/
sがよい。かき取った後、ロールの回転及びベルトの送
りを止め、ベルト上に取られたインク残渣がロール表面
とベルトの両方に電気的に接触し、ベルトとロールが直
接接触しない状態にして電圧を印加しベルトをロールか
ら離す. 又印刷終了後、ベルトとロールに電圧を印加し、それぞ
れを直接電気的に接触させず、インク残渣を介して接触
するようにロールとの間隔を保ち、ロールを周速度0.
5〜500cm/s程度ベルトの送り速度をロールとは
逆方向で同調させてロールを1回転以上回転させ、徐々
にロールから離していくことでもロール上のインク残渣
を除去することができる. クリーニングの際に印加する電圧の電源は、実用的には
3〜1 00V、更には5〜80Vの直流電圧が好まし
く、高周波( 1 0Hz〜1 0 0 kHz)の交
流バイアス電圧(10V〜IOOV)を更に印加するこ
とによって、より一層クリーニング効果が高まる。通常
は、インクをロールに転写するために用いる電源の電圧
と同程度でよい。
上記説明した本発明におけるクリーニング方法は、電圧
の印加による付着性が変化するインクを用いる印刷工程
に適用できるものであり、インク残渣が残り、画像の品
質に影響を与える可能性のあるインク担持ロール、版ロ
ール、プラン胴等のクリーニングに好適に用いることが
できる。又、インク残渣がロール上でなく平板上に存在
する場合であっても、ベルトを目的に合う駆動手段によ
り平板にそって移動させクリーニングを行なうこともで
きる. すなわち、本発明におけるクリーニング方法は導電性の
ベルト面を有する部材とインク残渣の残る面との間に電
圧を印加することができれば、いずれの印刷工程におい
ても適用でき、これにより除去したインクが再びロール
に付着することがなくなり、またクリーニングの際にイ
ンクがロール上に残ることもなくなる。
次に第1図を参照してさらに説明する.第1図において
、11.12.13はそれぞれプラン胴、版、インク担
持ロールをクリーニングする導電性ベルトであり、アル
ミニウム、銅、ステンレスなどの導電体で形成するのが
好ましい。またベルトとロール間距離およびニップ圧は
所望の距離、圧力に調整可能なものである。こうしてベ
ルトとクリーニングするロール間に電源( 104. 
105106)により電圧を印加することにより、導電
部分と接触するインクの付着性が変化して、その付着性
の差によりベルト上にクリーニングされたインクが堆積
される。クリーニング終了後はベルトをロールから離し
た後に電源のスイッチを切ることにより、ロール上のイ
ンク残渣が残らず除去できる。電源104,105及び
106の電圧は、インクをロール3に転写させるために
用いた電源103の電圧と同程度でよい。
第1図ではベルト側が陽極、ロール側が陰極となってい
るが、使用するインクの性状によって陽極を逆にしても
かまわない。また第1図の様にプラン胴にクリーニング
ベルトを付随させた場合はプラン胴を導電性の材料によ
り構成しなくてはならないが、付随させない場合は絶縁
性部材により構成してもよい. 次に本発明の画像形成方法を実施するためのその他の要
件について説明する。
第1図において、版4としては導電性材科からなる基村
上に、放電破壊により像様の導電パターンが形成された
絶縁膜を有するものも使用できる。更に導電材料からな
る基村上に、銀粒子の析出による銀画像の導電パターン
を形成した写真画像を有する版も使用できる。また版の
形状は平面に限定されず、ロール状、曲面状、多角形状
としても差し支えない。
インク塗布部材の形状もロールに限定することなく、ブ
レード状塗布部材を使用しても良い。導電部材の形状も
ロールに限定することなく板状導電部材を使用しても良
い。
上述のインク担持ロールlの表面上のインク2には、版
ロール3に巻かれた版4が接しているが、版“4は、例
えば第2図に示すように、金属等の導電性材料からなる
基材4a上に絶縁材科からなる所望のパターン4bが設
けられている。
基材4aの材料としては、アルミニウム、銅、ステン、
レス、白金、金、クロム、ニッケル、つんせい銅、炭素
などや、導電ポリマーあるいは各種ボリマー中に金属フ
ィラーを分散させたものが用いられる。パターン4bの
材料としては、熱転写記録材科(主にワックスや樹脂)
、電子写真のトナー、ビニル系ボリマー及び天然あるい
は合成のボリマーが用いられる。
こうして版4とインク担持ロール1間に電源103によ
り電圧を印加することにより、版4の導電部分と接触す
るインク2の付着性が変化して、その付着性の差により
版上にインク2をパターン状に付着させて、インク画像
を形成する。
電源103の電圧は、実用的には3〜1 00V、更に
は5〜80Vの直流電圧が好ましく、高周波( 1 0
Hz 〜1 0 0k}lz)の交流バイアス電圧(1
0■〜IOOV)を更に印加することによって、画質を
一層シャープにすることができる。
第1図では、版4側が陰極、インク担持ロール1側が陽
極となっているが、使用するインクの性状によって版4
側を陽極、ロールl側を陰極どしてもかまわない。
電源103による電圧は、具体的には版ロール3及びイ
ンク担持ロール1のそれぞれの回転軸間に印加するとよ
い, インク担持ロール1表面上に形或されるインク2の層の
厚さは、(インク担持ロール1とコーティングロール9
とのギャップの大きさ、インク2の流動性ないし粘度、
インク担持ロール1表面の材質ないし粗面度、あるいは
該ロールlの回転速度等によって異なるが)、このロー
ル1が版ロール3上のパターン版4に対向するインク転
写位置において、概ね0.001〜100mm程度、更
には0. 001〜10mmであることが好ましい。
このインク2の層厚が0.001mm未満では、インク
担持ロール1上に均一なインク層を形成することが困難
となる.一方、このインク層厚が100mmを越えると
、インク層の表層(導電パターン版4に接触する側の層
)を均一な周速としつつ、インク2を搬送することが困
難となり、またインク担持ロール1と導電パターン版4
との通電も容易でなくなる. 電圧印加により、インクが付着性一非付着性と変化する
メカニズムについては、次の事由が考えられる。
すなわち、電圧印加による通電により、インクが電気分
解してガスを発生し、付着性が変化するメカニズムであ
るが、この場合、電圧印加により電極近傍でインクがガ
スを発生し、このガスによりインクが電極に付着しなく
なる。インクが電気分解してガスを発生するようにする
ためには、インク中に水、アルコール、グリコール等の
溶媒、あるいは電解質が溶解した溶媒を含有させる。イ
ンクの電気抵抗は、低い方が良く、体積抵抗が10’Ω
・cm以下にすることが好ましい。体積抵抗が10’Ω
・cmを越えると通電量が低下し、あるいは通電量の低
下を防ぐ為に高電圧が必要となる。
電圧印加により、インクが付着性一非付着性と変化する
メカニズムは、上記によるものと考えられる。また、版
からのインクの転写は、電圧印加により付着一非付着に
変化するインクの場合、インク層の電圧の印加された部
分については、厚み方向のほぼ全部が移動する。
上記のメカニズムをとるインクについて以下に説明する
. 本発明で使用するインクが、水やアルコールのような低
粘度の液体では凝集力が弱く、好適な付着性が得られな
い.インクの粘性率は、ずつ速度1 0 rad/s.
 .温度25℃において1ol〜1010ボ7ズ、更に
はlO4〜10’ボアズが好ましい。また、本発明で使
用するインクは、例えば鉛直方向に立てた白金メッキス
テンレス板に、2mmの厚さでインクを付着させたとき
に、温度25℃、湿度60%の環境でインクが実質的に
白金メッキステンレス板上に保持される程度のものであ
ることが好ましい。また、2枚の上記白金メッキステン
レス板の間に、インクを挟んでインクの厚さを2mmと
し、電圧印加しない状態で2枚の白金メッキステンレス
板を互いに5 am/secの速さで引離したときに、
どちらの板にもインクが同程度に付着するものであるこ
とが好ましい.本発明に用いるインクは、液体分散媒で
構威される。またインク中に微粒子を含有させてもよい
。インク中の微粒子は、インクの切れを良くし画像の解
像度を向上させる.本発明で使用するインクは、無定形
で、流動性においては非ニュートン流動体である。
微粒子としては、金属(Au, Ag, Cuなど)拉
?、疏化物(琉化亜鉛ZnS .硫化アンチモン3bz
Ss 、硫化カリウムlhS、硫化カルシウムCaS、
硫化ゲルマニウムGeS.硫化コバルトCoS ,硫化
スズSnS ,硫化鉄FeS.硫化銅Cu2S、硫化マ
ンガンMnS .硫化モリブデンMO2S3など)粒子
、ケイ酸(オルトケイ酸H4Si04、メタケイ酸fl
asio3、メソニケイ酸tlasi40s 、メソ三
ケイ酸}14SiaO+ 、メソ四ケイ酸HsSi40
■など)粒子、ボリアミド樹脂粒子、ポリアミドイミド
樹脂粒子等を用いることができ、又、水酸化鉄粒子、水
酸化アルミニウム粒子、フッ化M母粒子、ポリエチレン
粒子、モンモリロナイト粒子、フッ素樹脂などを用いる
ことができる。また、電子写真のトナーとして用いられ
ている種々の荷重制御剤を含有したボリマー粒子を用い
ることもできる。
上述の微粒子としては、平均粒子径で100μm以下、
好ましくは0.1μm〜20LLm、中でも0.1μm
以上10μm以下のものを用いることができ、又かかる
微粒子は、インク中にインク100重量部に対して1重
量部以上、好ましくは3重量部〜90重量部、更に好ま
しくは5重量部〜60重量部で含有することができる。
又、インクに用いる液体分散媒としては、水、エチレン
グリコール、ブロビレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール(重量平均分子量、約1
00〜1000) 、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチ
1ノングリコールモノブチルエーテル、メチルカルビト
ール、エチル力ルビトール、プチルカルビトール、エチ
ルカルビトールアセテート、ジエチルカルビトール、ト
リエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノエチルエーテル、ブロビレングリコー
ルモノメチルエーテル、グリセリン、トリエタノールア
ミン、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチル
サルフオキサイド、N−メチル−2ビロリドン、1.3
−ジメチルイミダゾリジノン、N−メチルアセトアミド
、炭酸エチレン、アセトアミド、スクシノニトリル、ジ
メチルスルホキシド、スルホラン、フルフリルアルコー
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、2−エトキシエタ
ノール、ヘキサメチルホスホリック1・リアミド(ヘキ
サメチルリン酸トリアミド)、2一ニトロプロパン、ニ
トロエタン、γ−プチロラクトン、ブロビレンカーボネ
ート、1, 2. 6−ヘキサントリオール、ジブロビ
レングリコール、ヘキシレングリコールなどの単独又は
2種以上の混合媒体を用いることができる.液体分散媒
は、インク100重量部に対し.40〜95重量部、更
には60〜85重量部含有するのが好ましい。
また、インクの粘度を制御するためにインク中に前述し
た液体分散媒に可溶なボリマーをインク材100重量部
に対して1〜90重量部、更にはl〜50重量部、特に
1〜20重量部の割合で含有させることができる。この
ようなボリマーとしては、グアーガム、ローカストビー
ンガム、アラビアガム、タラガント、カラギナン、ベク
チン、マンナン、デンブン等の植物系ボリマー;キサン
タンガム、デキストリン、サクシノグルカン、カードラ
ン等の微生物系ボリマー;ゼラチン、カゼイン、アルブ
ミン、コラーゲン等の動物系ボリマー;メチルセルロー
ス、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等
のセルロース系ボリマー、あるいは可溶性デンブン、カ
ルボキシメチルデンブン、メチルデンプン等のデンプン
系ボリマー、アルギン酸プロピレングリコール、アルギ
ン酸塩等のアルギン酸系ボリマー5その他多糖類系の誘
導体等の半合成ボリマー:ボリビニルアルコール、ポリ
ビニルビロリドン、ポリビニルメチルエーテル、カルボ
キシビニルボリマー、ポリアクリル酸ナトリウム等のビ
ニル系ボリマー:その他ポリエチレングリコール、酸化
エチレン、酸化ブロビレンブロック共重合体、7ルキド
樹脂、フェノール樹脂、エボキシ樹脂、アミノアルキド
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル
樹脂、ボリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエ
ステルイミド樹脂、シリコン樹脂等の合成ボリマーを単
独又は2 f1以上組合わせて用いることができる。ま
たシリコングリースのようなグリース類、ボリブテン等
の液状ボリマーを用いることも可能である。
インクの付着性変化が、電気分解によるガスの発生に起
因するため、液体分散媒としては水、あるいはメタノー
ル、エタノール等のアルコール類、グリセリン、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール等の水酸基をもつ
溶媒、電解質を溶解した溶媒が好ましく用いられる。液
体分散媒及び微粒子の含有量は前述のものと同様である
インク中に含有する微粒子としては、先に揚げたものの
ほか、シリカ、フッ化炭素、酸化チタン、カーボンブラ
ックなどが用いられる。
インクの好ましい具体例では、インクの粘弾性特性を考
慮すると、微粒子の全部あるいは一部に、粒子中に前述
液体分散媒を保持できる膨潤性微粒子を用いるのが、好
ましい。このような膨潤性微粒子としては、例えばNa
−モンモリ口ナイト、Ca−モンモリロナイト、3−八
面体合成スメクタイト、Na−へクトライ1・、Li−
ヘクトライト、Na−テニオライト、Na−テトラシリ
シックマイカやLi−テニ才ライト等のフッ化雲母、合
成雲母、シリカ等がある。
上述のフッ化雲母は下記=般式(1)によって示すこと
ができる。
一般式(1) W+−1/3(X, Y) *.s−s(Z401G)
 F2式中、WはNa又はLi, X及びYはMg”,
 p62*Ni”″″+ M n ” ” + A l
 3” + F e ’ ” .L i ”などの6配
位イオン、ZはA1°,Si”,Ge”,Fe”.B”
又はこれらの組合わせ(AI”/Si’“)などの配位
数4の陽イオンを表わしている。
膨潤性微粒子の平均粒子径は乾燥状態で0.1〜20μ
m,更には0.8〜15μm、中でも0.8〜8μmが
好ましい。膨潤性微粒子の含有量は、前述した微粒子の
含有量と同じでかまわないが、更にインク100重量部
に対して8重量部〜60重量部が好ましい。膨潤性微粒
子も表面に電荷を有するものを用いるのが好ましい。
インクには、必要に応じてカーボンブラック等の一般に
印刷、記録の分野で用いられる染料や顔料などの着色材
を含有することができる。インクに着色材を含有する場
合、着色材の含有量はインク100重量部に対して0.
1〜40重量部、更には1〜20重量部が好ましい。ま
た着色材の代わりに、あるいは着色材と共に、電圧印加
により発色する発色性化合物を含有してもがまゎない。
その他、インク中に導電性を付与する電解質、増粘剤、
減粘剤、界面活性剤などを含有することができる。又、
前述した微粒子自体に着色材としての機能を兼用させる
ことも可能である。
以上説明したインクを得るには、例えば液体分散媒及び
微粒子を通常の方法により混合すればよい。
[実施例] 以下、本発明を実施例に従って説明する。
実施例l (インクの調製) グリセリン200gとリチウムテニオライト( LiM
g2Li (SisO+o) F2、平均粒径2.5μ
m)140gとをホモジナイザー内で回転数10, 0
00rpmで30分間混練した後、水200gを加え、
ロールミルで混合することによって、灰色の無定形固体
コロイドゾルインクを調製した。
上記インクを1 cmX 1 cmの白金メッキステン
レス板上に、厚さ約2mmでインクを塗布した後、その
インク上に前記同一サイズの白金メッキステンレス板を
のせた後、無電圧下で2枚の白金メッキステンレス板の
間隔を徐々に広げることによって、2枚の白金メッキス
テンレス板を分離したところ、両方の白金メッキ板上に
ほぼ全域に亙ってインクが付着していた。
次に、厚さ2mmのインク層を挟んだ両方の白金メッキ
ステンレス板の一方を陰極(アース)、もう一方を陽極
として、+30Vの電圧を印加し、この電圧を印加しな
がら、2枚の白金メッキステンレス板の間隔を徐々に゛
広げることによって、2枚の白金メッキステンレス板を
分離したところ、陽極側の電極に全てのインクが付着し
、陰極側にはインクの付着はなかった。
(印刷工程) 次に、第1図に示す印刷機を用いて画像形或を行った。
インク担持ロールlとして、直径30mmの白金メッキ
したステンレス製円筒状ロール(表面粗度IS)を用い
、又版ロール3として、表面をハードクロムメッキした
直径30mmの鉄製円筒ロールを用いた。この版ロール
3上にアルミニウム板上にビニル系樹脂でバターニング
した版4を巻き付け、インク担持ロール1とコーティン
グロール9との間に、前述したインク材を投入した。イ
ンク担持ロール1を5 mm/ secの周速で矢印八
方向に回転させ、矢印E方向に回転する表面テフロンゴ
ム製の円筒ロールであるコーティングロール9とのギャ
ップを制御し、コーティングロール9を5 mm/se
aで回転させることによって、インク担持ロール1上の
インク層厚を0. 2mmに制御した。版ロール3は矢
印B方向に5 mm/secの周速で回転させた.また
、この際クリーニングベルト11,12.13はインク
又はローラには接触しない状態に固定してあった. この印刷機の直流電源103から電圧を印加していない
状態下で印刷したところ、像様の印刷物は得られなかっ
たが、直流電源103から30Vの直流電圧を印加した
状態下で印刷したところ、シャープな画質の印刷物が多
数枚得られた(この際、版ロール3を陰極、インク担持
ロール1を陽極とした)。
(インク残渣のクリーニング) 印刷終了後クリーニングベルl−11.12.13をそ
れぞれ各ロールに接近させた。
この時ロールとクリーニングベルトはインク層を介在し
て電気的な接触が可能な状態である。次に電源104,
 105, 106よりそれぞれ30Vの直流電圧を印
加しながら各ロールを10mm/sで回転させ、更にク
リーニングベルト11,12.13を各ロールの周速と
同等の速度で逆方向に回転させた。各ロールが1周以上
回転したところで電圧を印加したままベルトをロールか
ら離すことにより各ロール上のインク残渣はほとんど除
去された。
尚、本実施例で用いたベルトは信越ボリマー製NC45
40 (体積抵抗0、5Ω・cm)、ブーリ径5cm、
ベルト全長80cmであった。
実施例2 グリセリン600g,水3 0 0 g,カーボンブラ
ック(H料)(米国キャボット社製、「スターリングS
R4 50g及びポリビニルアルコール(日本合成化学
工業社製、「ゴーセノールKPO8J)100gを加え
、80℃下で混練し、ポリビニルアルコールを溶解した
後、リチウムテニオライト(平均粒径2.5μm)10
0gを加え、ロールミルで混合して無定形固体のインク
を得た。
上述のインク材を実施例lで用いた方法と同様の方法で
テストしたところ、同様の結果が得られた。
実施例3 〈インク材料〉 コロイド性含水ケイ酸塩(膨潤粒子)250重量部(ク
ニミネ工業■製、商品名スメク トン、平均粒径lμm以下) カーボンブラック        60重量部(米国キ
ャボット社製、 商品名ステアリングR) 水                 140重量部グ
リセリン          280重量部上記材料の
うち、水、グリセリン及びカーボンブラックをアトライ
ターで,4Hr混合し混合液を作成後、この混合液とコ
ロイド性含水ケイ酸塩をニーダーで混合し、インクを得
た。
このインクにより実施例1と同じ印刷機を用い、実施例
1と同様の方法で印刷を行ないその後同様の方法でクリ
ーニングしたところ実施例1と同様の結果が得られた。
[発明の効果] 本発明の印加電圧の極性に応じてインクの付着性が変化
し、これを利用して画像を形成する画像形成方法は環境
安定性に優れ、取扱いも非常に簡単であり、さらにクリ
ーニング手段を組み込むことにより、さらに優れた画像
形成を行なうことができる。
すなわち、本発明によればクリーニングしたインク材が
再びロールに付着することがなく、またクリーニングの
際にインクがロール面の平滑度に関係せずロール上に残
ることもないため、記録紙のかぶりを少なくでき、更に
、クリーニング手段が導電性ベルトにより構戊されるも
のであるため、メンテナンスフリーを達戊することがで
きる。
又、本発明は前述のクリーニング手段の他に、印刷版上
の非画像部に付着したインクのクリーニングなどインク
残渣を生じる個所に適用することができ、またクリーニ
ングも容易に行なうことができるため、本発明の画像形
成方法は印刷技術上非常に有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像形成方法の実施に係る印刷装置の
一例を示す模式側面図、第2図は第1図に示す装置に使
用する版の一例を示す模式斜視図、第3図、クリーニン
グベルトによるクリーニング中の構或を示す模式斜視図
である。 1・・・インク担持ロール 2・・・インク 3・・・版ロール 4・・・版 4a・・・基材 4b・・・画像パターン 5・・・プラン胴 6・・・圧胴 7・・・被記録体 8・・・インク画像 9・・・コーティングロール 10・・・インク溜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)印加電圧の極性に応じて付着性が変化し、一方の
    極に付着し他方の極に付着しなくなるインクを用いて、
    少なくとも一対の導電性部材に該インクを供給し、電圧
    を印加することにより画像形成する工程と、 前記画像形成後インク残渣に一方がベルト状導電性部材
    である一対の導電性部材から電圧を印加し、 前記インク残渣の付着性を低減させることにより前記残
    渣を除去するクリーニング工程 とを有することを特徴とする画像形成方法。
JP19094489A 1989-07-24 1989-07-24 画像形成方法 Pending JPH0355249A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5277112A (en) * 1991-06-28 1994-01-11 Kabushikigaisha Tokyo Kikai Seisakusho Ink removing device for a lithographic press and a method for removing ink from a lithographic press

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5277112A (en) * 1991-06-28 1994-01-11 Kabushikigaisha Tokyo Kikai Seisakusho Ink removing device for a lithographic press and a method for removing ink from a lithographic press

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