JPH0355046Y2 - - Google Patents

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JPH0355046Y2
JPH0355046Y2 JP1985199880U JP19988085U JPH0355046Y2 JP H0355046 Y2 JPH0355046 Y2 JP H0355046Y2 JP 1985199880 U JP1985199880 U JP 1985199880U JP 19988085 U JP19988085 U JP 19988085U JP H0355046 Y2 JPH0355046 Y2 JP H0355046Y2
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zone
misalignment
aperture
measurement
laser
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数の構造物に多数のアパーチヤを
直線的に取付け、レーザー発生装置と受光カメラ
とを用いて行なう芯ずれ測定装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 鉄鋼業に於いて、棒線工場では成品の調質冷却
を図るためのクーリングトラフが設備されてい
る。クーリングトラフは第5図の如く、複数のゾ
ーン1−1,1−2,1−nに分割されており、
各ゾーンには通材性を確保するため多数のガイド
又は冷却水噴水の為のノズル9,9を複数列配置
し、又棒線の太さに応じてノズル内径を変える必
要からゾーン毎に矢印Sで示す方向に、シフト可
能としてある。更にクーリングトラフの長さは数
10mもあり、ゾーン1−1,1−2,1−nをシ
フトさせた時の芯ずれ量の計測管理がスリ疵発生
防止並びに通材性を確保する上で極めて重要とな
る。
このような設備に於いて芯ずれ量を計測管理す
る方法の1つに、個々のゾーンに距離検出器等を
取付ける方法がある。更にもう1つは、トランシ
ツト方式やピアノ線、あるいは、罫引きレーザー
等によるシフト毎の芯ずれ計測方法もある。又、
その他レーザー光を用いてテーブルの移動状況を
知る方法として特開昭55−429号に示されるもの
がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記のゾーン毎に距離検出器を取付ける
方法は、距離検出器を多数個必要とし性能維持並
びに信頼性からして、大きな効果が期待できな
い。又はトランシツト方式、ピアノ線を用いる方
法、罫引きレーザーによる方法は、長距離に亘る
横方向縦方向の計測が必要であり、大変な労力を
必要とする上、計測条件が不安定になり易いとい
う問題を抱える。又シフト回数が多い場合にはも
はや適用することは困難である。更に特開昭55−
429号に示される方法は、複数のテーブル毎にレ
ーザー光の投受光装置を必要とし、前記ゾーン毎
の距離検出器と同様の難点を有する。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような状況に鑑みてなされたもの
で、クーリングトラフのように計測管理する距離
が数10mと長く、複数のゾーンから構成され、し
かも各ゾーンを頻繁にシフトするといつた条件に
おいて、クーリングトラフのシフト時の芯ずれを
容易に検出する装置を提供するものである。
第1図は本考案の全体構成の一例で、クーリン
グトラフ内に2列のノズル9,9を配置した場合
の図である。クーリングトラフの複数のゾーン1
−1,1−2,1−nの一側面にアパーチヤ2,
2を取付け、各アパーチヤにはその長さ方向ほぼ
両端に計測用穴3,3を設ける。又必要に応じて
光軸確認用穴4,4をアパーチヤ2,2の長さ方
向ほぼ中間部に設ける。該穴4,4の径は後述の
レーザー光径より十分大きな径としておく。第1
図bにアパーチヤの詳細を示すが、アパーチヤ2
の長手方向中間部に光軸確認用穴4、両端に計測
用穴3を設けてある。
各アパーチヤ2,2クーリングトラフの各ゾー
ン1−1,1−2,1−nとの取付けは、ホルダ
ー5,5を介して行ない、ホルダー5,5を各ゾ
ーンに固定し、アパーチヤ2,2はホルダー5,
5に対して長さ方向摺動自在とすると共に、必要
部位で固定できる構造とすれば、セツテイング時
において、各アパーチヤの穴をレーザー光軸に合
せる際、微調整が可能で調整が容易に行ないう
る。
又、クーリングトラフのゾーン1−1,1−
2,1−nの長手方向先端、後端で、計測用穴近
傍に、夫々レーザー発生装置6、受光用カメラ7
を設ける。ここで計測用穴3,3の大きさは、レ
ーザーの光径より小とすることが肝要である。但
し、穴径を小さくしすぎると、レーザー光の減衰
が大きくなつたり、ピンホール効果などにより受
光用カメラでの検出が困難となるので注意を要す
る。更に各ゾーンはSで示す矢印方向にスライド
可能とする。又圧延材の進行方向(パスライン)、
位置を矢印Cで表わす。
(作用) 本考案はこのように構成してあるので次に示す
作用を奏する。
まず、本考案装置のセツテイングを順を追つて
説明する。初めに、各ゾーンの内部に設けた2列
のノズル9,9のほぼ中間位置とパスラインを合
致させるよう、各ゾーンを矢印S方向にスライド
させる。この状態で光軸確認用穴4,4に向けて
レーザー発生装置6からレーザー光を照射し、受
光用カメラ7で受け、レーザー発生装置6と受光
用カメラ7の位置関係、方向を調整、設定する。
次に、各ゾーンをシフトさせ2列のノズルのどち
らか一方のラインとパスラインを一致させ芯出し
する。この時の芯出し法は従来から行なわれてい
るトラシツト方式、あるいはピアノ線による方法
で実施する。この状態が各ゾーンの最良の芯出し
状態となる。
次にレーザー光が各アパーチヤ2,2の測定用
穴3,3を通過するようにレーザー発生装置6側
から順に各アパーチヤを、各ゾーンに対する取付
け位置をホルダー5,5内に摺動させて調整す
る。この際受光用カメラ7の信号を見ながら最も
信号の大きい位置にアパーチヤの調整を行なう。
レーザー光を受光用カメラ7で受けながら全ての
アパーチヤを調整して終了する。尚、各ゾーンの
他のノズルラインとパスラインを一致するべく各
ゾーンをミストした時、各アパーチヤの他端に設
けた測定用穴3,3はレーザー光と一致するよう
予じめ、各ゾーンのシフト距離とアパーチヤの両
端の測定用穴の距離を一致させておく。
以上の作業は設備の設置時とか、年に数回の解
体修理時のセツテイング時のみ行なう。
以上設定した状態で圧延材通過作業を行ない、
サイズ替え等で各ゾーンをシフトする際、仮にゾ
ーン可動部(シフト用車輪)に異物が噛み込みシ
フトの際に設定距離分移動せず芯ずれが発生した
とすると、アパーチヤに拡散照射されていたレー
ザー光の中心位置は、第2図bに示す様にアパー
チヤ中心からずれることにより、芯ずれ状態を容
易に目視判定することができる。第2図bで8は
モアレ(干渉縞)を表わす。第2図aは芯ずれの
ない状態である。
レーザー光は第4図に示すごとく、レーザー発
生装置6から図において右方に照射され、各アパ
ーチヤ2,2の測定用穴3,3を通過し、受光用
カメラ7に受光される。この時、レーザー光の径
より、測定用穴3,3の径を小としてあるので、
測定用穴3,3によつて通過したレーザー光のみ
を次のアパーチヤに伝えるので、正確な芯ずれを
検出できるものである。
更に芯ずれの発生状況は、受光用カメラ7の信
号出力にても判断することができ、第3図の如く
芯ずれ量が大きくなるに従い受光信号が小さくな
つてゆく。第3図はa,b,cの順で芯ずれが大
きくなつている状態を表わす。縦軸は信号の強
さ、横軸はアパーチヤの端部からの距離を表わ
す。
以上、クーリングトラフの芯ずれ測定装置につ
いて述べたが、この目的は各ゾーンがシフトする
ことで発生する芯ずれを検知することであつた。
即ち、芯ずれが発生した時にそれを修復するため
には芯ずれ箇所の把握が容易でなければならな
い。本考案にあつては可視レーザーを用いること
から目視判定が極めて容易となる。
(考案の効果) クーリングトラフの芯ずれは棒線の通材性を疎
害するばかりで無く、スリ疵やミスロールの発生
原因となる。今後ますます成品に対する品質要求
が厳しくなることは明らかであり、本考案の必要
性が高まるものと考えられる。以下に本考案の効
果を列挙する。
長距離且つ複数から成る構造物の芯ずれ計測
を高精度に実現することができる。
芯ずれ方向がレーザー光軸に対しほぼ直角で
あれば如何なる方向の芯ずれも計測可能であ
る。
芯ずれ箇所の判定が目視で行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の全体構成図、第1図bはア
パーチヤの詳細図、第2図は芯ずれの状況を示す
図、第3図は信号処理による芯ずれ状況の説明
図、第4図はレーザー光の照射状況図、第5図は
クーリングトラフの説明図である。 1−1,1−2,1−n……クーリングトラフ
の各ゾーン、2……アパーチヤ、3……測定用
穴、4……光軸確認用穴、5……ホルダー、6…
…レーザー発生装置、7……受光用カメラ、8…
…モアレ(干渉縞)、9……ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に通過材を案内又は冷却するガイドやノズ
    ルを複数列持ち、長さ方向で複数に分割され、長
    さ方向に対して直角方向にスライドする各ゾーン
    の一側面にアパーチヤを取付け、各アパーチヤに
    は前記複数列のガイドやノズルの列数と同じ数の
    測定用穴を設けると共に、該計測用穴の径を計測
    光線径より小とし、最端部のゾーンに設けたアパ
    ーチヤ近傍には測定光線発生装置と、受光用カメ
    ラを配置して構成した芯ずれ測定装置。
JP1985199880U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0355046Y2 (ja)

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JP1985199880U JPH0355046Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JP1985199880U JPH0355046Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62111607U JPS62111607U (ja) 1987-07-16
JPH0355046Y2 true JPH0355046Y2 (ja) 1991-12-06

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ID=31161913

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6269087B2 (ja) * 2014-01-16 2018-01-31 株式会社リコー 光学センサおよび画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244656A (en) * 1975-10-06 1977-04-07 Nippon Steel Corp Method of measuring camber of steel plates

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