JPH0354885Y2 - - Google Patents

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JPH0354885Y2
JPH0354885Y2 JP8698484U JP8698484U JPH0354885Y2 JP H0354885 Y2 JPH0354885 Y2 JP H0354885Y2 JP 8698484 U JP8698484 U JP 8698484U JP 8698484 U JP8698484 U JP 8698484U JP H0354885 Y2 JPH0354885 Y2 JP H0354885Y2
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JP
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dust collector
dust
soil
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dyed soil
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JP8698484U
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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は藺草の泥染作業後に行う染土除去作業
において発生する染土粉塵を処理する装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、かかる染土の除去作業は、泥染後に一定
量の藺草を袋内に挿入し、同袋を叩くことによつ
て不要染土を袋内に落下するか、或いは機械的に
藺草に振動を加えて落下していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、いずれの方法においても、作業室内に
粉塵が充満し、かつ作業は高温下で行われるた
め、作業環境は極めて劣悪なものとなつていた。
本考案は不要染土除去作業において発生する粉
塵を効果的に処理し、作業室の空気を常時清浄な
ものとなることができる藺草染土用集塵機を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案では、一端に
染土を含有する空気流入用の開口を有し、他端に
清浄空気排出開口を有する集塵機本体内に、複数
の網製スクリーンからなる粉塵通過防止板を軸線
と交差する方向に間隔を開けて配設し、各防止板
の基端を交互に集塵機本体の上部壁及び下部壁に
交互に連結するとともに、その先端と対応壁間に
間隙を設け、集塵機本体内にジグザクの空気流通
路を形成し、さらに、集塵機本体内に空気の流通
方向と交差する方向に水を噴出する複数の噴出ノ
ズルを配設している。
〔作用〕
かかる構成によつて、染土除去作業において発
生する染土粉塵を完全に捕集でき、清浄空気のみ
を同集塵機から作業室内に排出できる。
〔実施例〕
以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案
を具体的に説明する。
第1図は本考案に係る集塵機を具備する不要染
土除去装置の一部切欠正面断面図、第2図は第1
図−線による断面図、第3図は第1図−
線による断面図、第4図は第1図−線による
断面図である。
第1図において、1は矩形箱体状をなす染土落
下機枠であり、同機枠1はその内部上方に染土落
下機構2を配設するとともに、同機構2の下方に
染土回収空間3を形成している。
また、4は染土落下機構1の一側側壁に一端を
連結した排風機であり、実施例では軸流フアンを
用いている。
5は一端を長さを調整可能なフレキシブルホー
ス6によつて排風機4に連結し、他端に清浄空気
排出口7を有する集塵機である。
第2図に集塵機5の詳細な構造が示されてお
り、図示する如く、集塵機本体50は矩形箱体形
状を有しており、その内部に上部壁及び下部壁に
基部を交互に連結した3個の粉塵通過防止板5
1,51及び53が配設しており、かかる配設に
よつて集塵機5内にジグザクの空気流通路54が
形成される。また、第4図に示すごとく、各粉塵
通過防止板はその略大半を網製のスクリーン55
によつて形成しており、これは空気の一部はスク
リーン55を通過させ、排風機4に過度の負荷が
かかるのを防止するためである。
また、集塵機5はその内部に空気流通路55と
交差する方向に水を噴出する噴射ノズル56,5
7,58を有し、これらの噴射ノズルは集塵機本
体50の上部に架設した水噴出管59,60,6
1に取りつけられている。さらに63は集塵機本
体50の下部に設けたドレインであり、除去して
染土粉塵を含有する水を排出するものである。
また、第3図及び第4図に、染土落下機枠1、
染土落下機構2及び排風機4の構造が示されてい
る。
図示するごとく、染土落下機枠1は正面の上部
に設けた藺草挿入開口10及び背面の藺草取り出
し口11を除いて略全体的に密閉状態としてお
り、これによつて、同機枠内で落下した染土粉塵
が外部に拡散するのを防止することができる。
また13は藺草挿入開口10に設けた簾状のカ
ーテンであり、同様に染土粉塵の外部への拡散を
可及的に防止するものである。
本実施例において、染土落下機構2は、染土落
下機枠1の上方に長手方向に一定間隔で無端ベル
ト14を配設し、各無端ベルト14の両端を、そ
れぞれ染土落下機枠1の正面壁及び背面壁と平行
に配設した回転軸15,16に固着したプーリー
17,18に巻回し、かつ同染土落下機枠1の中
央長手方向に回転軸19を架設し、同回転軸19
に無端ベルト14を上下に昇降して振動を加える
加振子20を取付け、さらに各無端ベルト14に
沿つて両端をそれぞれ染土落下機枠1の正面壁及
び背面壁から突出する藺草移送案内杆21を取付
けた構成としている。
なお、上記構成において、無端ベルト14は一
定間隔で藺草整理用突起22を取付けている。ま
た、回転軸15,16は共に排風機4に向けて下
方に漸次傾斜しており、これは藺草の先端を揃え
るのを容易にするためである。また、23は染土
落下機枠1の背面にそつて並設し、染土落下作業
後の藺草を捕集する集草箱である。
染土落下機構2の下方に設けた染土回収空間3
は、本実施例では、排風機4に向けて漸次傾斜す
る底板24を有する逆台形断面形状を有する傾斜
シュート25によつて形成している。
かかる構成によつて、染土落下機構2で落下し
た落下粉塵の一部は染土落下機枠1内部に浮遊す
るが、大部分は同シュート25上に落下する。
上記構成を有する染土落下機枠1及び染土落下
機構2の駆動系について述べれば、30は染土落
下機枠1の排風機側端壁下部に取付けた回動モー
タであり、同回動モータ30は同端壁の上部に回
転自在に支持した回転軸15に、プーリ31,伝
達ベルト32、プーリ33,34、伝達ベルト3
5及びプーリ36を介して回転力を伝達する。
また、37はプーリ33,34を固着し、かつ
端壁の中央部に回転自在に支持される回転軸であ
り、同回転軸37はその一端に偏心カム38を取
付けている。一方39は中央部を回転自在に端壁
に支持された揺動レバーであり、同揺動レバーは
その一端を偏心カム38と係合するとともに、他
端を染土落下機枠1の背面壁から外部に突出して
いる。41は同背面壁に沿つて中間レバー40を
介してその下部に取りつけた第2揺動レバーであ
り、同揺動レバー41はその一端を第1揺動レバ
ー39の対応端と連結するとともに、他端に藺草
すぐり用レバー42を取付けている。
さらに、43は回転軸15にプーリ36に隣接
して固着したプーリであり、同プーリ43は伝達
ベルト45を介して回転軸19に固着したプーリ
43と連結されている。
かかる構成によつて、回転モータ30の駆動
は、回転軸15の回転を介して無端ベルト14を
周回させて藺草を移動し、揺動レバー39,41
を揺動して藺草すぐり用レバー41を揺動するこ
とができ、さらに回転軸19を回転して無端ベル
ト14を揺動することができる。
つぎに、排風機4の染土落下機枠1への取付
は、染土落下機枠1の排風機側側壁の下部に排風
機4の口径と略等しい口径を有する開口を設け、
同開口に排風機4の一端を連結することによつて
構成している。
一方、排風機4と集塵機5との連結は、集塵機
本体50の一側壁に開口を設け、同開口に排風機
4の他側壁をフレキシブルホース6を介して連結
することによつて構成している。
ついで、本考案にかかる集塵機を具備する染土
除去装置による染土の除去作業について述べる。
まず、藺草挿入開口10から無端ベルト14上
に藺草を投入載置する。載置された藺草は無端ベ
ルト14の回動とともに藺草取り出し開口11に
向けて移送され、同移送工程において、加振子2
0による振動を受け、藺草に付着する不要染土を
落下する。落下後の藺草は藺草取り出し開口11
より染土落下機枠1の背面壁に取付けた集草箱2
3内に捕集される。一方、染土落下機枠1内に染
土の粉塵が充満するとともに、その大半は傾斜シ
ュート25上に落下する。ここで、排風機4を駆
動すると、染土落下機枠1内の染土粉塵は強力に
排風機4及びフレキシブルホース6を介して集塵
機5内に給送する。しかるに、集塵機5は複数の
粉塵通過防止板51,51,53を有しているの
で、粉塵は同防止板に付着し、一方空気は空気流
通路55およびスクリーン55を通して通過し、
排気口7より排出される。かかる移送工程におい
て、空気は噴射ノズル56,57,58より強力
な噴射水を受け、これにより空気中の染土粉塵は
確実に集塵本体50の底部に水とともに除去さ
れ、その後ドレイン63より水に混入して排出さ
れる。
〔考案の効果〕
以上述べてきたごとく、本考案では、空気内に
含有される染土粉塵はジグザクな空気流通路を通
過する間に防止板と噴射ノズルとの協働によつて
確実に除去され、清浄空気のみを作業室に排気す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る染土集塵機を具備する不
要染土除去装置の一部切欠正面断面図、第2図は
第1図−線による断面図、第3図は第1図
−線による断面図、第4図は第1図−線に
よる断面図である。 図中、1……染土落下機枠、2……染土落下機
構、3……染土回収空間、4……排風機、5……
集塵機、6……フレキシブルホース、7……洗浄
空気排出口、10……藺草挿入開口、11……藺
草取り出し口、13……カーテン、14……無端
ベルト、15……回転軸、16……回転軸、17
……プーリ、18……プーリ、19……回転軸、
20……加振子、21……藺草移送案内杆、22
……藺草整理用突起、23……集草箱、24……
底板、25……傾斜シュート、30……回動モー
タ、31……プーリ、32……伝達ベルト、33
……プーリ、34……プーリ、35……伝達ベル
ト、36……プーリ、37……回転軸、38……
偏心カム、39……揺動レバー、40……中間レ
バー、41……第2揺動レバー、42……藺草す
ぐり用レバー、43……プーリ、44……伝達ベ
ルト、45……プーリ、50……集塵機本体、5
1……粉塵通過防止板、52……粉塵通過防止
板、53……粉塵通過防止板、54……排気路、
55……スクリーン、56……粉塵通過防止板、
57……粉塵通過防止板、58……粉塵通過防止
板、59……水噴射管、60……水噴射管、61
……水噴射管、63……ドレイン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に染土を含有する空気流入用の開口を有
    し、他端に清浄空気排出開口を有する集塵機本体
    内に、複数の網製スクリーンからなる粉塵通過防
    止板を軸線と交差する方向に間隔を開けて配設
    し、各防止板の基端を交互に集塵機本体の上部壁
    及び下部壁に交互に連結するとともに、その先端
    と対応壁間に間隙を設け、集塵機本体内にジグザ
    クの空気流通路を形成し、さらに、集塵機本体内
    に空気の流通方向と交差する方向に水を噴出する
    複数の噴出ノズルを配設したことを特徴とする藺
    草染土用集塵機。
JP8698484U 1984-06-11 1984-06-11 藺草染土用集塵機 Granted JPS612904U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8698484U JPS612904U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 藺草染土用集塵機

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JP8698484U JPS612904U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 藺草染土用集塵機

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Publication Number Publication Date
JPS612904U JPS612904U (ja) 1986-01-09
JPH0354885Y2 true JPH0354885Y2 (ja) 1991-12-05

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ID=30638785

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JP8698484U Granted JPS612904U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 藺草染土用集塵機

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JPH0428034Y2 (ja) * 1986-12-22 1992-07-07
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JPH0428036Y2 (ja) * 1986-12-22 1992-07-07
JPH01174920A (ja) * 1987-12-29 1989-07-11 Shimadzu Corp 光測定装置
JPH052037U (ja) * 1991-06-24 1993-01-14 日本電信電話株式会社 紫外線検出カード

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JPS612904U (ja) 1986-01-09

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