JPH0354248A - ポリマー、特にポリカーボネートと、アクリレート変性ゴム組成物と、追加のポリアクリレートのブレンド - Google Patents

ポリマー、特にポリカーボネートと、アクリレート変性ゴム組成物と、追加のポリアクリレートのブレンド

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JPH0354248A
JPH0354248A JP11670690A JP11670690A JPH0354248A JP H0354248 A JPH0354248 A JP H0354248A JP 11670690 A JP11670690 A JP 11670690A JP 11670690 A JP11670690 A JP 11670690A JP H0354248 A JPH0354248 A JP H0354248A
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rubber
polymer
pmma
acrylate
rubber composition
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Daniel D Zimmerman
ダニエル・デイ・ジマーマン
Gary Vieiro
ゲイリイ・ビエイロ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08L33/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L33/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C08L33/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, which oxygen atoms are present only as part of the carboxyl radical
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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    • C08L51/04Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to rubbers
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、アクリレート変性グラ7ト高飽和ゴム組成物
(acrylats modified graft,
 highly saturated. rubber
 compositions)と、追加のポリアクリレ
ート、特にそのアクリレートが窒素を含まないポリアク
リレートと、及び他のポリマー、特にポリカーポネート
とのポリマーブレンド及びこのような製品を製造する方
法に関する。本発明は、更に、変性されたゴム組成物の
製造、及びもっと高価なポリマー、特にボリカーポネー
ト中の強化剤/増量剤としての該組成物及び追加のポリ
アクリレートの一緒の使用に関する。
本発明を要約すれば以下のとおりである。
本発明の変性されたゴム組成物は、エチレンープロピレ
ンージエンゴムAどの高飽和脂肪族ゴム約15−60重
量%、好ましくは窒素不含有アクリレートモノマー単位
約25−80重量%、及び約5重量%以下の多官能性七
ノマー単位を含んで成る。この組成物は、無定形の不均
質に分散しt;相として存在する。第1の相は、他のモ
ノマー単位の少なくともlO%、好ましくは少なくとも
20%、更に好ましくは少なくとも30%のポリマーが
グラフトしているコポリマーゴムより戊る。
第2の相は、ゴムにグラフトしていないホモポリマー又
はコポリマーとして重合された前記他のモノマー単位よ
り戊る。ゴム以外の他のモノマー単位のIO%以上、好
ましくは20%以上がゴムにグラフトされる。グラフト
の数平均分子量はlO,000乃至80.000ダルト
ンである。
変性されたゴム組成物と、追加の好ましくは窒素不含有
ポリアクリレートポリマーと、他のポリマーとを一緒に
混合して、より高い衝撃強度及び他の重要な性質を持つ
ポリマーブレンドを形戊させる。上記他のポリマーは、
しばしば高価であり、通常ポリアクリレートに比べて幾
つかの有利な性質を有する。開示される他のポリマーは
、ポリカーボネート、SAN,ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ホリフロビレン、ポリエステル、スチレン無水
マレイン酸、塩素化ポリエチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ナイロン及びABSである。
ポリカーボネートブレンドは、好ましくは全体で少なく
とも35%乃至65%のポリアクリレートを含んで成る
。ボリカーボ不一トブレンド中の全グラフトゴム組成物
及びポリアクリレートポリマーに対するグラフトゴム組
成物を形成するのに使用されるゴムの割合は、約2重量
%乃至30重量%以下、好ましくは25重量%以下の範
囲にある。
変性されたゴム組戒物は、ポリカーボネートブレンド中
に約6M量%乃至50重量%の範囲で存在する。添加さ
れるポリアクリレートは、好ましくは80.000ダル
トン以上の分子量を有する.本願は、ダニエル・ジンマ
ーマン(Daniel Zimmer+aan)、ジョ
ーン・コルクス(John Milks)、シドニー◆
ビンダー:Sidney Binder)、ロージャー
◆ジェイ・カード:Roger J. Card)、ヴ
イン7リーツ・ヴインダーリッヒ(1#infried
 Wunderlich)及びウエルナー・シオール(
Werner Siol)を発明者とする、ポリアクリ
レート製品を強化するための変性されたゴム組成物(M
ODIFIER) RtlBBER COMPOSIT
IONS FOR REINFORCING POLY
ACRYLATE PRODUCTS)、と題する19
88年7月l8日に出願された米国特許出I[第07/
220,868号の一部継続出願をベースとする出願で
ある。本願の説明に上記米国特許出願第07/220.
868号の説明を引用する代わりに、上記米国特許第0
7/220,868号の説明を参照されたい。
技術背景 上記米国特許出願において、我々は、アクリレートをグ
ラフトさせることにより変性された飽和ゴム、例エハ、
エチレンープロピレンコポリマー又は水素化ボリイソ/
レンがボメチルメタクリレート又は他のアクリレートに
加えられた場合に、いかに耐候性の耐衝撃性のポリアク
リレート製品が得られるかを開示した。
エンジニアリング用途に使用されるポリヵーポネートな
どの多くのポリマーは、強靭であるが、加工が困離であ
り、又高価である。このような高コストのポリマーは、
安価なポリマーとブレンドすることによって、強籾性を
減少させることなく増量されそしてその加工性を高めら
れることが望ましい。
先行技術に従えば、肉厚部分でのポリカーポネートの脆
性は、変性されたゴム組成物の添加により減少させるこ
とができる。
ザカノ(Sakano)等に対して1983年12月6
日に発行された、着色の優れた熱可塑性樹脂組成物(T
}IERMOPLASTiC I?EsIN COMP
OSITION EXCELLENTIN COLOR
 DEVELOPMENT)、と題する米国特許第4,
419.491号は、スチレンーアクリロニトリル(S
AN)で変性したEPDM,SANコポリマー、メチノ
レメタクリレートポリマー・のブレンド及びポリカーボ
ネート樹脂ブレンドを開示している。
我々は、窒素含有アクリレートであるアクリロニトリル
の使用は,EPDMが窒素不含有アクリレートで変性さ
れている場合のブレンドよりもはるかに劣った結果を生
じることを見出だした。
我々は、更に、リュー(Liu)等に対して1984午
6月26日に発行された、ポリカーボネート、アクリレ
ート樹脂及び脂肪族炭化水素を含有して戊る組成物、と
題する米国特許第4 ,4 5 6 .7 25号、及
びブツニ(Boutni)等に対して1987年1月2
0日に発行された、改良された耐有機溶媒性を示すカー
ポネート樹脂とエチレンープロピレンージエンターポリ
マーのグラフト誘導体との樹脂組成物、と題する米国特
許第4.638.033号に開示されているような、ブ
レンド中に窒素含有アクリレートを使用して、変性され
たポリマーグラ7トゴム組成物で増量されたボリカーボ
ネートは、我々が見出だした窒素不含有ポリアクリレー
トポリマーを含んで成るブレンドの高い強度の品質を示
さないことを見出だした。
アクリレート(特に窒素不含有アクリレート)変性ポリ
マーグラフト高飽和ゴム組成物(acrylatemo
cHfiad polymer graft high
ly saturated rubber compo
sition)及び追加のポリアクリレート(特に窒素
不含有アクリレート)ポリマーを、他のポリマー(特に
ポリカーポネート)とブレンドして、最終製品のコスト
を減少させ、最終製品の耐衝撃強度を改良し、最終製品
の耐候性を増加させそして他のポリマーの加工性から最
終製品の加工性を増加させることができることを見出だ
した。
窒素不含有アクリレート変性ゴム組成物は、上記のサカ
ノ等の特許に開示されているスチレンアクリロニトリル
(SAN)、EPDMのような窒素含有アクリレート変
性ゴム組成物よりも、ポリカーポネート一変性剤−PM
MAブレンドにおいて良好な働きをすることが見出ださ
れた。
本発明のポリカーポネート含有ブレンドは、好ましくは
35−65%の追加のポリアクリレートを含んで戊る。
本願のポリカーポネートブレンド中の全グラフトゴム組
成物及びポリアクリレートポリマーに対するグラフトゴ
ム組成物を形或するのに使用されるゴムの割合は、約2
重量%乃至30重量%以下、好ましくは25重量%以下
の範囲にある。変性されたゴム組成物は、ポリカーポネ
ート含有ブレンド中に約6−50重量%の量で存在する
。変性されたゴム組戒物で使用されるアクリレートは、
グラフト時に80,000ダルトン以下の数平均分子量
を有するが、ブレンドに加えられるポリアクリレートは
、好ましくは80,000ダルトンよりはるかに高い数
平均分子量を有する。
我々が発見した追加のアクリレートポリマー及び非ボリ
カーボネートのブレンドには、SAN,ボリスチレン、
PVC,ボリブロビレン、ポリエステル、スチレン無水
マレイン酸、塩素化ポリエチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ナイロン及びABSが包含される。
故に、本発明の目的は、改良された耐衝撃性、耐候性、
増加した加工自在性又は減少したコストの、変性剤、ポ
リアクリレート及び他のポリマー(特にポリカーボネー
ト)を含有して成るポリマーブレンドを提供することで
ある。本発明の他の目的は、増量ポリマーが他の使用さ
れるポリマーよりも安価なポリアクリレートである上記
のポリマーブレンドを提供することである。
本発明の他の目的は一部は明らかでありそして一部は以
後明らかとなるであろう。従って本発明は製品、組成物
及び方法を含み、これらはすべて、以下に開示される製
品、及び方法において説明される特色、性質、成分及び
特徴及び幾つかの工程及び他の各々に対する1つ又はそ
れより多くのこのような工程の関係を有する。本発明の
範囲は特許請求の範囲に示されている。
本発明の目的及び性質を十分に理解するために、添付図
面に関連した以下の詳細な説明を参照されたい。
本発明を実施する最善の態様 本発明のブレンドに使用される新規な変性されたゴム組
戒物は、a)有機溶媒に低レベルの不飽和を含む脂肪族
ゴム(即ち、高飽和ゴム)を溶解し、b)前記ゴムに、
主としてアクリレートモノマーから放るが場合により1
種又は1種より多くのモノマーを含んでいてもよい混合
物をグラフト化させ、C)前記変性されたゴム系を乾燥
することにより、前記した本出願人の同時継続米国特許
出願に記載の如くして製造する。
ブレンドの製造 変性されたゴム組成物、ポリアクリレート及び他のポリ
マーの種々のブレンドは、特定の戊分をタンプルブレン
ドし、30IIIII1ライストリッツ■(Leist
ritz@ )二軸スクリュー押出機により押出すこと
により得られる。押出機中の温度は、ボードQ+oar
d)を横切って450″F′に設定され、スクリュウの
回転はIOORPMに保持される。これらの条件下に、
押出機中の平均滞留時間は2.5分以下である。実際の
溶融温度は一般に470−510″F′の範囲にある。
ライストリッッのからのストランドを水冷し、ペレット
化し、射出戒形前に乾燥する。
ベレットを75トンのニューブリテン■(NewBri
tain@ )射出戊形機で射出戊形する。モールド温
度は150℃に設定する。ポリヵーポネートを或形する
場合には、戊形機の3つのゾーンは、存在するPCのレ
ベルに依存して480−510″F′に設定され、PC
レベルが高ければ高い温度が使用される。同様に射出圧
は600  1.ooopsiに設定される。使用され
る射出速度は中くらい乃至速い。種々の戒形品のサイク
ル時間は1分以下である。
ゴム 使用することができる脂肪族ゴムには、高飽和主鎖(即
ち、主鎖中に1%以下、好ましくは0.1%以下の炭素
一炭素二重結合を持った)を有しモして0.l%以下の
炭素一炭素二重結合を含む側鎖を有する物質が含まれる
。このような脂肪族ゴムの例は、エチレンープロピレン
ージエンゴム(EPDM)、エチレンーブロビレンート
リエンゴム(EPTM)、ビニル基含有ボリシロキサン
などである。コポリマー・ラバー・アンド・ケミカル・
コーポレーション(Copolymer Rubber
 and Chemical Corporation
)のエチレンープロピレンージェンゴムのエプシン(E
psyn) ”系統及びポリサー社(Poiysa L
td)の工千レンープロピレンージェンゴムであるボリ
サー( P olysar) @  などの材料が例示
される。これらのゴムは、主としてエチレン及びグロビ
レンモノマー単位と少量のノルボルネン含有モノマー単
位を含むコポリマーである。この特許では、′コポリマ
ー“という用語は、1種より多くのモノマー単位を含む
ポリマー材料を表す。
ノルボルネンモノマーはエチレン−ブロビレンージエン
ゴム内で元のまま残っている才レフィン部分を含む。オ
レ7イン含有率、従って不飽和のレベノレは、コポリマ
ーゴム中のノノレポノレネンモノマーのレベルにより制
御される。本発明に従って所望される不飽和のレベルは
、炭素原子1 000個当たり約2個乃至約30個のオ
レ7イン基である。
炭素厚子iooo個当たり約5i’[乃至約15個のオ
レフィン基の不飽和レベルが更に好ましい。
エプシン@55は、これらの要件を満足しそして本発明
で良好な作用を持った市販の材料の一例である。本発明
で使用することができる他の低レベルの不飽和を含む他
の脂肪族ゴムには、商標ポリサー■の下にボリサー社に
より供給される脂肪族ゴムが包含されるが、これらに限
定されるものではない。これらのゴムは、約100,0
00より大きい重量平均分子量(My)を有する。
溶媒 本発明で使用することができる有機溶媒には、ベンゼン
、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、クロロベンゼ
ン、酢酸ブチルなどの低溶解性バラメータを持った材料
が包含される。好ましい溶媒は、トルエン、クロロベン
ゼン及び酢酸ブチルである。本発明に従う溶液は、ゴム
約iomi%一約50重量%、好ましくは、約5重量%
一約35重量%、更に好ましくは、約10重量%一約2
5重量%を含有することができる。
グラフト化 “グラフト化“とは、生成物が最初のポリマー又はコポ
リマーの炭素主鎖に結合した新たなポリマー又はコポリ
マーの枝を含むことが予想される条件下に、ポリマー又
はコポリマーの存在下に1種又は1種より多くのモノマ
ーを重合させる方法を指す。グラフト化プロセスから得
られる生或物は、前記七ノマーのオリゴマー、ポリマー
又はコポリマー、未反応モノマー、変化しなかったポリ
マー又はコポリマー及びグラフト化ポリマー又はコポリ
マーを含む複雑な混合物である。
典型的なグラ7ト化反応では、遊離基開始剤と、所望の
1種又は1種より多くのモノマーと、場合により有機溶
媒との混合物を、制御された条件下に、例えば脂肪族ゴ
ムポリマーの溶液に加える。
遊離基開始剤を遊離基に分解させるのに十分に高い温度
を維持し、次いでこの遊離基は七ノマーのグラフト化及
び重合を開始する。
最高の性能を得るために、グラフト化プロセスを注意深
く制御することが必須である。
第一に、モノマーをゴムに実際に化学的に結合させるこ
と、即ち、比較的高いグラ7ト化効率を得ることが重要
である。これは、特に飽和ゴムを使用する場合に必要で
ある。グラフト化は、常に七ノマー及び開始剤の存在下
に行なわれるので、ゴムにグラフト化されていないコポ
リマーの形成が常に競争プロセスである。これらのグラ
7ト化されていないホモポリマー及びコポリマーは、般
に生成物から除去されず、最終ゴム変性PMMA製品の
透明性及び耐衝撃性を実際に減少させることがある。こ
の方法では、グラ7ト化効率は約10%以上、好ましく
は20%以上、最も好ましくは30%以上とするべきで
ある。
第二に、グラフト化されI;鎖及びグラフト化されてい
ない鎖の数平均分子量(MN)は、比較的高くなければ
ならない。即ち、約10.ooOg/モル以上、好まし
〈は20.000g/モル以上、最も好ましくは40,
000g/モル近くでなければならない。
我々は、非常に高い分子量、例えばso.ooog/モ
ルとする必要は見出ださなかった。
ゴムにグラ7ト化された鎖の分子量の決定は、別々に同
じプロセスにより形成されたグラ7ト化された鎖とグラ
フト化されていない鎖はほぼ同じ分子量を有するという
仮定に基づいている。
第三に、変性されたゴム組成物と追加のPMMAとを均
一に混合させるために、架橋の量を低く保たなければな
らない。脆いポリマーを安定化するのに高度に架橋され
たゴム粒子を使用する種々の他の方法と対照的に、本発
明の変性されたゴム組成物は、それがPMMAとブレン
ドされた後までばらばらに分離したゴム粒子を含むよう
には見えない。むしろ、それは2つの無定形の不均一に
分敵した相より戊る。最初のプロセスでばらばらに分離
した粒子をつくることは必要ではないので、この組成物
に明白な利点を与える。むしろ、加工及びブレンド条件
は、変性されたゴム組成物が追加のPMMA及び他のポ
リマーとブレンドされるとき所望の粒子を生戊するよう
に最適化させることができる。
本発明の方法は、所望により、例えばグラフト化のプロ
セス中に架橋剤の添加によりばばらに分離した架橋した
ゴム粒子を発生させることができるように十分に一般的
である。架橋剤の添加は、EPDM分散液を生成させる
ときが特に好ましい。
もちろん、グラ7ト化による屈折率合わせ(refra
cyive index matching)が所望さ
れない場合には、フェニルは省くことができる。最終製
品中でゴム粒子とPMMAとの相溶性を増加させるため
に、グラ7ト化されたアクリレートポリマーはグラフト
鎖の末端に集中されるべきである。
かくして、本発明であることができる使用される変性さ
れたゴム組成物は、高いグラフト化効率、比較的高い分
子量のグラ7ト鎖(10,(100−8o,oooダル
トン)、低レベルの架48(もしあれば)及び高い屈折
率七ノマー単位(もしあれば)が高飽和ゴム主鎖に結合
したグラフト鎖の先端に集中している制御された化学的
組戊を有する。
遊離基開始剤は、当業界では周知されている広範な種々
の市販で入手可能な非アゾ開始剤から選ばれる。好まし
い開始剤には、バーオキシ化合物、例えば、ペンゾイル
バーオキサイド、モノバーオキシカーボネート、クミル
バーオキサイド、ジーt−プチルバーオキサイド、t−
プチルバーオクトエートなどが包含される。
開始剤の濃度は、ゴム100部当たり約0.1部乃至約
5部の範囲とすることができる。好ましい濃度は、ゴム
100部当たり約0.5部乃至約2,5部である。溶媒
は、既に述べた群より選ばれ、通常は、ゴムが溶解され
ている溶媒と同じである。溶媒は必要ではない。加工上
の考慮から溶媒が使用される場合には、溶媒は、ゴム1
00部当たり約100部乃至約2000部、好ましくは
、ゴム100部当たり約l00部乃至約750部の量で
使用される。
グラフト化工程 モノマー、開始剤及び溶媒の混合物を、ゴム及び場合に
よりフッ素含有ポリマー又はブロックコポリマー又はそ
の両者の加熱撹拌された溶液に加える。グラフト化は、
開始剤が遊離基に転化するのに少なくとも十分な温度で
行なわれる。有用な温度範囲は、約50℃乃至約200
℃、好ましくは、約65℃乃至約130℃である。ゴム
及び添加された七ノマーの溶液は、七ノマーの添加全体
にわたり、好ましくは反応全体にわたり完全な混合を可
能とする常用の手段により撹拌することができる。反応
は、モノマーのポリマーへの転化率が約50%以上、好
ましくは、約70%以上になるのに十分な時間行なわれ
る。
以後″7エニルグラ7ト“と呼ばれるこの最初のグラ7
ト化工程の生戊物を単離し、乾燥することができるが、
好ましくは、アクリレートグラ7ト化工程で変性なしに
使用される。
アクリレートグラ7ト化工程は、7エニルグラフト化手
順と同様に行なわれる。所望の七ノマー遊離基開始剤及
び場合により溶媒の溶液を、いくらかのグラ7ト化が起
こると予想される条件下に前記フエニルグラフト溶液に
加える。
モノマーは、グラフトポリマーを、変性されたゴムma
物とブレンドされるバルクボリアクリレートと相溶性と
するように選ばれる。モノマーは、最終ポリアクリレー
ト製品と同じ一般的部類のもの: RI CH,=C−CO.R’ 式中 Rlは、H又は約9個以下の炭素厚子を有するア
ルキル又はアリール基であり、Rlは、約9個以下の炭
素原子を有するアルキル又はアリール基である、 である。4(El以下の炭素原子の脂肪族基が好ましい
。七ノマーは、単独で又は混合物として使用することか
できる。
アクリレートは、このアクリレートから戊るホモポリマ
ー又はコポリマーの動的ガラス転位温度、Tmaxが、
50℃乃至170゜Cの範囲にあるべきであるように選
ばれる。好ましくは、全モノマーの70−100重量%
、更に好ましくは、8〇一99重量%がメチルメタクリ
レートである。
遊離基開始剤は、(a)メチルメタクリレートの重合を
触媒する及び(b)高飽和ゴムから水素を引き抜いてグ
ラ7ト化を開始する当業界で知られている遊離基開始剤
から選ばれる。好ましい開始剤には、ペンゾイルパーオ
キサイド、モノパーオキシカーポネート、ジーし−プチ
ルバーオキサイド、クミルバーオキサイド、t−ブチル
バーオクトエートなどのパーオキシ化合物が包含される
が、これらに限定されるものではない。
溶媒は前記の基準を満足させる。溶媒は必要ではない。
加工上の理由で溶媒が使用される場合には、ゴム100
部当たり約100部乃至約2000部、好ましくは、ゴ
ムlOO部当たり約100部乃至約750部の範囲の量
で使用される。
有用な温度範囲は、約50℃乃至約200℃、好ましく
は、約65゜C乃至約130℃である。溶液は、フェニ
ルグラフトに七ノマーを添加している間全体にわたり完
全な混合を可能とする常用の手段により撹拌することが
できる。反応は、転化率が約50%以上、好ましくは、
約70%以上になるまで進行させる。
このグラフト化工程は、1段階で又は一連の段階で行う
こと、例えば、一連のグラ7ト化段階で個となるレベル
のメチルクリレートを導入することができる。
多官能性七ノマーを、このプロセスの任意の段階で低レ
ベルで加えて、グラ7ト網状構造の最小の架橋でグラフ
ト分子量を増加させることができる。典型的な多官能性
七ノマーには、ジビニルベンゼン、トリスアリルインシ
アヌレートなどが包含される。
変性ゴム生成物は、次いで都合の良い方法で乾燥するこ
とができる。1つの好都合な実験室の方法としては、約
12時間乃至約24時間製品を空気乾燥し、続いて真空
中で残存溶媒を除去することが包含される。好ましい方
法には、押出機中での連統的揮発分除去(devola
tNization)が含まれる。
この方法は、バッチ式又は連続的に行うことができる。
生或物を次いで貯蔵し、ポリアクリレート製品の製造場
所に出荷することができる。
次いで変性されたゴム組成物をポリアクリレート及び他
のポリマーとブレンドする。ポリアルキルアクリレート
は、構造式、 R3 L CH,−C−CO.!?4 式中、RsはH及びアルキル基から戊る群より選ばれ 
R4は、アルキル基及びアリール基から成る群より選ば
れ、これらの基は、各々約9個以下の炭素原子を含む、 のモノマー単位、特jこボリメチルメタクリレート、約
90%以上を含有して戊る。
実施例l 変性されたゴム組成物は、好ましくは下記の如くして製
造される。スチレン(Sty)50g(ダラム)、3 
3 pphr(ゴム100部当たり部)、メチルメタク
リレート(MMA)60g、4 0 pphr,メチル
アクリレート(MA ) I. gs  O −  7
 pphr及びペンゾイルバーオキサイド(B.P)開
始剤( I nit)2.4gs  1 − 6pph
rを一緒にし、目盛り付き添加漏斗に入れる。この溶液
を窒素でパージする。この溶液の半分を、窒素雰囲気下
に75゜Cでトルエン900gに溶解されたエプシン(
Epsyn)@5 5ゴムなどのエチレンープロピレン
ージエンゴム(EPDM)1 5 0gの撹拌された溶
液に5−10分の期間にわたって遅い流れで加える。前
記スチレン含有溶液の残りを2時間にわたり前記撹拌さ
れたゴム溶液に滴下により加える。得られる溶液を75
℃で更に14時間撹拌とそして維持する。この段階で、
モノマーの少なくとも65%がゴムにグラフト化されて
いるか又は不チレンメチルメタクリレートコポリマーに
転化されている。
メチルメタクリレート2 1 6gs  I 4 4P
Phr%メチルアクリレート5 g,  3 pphr
及びペンゾイルバーオキサイド2g,  1 .  3
pphrを、目盛り付き添加漏斗に加え、窒素でパージ
する。この混合物の半分を、上記のm製されたグラ7ト
化ゴム溶液に、窒素雰囲気下に80℃で5−10分にわ
たり遅い流れで加える。メチルメタクリレート溶液の残
りを前記撹拌されたゴム溶液に2時間にわたり滴下によ
り加える。得られる混合物を16時間放置する。溶媒及
び未反応モノマーを減圧下に除去する。
変性されたEPDM生或物の収率は、465gであり、
これは、七ノマーのグラフト化された種又はコポリマー
への90%転化率を示す。この生或物は、製造し、いつ
までも貯蔵しそして、本発明のポリメチルメタクリレー
トと他のポリマーのブレンドの製造場所に出荷すること
ができる。
実施例2 変性されたゴム組成物をスケールアップしてパイロット
プラントで製造してプロセス実施可能性を証明しそして
更に評価するために大量の変性されたゴム組成物を製造
した。EPDMゴムをタービン撹拌器、温度制御された
ジャケット及び再循環ループを備えた72ガロンの反応
器に溶解した。
42ボンドのエプシン@55を261ボンドのトルエン
に加えた。ゴムの用水は90℃で数時間後に達戊された
が、完全な溶解を保証するために更に約lO時間続けた
このEPDM−トルエン溶液を上述の同様な反応器でグ
ラフト化した。上記役入物に、スチレンl3.9ボンド
、MMA23.5ボンド、MA0.3ボンド、ペンゾイ
ルバーオキサイド0.67ボンドを2段階で加えた。反
応体の半分を最初に加え、他の半分を1.5時間で加え
た。重合中の温度は、80−90℃に維持され、約10
時間後、モノマーの転化率は50%以上となった。
この材料の在庫を維持できるように幾つかのバッチを製
造し、次いでこの材料をタービン撹拌器及び温度制御さ
れたジャケットを備えた15ガロンの反応器に連続的に
供給した。上記材料を、MMA及びMAcMMA/’M
A:9 8/2)から成る追加のモノマー及びトルエン
中のペンゾイルバーオキサイド流と一緒に、この第2反
応器に20.5ボンド/時間で供給した。モノマー速度
は3.7ポンド/時間であり、トルエン中の開始剤速度
は、(0.03ボンド/時間/ B 20 2、トルエ
ン2.72ボンド/時間)であった。全送給材料は26
.9ボンド/時間であった。80−90゜Cで2.5時
間の平均滞留時間と同じ速度で且つ60%以上の全七ノ
マー転化率で、生或物を抜き出した。次いで生戊物を2
0ガロンの円筒形チャンバにポンプで送り、そこで追加
の重合を行った。l00−115℃に維持されたこの反
応器では撹拌はしなかった。生戊物は、6時間の平均滞
留時間の後、存在するモノマーの90%以上が転化され
ていた。
この生戊物を30mmの揮発分除去式押出機(devo
latiljzing extruder)ポンプで送
り、そこで溶媒及び未反応モノマーを揮発させ、凝縮さ
せ、変性されたゴム組成物を押出してストランドとし、
これを冷却しそしてベレットとしt;。
実施例3 市販のPC[レキサン(Lexan)■14i1を製造
会社の薦める条件に従って射出或形して試料を作或した
実施例4 7 0/3 0 PC/PMMA(即ち、70重量%P
C,30重量%PMMA)のブレンドをライストリッツ
■二軸スクリュー押出機で製造し、ブレンドの製造のと
ころで述べた如くして射出成形しIこ 。
実施例5−12 実施例lに記載の変性されたゴム組成物からブレンドを
製造し、ブレンドの製造のところで述べた如くして加工
した。
実施例L3及びl4 最初の重合工程でMMAの代わりにアクリロニトリル4
0pphrを使用したことを除いては、実施例1に記載
の変性されたゴム組成物製造法に従った。変性されたゴ
ム組虞物の製造及びブレンドの製造でのすべての工程は
前記したとおりであった。
実施例l5 スチレンを使用しないで、その代わりにMMAを使用し
たことを除いては、実施例1に記載の変性されたゴム組
成物製造法に従った。すべての他の工程は前記したとお
りであった。
実施例16 第2の重合工程で追加のスチレン1 2 pphrを使
用したことを除いては、実施例iに記載の変性されたゴ
ム組成物製造法に従った。これによりスチレンの合計の
使用は6 0 pphrとなった(標準方法ではスチレ
ン3 3 pphrが使用されるのと違って)。
すべての他の工程は前記したとおりであった。
実施例17 重合を七ノマーの48%の転化率までしか進めなかった
ことを除いては、実施例lに記載の変性されたゴム組成
物製造法に従った。未反応のモノマーを除去した後、4
9%EPDMという高いゴム濃度が得られた。
実施例l8 第2の重合工程で使用したMMA/MAの量の2倍を使
用することにより、実施例lに記載の変性されたゴム組
成物を変性した。反応を七ノマーの88%の転化率まで
進めた。すべての他の工程は前記しIことおりであった
実施例19 スチレンの代わりにσ−メチルスチレンを使用したこと
を除いては、実施例lに記載の如くして変性されたゴム
組戒物を製造した。これにより存在するモノマーの45
%というはるかに低い転化率が得られた。得られる50
%EPDM濃度の変性されたゴム組成物を前記の如くし
て使用した。
実施例20−30 実施例2で大規模で製造した変性剤を使用して、EPD
Mゴム、PC及びPMMAレベルを変えた種々のブレン
ドを製造した。すべての試料は前記の如くして製造しそ
して射出戊形した。
実施例31−38 実施例2に記載の如くして大規模でせいそせうした他の
変性剤を使用して、ゴムレベルは一定であるが(即ちl
O%)異なる分子量のPMMA(即ち、サイロ社のH−
12及びL−4 0 PMMA)を使用した種々のブレ
ンドを製造した。これらの両方共100,000ダルト
ンより大きい分子量を有する。それらの230℃及び3
.8kgでのメルトフローインデックスは、それぞれ7
40及び29,Oである。下記するように、高分子量の
PMMA(即ちH−12)を加えたブレンドは優れた性
質を有する。従って、本発明の総ての特徴を事えるため
には、実施例lのEPDMグラフト組戒物中の低分子量
P M M A残基に頼ることはできない。より高い分
子量、go,oooダルトン以上のPMMAの添加は、
下記する試験で示された改良された性質を与える。すべ
ての試料は前記の如くして製造されそして射出成形され
た。
実施例39−41 市販の入手可能な変性剤、即ち、ユニロイヤル・ロイア
リテ(Uniroyal Royalite)(33 
7 2 (即ち、スチレンーアクリ口ニトリルでグラフ
ト化されたEPDM)を使用したことを除いては、上記
の如くしてこれらのブレンドを製造した。
実施例42−43 これらの実施例は省略する。
実施例44−54 種々のポリマーを上記の条件下に本発明の変性剤とブレ
ンドした。
実施例55−61 実施例2で大規模で製造した変性剤を使用して、実施例
55−61を製造した。すべての試料を前記の如くして
製造した。実施例58−60は、押出の前にPC,PM
MA及びEPDMと一緒にタンブルブレンドされた種々
の安定剤、即ち、0.12%UV5411,0.16%
シアソルブ(Cyasorb)@3 3 4 6、0.
12%イルガノツクス(Irganox)@l O 7
 6及び0.06%ウエストン(Weston)’ 6
 1 9を有していた。実施例6lでは、種々の比較例
を製造するのに市販のローベル(Revel)@5 0
 1を使用した。
実施例6 2 .− 9 0 実施例2で製造した本発明の変性剤と種々のポリマーを
ブレンドした。これらは、実施例66−68、71−7
3、75−77、79−88及び89−90に記載され
ている。実施例62−65、69−70、74及び78
は、先行技術のポリマ−4びポリマーブレンドの対照で
ある。
表iは、これらのブレンドの重要な性質が、PC及びP
MMAの相対的レベルによりいかに影響されるかを示す
。変性されたゴム組成物の不存在下にPCのみ(実施例
3)及びPCとPMMAのブレンド(実施例4)の比較
が包含される。PC単独は肉薄の部分(即ちl/8イン
チ厚さのバー)では優れたノッチ付きアイゾットを有す
るが、肉厚の部分(即ち、1/4インチ厚さのバー)で
ははるかに劣ったノッチ付きアイゾットを有する。PC
の肉厚鋭敏性の挙動は周知されている。PC/PMMA
のブレンドは、PC単独に比べてノッチ付きアイゾット
の顕著な減少を示す。
ほぼ同じPC/PMMAレベル(即ち、実施例4対実施
例8)では、1/4インチバーのアイゾットの増加は、
変性剤を加えた場合には顕著である。
驚くべきことに、主としてPCを含んではいないブレン
ドでも非常に高いノツチ付きアイゾット衝撃が示される
ことに留意されたい。(例えば実施例4、6及び7参照
)。肉薄バー(即ち!/8インチ厚さ)においてすら、
いくつかのブレンドはPCよりも良好なノッチ付きアイ
ゾット衝撃を示すこと(即ち、実施例7,8)及び厚さ
の影響はPC単独の場合よりもはるかに顕著に少ないこ
とも留意されるべきである。
表2は、PC/PMMAブレンドのいくつかの重要な性
質が変性されたゴム組成物のタイプによりいかに影響さ
れるかを示す。実施例I1及びI2は実施例lに記載の
標準変性剤を使用する。
実施例13及びl4は、変性剤にアクリロニトリルを加
えると、これらのブレンドのノッチ付きアイゾット衝撃
は実質的に低下することを示す。
かくして、グラフトは窒素不含有であることが好ましい
スチレンの不存在(実施例15)又は普通に使用される
スチレンの2倍のレベル(実施例16)は、ノッチ付き
アイゾットの顕著な変化を示さない。
高いゴム濃度の変性剤の使用(実施例17)は、ノッチ
付きアイゾット値のいくらかの低下をもたらすが、依然
として比較的高い値を示す。変性剤中の低いゴム濃度の
使用(実施例18)は、衝撃の挙動に有意な変化をもた
らさないようである。しかしながら、変性剤中のスチレ
ンの代わりにσ−メチルスチレンの使用(実施例1.9
)はノッチ付きアイゾット特性を顕著に減少させること
が分かる。
ロ よ 次 瓢 瓢 慨 枢 枢 更にブレンドを評価するためにパイロットプラントで変
性剤の大量の試料を製造した(実施例2).種々のレベ
ルのEPDMゴム、PC及びPMMAをそれから製造し
た。結果を表3に示す。示されたように、実験室で製造
した変性剤を使用して既に得られた高いノッチ付きアイ
ゾットを、大量バッチ変性剤をベースとするブレンドに
ついて確認した。やはり前記したように、PCが主たる
相ではないレベルで、非常に高いノッチ付きアイゾット
衝撃が得られた。しかしながら、より高いレベルのPC
はそれらのより高いビカー値により示されたような高い
耐熱性をもたらす。興味深いことに、20%のEPDM
ゴムレベルでは、衝撃は、10−15%EPDMゴムレ
ベルで得られた衝撃に比べて実捺に減少した。予想され
るように、より高いゴムレベルは、減少した引張強度、
より低い引張弾性率及び減少した溶融流動性をもたらし
た。
PMMAの分子量の影響 第4表は使用されたPMMAの分子量を変えることによ
り幾つかの基本的な性質に及ぼす結果を示す。実施例2
に従って大量の変性剤試料を製造し、EPDMレベルを
一定の10%に保ってPC及びPMMAの各種の配合物
と配合した。全体の30%に等しいか又は30%以下の
PCレベルに8いて、得られたノッチ付アイゾッド衝撃
性は高分子量のPMMAを使用した場合に著しく高いこ
とを認めることができる。45%又はそれ以上のPCレ
ベルにおいて、低分子量PMMAは室温では良好なノッ
チ付アイゾッドに等しい値を与えるが、一般に−20℃
では低い値を示す。これらの結果が落槍抵抗性には移行
していないことは驚くべきである。
このように使用されたPMMAの組戊及び種類に関係な
く、即ち、PCI5%から60%の広範囲に互って、こ
れらの配合物の落槍抵抗性は事実上同一である。
PMMAの種類及びPCのレベルに関係なく、高い実斃
的衝撃性(即ち落槍)が試験されたPCの総てのレベル
において得られた。低PCレベルにおける落槍抵抗性の
減少は全く少量で、20%以下である。これは特に低レ
ベルでPCレベルに極めて依存性のあるノッチ付アイゾ
ッド挙動と対照的である。
引っ張り強度及び引っ張りモジュラスは使用されたPC
及びPMMAレベル、及びPMMAレベル及びPMMA
分子量の範囲に互って、比較的影響を受けない。破断点
伸び(靭性の尺度)は比較的高分子量のPMMAが使用
された時に高く、PCが過半量相である(即ち、60%
)時に最高である。
彰14I髪互 市販の変性剤(スチレン及びアクリロニトリルで変性さ
れたE P D Mである、ユニロイヤル[■旧roy
allのロイヤライト[Royalite] ’ 3 
7 2 )を実施例39−4 1、第5表においてPM
MA及びPCと共に使用しt;。この変性剤はPCレベ
ルの面で本発明の配合物に等価な配合物を製造するため
に使用され、本発明による配合物中に存在ずるPMMA
レベルにSAN/PMMA混合レベルを合致させるよう
に、存在するSANI:PMMAを追加して添加した。
PC,PMMA及びEPDMの等しいレベルにおける性
質から判明するように、本発明の変性剤を基剤とした材
料(実施例3234)は著しく良好な衝撃的性質及び好
ましい明るい色を示している。
他の配合物 PMMA,PC及び変性剤を含む配合物以外の配合物も
可能である。各種のこれらの配合物は前に記載された方
法と同じ方法を使用して得られた。
第6表はこうした配合物の一覧表を示す。
認められるように、これらの多数のものについて興味あ
る結果が得られた。
実施例44は共重合ポリエステル(イーストマン−’7
−ミカ4’3PcTG54 1 1) 、PMMA及U
′EPDM変性剤の配合物中に8ける良好なノッヂ付ア
イゾッド衝撃性及び破断点伸びを示している。
実施例45はスチレン無水マレイン酸の配合物(アーコ
、ダイラーク(Dylark)’ 3 3 2 )にお
ける、良好なノッチ付アイゾンド衝撃性及び耐熱性を示
している。
実施例46はPVC (グッドリッチ、ゼオン[Zeo
nl@I. 0 2、PMMA及び本発明のEPDM変
性剤の配合物中における良好なノッチ付アイゾツド的性
質及び全般的な性質を示している。
実施例47及び48は変性ボリプロビレン(バボレン[
Bapolene]l35 0 4 2− E P D
M変性ボリプロビレン)単独との配名物、又はPC,P
MMA及び本発明のEPDM変性剤との併用物中におナ
る良好なノッチ付アイゾッド的性質及び全般的な性質を
示している。
実施例49はPC,塩素化ポリエチレン(ダウ、チリル
[Tyril]’ 3 6 1 5) 、PMMA及び
本発明の変性剤から成る配合物中に8ける高いノッチ付
アイゾッド衝撃的性質及び改善された耐熱性を示してい
る。
実施例52から54までは超強靭ナイロン(デュボンナ
イ1m+7 @ 8 0 ]. S T) 、P MM
,A及ヒ本発明の変性剤の配合物中における良好な靭性
(即ち、ノッチ付アイゾンド衝撃性、破断点伸び)を示
している。
幇薬品性 三種の普通の自動車用液体、即ち、ガソリン、モーター
油及びエチレングリコールに対する、他のプラスチック
材料と比較した本発明の配合物の耐薬品性が第7表に示
されている。
その結果によれば、本発明のPC/PMMA/EPDM
配合物はガンリン耐性に関する限りノリル(Noryl
)@及びローヴエル(Rovel)@よりも優れている
。エチレングリコール及びモーター油に関しては、試験
された総ての材料は小さい変化しか示さなかった。
U瞥惟 安定化された及び安定化されていないP C/PMMA
/EPDM配合物乃.びローヴエル[F]の一年相当の
耐候性( E M M AQ U A )が第8表に示
されている。一年後、安定化された及び安定化されてい
ない両者の本発明に上る配合物は33%ないし93%の
範囲の残率の衝撃(落槍)性を示している。最大の影響
を及ぼすものはPCのレベルであり、PCのレベルが高
いと高い衝撃強度残率を与える。同じ条件下におけるロ
ーヴエル■は本発明による配合物で得られる最低のレベ
ルに等しい32%の衝撃強度残率を示している。
光沢及び黄色度指数変化は安定剤の存在及び存在するP
Cのレベルに極めで依存的である。PCレベルが高いと
高率の変化を招く。最適の結果は低レベルのPCを有す
る本発明による安定化された配合物中で得られる。ロー
ヴエル0に比較して、配合物は優れた最終的光沢並びに
黄色度指数の変化が小さいことを示すことが認められる
pcの分子量の影響 異なる分子量のポリカーボネート、即ち、レキサン(L
exan)@i 8 1一高分子量:レキサン■l21
一低分子量、を用いて本発明によるPC配合物を製造す
るために、実施例2記載のEPDM組成物が使用された
。第4表は中分子量レキサン0141を用いた結果を示
している。総ての材料は10%のゴムを含んでいた。結
果は第4表及び第9表に示されており、第1−to図に
図示されている。
高分子量PCの使用は、特にPCが30%ないし45%
の範囲において、低分子λのPCで得られた結果よりも
著しく改善されたノッチ付アイゾッド衝撃性をもたらす
。1/8″及びX“の厚さのアイゾッドについて、室温
及び−20℃で改善がなされている(第1−4図参照)
。これにより衝撃に影響を及ぼすことな<、PCレベル
の低下一非常に重要な価格軽減段階一が可能となる。高
分子量のPCは3A″及び1/8sの厚さのアイゾッド
について、室温及び−20℃で、45%のPCにおいて
、明白に最高ノッチ付アイゾノド衝a性をもたらしてい
る(第i及び2図参照)。この効果は低分子量PCの場
合は余り明らかではない。
−20℃におけるノッチ付アイゾッド衝撃性はPCレベ
ルの増加と共lこ増大する(第3及び4図参照)。
最高のシャルビー値は、45%又はそれ以上のPCレベ
ルで分子量に無関係に得られる。高分子量のPCを使用
すれば、シャルピー値に悪影響を及ぼすことなくPCレ
ベルの低下が町能となる(第5図参照)。
ガードナー衝撃性はPCの分子量、及びl5ないし60
%の範囲に亙るPCレベルによって影響を受けない(第
6図参照)。
高及び低分子量のPCの両者共、本質的に類似したDT
L及びビカー温度レベルをもたらす(第7及び8図参照
)。
引っ張り強度及びモジュラスはPC分子量及びレベルに
よって比較的影響を受けない。しかし高分子量PCを使
用すれば、低分子量のPCを用いた配合物と比較して引
っ張り強度のばらつきが小さいことによって示されるよ
うに、均質性の高い配合物が得られるように見える(第
9及びlO図参照)。
高分子量PCを用いて達戊されたより良い“均質性“は
又、ノッチ付アイゾッド衝撃性のばらつきの少なこと(
即ち、変動係数が小さいこと)にも反映されている。
羨垂 多数の材料が実際的衝撃(即ち、落1!1)に関して特
性決定され、第10表に示されている。到達した結論は
以下の通りである: PC,PC/ABS及び本発明の配合物は室温において
本質的に等価であり、今日までのところ試験された材料
中で最高のレベルにある。
ローヴエル0は事実上劣っている(上記の70ないし8
0%)が、口−ヴエル■とポリヵーポ不−トの配合物(
l:1 ローヴエル[F]一PC)は上記のものに近接
する。
ゴム20%におけるEPDM/PMMA (即ち、ロー
ヴエル■に等しい)はローヴエル[F]の値の約80%
である。
耐衝撃性ABS及び安定化されたPVCを含む、幾つか
の他の材料は一層低い衝撃性を示した。
第10表 落槍衝撃 試験された各種材料 (室温) 落槍林 PC/PMMA/EPDM 60/30/10 45/45/10 30/60/to 15/75/10 PC/ABS (モベイ[Mobay]■MC−2500)ローヴエル
@ (EPDM/SAN : 20/80)501 701 747(1 : lローヴエル@ /PC)ダウ■AB
C(マグナム[Magnum@941)**l/3”成
形ブラック 加工性 粘度対剪断速度に関して各種の材料を評価した。
本発明の配合物はPCが高レベルの場合でも、PC..
PPO/HIPS (/リル■)、及びPC/A. B
 Sに比べて優れた加工性を示した。それらは或種の条
件下でローヴエル■の加工性に合致させるように、′注
文通り作るQa目。r)”ことができt;。
加工性の一つの尺度は種々の剪断速度における流動であ
る。異なる剪断速度における各種の材料の見掛けの粘度
がモンサント(MonsanLo)@レオメーター(R
heometer)を用いて得られ、第11図から13
図までに示されている。試験した三つの温度(即ち、4
00下[204℃1、420’F[216℃]及び44
0″F[227℃])においてPCは全然流動しなかっ
た,PPO/HIPS(ノリル■73l)は440’F
(227゜C)においてのみ流動し、PC/ABS,本
発明の配合物、又はローヴエルのよりも極めて高い粘度
を呈した。
PC/ABSに比較して、本発明の配合物は試験した総
てのPC比率(60ないし30%)において低い粘度を
示し:及び使用されたP MM Aの分子量(即ち、H
−12又はL−40)に依存してローヴエル0のレ才ロ
ジー的挙動に近接した。これらの結果は本発明の配合物
が真に加工し易い材料であり、PC/ABS (一般に
加工し易い材料と考えられている)よりも良好であって
、或種の条件下ではローヴエル0に合致するように“注
文通り作る”ことができる。
付加的配合物 多数の重合体、即ち、ボリスチレン、SAN,ABS及
びPVCを、それらの基本的衝撃性を測定するためにE
PDM/PMMAと配合した。これらは第11表に示さ
れている。知見を総括すれば下記のようである: PVCとEPDM/PMMAとの配合物は、PVCが4
5ないし60%の範囲で約11ないし19倍の極めて劇
的なノッチ付アイゾッド衝撃性の向上を示した。実際的
衝撃性は上記の範囲で約50ないし、80%増大した。
これらの結果は極めて高い衝撃性及び改善されたDTL
及びPVC以上の加工性を持ったPVC/PMMA配合
物の可能性を示唆した(下記を参照)。
SAN/PMMA/EPDMの配合物は、比較的高い実
際的衝撃性及びノッチ付アイゾッド衝撃性をもたらした
。これらの性質を更に改善できる最適なSAN/PMM
Aの比率の存在が考えられる。
PS(ボリスチレン’)/PMMA/EPDMの配合物
は、60/30/10において同じゴムレベルでPMM
A/EPDMよりも高いノッチ付アイゾッドを示した。
これはPSがPMMAと不相溶性であるのでなお更驚く
べきである。
PVC/PMMA/E}’DM配合物 実施例2のEPDM,グッドリッチ(Goodr ic
h)のゼオン[F]85885褐色385(戸外用に使
用される耐候性の褐色の安定化されたpvc)及びH−
 1 2PMMAを使用して、PVC/PMMA/EP
DM配合物を製造した。結果は第11表及び第1 4 
− 1. 7図に示されている。ノッチ付アイゾッド衝
撃性はPVC単独単独の場合よりは劇的に上昇し、PV
C70%で28fppiに上り、本発明の現在のグラ7
トと共にゴム10%で最高のPvCを添加することがで
きる(第14図参照)。
実陳的衝撃に関して、これらの配合物は又PVC以上に
顕著な改善、即ち、60%ないし90%高いガードナー
衝撃を示している。ノッヂ付アイゾンド衝撃と対照的に
、ガードナー衝撃とPvCレベルの間に直線的関係は存
在しない。
実際的衝撃における小さい減少は、第l5図に見られる
ように、高いPVCレベルで現実に起こる。低温(−2
0゜C)において、これらの配合物はPVCよりも高い
ノッチ付アイゾッド衝撃を示及びモジュラスは約20%
程度減少する。
すが、改善は室温よりも少ない(2−3倍)(第l6図
参照)。戸外の用途に極めて重要な性質である、264
psiにおけるDTLに関しては、PVCが70%ない
し30%の範囲において顕著な増大(5℃ないしl2゜
C)が得られる(第17図参照)。引っ張り強度、モジ
ュラス、破断点伸びのような機械的性質は、PVC単独
の場合に比べて減少するが、配合物はPVCレベルの関
数としての差は殆ど示さない。硬度はPVCのレベルが
低下すると共に減少する。
PVC変性の他のアプローチは変性剤として本発明のE
PDM/PMMAを使用することである。
15%EPDM変性剤の添加(即ち、5%のゴム、10
%のPMMA)は第12表に示されている。
結果はPVC単独よりも優れたノッチ付アイゾッド衝撃
性(室温における)の劇的な増加並びに実際的衝撃性の
顕著な増加を示している。興味あることには、変性剤の
レベルが比較的低くても、2641)3 iにおけるD
TLは顕著に増加するように見える(6℃程度)。引っ
張り強度、曲げ強度従って前期の記述から明らかにされ
たとりわけ上記の目的は効率的に達戊されたことが理解
されよう。そして上記の方法を実行する際及び上記組成
物及び生成物において、本発明の範囲を逸脱することな
く、或程度の変更を加えることができるからして、上記
の記述に含まれた総ての事項は説明的なものであり、限
定する意味のものではないと解すべきであると考えられ
る。
又添付特許請求の範囲は、本文に記載された本発明の一
般的な且つ特定な特色を網羅し、そして言葉通りの意味
で本発明の範囲内に入るということができる総ての所説
を網羅することを意図することを理解すべきである。
特に特許請求の範囲において単数として述べられた或分
又は化合物は、語義の許す限り該戊分と相溶性のある混
合物を含むことを意図していることを理解すべきである
。範囲の前の形容詞“約“は上限及び下限の両者に適用
されることを意図している。
本発明の記載に当l;って、新規であると主張し、且つ
特許証によって保証されることを望んでいる事柄は特許
請求の範囲に記載の通りである。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1.A.窒素不含有アクリレート変性ポリマーグラフト
高飽和ゴム組成物、 B.前記グラ7トゴム組成物の残基とは別に追加のポリ
アクリレートポリマー、及び C.ポリカーボネート、SAN,ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ボリプロビレン、ポリエステル、スチレン無
水マレイン酸、塩素化ポリエチレン、ポリエチレンテレ
フタレート、ナイロン及びABSから成る群より選ばれ
る他のポリマーを含有して成るポリマーブレンド。
2.前記ゴムがエチレンーグロビレンージエン、アクリ
レート及びそれらの混合物から成る群より選ばれ、前記
ポリマーグラフトがスチレンを含んで成る、上記1に記
載のポリマーブレンド。
3.前記ポリアクリレートポリマーが約35重量%乃至
45重量%でありそして窒素不含有であり、前記変性さ
れたゴムグラ7ト組成物はグラ7ト化されたアクリレー
ト及びグラフト化されていないアクリレートを含有して
戊り、該組成物は約6重量%乃至50重量%の範囲でブ
レンド中に存在している、上記1に記載のポリマーブレ
ンド。
4,前記変性されたゴム組成物は、溶媒とは別に、重量
%で表して、 a)少なくとも1種の高飽和ゴム約15%乃至60%、
及び b)構造、 R1 t CHi−C−co*R” 式中 RlはH,アルキル基及びアリール基から成る群
より選ばれ、R1はアルキル基及びアリール基から成る
群より選ばれ、前記基は各々約9個以下の炭素原子を含
む、 のアクリレートモノマー単位約25%乃至80%、を含
有して或り、前記モノマー単位の約10%以上が前記ゴ
ムにグラフト化されたポリマー鎖の形態で存在しており
、前記モノマー単位の約90%以下が前記ゴムにグラ7
ト化されてない、上記l又は2に記載のポリマーブレン
ド。
5.前記組成物は2つの無定形の不均一に分散した相を
含んで或り、これらの相には、前記七ノマー単位の約2
0%以上が前記ゴムにグラ7ト化したポリマー鎖の形態
で第1の相に存在しており、前記七ノマー単位の約80
%以下が第2の相に存在していて、前記ゴムにグラフト
化していない、上記4に記載のポリマーブレンド。
6.前記ポリアクリレートポリマーはポリメチルメタク
リレートである、上記1又は2に記載のポリマーブレン
ド。
7.前記ポリマーグラ7トゴム組成物を形戊するのに使
用された未変性ゴム及びポリアクリレートポリマーの割
合が約2重量%乃至30重量%以下の範囲にある、上記
6に記載のポリマーブレンド。
8、変性されたゴム組成物と、実質的量のポリアクリレ
ートポリマーと、実質的量の他のポリマーとを一緒に混
合することより成るポリマーブレンドを製造する方法で
あって、 前記変性されたゴム組成物を得る方法が、A)モノマー
対ゴムの重量比(M/R)が約0.3乃至1.2となる
のに十分なアクリレートモノマー及び有機溶媒に溶解し
た高飽和ゴムを、ゴムlOO部当たり約0.8部乃至2
.5部の有効なグラフト開始剤の存在下に、該開始剤の
半減期が約1時間乃至25時間であるような温度で、ポ
リマー対ゴム重量比(P/R)が約0.20より大きく
なるのに十分な時間混合し、そして B)添加されたすべてのモノマー対ゴムの全体の重量比
が少なくとも約1.7乃至3.7となるような追加のア
クリレートモノマー中で、ゴム100部当たり約0.7
部乃至1.9部の有効なグラフト開始剤の存在下に、該
開始剤の半減期が約0.1時間乃至4時間であるような
範囲の温度で、(P/R)が少なくとも約0.9となる
のに十分な約0.1時間乃至4時間混合する、 工程を含んで成る、ポリマープレンドの製造方法.9.
前記アクリレートモノマーが、構造、cH,−a−co
,Rz 式中 RlはH1アルキル基及びアリール基から成る群
より選ばれ、R”はアルキル基及びアリール基から戊る
群より選ばれ、前記基は各々約9個以下の炭素原子を含
む、 を有する、上記8に記載の方法。
10.前記ゴムが、炭素原子1000個当たり約5個乃
至15個のオレフイン基を含んで成るエチレンープロビ
レンージエンゴム及びエチレンープロピレンートリエン
ゴムから成る群より選ばれ、前記溶媒が、トルエン、酢
酸プチル及びこれらの溶媒の混合物から成る群より選ば
れ、前記グラフト化開始剤は、ペンゾイルバーオキサイ
ド、t−プチルバーオキサイド、L−プチルバーオクト
エ−ト,t−プチルバー−2−エチルヘキサノエート、
モノバーオキシカーボネート及びこれらの混合物から戊
る群より選ばれる、上記8に記載の方法。
1.1.100部当たり約75部以下の有効量のスチレ
ンモノマーを工gBで加える、上記8に記載の方法。
12.スチレンモノマーを、アクリレートモノマーの添
加前にゴムにグラフト化させる2段階の工程Bを含む、
上記11に記載の方法。
13.メチルメタクリレートが、前記アクリレートモノ
マーの約80%以上を構戊する、上記8に記載の方法。
14.上記8の方法の生成物。
【図面の簡単な説明】
第1図は、種々の異なる分子量のポリカーボネート及び
PMMAを使用した本発明に従うブレンド中のポリカー
ボネート及びPMMAの相対的百分率に対するノッチ付
きアイゾット衝撃(室温、1./8インチ厚さの試験片
)を示すグラフである。 第2図は、種々の異なる分子量のポリカーポネート及び
PMMAを使用した本発明に従うブレンド中のボリカー
ポネート及びPMMAの相対的百分率に対するノツチ付
きアイゾット衝撃(室温、1/4インチ厚さの試験片)
を示すグラフである。 第3図は、種々の異なる分子量のボリカーポネート及び
PMMAを使用した本発明に従うブレンド中のボリカー
ボネート及びPMMAの相対的百分率に対するノッチ付
きアイゾット衝撃(−20℃、I/8インチ厚さの試験
片)を示すグラフである。 第4図は、種々の異なる分子量のポリカーポネート及び
PMMAを使用した本発明に従うブレンド中のボリカー
ボ不一ト及びPMMAの相対的百分率に対するノッチ付
きアイゾット衝撃(−20℃、l/4インチ厚さの試験
片)を示すグラフである。 第5図は、種々の異なる分子量のポリカーボ不−ト及び
PMMAを使用したブレンド中のPC及びPMMAの相
対的百分率に対するシャルビー衝撃を示すグラフである
。 第6図は、種々の異なる分子量のポリカーポネート及び
PMMAを使用したブレンド中のPC及びPMMAの相
対的百分率に対するガードナー衝撃を示すグラフである
。 第7図は、種々の異なる分子量のポリカーポ不−ト及び
PMMAを使用したブレンド中のPC及びPMMAの相
対的百分率に対するDTLを示すグラフである。 第8図は、種々の異なる分子量のポリカーポネート及び
PMMAを使用したブレンド中のPC及びPMMAの相
対的百分率に対するビカーを示すグラフである。 第9図は、種々の異なる分子量のポリカーボネート及び
PMMAを使用したブレンド中のPC及びPMMAの相
対的百分率に対する引張弾性率を示すグラフである。 第10図は、種々の異なる分子量のポリカーボネート及
びPMMAを使用したブレンド中のPC及びPMMAの
相対的百分率に対する引張強度を示すグラフである。 第11図は、本発明に従う種々のブレンドを先行技術の
製品と比較した、400’Fにおける剪断速度に対する
見掛けの粘度を示すグラフである。 第I2図は、本発明に従う種々のブレンドを先行技術の
製品と比較した、420Tにおける剪断速度に対する見
掛けの粘度を示すグラフである。 第13図は、本発明に従う種々のブレンドを先行技術の
製品と比較した、440’Fにおける剪断速度に対する
見掛けの粘度を示すグラフである。 第l4図は、本発明に従う種々のブレンド中のPVC及
びPMMAの相対的百分率に対するノッチ付きアイゾッ
ト衝撃(室温)を示すグラフである。 第15図は、本発明に従う種々のブレンド中のPvC及
びPMMAの相対的百分率に対するガードナー衝撃を示
すグラフである。 第16図は、本発明に従う種々のブレンド中のPVC及
びPMMAの相対的百分率に対するノッチ付きアイゾッ
ト衝撃を示すグラフである。 第17図は、本発明に従う種々のブレンド中のPVC及
びPM−MAの相対的百分率に対するDTLを示すグラ
フである。 上記各図において同じ参照記号は同じ要素を指している
。 手続補正書 (方式〉 平戒2年S月10日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A、窒素不含有アクリレート変性ポリマーグラフト
    高飽和ゴム組成物、 B、前記グラフトゴム組成物の残基とは別に追加のポリ
    アクリレートポリマー、及び C、ポリカーボネート、SAN、ポリスチレン、ポリ塩
    化ビニル、ポリプロピレン、ポリエステル、スチレン無
    水マレイン酸、塩素化ポリエチレン、ポリエチレンテレ
    フタレート、ナイロン及びABSから成る群より選ばれ
    る他のポリマー、 を含有して成るポリマーブレンド。 2、変性されたゴム組成物と、実質的量のポリアクリレ
    ートポリマーと、実質的量の他のポリマーとを一緒に混
    合することより成るポリマーブレンドを製造する方法で
    あって、 前記変性されたゴム組成物を得る方法が、 A)モノマー対ゴムの重量比(M/R)が約0.3乃至
    1.2となるのに十分なアクリレートモノマー及び有機
    溶媒に溶解した高飽和ゴムを、ゴム100部当たり約0
    .8部乃至2.5部の有効なグラフト開始剤の存在下に
    該開始剤の半減期が約1時間乃至25時間であるような
    温度で、ポリマー対ゴム重量比(P/R)が約0.20
    より大きくなるのに十分な時間混合し、そして B)添加されたすべてのモノマー対ゴムの全体の重量比
    が少なくとも約1.7乃至3.7となるような追加のア
    クリレートモノマー中で、ゴム100部当たり約0.7
    部乃至1.9部の有効なグラフト開始剤の存在下に、該
    開始剤の半減期が約0.1時間乃至4時間であるような
    範囲の温度で、(P/R)が少なくとも約0.9となる
    のに十分な約0.1時間乃至4時間混合する、 工程を含んで成る、ポリマーブレンドの製造方法。
JP11670690A 1989-05-04 1990-05-02 ポリマー、特にポリカーボネートと、アクリレート変性ゴム組成物と、追加のポリアクリレートのブレンド Pending JPH0354248A (ja)

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