JPH0353295Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0353295Y2
JPH0353295Y2 JP10319985U JP10319985U JPH0353295Y2 JP H0353295 Y2 JPH0353295 Y2 JP H0353295Y2 JP 10319985 U JP10319985 U JP 10319985U JP 10319985 U JP10319985 U JP 10319985U JP H0353295 Y2 JPH0353295 Y2 JP H0353295Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
passage
regulator
gas
diaphragm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10319985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6214509U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10319985U priority Critical patent/JPH0353295Y2/ja
Publication of JPS6214509U publication Critical patent/JPS6214509U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0353295Y2 publication Critical patent/JPH0353295Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガスの圧力制御装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
ガス事業では、供給圧力の上限と下限とが規制
されているので、ガス製造所内の圧力調整器等に
より規定の圧力に減圧し、そして配管により各家
庭に供給されている。
しかしながら、流量が増加したとき(各家庭が
一斉に使用する夕食時や戸数の増加等による)に
は、末端の二次圧力が配管での圧力損失のため、
下限圧力が維持できなくなるので、配管を太くし
たり、消費量が増加する前に人手によつて調整器
の設定圧力を高くし、減少時に低くしたり、上記
人手にかえてタイマーをセツトしておき、毎日定
時にトルクモーター等により調整器の設定を高く
したり、低くしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
配管のサイズを太くする場合、工事が大がかり
になつて多大な費用がかかる問題があつた。
また、人手によつて調整器を操作する場合、手
数がかかる問題があつた。
さらに、設定時間毎に自動調整した場合、設定
時間以外に流量が増加しても作用しない問題があ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案はガ
ス供給管の途中に設けた調整器と、この調整器の
下流側ガス供給管に設けた圧力信号を出す流量セ
ンサと、ダイヤフラムに高いガス圧が作用すると
調整器のバネを押し戻すよう設けたアクチユエー
タと、このアクチユエータのダイヤフラムにガス
圧を作用させる分岐通路に供給管の調整器を挾む
上流と下流とにそれぞれ連通させた一次側通路及
び二次側通路を連通させると共に、流量センサの
圧力信号によつて分岐通路に向う上記一次側通
路、二次側通路のガス流れ方向を切替えるよう設
けた操作弁とで構成したものである。
〔作 用〕 消費の少ないときには、流量センサの圧力と二
次側通路との圧力差が小さく、操作弁の弁体がバ
ネにより押し戻され、そして弁座に上記弁体を押
し付けて一次側通路から操作弁へのガスの流入を
ストツプするので、二次側通路から操作弁に向う
ガスは、分岐通路からアクチユエータのダイヤフ
ラムに作用する。
しかしながら、二次側通路の圧力は低いので、
調整器のバネを押し戻すことがない。
消費が増加すると、流量センサの圧力が下つて
上記流量センサ側の圧力と二次側通路の圧力とに
大きな圧力差ができる。
その圧力差が操作弁のバネ荷重に勝つまで大き
くなると、操作弁の弁が上昇して二次側通路のガ
ス流入をストツプし、一次側通路のガスを操作弁
に流入させる。
その結果、アクチユエータには、一次側通路の
高い圧力が作用して調整器のバネを押し戻し、調
整器の設定圧力は、押し戻された分だけ高くな
る。
〔実施例〕
図において、1はガス供給管で、このガス供給
管1の途中には、調整器2及び上記調整器2の下
流側に位置させて圧力信号を出す流量センサ3と
が設けられている。
上記の流量センサ3は、ベンチユリー管やオリ
フイス等が用いられる。
また、調整器2には、ダイヤフラム13に高い
ガス圧力が作用すると調整器2のバネ4を押し戻
すアクチユエータ5が設けられている。
6は操作弁で、この操作弁6のダイヤフラム7
によつて区劃されたバネ8の組み込み上側室に
は、通路9を介し流量センサ3が接続されてい
る。
また、操作弁6の下側室内に上下に対向させた
弁座10,11を設けると共に、この弁座10,
11間には、ダイヤフラム7の昇降に追随して昇
降させる弁体12が設けられている。
さらに、操作弁6の弁座10,11間の下側室
内とアクチユエータ5のダイヤフラム13の上側
室内とは、分岐通路14を介し接続されている。
また、弁座11の下位には、調整器2の上流側
供給管1のガスが一次側通路15を介し供給され
るようになつている。
さらに、弁座10の上位には、調整器2の下流
側供給管1のガスが二次側通路16を介し供給さ
れるようになつている。
次に作用を説明する。
消費の少ないときは、通路9からダイヤフラム
7の上側に作用する圧力と、二次側通路16から
ダイヤフラム7の下側に作用する圧力との圧力差
が小さいために、操作弁6の弁体12はバネ8に
よつて押し下げられ、第1図で示したように弁座
11に上記弁体12を圧接している。
このため、アクチユエータ5のダイヤフラム1
3には、二次側通路16のガス圧が分岐通路14
をへて作用している。
このとき、二次側通路16の圧力は、低いので
調整器2のバネ4を押し戻すことがない。
消費が増加すると、流量センサ3の圧力が下つ
て通路9側の圧力と二次側通路16の圧力とに大
きな圧力差が出来る。
その圧力差が操作弁6のバネ8の荷重に勝つま
で大きくなると、第2図で示したように弁体12
が上昇して弁座10に上記弁体12を圧接して二
次側通路16のガスをストツプし、一次側通路1
5のガスを分岐通路14からアクチユエータ5の
ダイヤフラム13に作用させてバネ4を押し戻す
ので、調整器2の設定圧力が押し下げられた分だ
け高くなる。
消費量が減ると、操作弁6が再度切替つて元の
設定圧力に戻る。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る圧力制御装置に
よれば、消費量が一定以上になつた場合、調整器
のバネを押し戻して設定圧力を高くし、また一定
量以下になると元の設定圧力に戻すので、配管を
太くする大がかりな工事や、手間のかかる人手に
よる操作が不要になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る圧力制御装置の縦断正
面図、第2図は同上の作用を説明する縦断正面
図、第3図は調整器の縦断拡大正面図である。 1……ガス供給管、2……調整器、3……流量
センサ、4……バネ、5……アクチユエータ、6
……操作弁、7……ダイヤフラム、8……バネ、
9……通路、10,11……弁座、12……弁
体、13……ダイヤフラム、14……分岐通路、
15……一次側通路、16……二次側通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス供給管の途中に設けた調整器と、この調整
    器の下流側ガス供給管に設けた圧力信号を出す流
    量センサと、ダイヤフラムに高いガス圧が作用す
    ると調整器のバネを押し戻すよう設けたアクチユ
    エータと、このアクチユエータのダイヤフラムに
    ガス圧を作用させる分岐通路に供給管の調整器を
    挾む上流と下流とにそれぞれ連通させた一次側通
    路及び二次側通路を通過させると共に、流量セン
    サの圧力信号によつて分岐通路に向う上記一次側
    通路、二次側通路のガス流れ方向を切替えるよう
    設けた操作弁とから成る圧力制御装置。
JP10319985U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH0353295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10319985U JPH0353295Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10319985U JPH0353295Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6214509U JPS6214509U (ja) 1987-01-28
JPH0353295Y2 true JPH0353295Y2 (ja) 1991-11-21

Family

ID=30975530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10319985U Expired JPH0353295Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0353295Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6214509U (ja) 1987-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES290331U (es) Una valvula de secuencia
DE60024496D1 (de) Druck unabhangiger regulierventil
GB1570642A (en) Remote-controlled air-conditioning system
ES418960A1 (es) Perfeccionamientos en reguladores de presion para medios defluido.
EP0999486A3 (en) Pilot operated flow regulating valve
JPH0353295Y2 (ja)
EP0182257A3 (en) Fluid flow control system
US3774637A (en) Diaphragm actuated spool valve
DE3584087D1 (de) Steuervorrichtung des fluiddurchflussstromes in einer leitung.
US3477462A (en) High capacity pressure regulated gas diaphragm valve
JP2517744Y2 (ja) 定流量弁装置
JPH0749529Y2 (ja) 減圧弁
JPS6136124Y2 (ja)
JPS55115604A (en) Fluid control system
JPS6016840U (ja) ガス湯沸器の水圧応動ガス比例弁
JPS6039708Y2 (ja) 貯湯式温水ボイラ−の缶体圧力調整装置
JPS5815811Y2 (ja) キユウトウキノアンゼンソウチ
JPS5914809Y2 (ja) 自力式パイロツト作動型減圧弁
SU1608624A1 (ru) Регул тор давлени газа
JPS6256525B2 (ja)
KR950002485B1 (ko) 가스 탕비기
JPH0341135Y2 (ja)
JPH018721Y2 (ja)
JPH0417522U (ja)
AU4170996A (en) Valve for heating, hot water or cooling systems