JPH03529Y2 - - Google Patents
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- JPH03529Y2 JPH03529Y2 JP1987074539U JP7453987U JPH03529Y2 JP H03529 Y2 JPH03529 Y2 JP H03529Y2 JP 1987074539 U JP1987074539 U JP 1987074539U JP 7453987 U JP7453987 U JP 7453987U JP H03529 Y2 JPH03529 Y2 JP H03529Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding sleeve
- rotating shaft
- shaft
- outer periphery
- pressure oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 16
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 12
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 12
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 59
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229910001361 White metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 210000004907 gland Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010969 white metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、流体機械の回転軸を中空とし、この
回転軸内に油圧制御により軸方向に移動可能に翼
角操作軸を設け、この翼角操作軸の移動によつて
回転軸の先端部に設けた可動翼の角度を調整する
油圧式可動翼流体機械に関し、特に回転軸に圧油
を少ない漏出量で導入できるように改善したもの
である。
回転軸内に油圧制御により軸方向に移動可能に翼
角操作軸を設け、この翼角操作軸の移動によつて
回転軸の先端部に設けた可動翼の角度を調整する
油圧式可動翼流体機械に関し、特に回転軸に圧油
を少ない漏出量で導入できるように改善したもの
である。
(従来の技術)
従来の油圧式可動翼流体機械を第2図および第
3図に示す。第2図は、回転軸に圧油を導入する
構造を示す縦断面図であり、第3図は、第2図の
回転軸の先端部に設けられた可動翼の角度が調整
される構造を示す縦断面図である。
3図に示す。第2図は、回転軸に圧油を導入する
構造を示す縦断面図であり、第3図は、第2図の
回転軸の先端部に設けられた可動翼の角度が調整
される構造を示す縦断面図である。
第2図および第3図において、回転軸1を中空
とし、この回転軸1内に軸方向に移動可能に翼角
操作軸2が挿入されている。そして、回転軸1の
先端部に羽根車ボス3が固定され、この羽根車ボ
ス3に放射状に可動翼4,4…が配設されてい
る。さらに、これらの可動翼4,4…の取付軸
5,5…に設けたアーム6,6…が、翼角操作軸
2の先端に設けられたクロスヘツド7とリンク
8,8…で適宜に連結され、翼角操作軸2の軸方
向移動により可動翼4,4…の角度が調整される
よう構成されている。
とし、この回転軸1内に軸方向に移動可能に翼角
操作軸2が挿入されている。そして、回転軸1の
先端部に羽根車ボス3が固定され、この羽根車ボ
ス3に放射状に可動翼4,4…が配設されてい
る。さらに、これらの可動翼4,4…の取付軸
5,5…に設けたアーム6,6…が、翼角操作軸
2の先端に設けられたクロスヘツド7とリンク
8,8…で適宜に連結され、翼角操作軸2の軸方
向移動により可動翼4,4…の角度が調整される
よう構成されている。
また、回転軸1の他端部(第2図で上端部)に
サーボシリンダ9が設けられ、このサーボシリン
ダ9内に翼角操作軸2に連結されるサーボピスト
ン10が収納されている。そして、サーボシリン
ダ9は、電動機台11に載置固定される図示しな
い電動機の軸と継手12で連結されている。
サーボシリンダ9が設けられ、このサーボシリン
ダ9内に翼角操作軸2に連結されるサーボピスト
ン10が収納されている。そして、サーボシリン
ダ9は、電動機台11に載置固定される図示しな
い電動機の軸と継手12で連結されている。
さらに、回転軸1の外周に基礎13に固定され
た給油環14が嵌合され、この給油環14に設け
られた2つの圧油導孔15,16の一方が翼角操
作軸2を通る孔15aを介してサーボシリンダ9
内をサーボピストン10で2分した一方の室(第
2図で上方室)に連通され、他方が回転軸1と翼
角操作軸2との〓間16aを介してサーボシリン
ダ9内の他方の室(第2図で下方室)に連通され
ている。そして、圧油導孔15,16は、図示し
ない四方切換弁を介して圧油源に連通されてい
る。なお、17は油受けである。
た給油環14が嵌合され、この給油環14に設け
られた2つの圧油導孔15,16の一方が翼角操
作軸2を通る孔15aを介してサーボシリンダ9
内をサーボピストン10で2分した一方の室(第
2図で上方室)に連通され、他方が回転軸1と翼
角操作軸2との〓間16aを介してサーボシリン
ダ9内の他方の室(第2図で下方室)に連通され
ている。そして、圧油導孔15,16は、図示し
ない四方切換弁を介して圧油源に連通されてい
る。なお、17は油受けである。
かかる構成において、電動機を回転駆動させる
と、継手12を介して回転軸1が回転し、羽根車
ボス3に配設された可動翼4,4…が回転軸1を
軸として回転して揚力を生じさせる。翼角操作軸
2は、回転軸1とともに回転し、可動翼4,4…
の角度は変化しない。
と、継手12を介して回転軸1が回転し、羽根車
ボス3に配設された可動翼4,4…が回転軸1を
軸として回転して揚力を生じさせる。翼角操作軸
2は、回転軸1とともに回転し、可動翼4,4…
の角度は変化しない。
ここで、四方切換弁を適宜に制御して、圧油導
孔15,16のいずれか一方に圧油を導入すると
ともに他方から排油させて、サーボシリンダ9の
一方の室に圧油を導入すると、サーボピストン1
0が軸方向に移動される。そして、このサーボピ
ストン10に連結された翼角操作軸2が軸方向に
移動され、クロスヘツドとリンク8,8…および
アーム6,6…を介して取付軸5,5…が回転さ
れ、可動翼4,4…の角度の調整がなされる。
孔15,16のいずれか一方に圧油を導入すると
ともに他方から排油させて、サーボシリンダ9の
一方の室に圧油を導入すると、サーボピストン1
0が軸方向に移動される。そして、このサーボピ
ストン10に連結された翼角操作軸2が軸方向に
移動され、クロスヘツドとリンク8,8…および
アーム6,6…を介して取付軸5,5…が回転さ
れ、可動翼4,4…の角度の調整がなされる。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、上記した流体機械における回転軸1
は、図示しない軸受によつて適宜に支承されてい
るが、運転状況の変化による可動翼4,4…の揚
力の変化に伴なう流体力的加振力等により回転軸
1が芯振れを生じる場合がある。かかる場合にも
円滑な回転を確保するために、回転軸1に嵌合さ
れる給油環14は、この回転軸1の芯振れを許容
するものでなければならない。このため、回転軸
1の外周と給油環14の内周の〓間を広くしなけ
ればならず、圧油導孔15,16に導入される圧
油がこの広い〓間から大量に漏出して油受け17
に流れ落ち易い。したがつて、圧油の循環油量を
多く必要とし、それだけ圧油源が大形化し高価な
設備が必要であるという問題点があつた。
は、図示しない軸受によつて適宜に支承されてい
るが、運転状況の変化による可動翼4,4…の揚
力の変化に伴なう流体力的加振力等により回転軸
1が芯振れを生じる場合がある。かかる場合にも
円滑な回転を確保するために、回転軸1に嵌合さ
れる給油環14は、この回転軸1の芯振れを許容
するものでなければならない。このため、回転軸
1の外周と給油環14の内周の〓間を広くしなけ
ればならず、圧油導孔15,16に導入される圧
油がこの広い〓間から大量に漏出して油受け17
に流れ落ち易い。したがつて、圧油の循環油量を
多く必要とし、それだけ圧油源が大形化し高価な
設備が必要であるという問題点があつた。
また、給油環14と回転軸1の〓間が均等にな
るように給油環14は芯出しを精度良く行つて基
礎13に固定しなければならず、据え付け作業に
多くの時間を必要とするという問題点があつた。
るように給油環14は芯出しを精度良く行つて基
礎13に固定しなければならず、据え付け作業に
多くの時間を必要とするという問題点があつた。
本考案の目的は、上記した従来の油圧式可動翼
流体機械の問題点を解決すべくなされたもので、
給油環から回転軸への圧油の導入で生じる圧油の
漏出を少なくするように改善した油圧式可動翼流
体機械を提供することにある。
流体機械の問題点を解決すべくなされたもので、
給油環から回転軸への圧油の導入で生じる圧油の
漏出を少なくするように改善した油圧式可動翼流
体機械を提供することにある。
(問題を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、本考案の油圧式
可動翼流体機械は、油圧制御により軸方向に移動
可能に翼角操作軸を回転軸内に設け、この翼角操
作軸の移動によつて前記回転軸の先端部に設けた
可動翼の角度を調整する油圧式可動翼流体機械に
おいて、前記回転軸の外周に摺動スリーブを嵌合
し、この摺動スリーブの外周に基礎に固定される
給油環を嵌合し、この給油環から前記摺動スリー
ブを介して前記回転軸に圧油導孔を連通して設
け、前記摺動スリーブの内周と前記回転軸の外周
の間または前記摺動スリーブの外周と前記給油環
の内周の間のいずれか一方を狭い〓間で相対回転
自在とし、他方を広い〓間にするとともに前記圧
油導孔を挾む軸方向両側にリング溝に挿入されて
軸方向に移動できず半径方向に移動可能な圧縮リ
ングシールを介装して構成されている。
可動翼流体機械は、油圧制御により軸方向に移動
可能に翼角操作軸を回転軸内に設け、この翼角操
作軸の移動によつて前記回転軸の先端部に設けた
可動翼の角度を調整する油圧式可動翼流体機械に
おいて、前記回転軸の外周に摺動スリーブを嵌合
し、この摺動スリーブの外周に基礎に固定される
給油環を嵌合し、この給油環から前記摺動スリー
ブを介して前記回転軸に圧油導孔を連通して設
け、前記摺動スリーブの内周と前記回転軸の外周
の間または前記摺動スリーブの外周と前記給油環
の内周の間のいずれか一方を狭い〓間で相対回転
自在とし、他方を広い〓間にするとともに前記圧
油導孔を挾む軸方向両側にリング溝に挿入されて
軸方向に移動できず半径方向に移動可能な圧縮リ
ングシールを介装して構成されている。
(作用)
摺動スリーブの内周と回転軸の外周の間または摺
動スリーブの外周と給油環の内周の間のいずれか
一方を狭い〓間で相対回転自在とするので、この
狭い〓間からの圧油の漏出は少量となる。そし
て、他方を広い〓間にするとともに圧油導孔を挾
んで軸方向両側にリング溝に挿入されて軸方向に
移動できずに半径方向に移動可能な圧縮リングシ
ールを介装したので、圧縮リングシールのラビリ
ンス効果により圧油の漏出は少量であり、しかも
回転軸の芯振れが圧縮リングシールとこれを挿入
したリング溝の半径方向の相対的なずれによつて
許容される。
動スリーブの外周と給油環の内周の間のいずれか
一方を狭い〓間で相対回転自在とするので、この
狭い〓間からの圧油の漏出は少量となる。そし
て、他方を広い〓間にするとともに圧油導孔を挾
んで軸方向両側にリング溝に挿入されて軸方向に
移動できずに半径方向に移動可能な圧縮リングシ
ールを介装したので、圧縮リングシールのラビリ
ンス効果により圧油の漏出は少量であり、しかも
回転軸の芯振れが圧縮リングシールとこれを挿入
したリング溝の半径方向の相対的なずれによつて
許容される。
(実施例の説明)
以下、本考案の実施例を第1図を参照して説明
する。第1図は、本考案の油圧式可動翼流体機械
の回転軸に圧油を導入する構造を示す縦断面図で
ある。第1図において、第2図と同一部材には同
一符号を付して重複する説明を省略する。
する。第1図は、本考案の油圧式可動翼流体機械
の回転軸に圧油を導入する構造を示す縦断面図で
ある。第1図において、第2図と同一部材には同
一符号を付して重複する説明を省略する。
第1図において、圧油導孔15,16に臨む回
転軸1の外周に軸スリーブ20が固定され、この
軸スリーブ20の外周に内周にホワイトメタルを
張つた摺動スリーブ21が狭い〓間で相対回転自
在に嵌合されている。さらに、この摺動スリーブ
21の外周に給油環14が嵌合されるが、摺動ス
リーブ21の外周と給油環14の内周は広い〓間
が設けられている。そして、軸スリーブ20およ
び摺動スリーブ21には、給油環14と回転軸1
の圧油導孔15,16を連通する孔が穿設されて
いる。さらに、摺動スリーブ21の外周で圧油導
孔15,16をそれぞれに挾む軸方向両側にリン
グ溝22,22…が形成され、それぞれピストン
リング状の圧縮リングシール23,23…が挿入
されている。これらの圧縮リングシール23,2
3…の外周は、給油環14の内周に圧接されてい
る。また、リング溝22,22…の幅と深さは、
圧縮リングシール23,23…が軸方向に移動で
きず、しかも半径方向に相対的に移動可能となる
ように形成されている。
転軸1の外周に軸スリーブ20が固定され、この
軸スリーブ20の外周に内周にホワイトメタルを
張つた摺動スリーブ21が狭い〓間で相対回転自
在に嵌合されている。さらに、この摺動スリーブ
21の外周に給油環14が嵌合されるが、摺動ス
リーブ21の外周と給油環14の内周は広い〓間
が設けられている。そして、軸スリーブ20およ
び摺動スリーブ21には、給油環14と回転軸1
の圧油導孔15,16を連通する孔が穿設されて
いる。さらに、摺動スリーブ21の外周で圧油導
孔15,16をそれぞれに挾む軸方向両側にリン
グ溝22,22…が形成され、それぞれピストン
リング状の圧縮リングシール23,23…が挿入
されている。これらの圧縮リングシール23,2
3…の外周は、給油環14の内周に圧接されてい
る。また、リング溝22,22…の幅と深さは、
圧縮リングシール23,23…が軸方向に移動で
きず、しかも半径方向に相対的に移動可能となる
ように形成されている。
なお、24,24…はOリング、25はグラン
ドパツキン、26,27は戻り油通路、28は摺
動スリーブ21の押えングである。
ドパツキン、26,27は戻り油通路、28は摺
動スリーブ21の押えングである。
かかる構成において、回転軸1の回転に対し
て、軸スリーブ20の外周と摺動スリーブ21の
内周の間で相対回転がなされる。そして、この軸
スリーブ20の外周と摺動スリーブ21の内周の
〓間は、回転を滑らかに行わせるに必要な潤滑油
として作用させる少量の圧油を漏出させる程度の
狭いものとして圧油の漏出が阻止される。する
と、回転軸1の芯振れに伴ない摺動スリーブ21
も振動するが、この振動は、リング溝22,22
…に挿入された圧縮リングシール23,23…が
溝内で半径方向に相対的にずれるとともに摺動ス
リーブ21の外周と給油環14の内周の間の広い
〓間により吸収される。そして、摺動スリーブ2
1と給油環14に連通される圧油導孔15,16
を挾んで軸方向両側に設けた圧縮リングシール2
3,23…のラビリンス効果により、摺動スリー
ブ21と給油環14間の〓間の軸方向の圧油の漏
出が阻止される。
て、軸スリーブ20の外周と摺動スリーブ21の
内周の間で相対回転がなされる。そして、この軸
スリーブ20の外周と摺動スリーブ21の内周の
〓間は、回転を滑らかに行わせるに必要な潤滑油
として作用させる少量の圧油を漏出させる程度の
狭いものとして圧油の漏出が阻止される。する
と、回転軸1の芯振れに伴ない摺動スリーブ21
も振動するが、この振動は、リング溝22,22
…に挿入された圧縮リングシール23,23…が
溝内で半径方向に相対的にずれるとともに摺動ス
リーブ21の外周と給油環14の内周の間の広い
〓間により吸収される。そして、摺動スリーブ2
1と給油環14に連通される圧油導孔15,16
を挾んで軸方向両側に設けた圧縮リングシール2
3,23…のラビリンス効果により、摺動スリー
ブ21と給油環14間の〓間の軸方向の圧油の漏
出が阻止される。
なお、上記実施例では、軸スリーブ20と摺動
スリーブ21との間で相対回転させているが、こ
れに限られず、摺動スリーブ21の外周と給油環
14の内周との間で相対回転させるとともにその
〓間を小さなものとし、また軸スリーブ20の周
と摺動スリーブ21の内周との間を広い〓間と
し、軸スリーブ20と摺動スリーブ21のいずれ
か一方にリング溝22,22…を形成し、これら
のリング溝22,22…に他方に圧接する圧縮リ
ングシール23,23…挿入しても良い。また、
圧縮リングシール23,23…は、圧油の漏出を
阻止するに必要な適宜な本数を設ければ良い。さ
らに、回転軸1に導入された圧油は、回転軸1内
に通る孔を介してサーボシリンダ9の各室に導入
されても良い。そしてさらに、本考案の流体機械
は、ポンプのみならず水車、風車および送風機等
にも応用することができる。
スリーブ21との間で相対回転させているが、こ
れに限られず、摺動スリーブ21の外周と給油環
14の内周との間で相対回転させるとともにその
〓間を小さなものとし、また軸スリーブ20の周
と摺動スリーブ21の内周との間を広い〓間と
し、軸スリーブ20と摺動スリーブ21のいずれ
か一方にリング溝22,22…を形成し、これら
のリング溝22,22…に他方に圧接する圧縮リ
ングシール23,23…挿入しても良い。また、
圧縮リングシール23,23…は、圧油の漏出を
阻止するに必要な適宜な本数を設ければ良い。さ
らに、回転軸1に導入された圧油は、回転軸1内
に通る孔を介してサーボシリンダ9の各室に導入
されても良い。そしてさらに、本考案の流体機械
は、ポンプのみならず水車、風車および送風機等
にも応用することができる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案の油圧式可動翼流
体機械によれば、圧油の漏出量を少なくすること
ができるので、圧油源を小形化できて設備を安価
に構成できる。また、回転軸とこれに嵌合させる
給油環との〓間を広くとるので、給油環の芯出し
精度が低くて良く、流体機械の据え付け等の際の
作業が容易であるという優れた効果を奏する。
体機械によれば、圧油の漏出量を少なくすること
ができるので、圧油源を小形化できて設備を安価
に構成できる。また、回転軸とこれに嵌合させる
給油環との〓間を広くとるので、給油環の芯出し
精度が低くて良く、流体機械の据え付け等の際の
作業が容易であるという優れた効果を奏する。
第1図は、本考案の油圧式可動翼流体機械の回
転軸に圧油を導入する構造を示す縦断面図であ
り、第2図は、従来の油圧式可動翼流体機械の回
転軸に圧油を導入する構造を示す縦断面図であ
り、第3図は、第2図の回転軸の先端部に設けら
れた可動翼の角度が調整される構造を示す縦断面
図である。 1:回転軸、2::翼角操作軸、4:可動翼、
13:基礎、14:給油環、15,16:圧油導
孔、21:摺動スリーブ、22:リング溝、2
3:圧縮リングシール。
転軸に圧油を導入する構造を示す縦断面図であ
り、第2図は、従来の油圧式可動翼流体機械の回
転軸に圧油を導入する構造を示す縦断面図であ
り、第3図は、第2図の回転軸の先端部に設けら
れた可動翼の角度が調整される構造を示す縦断面
図である。 1:回転軸、2::翼角操作軸、4:可動翼、
13:基礎、14:給油環、15,16:圧油導
孔、21:摺動スリーブ、22:リング溝、2
3:圧縮リングシール。
Claims (1)
- 油圧制御により軸方向に移動可能に翼角操作軸
を回転軸内に設け、この翼角操作軸の移動によつ
て前記回転軸の先端部に設けた可動翼の角度を調
整する油圧式可動翼流体機械において、前記回転
軸の外周に摺動スリーブを嵌合し、この摺動スリ
ーブの外周に基礎に固定される給油環を嵌合し、
この給油環から前記摺動スリーブを介して前記回
転軸に圧油導孔を連通して設け、前記摺動スリー
ブの内周と前記回転軸の外周の間または前記摺動
スリーブの外周と前記給油環の内周の間のいずれ
か一方を狭い〓間で相対回転自在とし、他方を広
い〓間にするとともに前記圧油導孔を挾む軸方向
両側にリング溝に挿入されて軸方向に移動できず
半径方向に移動可能な圧縮リングシールを介装し
たことを特徴とする油圧式可動翼流体機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987074539U JPH03529Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987074539U JPH03529Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63183480U JPS63183480U (ja) | 1988-11-25 |
JPH03529Y2 true JPH03529Y2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=30919841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987074539U Expired JPH03529Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03529Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011085950A1 (de) | 2011-11-08 | 2013-05-08 | Wobben Properties Gmbh | Turbine für eine Wasserkraftanlage und Wasserkraftanlage |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP1987074539U patent/JPH03529Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63183480U (ja) | 1988-11-25 |
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