JPH0352853Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352853Y2 JPH0352853Y2 JP9615686U JP9615686U JPH0352853Y2 JP H0352853 Y2 JPH0352853 Y2 JP H0352853Y2 JP 9615686 U JP9615686 U JP 9615686U JP 9615686 U JP9615686 U JP 9615686U JP H0352853 Y2 JPH0352853 Y2 JP H0352853Y2
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- JP
- Japan
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- cylinder
- guided
- drain pipe
- guide cylinder
- tube
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- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 17
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 17
- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000013872 defecation Effects 0.000 description 1
- 125000000118 dimethyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は衛生器具である大便器や洗面器が昇降
して高令老人、子供、身体障害者の使用レベルに
対応できる衛生設備ユニツト等の排水管と建物配
管との接続装置に関するものである。
して高令老人、子供、身体障害者の使用レベルに
対応できる衛生設備ユニツト等の排水管と建物配
管との接続装置に関するものである。
衛生設備ユニツトには高令老人、子供、身体障
害者の使用レベルに対応して大便器や洗面器が昇
降自在なものがある。この様な大便器や洗面器が
昇降自在なユニツトにおいては汚臭が洩気しない
ように排水管(又は排便器)と建物配管を接続し
なければならないが、その際一番問題となるのは
前記大便器や洗面器が昇降する為、その動きに遂
次対応するものでなくてはならないことである。
害者の使用レベルに対応して大便器や洗面器が昇
降自在なものがある。この様な大便器や洗面器が
昇降自在なユニツトにおいては汚臭が洩気しない
ように排水管(又は排便器)と建物配管を接続し
なければならないが、その際一番問題となるのは
前記大便器や洗面器が昇降する為、その動きに遂
次対応するものでなくてはならないことである。
従来この接続装置には第2図に示すものと、第
3図に示すものがある。
3図に示すものがある。
第2図に示すものは建物配管Bの上端にパツキ
ン100を周設し、このパツキン100の内面で
大便器Aや洗面器の排水管200を出入自在に案
内するものであり、第3図に示すものは大便器A
や洗面器と建物配管Bとをフレキシブル管300
で接続したものである。
ン100を周設し、このパツキン100の内面で
大便器Aや洗面器の排水管200を出入自在に案
内するものであり、第3図に示すものは大便器A
や洗面器と建物配管Bとをフレキシブル管300
で接続したものである。
ところが、第2図のものは昇降する大便器A、
洗面器とパツキン100との間に摩擦が生じて排
水管200上下動の円滑性が失なわれ、ひいては
パツキン100の破損につながるばかりでなく、
昇降する排水管200の外周に付着した汚物が、
排水管200上昇時に外気に触れ臭気が生じる問
題点があり、第3図のものは、フレキシブル管3
00の伸縮、撓み量で大便器Aや洗面器を昇降自
在とするものであるが、破損する危険性があり、
耐久性に問題がある。
洗面器とパツキン100との間に摩擦が生じて排
水管200上下動の円滑性が失なわれ、ひいては
パツキン100の破損につながるばかりでなく、
昇降する排水管200の外周に付着した汚物が、
排水管200上昇時に外気に触れ臭気が生じる問
題点があり、第3図のものは、フレキシブル管3
00の伸縮、撓み量で大便器Aや洗面器を昇降自
在とするものであるが、破損する危険性があり、
耐久性に問題がある。
本考案は解決しようとする技術的課題は排水管
を封気用液層内において昇降自在に案内すること
である。
を封気用液層内において昇降自在に案内すること
である。
上記技術的課題を達成する為に講じた技術的手
段は、昇降自在な衛生器具における排水管を適宜
間隔をおいて形成した被案内用内筒と被案内用外
筒とからなる2重筒構造にすると共に、建物配管
の上端を適宜間隔をおいて形成した案内用内筒と
案内用外筒とからなる2重筒構造にし、該建物配
管の案内用内筒と案内用外筒との間に封気用液を
充液すると共に、その封気用液内において前記排
水管の被案内用外筒を進退自在に没入せしめたこ
とである。
段は、昇降自在な衛生器具における排水管を適宜
間隔をおいて形成した被案内用内筒と被案内用外
筒とからなる2重筒構造にすると共に、建物配管
の上端を適宜間隔をおいて形成した案内用内筒と
案内用外筒とからなる2重筒構造にし、該建物配
管の案内用内筒と案内用外筒との間に封気用液を
充液すると共に、その封気用液内において前記排
水管の被案内用外筒を進退自在に没入せしめたこ
とである。
本考案の技術的手段による作用は建物配管の案
内用内筒と案内用外筒との間に充液された封気用
液内において衛生器具の排水管における被案内用
外筒を昇降自在に案内して衛生器具の上下動に対
応する。
内用内筒と案内用外筒との間に充液された封気用
液内において衛生器具の排水管における被案内用
外筒を昇降自在に案内して衛生器具の上下動に対
応する。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
本考案は昇降自在な衛生器具A、その衛生器具
Aの排水口(図示せず)に連結した被案内用内筒
a−1、被案内用外筒a−2、建物配管B上端に
形成した案内用内筒b−1、案内用外筒b−2、
その案内用内筒b−1と案内用外筒b−2との間
に充液した封気用液1からなる。
Aの排水口(図示せず)に連結した被案内用内筒
a−1、被案内用外筒a−2、建物配管B上端に
形成した案内用内筒b−1、案内用外筒b−2、
その案内用内筒b−1と案内用外筒b−2との間
に充液した封気用液1からなる。
衛生器具Aは大便器や洗面器を、枠状フレーム
2表面に上下動可能に装着した昇降用フレーム3
に取付け、枠状フレーム2に取付けたパワーシリ
ンダー(図示せず)等を駆動源としてその昇降用
フレーム3を昇降させることによつて健常者のみ
ならず、高令老人、子供、身体障害者の使用レベ
ルに対応できるようにしたものである。
2表面に上下動可能に装着した昇降用フレーム3
に取付け、枠状フレーム2に取付けたパワーシリ
ンダー(図示せず)等を駆動源としてその昇降用
フレーム3を昇降させることによつて健常者のみ
ならず、高令老人、子供、身体障害者の使用レベ
ルに対応できるようにしたものである。
衛生器具Aは、その排水口(図示せず)にエル
ボ管4を介して被案内用内筒a−1と被案内用外
筒a−2からなる器具側2重筒aを垂設する。
ボ管4を介して被案内用内筒a−1と被案内用外
筒a−2からなる器具側2重筒aを垂設する。
建物配管Bは建物内に配してなり、その先端に
エルボ管5を介して案内用内筒b−1と案内用外
筒b−2とからなる配管側2重筒bを、前記器具
側2重筒aに相対して立上形成する。
エルボ管5を介して案内用内筒b−1と案内用外
筒b−2とからなる配管側2重筒bを、前記器具
側2重筒aに相対して立上形成する。
器具側2重筒aと、配管側2重筒bの径関係は
被案内用内筒a−1<案内用内筒b−1<被案内
用外筒a−2<案内用外筒b−2とし、また、両
2重筒a,bの長さは衛生器具Aのストロークよ
りも長く形成して、器具側2重筒aの被案内用外
筒a−2が案内用外筒b−1,b−2間を昇降し
た際、その被案内用外筒a−2の昇降を阻害しな
いようにする。
被案内用内筒a−1<案内用内筒b−1<被案内
用外筒a−2<案内用外筒b−2とし、また、両
2重筒a,bの長さは衛生器具Aのストロークよ
りも長く形成して、器具側2重筒aの被案内用外
筒a−2が案内用外筒b−1,b−2間を昇降し
た際、その被案内用外筒a−2の昇降を阻害しな
いようにする。
封気用液1は非蒸発性のシリコン系のオイル、
好ましくはジメチルシリコンオイルを使用してな
り、配管側2重筒bの案内用内外筒b−1,b−
2間に充液する。その際、器具側2重筒aが下降
した時のオイル面1′の上昇を考慮して上記封気
用液1が溢出しないようにオイル面1′の上昇代
1″を案内用外筒b−1,b−2にとつておく必
要がある。
好ましくはジメチルシリコンオイルを使用してな
り、配管側2重筒bの案内用内外筒b−1,b−
2間に充液する。その際、器具側2重筒aが下降
した時のオイル面1′の上昇を考慮して上記封気
用液1が溢出しないようにオイル面1′の上昇代
1″を案内用外筒b−1,b−2にとつておく必
要がある。
而して、本実施例における接続装置の作用は案
内用内筒b−1と案内用外筒b−2との間に充液
した封気用液1内において被案内用外筒a−2を
昇降自在に案内して衛生器具Aである大便器の上
下動に対応するが、被案内用内筒a−1は案内用
内筒b−1の内側を上下動する為、汚れ、汚物が
封気用液1内に流入することがない。
内用内筒b−1と案内用外筒b−2との間に充液
した封気用液1内において被案内用外筒a−2を
昇降自在に案内して衛生器具Aである大便器の上
下動に対応するが、被案内用内筒a−1は案内用
内筒b−1の内側を上下動する為、汚れ、汚物が
封気用液1内に流入することがない。
本考案は以上のように昇降自在な衛生器具にお
ける排水管を適宜間隔をおいて形成した被案内用
内筒と被案内用外筒とからなる2重筒構造にする
と共に、建物配管の上端を適宜間隔をおいて形成
した案内用内筒と案内用外筒とからなる2重筒構
造にし、該建物配管の案内用内筒と案内用外筒と
の間に封気用液を充液すると共に、その封気用液
内において前記排水管の被案内用外筒を進退自在
に没入せしめたので下記の利点がある。
ける排水管を適宜間隔をおいて形成した被案内用
内筒と被案内用外筒とからなる2重筒構造にする
と共に、建物配管の上端を適宜間隔をおいて形成
した案内用内筒と案内用外筒とからなる2重筒構
造にし、該建物配管の案内用内筒と案内用外筒と
の間に封気用液を充液すると共に、その封気用液
内において前記排水管の被案内用外筒を進退自在
に没入せしめたので下記の利点がある。
建物配管の上端に設けた封気用液層内を排水
管(又は排便管)が案内される為、排水管昇降
に伴う抵抗が小さく破損も皆無であり、常に一
定したシール機能を具備できる。
管(又は排便管)が案内される為、排水管昇降
に伴う抵抗が小さく破損も皆無であり、常に一
定したシール機能を具備できる。
汚水や汚物が流出する被案内用内筒に付着し
たその汚臭は封気用液で外部への洩気を阻止さ
れる為、臭気が漂う心配もない。
たその汚臭は封気用液で外部への洩気を阻止さ
れる為、臭気が漂う心配もない。
建物配管の上端に設けた封気用液層内で排水
管が昇降される為、据付スペースが小さく済
み、接続装置の小形化を図り得る。
管が昇降される為、据付スペースが小さく済
み、接続装置の小形化を図り得る。
在来の接続装置を取り外した後、エルボ管を
介して2重筒構造を付設すれば良い為、改造工
事も頗る簡単である。
介して2重筒構造を付設すれば良い為、改造工
事も頗る簡単である。
依つて、所期の目的を達成できる。
図面は本考案接続装置の実施例を示し、第1図
は部分拡大断面図、第2図、第3図は従来の接続
装置を示す断面図である。 尚図中、A:衛生器具、a−1:被案内用内
筒、a−2:被案内用外筒、B−建物配管、b−
1:案内用内筒、b−2:案内用外筒、1:封気
用液、a:器具側2重筒、b:配管側2重筒。
は部分拡大断面図、第2図、第3図は従来の接続
装置を示す断面図である。 尚図中、A:衛生器具、a−1:被案内用内
筒、a−2:被案内用外筒、B−建物配管、b−
1:案内用内筒、b−2:案内用外筒、1:封気
用液、a:器具側2重筒、b:配管側2重筒。
Claims (1)
- 昇降自在な衛生器具における排水管を適宜間隔
をおいて形成した被案内用内筒と被案内用外筒と
からなる2重筒構造にすると共に、建物配管の上
端を適宜間隔をおいて形成した案内用内筒と案内
用外筒とからなる2重筒構造にし、該建物配管の
案内用内筒と案内用外筒との間に封気用液を充液
すると共に、その封気用液内において前記排水管
の被案内用外筒を進退自在に没入せしめた昇降自
在な衛生器具の排水管と建物配管との接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9615686U JPH0352853Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9615686U JPH0352853Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635062U JPS635062U (ja) | 1988-01-13 |
JPH0352853Y2 true JPH0352853Y2 (ja) | 1991-11-18 |
Family
ID=30961587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9615686U Expired JPH0352853Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0352853Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084889A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Toto Ltd | 昇降便器の伸縮式排水管構造 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01310029A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-14 | Mirai Ind Co Ltd | 流体管の出し戻し自在な鞘管二重配管構造 |
JPH01322032A (ja) * | 1988-06-25 | 1989-12-27 | Mirai Ind Co Ltd | 流体管の出し戻し自在な鞘管二重配管構造 |
JPH082209Y2 (ja) * | 1989-12-28 | 1996-01-24 | 東陶機器株式会社 | 手洗器ユニット |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP9615686U patent/JPH0352853Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084889A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Toto Ltd | 昇降便器の伸縮式排水管構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS635062U (ja) | 1988-01-13 |
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