JPH0352408Y2 - - Google Patents

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JPH0352408Y2
JPH0352408Y2 JP1983033914U JP3391483U JPH0352408Y2 JP H0352408 Y2 JPH0352408 Y2 JP H0352408Y2 JP 1983033914 U JP1983033914 U JP 1983033914U JP 3391483 U JP3391483 U JP 3391483U JP H0352408 Y2 JPH0352408 Y2 JP H0352408Y2
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JP
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spike
tip member
spikes
concave cavity
bolt
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JP1983033914U
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JPS59150310U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサツカー、野球、ラグビー、ゴルフな
どの運動靴用スパイクに関するものである。
従来周知の運動靴用スパイクは合成樹脂、鉄鋼
材料、超硬合金などの材質から形成されるが、然
るに、合成樹脂から成るスパイクは耐摩耗性に劣
り、スパイクの寿命が著しく短いという欠点があ
り、他方、鉄鋼材料や超硬合金から成るスパイク
は耐摩耗性が比較的良好であつても重量が大き
く、足に負担を掛け過ぎるという欠点があつた。
そこで、比較的軽量で耐摩耗性をもつたセラミ
ツクを用いたスパイクも種々提供されているが、
欠けや割れが発生し易く、弾性をもたない取付構
造のものであつたため、地面からの衝撃が脳天に
直に伝達して運動者に悪影響を及ぼすなどの不都
合があつた。
本案は上記の如き在来スパイクの欠点に鑑みて
案出したもので、スパイクの先端部材には耐摩耗
性に優れた材質を適用し、この先端部材はほぼ円
柱形をしており、且つ膨大部、中ぐり溝などの異
径部分をもつた凹腔が形成してある。この凹腔中
に取付用ボルトの後端部を挿入するとともに、ゴ
ム、合成樹脂などの有機体を充填して、この取付
用ボルトの先端ネジ部を靴底の基板に固定するよ
うにしたことを特徴とする。
以下、本案実施例を図に基づいて詳述する。
第1図において、1は先端部材、2はスパイク
取付用のボルト、3はゴム、合成樹脂等の有機体
から成る内挿部であり、この内挿部3には、次に
述べる凹腔4から露出した基部3aが一体的に形
成されている。また、先端部材1は接地面が僅か
に丸味を帯びたほぼ円柱形であり、裏面には凹腔
4が形成され、この凹腔4には中ぐり溝5が形成
されている。この先端部材1の材質は耐摩耗性に
優れた超硬合金などのサーメツト、鉄鋼材料の
他、好適には、耐食性及び軽量化にも優れたセラ
ミツクが適用される。
また、スパイク取付用のボルト2の後端部には
座板6を一体的に設け、この座板6はボルト2が
内挿部3に強固に固定されるべく役目をはたし、
この座板6も含めたボルト2の後端部は凹腔4内
に挿入され、該凹腔4の内壁面と座板6との間に
存在する有機体でもつて先端部材1から加わる衝
撃力を吸収するように作用するとともにボルト2
の先端に設けた雄ネジ部7は基部3aから突出し
た状態にあり、靴底中に埋設した基板9(第2
図)に穿設したネジ孔中に螺入して固定するよう
になつている。
上記の構成によると、スパイクの接地側及び側
面が耐摩耗性に優れるため、スパイクの接地とと
もに激しく土中に埋もれたりして使用されても、
スパイクの耐久性が著しく向上し、しかも、基部
3aが接地されにくく、摩耗に冒されにくいこと
と相俟つて、スパイクの信頼性が著しく向上する
ことになつた。
そして、基部3aは接地する度合が極めて少な
いため、比較的軟質な合成樹脂、ゴム等を使用し
ても摩耗されにくく、且つボルト2の後端部が凹
腔4中に埋入されるため、先端部材1がボルト2
を介して強固に靴底に設置される。この結果、特
にコンクリート打ちされた固い地面を走行する時
のようにスパイクに対し強烈な衝撃が加わつた場
合でも先端部材1からの衝撃を比較的軟質な内挿
部3が吸収し、かつ図中、平板6の板面上部、及
び基部3aの外周部のそれぞれに位置する有機体
でもつて前記衝撃吸収機能が一段と高められるた
め、地面からの衝撃は大幅に緩和され、運動者に
悪影響を及ぼすことがない。
更に、セラミツクの比重が金属と比べ極めて小
さいことを利用し、先端部材1にアルミナセラミ
ツク、ジルコニアセラミツク、窒化珪素セラミツ
ク、炭化珪素セラミツク等々を使用することによ
り、在来のスパイクに比べ軽量化がはかられ、運
動機能性を高めることができ、就中、靱性特性に
優れた部分安定化ジルコニアセラミツクを使用す
ることにより、衝撃性に優れたスパイクを提供す
ることができる。
また、前述のセラミツクに適当な顔料を加える
ことにより、所望の着色が出来、この着色効果に
加え、セラミツクが耐食性という優れた特性を備
えているため、長期に亘り、何ら変色しないとい
う利点も有する。
本考案では上記のスパイクの他、第2図に示し
たスパイクの如き、変形態様も考えられる。尚、
同図中、第1図と同一個所には同一符号が付して
ある。
即ち、第2図では先端部材1が内挿部3と基部
3aに安定的に冠着されるべく、先端部材1の縁
部に膨大部8が設けられておれば、この膨大部8
により先端部材1は基部3aに抜け防止作用をも
つた状態で結合し、固着される。
また、基部3aはボルト2の雄ネジ部7が靴底
の基板9に螺合される際、靴底面10よりも内側
に埋設されてもよい。
以上の通り、本考案のスパイクは先端部材に耐
摩耗性に優れた材質を使用したため、スパイクの
寿命が著しく延びたのに加え、スパイクがすぐれ
た有弾性を具備したため、接地に伴い、スパイク
が受ける衝撃が緩和され、好適なスパイクが提供
されることになつた。
更に、スパイクの先端部材にセラミツクを使用
すると、軽量化がはかられ、運動機能性が高ま
り、しかも、この先端部材を着色セラミツクによ
り構成すると、美観を一層向上させることがで
き、且つ長期間変色しないことは勿論、スパイク
別に色彩を変えることによつて確認できる識別の
一要素とすることができるなど多くの作用効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例に係るスパイクの破断面
図であり、第2図は本考案スパイクの他の実施例
を示す破断面図である。 1……先端部材、2……ボルト、3……内挿
部、4……凹腔、5……中ぐり溝、8……膨大
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ円柱形をしたセラミツク製の先端部材に、
    膨大部、中ぐり溝などの異径部分をもつた凹腔を
    形成し、該凹腔中に取付用ボルトの後端部を挿入
    するとともに、ゴム、合成樹脂等の有機体を充填
    し、該有機体を介して上記取付用ボルトと上記先
    端部材とを結合一体化して成る運動靴用スパイ
    ク。
JP3391483U 1983-03-08 1983-03-08 運動靴用スパイク Granted JPS59150310U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3391483U JPS59150310U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 運動靴用スパイク

Applications Claiming Priority (1)

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JP3391483U JPS59150310U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 運動靴用スパイク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59150310U JPS59150310U (ja) 1984-10-08
JPH0352408Y2 true JPH0352408Y2 (ja) 1991-11-13

Family

ID=30164684

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3391483U Granted JPS59150310U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 運動靴用スパイク

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH042561Y2 (ja) * 1987-09-07 1992-01-29
JP5385938B2 (ja) * 2011-04-20 2014-01-08 ゼット株式会社 靴用スパイク
ITMI20112089A1 (it) * 2011-11-17 2013-05-18 Enrico Campari Calzatura sportiva, particolarmente per uso calcistico e simili.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6219220Y2 (ja) * 1981-04-28 1987-05-18

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JPS59150310U (ja) 1984-10-08

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