JPH035237Y2 - - Google Patents

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JPH035237Y2
JPH035237Y2 JP1984075492U JP7549284U JPH035237Y2 JP H035237 Y2 JPH035237 Y2 JP H035237Y2 JP 1984075492 U JP1984075492 U JP 1984075492U JP 7549284 U JP7549284 U JP 7549284U JP H035237 Y2 JPH035237 Y2 JP H035237Y2
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JP
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fruit
vine
soil
stopper
insert
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JP1984075492U
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JPS60190247U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、すいか、メロン、かぼちやといつた
蔓性果菜植物の蔓を畝や土壌に固定する蔓止め
と、果実の着果日を表示する着果表示体とを兼ね
備えた蔓止め具に関する。
(従来の技術) すいか、メロン、かぼちやといつた蔓性果菜植
物を栽培する場合、第1図に示すように麦藁Aを
二つ折りにして蔓Bの上から土壌に差込んで蔓B
を畝や土壌Cに固定している。
また、この種の蔓性果菜植物では結実した果実
Dの着果日を表示する着果棒Eを各果実Dのそば
に差込んでいる。
この着果棒Eとして通常は、異なる色が着色さ
れた12種類の棒が用意され、何月何日に着果した
果実Dは何色、何月何日に着果した果実Dは何色
といつたように、各果実Dのそばに着果日に応じ
た色の着果棒Eを差込み、その着果棒Eの色から
その果実Dがいつ着果したかを確認できるように
すると共に、その着果日から果実Dの収穫日を逆
算できるようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかし麦藁Aは使い捨てであるため毎年用意し
なければならないが、近年は麦藁が品不足である
ため手り入りにくく、毎年用意するのは面倒であ
るという難点がある。また、いちいち麦藁Aを二
つ折にして畝や土壌Cに差込まなければならない
ので手間がかかるという問題もあつた。
また従来の栽培方法では蔓Bを畝や土壌Cに固
定する麦藁Aと着果棒Eとを別々に用意しなけれ
ばならないとか、別々に差込まなければならない
という面倒もある。
更には畝や土壌Cに麦藁Aと着果棒Eとの両者
を差込むため畝や土壌Cが煩雑になるという難点
もある。
(考案の目的) 本考案の目的は畝や土壌に差込むだけで蔓性果
菜植物の蔓を固定するとができ、しかもその上方
に着果表示体を突出することにより上記の諸問題
を解決する蔓性果菜植物の蔓止め具を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の蔓止め具は第2図に示すように、土壌
Cに差込む二本の棒状の差込み脚2と、二本の差
込み脚2を土壌Cに差込むことにより両差込み脚
2により植物の蔓Bを跨いで押えることができる
押え部5とを有する止め具本体1が棒材1aを折
返して形成され、果実Dの着果日を表示する着果
表示体3が同止め具本体1の上部より上方に突出
するように同止め具本体1と一体に形成され、前
記差込み脚2と着果表示体3の長さが、同差込み
脚2を土壌Cへ差込んだときに着果表示体3が蔓
Bや葉の上方に突出する長さに形成されてなるも
のである。
(作用) 本考案の蔓性果菜植物の蔓止め具では、例えば
第2図に示す下向きの二本の差込み脚2を蔓Bを
跨がせて畝や土壌Cに差込むと、U字状の押え部
5と畝や土壌Cとの間に同蔓Bが挟まれて固定さ
れる。
また、本考案の蔓性果菜植物の蔓止め具では差
込み脚2と着果表示体3の長さが、同差込み脚2
を土壌Cへ差込んだときに着果表示体3が蔓Bや
葉の上方に突出する長さに形成されているので、
差込み脚2を土壌Cに差込すと着果表示体3が蔓
Bや葉の上方に突出し、果実Dの果実日を容易に
確認することができる。
(実施例) 第2図〜第3図は本考案の蔓性果菜植物の蔓止
め具の各種実施例である。
第2図に示す止め具本体1は棒材1aがその長
手方向中央部から折返されて形成され、その折返
し部に押え部5が形成され、その下方に二本の下
向きの差込み脚2が連設されている。この二本の
差込み脚2を蔓Bに跨がせて畝や土壌Cに差込む
と、押え部5と土壌Cとの間に蔓Bが挟まれて固
定されるようにしてある。また同押え部5が着果
表示体取付け部4とされて、そこに円板状の着果
表示体3が固定されている。
第3図に示す止め具本体1は棒材1aがその長
手方向中央部から折返されて押え部5が形成され
ている。また、押え部5が着果表示体取付け部4
とされて、その着果表示体取付け部4に着果棒に
よる着果表示体3が固定されている。
止め具本体1を形成する棒材1aとしては金属
製のものとかプラスチツク製のもの等が使用され
る。
第2図の着果表示体3には着果の日付とかその
他果実を栽培する上で参考になる事項を適宜表示
できるようにしておくのがよい。
第2図の蔓止め具は差込み脚2を押え部5、即
ち着果表示体取付け部4の部分まで畝や土壌Cに
差込んで蔓Bを固定したときに、着果表示体3が
成長する葉の蔭に隠れて見えなくならないよう
に、差込み脚2と着果表示体3の長さを、同差込
み脚2を土壌Cへ差込んだときに着果表示体3が
蔓Bや葉の上方に突出する長さに形成してある。
また、第2図の蔓止め具では仮想線で示すよう
に、押え部5を差込み脚2の比較的下方に形成し
て、止め具本体1を押え部5まで差込んでも着果
表示体3が押え部5の上方に高く突出して、葉の
蔭に隠れて見えにくくなることがないようにして
ある。
また、図示した実施例は全て棒材1aがその長
手方向中央部から折返されて二本の差込み脚2が
ほぼ同じ長さに形成されているが、これらの差込
み脚2の長さは左右で異なつていてもよい。例え
ば一方の差込み脚2を長く、他方の差込み脚2を
短く形成すれば、先に長い方の差込み脚2だけを
畝や土壌Cに途中まで差込み、その長い方の差込
み脚2を中心として蔓止め具を回転させて、短い
方の差込み脚2を蔓Bの向きに合わせてから同差
込み脚2を更に差込めば、短い方の差込み脚2が
蔓を跨いで地中に差込まれるので蔓を確実に押え
ることができる。ちなみに、二本の差込み脚が同
じ長さの場合は差込み脚を差込むときに、最初か
ら両差込み脚が蔓を跨ぐように位置合せしてから
差込まなければならないが、位置合せの必要がな
いので差込みが容易になる。
(考案の効果) 以上のようにしてなる本考案の蔓止め具は以下
のような各種効果を有する。
二本の差込み脚2を蔓Bを跨いで畝や土壌C
に差込すだけで、蔓Bが押え部5と畝や土壌C
との間に挟まれて固定されるので、作業性が飛
躍的に向上する。
止め具本体1が棒材1aを折返して形成され
るだけのものであるため、構造が簡潔で実用化
し易い。
差込み脚2が棒材1aによつて形成されてい
るので、同差込み脚2を畝や土壌Cに差込み易
い。
止め具本体1の上部に、着果表示体3が同止
め具本体1より上方に突出するように取付られ
ているので、畝や土壌Cに差込まれるのは蔓止
め具だけとなり、畝や土壌Cが煩雑になること
がない。
差込み脚2と着果表示体3の長さが、同差込
み脚2を土壌Cへ差込んだときに着果表示体3
が蔓Bや葉の上方に突出する長さに形成されて
いるので、蔓止め具を果実Dのそばに差込めば
その果実のそばから上方に着果表示体3が突出
するので、従来のように成長した葉をかきわけ
なくとも着果日を確認できる。
止め具本体1を金属とかプラスチツク等で成
形すれば毎年使用することができるため経済的
であり、また形状が崩れないため長年使用して
も蔓Dを確実に止めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は蔓性果菜植物の従来の栽培方法を示す
説明図、第2図、第3図は本考案に係る蔓止め具
の各種例を示す説明図である。 1は止め具本体、2は差込み脚、3は着果表示
体、5は押え部、Bは蔓、Cは畝や土壌、Dは果
実。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 土壌Cに差込む二本の棒状の差込み脚2と、二
    本の差込み脚2を土壌Cに差込むことにより両差
    込み脚2により植物の蔓Bを跨いで押えることが
    できる押え部5とを有する止め具本体1が棒材1
    aを折返して形成され、果実Dの着果日を表示す
    る着果表示体3が同止め具本体1の上部より上方
    に突出するように同止め具本体1と一体に形成さ
    れ、前記差込み脚2と着果表示体3の長さが、同
    差込み脚2を土壌Cへ差込んだときに着果表示体
    3が蔓Bや葉の上方に突出する長さに形成されて
    なることを特徴とする蔓性果菜植物の蔓止め具。
JP7549284U 1984-05-23 1984-05-23 蔓性果菜植物の蔓止め具 Granted JPS60190247U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7549284U JPS60190247U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 蔓性果菜植物の蔓止め具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7549284U JPS60190247U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 蔓性果菜植物の蔓止め具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60190247U JPS60190247U (ja) 1985-12-17
JPH035237Y2 true JPH035237Y2 (ja) 1991-02-12

Family

ID=30616759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7549284U Granted JPS60190247U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 蔓性果菜植物の蔓止め具

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JP (1) JPS60190247U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925458A (ja) * 1972-06-29 1974-03-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5422042U (ja) * 1977-07-15 1979-02-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925458A (ja) * 1972-06-29 1974-03-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60190247U (ja) 1985-12-17

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