JPH0352011Y2 - - Google Patents

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JPH0352011Y2
JPH0352011Y2 JP2402585U JP2402585U JPH0352011Y2 JP H0352011 Y2 JPH0352011 Y2 JP H0352011Y2 JP 2402585 U JP2402585 U JP 2402585U JP 2402585 U JP2402585 U JP 2402585U JP H0352011 Y2 JPH0352011 Y2 JP H0352011Y2
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JP
Japan
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antenna
tower
mounting
antennas
station
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JP2402585U
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JPS61140050U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、大容量マイクロ波回線等に使用さ
れるホーンリフレクター型アンテナ搭載用鉄塔に
関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は、従来、大容量回線において、ホーン
リフレクター型アンテナを搭載する為に使用され
ていた中継局用2段プラツトホーム式鉄塔の基本
構造を示すものであり、図において、11及び1
2はアンテナ搭載用プラツトホーム、13はプラ
ツトホーム11,12上にアンテナを搭載する為
の基礎ビーム、14はその上に固定されたアンテ
ナ、15は円形導波管、16は局舎である。
次に、アンテナ14の搭載法について説明す
る。通常、各方向に対して、上段プラツトホーム
11に2基、下段プラツトホーム12に1基の計
8基、両方向合わせると合計6基のアンテナ14
を設置する。まず上り方向に関し、上段の2基の
アンテナ14は相互に電波干渉を受けぬ相対位置
関係を保ちつつ、正しく相手局に面し、かつ円形
導波管15が下部鉄塔部材と干渉せぬ位置を見つ
け、その位置で、基礎ビーム13を使用して、ア
ンテナ14をプラツトホーム11に固定する。下
段のアンテナ14は、相手局に正対し、かつ上段
アンテナからの導波管と、アンテナ本体が干渉せ
ず、また、それ自身の導波管15が、鉄塔の下部
部材と干渉せぬ位置を選定し、上段と同様に基礎
ビーム13を使用して、プラツトホーム12に固
定する。
つぎに下り方向に関し、上り方向のアンテナと
相互に電波干渉を、起こさぬ範囲内で、上記と同
様にして、上下8基のアンテナ14の位置を選定
し、プラツトホーム11,12上に固定する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来型の鉄塔では、相手局方位に合わせ、各局
毎にアンテナ設置位置を検討せねばならず、又、
プラツトホーム上の、どの位置でも、アンテナを
据付けられる様、プラツトホーム全体を強度の高
い構造にし、かつ、アンテナ間、アンテナ−導波
管間、導波管−鉄塔部材間の干渉をさける為、非
常に広いプラツトホームが、必要となり、鉄塔重
量が重くなる等の問題があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、相手局が、どの方向にあつ
ても、アンテナを容易に設置することができ、か
つ大型プラツトホームが、不要となる経済的なア
ンテナ搭載用鉄塔を得る事を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による鉄塔は、各アンテナを搭載する
各段取付レベルに於いて、一方向当りの取付アン
テナを1基に限定し取付架台により、アンテナを
同一位置に固定したまま、単に水平面内で、アン
テナを回転させるだけで、広範囲な方向にある相
手局に正対出来る様にすると共に、各段において
鉄塔本体の4面全てにアンテナ取付架台を取り付
ける構造を設け、この内のいずれかを、相手局方
位に応じて選択してアンテナ取付架台を設置する
事により、全ての方位に対し、アンテナを容易に
設置出来る様にしたものである。
〔作用〕
この考案におけるアンテナ取付架台は、アンテ
ナを定位置で固定し、水平面内で回転させること
が出来るので非常に簡単な構造とする事が出来、
従来の広大なプラツトホームを不要とする事が出
来る。又、この考案の場合、局毎にアンテナ〜導
波管〜鉄塔間の干渉を、その都度、検討する必要
が無くなり、アンテナ直下で垂直に布設される導
波管の位置も、一定の区域に限定され、これらを
固定する設備を、標準的に鉄塔に装備して置く事
も出来る。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図において、1は鉄塔本体、2は鉄塔本
体に取付けられたアンテナ取付架台、3の2の位
置では、相手局に正対出来ない場合に選択する為
の、別の取付位置、4は頂部アンテナ取付台、5
はアンテナ、6はアンテナから布設される円形導
波管である。鉄塔本体の中段及び下段アンテナ取
付レベルでは、鉄塔の4面全てに、アンテナ取付
架台2を固定する為の接続部が設けられており、
頂部取付台4では、4方向にアンテナを設置出来
る場所が設けられている。
又、これらのアンテナ取付台2および頂部取付
台4では、アンテナ5を水平面内で回転出来る構
造となつている。
なお、導波管6とアンテナ5の関係は、下部ア
ンテナ取付位置を、上部アンテナ用導波管の前方
へ、必要量だけずらせておく事により、アンテナ
方位に関係なく、干渉せぬ様にしている。
次にアンテナ搭載法について説明する。
第1図に示された実施例の場合、それぞれのア
ンテナ位置で、アンテナ5を、水平面内で±45度
以上回転出来る構造となつている為、まず、一方
の局に対して、±45°以内の回転でアンテナを正対
できる鉄塔の面を選択し、中段及び下段は、その
面にアンテナ取付架台を設置しアンテナ5を搭載
する。又、上段は、選択された面に対応するアン
テナ取付位置に、アンテナを据付ける。もう一方
の局に対しては、鉄塔の残りの8面の内から適当
な一面を選定し、上記と同様にして、アンテナ5
を設置する。
アンテナ5の設置は、上記の如く、相手局の方
向に合わせて実施する事が出来る為、鉄塔の建設
方位は、相手局の方向に左右される事なく、自由
に決める事が出来る。又、導波管5についても、
鉄塔部材や、下部アンテナとの干渉問題を局毎に
検討する必要がなくなる。
なお、本実施例の場合、アンテナ5の転倒モー
メントを軽減する為取付台4及び架台2に対し、
下部を埋め込んで固定する方法を採用している。
なお、上記実施例では、円形導波管6とアンテ
ナ5との干渉を前後方向に各アンテナ設置位置を
ずらせる事により、解消する場合を示したが、上
段アンテナの位置は、そのままとし、中段及び下
段のアンテナを左右方向にずらせて干渉をなくし
ても良い。
また、上記実施例では、上段アンテナは鉄塔頂
部に乗せる形であるが、これを、中段及び下段と
同様、鉄塔側面に、アンテナ取付架台2を用いて
設置しても良い。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、従来型の鉄
塔で必要であつた、強度の高い、広大なプラツト
ホームが不要となる為、全体として非常に経済的
な鉄塔を製作する事が出来、また導波管の布設ル
ートが、ほぼ一定の場所になる為あらかじめ鉄塔
に、標準的に、導波管の固定設備を設けておく事
が出来る。さらに、受信アンテナを頂部に設置
し、スペース・ダイバーシテイ用アンテナを最下
部に設置する方式を取れば、従来より大巾に大き
いスペース・ダイバーシテイ改善度が得られると
言う効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による、ホーンリ
フレクター型アンテナ搭載用鉄塔の構成を示す構
成図、第2図は従来のホーンリフレクター型アン
テナ搭載用鉄塔の構成を示す構成図である。 図中、1は鉄塔本体、2はアンテナ取付架台、
4は頂部アンテナ取付台、5はホーンリフレクタ
ー型アンテナ、6は円形導波管である。なお、図
中、同一符号は同一又は相当部品を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つの相手局方向に対してそれぞれ複数のホー
    ンリフレクター型アンテナを搭載する四角鉄塔に
    おいて、相手局方向毎に複数のアンテナを鉄塔の
    一面で縦方向に配列し、上記鉄塔の各面において
    水平方向への突出長あるいは突出場所を互いに変
    えたアンテナ取付架台を複数段取り付けられる四
    面共通の構造を有し、二つの相手局方向に適した
    二面を選択して上記架台を取り付け、架台上に設
    置したアンテナをアンテナから下方に延びる円型
    導波管の管軸付近を中心として所要角度回転させ
    て設置できるようにした事を特徴とするアンテナ
    搭載用鉄塔。
JP2402585U 1985-02-19 1985-02-19 Expired JPH0352011Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2402585U JPH0352011Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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JP2402585U JPH0352011Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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Publication Number Publication Date
JPS61140050U JPS61140050U (ja) 1986-08-30
JPH0352011Y2 true JPH0352011Y2 (ja) 1991-11-11

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ID=30517796

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JP7353151B2 (ja) * 2019-11-27 2023-09-29 日本無線株式会社 高周波アンテナユニット及びそれを用いた無線通信ユニット
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