JPH0351636A - 蓄熱床暖房装置 - Google Patents
蓄熱床暖房装置Info
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- JPH0351636A JPH0351636A JP18762489A JP18762489A JPH0351636A JP H0351636 A JPH0351636 A JP H0351636A JP 18762489 A JP18762489 A JP 18762489A JP 18762489 A JP18762489 A JP 18762489A JP H0351636 A JPH0351636 A JP H0351636A
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- heat
- radiation
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Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野］
本発明は深夜電力により発生させた熱を蓄熱体に蓄えて
利用する床暖房装置に関するものである〔従来の技術〕 輻射熱を利用する床暖房装置は、室内をムラなく加温し
て人体の温点を快く刺激するため、快適な暖房システム
を構成する。このような床暖房装置にランニングコスト
の低減を図るために、蓄熱体を備え安価な深夜電力によ
り発生させた熱を蓄えて利用するものが実用化されてい
る。
利用する床暖房装置に関するものである〔従来の技術〕 輻射熱を利用する床暖房装置は、室内をムラなく加温し
て人体の温点を快く刺激するため、快適な暖房システム
を構成する。このような床暖房装置にランニングコスト
の低減を図るために、蓄熱体を備え安価な深夜電力によ
り発生させた熱を蓄えて利用するものが実用化されてい
る。
これらは、通常第２図に示すように床仕上げ材４の下に
蓄熱体６を設け、その下にヒーター３と床下への放熱防
止用の断熱材５が設けてあり、安価な深夜電力を用いヒ
ーター３で発生させた熱を蓄熱体６に蓄えておき、暖房
時にその熱を使用するものである。蓄熱体６としては、
コンクリートやモルタル等のように？ｌ−ｉの顕熱を利
用して蓄熱する物や、硫酸ナトリウム１０水塩（Ｎａ．
Ｓｏａ ，１ ０Ｈｚ Ｏ）やバラフィン類等のように
物質の相変化による潜熱を利用するものが用いられてい
る。
蓄熱体６を設け、その下にヒーター３と床下への放熱防
止用の断熱材５が設けてあり、安価な深夜電力を用いヒ
ーター３で発生させた熱を蓄熱体６に蓄えておき、暖房
時にその熱を使用するものである。蓄熱体６としては、
コンクリートやモルタル等のように？ｌ−ｉの顕熱を利
用して蓄熱する物や、硫酸ナトリウム１０水塩（Ｎａ．
Ｓｏａ ，１ ０Ｈｚ Ｏ）やバラフィン類等のように
物質の相変化による潜熱を利用するものが用いられてい
る。
〔発明が解決しようとする課題］
一般家庭では、日射が少なく外気温が低い午前中と夜間
に特に暖房を必要とする。上記従来の蓄熱床暖房を使用
した場合、放熱の制御は考慮されておらず、ヒーター通
電時間内に蓄えた熱を自然に室内に放熱するだけである
ため、通電終了後が一番表面温か高く、通電開妬直前が
床表面温か一番低くなる。すなわち、通電終了後の午前
中から暖房のあまり必要のない日中にかけて放熱量が大
きく、通電開始直前にあたる夜間の一番暖房が必要とさ
れる時間帯には温度が低下し、大きな問題になっていた
。
に特に暖房を必要とする。上記従来の蓄熱床暖房を使用
した場合、放熱の制御は考慮されておらず、ヒーター通
電時間内に蓄えた熱を自然に室内に放熱するだけである
ため、通電終了後が一番表面温か高く、通電開妬直前が
床表面温か一番低くなる。すなわち、通電終了後の午前
中から暖房のあまり必要のない日中にかけて放熱量が大
きく、通電開始直前にあたる夜間の一番暖房が必要とさ
れる時間帯には温度が低下し、大きな問題になっていた
。
本発明は、上記の点に鑑みてなされた物で、日中の放熱
を抑え、夜間の放熱を増やすことができる蓄熱床暖房装
置を提供せんとするものである。
を抑え、夜間の放熱を増やすことができる蓄熱床暖房装
置を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段］
本発明は上記課題を解決するために、過冷却現象を有す
る無機水和塩系の潜熱蓄熱材ｌを容器２内に封入し、ヒ
ーター３とともに床内に収納する。この潜熱蓄熱材ｌと
しては、床暖房としての使用条件から、３０〜５０゜Ｃ
の変態点を有し、過冷却現象が２０゜Ｃ以上で解除され
るものが望ましい〔作 用〕 第１図を基に作用を説明する。深夜電力を用いてヒータ
ー３に通電し、無機水和塩系の潜熱蓄熱材ｌを加温する
。通電終了後、この潜熱蓄熱材１は過冷却現象を示すた
め熱を蓄えたまま放熱を抑制する。このため、日中は潜
熱蓄熱材１からの放熱が少なくなり室温上昇が抑えられ
る。夕方室温の低下に伴い、温度が低下すると、潜熱蓄
熱材１の過冷却状態が破れ、融解液が再結晶化すると共
に、放熱量が増加する。
る無機水和塩系の潜熱蓄熱材ｌを容器２内に封入し、ヒ
ーター３とともに床内に収納する。この潜熱蓄熱材ｌと
しては、床暖房としての使用条件から、３０〜５０゜Ｃ
の変態点を有し、過冷却現象が２０゜Ｃ以上で解除され
るものが望ましい〔作 用〕 第１図を基に作用を説明する。深夜電力を用いてヒータ
ー３に通電し、無機水和塩系の潜熱蓄熱材ｌを加温する
。通電終了後、この潜熱蓄熱材１は過冷却現象を示すた
め熱を蓄えたまま放熱を抑制する。このため、日中は潜
熱蓄熱材１からの放熱が少なくなり室温上昇が抑えられ
る。夕方室温の低下に伴い、温度が低下すると、潜熱蓄
熱材１の過冷却状態が破れ、融解液が再結晶化すると共
に、放熱量が増加する。
第１図に本発明の１実施例を示す。リン系水素ナトリウ
ムｌ２水塩（Ｎａｇ ＨＰＯｎ ＋ １ ２ＨｚＯ）
をポリエチレン製容器３に封入した寸法２５０ｎｍＸ
８ ０ ０ｍｍＸ ２ ０ｎｗｎのボード（蓄熱ｆｆｉ
１６０ｋｃａｌ／枚）を作威した。Ｎａ．ＨＰＯａ ＋
１２Ｈｚ○は変態点が約３６゜Ｃであり、また過冷
却現象を生した後２５゜Ｃ付近で過冷却が解除されるた
め、本用途に適している。このボードを木造戸建て住宅
の１０畳間に５６枚（１１．２ｆＴｒ）敷設した。ヒー
ター３は２５０Ｗ／ｎｆの発熱量を有し、深夜電力の時
間帯（２３時〜翌朝７時）に合わせて通電を行なうよう
にした。また、床仕上げ材４として１２ｍｍ厚のフロー
リングを用い、断熱材１０としては１００ｎｎｉ厚の発
泡ウレタンを用いた一方、本発明の効果確認のためこれ
と同時に、Ｎ ａ２ Ｈ Ｐ Ｏ４，１ ２ Ｈｚ Ｏ
のかわりに過冷却をほとんど生じない炭素数２０のパラ
フィン（変態点３７゜Ｃ）を封入した同一蓄熱量を有す
る蓄熱体を形威し、他の条件は上記実施例と同一にした
部屋を設け、従来例として実験を行なった。第３図は、
実施例と従来例の測定結果である。従来例では午前中か
ら日中にかけて室温及び床表面温が高いが、夜間になる
と温度が下がってしまう。これに対し実施例では外気温
が高い日中は放熱が抑えられているため、室温があまり
高くならず、１４時〜１５時に蓄熱材の温度が一旦下が
り過冷却現象が解除されると放熱量が増加し、夕方から
夜間にかけての暖房の一番必要とされる時期に十分な放
熱を行なっている。従来例と実施例では、２３時で比較
すると床表面温で約５゜Ｃ、室温で約２゜Ｃの差が見ら
れた。
ムｌ２水塩（Ｎａｇ ＨＰＯｎ ＋ １ ２ＨｚＯ）
をポリエチレン製容器３に封入した寸法２５０ｎｍＸ
８ ０ ０ｍｍＸ ２ ０ｎｗｎのボード（蓄熱ｆｆｉ
１６０ｋｃａｌ／枚）を作威した。Ｎａ．ＨＰＯａ ＋
１２Ｈｚ○は変態点が約３６゜Ｃであり、また過冷
却現象を生した後２５゜Ｃ付近で過冷却が解除されるた
め、本用途に適している。このボードを木造戸建て住宅
の１０畳間に５６枚（１１．２ｆＴｒ）敷設した。ヒー
ター３は２５０Ｗ／ｎｆの発熱量を有し、深夜電力の時
間帯（２３時〜翌朝７時）に合わせて通電を行なうよう
にした。また、床仕上げ材４として１２ｍｍ厚のフロー
リングを用い、断熱材１０としては１００ｎｎｉ厚の発
泡ウレタンを用いた一方、本発明の効果確認のためこれ
と同時に、Ｎ ａ２ Ｈ Ｐ Ｏ４，１ ２ Ｈｚ Ｏ
のかわりに過冷却をほとんど生じない炭素数２０のパラ
フィン（変態点３７゜Ｃ）を封入した同一蓄熱量を有す
る蓄熱体を形威し、他の条件は上記実施例と同一にした
部屋を設け、従来例として実験を行なった。第３図は、
実施例と従来例の測定結果である。従来例では午前中か
ら日中にかけて室温及び床表面温が高いが、夜間になる
と温度が下がってしまう。これに対し実施例では外気温
が高い日中は放熱が抑えられているため、室温があまり
高くならず、１４時〜１５時に蓄熱材の温度が一旦下が
り過冷却現象が解除されると放熱量が増加し、夕方から
夜間にかけての暖房の一番必要とされる時期に十分な放
熱を行なっている。従来例と実施例では、２３時で比較
すると床表面温で約５゜Ｃ、室温で約２゜Ｃの差が見ら
れた。
本発明による蓄熱床暖房装置は、以上のような構戒によ
り日中の放熱を抑え、夕方から夜間にかけて放熱量を増
加させることができるため、日中署かったり夜間寒かっ
たりする不快さがなく、快適な温熱環境を提供する。
り日中の放熱を抑え、夕方から夜間にかけて放熱量を増
加させることができるため、日中署かったり夜間寒かっ
たりする不快さがなく、快適な温熱環境を提供する。
第１図は本発明の１実施例を表わす断面図、第２図は従
来例を表わす断面図、第３図は本発明の１実施例と従来
例との比較を示す温度グラフである。 １・・・無機水和塩系の潜熱蓄熱材、２・・・容器、３
・・・ヒーター、４・・・床仕上げ材、５・・・断熱材
、６・・・蓄熱体。
来例を表わす断面図、第３図は本発明の１実施例と従来
例との比較を示す温度グラフである。 １・・・無機水和塩系の潜熱蓄熱材、２・・・容器、３
・・・ヒーター、４・・・床仕上げ材、５・・・断熱材
、６・・・蓄熱体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）過冷却現象を有する無機水和塩系の潜熱蓄熱材を容
器内に封入し、ヒーターと共に床内に収納した蓄熱床暖
房装置。 ２）上記潜熱蓄熱材がリン算水素ナトリウムに水塩であ
る特許請求の範囲第１項記載の蓄熱床暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18762489A JPH0351636A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 蓄熱床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18762489A JPH0351636A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 蓄熱床暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0351636A true JPH0351636A (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=16209366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18762489A Pending JPH0351636A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 蓄熱床暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0351636A (ja) |
-
1989
- 1989-07-20 JP JP18762489A patent/JPH0351636A/ja active Pending
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