JP2004176983A - 床構造 - Google Patents

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JP2004176983A
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Mikio Miyoshi
三好  幹夫
Daisuke Asagiri
大介 朝桐
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】床暖房を考慮し、さらに、空調温度をも考慮した床構造及び該床構造を有した建物を提供すること。
【解決手段】相転移温度が冬季の空調暖房時の室温(例えば、22℃)よりも低い第1の蓄熱材N(例えば、18℃±2℃)と、相転移温度が冬季の空調暖房時の室温(例えば、22℃)よりも高く床暖房時の床温(例えば、30℃)よりは低い第2の蓄熱材H(例えば、28℃±2℃)とが混在された蓄熱層5を有し、この蓄熱層5の上下又は内部に床暖房の発熱層2が設けられている。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、床暖房の施された床構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、住宅などにおいて、快適な室内空間を得るための蓄熱性を有する蓄熱建材が提案されている(例えば、特許文献1)。そして、この特許文献1では、低温用潜熱蓄熱材と高温用潜熱蓄熱材とが、それぞれ別個に、樹脂でカプセル化されて使用されている。
【0003】
また、ヒーターとこのヒーターからの熱を蓄える潜熱蓄熱材とを備えた面状の床暖房装置が提案されている(例えば、特許文献2、特許文献3)。これらの特許文献に記載の床暖房装置では、深夜電力や太陽熱などにより供給された熱エネルギーを潜熱蓄熱材に蓄えて利用している。
【0004】
【特許文献1】
特公平6−6819号公報
【特許文献2】
特開平5−231659号公報
【特許文献3】
特開平6−123434号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の公報記載の蓄熱建材は冬季の太陽熱の蓄熱のみを目的とし、暖房及び冷房の双方を意識した蓄熱建材は提案されていない。また、この特許文献1で用いられる蓄熱材の相転移温度は高温用の場合にも高々25℃未満である。
【0006】
また、特許文献2及び3に記載の床暖房装置でも同様に夏季における冷房についての配慮が払われていない。また、これらの特許文献に記載の潜熱蓄熱材はヒータからの熱を直接蓄えるものであるので、その相転移温度が床暖房時の床温(一般に略30℃)より遙かに高く設定(例えば、実施例では52.2℃)されており、冬季の太陽熱などを含む空調暖房熱は蓄熱できない。
【0007】
そこで、この発明の目的は、床暖房を考慮し、さらに、空調温度をも考慮した床構造及び該床構造を有した建物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、相転移温度が冬季の空調暖房時の室温(例えば、22℃)よりも低い第1の蓄熱材(例えば、18℃±2℃)と、相転移温度が冬季の空調暖房時の室温(例えば、22℃)よりも高く床暖房時の床温(例えば、30℃)よりは低い第2の蓄熱材(例えば、28℃±2℃)とが混在された蓄熱層を有し、この蓄熱層の上下又は内部に床暖房の発熱層が設けられていることを特徴とする床構造である。
【0009】
ここで、第2の蓄熱材の相転移温度が、夏季の冷房時の室温(例えば、26℃)よりも高いことが好ましい。
【0010】
このように構成すれば以下の作用効果を奏する。
1)冬季などに例えば温水式の床暖房を行った場合の床温度に依存する蓄熱;
温水式の床暖房では、床温が、例えば、30℃程度に設定されているので、床暖房のスイッチがオンとなり、発熱層から発熱した熱が蓄熱層に伝わると、蓄熱層の温度は第1の蓄熱材の相転移温度(例えば、18℃±2℃)及び第2の蓄熱材の相転移温度(例えば、28℃±2℃)よりも上昇するので、双方の第1及び第2の蓄熱材ともに相転移を開始して発熱層から発生する熱を吸収して蓄熱する。
【0011】
床暖房のスイッチがオフとなった場合には蓄熱層の温度の低下に伴って発熱層の温度が、例えば、28℃±2℃よりも低下すると第2の蓄熱材から熱が放出される。
【0012】
これにより、床暖房のスイッチがオフとなった場合には、床温は第2の蓄熱材の相転移温度(例えば28℃±2℃)付近で放出される熱により温度の低下が抑制されて室内は快適な温度に保たれる。
【0013】
さらに、床暖房のスイッチが長時間オフとなり、蓄熱層の温度が第1の蓄熱材の相転移温度(18℃±2℃)よりも低下すると第1の蓄熱材から熱が放出され、床温の低下、ひいては室内の温度の低下が抑制される。
2)室温に依存する蓄熱;
例えば、夏季などに室内の冷房を行った場合、冷房がオン状態では、室内の温度は例えば、26℃に制御されるが、この室内温度では、蓄熱層にある第2の蓄熱材の温度の相転移温度(例えば、28℃±2℃)以下となるので、この第2の蓄熱材による相転移が開始して第2の蓄熱材による放熱が開始し冷房熱が蓄熱される。
【0014】
この状態で冷房をオフとし、室内の温度がこの第2の蓄熱材の温度よりも上昇すると、蓄熱材の相転移が誘起されて蓄熱材からの吸熱が開始し、これにより、床温は第2の蓄熱材の相転移温度(例えば28℃±2℃)付近で吸熱され温度の上昇が抑制されて室内は快適な温度に保たれる。
【0015】
このような温度の上下が冷房によらずに昼間と夜間との温度差でも起こる。例えば、夏季などの夜間で室温が低下した場合に、第2の蓄熱材が放熱して冷房熱を蓄えているので、朝方から日中に掛けて室温が上昇した場合、この第2の蓄熱材が吸熱して室内の温度の上昇を抑制することができる。これにより、室温は快適に保たれる。
【0016】
また、春季、秋季、冬季(暖房中を含む)等の季節で、外気温が上昇して(又は暖房がオンされて)室温が、例えば第1の蓄熱材の相転移温度(例えば、18℃±2℃)を超えて、例えば、22℃±2℃まで上昇するとこの第1の蓄熱材が相転移を起こして第1の蓄熱材による蓄熱が開始する。また、この第1の蓄熱材に蓄熱された状態で、外気温が下降して(又は暖房がオフされて)室温が、第1の蓄熱材の相転移温度(例えば、18℃±2℃)を超えて低下するとこの第1の蓄熱材が相転移を起こして第1の蓄熱材による放熱が開始する。
【0017】
これにより、冬季などで室温が極度に低下するのが抑制されて、室内は快適な温度に保たれる。
【0018】
このような床構造は、Q値(熱貫流率:熱損失係数(W/mK))が1.7以下に設計された建物に適用されることにより、一層効率的に機能される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について市販の木質系のユニット建物を一例として本発明の効果を実証するためのシミュレーション計算を行った。
【0020】
対象とした居室は、図1に示すように、5600mm×3600mmのリビングダイニングLDである。このLDには、空調による暖房設備と空調による冷房設備と床暖房設備を備えている。床暖房設備は、床面の20mが蓄熱床敷設範囲とされている。また、この木質系のユニット建物のQ値(熱貫流率:熱損失係数(W/mK))は1.6である。
【0021】
この床納まりの詳細は、図2に示すように、2×6材からなる根太1…間に深夜電力を利用したヒートポンプによって温水を供給することによりランニングコストを低く抑えた温水式の床暖房設備の発熱層2が敷設され、その上に厚み20mmのパーチクルボード3を介して厚み5.5mmの合板4…間に厚み6mmのアルミパック入りの蓄熱体(蓄熱層)5…が挿嵌され、その上に厚み12mmの乱尺(床板材)6が敷設されて構成されている。
【0022】
蓄熱材5としては、マイクロカプセル化したものを袋状のアルミパックに入れ、真空吸引することで、平面的な形態を維持しやすくしている。ここで、蓄熱材としては、相転移温度が18℃であるn−ヘキサデカン(化学式C1634)及び相転移温度が28℃であるn−オクタデカン(化学式C1838)が、粒子径20μm程度のマイクロカプセル内に充填されたものである。
【0023】
本発明に係る蓄熱材では、これらの2種のマイクロカプセルがほぼ等量で混合されて厚さ40μm程度のアルミシート袋の中に混合・密閉され、対照例に係る蓄熱材では、それぞれのマイクロカプセルが同量で同様にそれぞれ厚さ40μm程度のアルミシート袋の中に密封されたものである。
【0024】
このような蓄熱材の蓄熱量は700KJ/mであり、乱尺6の下に、略6mm厚で敷設率80%で敷設されている。
【0025】
シミュレーションの計算パターンは次の3通りを想定した。
(1)は、冬の朝の保温性をシミュレーションするものであり、朝7時から夜の23時の間の時間帯(暖房ON)を室内温度が22℃となるようにオンオフ制御された空調暖房運転を行い、夜の23時に空調暖房運転を全停止して翌朝の7時までの時間帯は空調暖房を停止している。
【0026】
結果を図3及び図4に示した。ここで、図3(a)に室内温度の変化の状況を示し、図3(b)に床温(床温度)の変化の状況を示し、図3(c)はシミュレーション時の外気温度の変化である。また、第2日(1月23日)〜第3日(1月24日)に掛けての空調暖房の停止後のそれぞれの温度の低下の状況の詳細をそれぞれ、図4(a)〜図4(c)に示した。
(2)は、夏の夜のオーバーヒート防止をシミュレーションするものであり、朝7時から夕方6時(18:00)の時間帯(冷房ON)の室内温度が26℃となるようにオンオフ制御された空調冷房装置により空調冷房運転を行い、夕方6時から翌朝の7時の間の時間帯は空調冷房装置を完全停止し、室温及び床温度の変化を比較している。
【0027】
結果を図5及び図6に示した。ここで、図5(a)に室内温度の変化の状況を示し、図5(b)に床温(床温度)の変化の状況を示し、図5(c)はシミュレーション時の外気温度の変化である。また、第1日(1月23日)の正午から午後12時に掛けての冷房時間帯から空調冷房停止後の時間帯に掛けてのそれぞれの温度の変化の状況の詳細をそれぞれ、図6(a)〜図6(c)に示した。
(3)は、冬の床暖房の保温性をシミュレーションするものであり、朝4時から7時までの間の廉価な深夜電力が利用できる時間帯を第1暖房時間帯(床暖房ON1)として床温度が30℃となるようにオンオフ制御された床暖房運転を行い、朝の7時に暖房運転を一旦停止し、午後4時に再び深夜電力を利用して予め貯湯された貯湯タンクのお湯を利用した追焚により床温度が30℃となるようにオンオフ制御された床暖房運転を行い、午後7時までの間を第2暖房時間帯(床暖房ON2)として暖房運転を行い、午後7時に暖房運転を全停止して翌朝の7時までの時間帯は床暖房停止時間帯としている。
【0028】
結果を図7及び図8に示した。ここで、図7(a)に室内温度の変化の状況を示し、図7(b)に床温(床温度)の変化の状況を示し、図7(c)はシミュレーション時の外気温度の変化である。また、第2日(1月23日)の午前0時から午後12時までの終日のそれぞれの温度の低下の状況の詳細を図8(a)及び図8(b)に示した。
【0029】
図4〜図8、特に詳細に拡大した図4,図6,図8から明らかなように、いずれのシミュレーションにおいても、蓄熱材の効果が顕著に現れるのは、蓄熱材をミックスした本発明に従う場合であった。
【0030】
すなわち、蓄熱体5を用いない場合(符号N)は、図4及び図8より明らかなように暖房停止後の床温及び室温の低下が激しく、また、図6より明らかなように冷房停止後の床温及び室温の上昇が激しかった。
【0031】
また、18℃の蓄熱材を単独で用いた場合(符号L)は、図3より暖房ONにより室温が22℃となっても蓄熱体5による吸熱のため床温度はすぐには上昇しないが、図4より明らかなように暖房停止後には蓄熱体5からの放熱により床温が比較的高温に保たれ、結果として室温の保持が良好であったが、図6より明らかなように冷房停止後の室温の上昇が蓄熱体を敷設しない場合と略同様に激しかった。この運転期間中に外気温度も含めて床温が20℃よりも低下することがないので、この18℃の蓄熱材を封入した蓄熱体5が機能しないのは当然である。
【0032】
また、28℃の蓄熱材を単独で用いた場合(符号H)は、図5に示すように、冷房ON時に床温の下降が遅れるが、これは蓄熱体5に冷房熱が蓄熱されるためである。これにより、図6より明らかなように冷房停止後の床温の上昇が抑制され、室温の保持は良好である。
【0033】
しかし、図4及び図8より明らかなように暖房停止後の室温の低下が激しかった。これは、この期間中、床温及び外気温度が25℃を超えることが無かったので、28℃に相転移温度を有する蓄熱体5が機能しないのは当然である。
【0034】
これに対して18℃の蓄熱材と28℃の蓄熱材を混合して用いた本発明に従う蓄熱体5を敷設した場合(符号LH)は、冷房及び暖房運転停止後のそれぞれの温度維持状況は何れも良好であった。床温が高い夏季や床暖房時のみならず、床温が低い冬季の空調暖房時にも本発明に従う蓄熱体5は有効に機能している。
【0035】
すなわち、図3及び図4より明らかなように、冬季に空調暖房が開始されて室温が22℃に保たれると、床温が20℃近辺で蓄熱体5中の第1の蓄熱材Lに蓄熱(冷房熱;吸熱)される。暖房停止後にはこの第1の蓄熱材Lに蓄熱された熱が放出されて床温度の低下が少なく、結果として室温の低下も少ない。
【0036】
また、図5及び図6より明らかなように、夏季に室内冷房により室温が最適の26℃に保持された状態で、床に敷設された蓄熱体5中の第2の蓄熱材により冷房熱が蓄熱され、冷房停止後にこの第2の蓄熱材により吸熱されて床温の上昇が遅延され、結果として室温が29℃を超えて上昇するのが抑制される。
【0037】
また、図7及び図8より明らかなように、床暖房ON時に蓄熱体5中の第1及び第2の蓄熱材に蓄熱される。この間、蓄熱体の敷設されていない場合などに比べて室温の上昇には実質的に影響することはない。床暖房を停止後には、これらの蓄熱材がそれぞれ段階的に寄与して床温度の低下が抑制されて、結果として室温の低下が緩和される。
【0038】
これにより、本発明に従う蓄熱体5を床暖房の発熱層の近辺に敷設することにより、空調により冷暖房及び床暖房運転時に暖房設備を停止後の床温及び室温の変化が抑制されて、快適に過ごすことができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明に従えば、床暖房を考慮し、さらに、空調温度をも考慮した床構造及び該床構造を有した建物を提供することができる、という実用的な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】シミュレーション計算に付されたリビングダイニングの状況を説明する間取り図である。
【図2】図1の床面の納まりを説明する部分切欠斜視図である。
【図3】冬の朝の保温性をシミュレーションした温度の経時的変化図であり、図3(a)は室内温度の変化の状況を示し、図3(b)は床温度の変化の状況を示し、図3(c)は外気温度の変化の状況を示している。
【図4】図3の第2日(1月23日)〜第3日(1月24日)に掛けての床暖房の停止後のそれぞれの温度の低下の状況を拡大して示す図であり、図4(a)は室内温度の変化の状況を示し、図4(b)は床温度の変化の状況を示し、図4(c)は外気温度の変化の状況を示している。
【図5】夏の夜のオーバーヒート防止の状況をシミュレーションした温度の経時的変化図であり、図5(a)は室内温度の変化の状況を示し、図5(b)は床温度の変化の状況を示し、図5(c)は外気温度の変化の状況を示している。
【図6】図5の第1日(1月23日)の正午から午後12時に掛けての冷房時間帯から冷房停止後の時間帯に掛けてのそれぞれの温度の変化の状況の詳細を拡大して示す図であり、図6(a)は室内温度の変化の状況を示し、図6(b)は床温度の変化の状況を示し、図6(c)は外気温度の変化の状況を示している。
【図7】冬の朝の床暖房の保温性をシミュレーションした温度の経時的変化図であり、図7(a)は室内温度の変化の状況を示し、図7(b)は床温度の変化の状況を示し、図7(c)は外気温度の変化の状況を示している。
【図8】図7の第2日(1月23日)の午前0時から午後12時までの終日のそれぞれの温度の低下の状況の詳細を拡大して示す図であり、図8(a)は室内温度の変化の状況を示し、図8(b)は床温度の変化の状況を示している。
【符号の説明】
1:根太
2:発熱層
3:パーチクルボード
4:合板
5:蓄熱体(蓄熱層)
6:床板材(乱尺)
LD:リビングダイニング

Claims (4)

  1. 相転移温度が冬季の空調暖房時の室温よりも低い第1の蓄熱材と、
    相転移温度が冬季の空調暖房時の室温よりも高く床暖房時の床温よりは低い第2の蓄熱材とが混在された蓄熱層を有し、
    この蓄熱層の上下又は内部に床暖房の発熱層が設けられていることを特徴とする床構造。
  2. 第2の蓄熱材の相転移温度が、夏季の冷房時の室温よりも高いことを特徴とする請求項1記載の床構造。
  3. 第1の蓄熱材の相転移温度が18℃±2℃の範囲内にあり、
    第2の蓄熱材の相転移温度が28℃±2℃の範囲内にあることを特徴とする請求項1又は2記載の床構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の床構造を有し、Q値(熱貫流率)が1.7以下である建物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011179749A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Osaka Gas Co Ltd 熱処理設備
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CN111578361A (zh) * 2020-05-08 2020-08-25 天津大学 一种夹层通风式相变蓄热结构及其铺设方法

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