JPH0351173A - 検印自動押捺器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は検印自動押捺器に関し、特に印刷配線基板に電
子部品を搭載した回路基板に対して検印の押捺を行う検
印自動押捺器に関する。

従来技術 従来、この種の回路基板においては、パソコンからのプ
ログラムによって動作する自動試験システムにより一枚
ずつ電気試験が行われており、その良否判定に関しても
自動試験システムが行うようにプログラムされていた。

作業者はこの自動試験システムの判定結果に基づいて、
回路基板に対して一枚ずつ手作業で検印の押捺を行って
いた。

このような従来の自動試験システムでは、回路基板の電
気的特性の良否の判定を行うようにプログラムされてお
り、回路基板の品質保証書とでもいうべき検査完了臼の
表示などの後工程が全く行われていなかったので、製品
管理面からすると不十分であった。

すなわち、作業者は回路基板の検査完了と同時に良品で
あることを明示するのに、−枚ずつ手作業で検印の押捺
を行っていたので、回路２Ｊ［の生産数が多量の場合に
は工数が増加するとともに、手作業による検印の押捺が
単純作業であるため、作業者の士気が低下するという欠
点がある。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、回路基板の生産数が多量の場合でも工数
を削減することができ、作業者の士気の低下を防止する
こ・とができる検印自動押捺器の提供を目的とする。

発明の構成 本発明による検印自動押捺器は、モータと、前記モータ
の回転運動を直線運動に変換する変換部材と、前記変換
部材で変換された直線運動により駆動され、対象物に検
印の押捺を行う押捺部材と、前記押捺部材による前記対
象物への押捺が完了したことを検知する検知手段と、外
部信号に応答して前記モータを駆動し、前記検知手段か
らの検知信号に応答して前記モータを停止するよう制御
する制御手段とを有することを特徴とする。

実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。

図において、検印自動押捺器１の制御回路部１０はイン
タフェース１１および信号ケーブル１００を介して試験
器回路部４に接続されており、試験器回路部４は信号ケ
ーブル１０１を介してパソコン５に接続されている。

また、制御回路部１０は信号線１１０を介してモータド
ライブ回路１２を制御し、モータドライブ回路１２は信
号線Ｉｌｌを介してモータ１３の駆動を制御する。

モータ１３の回転軸１４には中心をずらして円板１５が
取付けられており、この円板１５のドにはシャフト１６
およびメカ部１７が設置されている。

すなわち、モータ１３がモータドライブ回路１２の制御
により駆動されて回転軸１４が回転運動を行うと、回転
軸１４の中心と円板１５の中心とがずれているため、円
板１５は回転軸】４を中心として偏心した回転運動を行
う。

その円板１５の偏心した回転運動がシャフト１６に伝達
されると、シャフト１６はメカ部１７において直線運動
（垂直運動）を行い、その直線運動によりメカ部１７内
でシャフト１６に垂直に接続されたシャフト１８が上下
動を行う。

シャフト１８には検印固定部１９により検印２０が固定
されいるので、検印２０が上下動を行うことになる。

検印２０の上下動により、基板受は台３上に載置された
回路基板２に検印２０が押捺される。

また、メカ部１７にはマイクロスイッチ２１が取付けら
れており、このマイクロスイッチ２１によりシャフト１
６が所定位置にきたこと、つまり回転基板２への検印２
０の押捺の完了が検出される。

マイクロスイッチ２１はシャフト１６が所定位置にきた
ことを検出すると、これをインタフェース１１および信
号線１１２を介して制御回路部１０に通知する。

制御回路部１０はマイクロスイッチ２１からの通知を受
取ると、モータドライブ回路１２を制御してモータ１３
を半回転させてから停止させる。

第２図は第１図のメカ部１７の構成を示す図である。図
において、シャフト１６はメカ部１７においてケース２
２としきり板２３とに嵌入され、しきり板２３から抜け
ないようにＥリング２４によって止められている。

また、シャフト１６とシャフト１８との接合部と、しき
り板２３との間にはスプリング２５が入っており、この
スプリング２５が円板１５により押下げられたシャフト
１６およびシャフト１８を押上げるようになっている。

第３図は第１図の回転軸１４への円板１５の取付は状態
を示す図である。図において、モータ１３の回転軸１４
には円板１５がその取付は位置が中心からずれるように
取付けられており、モータ１３の駆動により回転軸１４
が回転すると、円板１５は回転軸１４を中心として偏心
した回転運動を行う。

すなわち、回転軸１４の取付は位置と、その取付は位置
から最も遠い円板１５上の位置（Ａ点の位置）とを１１
′−径として回転する。

第４図は第１図の円板１５およびシャフト１６の動作を
示す図である。第４図（ａ）は円板１５上のＡ点がシャ
フト１６から最も遠い位置にきた時、つまりＡ点が上側
にきた時の状態を示しており、シャフト１６はメカ部１
７内のスプリング２５により上に押上げられている。

第４図（ｂ）は円板１５上のＡ点がシャフト１６と接触
した時、つまりＡ点が下側にきた時の状態を示しており
、シャフト１６は円板１５によって下に押下げられてい
る。

このとき、メカ部１７に取付けられたマイクロスイッチ
２１によりシャフト１６が所定位置にきたことが検出さ
れる。

これら第１図〜第４図を用いて本発明の一実施例の動作
について説明する。

パソコン５のプログラムにより回路基板２の電気検査が
行われ、全ての検査項１」において良と判定されると、
パソコン５から信号ケーブル１０１を介して試験器回路
部４に良品通知信号が送られ、この良品通知信号が試験
器回路部４からインクフェース１１および信号ケーブル
１００を介して制御回路部１０に送られる。

制御回路部１０はパソコン５からの良品通知信号を試験
器回路部４を介して受取ると、モータドライブ回路１２
を制御してモータ１３を駆動する。

モータ１３の駆動により円板１５が回転すると、円板１
５上のＡ点が回転してシャフト１６に接近するにしたが
って、円板１５によりシャフト１６が押下げられる。

シャフト１６が円１１ｉ２１．５上のＡ点と接触したと
きに、シャフト１６は最下位置に押下げられ、これによ
りシャフト１６に接合されたシャフト１８によって支持
される検印２０が回路基板２に押付けられ、回路基板２
に対する検印２０の押捺か完了する。

このとき、マイクロスイッチ２１はシャフト１６が所定
位置にきたことを、すなわち回路基板２に対する検印２
０の押捺が完ｒしたことを検出すると、これを制御回路
部１０に通知する。

制御回路部１０はマイクロスイッチ２１からの通知によ
りシャフト１６が所定位置にきたことを知ると、モータ
ドライブ回路１２を１．制御してモータ１３を半回転さ
せてから停止１−させる。

モータ１３が停止したとき、円板１５上のＡ点はシャフ
ト１６から最も遠い位置にあり、シャフト１６はスプリ
ング２５により最上位置に押上げられている。

このように、パソコン５からの良品通知信号が入力され
たとき、制御回路部１０によるモータドライブ回路１２
の制御でモータ１３を駆動して円板１５を回転させ、円
板１５によりシャフト１６を押ドげて回路基板２に対す
る検印２０の押捺を行い、マイクロスイッチ２１がこの
押捺の完了を検出したとき、この通知を受けた制御回路
部１０によるモータドライブ回路１２の制御でモータ１
３を停止させるようにすることによって、回路基板２に
対する検印２０の押捺作業を自動化することができる。

よって、回路基１１ｉ２２の生産数が多量の場合でもに
数を削減することができ、作業者の士気の低下を防止す
ることができる。

尚、本発明の一実施例では回路基板２に対する電気検査
の場合について述べたが、回路基板２などへの検印を行
う場合であれば、どのような試験や検査などにも適用で
きることは明白である。

また、モータ１３の回転運動を円板１５およびシャフト
１６により直線運動に変換しているが、他の部材により
変換してもよく、これに限定されない。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、外部信号に応答して
モータを駆動し、このモータの回転運動を直線運動に変
換することにより対象物に検印の押捺を行い、対象物へ
の押捺が完了したことを検知したことを示す検知信号に
応答してモータを停止するようにすることによって、回
路、ＭＩ＆の生産数が多回の場合でも工数を削減するこ
とができ、作業者の士気の低下を防止することができる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図のメカ部の構成を示す図、第３図は第１図の回転軸へ
の円板の取付は状態を示す図、第４図は第１図の円板お
よびシャフトの動作を示す図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・検印自動押捺器 ２・・・・・・回路基板 ４・・・・・・試験器回路部 ５・・・・・・パソコン １０・・・・・・制御回路部 １２・・・・・・モータドライブ回路 １３・・・・・・モータ １４・・・・・・回転軸 １５・・・・・・円板 １６．１８・・・・・・シャフト １７・・・・・・メカ部 １つ・・・・・・検印固定部 ２０・・・・・・検印 ２１・・・・・・マイクロスイッチ ２５・・・・・・スプリング ｄ願人 日本電気株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータと、前記モータの回転運動を直線運動に変
   換する変換部材と、前記変換部材で変換された直線運動
   により駆動され、対象物に検印の押捺を行う押捺部材と
   、前記押捺部材による前記対象物への押捺が完了したこ
   とを検知する検知手段と、外部信号に応答して前記モー
   タを駆動し、前記検知手段からの検知信号に応答して前
   記モータを停止するよう制御する制御手段とを有するこ
   とを特徴とする検印自動押捺器。