JPH0350609A - ロボットの制御装置 - Google Patents

ロボットの制御装置

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JPH0350609A
JPH0350609A JP18460689A JP18460689A JPH0350609A JP H0350609 A JPH0350609 A JP H0350609A JP 18460689 A JP18460689 A JP 18460689A JP 18460689 A JP18460689 A JP 18460689A JP H0350609 A JPH0350609 A JP H0350609A
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JP
Japan
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phase
counter
signal
motor
robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP18460689A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinobu Takemoto
明伸 竹本
Minoru Kano
加納 稔
Seiji Iizuka
飯塚 清次
Takao Nagata
永田 孝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0350609A publication Critical patent/JPH0350609A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は産業用ロボットにおける暴走防止装置に関する
〔従来の技術〕
産業用ロボットの導入が最近盛んに行われているが、そ
の反面ロボットの暴走が発生すると重大な事故となる危
険性が増大している。中でもほとんどのロボットがサー
ボ機構を採用しており、モータ等のアクチュエータに付
加された検出器(エンコーダ)の信号をもとに位置や速
度を制御しているので、その信号に異常が発生するとロ
ボットは暴走する可能性が高い。
従って従来においてもそれらの暴走を防止する装置が考
案されている。ここでは特開昭62−3508号公報に
記載された例について説明する。
第7図は上記工業用ロボットの制御]装置のブロック図
である。モータ22に取付けられたエンコーダ25から
の2相出力を相移動検出手段17において、2つの相の
組み合わせにより相番号を付ける。また、その相番号は
相移動記憶手段18によって記憶され、相移動比較手段
19で相が変化する前の相番号と今回の相番号を比較し
、特許明細書中の表に示す相番号以外の変化をした場合
には電源コントロール手段20に信号が出力され、モー
タ22への電源回路21が遮断されてモータ22には通
電されないため安全が確保されるというものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、しかしながら例えば第8図に示すよ
うにCW(時計方向)回転中に人相が欠落をおこした場
合、相番号は■→■→■→■→■→■→■・・・・・・
と変化し、表中に規定された正常の相変化とみなされる
ので、モータへの通電は継続される。しかし実際にはパ
ルスが欠落しているので、位置ずれや暴走が生じて非常
に危険である。
また第9図に示すようにA、B相が欠落している場合、
前記した従来技術では指令1直PCと位置フィードバッ
クの偏差Pθが0以外の場合は常に断線給出タイミング
手段14を常に超勤して、一定時間後に相移動検出手段
17で相の移動が発生しなくても相移動比較手段19で
比較を行い、異常を検出する方式をとっている。しかし
ながらモータの回転で低速では、PeがOになるために
は時間がかかり、100m5eo以上の時間をおいて比
較を行わないと指令に対する追従の遅れを検出してしま
う、従ってこの場合ある一定時間の暴走はさけられない
本発明の目的は、前記第8図及び第9図に示す様なエン
コーダ信号の欠落が発生した時に、すみやかにこれを検
出してモータへの通′醒を遮断し、ロボットの暴走を防
止することに有る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、エンコーダからの2相信号
人相、B相をそれぞれ独立に計数するA相カウンタとB
相カウンタと、人相、B相を計数するアップダウンカウ
ンタと、一定周期にパルスを発生するタイマーと、その
一定周期内に上記A相カウンタとB相カウンタの増分を
計算し、その差が双方とも0の時にカウンタ変化0信号
を発生し、また同時にA相カウンタとB相カウンタの増
分の差を計算して出力するカウンタ変化検出手段と、原
点検出用C相信号が入力された時これを検出しC相検出
信号を発生するC相検出手段と、前記A相とB相カウン
タの差分出力の絶対値が一定1直以上の時、カウンタ変
化0信号が入力され、テーボ制御部よりのモータ駆動指
令が規定値以上の時、カウンタ変化0信号が入力され、
C相検出信号が入力された時に異常信号を発生する判定
手段と、異常信号が入力された時にモータへの通電を遮
断し、ロボットを非常停止状態にする非常停止手段を備
える暴走防止装置をロボットに付加するものである。
〔作用〕
本発明は前記の構成の各手段によって、エンコーダから
の2相信号のどちらか1つの相が欠落した場合には、一
定周期内に入力される人相とB相のパルス数が大きく異
なることを利用し、また人相、B相ともに欠落した場合
には、サーボ制御部への指令が一定値以上かかり、モー
タが回転すべ【1へ き状態であるかどうか及びモータ1回転に1回発生する
原点検出用C相パルスが検出されたかどうかで異常を判
定しモータへの通電を遮断することによって、エンコー
ダの内部素子の破壊や電源の故障による暴走を防止する
ことができるものである。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例であるロボットの暴走防止装置に
ついて第1図から第6図を用いて説明する。第1図は本
発明の一実施例におけるロボットのモータ制御系のブロ
ック図、第2図は本実施例中のCW回転時のA相カウン
タ、B相カウンタのカウントチャート、第3図は本実m
的中のCCW回転時の人相カウンタ、B相カウンタのカ
ウントチャート、第4図は本実施例中のカウンタ変化検
出手段と判定手段の動作フロー図、第5図は本実施例に
おける人相欠落時のA相カウンタとB相カウンタのカウ
ントチャート、第6図は本実施例中におけるA、B相欠
落時のA相カウンタとB相力&ンタのカウントチャート
、第7因は従来技術のロボットの暴走防止装置のブロッ
ク図、第8図。
第9図は従来技術のロボットの暴走防止装置におけるA
相とA、B相欠落時の相移動図である。第2図及び第3
図に記載された番号は人相カウンタ及びB相カウンタの
カウント数PA及びPRである。
まず第1図を用いて、ロボットのモータ制御系及びロボ
ットの暴走防止装置の構成を説明し、その後第2図から
第6図を用いてその動作について説明する。
第1図に示す様にロボットのモータ制御系が構成されて
おり、サーボ制御部1からのモータ駆動指令によりモー
タ駆動回路2はモータ5に電流を供給し、モータ3に付
加されたインクリメンタルパルスエンコーダ4から発生
する回転角に比例したパルス(人相、B相)をアップダ
ウンカウンタ9で計数し、その結果をサーボ制御部1が
参照して現在の位置及び速度を検出して所定の制御状態
となる様にモータ駆動回路2ヘモータ駆動信号を出力す
るという動作をくり返す。
ここで、上記の制御系でインクリメンタルパルスエンコ
ーダ4の信号が異常の場合はロボットが所定の状態で制
御できなくなるので暴走防止装置5によってエンコーダ
の信号(人相、B相)を監視し、異常の場合はモータ3
への通電を遮断して非常停止状態とする構成となってい
る。
次に暴走防止装ji15の構成についてさらに詳細に説
明する。
暴走防止装置5は、インクリメンタルパルスエンコーダ
4からの2相の信号人相及びB相を独立して計数する人
相カウンタ6とB相カウンタ7、原点検出に用いるC相
信号の変化を検出し、C相検出信号を出力するC相変化
検出手段8、一定周期のパルスを発生するタイマー12
、前記周期内での人相カウンタとB相カウンタの変化を
検出し、その変化がともに0の時にカウンタ変化0信号
を出力し、かつA相カウンタとB相カウンタの変化分の
差を出力するカウンタ変化検出手段10、前記カウンタ
変化0信号が入力され、かつサーボ制御部1からのモー
タ駆動指令が指定値以上か前記C相検出手段8からのC
相検出信号が入力された場合と、前記A相カウンタ6と
B相カウンタ7の一定周期内の変化の差が規定以上の場
合く異常信号を出力する判定手段11、前記異常信号が
出力された場合にモータ駆動回路2へ信号出力を行いモ
ータ3への通電を停止する非常停止手段15から構成さ
れている。
さて次に第1図より第6図を用いてその動作を詳細に説
明する。
第2図と第3図はA相カウンタ6とB相カウンタ7のカ
ウントチャートであり、それぞれの相が変化した時に計
数する。初期状態な0とした時のカウンタ値は図中のP
A及びPRが示すとおりとなる。
従ってモータが正常に回転している状態か静止している
状態では一定周期内Tでの変化分ΔPA及びΔP、を計
算し、下記の差分DABを求めると以下の(1)式の条
件を溝足する。従ってカウンタ変化検出手段10に DAB = l aPA−ユp、 l≦1   ・・・
・・・・・・(1)の判定を行うことでエンコーダ信号
線の人相あるいはB相に異常が生じた場合、例えば第5
図に示す状態を検出し、異常信号を発生できる。またこ
こでモータが静止状態で一定方向へ1パルス行ってはも
どりという振動動作をくり返すとDABは1以下とはな
らないが、タイマー12周期でを1mSかそれ以下とす
ることでその周期内でのモータの振動は機械的特性上不
可能とすることが出来る。
また次に第6図に示す様にエンコーダ信号線の人相とB
相の双方に異常が生じて信号が欠落した場合には人相カ
ウンタ6とB相カウンタとの変化値の差分DAIIは0
となるが、以下の様な検出及び判定を行う。
すなわちカウンタ変化検出手段10においては人相及び
B相双方の周期T内での変化が0の時にカウンタ変化0
信号を出力し、判定手段11ではその信号が入力された
時にサーボ制御部1からのモータ駆動指令が規定値C,
以上かどうかと、C相検出手段8がC相のパルスを検出
した時に出力されるC相検出信号が入力されているかチ
エツクし、条件にあてはまる場合は異常信号を出力する
。第6図ではロボットの移動中に発生した様な場合で、
モータが回転していないと判断されるため、サーボ制御
部1よりのモータ駆動指令出力が増加し、C,以上にな
った時点で異常信号が発生する。従ってC1としてはあ
らゆる条件でモータが回転する最低指令値を選択すれば
よい。一方モータ1回転に1回C相パルスが発生するの
でモータが1回転するうちにC相検出手段8がC相検出
信号を出力して同様に判定手段11は異常信号を発生す
る。従ってモータは1回転以上回転せぬうちに停止する
こととなる。
以上の様にして判定手段11より出力された異常信号は
非常停止手段13に入力され、モータ駆動回路2への電
源供給を遮断してロボットの暴走を防止するものである
。なお第4図にカウンタ変化検出手段10と判定手段1
1の動作フロー図を示す。
以上のように本発明はロボット位置や速度の情報11で
あるインクリメンタルパルスエンコータノ信号の異常を
検出するので、故障時にはモータへの電源を遮断し暴走
を防止する。故にロボットの安全性向上に大きな効果が
ある。
〔発明の効果〕
本発明によればモータに付加されたインクリメンタルパ
ルスエンコーダの2相の信号のいずれかあるいは双方に
異常が生じて信号の欠落が発生してもモータへの通電を
即やか4CglA断し、ロボットを停止させることがで
きるので、安全性の高いロボットを開発することに大き
く貢献できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるモータ制御系のブロ
ック図、第2図は本実施例中のCW回転時の人相カウン
タ、B相カランタのカウントチャート、第3図は本実施
例中のCaW回転時の人相カウンタ、B相カウンタのカ
ウントチャート、第4図は本実施例中のカウンタ変化検
出手段と判定手段の動作フロー図、第5図は本実施例中
の人相欠落時の人相カウンタとB相カウンタのカウント
チャート、第6図は本実施例中のA、B相欠落時のA相
カウンタとB相カウンタのカウントチャート、第7図は
従来技術例のブロック図、第8図は従来技術例における
人相欠落時の相移動図、第9図は従来技術例におけるB
相欠落時の相移動図である。 6・・・人相カウンタ 7・・・B相カウンタ 8・・・C相変化検出手段 10・・・カフ/り変化検出手段 11・・・判定手段 12・・・タイマー 13・・・非常停止手段。 ヌ 1 図 12−2プアー 第 5図 り 4(¥l 第 図 上記1a期T聞の AB bPA= 3−Z T=1 bP8”8−2=6 =16−+1ン1 第 0 4 FB= l 2−21=0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、マニピュレータとマニピュレータを駆動するアクチ
    ュエータと前記マニピュレータの位置、速度を検出する
    増分式パルスエンコーダを備えたロボット本体とそのロ
    ボット本体を駆動する制御装置より成るロボットにおい
    て、増分式パルスエンコーダから出力される2相のA相
    とB相信号をそれぞれ独立に計数するA相カウンタとB
    相カウンタと、一定周期のパルスを発生するタイマーと
    、一定周期内のA相カウンタとB相カウンタの変化の差
    をとるカウンタ変化検出手段と、カウンタ変化検出手段
    の差分計算値の絶対値が規定値以上の時異常信号を出力
    する判定手段と、判定手段からの異常信号によってモー
    タへの電源を遮断し、ロボットを非常停止にする非常停
    止手段を具備したことを特徴とするロボットの制御装置
JP18460689A 1989-07-19 1989-07-19 ロボットの制御装置 Pending JPH0350609A (ja)

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JP18460689A JPH0350609A (ja) 1989-07-19 1989-07-19 ロボットの制御装置

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JPH0350609A true JPH0350609A (ja) 1991-03-05

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JP18460689A Pending JPH0350609A (ja) 1989-07-19 1989-07-19 ロボットの制御装置

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JP (1) JPH0350609A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7631384B2 (en) 2003-11-12 2009-12-15 Freyssinet Device for damping vibrations of a guy-cable array for an engineering construction and corresponding damping method
JP2017140685A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 キヤノン株式会社 ロボット装置、ロボット制御方法、部品の製造方法、プログラム、記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7631384B2 (en) 2003-11-12 2009-12-15 Freyssinet Device for damping vibrations of a guy-cable array for an engineering construction and corresponding damping method
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