JPH03505616A - 丸太小屋風外観を有する建築物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 丸太小屋風外観を有する建築物 本発明は、丸太小屋風外観を有する建築物で、その壁は内側と外側のカバーパネ ル（ＣＯマｅｒｉＢ　ｐ■ｅｌ）とそのパネル間に配置された柱とを備えており 、該パネルがその柱に取り付けられている建築物に関する。

上記記載のタイプの建築物はフィンランド特許出願箱７６２．３０１号明細書か ら周知であり、この特許出願は、丸太小屋風建築物でありかっ、垂直な柱とその 柱の両側に配置されたカバーパネルとで形成された壁を有してそれによって外側 のカバーパネルの外部が丸太に似せられている建築物について記載されている。

この柱の他に、断熱材がカバーパネルの間に備えられている。建築物の角部は一 つの丸太にもう一つの丸太を積み重ねかつ角材のジヨイントで相互に連結された 丸太材によって形成され、この丸太材に対してカバーパネルの細くなった端部が 釘付けで取り付けられている。このようにして得られた建築物の角部は本物の丸 太小屋の角部に似ている。

先行技術から周知の上記の建築物には、それぞれの壁は水平方向に見て二つの連 続する部分、すなわちパネルで形成された部分とそのパネルに取り付けられた丸 太材の部分から形成され、建築物の角部を形成する。これはかなり複雑な部分を 必要とし、このため、壁の組み立てを遅らせることになる。

スウェーデン特許第４０２．６１０号明細書では他の解決法を開示している。そ の解決法では、この建築物の角部に配置された丸太の端部は通常の幅のものであ るが、それに反して丸太の残りはかなり細くされている。そのため、丸太は、壁 を厚くし過ぎることなく角材のジヨイントで相互に連結され得る。このように構 成された壁は上記のフィンランド特許出願による壁より容易に製造されるが、そ の欠点は丸太が非常に高価であるとともに製造が困難であることであり、そして さらにその壁がまだかなり厚いものであることである。

本発明の目的は、丸太小屋風外観を有する建築物で、その建築物の部品が簡単で 製造が容易でありかつ高価ではないものである建築物を提供することである。本 発明による建築物の特徴は、内側と外側のカバーパネルが角材のジヨイントによ り建築物の角部で連結されさらにその角材のジヨイントを越えて延びていること と、その角材のジヨイントを越えて配置される隣接するカバーパネル部の間の空 間が少なくとも部分的にカバーピース（ｅｏｖｅ＋ｉｎｇ　ｐｉｔｃｅ）によっ て充填されていることである。

本発明によると内側と外側の両方のカバーパネルは、角材のジヨイントに設けら れた刻みを除いてはそのカバーパネルの形を変えることなく建築物の角部を越え て延びており、その刻みはしかしながら簡単な方法で形成され得るものである。

角材のジヨイントを越えて配置するカバーパネル部の間の空間をカバーピースで 充填することにより丸太小屋風建築物は簡単な方法で達成される。

壁を形成するこの部分の簡単な構造はオートメーションによる製造を可能とし、 さらに木材の消費が、またその結果として価格が低く押さえられるものである。

本発明の一つの好適な実施例が以下に添付の図面を参照してより詳細に記載され る。ここで、第１図は建築物の角部の水平図であり、第２図はこの角部の側面図 であり、第３図はこの角部の斜視図である。

図面に部分的に示された建築物の壁は基礎部１の上に組み立てられる。壁の枠組 みはこの基礎部上に建てられ、この枠組みの水平部２と垂直柱３と直立した角部 の柱４は図面に見ることができる。水平カバーパネルはこの壁の枠組みに釘また は他の類似の締結具で取り付けられており、それによって内側カバーパネルが参 照番号５でまた外側カバーパネルが参照番号６で示されている。垂直柱に取り付 けられたカバーパネルの表面は平らである一方、カバーパネルの見ることのでき る表面は丸太に似るように形作られている。断熱材７はカバーパネルの間に備え られている。

本発明によって、内側および外側の両方のカバーパネル５．６が角部の柱４を越 えて延び、丸太小屋の角部のジヨイント様式に形成される。これが可能であるの は、カバーパネルが第３図に示す刻み８を備えられてカバーパネルが角材のジヨ イントによって連結されるからである。カバーピース９は隣接するカバーパネル の端部の間に備えられ、少なくとも部分的にカバーパネルの端部の間の空間を充 填する。これでカバーパネルの間に配置される断熱材は隠されるのである。

壁の組み立ては、まず壁の枠組み２から４を作って、それから最下部の外側カバ ーパネル６をこの枠組みに取り付け、その後最下部の内側カバーパネル５をこの 枠組みに取り付ける。この方法で一度に一層が、従来の角材の組み立てと同様に 形成される。断熱材７は壁の組み立てと関連してもしくはその後でパネルの間に 配置される。

同じ事がカバーピース９にも適用される。前述の建築物の方法は単に一つの好適 な実施例にすぎず、本発明による壁は他の方法でも組み立てることが可能である 。

手続補正書（自発） 平成２年１２月ν日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 丸太小屋風外観を有する建築物で、該建築物の壁が内側および外側のカバーパネ ル（１，２）と該カバーパネル間に配置される柱（４，５）とを有し、該カバー パネルが前記柱に取り付けられている建築物において、前記内側と外側の両方の カバーパネル（１，２）が前記建築物の角部で角材のジョイントによって連結さ れかつ前記角材のジョイントを越えて延び、前記角材のジョイントを越えて配置 される隣接するカバーパネル部の間の空間が少なくとも部分的にカバーピース（ ９）で充填されることを特徴とする建築物。