JPH03505107A - 多数の貸金庫を有する貸金庫装置 - Google Patents

多数の貸金庫を有する貸金庫装置

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JPH03505107A
JPH03505107A JP1504844A JP50484489A JPH03505107A JP H03505107 A JPH03505107 A JP H03505107A JP 1504844 A JP1504844 A JP 1504844A JP 50484489 A JP50484489 A JP 50484489A JP H03505107 A JPH03505107 A JP H03505107A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多数の貸金庫を有する貸金庫装置 本発明は、それぞれ専用のドアを備えた多数の貸金庫を有する貸金庫装置に関し 、専用のドアには機械的な錠を有する錠止装置が設けられている。
多数の貸金庫からなる種々の貸金庫装置がすでに知られており、同装置において は個々の貸金庫は錠止装置を介して閉鎖することのできる専用のドアを有する。
有価物保管場所とも称されるこの種の貸金庫は銀行で多く使用されており、銀行 の顧客は銀行のチェックなしに有価物を保管することができる。資格のない者が 貸金庫を絶対に開けることがないようにするために、ドアには2つの機械的な錠 、すなわち顧客の錠と銀行の錠が設けられている。それによって顧客は貸金庫に 接近する資格を証明した後でなければ貸金庫を開放することができず、従って顧 客の錠の他に不法に開けることができないようにさらに安全策が設けられている 。この場合に銀行の錠は同一性チェックの後に顧客に随伴する銀行員によって解 錠され、その後に顧客は自分の鍵で貸金庫を開けることができる。その場合に多 くの顧客にとって問題となるのは、貸金庫室に居合わせた銀行の職員が顧客の経 済行為を見ることができることである。
しかしまたそれについて銀行側では人件費が高いことにより、この種の貸金庫装 置への接近を自動化しようとしている。
従って、ドアに設けた2つの錠のうちの一方、すなわち銀行の錠を貸金庫装置の 外部に作業場を有する銀行員による遠隔制御装置を介して解錠することのできる 貸金庫装置が知られている。この種の錠は例えばEP−O3OO96400に記 載されている。さらに安全回路を設けることによって、銀行の従業員が誤って解 錠した場合には短時間で銀行の錠が全自動的にかかってしまうので、顧客が後に 違う鍵を用いて貸金庫に接近しようとしてもできなくなってしまう。さらに貸金 庫装置を安全にするために、移動センサ、赤外線センサ及び他の貸金庫装置で一 般に用いられている他のセンサなど、種々の安全手段が設けられている。この種 の貸金庫装置の欠点は、銀行の錠の操作者の人件費がかなり高いこと、あるいは この種の公知の錠を用いた場合に、電力を供給される錠を操作するエネルギがか なり高いことである。それによって広範な電子設備が必要となるので、このシス テムは2つの機械的な錠を有するドアを有する貸金庫装置に後から装備するのに は適していない。この種の装置においては、貸金庫装置の全部のドアを交換し、 専用の配線を組み込むことが必要になるからである。そのための費用はかなり高 く、さらにそこには、すべての顧客を所定の日に呼び出して貸金庫内に保管しで ある有価物を引き玉げさせて改装ができるようにすることは、必ずしもうまく行 かないという問題がある。
従って本発明の課題は、特に現在ある貸金庫装置に機械的に操作可能な錠を容易 に装備して、大きなエネルギ消費を必要としないで、いわゆる銀行錠止装置を遠 隔制御することができる冒頭で述べた種類の貸金庫装置を提供することである。
さらに、現在ある貸金庫装置を改装することができ、ドアを交換しないで済み、 かつ複雑な配線網を設置する必要がないようにすることである。
本発明のこの課題は、錠止装置の錠にさらに付加的な錠を設け、この付加的な錠 に錠止装置を駆動する電気的な駆動装置を設けること、及び錠止装置に機械的な 錠への接近及び/あるいはその調節移動を停止させる非作動位置と、接近及び/ あるいは調節移動を可能にする開放位置を設けることによって解決される。それ によって付加的な錠を介して機械的に操作可能な顧客錠への接近ないしその操作 を禁止することができる。この比較的容易に思われる単段によって、付加的な錠 の閉鎖装置を操作するためのエネルギ消費を非常に小さく抑えることができる。
というのは、錠の「錠止機能」を行う必要がないからである。さらにそれぞれ任 意の施錠システムを有するそれぞれ任意の貸金庫装置に新しい付加的な錠を驚く ほど簡単に取り付けることができる。
他の実施例によれば、個々の貸金庫の付加的な錠が制御装置及び/あるいは中央 制御装置と接続されており、それによって貸金庫を中央で監視し操作することが でき、それに伴ってこの種の貸金庫を無資格の者が開けることに対する安全性を 向上させることができる。
さらにまた、付加的な錠をドアの貸金庫の内部と反対の側に配置し、固定手段を 介してドアと結合させることができ、それによって機械的な錠を有するドアの場 合には内部に付加的な構造を設けることなく、従って貸金庫の内部空間を狭くし ないで付加的な錠を取り付けることが可能になる。
さらにまた、付加的な錠を固定手段を介して貸金庫のドアの機械的な錠の鍵孔の 前に固定することもできる。それによってドアにもともと2つの機械的な錠が設 けられている場合でも、付加的な錠をドアに簡単に取り付けることができ、遠隔 制御可能な調節を行うことによって付加的な錠内でさらに安全性を得ることがで きる。
好ましくはまた、付加的な錠に設けられる自己付着性の接着層によって固定手段 を形成することができる。というのはそれによって貸金庫のドアの機械的な加工 が必要なくなるからである。
さらにまた、ドア内の機械的な錠と共働する保持機構によって固定手段を形成す ることも可能である。というのはそれによって本発明の付加的錠を固定するため に第2の機械的な錠を使用することができるからである。
好ましくはまた、錠止装置に回転差し錠が設けられ、回転差し錠には付加的な錠 から突出する操作ヘッドと錠止プレートの開口部を貫通する錠止舌片が設けられ 、錠止舌片は回転差し錠の上に配置されており、錠止舌片は開口部と整合する開 放位置と開口部に対して回動された閉鎖位置とを有し、回転差し錠には回転差し 錠の閉鎖位置に向けて付勢力を行使するはね装置と錠止部材とを有するはね装置 が設けられており、錠止部材は差し錠及び駆動装置と共働する。というのは最小 のコストでさらに機械的安全性を得ることができ、しかもわずかなエネルギしか 必要としない駆動装置によって簡単に錠止位置から解錠位置へ移動できるからで ある。
さらにまた、錠止装置にはドアに対して垂直に配置され調節移動可能な錠止ピン が設けられており、錠止ピンは差し錠内に錠止される非作動位置においてばね装 置を介して機械的な錠の差し錠と反対方向に向けられた付勢力によって付勢され 、この非作動位置に錠止部材を介して保持され、錠止部材には錠止ピンに対して 垂直に移動可能に軸承された電気的な駆動装置が設けられている。それによって 貸金庫の利用者は取扱の終了後に差し錠を押しボタンのように圧入することによ って第2の安全手段すなわち銀行の安全手段を係止することができる。
さらにまた、錠止装置にはドアに対して垂直に調節移動可能な錠止ピンが設けら れており、錠止ピンはばね装置を介して機械的な錠の差し錠と反対方向に向けら れた付勢力によって差し錠に嵌入する非作動位置に保持され、かつ駆動装置によ ってはね装置の作用に抗して移動可能であって、それによってこの付加的な錠を 解錠するために必要な力は錠止ピンを引き出すことに限定され、それによって遠 隔操作が不可能になるので、取扱装置を容易に取り替えることができる。
他の実施例によれば、付加的な錠をドア表面に対して垂直に貫通する錠止装置の 開口部が、機械的な錠の鍵孔を覆うように配置されている。とういのはそれによ って機械的な顧客用の錠にそれまで使用していた鍵をさらに使用できるからであ る。
さらにまた、付加的な錠に、鍵孔に対して調節可能で駆動装置と接続されている マスクが設けられている。この実施例は特に、マスクを移動させるのに必要なエ ネルギを加えるだけでいいという特徴を有し、このマスクは例えば写真装置に用 いるようなスリットシャッターあるいは中央シャッターによって形成する場合に は、ただがんじょうに形成するだけで銀行錠とすることができる。
好ましくはまた、多数のドアの前の多数の付加的な錠に駆動装置が設けられてお り、駆動装置は付加的な錠に対して調節移動可能な操作装置内に配置されている 。というのは、それによって特に2つの錠を有する貸金庫装置に後から装備する 場合に、貸金庫のドアをさらに保護するためのコストが少なくなるからである。
さらにまた、駆動装置は付加的な錠の鍵と移動結合されており、鍵は特に操作装 置内部にある非作動位置と外部にある錠止位置とを有し、それによって従来銀行 員によって行われていた業務を簡単に自動化することができる。
さらにまた、固定手段及び/あるいはマスク及び/あるいは付加的な錠及び/あ るいは操作装置に対して、制御装置と接続された測定値発生器が設けられている 。測定値発生器によってそれぞれの錠の状態を識別することが可能になり、同時 に貸金庫を不法に開放することに対する安全性を向上させることができ、それに よって貸金庫装置を簡単安価に操作できることに加えて、この種の貸金庫装置の 安全性の基準を向上させることができる。
その場合に好ましくは非作動位置における錠止装置、特にマスクには、マスクを 非作動位置から移動させる時に能動化される測定値発生器が設けられる。という のはそれによってマスクの位置を監視することにより銀行錠の開放が合法的に行 われたかどうかを監視すること、及び銀行の従業員によって開放が検出された後 に銀行錠の機能が正しいかどうかを監視することができる。
さらにまた、付加的な錠に対して設けられている測定値発生器は、貸金庫のドア から離れた場合に能動化される。測定値発生器をこのように構成することによっ て、付加的な錠とドアの相対的な位置を容易に監視することができるので、複雑 な機械的固定装置を用いないでも、銀行錠を形成する付加的な錠が不法に取り外 されることに対する安全性を得ることができる。
他の実施例によれば、制御装置ないし専用コンピュータは変換素子、例えば変調 器あるいは復調器を介して、専用コンピュータないし制御装置とエネルギ源及び /あるいは中央制御ユニットとの間でエネルギ及び/あるいは信号を伝達するコ ミュニケーションシステムと接続されている。それによってこの種の貸金庫装置 におけるエネルギ供給および情報伝達のためのコストを減少させることができる 。
その場合に好ましくはコミュニケーションシステムは制御装置と接続され装甲壁 に対して絶縁されている導線と貸金庫の装甲壁によって形成される。というのは それによって数本のワイヤないし導線で多数の貸金庫に必要なエネルギと制御信 号を伝達することができるからである。
他の実施例によれば、導線は貸金庫のドア上に絶縁層を介在させて配置された導 体路から形成され、それによってずでにある貸金庫装置に付加的な導線を敷設し ないで済む。
その場合に、導体路は導電性、特に半導電性のプラスチックから構成され、それ によって取り付けるべき導体を所定のデザインないし着色で形成することができ るので、外部の者には本来の機能が即座にわからない。
さらにまた、ドア及び/あるいは本体間の導体路の接続は接触装置を介して行わ れ、それによって貸金庫装置の多数の付加的な錠を共通のネットワークに接続す ることが容易になる。
他の実施例によれば、導体は光導体によって形成され、ドア及び/あるいは装甲 壁間には光導体をワイヤレスで接続する伝達素子が設けられており、それによっ て付加的な錠を有するドアが開放している場合でも、それに接続されている光導 体部分間のワイヤレスの接続を行うことが可能になる。さらにこの種の光ケーブ ルに必要な断面積が少なく、能力が大きいので比較的大きなエネルギでも情報が 詰まっていても同時に伝達することができる。
その場合に好ましくは、伝達素子には揺動可能な光学部材が設けられている。と いうのはそれによってドアと本体間のドアのリンク領域において伝達を行うこと ができるからである。
他の実施例によれば、2つの導体路が設けられており、ドアの上に配置されてい る導体路はドアが閉鎖されているときに一方の導体路と、開放されている時には 他方の導体路と共通に接続されており、それによってドアが開いている場合でも 締まっている場合でもエネルギ及び情報の供給システムとの完璧な接続が保証さ れる。
さらにまた、接触装置がドア上及び本体を形成する装甲壁の上あるいはドア間に 互いに整合して配置された接点によって形成されており、それによってコミュニ ケーション接続の中断を介してドアの状態、すなわち締まっているか開いている かを即座に表示することができる。その場合にエネルギ及び情報の供給がドアの 閉鎖状態においてだけ必要とされるので、接続が中断された場合にはドアが合法 的あるいは不法に開けられていることになる。しかし銀行員による解放によって 、開放が合法的に行われたか不法に行われたかを検出するようにすることもでき る。
好ましくは他の実施例によれば、付加的な錠とエネルギ源及び/あるいは中央制 御ユニットとのコミュニケーションシステムはワイヤレスで行われる。というの はそれによって本体ないし貸金庫の領域における導体路を全体として省くことが できるからであって、その場合に付加的な錠内に適当なエネルギ蓄積装置を使用 する場合には、顧客によってエネルギ及び情報の伝達が短時間中断されても付加 的な錠の全体的な機能を妨げられることはない。
他の実施例によれば、接触装置はドアと本体ないしその装甲壁土に配置された誘 導性あるいは容量性の伝達装置にょって形成されている。というのはそれによっ てエネルギ及び情報を非接触で簡単に伝達することができるからである。
他の実施例によれば、コミュニケーションシステムには、制御装置と接続された 受信器と受信器から離れてエネルギ源及び/あるいは中央制御ユニットと接続さ れた搬送光線及び/あるいは搬送振動及び/あるいは例えば熱、光、音響、磁力 などの場を送信する送信器が設けられており、それによって個々のドア上に配置 された付加的な錠への供給を中央の装置から行うことができるが、この供給は貸 金庫装置の個々のドアが開放されている場合に妨げられることはない。
その場合に好ましくはエネルギ源と付加的な錠との間のコミュニケーションシス テムには送光器と受光器、特に赤外線の送光器と受光器が設けられている。とい うのはそれによってこの種の装置にすでに設けられているエネルギと情報を伝達 するための光源を利用することができるからであって、その場合に余り目だたず かつ顧客にはすぐにわからない供給ユニットを使用することができ、この供給ユ ニットはこの種の貸金庫装置に後から装備する場合にわずかなコストしか必要と しない。
その場合に好ましくは中央制御ユニットと付加的な錠とのコミュニケーションシ ステムには搬送光線に情報を重畳し、搬送光線から情報を取り出す変換素子が設 けられている。というのはそれによって光スペクトル内の種々の周波数を情報の 伝達とエネルギの伝達に同時に用いることができ、そのための他の媒体は不要と することができるからである。
好ましくはさらに、付加的な錠がドア内に設けられた錠と場合によっては付加的 な錠のための錠孔を覆っている。というのはそれによって付加的な錠を取り除い た後に第2の錠を銀行用の非常操作手段として使用することができるからである 。
しかしまた、付加的な錠あるいは1群の付加的な錠を入力及び読み取り装置と接 続することもできる。というのはそれによって後から装備した付加的な錠を有す る貸金庫を管理するための制御技術的なコストを小さく抑えることができるから である。
好ましくはまた、コミュニケーションシステムの導線を付加的な錠のハウジング 内に配置することもできる。というのはそれによって貸金庫装置の領域の配線コ ストを最小まで減少させることができるからである。
さらにまた、互いに隣接するドアの付加的な錠のハウジングを接触装置を介して 互いに接続することもでき、それによって付加的な錠が銀行錠のためだけでなく 、同時にまたエネルギ供給と情報伝達のために必要な装置のための安全機能を果 たすことができる。
本発明をさらによく理解できるようにするために、以下で図面に示す実施例を用 いて本発明の詳細な説明する。
第1図は、貸金庫、金庫室ドア、操作テーブル及び電子制御装置を有する本発明 により形成された貸金庫装置の一部を概略的に示す斜視図、 第2図は貸金庫装置の前面の第1図II−II線に沿った断面図、 第3図は貸金庫装置の一部を貸金庫のドアが閉鎖された状態で拡大して示す説明 図、 第4図は貸金庫の前面を第3図のIV−IV線に沿って示す断面図、 第5図は貸金庫の前面の第3図v−V線に沿った断面図、第6図は本発明により 形成された付加的な錠の一部破断上面図、 第7図は第6図の他の実施例を示す付加的な錠の上面図、第8図は貸金庫と中央 制御ユニットとのコミュニケーションシステムの概略を示す断面図、 第9図はドアに固定された信号伝達用のコイルを示す説明図、 第10図は装甲壁に固定された信号伝達用のコイルを示す説明図、 第11図は本発明の付加的な錠の一部破断上面図、第12図は付加的な錠に給電 を行う導体路の配置を示す前面図、 第13図は導体路の配置を示す第12図のX1ll−XIII線に沿った断面図 、 第14図はセーフドアとセーフブロックの移行領域を示す上面図、 第15図は第13図に示す接着された導体路の断面図、第16図は付加的な錠間 のデータ伝達の他の実施例を示す前面図、 第17図は機械的に操作される貸金庫ドアの解錠を行う操作装置の上面図、 第18図は第17図に示す操作装置の前面図、第19図は第18図に示す操作装 置の上面図、第20図は第19図に示す操作装置の前面図、第21図は第17図 から第20図に示す操作装置のためのマーキング点を有する貸金庫の前面図、第 22図は電場ないし電磁場を介して情報を伝達するアンテナ装置を概略的に示す 上面図、 第23図は電磁場ないし磁場を介して情報を伝達するアンテナ装置を概略的に示 す前面図、 第24図は本発明により形成された制御装置のブロック回路図、 第25図は専用コンピュータモジュールのブロック回路図、第26図は専用コン ピュータに接続された導線内のクロックパルスの推移を示す波形図、 第27図は専用コンピュータによって変化されたクロックパルスの推移を示す波 形図、 第28図は専用コンピュータとネットワークコントローラによって変化されたク ロックパルスの推移を示す波形図、第29図はネットワークコントローラのブロ ック回路図、第30図は専用コンピュータのブロック回路図、第31図はエネル ギと情報を専用コンピュータに伝達する実施例のブロック回路図、 第32図は付加的な錠の他の実施例と付加的な錠を貸金庫のドアに固定する方法 を示す一部破断概略断面図である。
第1図は、多数の貸金庫を有する貸金庫装置1のきわめて概略的な斜視図を示す ものである。貸金庫装置1は、例えば銀行4の金庫室3内に配置されている。金 庫室3への入室は入口ドア5を介して行うことができ、入口ドアは例えば格子ド アによって形成され、あるいは夜の時間帯は装甲ドアによって形成することがで きる。貸金庫装置lへの接近を可能にするために、金庫室3の控え室6内、ある いは銀行の他の部屋内にチェック装置7が設けられている。このチェック装置に はモニター操作装置8と場合によってはカード読み取り装置9が設けられている 。モニター操作装置8とカード読み取り装置9は例えばデータ線10を介して中 央制御ユニット11と接続されている。この中央制御ユニット11にはさらにプ ロトコルプリンタ12と入口ドア5の領域に設けられた他のカード読み取り装置 9が接続されている。バスシステム13を介して、あるいは小さい装置の場合に は適当なデータケーブルを介して貸金庫装置1も中央制御ユニット11と接続さ れている。各貸金庫2はドア14によって閉鎖されており、ドアには錠止装置1 5が設けられている。この錠止装置15には機械的な錠16が設けられている。
貸金庫2の利用者あるいは所有者が自分の貸金庫を開けようとする場合には、例 えばモニター操作装置8の所で、彼に供給されている小切手状などのチェックカ ードをカードリーダーに挿入し、ないしは窓口職員が用意した書式に記入しサイ ンすることによって、自らを証明しなければならない。その場合に窓口職員は、 モニター操作装置を介してそれぞれの貸金庫ナンバーあるいは利用者の名前を入 力することができ、その後モニター上で署名あるいはパーソナルデータ、例えば 写真などが提示されるので、個人チェックを行うことができる。チェックが安全 規定を通過した場合には、窓口職員はモニター操作装置と中央制御ユニット11 を介してそれぞれの貸金庫を解放して利用者が接近できるようにする。それから 利用者は入口ドア5の領域へ進んで、そこで場合によってはもう一度カード読み 取り装置9を使用して接近できる資格をチェックした後に金庫室3へ入ることが できる。金庫室3内で利用者は自分の鍵を用いて自分の貸金庫を開けることがで きる。なお、小さな四角で示す貸金庫の付加的な錠7は中央制御装置11を介し てないしモニター操作装置8によってすでに解錠されている。この付加的な錠7 は通常は銀行錠と呼ばれている。
第2図には貸金庫2のドア18を錠止する錠止装置15の実施例が示されている 。この貸金庫2は装甲壁19から形成された本体内に埋設されており、装甲壁の 間にはドア18が挿入されており、ドアは継手20を介して装甲壁J9に固定さ れている。この錠止装置15には機械的な錠16が設けられている。機械的な錠 16を操作するために、ドア18には錠孔21が形成されており、この錠孔を介 して鍵22を閉鎖機構23に挿入することができる。閉鎖機構は差し錠24と移 動結合されている。差し錠24の閉鎖動作を場合によってはばねを用いて補助す ることができる。付加的な錠26には錠止ビン27が設けられており、錠止ビン はドア18に対して垂直に調節可能に軸承されており、ドア18と装甲壁19の 縁の領域を貫通して、差し錠24の孔28に嵌入する錠止部材として作用する錠 止ビン27は、例えば電磁石として形成された駆動装置29と結合されている。
錠止ビン27はばね装置30によって駆動装置29の作用に抗して付勢されるの で、確実に差し錠24に嵌入する。付加的な錠26は固定手段31、例えば接着 層32を介してドア18と固定結合される。
駆動装置29は導線33を介して制御装置34と接続されている。制御装置34 には測定値発生器35が設けられており、それによって付加的な錠26とドア1 8との相対的な位置を常に監視することができ、ないしは測定値発生器を用いて 環境温度ないし振動を検出することができ、それによって権限のない者が無理に 貸金庫2に接近しようとすることを検出することができる。この測定値発生器3 5.36は好ましくは、制御装置34を支えている導体プレート37あるいはコ ンピュータプレート上に固定されている。もちろんコンピュータプレートは、規 格化された差込み装置を有するダイキャストの構成部材で形成することも可能で ある。前記構成部材は変換素子38を介して例えば太陽電池装置39と接続され ており、太陽電池装置はコミュニケーションシステム40(第3図)の構成部材 を形成している。
特に第3図から明らかなように、コミュニケーションシステムは送光器41から 形成されており、送光器はエネルギー源42および中央制御ユニット11ないし 他の任意の制御コンピュータと接続されている。駆動装置29を能動化するのに 必要なエネルギは光線43によって示されており、図中波線で示す信号44をこ の光線43に重畳させることができる。
この重畳によって光線41から変換素子38へ信号を伝達し、あるいはまた逆に 信号を伝達することもできる。変換素子38と光線41の間で信号を伝達して信 号を中央制御ユニット11に伝達することは重要であって、それによって故障の 場合あるいは権限のない第三者が開けようとした場合にできるだけ早期に従事者 ないし銀行に警報ないし指示を与えることができるので、貸金庫2を不法に開放 しようとすることをできるだけ早期に阻止することができる。
第4図にはさらに、太陽電池装置39にうろこ状に配置した太陽電池45を設け ることができることが示されている。
特に個々の太陽電池が、垂直に対して角度46(光線43の入射角に相当する) で傾斜していると効果的であって、それによって光線43からできるだけ良好に エネルギを取り出すことができ、ないしは信号44が良好に受信されることが保 証される。もちろんまた、第3図に示すように太陽電池44をドアに対して平行 に配置し、ないしは角度46が90°であるようにすることも可能である。
第5図には付加的な錠26の他の変形例が示されている。
第2図を用いて説明したようにドア18は継手20を介して装甲壁19上に回動 可能に軸承されている。ドア18の使用者と反対の側には機械的な錠16が設け られており、この錠はドア18と固定結合されている。錠16を操作するために 鍵22が設けられており、鍵は針孔21を介して錠16に挿入することができる 。錠16については、この種の目的のために充分な安全度を有する公知の任意の 機械的な錠を使用することができる。図に概略的に示すように、この機械的な錠 16には錠止装置15に対して並列に接続された付加的な錠47を設けることが できる。本発明による操作を簡単にするために、この付加的な錠47の代わりに 遠隔操作装置を用いようとする場合には、例えば付加的な錠47の針孔21の前 に付加的な錠26のハウジング48が設けられる。図に示すように、ハウジング 48は固定手段31によって、例えば固定ボルト49を介してドア18と機械的 に結合することができる。付加的な錠26には錠止装置50が設けられている。
この錠止装置には特にドア18に対して垂直に配置された回転差し錠51が設け られている。ドア18が閉鎖されている場合には錠止舌片52が装甲壁19を貫 通し、開口部53に対して実線で示す位置へ揺動可能であって、この位置におい ては2つの錠止舌片52の互いに最も離れた点間の距離が開口部53の幅より大 きくなる。開口部53の高さは錠止舌片52の互いに最も離れた点間のこの距離 にほぼ相当し、あるいはそれよりわずかに大きい。錠止舌片52を軸承する回転 差し錠はさらにハウジング48を越えて突出する操作ノブ54と結合されている ので、回転差し錠51を貸金庫2の外部から操作することができる。この回転差 し錠51には錠止部材55が回転しないように結合されており、これは回転差し 錠51と錠止部材55(これはディスクで形成してもよい)の間の溶接継目で示 されている。
特に第6図から明らかなように、錠止部材55はばね装置56とリンク結合され ており、はね装置の回転差し錠51とは反対の端部はハウジング48内に軸承さ れている。このばね装置56によって、矢印で示す閉鎖位置への付勢力が回転差 し錠51に作用する。従ってばね装置56によって、錠止舌片52は常に閉鎖位 置に相当しかつ第5図に実線で示す位置に保持される。資格を有する者が自分の 貸金庫2のドア18を開放しようとした場合にだけ、回転差し錠51の操作を可 能にするために、停止装置57が設けられている。この停止装置は第6図に示す 実施例においては、駆動装置、例えば圧電駆動装置及びそれと共働する差し錠5 9から形成され、差し錠は実線で示す非作動位置においてはディスク状の錠止部 材55の切欠きに嵌入する。資格のない利用者が操作ノブ54を用いて回転差し 錠51を開放方向に回転させようとした場合には、それは不可能である。という のは、差し錠59によってディスク状の錠止部材55の回動が阻止されるからで ある。それに対して貸金庫2への接近が銀行によって許可された場合には、制御 装置34を介して差し錠59に電流が供給され、差し錠は内在している材料特性 によって点線で示す方向へ変形する。従って差し錠はディスク状の錠止部材55 0周辺領域から移動し、回転差し錠51は矢印で示す付勢力に抗して開放位置へ 揺動し、この位置においては錠止舌片52が開口部53に進入することができる 。資格を有する使用者が前もって鍵22によって機械的な錠16を開けである場 合には、自分の貸金庫2に自由に接近することができる。
制御装置34の動作は導線を介して行われ、あるいはまた第3図と第4図を用い て詳細に説明したように、光線43を用いてエネルギと信号の伝達を行うことが できる。その場合にはハウジング48上に太陽電池45を設けなければならない 。
許可なしに付加的な錠26がドア18から取り外されることを阻止し、ないしは ディスク状の錠止部材の所望の位置を監視することができるようにするために、 多数の測定値発生器60〜62が設けられている。測定値発生器60はディスク 状の錠止部材55上のコントロールピン63の位置を監視する。コントロールビ ン63が図示の位置から回動してずれると、例えば電磁的に作用する近接スイッ チとして形成することのできる測定値発生器63が能動化されて、それに対応す る信号を制御装置34に出力する。測定値発生器62は測定値発生器60と同様 に形成することができ、それによって例えば付加的な錠6が予め設定されたドア 18に対する位置を維持しているかどうかをチェックすることができる。付加的 な錠26が不法にドア18から取り外されると、磁場が変化して制御装置34に は監視信号が伝達されるので、外部の警報を作動させることができる。測定値発 生器61は温度センサと組み合わされたあるいは分離された振動センサとするこ とができるので、例えば貸金庫を持ち上げる際に発生する許容できない振動が生 じた場合、あるいは溶接工程などによ許容温度を越える温度値が発生した場合に も、信号が制御装置34に伝達され、制御装置によって外部の警報が作動される 。もちろん圧電駆動装置の代わりに温度あるいは電流の作用によって調節可能な 他の素子、例えばバイメタルないし形状記憶金属からなる素子を使用することも できる。
第7図には停止装置57の他の実施例が示されている。本実施例においてはディ スク状の錠止部材55に対して停止ビン64が設けられており、この停止ピンは 電磁石65を介しばね66の作用に抗してディスク状の錠止部材55に対して径 方向へ移動することができる。停止ピン64は同時に電磁石65の可動芯を形成 するようにしてもよい。ドア18が合法的に開く前に電磁石65が能動化される と、停止ビンがばね66の作用に抗して電磁石内に吸引され、回転差し錠51の 移動が自由にされる。それによって、第5図と第6図を用いて説明したように、 回転差し錠51がばね装置56の作用に抗して開放位置へ移動される。
第8図から第11図には付加的な錠26の他の実施例が示されている。本実施例 の場合にも、貸金庫2のドア18上には付加的な錠26が設けられている。貸金 庫の各ドア18は継手20を介して装甲壁19と結合されている。装甲壁は屈曲 して形成されており、機械的な錠16の差し錠24が後方に係合している。それ によってドア18は閉鎖された状態において装甲壁19に対して錠止することが できる。付加的な錠26に電流を供給するために、装甲壁19上ないしドア18 の装甲壁側には導体路67.68が設けられている。ドア18上の導体路67は 導線69を介して付加的な錠26ないしその中に設けられた制御装置34と接続 されている。機械的な錠16は従来技術から公知の任意の機械的錠で形成するこ とができるので、付加的な錠26は特に貸金庫2のドア18に後から取り付ける こともでき、貸金庫のドアには通常「銀行の錠」と「顧客の錠」の二重錠が設け られている。その場合には「銀行の錠」を操作するために初めから設けられてい る錠孔21は好ましくは付加的な錠26によって覆われる。「顧客の錠」を操作 するための開口部70は付加的な錠26を貫通して通っているので、銀行の顧客 は付加的な錠を取り付けた後は、前から使っていた鍵で付加的な錠26を通して 錠16を掛けることができる。付加的な錠26はねじ止め、接着あるいは溶接に よってドア18上に固定することができる。
第9図と第10図には導体路67と68の構造及び配置が拡大して示されている 。各導体路67と68はコイルを形成しており、このコイルは導電性の接着バン ドから形成することができ、あるいは絶縁性のフィルム71上に導電ラッカーを 吹き付けることができる。このフィルム71を直接ドア18の装甲壁19側に接 着することができ、ドア18を貫通している導線69と接触することができる。
しかしまた導体路は、付加的な錠の領域に点線で概略図示するように、ドア18 に巻回されているので、ドア18に孔を開けることを阻止することができ、かつ 制御装置34はドア18の外側で直接導体路67と接触することができる。
導体路67によって形成されたコイルに誘導によりエネルギを供給するために、 装甲壁19上の導体路68もコイルを形成し、このコイルは導体72を介してエ ネルギを供給され、前記導体72も自己接着フィルム上に取り付けられた導体路 によって形成され、あるいは自己接着するように形成された導体フィルムによっ て形成することができる。導体路68によって形成されたコイルに交流電流を供 給することによって導体路67とそれによって形成されたコイルに電圧が誘導さ れ、この電圧は付加的な錠26へエネルギを供給するのに用いられる。交流電圧 を適当に変調することによってこのルートを介してエネルギの他に中央制御ユニ ットからの情報ないし制御信号を制御装置34に伝達することができる。
第11図には付加的な錠26の構造が詳細に示されている。
錠止部材73はマスク74によって形成されており、マスクの周面の少なくとも 一部にわたって歯切り75が形成されている。マスク74は軸76を中心に回動 可能に軸承されている。さらに、マスクにはさらに切欠き77が形成されており 、この切欠きはマスク74が開放位置にある時に(第1図に示すように)錠孔2 1を覆うように配置されている。錠止部材73にはさらにチェックビン63が設 けられており、このチェックビンは金属フィルムを張り付けることによって、あ るいは錠止部材73内に金属部分を埋め込むことによって形成することができ、 このチェックビンは錠止部材73が図示の位置にある場合には測定値発生器60 に対応しており、この測定値発生器によってマスク74の位置を監視することが できる。測定値発生器60は、第5図から第7図を用いて説明したのと同一ある いは同様な機能を有する他の測定値発生器と同様に、制御装置34に接続されて いる。制御装置34は導体69を介して、受信コイルとして形成された導体路6 7からエネルギと信号ないしデータを供給される。そのために導体69はドア1 8の開口部を通して案内されている。制御装置34はさらに歯車79の駆動装置 78とも接続されている。この駆動装置はステッピング切り替えモータあるいは ディスク状のりニアモータあるいは他の任意のモータで形成することができる。
このモータがきわめてわずかな組み込み高さしかない場合には有利である。とい うのはそうすれば付加的な錠26もわずかな組み込み高さで形成することができ るからである。
付加的な錠26の機能は次のごとくである。すなわち駆動装置78によって錠1 6が解放されるとマスク74は例えば、点線で示す切欠き77の位置(錠孔21 への入口はマスク74によって閉鎖されている)から、駆動装置78によって実 線で示す切欠きの位置へ揺動される。この終端位置へ達することは、チェックビ ン63と測定値発生器60の共働によって監視される。さらに、切欠き77の領 域にも測定値発生器80を設けることができる。その場合には測定値発生器60 と80の共働によって、測定値発生器80の出力にマスク74が閉鎖位置あるい は錠止位置にあるという信号が出力され、マスク74が開放位置にある場合には 測定値発生器60の出力に信号が印加されることによって、マスク74のそれぞ れの位置を正確に監視することができる。同時に測定値発生器80を利用して、 マスク74が開放位置にある場合に鍵の存在を監視することができる。このこと により、測定値発生器60と80の信号が同時に出力された場合にはマスク74 は開放位置にあって、かつ鍵は錠孔21内に差し込まれていることを示す。同時 にこの監視を用いて、錠16を閉鎖し、鍵を錠孔21から取り出した後に、錠孔 21を自動的にマスク74によって即座に閉鎖できるようにすることもできる。
それによって、不法な利用者が錠を操作できる時間がさらに短縮される。従って 平坦に構成した駆動装置78を使用する場合には、付加的な錠26をやや厚いチ ェックカードの形状に形成することができる。その場合にはこのチェックカード を接着によってドア18上に容易に取り付けることができる。
モータ78の代わりに回転電磁石による駆動装置を設けることももちろん可能で あり、ないしは錠孔21を磁石によって操作される錠止ビンによってブロックす ることも可能である。
第12図と第13図には付加的な錠26の他の実施例が示されている。特に第1 3図から明らかなように、この付加的な錠26もドア18の利用者側に取り付け られている。付加的な錠26の構造はほぼ第8図から第11図に示す付加的な錠 26の実施例に相当するので、同一部分には同一の参照符号が用いられている。
ドア18は継手20を介して装甲壁19ないし装甲リブに固定されている。ドア 18の貸金庫2の内部の側には機械的な錠16が設けられており、この機械的な 錠は鍵を介して錠止可能であって、鍵はドア18の錠孔21を通して錠16に挿 入することができる。錠孔21への接近は、錠止プレート81によって阻止する ことができる。錠止プレート81の一部の領域がリニアモータ83の可動アンカ ー82として形成されており、可動アンカーに対応してステータ84が設けられ ている。このリニアモータ83によって錠止プレート81の駆動装置78が形成 される。ステータ84の極性を切り替えることによって錠止プレート81を錠孔 21の方向へ移動させ、あるいは錠孔から離れる方向へ移動させることができる 。それによって簡単な手段で錠孔21を開放しあるいは閉鎖することができ、そ れによってさらにわずかな組み込み深さしか必要としないという利点も得られる 。
中央制御ユニット11と個々の付加的な錠26に設けられた制御装置34との間 のコミュニケーションシステム85は導体路86.87によって形成されている 。この導体路86.87は例えば絶縁層88上に取り付けられた導電性の、特に 半導電性のプラスチックから形成されている。絶縁層88と導体路86.87を ドア18上に取り付けることは、個々の層を順次ドア18の上に噴射し、あるい は蒸着することによって行われ、あるいは絶縁層88と導体路86を好ましくは 自己接着性のフィルムバンドとして形成し、このフィルムバンドをただドアの前 面及び端縁89.90に取り付けるようにすることもできる。個々のドア18の 間には、個々のドアの導体路86間を接続し、ないしは導体路86と貸金庫装置 の本体を形成する装甲壁19を接続するために、接触装置91が設けられている 。この接触装置は例えばばねで付勢された接点92を有しており、それによって 端縁89の領域の導体路86と接触することができる。それによって導体路86 間の障害のない接続と、エネルギおよび情報の伝達の際の充分な安全性を保証す ることができる。第12図に概略的に示すように、導体路の付加的な錠6の領域 はエネルギ蓄積装置93と結合されている。バッテリー等で形成することができ るこのエネルギ蓄積装置93は、いわゆるバッファ蓄積装置として用いられるの で、開放状態においても付加的な錠26の所定の機能を実施することができる。
第14図には、ドア18が開放しているときに付加的な錠26内の個々の制御装 置34にどうのようにして充分なエネルギを供給するかが示されている。そのた めに本体ないし支柱あるいは装甲壁19には導体路94が設けられており、この 導体路は例えばドア18の領域に弾性変形可能な支持層95を介在させて装甲壁 19上に設けることができる。このようにして装甲壁土に配置された導体路94 とドア18上の導体路86とを並列に接続することによって、ドア18が開放し ている場合でも、他のドア18への接続とエネルギ供給を維持することができる 。しかしまた、導体路86と87をマルチトラック状に形成することももちろん できるので、ドア18の個々の制御装置34へのエネルギの供給はそれぞれ任意 の側から行うことができ、ないしは中央制御ユニット11内の適当な制御論理回 路によって、例えば互いに重なり合って配置されている1列において1つ以上の 貸金庫2への接近を許すことを阻止するようにすることもできる。
第15図には導体路86.87を形成するのに使用される導線96が示されてい る。、この導線は支持層を形成する絶縁層88からなり、絶縁層の一方側には自 己接着層97が設けられており、反対側には導体路98.99.100が設けら れている。もちろん多数の導体路をこの絶縁層88上に互いに並列に配置するこ ともできる。そうすることによって、信号線をエネルギ供給線から分離すること ができ、ないしは異なる回路を形成してその回路を介して個々のドアに例えば交 互にエネルギを供給することも可能である。
第」6図には、貸金庫装置1のドア18上に重ねてないしは並べて配置された貸 金庫2にエネルギを供給するコミュニケーションシステムの実施例が示されてい る。ドア18上にはそれぞれ付加的な錠26が設けられており、この錠は例えば 前述の実施例と同様に形成することができる。個々の付加的な錠26にエネルギ を供給するた゛めに、コミュニケーションシステム85はワイヤレスに形成され ている。付加的な錠26間のエネルギないし情報の伝達は、付加的な錠26内に 互いに向き合って配置された伝達素子101.102を介して行われる。この伝 達素子は最も簡単な実施例においては、伝達素子に接続される光導体103の光 学的な送信器と受信器によって形成することができる。しかしまた、送信ユニッ トとして光ダイオードあるいはレーザダイオードを用い、受信ユニットとして感 光性の素子を用いることももちろん可能である。それによって異なる信号列とエ ネルギを伝達することが可能になる。エネルギの伝達は、光の波長、磁気的な波 長あるいは誘導によって行うことができる。誘導の場合には伝達素子101.1 02は適当なコイルで形成することができる。
伝達素子101.102はそれぞれの付加的な錠26内に設けられている制御装 置34と共通に接続されており、制御装置にはキーボード装置104を設けるこ とができる。このキーボード装置104を介して種々の情報を制御装置34に入 力することができる。この種の装置の利点は、貸金庫2の利用者に二重の安全が 与えられることである。というのは「顧客の錠」の他にさらに個人的なコードを 制御装置34に入力することができるからであって、そのコードがないと例えば 錠止プレート81が錠孔21を解放しない。
第17図と第18図にはすでにある貸金庫装置を自動化するための他の実施例が 示されている。すでにある装置は貸金庫2からなっており、そのドア18は機械 的な錠16を介して錠止されている。この錠16には2つの機械的なラチェット と、付加的な錠17と錠止装置15が設けられている。このラチェットには別体 の2つの錠孔あるいは共通の1つの錠孔が設けられている。すでにある非電子的 なほぼすべての貸金庫装置がこのように構成されている。一群のドア18に対し て共通の操作装置106が1つだけ設けられており、この操作装置は銀行の操作 装置から遠隔操作され、錠16の付加的な錠17を操作することができる。銀行 のシャッターを操作するために、操作装置106上には駆動装置107、例えば 回転駆動装置が設けられている。回転駆動装置は鍵108と回転しないように結 合されている。鍵108を有する駆動装置107は、ドア18の前面に対して垂 直に整合されたガイド路109内で調節駆動装置110と接続されている。この 調節駆動装置110によって鍵108を有する駆動装置107が付加的な錠17 の錠孔21に挿入される。鍵108が付加的な錠17内に係止されている場合に は、鍵は駆動装置107によって開放位置へ移動することができる。それによっ て付加的な錠17が解錠される。その後に鍵108は調節駆動装置110によっ て錠孔21から抜き出され、操作装置106が開放すべき貸金庫2から離れて非 作動位置へ移動する。この移動の間に開放されたドア18(第17図を参照)を 通過しなければならない場合でも、ガイド路111に沿って非作動位置へ移動す ることを可能にするために、操作装置106の支持アーム112はドア18に隣 接する位置からドアから離れた位置へ揺動することができる。そのために支持ア ーム112はガイド路111内へ移動可能なスライダ114の揺動軸113上に 設けられている。揺動軸113を中心に支持アーム112を揺動させるために、 揺動駆動装置115が設けられており、この揺動駆動装置115は2つの揺動軸 113のいずれかと回転移動可能に結合されている。
この中央の操作装置106によって、2つの機械的な錠によって保護されている 多数の貸金庫2を有する現在すでにある貸金庫装置1を自動化することができる ので、顧客が自分の貸金庫を開放する際に同伴する銀行員を必要としなくなる。
中央の操作装置106を介して銀行の錠の開放が行われた後に、顧客が金庫室へ 入って、その後自分の顧客キーで貸金庫を開けることができる。付加的な錠17 によって形成された「銀行の錠」は「顧客の錠」すなわち錠16が閉鎖された時 に自動的に掛かるか、あるいは顧客が金庫室を出たときに操作装置106によっ て全自動で閉鎖される。
第19図と第20図には貸金庫2のドア18内に設けられた多数の付加的な錠1 7を操作する操作装置116の他の実施例が示されている。この操作装置は主に ガイド路111に沿って移動可能なロボット117から形成されている。ガイド 路111に沿って移動するためにロボットには走行駆動装置118が設けられて おり、走行駆動装置は例えばフランジ止めされた歯車を有する電気モータから形 成され、歯車はガイド路111上に配置されたラックレール119に噛合する。
ロボット117の作業ヘッド120は、例えばテレスコープ状の円筒によって形 成された高さ調節駆動装置121を介してそれぞれ開放しようとするドア18の 付加的な錠に合わせることができる。作業ヘッド120をガイド路111に沿っ て位置決めすることは走行駆動装置118を介して行われる。
作業ヘッド120内には付加的な錠26の錠孔21に係入する鍵108を駆動す る駆動装置107が設けられている。作業ヘッド120が付加的な錠17の錠孔 21に合わせてセンタリングされた後に、調節駆動装置110を介して鍵が錠孔 21に挿入され、その後駆動装置107によって開放位置へ回動される。それに よって「銀行の錠」を形成する付加的な錠26が開放されると、調節駆動装置1 10によって鍵108は錠孔21から抜き出され、ロボット117が終端位置に 移動される。
ロボット117ないしその高さ調節駆動装置121を適当に構成することによっ て、作業ヘッド120を付加的な錠26の錠止あるいは解錠の後に貸金庫装置1 の下方の領域へ下降させることができるので、作業ヘッドは開いたドア18と衝 突する危険なしに所定の非作業位置へ移動することができる。
場合によってはまた、作業ヘッド120を揺動アーム122上に取り付けること もできるので、ロボット117は付加的な錠26を開放するために占めた位置に 留まることができ、作業ヘッド120は単に矢印123で示すように点線で示す 位置へ揺動することができるので、付加的な錠17が開けられているドア18に 自由に接近するこΣができる。
第21図には、機械的な錠16と付加的な錠17用の2つの錠孔21を有するド ア18の一部が示されている。操作装置106ないし116によって作業ヘッド 120ないし鍵108をセンタリングすることができるようにするために、錠孔 21に関するマーキング124が錠孔21に隣接して設けられており、このマー キングは作業ヘッド】20内ないしは鍵108の両側に設けられたセンサで読み 取ることができ、それによって1!108を錠の針孔21内に完璧に挿入するこ とができる。
第22図と第23図には、電場、磁場あるいは電磁場を介してワイヤレスでエネ ルギを伝達する方法が示されている。
この原理はすでにある純粋に機械的な貸金庫装置を自動化する場合に特に重要で ある。という゛のはすでにある装置にわずかしか手を加えなくて済むからである 。
第22図には貸金庫装置1の上面が示されており、貸金庫2は壁に沿って配置さ れている。部屋の中央にはアンテナ125が設置されており、アンテナは付加的 な錠26に供給するエネルギを放射すると共に、錠の制御に必要な信号データを 出力し、ないしは付加的な錠の応答信号を受信する。このアンテナも中央制御ユ ニット11と接続されている。符号126で示す線はアンテナによって放射され る領域を示すものである。
第23図には本発明の他の実施例が示されている。図は貸金庫2を有する貸金庫 装置1の壁を示すものである。ドア18上には付加的な錠26が設けられている 。貸金庫のブロックの周りにはフレームアンテナ127が設置されており、この フレームアンテナも中央制御ユニットと接続され、エネルギとデータを放出し、 同時に付加的な錠からのデータを受信する。上述の実施例のように形成された付 加的な錠26にも、例えば第9図に示すのと同様のコイルの形状の内部アンテナ が設けられており、内部アンテナはフレームアンテナ127と相互作用し、従っ てデータ及びエネルギの伝達を行う。
第24図には、第1図に概略図示するような制御装置128のブロック回路が示 されている。この制御装置には、モニター129及び入力キー装置130からな るモニター操作装置8とメモリ131と個々の制御手順をプロトコル化するため の1つあるいは多数のプロトコルプリンタ12が設けられている。モニター12 9、入力キー装置130、メモリ131及びプロトコルプリンタ12の論理処理 と、制御指令をネットワークコントローラ132に出力することは中央制御ユニ ット11を介して行われる。このネットワークコントローラ132には、それぞ れ個々の貸金庫2に設けられた専用コンピュータ(そのうちの1つが符号133 で示されている)が導線134を介して接続されている。各ネットワークコント ローラには設計によって2048までの専用コンピュータを接続することができ る。ネットワークコントローラ132と専用コンピュータ133との接続は、電 流供給と半二重データ伝送を有する4線セーフバス135(例えばR3422) を介して行われる。中央制御ユニット11とモニター129ないし入力キー装置 130、及びメモリ131とプロトコルプリンタ12との接続は、例えばR32 32あるいはR3422などのシリアル標準インターフェースを介して行うこと ができ、あるいは自由に設定可能なプロトコルプログラムに従って行うことがで きる。
さらにまた、前出の図面を用いて説明したように、ネットワークコントローラ1 32とそれに付属する専用コンピュータとの接続は、例えば変調された赤外線や 光導体などの光学的な接続を介して、あるいは例えば誘導性の磁場を介して、あ るいは高周波を介して行うことができ、それについては特に第3図、第9図、第 10図及び第22.23図を参照することができる。
付加的な伝達が可能であることが、ネットワークコントローラ132とそれに付 属する専用コンピュータ133との間に薄く記入された波線で示されている。
さらにまた、シリアルインターフェースあるいは他のバスシステム136を介し て中央制御ユニットを大型コンピュータ装置137と接続することもできる。
第25図には専用コンピュータモジュールの原理的な構造が示されている。セー フバス135あるいは光学的ないし磁気的なコミュニケーションシステム40を 介して(波線で示される)エネルギ変換器139及びデータ送信気と受信器14 0(それぞれ変換阻止38を形成する)にエネルギないし情報が供給される。こ れらは適当に受は入れられ、後段に設けられている専用コンピュータ133で処 理可能な形式に変換される。その場合にエネルギは導線141を介して、情報は 導線142を介して専用コンピュータ133に供給される。
専用コンピュータ133には、場合によっては増幅器143を介在させて付加的 な錠26の駆動装置144が設けられている。さらに、専用コンピュータ133 は測定値発生器60.61.62及び80と接続されている。測定値発生器60 によって、錠が錠止されているか解錠されているかを検出することができる。測 定値発生器61によれば、例えば予期しない高さの、ないし許容できない高さの 温度が生じており、それによって例えば不法に開放しようとする試みがなされて いるかどうかを検出することができる。測定値発生器62によれば、ドア18が 開放しているか閉鎖されているかを検出することができる。測定値発生器80は 容量性のセンサによって形成する4とができ、容量性のセンサは破壊防止手段と して作用する。個々の測定値発生器から来る信号は、専用コンピュータ133で チェックされ、場合によっては有効性の確認が行われ、導線142を介してデー タ送受信器140に供給される。そこでそれぞれのプロトコルに従ってセーフバ ス135に合わせたフォーマットに変換されて、セーフバス135を介して中央 制御ユニット11へ伝達される。
中央制御ユニット11からデータ送受信器140への信号の伝達、ないしデータ 送受信器から逆に中央制御ユニットへの伝達はクロックパルスを適当に変化させ ることによって行うことができる。
この種の制御及び監視方法の手順が第26図から第28図のセーフバス135の 信号列で示されている。第26図においてはパルスの流れが示されており、縦軸 には電圧がボルトで示され、横軸には時間がミリ秒で示されている。導線142 の信号水準は例えば15ボルトであって、専用コンピュータ133はオープンコ レクタ出力を介して電圧を約0.25m5の間隔で0ボルトに減少させる。それ によって連続したクロックパルス148が形成される。
導線142におけるこの論理的な電圧の推移は、ネットワークコントローラ13 2に多数の専用コンピュータ133.145.146.147が接続されている 場合には、第27図ないし第28図に示す形状に変化される。専用コンピュータ を区別するために、専用コンピュータにはシステム内在のアドレスが設けられて いる。すなわち専用コンピュータ133のアドレスは「0」で、専用コンピュー タ145.146.147のアドレスは「1.2.3」である。2つの図におい て導線142における電圧の推移は第26図の場合と同様である。なお、第27 図の電圧の推移は専用コンピュータ133によってもたらされた変化を示し、第 28図の電圧の推移はさらにネットワークコントローラ132によってもたらさ れることのある電圧推移の変化を示している。ネットワークコントローラ132 と専用コンピュータ133のブロック回路図を用いて後述するように、各専用コ ンピュータ133はクロックパルス148を計数する。なお、制御方法を説明す るための前提として制御シーケンスは時点10で開始され、すなわち導線142 の電圧が0ボルトから15ボルトに上昇することによって、アドレス「0」を有 する貸金庫に設けられた専用コンビコータ133 (第24図では専用コンピュ ータの右のグループで示される)が応答したことを知ることができる。貸金庫が 秩序通りに閉鎖されると(本実施例ではそれを前提としている)、専用コンピュ ータ133によって導線142の電圧レベルが、点線で示すように0.75m5 経ってからではなく0.5ms後にもう0ボルトに低下される。
ネットワークコントローラ132も導線142に接続されているので、ネットワ ークコントローラがこの早すぎる電圧降下を検出して、従ってこれを貸金庫のド アが秩序通りに閉鎖されているという専用コンピュータ133の返事であると決 定することができる。
1msが経過した後に導線142の電圧が15ボルトに上昇し、それによって専 用コンピュータ145(第24図)が応答する。内部アドレス「1」を有するこ の貸金庫が開放されていると、導線142の電圧の推移は不変であって、従って 15ボルトの電圧が0.75m5にわたって印加される。
それによってネットワークコントローラ132は、アドレス「1」を有する貸金 庫のドアが開いたことを検出することができる。それによってクロックパルス1 49は第26図に示すクロックパルスの推移に比べて変化しない。
クロックパルス149によって導線142の電圧が再び15ボルトに上昇した後 に、それによって内部アドレス「2」を有する第3の貸金庫の専用コンピュータ 146が能動化される。その場合には専用コンピュータ146に対応する貸金庫 が故障しているということになる。それに従ってクロックパルス150は例えば 0.25m5後に入力され、導線142の電圧はこの時の後に再び0ボルトまで 低下する。それによってネットワークコントローラ132は、アドレス「2」を 有する貸金庫が故障していることを識別することができる。
クロックパルス150の終了後に電圧は再び15ボルトに上昇し、それによって アドレス「3」を有する他の専用コンピュータ147が能動化される。この場合 にも専用コンピュータ133の場合と同様に、貸金庫のドアが開放していること が検出される。それに応じてクロックパルス151は0゜5 m s後に入力さ れる。
この分野の当業者にとって明らかなように、導線142の電圧の推移ないしクロ ックパルスのこのような変化によって上述の種々の状態以上のことを説明するこ とができる。すなわち特に、例えばクロックパルスが0.1msに短縮された場 合に、ネットワークコントローラ132に貸金庫が不法に開けられたことを伝え ることができる。あるいはまた、不法に開放された場合に専用コンピュータ13 3ないし145あるいは146あるいは147が開放したドアに対応するただ1 つの信号ないしクロックパルス148あるいは151を出力するようにすること も可能で、その場合にはネットワークコントローラ132は内部での比較によっ て、貸金庫を開けることのできる解放資格が存在するかどうかを検出することが できる。この種の解放が存在しない場合には、ネットワークコントローラ132 はシステム全体にアラーム信号を発生させる信号を出力することができる。その 場合に、クロックパルスの出力は、ドアの開閉を示す測定値発生器によってだけ でなく、他の測定値発生器60.61及び80によっても能動化することができ る。
さらに第28図にはネットワークコントローラからそれぞれの専用コンピュータ 133.145.146および147に銀行の錠を開放する情報をどのようにし て伝達することができるかが示されている。このことは、2つのクロックパルス 148〜151の間にある電源電圧が15ボルトの代わりに10ボルトしかない ことによって行われ、このことは第28図において時点toのクロックパルスと クロックパルス148との間、ないしはクロックパルス150とクロックパルス 151との間で示されている。
第29図にはネットワークコントローラ132のブロック回路図が示されている 。ネットワークコントローラは例えば+24ボルトを有するエネルギ源に接続さ れており、このエネルギ源を介して、場合によっては適当な電圧変換器ないし調 節器を介して、マイクロプロセッサ152にエネルギが供給される。エネルギ源 から電圧変換器を介して導線142に保護抵抗153を介して15ボルトの基準 電圧が供給される。
クロックパルスを発生させるために、クロック制御素子154、開放素子155 及び受信素子156が同時に導線142とも接続されている。マイクロプロセッ サ152の指令に従って例えば1msの間隔(この間隔はもっと小さくてももっ と大きくてもよく、例えば5 m s )でクロック制御素子154 (例えば トランジスタ)が作動され、このクロック制御素子はオーブンコレクタ出力15 7を有し、それによって導線142の電圧が0に減少される。予め設定された固 定のクロック長さに従ってクロック制御素子154への給電が中断され、その後 導線142の電圧が再び15ボルトに上昇する。
2つのクロックパルス間で応答した貸金庫に、その貸金庫が開放されるという指 令ないし報告を伝達しようとする場合には、開放素子155 (これもオーブン コレクタ出力を有する)を介して、例えば10ボルトのしきい値に設定されてい るZダイオードなどの電圧制限素子158を介して導線142の電圧を10ボル トに制限することができる。それによって第28図に示す形状の電圧の推移を得 ることができ、その際の導線の電圧が低いことによって専用コンピュータは駆動 装置144を開放すべきことを認識することができる。
第30図には、導線142に接続された専用コンピュータ133のブロック回路 図が示されている。個々の情報を評価するために、場合によってはマイクロプロ セッサが設けられている。専用コンピユータ133全体は導線142を介して電 圧を供給され、そのためにフィルタ素子160と電圧調節器161が設けられて いる。さらにマイクロプロセッサ159は2つのしきい値スイッチ162.16 3を介して導線142と接続されている。この場合に、それぞれ入力164を介 して基準電圧を供給される比較素子を用いることもできる。
それぞれ導線142に印加されている電圧に従ってしきい値スイッチ162ない ししきG〒値スイッチ163を介して信号がマイクロプロセッサ159に出力さ れる。入力164に印加される基準値がしきい値スイッチ162では10ボルト 以上、しきい値スイッチ163では5ボルト以上に調節されることによって、マ イクロプロセッサ150によって3つの異なる電圧状態を識別することができる 。すなわち電圧0はしきい値スイッチ162.163に信号がないことを示し、 15ボルトは少なくともしきい値スイッチ162の出力に信号があり、場合によ ってはしきい値スイッチ163の出力にも信号があることを示し、10ボルトは しきい値スイッチ163の出力にだけ信号が印加されていることを示している。
第26図から第28図に示す入力状態に従って、しきい値スイッチ163に接続 されている導線に信号が印加されることは、駆動装置】44に場合によっては増 幅器143を介して給電すべきことを意味している。駆動装置144によって差 し錠を引き戻すことによって測定値発生器を能動化させて、マイクロプロセッサ 159に「銀行の錠ないし差し錠の開放」を伝達する。それに従って駆動装置1 44の応答時間が同一あるいはより長い場合には次の検出サイクルで15ボルト の基準電圧をクロックパルス】48ないし151で早めに0ボルトに低下させる 。このことはオーブンコレクタ出力157及びオーブンコレクタ出力と導線14 2間に設けられたコンデンサ165を介して行われる。さらに貸金庫のドアの開 放後に測定値発生器80によって、ドアが開放していることを検出することがで き、その後クロックパルス149に従って(すなわち通常のクロックパルスに対 して変化なしに)導線142の電圧が0ボルトに降下する。
従ってこのように比較的簡単に構成されたユニットによって、回路技術的に高度 な労作を必要とせず、特にわずかな導線の消費で、多数の専用コンピュータにエ ネルギと情報を供給することができる。マイクロプロセッサ159と導線142 の間にさらにコンデンサ165を介在させることによって、専用コンピュータ1 33が故障した場合でも他の専用コンピュータ145.146.147をブロッ クせずに、装置の駆動を維持することが保証される。
第31図には専用コンピュータ146の他のブロック回路図が示されている。導 線142からの情報を専用コンピュータ146に伝達するために、例えば第9図 から第11図の実施例を用いて説明したように、誘導性のループ166.167 が互いに対応して設けられている。誘導性ループ167から出る導線69は専用 コンピュータ146に接続されている。
マイクロプロセッサ159にエネルギを供給するためにフィルタ素子160、例 えば整流器が設けられており、整流器の後段には電圧調節器161が接続されて いる。電圧調節器161とマイクロプロセッサ159間を接続する導線と並列に エネルギ蓄積装置168を設けることもできる。このエネルギ蓄積装置は好まし くはバッテリーで形成される。マイクロプロセッサにはクロック制御素子169 が設けられており、それによって内部の計算工程の制御が行われる。マイクロプ ロセッサ159に情報を供給するために、導線69は受信器170及び変換素子 171と接続されており、変換素子はマイクロプロセッサ159と共通に接続さ れている。マイクロプロセッサ159の出力は変換素子172と送信器173に 接続されている。
さらに、図に概略的に示すように、マイクロプロセッサ159にコード化ユニッ ト174を接続することができ、このコード化ユニットによって専用ナンバーを 入力しないしはプログラムすることが可能になる。
さらにマイクロプロセッサ159は測定値発生器61、例えば容量性センサと接 続されており、これは評価素子175と発振器176を介してマイクロプロセッ サ159に接続されている。さらにまた、リング導線177を破壊保護手段とし てマイクロプロセッサ159に接続することもできる。その場合には測定値発生 器60と80を介して、差し錠が開放しているか閉鎖しているか、及び貸金庫2 のドアを開放すべきか閉鎖すべきかを識別することができる。
切り替え素子178、例えばオープンコレクタ出力を介して切欠き77を有する マスク74を操作する駆動部材144ないし78に信号を供給することができる ので、鍵で操作するために錠孔21を開放しあるいは閉鎖することができる。
第32図には貸金庫20ドア18上に固定された錠17と付加的な錠17が示さ れている。ドア18は、すでに前出の図面を用いて説明したように、例えば装甲 壁19に固定される。錠16には差し錠24が設けられており、それによってド ア18を装甲壁19に対して錠止することができる。初めから設けられている付 加的な錠17は機械的な2錠システムでは銀行錠として用いられるものであり、 この付加的な錠には差し錠179が設けられ、差し錠は本実施例においては付加 的な錠26をドア18上の所定位置に固定するために用いられる。付加的な錠1 7の鍵22を回動させることによって差し錠179を引き戻し、それによって付 加的な錠26と固定結合されている保持部材180が自由にされる。それによっ て例えば故障の場合には貸金庫の所有者がいなくても付加的な錠26を交換する ことができる。付加的な錠26を固定するためにガイドピン181が用いられる 。
貸金庫2を遠隔操作で解放することができる付加的な錠26には錠止ビン27が 設けられており、錠止ビンはばね182によって差し錠24から離れるように押 圧される。貸金庫の顧客が貸金庫2を利用した後に錠止ビン27をばね182の 作用に抗して実線で示す位置へ圧入し、この位置においては錠止ビンは同様にば ねで付勢されている錠止ビン183によって固定されて、差し錠24側の端部が 錠止ビン183に噛合して、移動ができなくなる。貸金庫の顧客が貸金庫をまた 使用しようとする場合には、錠止ビン27を錠止ビン183を引き戻すことによ って、例えば電磁石によって形成された駆動装置184を介して点線で示す位置 へ引き戻し、その後に錠止ビン183同様に点線で示す位置へ移動させ、差し錠 24を錠16と共に移動させることができる。このように構成することによって 、機械的な2つの錠を有する貸金庫に後から装備する場合に、遠隔操作では操作 できない銀行の錠でも遠隔操作される銀行の錠のための非常操作手段として用い ることができる。
FIG、2 FIG、5 B FIG、i7         RG、18FIG、19         F IG、20FI0.22           FIo、23補正書の翻訳文提 出書 (特許法第184条の8) 平成2年11月6 日 特許庁長官 植 松   敏 殿 1 特許出願の表示 PC−T/AT8910 OO45 2発明の名称 3 特許出願人 名称  ケバ ゲゼルシャフト ミツト ベシュレンクテルハフツング ラント  コンパニー 補正書の翻訳文                 1通浄書(内容に変更なし ) 補正された請求の範囲 1)多数の貸金庫を有し、貸金庫には機械的な錠を備えた錠止装置を有する専用 のドアがそれぞれ設けられている貸金庫装置において、 錠止装置(15)には錠(16)に対応して付加的な錠(17)が設けられ、付 加的な錠には錠止装置(15)を駆動する電気的な駆動装置(29)が設けられ ており、錠止装置(15)には機械的な錠(16)への接近をブロックする非作 動位置と、接近を自由に行わせる開放位置とが設けられており、 付加的な錠(17)が固定手段(31)を介して貸金庫(2)のドア(18)上 の機械的な錠(16)の針孔(21)の前に固定されていることを特徴とする多 数の貸金庫を有する貸金庫装置。
2)多数の貸金庫を有し、貸金庫には機械的な錠を備えた錠止装置を有する専用 のドアがそれぞれ設けられている貸金庫装置において、 錠止装置(15)には錠(16)に対応して付加的な錠(17)が設けられてお り、付加的な錠には錠止装置(15)を駆動する駆動装置(29)が設けられて おり、錠止装置(15)には同装置の調節移動ないし機械的な錠(16)の調節 移動をブロックする非作動位置と、調節移動を自由に行わせる開放位置が設けら れており、付加的な錠(17)がドア(18)の貸金庫(2)の内部とは反対の 外側に設けられ、固定手段(31)を介してドアと結合されていることを特徴と する多数の貸金庫を有する貸金庫装置。
3)個々の貸金庫(2)の付加的な錠(17)が制御装置(128)及び/ある いは中央制御ユニット(11)と接続されていることを特徴とする請求の範囲第 」項あるいは第2項に記載の貸金庫装置。
手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 PCT/AT8910 OO45 平成1年特許願第504844号 Z 発明の名称 多数の貸金庫を有する貸金庫装置 l 補正をする者 事件との関係   特許出願人 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、補正命令の日付 6、補正の対象 明細書及び請求の範囲の翻訳文 7、補正の内容 明細書、請求の範囲の翻訳文の浄書(内容に変更なし) 8、添付書類の目録 明細書及び請求の範囲の翻訳文  各 1 通手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 PCT/AT89100045 平成1年特許願第504844号 λ 発明の名称 多数の貸金庫を有する貸金庫装置 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、補正命令の日付 6、補正の対象 特許法第184条の8の規定による 補正書の翻訳文 7、補正の内容 補正書の翻訳文の浄書(内容に変更なし)8、添付書類の目録 補正書の翻訳文           1 通国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)多数の貸金庫を有し、貸金庫には機械的な錠を有する錠止装置を備えたそれ ぞれ専用のドアが設けられている貸金庫装置において、 錠止装置(15)に錠(16)に対応する付加的な錠(17)が設けられており 、付加的な錠に錠止装置を駆動する電気的な駆動装置(29)が設けられており 、錠止装置(15)に機械的な錠(16)への接近ないしその調節をブロックす る非作動位置と、その接近ないし調節を自由にさせる開放位置が設けられている ことを特徴とする多数の貸金庫を有する貸金庫装置。 2)個々の貸金庫(2)の付加的な錠(17)か制御装置(128)及び/ある いは中央制御ユニット(11)と接続されていることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の貸金庫装置。 3)付加的な錠(17)がドア(18)の貸金庫(2)の内部とは反対の側に設 けられており、固定手段(31)を介してドアと結合されていることを特徴とす る請求の範囲第1項あるいは第2項に記載の貸金庫装置。 4)付加的な錠(17)が固定手段(31)を介して貸金庫(2)のドア(18 )の機械的な錠(16)の鍵孔(21)の前に固定されていることを特徴とする 請求の範囲第1項から第3項のいずれかに記載の貸金庫装置。 5)固定手段(31)が付加的な錠(17)に設けられた自己接着性の接着層( 32)によって形成されることを特徴とする請求の範囲第1項から第4項のいず れかに記載の貸金庫装置。 6)固定手段(31)がドア(18)の機械的な錠(16)と共働する保持機構 によって形成されることを特徴とする請求の範囲第1項から第5項のいずれかに 記載の貸金庫装置。 7)錠止装置(15)に回転差し錠(51)が設けられ、回転差し錠に付加的な 錠(26)から突出する操作ヘッド(54)と錠止プレートの開口部(53)を 貫通する錠止舌片(52)が設けられ、錠止舌片が回転差し錠(51)上に配置 されており、 錠止舌片(52)に開口部(53)と整合する開放位置と開口部に対して回動さ れた閉鎖位置とが設けられており、回転差し錠(51)に、回転差し錠の閉鎖位 置に向いた付勢力を与えるばね装置(56)と錠止部材(55)とを有する停止 装置(57)が設けられており、錠止部材は差し錠(59)及び駆動装置(58 )と共働することを特徴とする請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載の 貸金庫装置。 8)錠止装置(15)にドア(18)に対して垂直に配置され調節可能な錠止ピ ン(27)が設けられており、錠止ピンが差し錠(24)に嵌入する非作動位置 においてばね装置(30)を介して機械的な錠(16)の差し錠(24)と反対 の方向に向けられた付勢力を与えられ、差し錠によってこの非作動位置に保持さ れ、差し錠には錠止ピン(27)に対して垂直に調節可能に軸承された電気的な 駆動装置(29)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項から第7 項のいずれかに記載の貸金庫装置。 9)錠止装置(159にドア(18)に対して垂直に配置され調節可能な錠止ピ ン(27)が設けられており、錠止ピンはばね装置(30)を介して機械的な錠 (16)の錠止部材(24)と反対の方向に向けられた付勢力によって差し錠( 24)に嵌入する非作動位置に保持され、駆動装置(29)によってばね装置( 30)の作用に抗して調節移動可能であることを特徴とする請求の範囲第1項か ら第8項のいずれかに記載の貸金庫装置。 10)付加的な錠(26)をドア表面に対して垂直に貫通する錠止装置(15) の開口部が、機械的な錠(16)の鍵孔(21)を覆うように配置されているこ とを特徴とする請求の範囲第1項から第9項のいずれかに記載の貸金庫装置。 11)付加的な錠(17)に、鍵孔(21)に対して調節可能で駆動装置(78 )と接続された少なくとも1つのマスク(74)が設けられていることを特徴と する請求の範囲第1項から第10項のいずれかに記載の貸金庫装置。 12)ドア(18)の前の多数の付加的な錠(17)に対して駆動装置(107 )が設けられており、駆動装置が付加的な錠に対して調節可能な操作装置(10 6)内に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第11項のいず れかに記載の貸金庫装置。 13)駆動装置(107)が付加的な錠(17)の鍵(108)と移動結合され ており、鍵が操作装置の(106)の内部にある非作動位置と外部にある錠止位 置とを有することを特徴とする請求の範囲第1項から第12項のいずれかに記載 の貸金庫装置。 14)固定手段(31)及び/あるいはマスク(74)及び/あるいは付加的な 錠(17)及び/あるいは操作装置に対して制御装置(34)と接続された測定 値発生器(61、62)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項か ら第13項のいずれかに記載の貸金庫装置。 15)非作動位置にある錠止装置(50)、特にマスク(74)に対して測定値 発生器(60)が設けられており、測定値発生器はマスク(74)を非作動位置 から調節移動するときに能動化されることを特徴とする請求の範囲第1項から第 14項のいずれかに記載の貸金庫装置。 16)付加的な錠(17)に対して設けられた測定値発生器(61、62)が、 貸金庫のドア(18)から離れるときに能動化されることを特徴とする請求の範 囲第1項から第15項のいずれかに記載の貸金庫装置。 17)制御装置(34)ないし専用コンピュータ(133)が変換素子、例えば 変調器あるいは復調器を介して、専用コンピュータ(133)ないし制御装置( 34)とエネルギ源及び/あるいは中央制御ユニット(11)との間でエネルギ 及び/あるいは信号を伝達するコミュニケーションシステムと接続されているこ とを特徴とする請求の範囲第1項から第16項のいずれかに記載の貸金庫装置。 18)コミュニケーションシステム(85)は、制御装置と接続され装甲壁(1 9)に対して絶縁された導線(72)と貸金庫装置(1)の装甲壁(19)によ って形成されることを特徴とする請求の範囲第1項から第17項のいずれかに記 載の貸金庫装置。 19)導線(72)が貸金庫(2)のドア(18)上に絶縁層(88)を介在さ せて配置された導体路(86、87)によって形成されることを特徴とする請求 の範囲第1項から第18項のいずれかに記載の貸金庫装置。 20)導体路(86、87)が導電性の、特に半導電性のプラスチックから形成 されることを特徴とする請求の範囲第1項から第19項のいずれかに記載の貸金 庫装置。 21)ドア(18)及び/あるいは本体間の導体路(86、87)の接続が接触 装置(91)を介して行われることを特徴とする請求の範囲第1項から第20項 のいずれかに記載の貸金庫装置。 22)導線(96)が光導体(103)によって形成され、ドア(18)及び/ あるいは装甲壁(19)間に光導体をワイヤレス接続する伝達素子(101、1 02)が配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第21項のいず れかに記載の貸金庫装置。 23)伝達素子(101、102)に揺動可能な光学手段が設けられていること を特徴とする請求の範囲第1項から第22項のいずれかに記載の貸金庫装置。 24)2つの導体路(86、87)が設けられており、ドア(18)上に配置さ れた導体路(86)はドア(18)が閉鎖されているときに一方の導体路と、開 放されているときに他方の導体路(94)と共通に接続されることを特徴とする 請求の範囲第1項から第23項のいずれかに記載の貸金庫装置。 25)接触装置(91)がドア(18)の上及び本体を形成する装甲壁(19) の上あるいはドア(18)間に互いに整合して配置された接点(92)によって 形成されることを特徴とする請求の範囲第1項から第24項のいずれかに記載の 貸金庫装置。 26)付加的な錠(26)とエネルギ源(42)及び/あるいは中央制御ユニッ ト(11)とのコミュニケーションシステム(85)がワイヤレスで行われるこ とを特徴とする請求の範囲第1項から第25項のいずれかに記載の貸金庫装置。 27)接触装置(91)がドア(18)及び本体ないしその装甲壁(19)上に 配置された誘導性あるいは容量性の伝達装置によって形成されることを特徴とす る請求の範囲第1項から第26項のいずれかに記載の貸金庫装置。 28)コミュニケーションシステム(85)に、制御装置(128)と接続され た受信器(170)と、受信器から離れてエネルギ源及び/あるいは中央制御ユ ニットと接続された搬送光線及び/あるいは搬送振動及び/あるいは例えば熱、 光、音響、磁力などの場を送信する送信器(173)が設けられていることを特 徴とする請求の範囲第1項から第27項のいずれかに記載の貸金庫装置。 29)エネルギ源(42)と付加的な錠(26)との間のコミュニケーションシ ステム(40)に送光器と受光器、特に赤外線の送光器と受光器が設けられてい ることを特徴とする請求の範囲第1項から第28項のいずれかに記載の貸金庫装 置。 30)中央制御ユニット(11)と付加的な錠(26)との間のコミュニケーシ ョンシステム(40)に、搬送光線に情報を重畳しかつ搬送光線から情報を分離 する変換素子が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項から第29項 のいずれかに記載の貸金庫装置。 31)付加的な錠(26)が、ドア(18)内に設けられた錠(16)と場合に よっては付加的な錠(47)のための鍵孔(21)を覆うことを特徴とする請求 の範囲第1項から第30項のいずれかに記載の貸金庫装置。 32)付加的な錠(26)あるは1群の付加的な錠が入力及び/あるいは読み取 り装置と接続されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第31項のいず れかに記載の貸金庫装置。 33)コミュニケーションシステム(40)の導線(33)が付加的な錠(26 )のハウジング(48)内に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項 から第32項のいずれかに記載の貸金庫装置。 34)互いに隣接するドア(18)の付加的な錠(26)のハウジング(48) が接触装置(91)を介して互いに接続されていることを特徴とする請求の範囲 第1項から第33項のいずれかに記載の貸金庫装置。
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