JPH03505045A - 皮膚を処置するためのアプリケータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮膚を処置するためのアプリケータ 本発明は、請求の範囲第１項の上位概念に記載のアプリケータに関する。

ドイツ連邦共和国特許公開第３１２２５１６号明細書により公知である道具にお いては、閉ｆｌｉ部材が押しピストンを受容しており、該押しピストンによって 、頭皮を処置するための媒体が道具から押し出される。

道具を開放する際に、シリンダ内室は、処置媒体を傾倒あるいは押し込みによっ て充填しなければならない、媒体の正確な調量は不可能である。

ドイツ連邦共和国実用新案登録第１８０３６４２号明細書には、頭髪の根に材料 を塗布するための道具が記載されている。この道具は、貯蔵場にねじ嵌められて いる。処置剤の正確な調量は不可能である。

本発明の課題は、手持ち道具として使用され、かつ処置剤の正確な調量を生ぜし めることのできる、前述の形式のアプリケータを提供することである。この要求 は、規定される時間に正確な所定の調量を行おうとする薬剤の適用において特に 重要である。

本発明により、このような課題は、請求の範囲第１項に記載されている技術杓な 構成によって解決される特に有利には、閉鎖部材が、シリンダ内に定置の、所定 の容量を有するシリンダ内室を制限しており、さらに逆流止め部材を形成されて いる中央の充填開口を有している。貯蔵場又は貯蔵チューブを使用して、シリン ダ内室を、正確に調量された量の処置媒体で満たすことができる。逆流止め部材 は、充填後に処置媒体の流出を阻止する。

アプリケータの本発明による構成は、貯蔵容器へのアプリケータの取付けを許す 。さらに、有利には、アプリケータの充填後に、このアプリケータを貯蔵容器か ら切り離して、手持ち道具として使用することができる。

有利には、ｌＳ！鎖部材によって”閉鎖されるシリンダ内室の容量が、０．１〜 ５ｍｌ、有利には０．２５〜２．５ｍｌの範囲に位置している。

有利な構成によれば、逆流止め部材が、逆流止めブツシュとして形成されている 。この逆流止めブツシュは、中央の充填開口からシリンダ内室まで延びており、 さらに充填後に、かつアプリケータの回転後に流出を阻止する。

アプリケータの別の有利な構成によれば、ケージによって取り囲まれてた充填開 口に形成されている弁座に、自由に位置する弁体が配置されている。特に有利に は、弁は円錐弁として形成されている。

皮膚処置のために設けられた化粧剤又は薬品はしばしば、ポンプ又はディスペン サー機構を有している壜、特にプラスチック場内に供給されるので、特に有利に は、アプリケータは、このようなディスペンサー又は貯蔵容器と一緒に使用でき るように形成されている、このために、閉鎖部材に、貯蔵容器又は貯蔵場のため の少なくとも１つの係合するすベリ嵌め部が形成されている。

有利には、閉鎖部材が、シリンダの開放する端面に嵌め込み可能に形成されてい る。閉鎖部材は、例えば打ち付は又は超音波溶接によってシリンダと不動に結合 されている。別の構成によれば、閉鎖部材は外ねじ山を、かつシリンダが内ねじ 山を有している。

より良い処置のために、シリンダの局面に縁飾りが設けられている。

アプリケータを保護するために、シリンダに取り付けられる保護キャップが設け られている。

アプリケータは、端面で開口するシリンダを有しており、該シリンダは閉鎖部材 によって閉鎖可能である。シリンダ°の内側には、この形式で貯蔵室が形成され る。シリンダの端壁には、軸方向に延びる内実−及び中空ビンが形成されている 。中空ビンがシリンダ内室に開口しており、さらに先端には開口を有している。

このアプリケータを使用する際には、シリンダ内に入れられた薬剤又は化粧剤は 中空ビンを通って、処置すべき皮膚に引き渡され、かつシリンダに配置された内 実ビンを介する相応のマツサージ運動によって皮膚内にすり込まれる、中空ビン の横断面の設計によって、規定の薬剤又は化粧剤のための調量を調整することが できる。

有利には、内実−中空ビンは円錐形に形成されている。

安定性を高めるために、半径平面内で内実ビンの直径は、中空とュ／の直径より 小さく構成されている。良好なマツサージ効果を得るために、内実ビンの先端は 丸くされている。

有利な形式で、中空ビンの先端は丸くされており、さらに開口はクロスギャップ として形成されている。

特に有利な処置効果は、それぞれの内実−及び中空ビンが端壁において、同心的 な円上に交番的に配置されている。しかも、大きな直径の円（縁周）は内実ビン を有しており、端壁の中心点には中空ビンが配置されている。

皮膚表面、特に頭皮の隆起に適合するために、内実−及び中空ビンの先端は球包 絡面上に位置している。

本発明の実施例を、図面を用いて以下に説明する。

但し、 第１図はアプリケータのシリンダの断面図、第２図は第１図に示されたシリンダ の平面図、第３Ａ図及び第３Ｂ図はシリンダのための閉ｔ１１部材の実施例の断 面図及び平面図、第４Ａ図−第４Ｃ図は逆止弁を宥する閉鎖部材の図面、第５図 はシリンダの構成の詳細を示す拡大図、第６図は保護キャップの断面図である。

第１図に示すように、端面２に開放するシリンダ１が設けられている。シリンダ の端１１ｉ４から、軸方向の内実ビン５及び中空ビン６が延びている。

シリンダの開放する端面２は、閉鎖部材３によって閉鎖可能であり、この閉鎖部 材の実施例が第３Ａ図及び３１３８図及び第４Ａ−４Ｃ図に示されている。この 閉鎖部材３は、シリンダ１と不動に、かつ解離不能に結合されている。Ｉ！！示 の実施例において、シリンダ１は内ねじ山１６を、閉鎖部材３の実施例は外ねじ 山１５を有しており、従ってこれらの両部材を互いにねじ結合することができる 。しかも、これら両部材の間には、第１図及び第５図に示された中空室７が残さ れている 特に、第５図から判るように、中空ビン６は貯蔵−又は中空室７に開口しており 、かつ中空ビンの先端９に開口８を有している。中空−又は貯蔵室７内に存在す る化粧剤又は薬品は、アプリケータを使用する際に中空ビン６を通って、処置す べき皮膚部分上に流出し、さらにマツサージ運動によって内実ビン５を介して皮 膚内にすり込まれる。

Ｎ２図に示すように、内実ビン５と中空ビン６とは同心的な円上に配置されてい る。外側の円１２は内実ビン５を、かつそれに続（円１３が中空ビン６を剪して いる。中心には、中空ビン６が設けられている。

Ｎ１図に示すように、内実及び中空ビンは、種々の長さを有している。全ての内 実及び中空ビンの先端が球包絡面に位置しているように構成されており、該球包 絡面は１ｉｉ１図において符号１４で概略的に示されている。

第３Ａ図及びｌ１３Ｂ図に示された閉鎖部材３は、中央に充填開口１７を有して いる。さらに、閉鎖部材３にすべり嵌め緑１８及び１９が設けられている。ｌ１ ａＡ及び第３Ｂ図に示されるように、充填開口１７が逆流止めブツシュ２０によ って取り囲まれている。この逆流止めブツシュ２０は、アプリケータの使用時に シリンダ中空室７内に送出された液体が再び充填開口１７を通って流出すること を阻止する。

第４八−第４Ｃ図に示された閉鎖部材３においては、逆流を阻止するために逆止 弁が設けられている。第４Ａ及び第４Ｂ図に示すように、充填開口１７の開口端 部に円錐弁座２１が形成されている。この円錐弁座２１の周りに、複数の円錐弁 −ケージフック２３が配置されている。ケージフック２３が円錐弁座２１と一緒 に一つのケージを形成している。このケージ内に、第４Ｃ図に示された円錐弁２ ２が張り出して配置されている。　第５図に示すように、中空ビン６の先端９に おける開口８はクロスギャップ１１として形成されている。同様にｊｌｉＳ図か ら判るように、内実ビン５の先端１０は丸くされている。さらに第５図に示され るように、内実−及び中空ビンは円錐形状を有している。同じ半径方向平面にお いて、中空ビン６の直径は、内実ビン５の直径より大きい、 第５図は、シリンダ１における縁飾り２ＯＡの構成を示す。

薬剤又は薬品を入れられ、かつポンプ−又はディスペンサー機構を有するプラス チック壜を使用する場合には、閉鎖部材３は、すべり嵌めにおいて、前記プラス チック壜の送出端部を受容することができる。使用に際しては、シリンダ１を閉 鎖部材３にねじ締める必要がある。

第６図は、特に、内実−及び中空ビン５及び６の先端を保護するために、第１図 に示されるシリンダ１にかぶせ嵌めることができる閉鎖キャップ２５の断面図を 示す。

国際調査報告

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．薬剤の、及び美容の材料によって皮膚、特に頭皮を処置するためのアプリケ ータであって、端両側で関口するシリンダと、その開口端面側のための閉鎮部材 とを有しており、、シリンダの胸壁から内実−及び中空ビンが軸方向で延びてお り、それらのうち中空ピンがシリンダ室に開目していてかつ先端に開口を有して いる形式のものにおいて、閉鎖部材（３）がシリンダ（１）内で定置の、予め規 定された容量を制限しており、さらに逆流止め部材（２０，２１，２２，２３） を形成している中央の充填開口（１７）を有していることを特徴とする、皮膚を 処置するためのアブリケータ。
2. ２．閉鎖部材（３）によって閉鎖されるシリンダ内室（７）の容量が、０．１〜 ５ｍｌ、有利には０．２５〜２，５ｍｌの範囲に位置している請求項１記載のア プリケータ。
3. ３．逆流止め部材が、逆流止めブッシュ（２０）として形成されている請求項１ 又は２記載のアブリケータ。
4. ４．ケージ（２３）によって取り囲まれている充填開口（１７）における弁座（ ２１）に、張り出して位置する弁体（２２）が配置されている請求項１又は２記 載のアブリケータ。
5. ５．弁（２１，２２）が円錐弁である請求項４記載のアブリケータ。
6. ６．閉鎖部材（３）には、貯蔵容器又は貯蔵場のための少なくとも１つの係合す るすべり嵌め部（１８，１９）が形成されている請求項１から５までのいずれか １記載のアブリケータ。
7. ７．閉鎖部材（３）が、シリンダ（１）の開放する端面（２）に嵌め込み可能に 形成されている請求項１から６までのいずれか１記載のアブリケータ。
8. ８．閉鎖部材（３）がシリンダ（１）と不動に結合されている請求項１から７ま でのいずれか１記載のアブリケータ。
9. ９．閉鎖部材（３）が外ねじ山（１５）を、シリンダ（１）が内ねじ山（１６） を有している請求項１から８までのいずれか１記載のアプリケータ。
10. １０．シリンダ（１）の周面に縁飾り（２０Ａ）が形成されている請求項１から ９までのいずれか１記載のアブリケータ。
11. １１．シリンダ（１）のための保護キャップ（２５）を有している請求項１から １０までのいずれか１記載のアブリケータ。