JPH03505003A - 定量的オートラジオグラフィ分析方法とその装置 - Google Patents

定量的オートラジオグラフィ分析方法とその装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 定量的オートラジオグラフィ分析方法とその装置本発明は、放射性核種から放出 されるβ線または電子を用しNる定量的オートラジオグラフィ分析のための方法 と装置とをこ関する・ 従来から、免疫活性を測定するようなマイ久ロアツセイの方法は、リンパ球DN Aに放射性ヌクレオチドを取り込ませることを基本として発達してきた。これに よって、しXろν1ろな疾患の患者または実験動物から得られた多数の細胞試料 を調べることが可能となった。しかし、放射性物質を取り込ませるようなアラ七 イ(ドツトプロットとも呼ばれる)におし\ては、−日あたり数百の試料につい て放射性物質の取り込みを調べることシよ一般的ではない、なぜなら、この方法 は多数のフィルター試料力1ら個々のドツトプロット(dat−blots)を 切り取り、ノ(イアル瓶に移し、それぞれのバイアル瓶に、人体にとって危険な シンチレーションカクテルを加え、キャンプを被せ、番号をイ寸し、最後にシン チレーションカンタ−によって放射能を測定する力1らである。よって、この方 法は時間を浪費し、力)つ人体番こと一フて危険なシンチレーションカクテルを 使用とするとし護う問題力tある。
他の方法として、マンピこ/グのために写真用フィルムを使用する方法がある。
この方法の基本的な利点は、写真用フィルムが安価なものであるということと、 空間的解像度(supet、ial rssolt+tion)に優れていると いうことであるが、このような噌1点は、この方法の欠点を上回るものではなし 1.すなわち、この方法の欠点は露光時間が日で計算されるとし1うこと、定量 性に限界があること、高価な装置を使用すること、そして非常に多くの時間を浪 費せざるおえないことであり、これらの欠点を考慮すれば、相対的に感度が低い といえる。
よって、従来から、多数の試料を扱う上での欠点を克服し、かつシンチレーショ ンによる測定や写真用フィルムを使用することがないような方法および装置であ って、ひとつのフィルター上に存在する多数の試料の放射性活性について同時に 、かつ直接的に測定できるような方法および装置の開発が求められてきた。した がって、本発明の目的はこのような方法および装置の開発にちる。
本発明は、はじめにポジトロン放出放射性同位元素のイメージングのために開発 された高密度電子なだれチェンバー(high−density a、vala nehe cham’ber;以下、HIDACと略す)検出器にもとづいてい る。このタイプの検出器は、すでに数年前に開発されており、例えば本発明者、 ニー・ビー・ジェーヴオン(A。
P、Jeavons)もの論文「ポジトロン放出トモグラフのための高密度電子 なだれチェンバー(The High−Density Advalanche  Chamber for Po5ition Emission TompH rap)+)」などや、米国ワシントン特別区で、1982年10月20〜22 日に開催されたアイ・イー・イー・イー核科学シンポジウム(IEEE Nuc lear 5cience Symp*311)で発表された。この論文の開示 内容はこの明細書において参照されている。
HIDAC検出器は、病院で思考のスキャンニンイグにたいへんよく月いられて おり、また今日までのところエックス線またはガンマ線のコンバーターを使用し ている。この旧DAC検出器は、複数のコンバーターからなり、それぞれのコン バーターが導電性(一般的には、導線)または非導電性層(一般的には、ファイ パーガラス)からなるスタック(stack)を有する。これらのコンバーター は、穴に放射線を貫通させることによって、放射線を「透過(transpar ent) J させる、すなわち、コンバーターに形成された複数の穴は直径が 1ミリで、三角形状のパターンにアレンジされている。このパターンの中心間距 離は1.16ミリである。また、コンバーターは感度を高めるために対(ペア) にして用いられている。そして、それぞれの対をなすコンバーターの両側にそれ ぞれマルチワイヤチャンバーを設けることによって4つのマルチワイヤチェンバ ーを有するものとなっている。それぞれのマルチワイヤチェンバーは、一対のマ ルチワイヤ陰極の間に1本のマルチワイヤ陽極が配設されており、それらワイヤ のピッチ間隔は1ミリで、また一対のマルチワイヤ陰極と1本のマルチワイヤ陽 極とがXおよびY軸方向に直交するようにして設けられている。コンバーターと マルチワイヤチェンバーは1個のガス漏れ防止容器に配列されており、この容器 の中を、気体、例えばNe−Co、の混合物が大気圧よりもわずかほど高い圧力 で通過する。強電界、例えば12 KV/emがコンバーターを横切って与えら れる。コンバーターにおける導線の利用は、気体をイオン化するためにそれ自身 ガンマ線放射を利用できない場合に行なわれる。したがって、導線は照射された フォトンを捕捉するのに利用され、この導線からのフォト電子が気体をイオン化 する。この電子はコンバーターの穴に含まれるが、ここで電子範囲(elect ron range)は小さくされる0強電場は、フォト電子によって作られた 気体イオン化産物を引き出す、電子なだれは、穴の中において強電場下で起こり 、そして、エクストラクション後、電子は高い解像度で陽極線によって検出され る。それぞれの電子は最も近い陽極線においてパルスを発生させ、なだれ位置は 2つの陰極線からなる直角に配置された2本の線のなかで陽極パルスによって誘 導される信号を読み取ることによって決定される。
本発明は第一に、多数の試料を定量的オートラジオグラフィ分析する装置を提供 することを目的とし、この装置はベータ線を利用するものである。また、この装 置は、開口したハウジング、゛このハウジングに設けられたチェンバー、チェン バーの一側面に設けられた陰極と陽極かなる電極、またチェンバーの他側面に設 けられた膜からなり、ハウジングに気体を充填して用いる際にこの膜でハウジン グの開口部を閉じることによって気体をハウジング内に詰め込んだ状態にする。
このことによって、膜上に置かれた試料から放出されるベータ線がハウジング内 を透過することを可能にする。さらに、この装置は、導電性または非導電性の連 続する層からなり、かつ貫通孔を有する部材をすくなくとも一つ有することを特 徴とし、そして電極は電極集合体の少なくとも一つからなり、またこの電極集合 体は、コンバーターの一側面に隣接して設けられ、かつ穴の開いた第一陰極と、 この第一陰極に隣接して設けられたマルチワイヤ陽極と、この陽極に隣接した第 二陰極とからなるものである。
このように構成された本発明にもとづく装置は、30分程度の時間で、既知の方 法以上の精度の測定を可能とする。よって、本発明によって分析時間を大幅に減 少させることが可能となる。
穴の開いた電気極(貫通孔電極)と、穴の開いた膜(貫通孔膜)またはその一部 分との間には、空隙が形成されている。また、これらの部材が一体化されること によって、前記部材に対するドリルによる開口処理が簡易化され、陰極線に穴が 開けられると同時に、それらの部材が連通した貫通孔を有することになる。そし てさらに相対的に薄い陰極はマルチワイヤチェンバーの操作安定化に十分貢献す る固定貫通孔膜によって実質的に平坦化(0,1ミリ以内)されている。
現在まで、マルチワイヤ電極は手作業によって生産され、この生産に多くの時間 が浪費されるばかりか、費用もかかり、さらに廃棄処分率(スクラップ率)も相 対的に高いものである。
その上、このような手作業による完成品は、非常にデリケートで、慎重に扱わね ばならず、ワイヤによって形成される)・ランクは相互に平行に形成されていな ければならない。
本発明は第二に、電気的に非導電性物質からなる基板を有する印刷回路板を含む ものである。この基板の一面には平行に配列され、かつ電気的に導電性の複数の トランクが般けられており、これらのトラックは事前に決定された距離で離間し 、かつ隣接し合った各一対の前記トラックの間に一連の透過孔が設けられている 。
透過孔は、トラック間の離間距離よりも大きい口径を有するもので、それによっ ていくつかのトランク物質は取り除かれ、かつ非平行側面を有するそれぞれのト ラックは離れる。
非導電性基板の反対側の面には電気的スクリーンを供するために電気的導電性物 質かなる層が設けられており、透過孔はこのスクリーンを通・τtで延びている 。
本発明の第二の特徴にもとづく陽極は、本発明の第一の特徴にもとづく装置とと もに利用可能である。
本発明にもとづく定量的オートラジオグラフィを行なうための装置を図面を参照 しながら実施例によって詳細に説明する。
第1図は、第1実施態様の概略を示す断面図である。
第2図は、第1図の部分拡大図である。
第3図および第4図は、第1図に示した実施態様の一部品の上側および下側から みた部分を示す図である。
第5図は、第3図の部分拡大図である。
第6図及び第7図は、それぞれ第1図および第2図と同様のものであるが、第二 の実施態様を示すものである。
第9図は、いろいろな実施態様の操作を説明するのに好都合なグラフである。
一端が開口したハウジング1と、このハウジング1に設けられた開孔部材2と、 マルチワイヤチェンバー3とから概略構成される装置である。このハウジング1 は、方形状をなすもので、厚さの異なる複数の固形スへ0−サー4がコンバータ ー2をワイヤチェンバー3から離間するために設けられている。また、必要に応 じて、ワイヤチェンバーは互いに相関関係にある。ハウジング1の一端は、この 一端よりも表面積が大きい底板5によって閉じられている。また、この底板5に は、気体導入口6と気体排出ロアとが設けられている。大蓋8はハウジングの低 い方の端部を閉じるためのもので、底板5と協働的な0−リングシールにsNし た底部周縁フリンジ9を有し、このフリンジを介してその端部な覆っている。圧 縮シール10は養8の下側と最上に位置するスヘ0−サー4との間に設けられて おり、このことによってハウジング1の上側を蓋とスペーサーとによって閉じら れるようにする。さもなければ、二のハウジングの開口端を後述する膜27によ って閉じる。最上に位置するスペーサー4には気体ブリードスロット(gtSb leed 5lots) 20が設けられ、これによって気体が導入口6から排 出ロアに流れる貫通部材2は従来構造をなすもので、例えば前記参照文献(ジー ボンズ(^、P、 Jeavona)らの文献)に記載されている。
明らかに、貫通部材2は非導電性物質からなる層11(例えば、ファイバーガラ ス)と導電物質からなる層12とが交互に接触した構造を有する。これらの層1 1と12は互いに結合し、混合積重層にンボジントスタンク: composi te 5tack) 13を形成している。また、この混合積重層は各層の穴が 互いに連通ずるようにして積み重ねられているものなので、この混合積重層を貫 く貫通孔が形成され、これによって入射ベータ放射線を「透過」させる、第2図 は、混合積重層13およびマルチワイヤチャエンバー3の部分拡大図である。導 線120層は、負の高電圧供給源に接続する部分14を有する。
マルチワイヤチェンバー3は、第一陰極15と第二陰極16とを有するもので、 貫通した第一陰極15は貫通M2の下面と並んで設けられており、また第二陰極 16は非貫通の電極である。これら2つの電極の間にワイヤ陽極17が設けられ ている。
第一陰極15はコンバータ・−の穴(converyer apertures )の入射ベータ放射線によって生ずるイオン化気体のために透過性のものである 必要がある。そして陽極17はイオン化気体を受は取るものである必要がある。
そして、陽極17は、フレーム(図示せず)に対して交叉するように張られ、か つ係止されたものである。しかし、既知の陽極、旧DAC検出器として知られた ている陽極17と同様のワイヤ構造を有するものとは異なり、陽極15と陽極1 7とは本発明の一目的にもとづい−C異なるものである。
基本的に、陽極15と16はファイバーガラスからなる基板19を有する印刷回 路板の形となっている。そして、その印刷回路板の一面は、互いに離間し、かっ 間在ファイバーガラストラックまたはストライプ22によって互いに絶縁状態と なった複数の導電性トラック21(第3図)が形成されるようにして銅のような 導電性物質がエツチングされている。トランク21は、既知の方法にもとづいて 、第4図において符号24によって示され、かつ基板19の前記面とは反対側の 面に形成されたパッシングストライプ(buaaiB 5trip)とともにエ ツジターミナルストライプ23に結合しており、パッシングストライプ23に結 合した穴30を通って陰極の他の面に向けてプレートされ、かつ第二陰極16に おける導入気体の通路としである。
第二陰極16は実際のところ、入射ベータ放射線に対する透過性は必要とされな いのでそれ以上の加工を要さずに使用され、トランク21は事前に用いられたワ イヤとして必要とされる。
しかし、第一陰極ス5はイオン化気体に対する透過性を必要とし、そしてイオン 化気体は陽極17に向けて第一陰極を透過する必要がある。したがって第一陰極 15は、導電性トラック21の間にあるそれぞれの絶縁性トラックに沿うように して、かつ外側に位置するトラック21の外側の縁に沿うようにして形成加工さ れる必要がある。穴25の直径(一般に1+++m)は、導電性トランク21( 一般に0.3+I1m)よりも大きく形成される。
隣接する非導電性トラックある穴は互いにずれて形成されている。よりて、形成 された穴25はそれぞれの関連した対の導電性トラック21を分断する。このこ とは第5図を見れば明らかで、その結果、それぞれの導電性トラックは平坦化し た先端を有する概略洞様形状(sivuaoidai sh峠e)を有しており 、また穴によるトラックの分断は隣接した対のトラックを互いに鏡像関係にある ものとする。
少なくとも第一陰極15の反対側の面は、電気的スクリーン26を形成するため に、導電性物質、一般には銅からなる層が設けられている。このスクリーンは貫 通孔25によって貫通されている。よって、2つの陰極15および16はたいへ ん硬い構造を有しているので、陰極17のような従来のワイヤ構造とは異なりト ラック21を損傷する危険なく容易に扱うことができる。2つの陰極15および 16のトラック21は、あたかもX軸方向およびY軸方向に延びるようにして互 いに直角をなすようにして設けられている。
第2図にもどって説明する。ハウジング1の開口面はすでに述べたようにして1 、膜27によって気体が漏れないように閉ざされる。この膜は既知の合成プラス チック(商標マイラー(MYLAII) )からなるもので、両面が金属被覆さ れている。この膜の厚さは数ミクロンの単位でありで、このような厚さはハウジ ング1の開口部をふさぐのに必要な厚さであり、かつベータ放射線の透過が可能 な厚さである。しかし、このような薄い!I27は、ハウジング1の内圧によっ て破損する危険性があり、また膜の厚さを増せば、装置の感度が落ちるという問 題がある。
よって、膜27を支持する支持体31を膜に置くことが好*l〜い。そしてこの 支持体は貫通部材2と同様にして穴が形成され、これら2つの構造物は並んでい る。よって、支持体31を設けることによって膜27の破損を防ぐ一方、試験の 際に試料からのベータ放射線が貫通部材2に向けて透過されるのを妨害しないで すむ、支持体31はカバーのようにして設けられる。この支持体の厚さは約0. 1mmである。試料を膜27に近接させておくために、また貫通部材2に高圧が かかった場合に装置に触れるのを防ぐために、丈バー(ヒンジ結合また他の方法 による)がハウジングの開口部に設けられるべきである(図示せず)。
ツキに、コノ装置の使用方法について説明する。アルゴンまたはNe−Co、の ような不活性気体は導入口からハウジング内に供給し、この装置の使用中はハウ ジング内を気体が流動するようにする。ベータ放射線を出す試料を膜27に置き 、カバー(もし装備している場合)をかけて負の高電圧をjj通部材2に与える 。そして、さらに正の高電圧を陽極17に与える。試料から放射されたベータ放 射線は貫通部材2の穴に入り、その中の気体を直接的にイオン化されるので、ガ ンマ線を含む旧DAC検出器に必要とされる方法とは確実に異なるものである。
与えられた電界は約12KV/e+uであり、この電界によって第一陰極15を 通過したイオン化気体は増幅され、かつ引き出される。また、この電界は陽極1 7に電流パルスを生じさせる。さらに、陽極17はこのパルスに一致するパルス を陰極15および16に生じさせ、データ収集装置によってこのパルスが検出さ れ、かつ測定される。このデー・夕収集装置は相対的に単純なコンピュータでよ い(図示せず)。例えば、シンフレイアキュー ・エル(SincIajr Q L)コンピュータでよい、なぜなら、データ率はさほど高くはなく、約1000 イベント(=ven”−) /分である。ワイヤチェンバーにおけるそれぞれの イベントの検出および記録は、既知の)!IDAC旧DAC検出器用いられるも のと同じである0貫通部材2にベータ放射線を捕捉することは、イオン化気体が 数ミリメータ以上広がらないことを意味している。従来の装置では、このイオン 化気体の拡散によって空間的解像度に限界があった。
第6図および第7図を参照して説明する。これらの区1は、穴の開いた陰極15 は貫通部材2に結合して一体化している。このようなコンバーターと陰極との結 合は第1図に示された分離した場合と異なり、開口作業(ドリル操作)が一度で すむので好ましい。しかし、陰極15の形成はいくつかの問題点が残る。
シール10と、気体導入口6.および気体排出ロアの位置決定のような異なる構 造上の問題である6 注目すべきことは、チェンバー3は電子増幅(electron amplif ication)の2つの段階(一つは貫通部材2において、もう一つはワイヤ チャンバーそれ自体において)を含むものであると言うことである。従来は、こ の様相を呈するすべての装置は2つの段階の間のギャップに取り込まれており、 ギャップを非増幅状態にするために低電界が与えられていた。このことは、一つ の段階から他の段階−1のフィードバックを阻害するために行なわれ、スパーク リングと電気的遮断とを引き起こすことができる。しかし、予想とは反対に、穴 の開いた陰極とコンバーターとの組み合わせによるギャップの除去は、何一つ問 題を起こさず、また信用性と高い操作性とを与える。
第8図を参照して説明する。この図は第1〜7図に示された実施態様とは異なる 第三の実施態様を示すものである。この図において、貫通部材2とマルチワイヤ チェンバー3は全体を覆うケースに設けられている。貫通部材2は、第6図およ び第7図に示した実施態様のものと同様に、それに結合した陰極を有するもので あるが、第1〜5図に示された分離カンバーター陰極を用いでいる。
第8図は、本発明にもとづく一実施態様の背面を示すもので、背面パネルを取り 除いであるにの図から明らかなように、ケースはカバー41に付着I、た基板4 0と、前面および背面パネル(図示せず)とからなる。基板4oの上に設置され 、かつブラケット42によって後者から支持された基板43は、貫通部材2とマ ルチワイヤチェンバー3とを第1〜5図および第6図・第7図の実施態様とは逆 転した位置に支持する。引出し44は貫通部材2の下側に設けられており、かつ スライド45上に滑走自在にして設けられている。また、この引出し44はベー タ放射線を出す試料を含む試料板46を受は取ることができる。
圧力パッド47は引出しの上に設けられており、後者はまたスプリング49が設 けられたガイドビン48に適合している。このガイドビンは、スプリング49の 働きに拮抗して引き出しを貫通部材2方向に動かすことを可能にする。この動き は二重作動気体調整シリンダー50の影響を受ける。また、このシンダー50の ピストン51はシリンダーが延びた場合に、引出し44の下側に保合可能なプレ ート52に適合する。このシリンダー50は、ソレノイドバルブ53によって調 節される。
基板40に設けられたサブシャーシー54は高電圧源に適応でき、また低電圧源 はスペーサー57を介して基板43に設けられている。さらに図中符号5日で示 されたスペーサーは印刷回路板59を支持するもので、またこの回路板は装置の ための、X、Yデコーダーを提供するものである6気体導入ロ6oは不活性気体 を装置に導入するためのものである。すでに述べた実施態様の場合と同様の気体 が用いられ、シリンダー50を動かす。
第8図に図示された装置の使用方法について説明する。引出し44を引き出し、 その上に試料板46を置いて再び引出し44を戻す、電力を供給するとともに、 活性および不活性気体を装置に供給する。その結果、シリンダー50は伸展して 試料板46を貫通部材2の膜27方向に押し付け、以後すでに述べた実施態様と 同様の操作がなされる。その後、シリンダー50は収縮する。リミットスイッチ 61は、引出し44の滑動に応じてこの引出しの下側から板52が取り除かれる ようにシリンダーが収縮するのn+1節する。よ、つて、引出し44は引き出さ れ。
試料板が取り除かれて必要に応じて新しい試料板が乗せられる。
第8図の実施態様は、さらに自動化された試料分析が可能であろう。
図示された実施態様の装置は、培養細胞(窒素刺激リンパ球(nitrolen −stimu18.ted 1yhphocytes)の140「ドツトプロッ ト」とともに利用され、第2図にフィルターデスク29が示されており、特別な 低エネルギー放射活性放射(!ow et+er4y radioactive  en+1ssicn)の問題を調整するためのどのような修飾を必要とせずに 全フィルターから30ないし40分以内でたいへん満足する結果を得ることがで きる。第9図は、このような結果を従来のシンチレー・ジョン技術で得られた結 果と比較するためのものである。この図中において、右側にあるグラフは本発明 にもとづくベータ放射線検出器によるものであり、その左側は従来のシンチレー ション技術によるものを示している。それぞれのグラフにおける上側の線はM素 刺激リンパ球から得られた測定値を示す。また下側の線は非刺激の対照群から得 られた測定値を示す。
この装置はIa C,と同様に355やs2Pなどのメータ放射線型のものを利 用することができる。
よって、本発明は従来のものに比べてyiI度を高くし、かつ分析に要する時間 を短くすることが可能である。さらに、本発明にもとづく装置は一つの貫通部材 と一つのワイヤチェンバ・−とを利用するものなので、経費は現在のシンチレー ション技術の1/3はどですむ。
本発明は3つの生物学的分野で幅広く適用可能である。
1、電気泳動ゲル 2、  RNAおよびDNAの分子雑種形成3、 細胞活性 本発明は定量的オートラジオグラフィ技術の著しい発展を可能とするもので、以 下の利点がある。
】、操作が簡易な研究室備品。
2、 イメージング時間が大幅に減少。
3、 解像に必要な部品の分離を必要としない。
4、低コストである。
5、 貫通部材と陰極とが組合わさった部材を用いると、ドリル操作がより簡単 になるので、さらにコストを減少させることが可能である。他の利点としては、 相対的に薄い陰極が硬い貫通部材によって実質的に平坦(0,1?DII1以内 )に維持されているにもかかわらず、マルチワイヤチェンバーの安定的操作を可 能とする。
・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・−− 17カウントxlO″2 国際調査報告 p(τ/GB  !!9/SO760

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ベータ線を利用するもので、一端が開口したハウジングと、前記ハウジング に設けられたチェンパーと、チェンパーの一側面に設けらてた陽極と陰極とから なる電極集合体と、前記ドリフトチェンパーの他側面に設けられてあとの気体を 漏らさないようにするために前記ハウジングの開口部を閉じる膜とからなり、使 用の際は前記ハウジングに気体を充填されることによって前記膜上に設置された ベータ線放射試料から放射されるベータ線が透過可能となる、多数の試料の定量 的オートラジオグラフィを行なうための装置であって、前記チェンパーは少なく とも一つの穴の開いた質通孔部材(2)を有し、前記貫通孔部材(2)は連続的 かつ交互に配列された非導電層(11)と導電層(12)からなり、そして前記 電極集合は前記貫通部材の一側面に隣接かつ穴の開いた第一陰極(15)と、第 一陰極に隣接して設けられたマルチワイヤ陽極(17)と、前記陽極に隣接して 設けられた第二陽極(16)とからなることを特徴とする定量的オートラジオグ ラフィ装置。
  2. 2.請求の範囲第1項記載にもとづく装置であって、前記穴の開いた陰極(15 )と前記貫通孔膜(2)との間にに空隙が形成されていることを特徴とする定量 的オートラジオグラフィ装置。
  3. 3.請求の範囲第1項記載にもとづく装置であって、前記穴の開いた陰極(15 )は前記貫通孔膜(2)の一部分をなすものであることを特徴とする定量的オー トラジオグラフィ装置。
  4. 4.請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの一項記載にもとづく装置であっ て、膜(27)は相対的に薄く、かつ破壊を防ぐために穴の開いた支持体によっ て支持されており、前記支持体の穴は、穴の開いた前記貫通孔部材(2)と一直 線上に存在し、試料から放出されるベータ放射線の透過を可能とすることを特徴 とする定量的オートラジオグラフィ装置。
  5. 5.請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの一項記載にもとづく装置であっ て、前記膜(27)または膜支持体のカパーは、試料と、前記膜または前記膜支 持体との間の近接距離の維持を、適切に補助するために具備されることを特徴と する定量的オートラジオグラフィ装置。
  6. 6.請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの一項記載にもとづく装置であっ て、部材(50、51)は前記試料を動かして前記試料を前記膜(27)と接す るようにするために具備されることを特徴とする定量的オートラジオグラフィ装 置。
  7. 7.請求の範囲第6頃記載にもとづく装置であって、前記試料を動かして前記試 料を前記膜(27)と接するようにするために具備される前記部材は、前記ハウ ジングを設けたケースの底板に設けられた二重動作式シリンダー(50)である ことを特徴とする定量的オートラジオグラフィ装置。
  8. 8.請求の範囲第7項記載にもとづく装置であって、前記シリンダー(50)は 気体によって作動するものであり、かつ前記気体は前記ハウジング(1)を充填 するために用いられる不活性気体と同一供給源由来であることを特徴とする定量 的オートラジオグラフィ装置。
  9. 9.請求の範囲第6項ないし第8項のいずれかの一項記載にもとづく装置であっ て、プラットホーム(44)は前記試料を受け取るために具備されるもので、前 記ケースの内側および外側に滑動し、かつ前記部材(50、51)によって前記 膜(27)から遠退いたり、近づいたりするように動くことを特徴とする定量的 オートラジオグラフィ装置。
  10. 10.請求の範囲第9項記載にもとづく装置であって、前記プラットホームは前 記試料が置かれる圧力パド(47)とともに具備されていることを特徴とする定 量的オートラジオグラフィ装置。
  11. 11.電気的に非導電性物質からなる基板を有する印刷回路板を含み、前記基板 の一面には平行に配列され、かつ電気的に導電性の複数のトラックが設けられて おり、前記トラックは事前に決定された距離(22)で離間し、かつ隣接し合っ た各一対の前記トラックの間に一連の貫通孔(25)が設けられていることを特 徴とする穴の開いた陰極。
  12. 12.請求の範囲第11項記載の陰極であって、前記貫通孔(25)は前記トラ ック(21)の分離にもとづく前記距離(22)よりも大きい寸法を有するもの で、それによっていくつかのトラック物質は取り除かれ、かつ非平行側面ととも にそれぞれのトラックから離れることを特徴とする陰極。
  13. 13.請求の範囲第11または第12項記載の陰極であって、前記貫通孔(25 )は円形であることを特徴とする陰極。
  14. 14.請求の範囲第11または第13項記載の陰極であって、前記非導電性基板 の反対側の面には電気的スクリーンを供するために電気的導電性物質かなる層が 設けられていることを特徴とする陰極。
  15. 15.請求の範囲第11項ないし第14項のいずれか一項記載にもとづく陰極に 適合し、かつベータ線利用であることを特徴とする定量的オートラジオグラフィ 分析のための装置。
  16. 16.請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか一項記載にもとづく装置であ って、請求の範囲第11項ないし第14項のいずれか一項記載にもとづく陰極を 備えることを特徴とする定量的オートラジオグラフィ装置。
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