JPH03504986A - シラン―グラフト重合体組成物 - Google Patents
シラン―グラフト重合体組成物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
シラン−グラフト重合体組成物
本発明は化学組成物に関し、特に、シラン変性ポリマーを含有する塗料組成物や
接着剤組成物等の組成物に関する。
シラン−グラフト重合ポリマーはケーブル外被、電線用絶縁物、パイプ形成、液
体用容器等の製造に用いられるばかりでなく、最近では接着剤組成物にも利用さ
れている。
シラン−グラフト重合ポリマーの製造方法は、多くの刊行物、例えば、米国特許
3646155号、英国特許公開1286460号、同1347426号、同1
406680号、同1450934号、同1542543号、同2197326
号等に記載されている。
例えば、米国特許3646155号は、パーオキサイド等の反応開始剤の存在下
で、ポリエチレン等のポリマーを不飽和シラン(例えば、ビニルトリエトキシシ
ラン)と反応させてシラン−グラフト重合ポリマーを製造する方法を開示してい
る。ここでは、ジブチル錫ジラウレート等のシラノール縮合触媒をグラフトポリ
マーに混入し、触媒による加水分解及びシラン基の架橋反応を起こして目的の硬
化物を得る。
この反応は、以下のように表すことができる。
(A)グラフト化
(CHzCHtCHzCHtCHz)、−+ CHz;CH−St(OCJs
)s(B)加水分解
(C)架橋
上記の(A)段階での生成物は、エチレンと、例えば、4−(トリアルコキシシ
リル)−1−ブテン等の適切なトリアルコキシシリルモノマーとを共重合させる
ことによっても製造することができる。したがって、以下の説明においては、シ
ラン−グラフト重合体又はシラン変性ポリマーには、共重合により製造されたシ
ラン側鎖を有するものも含まれるものとする。なお、このシラン側鎖を含有する
物質はグラフト重合法によるものと差異はない。
グラフトされた未架橋のポリマーは、塗料組成物、接着剤組成物等の組成物のベ
ースとして使用することができるが、このような組成物には、さらに有機フィラ
ー、無機フィラー、着色剤や可塑剤を加えることができる。
なお、ここで言う有機フィラーとは、有機希釈剤や、粘性又は粘着性の調整剤、
または組成物が硬化した際に架橋格子間を充填する他の有機化合物を含む。
本発明は、以下の認識のもとになされたものである。
すなわち、シラノール基と縮合反応を起こす基を有する物質(配合剤)を組成物
にさらに配合することによって、その配合剤か変性ポリマーに結合するが、この
配合剤が多官能である場合、すなわち1分子中に2以上の官能基を有する場合に
は、配合剤は2以上のシラノール基と結合することとなり、もって架橋の一部を
なし、その結果硬化した組成物の物性、特に温度安定性、柔軟性等を調整するこ
とかできる。しかしながら、たとえそのような配合剤が単官能価(官能基を1つ
だけ有するもの)てあっても、その配合剤はシラン変性ポリマーに結合するので
、悪条件下であっても硬化した組成物、から配合剤が浸出するようなことを防止
できる。一方、他の多くの配合剤は比較的不活性であっても、架橋反応後にこれ
が硬化組成物より浸出してしまうと、硬化組成物の物性、例えば、粘着力、柔軟
性、収縮性及び耐衝撃性が悪化するが、硬化組成物に接触する材料に腐食、褪色
等のダメージを与えることになる。このような結果は、この組成物が接着剤組成
物又は塗料組成物として用いられた場合には特に大きな問題となる。
したがって、本発明は、少なくとも配合剤の1つとして、シラノール、アルコー
ル、チオール、又は−級もしくは二級のアミンを有する有機化合物を用いれば、
この有機化合物は、シランーゲラフト重合された未架橋のポリマーが加水分解さ
れて形成されたシラノール基に結合することができ、もって硬化組成物の架橋構
造内に適切に組み込まれることを見いだし、本発明を完成した。
したがって、本発明の特徴は、シラン−グラフト重合体を含むシラン変性ポリマ
゛−(以下これをSGPと総称する)と、アルコール、チオール、シラノール又
は−級もしくは二級のアミンのうちの少なくとも1種、好ましくは2種以上を含
む有機フィラー、着色剤もしくは可塑剤の1種以上とを含有する組成物を提供す
ることである。
本発明の組成物は、例えば、成形材料として用いることができるが、好ましくは
接着剤組成物や塗料組成物(塗料や表面被覆材、外被材又は電気絶縁材料等)と
して用いる。本発明の組成物において、有機フィラーとしてはワックスや高分子
フィラー、粘着性又は粘度の調整用の希釈剤等を用いるのが好ましい。このフィ
ラー、着色剤又は可塑剤は1以上のアルコール基を有するものが好ましい。
本発明の組成物には、通常のアルコール、チオール、シラノール又はアミン基を
含有する化合物、又はそのような基を有するように変性された化合物を、上述の
有機フィラー、着色剤又は可塑剤とし、て用いることができる。・このような化
合物は官能基を1つ有するもの(単官能価)であってよいが、多官能価のものが
好ましく、多官能価のものを用いることにより、この化合物は架橋反応を妨げる
ことなく、かえって架橋反応に加わることになる。この点において、グリセロー
ルエステル(例えば、バーキュリーズ(Hercules)社の[フオーラル(
Foral)85」等の樹脂のグリセロールエステル等)、グリコールモノエス
テル、ポリオール(例えば、ジオールやポリエチレングリコール等)、ポリアミ
ン、 “OH’ ワックス(すなわちヒドロキシル化ワックスであって、例え
ば、ペトロライト(Petrolite)社のポリワックスOHアルコール(P
olywax OHalcohols)等)等を用いるのが好ましい。
上述のフィラー、着色剤又は可塑剤中のアルコール、チオール、シラノール又は
アミンはシランの加水分解が起きるまではシランに対して反応せずに残るので、
未硬化の組成物の特性はこれらフィラー、着色剤又は可塑剤によって悪影響を受
けない。しかし、硬化中にシランの加水分解が起こると、フィラー、着色剤又は
可塑剤が多官能価である場合には、これらがシラノール基と架橋して架橋格子内
に組み込まれることになる。またこれらが単官能価である場合には、フィラー、
着色剤又は可塑剤はシラン変性ポリマーのシラノール基に結合するので、組成物
の硬化後にこれらが浸出することはなく、配合剤の浸出による好ましくない結果
を防止する。
塗料組成物や接着剤組成物が接触している高分子基材に、塗料組成物又は接着剤
組成物から可塑剤が移行し、そのためにこの高分子基材が剛直化してしまうこと
があるか、本発明の組成物はアルコール、チオール又はアミンを存する可塑剤を
含有しており、上述したような基材の剛直化を軽減している。同様に、多孔質な
基材や化学的に敏感な基材に対して褪色や化学的な劣化を起こす可能性のあるフ
ィラーや着色剤を用いるかわりに、アルコール、チオール又はアミンを有する化
合物を用いることで、基材における褪色や劣化を軽減することができる。
本発明の組成物において、アルコール、チオール、シラノール又はアミンを有す
る化合物の濃度は、一般には、通常のこの種の組成物における有機フィラー、着
色剤及び可塑剤の配合範囲と同等としてよいがミ正確な配合量は、用いる成分や
、硬化、未硬化の組成物において要求される物性により多少変化する。一般には
、アルコール、チオール、シラノール又はアミンを含有する化合物成分は、組成
物全量に対して0.1〜80%(重量%、以下同じ)、好ましくは1〜40%、
さらに好ましくは10〜20%とする。
SGPは組成物の99.9%まで占めることができるが、好ましくは、10〜5
0%、さらに好ましくは30%前後とする。このSGPは、単一のホモポリマー
又はコポリマーにシラン−グラフト重合を施したものであっても良いし、2種以
上のホモポリマー及び/又はコポリマーのブレンド物であっても良いし、または
、異なる分子量(分布)を有するホモポリマー及び/又はコポリマーのブレンド
物であっても良い。用いるモノマー/コモノマーの種類、分子量及びシラン−グ
ラフト重合されるポリマーの配合比を適切に選択することで、本発明の組成物の
物性を最終用途に適合するように調節することができる。例えば、極性を有する
コモノマーから製造したポリマーを用いることで、ガラス、木又は金属等の極性
を有する基材に対する粘着性を増強することができる。また、シラン−グラフト
重合前のMFI(メルトフローイッデックス)が異なるポリマーをブレンドする
ことにより(これは実際には、シラン変性ポリプロピレンとシラン変性ポリエチ
レンとを混合する等、異なったモノマーからなるグラフト重合体をブレンドする
ことにより達成することができるが)、最終的に得られる組成物の性能、例えば
、ぬれ性、強度、粘着性、柔軟性、作業性等を用途に応じて調節することができ
る。
そこで、本発明の一実施例による接着剤組成物は、シラン−グラフト重合前のM
FIが1〜150、好ましくは1〜80、さらに好ましくは2〜20の範囲にあ
る少なくとも1種のポリマーと、シラン−グラフト重合前のMFIが150〜2
500、好ましくは200〜SOOの範囲にある少なくとも1種のポリマーとを
ブレンドしてなる。
シラン−グラフト重合ポリマーをブレンド物とする場合、異なったポリマーのブ
レンド物にシラン−グラフト重合を行ってもよいし、またはあらかじめシラン−
グラフト重合した2種以上のポリマーをブレンドしても良い。
ブレンド物を用いる場合、複数種のポリマーをブレンド後に簡単な操作でグラフ
トするには、一般に同一のシラン−グラフト用モノマーとするのが好ましいが、
シラン−グラフト用モノマーは同一であっても良いし、異なるものであっても良
い。
一般に、本発明の組成物に用いることのできるシラン変性ポリマーは、好ましく
は、シラン変性オレフィンであり、特にC3〜C6のα−オレフィン、ホモポリ
マー又はコポリマーで、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン
、エチレン−プロピレン重合体、EPDM(不飽和のエチレン−プロピレン−ジ
エン三元共重合体)、エチレン−1−ヘキセン、スチレン−エチレン・ブチレン
−スチレン重合体(SEBS)、エチレン−ビニルエステル(例えば、エチレン
−ビニルアセテ−)(EVA)) 、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル(
特にエチレン−(CI−C4のアルキル)(メタ)アクリレートで、例えばエチ
レン−エチルアクリレ−) (EEA)、エチレン−メチルアクリレ−) (H
MA)及びエチレン−ブチルアクリレート(EBA))等が挙げられる。
本発明の組成物において、シラン側鎖は下記一般式(I)を有するのが好ましい
。
−A−3i(R)s−1(X)、 (I)(ただし、Aは置換又は無置
換の2価の有機基であって、好ましくは置換又は無置換のアルキレン基、アルキ
レンオキシ基、アルキレン−フェニレン基又はアルキレンオキシ−アルキレン基
マあり、Xは加水分解により除去可能な基であって、好ましくは)λロゲン原子
(例えば塩素)又はR’0−基又はR’ COO−基(R’はC8〜C3゜、好
ましくはC8〜C4のアルキル基又はアルコキシアルキル基である。)であり、
mは1.2又は3、好ましくは2又は3であり、Rは加水分解により除去されな
いブロッキング基であって、例えばC8〜C4のアルキル基である。)上述した
ように、シラン側鎖は共重合してSGPを生成するモノマー中にあらかじめ導入
されていても良いが、本発明の組成物中のSGP成分として、ポリマー(又はポ
リマーブレンド物)と、下記一般式■により表される不飽和シランとを、触媒、
好ましくは過酸化物触媒の存在下で、上述した文献に記載されている試薬及び条
件により反応したものを用いてもよい。
−A’−3i(R)s−、(X)−■
(ただし、A1は一般式(I)中の二価の基Aに相当するエチレン性不飽和有機
基であり、R,m及びXはそれぞれ上記と同じである。)
一般式■において、A1は下記一般式により表される基であるのが好ましい。
CH2=C(R1)−(R1)、−
(ただし、pは0又は1であり、R1は水素又はC3〜C4のアルキル基であり
、R1はC3〜C+oの直鎖、分枝あるいは環状のアルキレン基、フェニレン基
、カルボニルオキシ基、カルボニルオキシ(C+〜C1゜のアルキレン)基、(
C3〜C+oのアルキレン)カルボニルオキシ基、又は(C,〜C16のアルキ
レン)カルボニルオキシ(C+〜C3゜のアルキレン)基であって、適宜、グリ
シドキシ側鎖基を有するものである。)
そのような化合物はダート・インダストリーズ(DartIndustries
)社による英国特許公開1347426号に記載されている。
特に好ましくは、A1はC1〜C6のモノアルケニル基(例えばビニル基又はア
リル基であり)、又は(C2〜C3のアルケニル)カルボニルオキシ(02〜C
3のアルキレン)基(例えばγ−メタクリルオキシプロピル基)であり、一般式
0により表される特に好ましい不飽和シランは、ビニルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリエトキシシラン及びγ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン
である。
一般式■の不飽和シランは公知であり、従来の方法により製造することができる
。
シラン変性共重合体におけるシラン側鎖の割合はわずかでよく、例えば20重量
%以下、一般に0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜6重量%、特に好まし
くは2〜4%であり、グラフト反応に用いるブロック共重合体に対する不飽和シ
ランの割合、あるいは共重合の場合のモノマーの重量比は、それに応じて決める
必要がある。
SGPの製造に用いる触媒は、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサ
イドや、米国特許3646155号に記載されているその他の触媒等のフリーラ
ジカル発生剤が好ましい。フリーラジカル発生剤は、用いるポリマー量の約0.
01〜3重量%の濃度で使用することができる。
シランのグラフト反応は少なくとも140°C1好ましくは150〜250°C
の温度で行い、コニーダのような従来の装置により行うことができる。
本発明の組成物において、3員又はそれ以上の長さの結合鎖でシリコン原子とポ
リマー主鎖とを架橋したSGPとすると、硬化後の組成物は2員の長さの結合鎖
の架橋による硬化物よりも密度の低い、いわばオーブンな構造を存することにな
る。このようなオーブンな構造とすることで、より完全な硬化を達成することが
できるとともに、有機フィラー(例えば粘着性付与樹脂)や未硬化組成物におけ
る他の成分を比較的高密度で包含することができる利点を有する。このようにし
て、未硬化の組成物の粘性、粘着性及び溶融特性を、所望のレベル、例えば、従
来の溶融、混線及び塗布装置が使用できるように調整することができる。
SGPの加水分解及び°架橋反応用の触媒として、シラノール縮合触媒を用いて
も良い。多くのシラノール縮合触媒が知られているが、好ましい触媒としては、
例えばジブチル錫ジラウレートのような金属カルボン酸塩、テトラブチルチタネ
ートのような有機金属化合物、エチルアミンのような有機塩基、鉱酸、脂肪酸な
どが挙げられる。このような化合物のいくつかは、例えば、米国特許36461
55号に記載されている。これらの中で、ジブチル錫ジラウレートのような有機
錫化合物が特に好ましい。
触媒は溶媒を除く全接着剤組成物の0.005〜0.2重量%であり、好ましく
は約0.02重量%である。
本発明の組成物にはさらに他の成分を加えることができるが、そのような成分の
種類及び量は、組成物の最終用途によって決定される。例えば、組成物をホット
メルト接着剤として用いる場合には、組成物中には酸化防止剤、希釈剤、フィラ
ー、着色剤、粘着力及び粘性調整剤等の従来のホットメルト接着剤組成物に用い
る成分を、従来の濃度と同等となるように含有することができる。
以下に、本発明の組成物を接着剤組成物として用いる場合について詳細に説明す
るが、本発明の組成物はこれに限らず、塗料や成形材料用の組成物としても用い
ることができる。本発明の組成物を塗料組成物や成形材料用の組成物として用い
る場合には、従来の塗料組成物や成形材料用組成物と近似の組成としてよい。
ホットメルト接着剤組成物の場合には、その組成物は、例えば、従来のホットメ
ルト接着剤が含有している樹脂又は樹脂混合物を粘着性付与樹脂として含んで良
い。しかしながら、その樹脂又は樹脂混合物は、SGPや接着剤性の成分との相
溶性、接着剤としての粘性、及び接着剤か適用される基材との粘着性等のバラン
スを考慮して選択される。この点から考えて、適切な粘着性付与樹脂としては、
α−メチルスチレンホモポリマー又はコポリマー等の芳香族変性樹脂が挙げられ
る。具体的には、そのような樹脂として、[クリスタレックス(Krystal
ex)FlooJ (α−メチルスチレンポリマー)、「クリスタレックスF
R75J (α−メチルスチレンコポリマーの変性物)、「ピコテックス(P
iccotex) J (ビニルトルエン−α−メチルスチレンコポリマー)
等(以上はいずれもバーキュリーズ・ケミカル(Hercules Chemi
cal Co、)社製品)が挙げられる。また脂肪族石油炭化水素樹脂、スチレ
ン変性炭化水素樹脂があり、特に好ましい例として、エクソン社製の「エスコレ
ズ(Escorex)5300J等の脂環式炭化水素樹脂が挙げられる。
粘着性付与樹脂は接着剤の5〜40%、好ましくは10〜40%、さらに好まし
くは30〜35%の含有量とする。
本発明によるホットメルト接着剤組成物は、少なくとも1種の酸化防止剤を含有
するのが好ましいが、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)のような従来の接
着剤用酸化防止剤を用いることができる。好ましい酸化防止剤としては、ペンタ
エリスリトール−テトラキス−3−(3゜5−ジ−t−ブチル−4−ヒシドロキ
シフエル)−プロピオネート (チバガイギー社よりイルガノックス(Irga
nox ) 101Oの商標名で販売)が挙げられる。酸化防止剤は、一般に溶
媒を除く全組成物量の約0.1〜2.5重量%、好ましくは0.5〜1重量%の
割合で、接着剤組成物に配合する。
SGPを基剤とする接着剤組成物において、接着剤使用前のSGPと縮合触媒と
の接触を避けるために(すなわち、使用時に架橋反応が起こるのを避けるために
)、接着剤を実際に使用する直前まで二つの別個の組成物としておくことも可能
である。そこで、本発明の一つの実施態様として、ホットメルト接着剤組成物を
二つの組成物、すなわち第一の組成物として、上述したようなSGPを少なくと
も1種含有する組成物とし、第二の組成物としてこのSGPの縮合用触媒を含有
する組成物とする。
ここで、上述の第−及び第二の組成物のうちの少なくとも1つに、アルコール、
チオール、シラノール又は−級もしくは二級アミンを有する有機フィラー、着色
剤及び可塑剤を入れておき、両組酸物を別個の容器に収容する。
本発明による接着剤組成物はまた、所望に応じて、他のポリマー又はポリマー混
合物を含有しても良い。このような他のポリマー又はポリマー混合物は、とりわ
け、触媒や組成物中の他の成分との適合性(相溶性)と、塗料組成物の粘性、粘
着性とのバランスを考慮して選択される。SGPが極性を有する(コ)モノマー
から製造された(コ)ポリマーを主体とする場合には、添加される他のポリマー
はやはり極性を有する(コ)モノマーから製造された(コ)ポリマーとするのが
望ましく、例えば、EVA、エチレン−メチルアクリレ−1−(EMA) 、エ
チレン−エチルアクリレート(EEA)及びエチレン−ブチルアクリレート(E
BA)等のエチレンコポリマーで、好ましくは、極性を有するコモノマーの残有
率か12〜40%、好ましくは18〜35%、さらに好ましくは28%程度であ
るとともに、MFIか1〜2500、好ましくは5〜800、さらに好ましくは
20〜500、最も好ましくは150〜400のものを使用できる。SGPが非
極性のモノマーから製造されたポリマーを主体とする場合には、添加する他のポ
リマーは非極性のモノマー、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチ
レン及び5EBS。
(たとえば英国、マンチェスター州のヒュールズ・リミテッド(Hiils (
UK) Lim1ted)社から「ベストプラスト(Vestoplast)
608 Jの商標名で出されているような低結晶性を発現する分子量を存するホ
モポリマー又はコポリマー)、又はバーミンガムのアライド・ケミカル・コーポ
レーション・インターナショナル・エヌブイ・ニスエイ(AIlied Che
mical Corporation International NVSA
)社のポリエチレンAC6又はAC8等の低分子ポリエチレン等から製造された
ホモポリマー又はコポリマーであるのが好ましい。そのようなポリマーは、その
MFIが1〜2500、好ましくは5〜800、さらに好ましくは20〜500
、最も好ましくは150〜400のものである。またこのようなさらに添加して
よいポリマーは、本発明の接着剤組成物の15重量%まで、好ましくは1〜10
%、さらに好ましくは5%程度配合するのが良く、一般にはSGPの濃度の半分
程度まで添加することができる。
接着剤組成物又は混合型の接着剤組成物は、さらに希釈剤や改質剤等の他の成分
を含有していてもよく、そのような他の成分の配合量は接着剤組成物全量の5〜
40%程度、好ましくは30%程度とする。これらの成分は接着剤組成物の粘性
の調整や硬化スピードの調整のために用いられるが、接着される部材に接着剤組
成物が吸収されるのを増長する目的で上述の成分を加えても良い。この目的のた
めに、ワックス(例えば、パラフィンワックスや、英国、ミドルセックス州つ、
ニストドレイトンのアスター・ケミカルズ(Astor Chemicals)
社のオケリン(Okerin)8981のような微結晶ワックス等の石油ワック
ス)、低分子量ポリエチレン、アタクチックポリプロピレン、例えば、水素化ひ
まし油又は水素化牛脂等の水素化動植物脂肪、及びフィッシャートロプシュ(F
ischer Tropsch)等の合成ワックス等の従来のホットメルト接着
剤組成物用の希釈剤又は改質剤を用いることができる。
希釈剤としてワックス又は低分子量ポリエチレンを用いる場合、軟化温度が50
〜120°Cにあるものを用いるのが良い。微結晶性ワックス、フィッシャート
ロプシュワックス及びパラフィンワックスとしては、軟化温度がそれぞれ65〜
94℃(−例として79°C)、110〜120°C及び54〜72°Cである
ものか好適である。ポリエチレンAC6又はAC8等の低分子量ポリエチレンと
、英国アクスブリッジ地区のホルムズ・ケミカル(Maims Chemica
l)社のマイクロ(Micro) 549のような軟化温度が約90°Cの微結
晶性ワックスとの混合物も好適であり、特にポリエチレンとワックスとがそれぞ
れ接着剤組成物に対して5重量%及び15重量%とするのが良い。
接着剤組成物を二液型(混せ型ンとTる■甘、δすrと触媒とは別々の容器に詰
め込まれるが、その他の成分はその一方もしくは両方に混合されていてよい。し
かしながら、好ましくは、SGPを含む組成物中に酸化防止剤及び粘着剤を加え
、触媒を含む組成物中には他のポリマーを加える。また、可塑剤、希釈剤及び改
質剤は、この二つに分けた組成物の一方又は両方に加えてよい。二液型の組成物
とする場合には、触媒を含有する側の組成物は、EVA、EMASEEA、EB
A、ポリエチレン、ポリプロピレン又は5EBS等のSGPに相溶するポリマー
99%と、1%の触媒(たとえばジブチル錫ジラウレート)を含有するように配
合するのがよい。
本発明の組成物を一液型(単独型)の接着剤組成物とする場合には、アルミニウ
ムのカートリッジのような水密性の良い容器に密封しておく。この場合、カート
リッジには乾燥剤を入れるのが良く、ホットメルト接着剤をホットメルト接着剤
アプリケータの一端にシリカゲルを入れた袋を取りつけるのがよい。そこで、本
発明のさらにもう一つの特徴は、乾燥剤を内部に有する水密性の容器と、ホット
メルト接着剤組成物とを有するホットメルト接着剤アプリケータカートリッジを
提供することである。ここで接着剤組成物は、上述したSGP、その縮合反応に
作用する触媒、及びアルコール、チオール、シラノール又はアミンを存する有機
フィラー、着色剤又は可塑剤のうちのすくなくとも1種を含有している。
上述した成分以外に、ホットメルト接着剤組成物にたとえば、二酸化チタン等の
白色化無機顔料を添加してもよい。そのような着色材はSGPと相溶性があるポ
リマー中に固相分散させた状態で配合することにより、ホットメルト接着剤組成
物内で良好に分散する。
使用に際しては、本発明の接着剤組成物を、一般には100〜200℃、好まし
くは110〜170℃に熱して溶融し、混合型の場合には、カートリッジを装着
したアプリケータ内、又はミキサー内で混合し、接着される部材に塗布する。一
般には、塗布量は約3mm厚、好ましくは約1 mo+厚とするが、このような
厚さの塗布は、多量の接着剤組成物をまず塗布し、次に余分な接着剤組成物を掻
きおとす方法で達成される。接着剤組成物の接着性は、加水分解及び架橋反応に
よるSGP成分が硬化する間、接着された部材を結合しておくに十分な粘着性を
有していなければならない。
SGPの加水分解には水が必要であるが、一般に、これに必要な水分は大気中か
ら補給される。しかしながら、必要に応じ、接着剤組成物に徐々に水分を発散す
る水分徐放剤を配合することができる。このような水分徐放剤として、例えば、
表面に水分を吸着した充填材や、水分を含有するポリマー微小球(例えば、ロー
ム・アンド・ハース社からローベーク(Ropaque ) 0P−62の商標
名での前駆物質ポリマーを構成するモノマーの選択及びポリ販売されている塗料
不透明化剤、ヨーロッパ特許公開119054号を参照)等が挙げられる。
本発明による接着剤は、これまでホットメルト接着剤が使用されてきた用途及び
接着剤を塗布した直後に最大限の接着力を必要としない所に適用することができ
る。
したがって、本発明による接着剤は、家具や自動車等の製品組立、または包装や
ラベル付は等の用途に適している。
そのシラン架橋反応により、本発明の組成物は基材によってはその表面に化学的
に結合し、接着効果を向上することができる。したがって、本発明の組成物は紙
やガラス等のセルロース系材料及びシリカ系材料に特に良好な結合性を示す。
本発明によれば、グラフト重合されたポリマーのシラノール基と反応可能な可塑
剤を使用することにより、この組成物を成形材料、外被材又は絶縁材料とするこ
とができる。このとき、組成物は可塑剤なしの場合よりも低温で加工することが
できる。これは、水分を発散する成分を含む組成物において特に有意義である。
というのは、そのような低温で加工すると、早期における水分の発散を軽減する
ことができるからである。
本発明の組成物中のSGPと触媒成分は、組成物の特性、たとえば反応速度すな
わち硬化速度等を所望のものとするために適宜選択することができる。そしてS
GP・ポリエチレングリコール
・ポリエチレングリコール
P E G 8000 (フィラー)10重量%(注’) (2) : S
G S E B Sは、ビニルトリメトキシシランと、5EBS (シェルケ
ミカル社から販売のクレイトンG1650.77°F(25℃)のトルエンの溶
液のブルックフィールド粘度= 1500mPaS)との反応生成物であり、シ
ラン含有量が約5%となるように米国特許3646155号の方法により調製し
たものである。
組成物は実施例1と同様にして混合し、容器に収容する。
外被材又は被覆材用組成物としての塗料組成物は、以下の成分からなる混合物で
ある。
・5GEVA” 75重量%・触媒/EVAブレ
ンド14ゝ 5重量%・白陶土(フィラー)
10重量%・ポリエチレングリコール
PEG 400 (可塑剤)10重量%(注)f3): 5GEVAは、ビ
ニルトリメトキシシランと、総ビニルアセテート含有量が12%でMFIがlの
EVAとの反応生成物であり、シラン含有量か約2〜3%となるように米国特許
3646155号の方法により調製したものである。
(4):触媒/EVAブレンドH1ジブチル錫ジラウジラウレート、MFIが1
でビニルアセテート含有量が12%のEVA99%とからなる。
組成物は実施例1と同様に混合した後、水気密性の容器に収容する。シリカゲル
を入れた小袋を密封前に容器内にいれてもよい。
第一の組成物は以下の成分からなる。
−5GEVA” 80℃1%・白陶土(フィラー
)10重量%
・ポリエチレングリコール
PEG 400 (可塑剤) 10重量%(注)(5):
5GEVAは、ビニルトリメトキシシランと、総ビニルアセテート含有量が28
%でMFIが40のEVAとの反応生成物であり、シラン含有量が約2〜3%と
なるように米国特許3646155号の方法により調製したものである。
第二の組成物は以下の成分からなる。
・28−800E V A 94重量%・ロー
バーク0P−62マイクロスフエア 5重量%・ジプチル錫ジラウレート
1重量%使用に際しては、第−及び第二の組成物を溶融し、
重量比で、98:2となるように両者を混合し、接着する部材に適用(塗布)す
る。
国際調査報告
1−一一ムー龜、、−=、、、 PCT/GB B91QQ53A国際調査報告
Claims (15)
- 1.シラン変性ポリマーを含有する組成物において、前記組成物がさらに、アル コール、チオール、シラノール又はアミンのうちの少なくとも1種を有する有機 フィラー、着色剤又は可塑剤のうちの1種以上を含有することを特徴とする組成 物。
- 2.請求の範囲第1項に記載の組成物において、シラノール縮合触媒、ワックス 、ポリマー、希釈剤、粘着性調整剤及び粘度調整剤から選ばれた少なくとも1種 の有機フィラーを含有することを特徴とする組成物。
- 3.請求の範囲第1項又は第2項に記載の組成物において、前記有機フィラー、 着色剤又は可塑剤のうちの少なくとも1種が、1個以上のアルコール基を有する ことを特徴とする組成物。
- 4.請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の組成物において、前記有機 フィラー、着色剤又は可塑剤の配合量が全組成物の0.1〜80重量%であるこ とを特徴とする組成物。
- 5.請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の組成物において、前記シラ ン変性ポリマーの配合量が、全組成物の99.9重量%以下であることを特徴と する組成物。
- 6.請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の組成物において、前記シラ ン変性ポリマーの配合量が全組成物の10〜50重量%であることを特徴とする 組成物。
- 7.請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の組成物において、メルトフ ローインデックスが1〜150の第一のポリマーと、メルトフローインデックス が150〜2500の第二のポリマーとをそれぞれシラン変性してなる2種のポ リマーを含有することを特徴とする組成物。
- 8.請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の組成物において、メルトフ ローインデックスが2〜20の第一のポリマーと、メルトフローインデックスが 200〜800の第二のポリマーとをそれぞれシラン変性してなる2種のポリマ ーを含有することを特徴とする組成物。
- 9.請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載の組成物において、シラン変 性のオレフィンホモポリマー又はコポリマーを含有することを特徴とする組成物 。
- 10.請求の範囲第1項乃至第9項のいずれかに記載の組成物において、一般式 (I): −A−Si(R)3−m(X)m(I)(ただし、Aは置換又は無置換の2価の 有機基であり、Xは加水分解により除去可能な基であり、mは1、2又は3であ り、Rは加水分解により除去不可能なブロッキング基である。)により表される シラン側鎖を有するシラングラフト重合体を含有することを特徴とする組成物。
- 11.請求の範囲第1項乃至第9項のいずれかに記載の組成物において、前記シ ラン変性共重合体として、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラ ン及びγ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランから選ばれたシランと グラフト共重合した少なくとも1種のポリマーを含有することを特徴とする組成 物。
- 12.請求の範囲第1項乃至第11項のいずれかに記載の組成物において、2種 以上の異なったシラングラフト重合物を有するシラングラフト重合体を含有する ことを特徴とする組成物。
- 13.少なくとも1つのシラン変性ポリマーを有する第一の組成物と、前記シラ ン変性ポリマーの縮合反応用の触媒を有する第二の組成物とからなり、前記第一 又は第二の組成物の少なくとも一方に、アルコール、チオール、シラノール又は アミンを有する有機フィラー、着色剤又は可塑剤を含有しており、前記第一及び 第二の組成物は別の容器に包装されていることを特徴とするホットメルト接着剤 。
- 14.乾燥剤を内包する水密性容器とホットメルト接着剤組成物とを有するホッ トメルト接着剤アプリケータのカートリッジであって、前記組成物が、(a)シ ラン変性ポリマーと、(b)前記シラン変性ポリマーの縮合反応用の触媒と、( c)アルコール、チオール、シラノール又はアミンのうちの少なくとも1つを有 する有機フィラー、着色剤及び可塑剤のうちの1種以上を含有することを特徴と するホットメルト接着剤アプリケータのカートリッジ。
- 15.請求の範囲第1項乃至第12項のいずれかに記載の組成物を、接着剤、成 形材料又は塗装組成物として利用することを特徴とする方法。
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