JPH03504680A - 縫製装置における、裁断布の縁に折り返しを形成させるための装置 - Google Patents

縫製装置における、裁断布の縁に折り返しを形成させるための装置

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JPH03504680A
JPH03504680A JP50543489A JP50543489A JPH03504680A JP H03504680 A JPH03504680 A JP H03504680A JP 50543489 A JP50543489 A JP 50543489A JP 50543489 A JP50543489 A JP 50543489A JP H03504680 A JPH03504680 A JP H03504680A
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タディッケン ヘルマン
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アイゼレ アパラーテ ウント ゲレーテバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 縫製装置における、裁断布の縁に折り返しを形成させるための装置 本発明は、請求項1の前提概念に記載の装置に関するものである。
この種の装置はドイツ特許第2544409号公報から知られている。この装置 の折畳みレールは、水平に置かれたU字形横断面のレールとして構成され、その ミシンとは逆の側の端部は、該折畳みレールがミシンのステッチ形成位置の直前 まで達するように、台架に固定される角形担持体に固定されている。折畳みレー ルの脚部を結合させているウェブ部分は、裁断布の第1の折り返し稜のための折 り返し線を決定している。
折畳みレールと下部搬送ベルト上に載置される裁断布の条縁をまず、折畳みレー ルのウェブ部分によって形成される縦積において90°下方へ折畳むために、空 気圧により鉛直方向へ操作可能な剣状の折畳み手段が設けられている。下方へ折 畳まれた条縁をさらに90°折り返すために、ウェブ部分によって形成される前 記縦積に対して垂直に且つU字形折畳みレールの下部脚部の下を水平方向に移動 可能なL字形横断面の折畳みスライダが設けられている。この折畳みスライダの 水平方向の脚部は、縫製方向に延びる長溝を有している。この長溝では、折畳み スライダが横へ変位するときに連行するための無端搬送ベルトの上ベルトが案内 されている。
第2の折り返し部分が剣状の折畳み手段と水平方向に移動可能な折畳みスライダ とにより2回折り畳まれることによって形成された後、残っている条縁は第2の 折畳みスライダ(鉛直方向へ且つ折畳みレールの縦積に対して垂直に水平方向へ 移動可能である)がまず持ち上げられ、次に水平方向にU字形の折畳みレールの 脚部の間へ挿入される。無端搬送ベルトの連行を可能にするため、該無端搬送ベ ルトを案内している転向ローラは、部分的に四面角に構成される軸に軸方向へ移 動可能に配置されている。
折畳み過程の間裁断布がクランプされていないので、折畳み過程時に不規則なし わが生じてしまう。
下部の無端搬送ベルトは、これに同期して駆動される上部の無端搬送ベルトと協 働して、二重の折り返し部を折畳みレールから引き離し裁断布をミシンのステッ チ形成位置を通過させるように移動させる。この場合剣状の折畳み手段と第2の 折畳みスライダとが折畳み過程の終了時に占める位置に留まっているので(これ は、引き戻しの際に折畳み部の制御不能な変位が生じることを考慮している)、 折畳みレールだけの場合よりも大きな摩擦付着力を折畳み部分の引き離しの際に 克服することができる。しかし減速時に裁断布または折り返し部分に長手方向の 遅滞が生じ、その結果条縁の二重に折り返された部分が折畳み装置を通過した後 裁断布の次に来る稜と同一平面上に整列せず、この稜から突出し、従って縫製物 の外観を損ねてしまう。この欠点を解消するため、この公知の装置では、裁断布 の折り返し部分の次に来る端部のために短時間作用する布補助スライダが設けら れている。この布補助スライダの搬送速度は、搬送ベルトの速度よりも高い。こ の付加的な布補助スライダは固有の駆動装置を有し、その作用時点及び時間は独 立に制御されねばならず、この種の装置の構成を複雑にするものである。
縫製物の条縁を巻き付けて折畳むための折畳みレールは、折畳み部分を該折畳み レールから引き離すことができるように、ミシンとは逆の側の端部にだけ固定さ れていてもよい。しかしこの場合、平らに折り返しを行なうためには折畳みレー ルができるだけ薄くなければならない。もし折り返し部分の端部稜において突出 を避けるために有利なように条縁を折り返すため、折畳みスライダを縫製物の稜 に垂直に作動させる場合には、一定サイズにおける曲げ強度は折畳みレールの長 さを、従って処理されるべき縫製物のサイズをかなり制限してしまう。この場合 、加工可能な長さに影響を与えるような折畳み幅も考慮されねばならない。
本発明の課題は、請求項1の前提概念に記載の装置を次のように構成すること、 即ち比較的幅広の平らな折り返しを長尺の裁断布にも形成させることができ、折 畳みレールを引出す際の、折畳まれた折り返し部分の相対的なずれと折り返し部 分の長手方向における遅滞とを回避できるように構成することである。
この課題は、請求項1の特徴部分に記載された構成により解決される。
例えば下着または上着のボタン穴縁を折り返しで縫製方向に垂直に縫製物の全長 に形成させるために、折畳みレールは長尺の薄い板であってよい。この薄い折畳 みレールは自由端の領域で把持され、該折畳みレールの多端が固定された担持体 とともに持ち上げられて縫製物の自由な挿入を可能にし、次に縫製物の上に降ろ される。折畳み過程を実施するため縁領域がクランプされ、その結果法に折畳み スライダが変位するときの縫製物のずれが確実に阻止される。互いに独立に高さ 調整可能な搬送押圧ベルトにより、折畳まれた折り返し部分をまず片側において 載置面に押圧させ、第1の折畳みスライダを折り返し部分からホームポジション へ戻し、次に折り返し部分を他の側において載置面に押しつけ、第1の搬送ベル トに対する圧力の付勢を解除し、第2の折畳みスライダをそのホームポジション へ戻すことができる。その結果、縫製物をミシンのステッチ形成位置を横切るよ うに搬送させる際に折畳み部分を折畳みレールから引き離す間、折畳みスライダ は折り返し部分の外側にあり、折り返し部分への制動作用を及ぼさない。
請求項2には、縫物物クランプするための簡単な解決法が記載されている。
請求項3に記載の構成では、折畳みスライダは縫製物を載置するための載置面の 一部分をも成している。
請求項4に記載の構成は、折畳み過程を支援する過程のほかに、縫製物の折畳ま れなかった部分を、縫製時の次の搬送過程に対して好都合な位置へもたらすため にも用いられる。
請求項5に従って、折り返しレールを縫製方向に対して横に位置調整できること により、折り返し部分における縫い目の側稜に対する位置を変えることができる 。厚みのあるボタン穴縁を形成する場合には、外側の縁をその内側にある内側の 縁よりも幅広にすることができ、その結果内側の縁が厚くされる。
次に、本発明の1実施例を添付の図面を用いて説明する。
第1図は  二重折り返しを形成するための装置を備えた縫製装置の斜視図。
第2図は  第1図のA部分の斜視図、第3図は  折畳みレールとその担持体 を示す図で、担持体の駆動装置と、折畳みレールのための連結部を形成している 電磁石及び該電磁石の駆動装置をも併せて示した図、 第4図は  第1図の線IV−rVによる断面図で、折畳み過程の前に縫製物を 挿入した状態で示した断面図、 第5図から第7図までは 折り返し過程の個々の段階を示す図、 第8図は  縫製後の折り返し部分の断面図。
第9図は  二重縁に折り返された縫製物の折り返し部分の断面図。
第10図は 完成した縫製物の部分図 である。
台架1には、図示していない転向ローラの周りに案内され駆動される2つの幅広 の下部搬送ベルト2,3と。
該搬送ベルト2,3に対して間隔をもって別の幅狭の下部搬送ベルト4,5がそ れぞれ互いに間隔をもって配装置さ九でいる。搬送ベルト4,5は一端を転向ロ ーラ6゜7の周りに案内され、他端は図示していない別の転向ローラの周りに案 内されている。下部搬送ローラ4,5は幅狭の上部の2つの搬送押圧ベルト8, 9と協働する。
搬送押圧ベルト8,9は、台架1の板材11に設けた支持軸10で支持されてい るそれぞれ1つの転向ローラ12と、ばねの作用を受けているそれぞれ1つの緊 張ローラ13と、担持レール14または15で支持されているそれぞれ1つの転 向ローラ16(第1図ではそのうち1つしか見えない)と、それぞれ1つの転向 ピン17(第1図と第2図)の周りに案内されている。1つの転向ピン17は、 担持レール14で支持され2つに分割して構成されている双腕のレバー18に固 定され、他の転向ピン17は、担持レール15に支持され2つに分割して構成さ れている双腕のレバー19に固定されている。
上部搬送押圧ベルト8,9はまず台架1に固定されているブリッジ20で支持さ れている転向ローラ21の周りを案内されてミシンSMのステッチ形成位置のそ ばを通り過ぎ1台架1に固定されている支持軸22の周りを回転可能な転向ロー ラ23に案内されて上方へ向い、そして台架lに固定されている支持軸24の周 りに回転可能な転向ローラ25と、台架1に固定されている支持軸26の周りに 回転可能な転向ローラ27と、図示していない駆動装置の従動軸28に固定され ている駆動ローラ29とを案内され、空気圧シリンダ30によって操作可能な糸 鎖分断カッター31の周りを下方へ案内され、次に台架1に固定されている支持 軸32のの周りを回転可能な転向ローラ33と、台架1に固定されている支持軸 34の周りを回転可能な転向ローラ35とを案内されて斜め上方へ向い、そして 台架1に固定されている支持軸36の濁りに回転可能な転向ローラ37の周りで 案内されて転向ローラ12へ案内されている。
担持レール14.15には複数個の回動レバー38が支持されている。回動レバ ー38にはそれぞれ1つの押圧ローラ39が回転可能に配置されている。押圧ロ ーラ39は、回動レバー38に係合している引張りばね40の作用のもとに搬送 押圧ベルト8,9の下ベルトを、従って縫製物を下部搬送ベルト4,5に押圧さ せる。
担持レール14.15は互いに独立に高さ方向へ移動可能である。担持レール1 4には、それぞれ1つの鉛直方向の滑動棒41の固定のため、互いに間隔をもっ て配置される2つのブロック42がねじにより固定されている。各滑動棒41は ガイド43内に移動可能に収容されている。ガイド43は板材11に固定されて いる担持部材44によって担持されている。各ブロック42には、担持部材44 に固定されている複動式の空気圧シリンダ46のピストン棒45が担持レール1 4の高さ調整のために係合している。
担持レール15にも同様にして、それぞれの滑動棒48を固定するための2つの ブロック47が互いに間隔をもってねじにより固定されている。各滑動棒48は ガイド49内に移動可能に収容されている。ガイド49は板材11に固定される 担持部材50によって担持されている。各ブロック47には、担持部材50に固 定される複動式の空気圧シリンダ52のピストン棒51が係合している。
前述したように、レバー18と19は2分割して構成されている(第2図)。レ バー18はレバーアーム54を備えた部片53から構成されている。レバーアー ム54は、担持レール4oに固定されるピン55の周りを回動可能に支持され、 該レバーアーム54内には、第2の部片56に固定される案内棒57が移動可能 である。
第2の部片56は1部片53に固定されている複動式の空気圧シリンダ58のピ ストン棒(第2図では見えない)に固定されている。部片53のレバーアーム5 4には、ピストン棒59に固定される、複動式の空気圧シリンダ61のフォーク ベッド60が係合する。空気圧シリンダ61のケーシングの一端は、担持レール 14に固定されている保持板62に枢着されている。
同様に、レバー19はレバーアーム64を備えた部片63から構成されている。
レバーアーム64は、担持レール15に固定されるピン65の周りを回動可能に 支持され、該レバーアーム64内では、第2の部片66に固定されている案内棒 67が移動可能である。第2の部片66は、部片63に固定されている複動式の 空気圧シリンダ69のピストン棒68に固定されている。部片63のレバーアー ム65には、ピストン棒70に固定される、複動式の空気圧シリンダ72のフォ ークヘッド71が係合する。空気圧シリンダ72のケーシングの一端は、担持レ ール15に固定されている保持板73に枢着されている。
このような構成により、レバー18.19は水平なピン55または65の周りを 回動可能で、部片56と66は転向ピン17に対して水平面内を接離可能である 。
2つの下部搬送ベルト4,5の間には、台架1の板材74に電磁板75(第1図 と第4図から第7図まで)が設けられている。電磁板75の上面は縫製物載置面 と整列している。電磁板75は薄い可撓性の折畳みレール76(第1図と第3図 から第7図まで)と協働して、1つの縁で折畳み部分を折畳む間縫製物をクラン プする。
折畳みレール76の、ミシンとは逆の側の端部は、アングル部材77の下面に固 定されている。アングル部材77は、滑動部材79に設けた長スリット78を貫 通しているねし80により縫製方向(矢印V)に垂直に滑動部材79に固定され ている。滑動部材79は案内棒81に高さ方向に移動可能に配置されている6案 内棒81は、板材11に固定されている担持部材82に固定されている。滑動部 材79の駆動手段として、担持部材82に複動式の空気圧シリンダ83が設けら れている。空気圧シリンダ83のピストン棒84は滑動部材79に係合している 。
折畳みレール76のミシン側の自由端を把持し保持するため電磁石85(第3図 )が設けられている。電磁石85は複動式の空気圧シリンダ88のピストン棒8 6に配置され、該空気圧シリンダ88は板材11にねじにより固定された担持部 材87に固定されている。
折畳み部の形成は、薄い板から構成されている2つの折畳みスライダ89.90 が折畳みレール76と協働することによって行われる8 折畳みスライダ89は担持部材91にねしにより固定されている。担持部材91 には2つの垂直な案内棒92が固定されている(第4図乃至第7図では1つしか 見えない)。案内棒92はガイドブロック93内を滑動し。
該ガイドブロック93は台架1に固定されるアングルレール94(第4図)に固 定されている。
アングルレール94の下面には、互いに間隔をもって配置される2つのガイドブ ロック95が固定されている(第4図には1つしか図示されていない)、ガイド ブロック95を、台架1に固定される水平方向の案内棒97が貫通している。こ れは、少なくとも1つの複動式の空気圧シリンダ96を用いてアングルレール9 4をこれに設けられている部材と共に横方向へ移動させるためである。空気圧シ リンダ96のピストン棒98はアングルレール94に連結され、シリンダケーシ ングは板材74に連結されている。折畳みスライダ89を高さ方向へ移動させる ため単動式の空気圧シリンダ99が用いられる。
そのピストン棒100は担持部材91と連結され、そのケーシングはアングルレ ール94と連結されている。
同様に、折畳みスライダ90は担持部材101にねじにより固定されている。担 持部材101には互いに間隔をもって配置される2つの案内棒102が固定され ている(第4図乃至第7図では1つしが見えない)。案内棒102はガイドブロ ック103内を滑動し、該ガイドブロック103は台架1に固定されるアングル レール1o4(第4図)に固定されている。アングルレール104の下面には、 互いに間隔をもって配置される2つのガイドブロック105が固定されている( 第4図には1つしか図示されていない)。ガイドブロック105を。
台架1に固定される水平方向の案内棒107が貫通している。これは、少なくと も1つの複動式の空気圧シリンダ106を用いてアングルレール104をこれに 設けられている部材と共に横方向へ移動させるためである。空気圧シリンダ10 6のピストン棒107はアングルレール104に連結され、シリンダケーシング は板材74に連結されている。
折畳みスライダ9oを高さ方向へ移動させるため単動式の空気圧シリンダ108 が用いられる。そのピストン棒109は担持部材101と連結され、そのケーシ ングはアングルレール104と連結されている。
折畳みスライダ90を補助するため、該折畳みスライダ90の折畳みレール76 とは逆の側の縁に、該折畳みレール76に対して方向づけられる一列の吹き付は ノズル111を備えたノズルパイプ110が固定されている。
作動態様: まず、ミシンを停止させた状態で折畳みスライダ89゜90が引き戻されてその ホームポジションに降ろされているものとする(第1図と第4図)。折畳みスラ イダ89.90はホームポジションにおいて縫製物載置面の一部を形成している 。電磁石85(第3図)をオンにし、これに応じて空気圧シリンダ83と88に 圧縮空気を供給すると、折畳みレール76が持ち上げられ、転向ピン17と転向 ローラ16との間の搬送押圧ベルトの下ベルトは、空気圧シリンダ46と52に よる圧縮空気の供給により、搬送レールユ4,15のブロック42と47に係合 しているピストン棒45と51を介して下部搬送ベルト4,5から離される(第 1図)。
縫製物Wは、ミシンに設けたマーキングM(第1図)にしたがって、折畳まれる べき縁領域を折畳みスライダ89.90とオフにされた電磁板75の上に置かれ る。
縫製物Wの残りの部分はノズルパイプ110の上に垂れ下がる。ノズルパイプ1 10に対しては吹き付は空気の供給は行われていない。次に空気圧シリンダ83 と88により折畳みレール76を縫製物Wの上に降ろす。この場合滑動部材79 は案内棒81上を下方へ滑動する。折空気圧シリンダ88によって持ち上げる。
折畳みレール76はその自重だけで縫製物W上に載置されているので、縫製物W の位置修正を行うことができる。これを行うと電磁板75がオンにされ、その結 果縫製物Wの、折畳みレール76の下にある部分112は、電磁板75によって 引き寄せられた折畳みレール76によって次の折畳み過程のために締め付は固定 される。これにより折畳み過程の間に縫製物Wがずれることが阻止される。
さしあたり、縫製物Wの、第4図で折畳みレール76の左側にある縁113を、 空気圧シリンダ99によって操作される折畳みスライダ89により折畳みレール 76を越えるように持ち上げておく。この場合、担持部材91に固定されている 案内棒92はガイドブロック93内を上方へ滑動する。
空気圧シリンダ96(そのピストン棒98は折畳みスライダ89のための担持体 としてのアングルレール94に係合している)により、ガイドブロック93と案 内棒92と担持部材91とを介してアングルレール94と連結されている折畳み スライダ89を水平方向の案内棒97上にて縫製方向V(第1図)に対して横に スライドさせる。この場合縫製物Wの自由縁113は折畳みレール76を介して 折畳まれる(第6図)。
次に、空気圧シリンダ108の、折畳みスライダ90の担持部材101と連結さ れているピストン棒109により、折畳みスライダ9oを上方へ移動させる。こ の場合縫製物Wは折畳みレール76と折り返された縁113と折畳みスライダ8 9とを越えるように持ち上げられ、ガイドブロック103と案内棒102と担持 部材101とを介してアングルレール104と連結されている折畳みスライダ9 0は、空気圧シリンダ106(そのピストン棒107は折畳みスライダ90のた めの担持体としてのアングルレール104に係合している)により、水平な案内 棒97上にて縫製方向V(第1図)に対して横にスライドさせられる。この場合 縫製物Wは折畳みスライダ89を介して第7図に図示した位置へ折畳まれる。そ の際ノズルパイプ110のノズル111から出る吹き付は空気がこれを支援する 。吹き付は空気により、縫製物Wの、ノズルパイプ110の上に垂れている部分 は、折り返された折り返し部分114を越えるようにして折り返されて幅広の搬 送ベルト2,3上に載置される。
転向ローラ16と転向ピン17の間の搬送押圧ベルト8の下ベルトは、空気圧シ リンダ46(そのピストン棒45は担持レール14にねじで固定されているブロ ック42に固定されている)によって折り返し部分114上に降下せしめられる 。転向ピン17を備えたレバー18の部片56は(特に第2図を参照)、転向ピ ン17が搬送押圧ベルト8の下から引き離されるように空気圧シリンダ58によ って変位せしめられる。空気圧シリンダ61によってレバー18はピン55の周 りに上方へ回動する。このとき折畳みスライダ90は空気圧シリンダ106によ って折畳み終端位置から引き戻され、空気圧シリンダ108によって下方へその ホームポジションへもたらされる。
次に、転向ローラ16と転向ピン17の間の搬送押圧ベルト9の下ベルトは、空 気圧シリンダ52(そのピストン棒は担持レール15にねじで固定されているブ ロック47に固定されている)によって折り返し部分114上に降下せしめられ る。転向ピン17を備えたレバー19の部片66は、転向ピン17が搬送押圧ベ ルト9の下から引き離されるように空気圧シリンダ69によって変位せしめられ る。空気圧シリンダ72によってレバー19はピン65の周りに上方へ回動する 。
空気圧シリンダ46を脱気することにより、搬送押圧ベルト8は短時間緩み、折 畳みスライダ89は空気圧シリンダ96により折畳み終端位置から引き戻され、 空気圧シリンダ99によって下方へそのホームポジションへもたらされる。空気 圧シリンダ46は再び圧縮空気によって付勢される。
折畳みスライダ89.90を引き戻す際に搬送押圧ベルト8,9と電磁板75に よって引き寄せられた折畳みレール76とにより折り返し部分114をクランプ することにより、折り返された縁部分の位置ずれが防止される。
次に電磁板75をオフにし、ミシンSMを備えた縫製装置をオンにする。搬送ベ ルト2,3上に載置され、折り返し部分114において搬送押圧ベルト8,9と 下部搬送ベルト4,5とによってやっとこ状にクランプされている縫製物Wは、 縫目115の形成のため、ミシンSMのステッチ形成位置を通過せしめられる。
この場合折り返し部分114は折り返しレール76から引き離される。
縫製物Wがステッチ形成位置を離れると、糸鎖は鎖切断カッターによって切断さ れ、縫製装置がオフにされる。
縫い縮められた折り返し部分114は、第9図に示すように、ボタン穴部116 とデツキ部117に折畳まれ束ねられる。
縫目115の位置は、ねじ80を緩めた後折畳みレール76を横に変位させるこ とによって変えることができる。このようにすると1例えば内側のボタン六部1 16を外側のデツキ部117よりも幅狭に縫い縮めることができる。
担持レール14.15を搬送押圧ベルト8,9の下ベルトとともに空気圧シリン ダ46.52により、そして折畳みレール76を空気圧シリンダ83と88によ り第1図に図示したホームポジションへ持ち上げ、レバー18.19を空気圧シ リンダ61.72により第1図と第2図に図示した位置へ回動させ1部片56, 66を空気圧シリンダ58と69により互いに離れるように変位させて転向ピン 17が搬送押圧ベルト8,9の下ベルトと下から係合する(第1図)ようにした 後、次の縫製物を挿入して上記の過程を新たに開始させることができる。
国際調査報告 国際調査報告 PCT、’EP  89・cつ、吐9

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.縫製方向において担持体のミシンとは逆の側の端部に固定される折畳みレー ルを用いて例えばシャツ、上着等の裁断布の縁にボタン穴部等の折り返し部を形 成させるための装置であって、折畳みレールの周りで折畳みスライダにより折り 返し部を形成させ、折り返し部を折畳みレールから引き離して該折り返し部を縫 製するようにした、縫製装置における前記装置において、担持体(77,79) が高さ方向へ移動可能に配置され、折畳みレール(76)のミシン側の自由端が 、該折畳みレール(76)と着脱可能に連結される駆動手段(85,86,88 )により高さ方向へ移動可能で、且つ縫製物載置面と整列している定置の載置部 の上へ降下可能であり、該載置部の長手側の横に、互いに独立に高さ調整可能な 搬送押圧ベルト(8,9)が配置されていることを特徴とする装置。
  2. 2.前記載置部が、折畳みレール(76)とともに縫製物(W)のための着脱可 能なクランプを形成している電磁板(75)であることを特徴とする、請求項1 に記載の装置。
  3. 3.折畳みレール(76)の長手側の横に、互いに独立に鉛直面と水平面内とを 移動可能な折畳みスライダ(89,90)を配置して二重折り返し部を形成させ るようにした請求項1または2に記載の装置。
  4. 4.1つの折畳みスライダ(90)が、折畳みレール(76)のほうへ向けられ るノズル(111)を備えたパイプ(110)を担持していることを特徴とする 、請求項1から3までのいずれか1つに記載の装置。
  5. 5.折畳みレール(76)が縫製物送り方向(矢印V)に交差する方向に位置調 整可能であることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1つに記載の装 置。
JP50543489A 1988-06-03 1989-04-28 縫製装置における、裁断布の縁に折り返しを形成させるための装置 Pending JPH03504680A (ja)

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DE3818814C1 (ja) 1989-12-14
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