JPH03504155A - 多分散物質の熱処理装置 - Google Patents

多分散物質の熱処理装置

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JPH03504155A
JPH03504155A JP50384989A JP50384989A JPH03504155A JP H03504155 A JPH03504155 A JP H03504155A JP 50384989 A JP50384989 A JP 50384989A JP 50384989 A JP50384989 A JP 50384989A JP H03504155 A JPH03504155 A JP H03504155A
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duct
polydisperse material
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JP50384989A
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English (en)
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フョードロフ,ゲンナジー ステパノウィッチ
サジン、ボリス ステパノウイッチ
シュルヤク,ビクトル アナトリエウイッチ
リング,アレクサンドル ウラジミロウィッチ
マシコフ,セルゲイ アナトリエウィッチ
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モギレフスキー、チェフノロギーチェスキー インスチツート
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    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B17/00Machines or apparatus for drying materials in loose, plastic, or fluidised form, e.g. granules, staple fibres, with progressive movement
    • F26B17/10Machines or apparatus for drying materials in loose, plastic, or fluidised form, e.g. granules, staple fibres, with progressive movement with movement performed by fluid currents, e.g. issuing from a nozzle, e.g. pneumatic, flash, vortex or entrainment dryers
    • F26B17/108Machines or apparatus for drying materials in loose, plastic, or fluidised form, e.g. granules, staple fibres, with progressive movement with movement performed by fluid currents, e.g. issuing from a nozzle, e.g. pneumatic, flash, vortex or entrainment dryers using impinging streams of entrained material

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多分散物質の熱処理装置 技術分野 本発明は物質の熱処理に関し、かつ特に多分散物質の熱処理装置に関する。
背景技術 サイクロン型の乾燥室と、湿った多分散物質供給装置と接続し、かつ乾燥室の側 壁部に接線をなして取り付けられた熱媒体および多分散物質を供給するダクトと が組み込まれた多分散物質乾燥装置(エキスプレス・インフォーメーション社発 行の「フォーリン・エキスベリエンス」のシリーズXM−1.第6号(1985 年版)の第5頁ないし第9頁に掲載されたタミア・ニー・アイ、エルペリン・ア イおよびルサト・ケー氏著の「向流をなす空気流による対流乾燥装置」が広く知 られている。伝熱乾燥媒体および多分散物質を供給するダクトの出口の間には、 二つの流れが衝突する領域が設けられている。また、この装置には、乾燥室の側 壁部と該乾燥室の内部に設けられた吐出管の壁部との間に固定されたらせん形プ レートの形態の静的スワール発生装置が組み込まれている。
気体/固体の混合物の流れは衝突領域に乾燥室の円筒形の表面に接線をなして流 入し、かつ衝突領域内に生ずる遠心力場が流れに作用する。その結果、多分散物 質のばらの微粒が乾燥室の側壁部のまわりに移動し、その側により層をなして沈 降し、それにより熱媒体との接触により、より小さい微粒が大きい微粒から選別 される。多分散物質の微粒が衝突流域内に、かつらせん形プレートの間に短時間 (前者の場合には100分の数秒)滞留するので、この熱処理プロセスは効率が 低く、かつこの既知の装置は高い水分を含む多分散物質および高い拡散抵抗を有 する多分散物質を乾燥するために不適である。
この既知の装置においては、消費された熱媒体から乾燥した微粒が分離される前 にらせん形プレートの間で多数回運動の方向を変える気体/固体の混合物の流れ の乱れたパターンから本質的に高い流体力学的な抵抗が生ずる。この場合には、 散逸に起因する高いエネルギ損失が不回避である。
また、垂直方向に設けられ、かつ垂直壁部の母線において連結された円筒形の乾 燥室が組み込まれた種々の多分散物質、例えば、溶液および懸濁液を熱処理する 装置(SU、A983.412)が広く知られている。各乾燥室の上端面には、 ファンに至る吸入口と接続された渦流吐出管が設けられている。熱媒体および多 分散物質が導入される管が乾燥室に接続をなして接続されている。
これらの接続方向に延びる管に隣接する乾燥室の隣接面は、共通の平坦な壁部を 構成している。
接続方向の管内に流下する途中で加速される熱媒体および湿った多分散物質は、 二つの流れが相互に180mの角度で合流するときに接続方向の管から乾燥室中 に流入する。これらの二つの流れが相互に衝突するときに、多分散物質の微粒が 振動減衰運動をうけ、微粒の速度がソアリング(上昇)速度まで減少したときに 衝突領域から流出する。
衝突流域においては、伝熱率および物質移動率が高いが、微粒は短時間(1秒の 数分の1)衝突領域に滞留するので、伝熱プロセスの効率が低い。
二つの流れが衝突した後、気体/固体の混合物は接続方向の通路に沿って乾燥室 の円周に向かって流れ、そして円筒形の壁部と衝突してその運動エネルギのいく らかを散逸により失う。
発明の開示 本発明の主な目的は気体/固体混合物の流の伝導率および物質移動率を高め、か つ必要な動力を減少させるように設計された多分散固体の熱処理装置を提供する ことにある。
本発明の主な目的は、垂直方向に設けられかつ側壁部の母線において相互に結合 された二つの円筒形の乾燥室と、湿った多分散物質の供給装置と接続されかつ各 々の結合した乾燥室の側壁部対して接続方向にかつ乾燥室の結合平面に直角に配 置された熱媒体および多分散物質が導入されるダクトと、各々の乾燥室の上端面 の壁部に配置されかつファンと接続された使用済みの熱媒体を処分する管と、吐 出管を備えかつ乾燥室と接続された乾燥した多分散物質を分離するサイクロンと を備えており、本発明によれば、熱媒体および多分散物質が導入されるダクトか らの吐出口は乾燥室の結合平面に対して対称に配置され、かつ熱媒体および多分 散物質を導入するダクトの等価値径の0. 5倍ないし1.5倍の距離だけ隔置 され、それにより乾燥した多分散物質を分離するサイクロンの頂部が各々の乾燥 室の下端面壁部に該乾燥室と共軸をなす位置に取り付けられて、それにより乾燥 室内に突出部を構成し、かつ乾燥した多分散物質を分離する各々サイクロンの突 出部が乾燥室内にその軸線に沿って配置され、かつ使用済みの熱媒体を処分する 管と接続されている。
この装置は、熱媒体および多分散物質が導入されるダクトの反対側に、かつ主乾 燥室に対して対称に配置された処理量を増大するための付加的な1組の結合した 乾燥室を備えていると好都合である。
また、多分散物質の乾燥中の伝熱率を高めるために、乾燥室の側壁に隣接した熱 媒体および多分散物質が導入される各々のダクトの壁部に多分散物質の還流口を 設けると好都合である。
また、熱媒体および多分散物質が導入される各々のダクトの還流口が再循環する 多分散物質の量を制御するための駆動ゲートを備えていると好都合である。
熱媒体および多分散物質が導入されるダクトからの突出口が多分散物質を粒径に より格付けするために相応した乾燥室内の乾燥した多分散物質を分離するサイク ロンの突出部に取り付けられることが好ましい。
また、多分散物質砕解機と、熱媒体および多分散物質を導入するダクトの入口と 接続されかつ7字形のダクトの分岐部により相互に結合された付加的なダクトと が水分含有量の高い多分散物質を処理する装置に組み込まれ、それにより7字形 のダクトの垂直方向の分岐部が乾燥室の結合平面内に配置されかつ多分散物質供 給装置および空気加熱器が接続された多分散物質砕解機と接続されることが好ま しい。
さらに、Y字形ダクトの分岐部の間に気体/固体の混合物を均一に分布させるた めに、多分散物質砕解機がY字形ダクトの垂直方向の分岐部の下方に配置され、 それにより該砕解機のロータの軸線が乾燥室の結合平面に直角に配置されること が好ましい。
多分散物質の乾燥中の伝熱率をさらに高めるために、熱媒体および多分散物質か 導入される各々のダクトから突出口において乾燥室の高さ全体に沿って延びる山 形プレートの形態の流線形の羽根を、この熱処理装置に付加的に組み込む二とが 望ましい。
また、乾燥室からサイクロン中に流入する途中の気体/固体の混合物の流量を制 御するために、枢動ゲートを備えたスロットノズルが各々の乾燥室内に設けられ かつ熱媒体および多分散物質を供給するダクトの連結箇所において乾燥した多分 散物質を分離するサイクロンの突出部内に配置されることが望ましい。
さらに、多分散物質の均一な熱処理を保証するために、乾燥した多分散物質を分 離する各々のサイクロンが該サイクロンの下側部分に共軸をなす位置に配置され かつ熱媒体に旋回運動を与える装置が取り付けられた付加的な円筒形の分岐管を 備えることが望ましい。
多分散物質の熱処理の均一性を高めるために、乾燥した多分散物質を分離するサ イクロンの各々の熱媒体に旋回運動を与える装置が付加的な円筒形の分岐管の下 側部分に取り付けられた接線方向の分岐管を備えることが望ましい。
また、多分散物質の熱処理の均一性をさらに高めるために、乾燥した多分散物質 を分離する各々のサイクロンの接線方向の分岐管が、これらの分岐管が付加的な ダクトと結合される箇所において7字形の分岐部と組をなして連結され、側壁部 から等距離隔置された枢動ゲートが結合部に配置されることが望ましい。
さらに、乾燥した多分散物質の品質を改良するために、付加的な円筒形の分岐管 が乾燥した多分散物質を分離する各々のサイクロン内で冷媒供給源と接続され、 それにより付加的な円筒形の分岐管が冷媒の流量を制御する装置を備え、かつ乾 燥した多分散物質を分離する各々のサイクルの下側部分に冷媒の流れおよび使用 済みの熱媒体の流れを分割する装置が設けられることが望ましい。
また、乾燥した多分散物質の品質をさら高めるために、乾燥した多分散物質を分 離する各々のサイクロン内に配置された冷媒の流量を制御する装置が、制御可能 な方法で回転されるようになった、付加的な円筒形の分岐管の下端面に取り付け られた組合わせオリフィスの型式で設けられることが望ましい。
また、乾燥した多分散物質の品質をさらに改良するために、乾燥した多分散物質 を分離する各々のサイクロン内に配置された冷媒の流れおよび使用済みの熱媒体 の流れを分割する装置がその中心線のまわりにサイクロイドを回転することによ り形成された回転体の型式で設けられ、かつ乾燥した多分散物質を分離するサイ クロンの軸線に沿って制御可能に移動せしめられるようになった桿に取り付けら れることが望ましい。
さらに、乾燥室から熱媒体および多分散物質が導入されるダクト中への多分散物 質の循環を容易にするために、各々の乾燥室の少なくとも一方の端面壁部を還流 口に向かって傾斜させることが望ましい。
種々の多分散物質を処理するために高温熱媒体を使用可能にするために、らせん 形プレートが乾燥室の壁部と乾燥した多分散物質を分離するサイクロンの突出部 の側壁部との間の各々の乾燥室のスペース内に付加的に設けられ、それにより結 合した乾燥室内に配置されたらせん形プレートが対向した方向に巻かれ、かつサ イクロンの突出部の高さを相応したらせん形プレートの高さよりも大きくするこ とが推奨される。
また、多分散物質の熱処理効率を高めるために、熱媒体および多分散物質が導入 されるダクトが各々の乾燥室内で乾燥した多分散物質を分離するサイクロンの突 出部の下側部分に取り付けられ、それによりらせん形プレートがダクトの上方に 配置されることが推奨される。
さらに、多分散物質の熱処理効率をさらに高めるために、各々の乾燥室内の乾燥 した多分散物質を分離するサイクロンの突出部の高さが乾燥室の高さと実際に等 しく、スロットノズルがサイクロンの突出部の側壁部の下側部分に設けられ、か つ熱媒体および多分散物質が導入されるダクトがサイクロンの突出部の上側部分 に取り付けられ、それによりらせん形プレートがダクトの下方に配置されかつス ロットノズルの端縁に取り付けられることが推奨される。
本発明を実施することにより、気体/固体の混合物の高い伝熱率および物質移動 率が得られ、かつ多分散物質が強い空気力学的活動領域、すなわち、気体/固体 の混合物の二つの対向した直線の流れが互いに衝突する領域内に滞留する期間を 延長する。
この事実および多分散物質を熱処理しかつ分離するプロセスが同一作用空間内で 行われる事実のために、この熱処理装置内の空気力学的抵抗が減少し、その結果 必要な動力も減少する。
図面の簡単な説明 本発明は添付図面と共に読まれるべきである。その好ましい実施例に関する以下 の説明から最良に理解されよ的に横断面で示した平面図、 第2図は本発明による装置の側面図を示した第1図を■−■線に沿って裁断した 断面図、 第3図は装置を部分的に切り取って示した本発明の第2実施例の側面図、 第4図は本発明による装置を平面図で示した第3図をrV−rV線に沿って裁断 した断面図、第5図は本発明による装置の一部分を断面側面図で示した第3図を v−V線に沿って裁断した断面図、第6図は本発明により熱媒体および多分散物 質に旋回運動を伝達する装置を示した第3図をVl−Vl線で裁断した断面の部 分図、 第7図は本発明による装置の(平面図)であり、第3図を■−■線に沿って裁断 した断面図、第8図は本発明による乾燥した多分散物質を分離するサイクロンの 第2実施例の断面を示した側面図、第9図は本発明による熱媒体および多分散物 質に旋回運動を与える装置の第2実施例の断面を示した側面図、第10図は本発 明の装置の(平面図)であり、第9図をX−X線に沿って裁断した断面図、 第11図は本発明による冷媒の流量を制御する装置の底面図、 第12図は第11図に示した本発明による制御装置を■−■線に沿って裁断した 断面図、 第13図は本発明による装置の第3実施例を部分的に切り取って示した側面図、 第14図は本発明による装置の第4実施例を部分的に切り取って示した側面図、 −Xv線に沿って裁断した断面図、 第16図は第14図に示した本発明による装置をXVI−XVI線に沿って裁断 した断面図、 第17図は本発明による装置の第5実施例を部分的に切り取った断面を示した側 面図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図を参照すると、多分散物質熱処理装置は四つの乾燥室1. 2. 3.4 を備え、1,2および3,4で示した乾燥室の各々の組は円筒形側壁部5の母線 に沿って相互に結合して稜線6を形成している。
この装置は相互に結合した二つの円筒形乾燥室のみを備えることができることは 明らかである。
2組の乾燥室1.2および3.4は熱媒体および多分散物質が導入されるダクト 7.8の対向した側に対称に配置されている。ダクト7.8は各々の結合した乾 燥室1、.2.3および4の側壁部5に接線方向にかつ稜線6を通る乾燥室1お よび2,3および4の結合平面に直角に取り付けられている。熱媒体および多分 散物質が導入されるダクト7.8の入口9は、湿った多分散物質供給装置10と 接続されている。
使用される熱媒体はこの装置の適用目的により変り、空気、水蒸気または流入気 体(filet  gas)を使用することができる。
熱媒体および多分散物質が導入されるダクト7.8は長方形の横断面を有してい る。
熱媒体および多分散物質が導入されるダクト7.8の突出口11は、稜線6を通 る乾燥室1.2および3,4の結合平面に関して対称に配置されている。ダクト 7゜8からの突出口11は、熱媒体および多分散物質が導入されるダクト7.8 の等硼直径の0. 5−1. 5倍に等しい距離だけ離隔されている。
各々の乾燥室1. 2. 3.4の側壁部5に隣接した各々のダクト7.8の側 壁部12には、各々に枢動ゲート15が取り付けられた多分散物質の還流口13 .14が設けられている。
使用済みの熱媒体を放出するためのファン18の吸入口と接続された渦巻形管1 7(第2図)が各々の乾燥室1.2,3.4の上端面壁部16に設けられている 。
乾燥した多分散物質を分離するサイクロン20が各々の乾燥室1. 2. 3. 4の内側に該乾燥室と共軸をなす位置に設けられ、かつその下端面壁部19に取 り付けられている。各々の乾燥室1. 2. 3.4の内側には、サイクロン2 0との連結箇所に突出部21が形成されている。各々のサイクロン20の頂部に 設けられた突出管22が各々の乾燥室1. 2. 3.4の軸線23と共軸をな す位置に配置され、かつ使用済みの熱媒体が放出される管17と接続している。
乾燥後にサイクロン20から吐出される多分散物質はホッパ24内に収集されか つスクリューコンベヤにより装入のために吐出される。
本発明による多分散物質熱処理装置の別の実施例を例示した第3図について述べ ると、熱媒体および多分散物質か導入されるダクト7.8の各々の出口端部は、 乾燥室1. 2. 3.4のサイクロン20の二つの突出部21に固定されてい る。ダクト7.8の壁部12に隣接した各々の乾燥室1. 2. 3.4の端縁 26(第4図)は多分散物質を還流させるためのそれぞれの還流口13または1 4の外縁と接続されている。
枢動ゲート28を備えたスロットノズル27が熱媒体および多分散物質が導入さ れるダクト7.8の各々とサイクロン20の突出部21との間の接合箇所に設け られている。
サイクロン20の突出口21に取り付けられたダクト7.8からの吐出口11に は、サイクロン20の突出部21を囲繞しかつ各々の乾燥室1. 2. 3.4 の高さ全体にわたって延びる山形プレートの形態の三角形の流線形の羽根29が 設けられている。
気体/固体の混合物を制御可能なスロットノズル27を通してサイクロン20の 中に供給するために、サイクロン20の突出部21の各々は、相応した三角形の 流線形の羽根29から相応したスロットノズル27まで下方に傾斜している。
塊りおよび凝集体を形成しがちである水分含有量の高い多分散物質を処理するた めに、熱媒体および多分散物質が導入されるダクト7.8の各々の入口9は円形 のベンド34を形成するようにY字形ダクトの分岐部32゜33により結合され た付加的なダクト30.31と接続され、それによりY字形ダクトの垂直方向分 岐部35が稜線6を通る円筒形の乾燥室1,2および3,4の結合平面内に配置 されている。垂直方向分岐部35は、フランジ36を介して多分散物質砕解ai 37と連結されている。砕解機37のロータ38は電動機39により駆動される 。ロータ38の軸40には翼41が取り付けられている。水分含有量の高い多分 散物質の供給装置42か砕解機37と連結されている。(第5図)水分含有量の 高い多分散物質を供給する装置42は、軸45に取り付けられたプレート43. 44の形態のときほぐし装置と、多分散物質を砕解機34中に挿入するスクリュ ーコンベヤ46とを備えている。熱媒体を管48(第3図)を通して導入された 水蒸気により加熱する空気加熱器47(第5図)、砕解機37(第5図)と接続 されている。
接線方向の管51(第6図)の形態の熱媒体に旋回運動を与える装置を備えた付 加的な円筒形の分岐管50(第3図)が、乾燥した多分散物質を軸線49に沿っ て分離する各々サイクロン20内にその下側部分に設けられている。結合した乾 燥室1.2および3,4内に配置されたサイクロン20の接線方向の管51は、 組をなして、付加的なダクト30.31との接合部において、すなわち、枢動ゲ ート52(第3図、第7図)が取り付けられた円形のベンド34においてY字形 ダクトの分岐部32.33と連結されている。
サイクロン20の下方には、乾燥した多分散物質を収集するホッパ53(第3図 )が設けられている。ホッパ内に収納された多分散物質は、装入のためにハウジ ング55内で作動するスクリューコンベヤ54により吐出される。
各々のサイクロン20の下部に冷媒を導入することができる。この場合には、付 加的な円筒形の分岐管50(第8図)が、大気または冷媒供給源(図示せず)の いずれかと接続する。
接線方向の管51(第8図、第6図)または付加的な円筒形の分岐管50の上端 部に配置された案内羽根56(第9図、第10図)の形態の熱媒体に旋回運動を 与える装置を設けることができる。
各々のサイクロン20の付加的な円筒形の分岐管50(第8図、第9図)は、冷 媒の流量を制御する装置を備えている。
冷媒の流量を制御する装置は、接線方向の管51内に配置された枢動ゲート57 (第8図、第6図)の型式になっている。
冷媒の流量を制御する装置は、また、スリーブ60と一体にねし59の助けによ り制御可能な方向で回動せしめられるように、円筒形の分岐管50の下端面に取 り付けられた2個の組合わせオリフィスプレート58(第11図、第12図)の 型式に構成することができ、それにより、オリフィスプレート58の一方が円筒 形分岐管50の下端面に取り付けられ、かつ他方のオリフィスプレート58を制 御可能な方法で回動し、かつねじ61により固定することができるようになって いる。
中心線63のまわりにサイクロイドを旋回することにより得られる回転体の形態 の冷媒の流れおよび使用済みの熱媒体の流れを分割する装置62が、乾燥した多 分散物質を分散する各々のサイクロン20(第8図)の下側部分内に設けられ、 かつサイクロン20の軸[49に沿って配置されている。冷媒の流れおよび熱媒 体の流れを分割する装置62は、軸線49に沿って制御可能な方法で移動せしめ られるようになった桿64に取り付けられている。桿64は、止めねじ66によ り固定されたスリーブ65内に支持されている。
乾燥室1. 2. 3.4の幅方向の多分散物質の均一な分布を保証するために 、端面壁部16.19の少なくとも一方を多分散物質の還流口13.14に向か って傾斜させた、本発明による多分散物質処理装置の第3実施例(第13図)を 提供することができる。
らせん形プレート67(第14図、第15図)が各々の乾燥室1. 2. 3. 4に付加的に設けられ、かつ相応した乾燥室の側壁部5と相応した乾燥室1.  2. 3または4の内側に配置されたサイクロン20の突出部21の側壁部68 との間に固定された、本発明による多分散物質処理装置の第4実施例(第14図 、第15図)を提供することかできる。結合された乾燥室1および2,3および 4内に配置されたらせん形プレート67(m16図)が対向した方向に巻回され ている。多分散物質を分離するサイクロン20の突出部21の高さは、相応した 乾燥室内に設けたらせん形プレート67の高さよりも高い。
サイクロン20の突出部21の下部には、熱媒体および多分散物質が導入される ダクト7.8からの吐出口11(第1図)が接続されている。らせん形のプレー ト67(第14図)の一方の端部は、熱媒体および多分散物質が導入されるダク ト7.8の上壁部69に取り付けられ、かつその他端部はダクト7.8の下壁部 70に取り付けられ、それによりらせん形のプレート67が、熱媒体および多分 散物質が導入されるダクト7.8の上方に配置されている。
サイクロン20の突出部21の高さが乾燥室1,2゜3.4の高さと実際に等し い本発明による多分散物質熱処理装置の第5実施例を提供することができる。
サイクロン20中への乾燥した多分散物質および消費された熱媒体の流れをひき 起こすスロットノズル71が、サイクロン20の突出部21の側壁部68内に設 けられている。熱媒体および多分散物質が導入されるダクト7゜8が、サイクロ ン20の突出部21の上側部分に取り付けられ、かつらせん形のプレート67が ダクト7.8の下方に配置され、かつその一端部がスロットノズル71の一端縁 に取り付けられている。
作動中、予熱された熱媒体および湿った多分散物質か供給装置10(第1図、第 2図)によりダクト7.8中に送入される。ダクト7.8内に形成された気体/ 固体の混合物が、該ダクト内で加速され、かつ稜線6を通る乾燥室1および2, 3および4の結合平面内で180’の角度で相互に衝突する二つの対向した方向 の流れとして乾燥室1および2,3および4に流入する。
多分散物質の微粒は、衝突領域において減衰振動運動をうけた後、衝突領域を去 る。ダクト7.8からの吐出口11の間の距離は、これらのダクトの等価値径の 0、 5−1.5倍であり、衝突領域内で伝熱率および物質移動率が急激に上昇 し、相間速度が上昇し、かつ有効な相間接触面が多分散物質の微粒の幾何学的表 面にほとんど達するまで増大する。
乾燥室1および2,3および4内に発生した遠心力場が、気体/固体の混合物の 流れが衝突する平面に対して直角な平面内で微粒を対向した方向に旋回する。
微粒は遠心力の作用をうけて高い遠心圧力が作用する乾燥室1および2.3およ び4から、多分散物質の還流口13.14を介して低い静的圧力が作用する領域 であるダクト7.8中に強制的にもどされる。微粒は、ダクト7.8の中にいっ たんもどると、慣性により新鮮な気体/固体の混合物の直線状の流れを通り、か つ気体/固体の混合物の対向した方向の流れと次に衝突することにより、制動さ れるまで新しい気体/固体の混合物と共に加速される。このプロセスは多数回繰 り返され、その結果多分散物質が空気力学的な活動度が高い領域、すなわち、気 体/固体の混合物の二つの対向した流れが衝突する領域内に滞留する期間が可成 り延長され、かつ多分散物質の流れの伝熱率および物質移動率が著しく高められ る。多分散物質が乾燥室1. 2. 3.4からダクト7゜8中に複数回循環し た後、乾燥した多分散物質は、使用済みの熱媒体から分離するために、その内部 で得た運動エネルギのために乾燥室1. 2. 3.4から半径方向の通路に沿 ってサイクロン20中に流入する。この使用済みの熱媒体は、ファン18により 吐出管22および渦巻管17を経て大気中に放出されるか、または洗浄のために 送出される。乾燥室1,2.3および4から出た乾燥した多分散物質は、ホッパ 24内に蓄積し、ホッパ24から装入のためにスクリューコンベヤ25により送 出される。
この装置は、多分散物質が熱処理領域内に滞留する時間を調節することにより最 適の性能が得られるように設定される。前記時間は乾燥室1. 2. 3.4か らダクト7.8中への多分散物質再循環速度により左右される。
この再循環速度は枢動ゲート〕5により制御される。もしもゲート15が還流口 13.14の開口を増大するように設定されれば、気体/固体の混合物がより高 い速度で再循環され、空気力学的な活動度が高い領域内の多分散物質の濃度が高 まり、かつ伝熱率および物質移動率が高まる。しかし、この場合には、装置の空 気力学的な抵抗も同様に増大する。
塊りを形成する傾向がある多分散物質は、本発明による装置の第2実施例により 処理される。
第3図について述べると、空気加熱器47内で加熱された熱媒体および供給袋M 42からの湿った多分散物質は、スクリューコンベヤ46により砕解機37中に 導入される。湿った多分散物質は常にスクリニー型の供給装置(第5図)から塊 りとして吐出されるので、これらの塊りは、砕解機37のロータ38の回転する 翼41により粉砕され、粉砕された物質は、粉砕機37から熱媒体によりY字形 ダクトの垂直方向分岐部35(第3図)中に搬送される。ロータ38は、該ロー タの軸線40が乾燥室1.、 2. 3.4の結合平面に対して直角に延びるよ うに、垂直方向分岐部35の真下に配置されている。それ故に、気体/固体の混 合物Y字形ダクトの分岐部32゜33と、付加的なダクト30.31と、ダクト 7.8との間に均一に分布される。Y字形ダクトの分岐部32゜33が付加的な ダクト30.31と結合されるスペース、すなわち、円形ベンド34内では、多 分散物質の微粒が異なる乾燥期間を必要とする微粒の粒径により格付けされる。
小さい微粒は円形ベンド34内の気体/固体の混合物の旋回軸線に向かって移動 し、かつ接線方向の管51および円筒形の分岐管50を経て乾燥のためにサイク ロン20中に流入する。粒度が細かい気体/固体の混合物の量および混合物中の 微粒の最大粒径は枢動ゲート52により制御される。多分散物質のより大きい微 粒を含む気体/固体の混合物がダクト7.8中に送入される。
多分散物質の二つの対向した流れが乾燥室1および2゜3および4の結合平面内 で相互に衝突した後に、流線形の羽根29により発生せしめられた気体/固体の 混合物の厳密に接線方向の流れが乾燥室1. 2. 3.4に入り、乾燥室内で 該混合物に対向した方向の旋回運動が与えられる。乾燥室1. 2. 3.4内 では、熱処理が前述したように行われる。サイクロン20の突出部21の側壁部 および乾燥室1. 2. 3.4の側壁部により構成された乾燥室1.2.3. 4のスペース内で、気体/固体の混合物が旋回運動する間、より大きい慣性を得 た微粒、すなわち、粒径が大きくかつ水分含有量の高い微粒が多分散物質の還流 口13.14を通してダクト7.8中に引き入れられ、ダクト7.8内で気体/ 固体の混合物の対向した方向の流れがさらに衝突する。多分散物質の乾燥した微 粒は、接線方向の流れにより使用済みの熱媒体から分離するためにスロットノズ ル27を通してサイクロン20中に搬送される。
接線方向の管51(第6図、第8図)または案内羽根56(第9図、第10図) の形態の熱媒体の流れおよび多分散物質の流れに旋回運動を与える装置は、粒度 が細かい気体/固体の混合物の旋回流が付加的な円筒形の分岐管50を通して各 々のサイクロン20(第9図)の円錐形部分に流入することを保証することがで きる。
熱媒体から分離された乾燥した多分散物質はサイクロン20中を流して、冷媒の 流れおよび使用済みの熱媒体の流れを分割する装置62の下方に配置されたサイ クロン20の下側部分72に流入する。冷媒が円筒形分岐管50を通して送入さ れ、かつ接線方向の管51内で旋回せしめられる。冷却領域72においては、装 置62の上方に配置された分離領域73から到達した多分散物質の旋回流が慣性 のために冷却空気の対向した旋回流により効果的に冷却される。冷却された多分 散物質は、ホッパ24中に蓄積する。使用済みの冷媒は、装置62により生ずる 抵抗に抗して冷却領域72から分離領域73中に上昇し、かつ使用済みの熱媒体 と混合するときに吐出管22(第3図)を通して共通の旋回流中に処分される。
この流出する気体は一般に湿式スクラバー中に送入される。
二の熱処理装置は、二つのプロセス変数、すなわち、多分散物質の冷却領域72 の長さJ。および冷媒の流量を制御することにより多分散物質を最適に冷却する 状態で作動するように設定されている。冷却領域72の長さIoを調整するため には、装置62の軸線方向の位置を変更しなければならない。装置62をサイク ロン20の吐出管22に向かって移動すると、冷却領域72の範囲が延びる。そ の結果、多分散物質の冷却速度は増すが、この場合、分離領域73の長さlcが 短縮されるので、サイクロン20の分離能力は減少する。
もしも接線方向の管51が冷却の流量を制御する装置として使用されれば、冷媒 の流量は枢動ゲート57(第6図)により制御される。また、別の態様として、 同一の効果が冷媒の流量を制御する装置として使用される2個の組合わせオリフ ィスプレート58(第11図)の回転角度を変えることにより得られる。
冷媒の流量の変更により、冷却プロセスと冷却されつつある多分散物質の旋回運 動の動力学的な作用との間の平衡状態が失われる。冷却の流量が低い場合には、 多分散物質に対する冷媒の作用が僅少であり、かつ多分散物質の乱流パターンが 事実上なんら影響をうけない。その結果、冷却速度は低い。冷媒の流量が増大す ると、旋回運動の速度が高まり、その結果、冷却されている多分散物質に対する 冷媒の動力学的な作用も同様に高められる。
多分散物質の流速が低下し、かつ冷媒と効率的に相互に作用しあう多分散物質の 確実な円形の層が冷却領域72(第9図)内に形成される。これらの状態の下で は、冷動領域72の保持能力(すなわち、一時に該領域内に存在する多分散物質 の量)か増大になる。
冷媒の流量をさらに増大させると、分離領域73中への多分散物質の二次的なキ ャリオーバーが増大して、それによりサイクロン20の効率が低下する。
端面壁部16.19(第13図)の少なくとも一方を多分散物質還流口13.1 4に向かって傾斜させた本発明による装置の第3実施例が使用される場合には、 多分散物質の流れが乾燥室1. 2. 3.4の稜線6に隣接した部分の線速度 と等しい一定の速度で乾燥室1. 2. 3゜4(第2図)の円周に沿って旋回 する。その理由は、乾燥室1. 2. 3.4内で旋回する気体/固体の流れの 横断面積が稜線6から多分散物質還流口13.14に向かう方向に減少するから である。これにより、乾燥室1゜2.3.4の壁部5を摩擦しかつ半径方向の通 路に沿ってサイクロン20中に下降する多分散物質の微粒の摩擦に起因する運動 のエネルギの損失が補償される。
熱処理された物質がほぼ均一な粒径の微粒を含む場合には、粒径がより大きい微 粒が還流口13.14における気体/固体の混合部等から離れる確率が低いので 、各々の乾燥室1. 2. 3.4の上端面壁部16(第13図)を多分散物質 還流口13.ユ4に向かって傾斜させることが望ましい。
微粒の平均の等価値径が2.10’rn以上または3.10’mである多分散物 質が熱処理される場合には、各々の乾燥室の上端面壁部16および下端面壁部1 9(第13図)を還流口13.14に向かって対称に傾斜させるのが実用的であ る。その場合には、より大きい微粒、すなわち、多分散物質すらもダクト7.8 中に再循環せしめられる。
水分含有量の高い多分散物質を熱処理するために、または高温燃焼および熱分解 するためには、本発明による装置の第4実施例が使用される。熱媒体の温度は3 00℃ないし800℃の範囲内である。
この場合には、ダクト7.8(第14図、第17図)を通して導入された気体/ 固体の混合物の対向した流れが、乾燥室1. 2. 3.4の稜線6を通る平面 内のらせん形プレート67の各々の巻回部のスペース74内で相互に衝突する。
気体/固体の混合物は、混合するために戻る方向に移動しないでらせん形の溝に 沿って移動する。
すなわち、熱媒体および多分散物質の粒子の再循環がこの熱処理装置内では起こ らない。この構造により、熱媒体の熱エネルギの節減が得られ、その結果所要動 力が減少する。
使用済みの熱媒体および乾燥した多分散物質は、突出部21(第14図)の上端 面を越えてまた突出部21の側壁部68内のスロットノズル71(第17図)を 通ってサイクロン20中に流入する。二のプロセスのそれ以後の工程は前述した ように行われる。
らせん形プレート67が熱媒体および多分散物質か導入されるダクト7.8の上 方(第14図)に配置されるか、または下方(第17図)に配置されるかにより 、気体/固体の混合物はらせん形プレート67の巻回部により構成されたらせん 形溝に沿って上昇しまたは下降する。
もしも粒子の粗い物質が熱処理されるとすれば、該粗粒物質は乾燥室1,2,3 .4の頂部中に送入され、かつらせん型プレートがダクト7.8の下方に配置さ れる。
らせん形プレート67の巻回部の間のらせん形の溝に沿って移動する気体/固体 の混合物の原動力は、乾燥室1、 2. 3.4の結合平面を通る領域74内で 衝突した後に発生せしめられる接線方向の流れの運動エネルギである。これによ り、装置内の摩擦損失が減少せしめられる。
概していえば、この多分散物質熱処理装置は、既知の装置と比較して1.2−1 .4の比率だけ摩擦損失を減少する。粗粒物質を処理する場合の所要動力は高温 媒体を使用しているために30−40%減少する。この場合には、水蒸気による 使用済みの熱媒体の全く完全な飽和か得られる。
産業上の利用可能性 本発明は食品、化学品、医薬、紙およびセルロース産業、建築材料の製造、ミル ク、砂糖、でんぷん、塩化ビニルの共重合体、薬剤、粉砕製紙用素材、おがくず 、ビート、砂、ナツプおよび屠殺された動物および鶏肉、みじん切りした草を乾 燥する装置としての農工用コンプレックスの種々の分野に利用される。また、本 発明はマグネサイトおよびドロマイトの燃焼および種々の粉末または顆粒状製品 の冷却に利用することができる。
手続補正書(方式) 平成 3年 6月/J−唾 特許庁長官  植 松   敏  殿 1 事件の表示 2 発明の名称 多分散物質の熱処理装置 3 補正をする者 事件との関係    特許出願人 5 補正命令の日付 発送日  平成 3年 6月 4日 6 補正の対象 明細書及び請求の範囲の翻訳文 7 補正の内容 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 垂直方向に設けられかつ側壁部(5)の母線において相互に結合された二 つの円筒形の乾燥室(1,2)と、湿った多分散物質の供給装置と接続されかつ 各々結合した乾燥室(1,2)の側壁部(5)に対して接線方向にかつ乾燥室( 1,2)の結合平面に直角に配置された熱媒体および多分散物質が導入されるダ クト(7,8)と、各々の乾燥室(1,2)の上端面壁部(16)に配置されか つファン(18)と接続された使用済みの熱媒体を処分する管(17)と、各々 吐出管(22)を備えかつ乾燥室(1,2)と接続された乾燥した多分散物質を 分離するサイクロン(20)とを備えた多分散物質を熱処理する装置において、 熱媒体および多分散物質が導入されるダクト(7,8)からの吐出口(11)が 乾燥室(1,2)の結合平面に対して対称に配置されかつ熱媒体および多分散物 質を導入するダクト(7,8)の等価値径の0.5倍ないし1.5倍の距離だけ 隔置され、それにより乾燥した多分散物質を分離する各々のサイクロン(20) の頂部が各々の乾燥室(1,2)の下端面壁部(19)に該乾燥室と共軸をなす 位置に取り付けられてそれにより乾燥室(1)および(2)内に突出部(21) を構成しかつ乾燥した多分散物質を分離する各々のサイクロン(20)の吐出部 (22)が乾燥室(1)および(2)内にその軸線(23)に沿ってて配置され かつ使用済みの熱媒体を処理する管(17)と接続されたことを特徴とする前記 装置。 2. 付加的な1組の結合した乾燥室が組み込まれ、熱媒体および多分散物質が 導入されるダクト(7,8)の反対側にかつ主乾燥室(1,2)に対して対称に 配置されたことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 3. 多分散物質の還流口(13,14)が乾燥室(1,2,3,4)の壁部( 5)に隣接した熱媒体および多分散物質が導入されるダクト(7,8)の壁部( 12)に設けられたことを特徴とする請求の範囲第1項および第2項のいずれか 一項に記載の装置。 4. 熱媒体および多分散物質が導入される各々のダクト(7)および(8)の 多分散物質の還流口(13,14)が駆動ゲート(15)を備えたことを特徴と する請求の範囲第3項に記載の装置。 5. 熱媒体および多分散物質が導入するダクト(7,8)からの吐出口(11 )が相応した乾燥室(1,2,3,4)内の乾燥した多分散物質を分離するサイ クロン(20)の突出部(21)に取り付けられたことを特徴とする装置。 6. 多分散物質砕解機と、熱媒体および多分散物質が導入されるダクト(7, 8)の入口(9)と接続されかつY字形ダクトの分岐部(32,33)により相 互に結合された付加的なダクト(30,31)とが設けられ、それによりY字形 ダクトの垂直方向の分岐部(35)が乾燥室(1,2,3,4)の結合平面内に 配置されかつ多分散物質砕解機(37)と接続され、該砕解機に多分散物質供給 装置(42)およひび空気加熱器(47)が接続されたことを特徴とする請求の 範囲第1項から第5項までのいずれか一項に記載の装置。 7. 多分散物質砕解機(37)がY字形ダクトの垂直方向の分岐部の下方に配 置され、それにより該砕解機のロータ(38)の軸(40)が乾燥室(1および 2,3および4)の結合平面に垂直に配置されたことを特徴とする請求の範囲第 6項に記載の装置。 8. 熱媒体および多分散物質が導入される各々のダクト(7,8)からの吐出 部(11)において乾燥室(1,2,3,4)の高さ全体に沿って延びる山形プ レートの形態の流線形の羽根(29)が付加的に設けられたことを特徴とする請 求の範囲第5項に記載の装置。 9. 駆動ゲート(28)を備えたスロットノズル(27)が各々の乾燥室(1 ,2,3,4)内に設けられかつ熱媒体および多分散物質が導入されるダクト( 7,8)の連結箇所において乾燥した多分散物質を分離する各々のサイクロン( 20)の突出部(21)内に配置されたことを特徴とする請求の範囲第8項に記 載の装置。 10. 乾燥した多分散物質を分離する各々のサイクロン(20)が該サイクロ ンの下側部分に共軸をなす位置に配置されかつ熱媒体に旋回運動を与える装置が 取り付けられた付加的な円筒形の分岐管(50)を備えたことを特徴とする請求 の範囲第1項および第2項のいずれか一項に記載の装置。 11. 乾燥した多分散物質を分離するサイクロン(20)の各々内で熱媒体に 旋回運動を与える装置が付加的な円筒形の分岐管(50)の下側部分に取り付け られた接線方向の分岐管(51)の形態で設けられたことを特徴とする請求の範 囲第10項に記載の装置。 12. 乾燥した多分散物質を分離する各々のサイクロン(20)の接線方向の 分岐管(51)が該分岐管が付加的なダクト(30,31)と結合される箇所に おいてY字形ダクトの分岐部(32,33)と組をなして連結され、側壁部から 等距離隔置された駆動ゲート(57)が結合部に設けられたことを特徴とする請 求の範囲第11項に記載の装置。 13. 付加的な円筒形の分岐管(50)が乾燥した多分散物質を分離する各々 のサイクロン(20)内で冷媒供給源と接続され、それにより付加的な円筒形の 分岐管(50)が冷媒の流量を制御する装置を備え、かつ冷媒の流れおよび使用 済みの熱媒体の流れを分割する装置が乾燥した多分散物質を分離する各々のサイ クロン(20)の下側部分に設けられたことを特徴とする請求の範囲第10項に 記載の装置。 14. 乾燥した多分散物質を分離する各々のサイクロン(20)内に配置され た冷媒の流量を制御する装置が制御可能な方法で回転されるようになった付加的 な円筒形の分岐管(50)の下端面に取り付けられた組合わせオリフィスの型式 で設けられたことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の装置。 15. 乾燥した多分散物質を分離する各々のサイクロン(20)内に配置され た冷媒の流れおよび使用済みの熱媒体の流れを分割する装置(62)がその中心 線(63)のまわりにサイクロイドを回転することにより形成された回転体の型 式で設けられかつ乾燥した多分散物質を分離するサイクロン(20)の軸線(4 9)に沿って制御可能な方法で移動せしめられるようになった桿(64)に取り 付けられたことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の装置。 16. 各々の乾燥室(1,2,3,4)の少なくとも一方の端面壁部(16) または(19)を多分散物質還流口(13)または(14)に向かって傾斜させ たことを特徴とする請求の範囲第3項および第4項のいずれか一項に記載の装置 。 17. らせん形プレート(67)が乾燥室(1,2,3,4)の壁部(5)と 乾燥した多分散物質を分離するサイクロン(20)の突出部(21)の側壁部( 68)との間の各々の乾燥室(1,2,3,4)のスペース内に付加的に設けら れ、それにより結合した乾燥室(1および2,3および4)内に配置されたらせ ん形プレート(67)が対向した方向に巻かれかつサイクロン(20)の突出部 (21)の高さを相応したらせん形プレート(67)の高さよりも大きくしたこ とを特徴とする請求の範囲第1項から第5項までのいずれか一項に記載の装置。 18. 熱媒体および多分散物質が導入されるダクト(7,8)が各々の乾燥室 (1,2,3,4)内で乾燥した多分散物質を分離するサイクロン(20)の突 出部(21)の下側部分に取り付けられ、それによりらせん形プレート(67) がダクト(7,8)の上方に配置されたことを特徴とする請求の範囲第17項に 記載の装置。 19. 各々の乾燥室(1,2,3,4)内の乾燥した多分散物質を分離するサ イクロン(20)の突出部(21)の高さが乾燥室(1,2,3,4)の高さと 実際に等しく、スロットノズル(71)がサイクロン(20)の突出部(21) の側壁部(68)の下側部分に設けられ、かつ熱媒体および多分散物質が導入さ れるダクト(7,8)が突出部(21)の上側部分に取り付けられ、それにより らせん形プレート(67)がダクト(7,8)の下方に配置されかつスロットノ ズル(71)の端縁に取り付けられたことを特徴とする請求の範囲第17項に記 載の装置。
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