JPH03503152A - 複流小出しキャップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １ハ　　− の 本発明は、可動スパウトが上方へ持上げられてスパウトによって取囲まれた管状 ノズルの出口開口を開き、スパウトの吐出開口を通して流れを許すプッシュプル 式の小出しキャップの改良に関する。また、本発明はスパウトが管状ノズルに螺 着され且つ回転によって開閉される小出しキャップと共に用いられることができ る。

標準的なプッシュプル式小出しキャップはそれが容器、通常はプラスチックの圧 搾可能な容器の上へ螺着され得るように構成されるが、勿論そのようなプッシュ プル式小出しキャップが圧搾可能な又は剛固な容器と一体に形成されることがで きることは理解され且つ認識されるべきである。

在来式のプッシュプル式小出しキャップは制限された流れ容量を有する管状ノズ ルのスリット式開口に頼っている。また、これらのスリット状開口を通しての吐 出流れは最初に吐出スパウト中へ半径方向へ通り且つ次に吐出スパウトを通して 軸線方向へ通るので、吐出流れの高圧力噴霧能力及び指向性を得ることが不可能 である。製品を便器の縁部の下のような指定された領域上に堆積することを可能 とするために方向付は可能な流れを必要とする便器クリーナーのような製品があ る。現在、これらの製品はこの問題の故に在来式のプッシュプル式小出し装置で 通常小出しされない。

パンへ適用される液体マーガリン又は魚類又は食肉へ適用されるレモンジュース のような特別の方向へ小出しされることを必要とする製品があり、且つしばしば 使用者は調理中にこれらの大量の製品を滴を振りかけること又は注ぐことによる などして吐出することを望む、また、液体流れの指向性が望まれる浴室及び台所 で使用される家庭用化学製品がある。しばしば、大量の化学製品がバケツ又は円 筒形容器中へ迅速に小出しされ得ることが望まれるが、これは標準的なプッシュ プル式小出しキャップで行われることができない。

それ故、本発明の目的は、在来式のプッシュプル式小出しキャップ中へ組込まれ る追加の吐出通路の選択的設計によって又は機械的噴霧粉砕ユニットを小出し通 路の１つに挿入することによって吐出流れの指向性、微細な噴霧、高圧力流れ又 は高体積吐出流れを備えることができるプッシュプル式小出しキャップである。

本発明の他の目的は以下の明細書、請求の範囲及び図面で見出されることができ る。

第１図は在来式のねじ山付の圧搾可能な瓶に取付けられた本発明の小出しキャッ プの拡大側面図であって、例示を明瞭にするために小出しキャップを断面図で示 しており、 第２図は第１図のキャップを一部断面図で且つその開位置で示した側面図であっ て、天蓋をその開位置で示しており、 第３図は第１図の小出しキャップの修正された形の一部断面側面図であり、 第４図は第１図の小出しキャップの別の修正された形の上面図であり、そして 第５図は機械的噴霧粉砕ユニットを装着して有する第１図の小出しキャップの更 に別の修正された形の一部断面側面図である。

゛　　　　の− 図面の第１図は在来式の圧搾可能なプラスチック瓶１５のねし山付出口１３に取 付けられた本発明の小出しキャップ１１を示す。小出しキャップはプラスチック 瓶１５のねじ山付出口１３と係合するねし山を有して図示されているが、小出し キャンプがプラスチック容器と一体に形成され得ることは理解され且つ認識され るべきである。また、容器は圧搾可能なプラスチックで作られる必要はなく、剛 固であろうと可撓性があろうと適当な材料で作られることができることは理解さ れ且つ認識さるべきである。在来式のもののように、小出しキャップ１１はノズ ル１９と、ノズル上に往復運動可能に取付けられたスパウト２１とを含む、ノズ ル１９は、在来式のもののように、一体のスカート部２３を形成している。スカ ート部２３は一体のねＱ山２５を存し、該ねじ山はプラスチック瓶のねじ山付出 口１３と係合して小出しキャップを瓶上に取付ける。また、在来式のもののよう に、ノズル１９は一端２７において問いていてプラスチック瓶１５との連通を与 え且つ端壁２９によって閉じられたその他端を有する。細長いスリットの形であ る出口開口３１は端壁２９の直ぐ隣でノズルの管状壁に形成されている。

スパウト２１は吐出開口３５が形成された端壁３３を有し、吐出開口は内方へ向 いた環状フランジ３７によって画成される。スパウトが第１図に示したようにそ の閉位置にある時、ノズルの端壁２９はスパウトの内方へ向いたフランジ３７が ノズルの出口開口３１を閉じるように吐出開口３５中に受入れられる。

在来式の小出しキャップ１１についての本発明者の修正例の１つでは、細い直径 の吐出通路４１がノズルの端壁２９に形成される。この例では、通路４１はノズ ル１９の軸線と整合して端壁を通して細い流れの吐出を生ずる。細い直径の吐出 開口４１を閉じるために、天蓋４３がスパウト２１と一体に成形され且つ生きて いるヒンジ４５と一般に呼ばれているものによってスパウトへ取付けられている 。

天蓋４３が第２図に示したようにその開位置にあり且つスパウト２１が第１図に 示したようにその閉位置にある時、瓶を圧搾することは高圧力の細い流れをノズ ルの端壁２９中の通ｌｌ１４１を通して吐出させる。出口開口３１がスパウト２ １のフランジ３７によって閉じられているので、ノズルの在来式の出口開口３１ を通る流れがない、もしより大きな量の吐出が必要とされるならば、スパウト２ １は第２図に示したその開位置へ移動されることができ、瓶の圧搾がより高い体 積の吐出をノズルの壁の開口３１とノズルの端壁２９の細い直径の吐出通路４１ との両方を通して生じさせる。開口３１を通るこのより高い体積流は通路４１を 通過する流体の圧力を低下させ且つ通路４１を通る流れと合流し、それにより高 圧力の細い噴流よりはむしろより高い体積の低圧力の流れが開口の全てを通して 得られる。

本発明の小出しキャップの修正された形が第３図に示されており、そこでは細い 直径の吐出通路５１がノズル１９の端壁２９に形成されている０本発明のこの実 施例では、細い直径の吐出通路は細い流れの吐出を生ずるようにノズル１９の軸 線に対して傾斜を付けられ又は角度を付けられており、該細い流れの吐出は偏在 されており且つ例えば便器クリーナーとして使用されることができる。第３図の キャップはスパウト２１が第３図に示したようにその閉位置にある時に細い角度 の付いた流れを通路５１を通して生ずる。スパウト２１が第２図に示したスパウ トの開位置のようなその開位置へ持上げられた時、ノズルを通してはるかに高い 体積流が得られ、それは実際にその速度を減衰し且つその方向を拡散することに よって流れを再方向付け、このため小出しキャップについて２つまたはそれ以上 の機能を与える。第３図の修正例では天蓋４３が設けられていないことは注目さ れるべきである。その代わりに、本発明のこの実施例は細い直径の吐出通路５１ を通る流れを阻止する単一のスナップ留め式又はねじ山付き式のカバー５３に頼 る。しかし、所望により、天蓋４３のような天蓋が設けられることができない理 由はない。

本発明の更に別の修正例が図面の第４図に示されており、そこでは高い体積流は スパウト２１がその閉位置にある時に望ましい、この修正例では、多数の吐出通 路、この例では５個が端壁２９に形成される。また、５個の小直径の吐出通路６ １の代わりに、単一の大きい吐出通路６１が端壁２９に形成されることができ又 は５個より少ない通路が設けられることができることは理解されるべきである。

この構造はスパウトがその閉位置にある時に大量の吐出を生じ、且つ通路６１及 び出口開口３１を通る流れを複合することによってスパウトがその開き位置にあ る時に大量の吐出を生じる。この大量の流れは使用者が剛固な圧搾不能な容器を 振り又はそれから注ぐ時に使用し得る。

本発明の更に別の修正例が図面の第５図に示されており、そこではスバウ）２１ がその閉位置にある時に微細なミスト又は噴霧が得られる。この実施例では、在 来式の機械的粉砕装置７１がノズル１９の端壁２９に装着される。在来式のもの のように、機械的粉砕装置７１は端壁２９と一体に形成された円筒状マウント７ ５の上に圧力嵌合されたノズル７３を含む、該ノズルは円筒状マウント７５を取 囲む環状入口通路７７中に位置し、ノズル中の通路７９は環状入口通路７７をノ ズル中の細い出口通路８１へ連結して微細な噴霧を可能にする。スパウト２１が その開位置にある時、大量の低圧力の流れが開口３１を通過し、微細な噴霧の効 果は無効にされる。

国際調査報告　　　　　　−

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．容器の小出しキャップであって、該小出しキャップが、 前記容器と連通状態にある開いた端部とノズルの他端にある壁とを有する管状ノ ズルと、 前記端壁に近接して管状ノズル中にある製品流れのための出口開口手段と、 吐出開口を有するスパウトであって、該スパウトがそれがノズルの端壁と協働し て出口開口手段からスパウト中へ且つスパウトを通して吐出開口への流れを阻止 する第１の位置とスパウトが端壁から離れて配置されて出口開口手段からスパウ トを通り且つその吐出閉口から出る流れを許す第２の位置との間で移動可能に前 記管状ノズルに往復動可能に取付けられたスパウトとを有する種類の小出しキャ ップにおいて、 前記スパウトと協働せず且つ管状ノズルの端壁に形成された少なくとも１つの通 路と、前記スパウトを通る流れを制御するように前記小出しキャップに取付けら れた開放可能な閉鎖手段とを備えたことを特徴とする小出しキャップ。
2. ２．複数個の通路が管状ノズルの端壁に形成されている請求項１に記載された小 出しキャップ。
3. ３．端壁通路の合計寸法が出口開口の複合寸法よりもはるかに大きい請求項２に 記載された小出しキャップ。
4. ４．端壁通路の吐出方向が管状ノズルの軸線に対して角度を付けられている請求 項１に記載された小出しキャップ。
5. ５．開放可能な閉鎖部材が移動可能なスパウトに取付けられている請求項１に記 載された小出しキャップ。
6. ６．機械的噴霧粉砕装置が管状ノズルの端壁に形成された前記１つの通路に装着 されている請求項１に記載された小出しキャップ。