JPH03502266A - クラック検出可能な窓材パネル及びその製造方法 - Google Patents

クラック検出可能な窓材パネル及びその製造方法

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JPH03502266A
JPH03502266A JP50019289A JP50019289A JPH03502266A JP H03502266 A JPH03502266 A JP H03502266A JP 50019289 A JP50019289 A JP 50019289A JP 50019289 A JP50019289 A JP 50019289A JP H03502266 A JPH03502266 A JP H03502266A
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シェイブ、リチャード・ディー
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リビー‐オーウェンズ‐フォード・カンパニー
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 クラック検出可能な窓材パネル及びその製造方法技術分野 本発明は、クラック検出可能な窓材パネルアセンブリ及びその製造方法に関し、 特に電熱窓ガラスに加えられた電力を監視しかつ遮断するための方法に関する。
背景技術 最近製造された自動車は、ウィンドシールドなどからなる窓の曇り或いは霜を除 去するために電熱窓材パネルアセンブリを備えている。このような電熱ウィンド シールドは、迅速に霜或いは曇りを取るという便利性に加えて、自動車の安全性 を高めるためにその人気が高まっている。このような電熱ウィンドシールドは、 その製造方法及び材料にもヨルカ、加熱時にあッテハ、5〜35A、12〜10 0V。
の電力を消費する。このように大電流を消費することから窓材が破損した場合に 何らかの問題が生じ得る。
発生し得る1つの問題は、破損したウィンドシールドに接触した者が電気ショッ クを受け、この導電パネルに電力が加えられている限り電気ショックを受は続け るということである。
もう1つの問題は、導電パネルが破損した場合に、アークの発生に伴ない、局部 的な着火或いは火炎が発生し得るといことにある。
更に別の問題は、運転者が、破損した窓材から発生するアークにより驚愕し、自 動車の運転を誤り得るということである。
従来、当業者により開発されたクラックの検出装置は、回路を遮断するための2 つの方法に基づいている。これらの方法は、ウィンドシールドにクラックが発生 した場合に、抵抗レベルを検出したり、連続的なループを利用することによるも のからなっている。抵抗レベルの測定によるものの例としては米国特許第4.5 65.919号明細書に開示されたものがあり、その回路は、導電要素の抵抗値 を監視し、導電要素の抵抗値が、導電要素が破損したことを示す値をとった時に その電力供給を停止する。連続的なループを用いる形式のものの例としては米国 特許第3.941.975号明細書に開示されたものがあり、それは、所定のパ ターンをもってパネル上に配設された破壊可能な帯状片を含む検出回路を備えて いる。パネルが破損すると、発生したクラックの1つまたは複数が破壊容易な検 出回路に到達し、それを遮断することにより、導電パネルに対する電力の供給を 遮断する。最後に米国特許第3.892.947号明細書は、破損若しくは破壊 した後も電気ショックを与えないように工夫された電熱式の破壊可能なパネルを 開示している。導電帯状片がその周縁部に貼着されており、導電被膜の周りを延 在した後そのエツジに接触している。
パネルの一部が破損若しくは破壊すると、導電帯状片が切断され、被膜に向けて の電流の供給を遮断する。
発明の開示 本発明は導電パネルのクラックを検出し、その場合に導電パネルへの電力の供給 を遮断するための新規な方法に関する。特に、導電フィルムの被着の前若しくは 被着後に板ガラスの主面に対してシルクスクリーン印刷をするか或いは板ガラス の主面に形成されたセラミックエナメルからなる帯状部状にシルクスクリーン印 刷された電圧検出ライン及びバスバーからなる、導電パネルのための電圧検出回 路が提供される。バスバー及び電圧検出ラインは、シルクスクリーン印刷を行な う間に相互接続されるもので、通常は銀のフリット材料からなる。板ガラスは、 電圧検出ライン及びバスバーが焼成されるようになるまで加熱される。板ガラス の同一の面に対して導電フィルムを被着する。導電フィルムは、完全な電気回路 を形成するべくバスバーに対して接触し得るように被着される。このフィルムが 積層された板ガラスは、中間的なプラスチックシートに重合され、更にラミネー トガラスアセンブリを構成するように第2の板ガラスに積層される。本発明に基 づくクラック検出可能な窓材アセンブリは、選択されたバスバーと検出ラインと の間の電圧レベルの差を検出することにより該窓材アセンブリに於けるクラック を検出した場合に電力の供給を遮断する。選択されたバスバー若しくは検出ライ ンに破損が見出された場合、バスバー或いは検出ラインの電圧が通常値からかけ 離れ、導電窓材アセンブリの破損に伴なう問題を回避するべく電気回路が開放さ れる。電力の遮断は、車輌の電気システム内に設けられた電圧検出回路によって 達成される。検出ラインは、窓材アセンブリの側縁部の近傍に位置する上側バス バーに接続されているが、この部分は、バスバーにより大きな電流が供給される ため特にクラックの発生時にあっては電流の遮断が必要な箇所となっている。
従来技術による場合には、4本の導電端子が必要であったのに対し、本発明によ れば、窓材アセンブリに3つの導電端子を設けるのみで済む利点が得られる。
図面の簡単な説明 添付の図面中、 第1図は本発明に基づく窓材アセンブリの斜視図であり、第2図は第1図の2− 2線について見た拡大断面図であり、 第3図は第1図に示された窓材アセンブリの一部を示す拡大部分図であり、 第4図は本発明に基づく電圧検出回路を備える電熱ウィンドシールドアセンブリ を製造するための方法を表わすフロー図である。
発明の構成 本発明によれば、電気的に加熱されるのに適する窓材アセンブリであって、(a )主面を有する第1の透明シートと、(b)前記第1のシートの前記主面に重合 被着されかつ電源に接続されるべきコネクタ部分を有する一対の互いに隔置され たバスバーと、(c)前記主面に被着されかつ前記両バスバー間に電気的に接続 された透明な導電性フィルムと、(d)前記主面に重合被着された少なくとも1 つの検出ラインと、(e)前記第1の透明シートに被着された第2の透明シート とを有し、前記検出ラインが前記バスバーの一方に加えられた電圧を検出するべ く前記一方のバスバーの前記コネクタ部分に対して隔置された所定部分にて該ハ スバーに接続されていると共に、前記両バスバーに接続された電源を制御するた めの装置に接続されていることを特徴とする窓材アセンブリが提供される。
また、本発明によれば更に、電熱窓材アセンブリを製造するための方法であって 、(a)内側主面を有する外側透明シートを準備する過程と、(b)前記主面の 周縁部に沿って遮光性のセラミックエナメル材料をバンド上に塗布する過程と、 (C)一対のバスバー及び検出ラインを、前記バスバーの下側のものが前記外側 シートの下縁部に沿うように、前記バスバーの上側のものが前記外側シートの上 縁部及び一方の側縁部に沿うように、更に前記検出ラインが前記上側バスバーと 前記側縁部との間に延在するよう被着する過程と、(d)前記検出ラインに隣接 する前記上側バスバーの部分及び前記検出ラインを覆う絶縁マスク層を設ける過 程と、(e)前記主面、前記バンド及び前記バスバーに対して導電フィルムを被 着する過程と、(f)前記フィルムに中間プラスチック層を被着する過程と、( g)前記中間層に内側透明シートを被着する過程とを有することを特徴とする方 法も提供される。
発明を実施するための最良の形態 第1図〜第3図は本発明に基づく導電ウィンドシールドを示す。符号10により 示されたこのウィンドシールドは、外側板ガラス12と、例えばポリビニルブチ ラール若しくはポリエステル材料からなる合成樹脂中間層14と、内側板ガラス 16とを熱及び圧力により互いに単一のユニットとして積層したものからなる。
説明の便宜のために、板ガラス12.16の各面を、第1乃至第4の面とする。
即ち、外側板ガラス12の外面18は第1の面をなす。外側板ガラス12の内面 20は第2の面をなし、内側板ガラス16の内面22は第3の面をなし、内側板 ガラス16の外面24は第4の面をなす。現在の自動車に用いられている電熱ウ ィンドシールドの構造に於ては、ウィンドシールドの対向端縁部に互いに間隔を おいて設けられた一対のバスバー間に導電材料からなるフィルムが貼設されてい る。美観を改善する観点から、バスバーがウィンドシールドの外側から見えない ように遮蔽しておくのが望ましい。通常、これは、遮光性のセラミックエナメル 材料からなる周辺バンド26を、通常はシルクスクリーン印刷により、第2の面 20にコーティングすることにより達成される。このバンド26がコーティング され、乾燥された後、一対のバスバーがこのバンドの上面に被着される。上側の バスバー28は、ウィンドシールドアセンブリ10の上側の周縁部に沿って延設 されると共に更にウィンドシールドの側縁部及び底部の一部に亘って延設され、 その終端部に於て導電コネクタ部分30を有する。下側のバスバー32は、バン ド26上をウィンドシールドアセンブリ10の下側周縁部に沿って延在すると共 に導電コネクタ部分34を有する。バスバーが配設されると同時に検出ライン3 6も、上側バスバー28に隣接する外側板ガラス12の部分に被着される。検出 ライン36は、例えば第1図に於て符号37により示される車体のフロントピラ ー即ちAピラーの近傍の上縁部の右側等の所定位置に於て上側バスバー28に接 続される。検出ライン36がバスバーに接続されるべき位置は、導電性ウィンド シールド10に於てクラックを検出し得る領域の大きさを定めるもので、より大 きな或いはより小さな領域を検出するためにその位置を移動させることができる 。検出ライン36は、ウィンドシールドの下部に沿って延在した後、導電コネク タ部分38に於て終息している。バスバー28.32及び検出ライン36は、板 ガラス上若しくはセラミックバンド26上に、同一の銀フリット材料を単一の過 程として、通常はシルクスクリーン印刷により所望のパターンをもって被着する ことにより形成することができる。次に、外側板ガラスアセンブリを加熱し、バ スバー及び検出ラインを焼成すると共に、乾燥過程に於て既に形成されていない 場合には、バンド26の溶着も完了させる。
同時に板ガラスを、プレスまたは重力を利用して所望の形状に湾曲させる。
外側板ガラスが成形された後、導電フィルム40が第2の面20に被着される。
通常フィルム40は、スパッタリング工程により形成され、当業者に知られてい るように、電熱ウィンドシールドに適する光学的な特性を有する絶縁材料−金属 −絶縁材料層を含む。このようなフィルム及びその被着方法の例として、198 7年4月22日に公開されたヨーロッパ特許出願筒0.219.273号を参照 されたい。フィルム40は、例えば重合させることにより、その上縁を上側バス パー28に接続され、その下縁を下側バスパー32に接続される。第3図に示さ れているように、導電フィルム40の端縁部はバスパー26上に向けて延出する ことができるが、ウィンドシールドアセンブリの側方に沿って延在する上側バス パー28の部分或いは検出ライン36に接触することのないようにして、好まし くない電気回路の形成を回避しなければならない。従って、板ガラス12の側縁 部及び下側縁部に沿うバスパー28の部分及び検出ライン36の全ての部分は、 導電フィルム40の被着に先立って、コーティング過程中にフィルム40の被着 を防止し得るようなテープ、スプレーコーティングその他のマスキング材料を用 いてマスキングを行なっておく必要がある(第3図)。想像線によりその輪郭が 示されたマスキング材料42は、フィルム40が被着された後に除去され或いは そのまま窓材アセンブリ10の一部として残しておくことができる。3本の導電 リード44.46.48が導電コネクタ部分30.34.38にそれぞれ接続さ れることにより、窓材アセンブリの装着に伴なう車輌の電気システム及びクラッ ク検出システムに対する電気的接続が達成される。コネクタ部分30.34.3 8を露出させ、かつ高いはんだ付けの強度を得るために、導電フィルム40は部 分30.34.38を覆ってはならず、板ガラス16及び中間シート14の部分 の切抜き部分49を第3図に示されているように除去しておかなければならない 。
ウィンドシールドアセンブリ10のクラックを検出するための本発明に基づく方 法が第4図にフローチャートとして示されている。この過程は、先ず、符号50 により示されるスタート位置から、第1のステップ52に進み、エナメルバンド 26が窓材アセンブリの外側板ガラス12の第2の面に被着される。次のステッ プ54に於ては、外側板ガラス12を500°Fを超えない温度に暴露して2〜 8分間加熱しバンドを乾燥させ或いは温度を900″′F〜1250″Fに高め ることによりバンド26に対して予備的に焼成過程を行なう。第3のステップ5 6に於て、外側板ガラス12が充分に冷却した後にエナメルバンド26に対して バスパー28.32及び検出ライン36を被着する。通常、バスパー及び検出ラ インは、例えばE、1.duPont De Nemours and Co、 によりrNo、9999Jとして市販されているrsllver Pa5te1 等の銀材料をシルクスクリーン印刷によりエナメルバンド26上に形成してなる 。
第4のステップ58に於ては、外側板ガラス12を900°F〜1200°Fの 範囲の温度に2〜8分間暴露することよりバスパー28.32及び検出ライン3 6を焼成し、必要に応じて、エナメルバンド26の焼成を完成し或いは板ガラス を熱により曲げ加工する。外側板ガラス12が加熱されている間に第5のステッ プ60が行なわれ、板ガラスが最終的な窓材アセンブリ10として適するような 所望の形状に曲げ加工される。第6のステップ62に於ては、最終的な窓材アセ ンブリに好ましくない電気回路が形成されるのを回避するように、マスキング材 料42をもってバスパー28の一部及び検出ライン36の全てを覆う。ステップ 62.66との間に行なわれる第7のステップ64に於ては、予備的な焼成ステ ップ54及び焼成ステップ58により放出された材料を洗浄する。第8の過程6 6に於ては外側板ガラスの第2の面に対して導電性フィルム40が被着される。
この時点に於て、所望に応じてフィルム40が被着されたマスク42を除去する ことができる。第10のステップ70に於ては、外側板ガラス12を、それに適 合する形状に予め曲げ加工された内側板ガラス16に積層する。通常、この積層 過程は、ポリビニルブチラール等の合成樹脂材料からなる中間層を介在させるこ とにより達成される。このようにして、丸く囲った部分74に於て製造過程が完 了する。
コネクタ部分30.34.38を、導電リード44.46.48に対してはんだ 付けし得るように露出させるために、内側板ガラス16の一部及び対応する中間 プラスチックシートの部分を切除しなければならない。従って、第7のステップ 68は、ステップ66.70の間に於て切除部49を形成しはんだ付けを行なう 過程からなる。この第9のステップ68は、予めノツチが設けられた内側板ガラ ス16及び同様に予めノツチが設けられた中間シート14を用いることにより不 要とすることができる。第4図に更に示されている第11ステツプ72に於ては 導電リードがバスパー及び検出ラインに接続される。これらの導電リードは、導 電性ウィンドシールドに電力を供給するための車載回路74(第3図参照)とイ ンターフェイスされ、電圧を監視し、ウィンドシールドの破損を検出した場合に は電力の供給を遮断する。
作動時に於ては、車載電力/制御回路76により、リード44.46に接続され たバスパー28.32を介してウィンドシールドアセンブリ10に対して電力が 供給される。
通常、運転者は、車両側のスイッチをオンにすることによりバスパー28.32 に対して電圧を加え、窓材アセンブリ10の導電フィルム40に対して電流を供 給することができる。バスパー28.32からウィンドシールドアセンブリ10 に向けて電流が供給されると、導電フィルム40が加熱され、その熱エネルギが 、ウィンドシールドアセンブリ10を構成する各部分を介して伝達され、窓材ア センブリの霜及び曇りを除去する。
車載電力/制御回路76は、電カニニット78、電力スイッチ80及び制御ユニ ット82を有する。電カニニット78は、直流若しくは交流の電力を、バッテリ ー若しくはオルタネータ等からなる車載電源84から受ける。加熱される窓材が 車載電源84から得られる電圧よりも高い電圧を必要とする場合には、電カニニ ット78が、電流及び電圧制限手段を含むような任意の従来形式の装置により昇 圧される。電カニニット78からの電力は、電力スイッチ80を経てリード44 .46に供給される。通常運転者の手の届く位置に設けられた運転者用スイッチ 86は、窓材アセンブリ10に対する電力の供給を手動制御し得るように電力ス イッチ80に接続されている。制御ユニット82は、検出ライン電圧を受けるべ くリード48に接続されていると共に、基準電圧としての電カニニット78から の出力電圧を受けるためにライン88を介して電力スイッチ80の入力端に接続 されている。検出ライン36の電圧が電カニニットの電圧に対して所定値以上低 下した場合には、制御ユニット80からの信号により電力スイッチ82がリード 44.46に対する電力の供給を遮断する。
窓材アセンブリの加熱中に於て、車載電力/制御回路76は常に上側バスパー2 8及び検出ライン36に供給される電圧を監視し基準電圧値と比較する。部分3 7とリード44若しくは48との間の上側バスパー28若しくは検出ライン36 の部分にクラックが発生した場合、回路76は電圧の差を検出し、窓材アセンブ リ10に供給される電力を遮断する。窓材アセンブリにクラックが発生すると、 上側バスパー28若しくは検出ライン36が切り離され、ライン36の電圧を低 下させる。車載回路76は、切り離されたバスパー28若しくは検出ライン36 に於ける電圧の差を検知し、直ちに窓材アセンブリ10に対する電力の供給を停 止する。従来形式に基づくクラック検出装置によれば、破損が発生した後に導電 性パネルに供給される電力を遮断するまでにある程度の時間が経過することから 、破損部分を横切るアークが形成し、場合によってはこのアークにより破損部分 が自然に再び溶接補修される場合があった。
しかしながら、本発明によれば、導電性パネルへの電力の遮断が瞬間的に行なわ れることから、安全性が高く、運転者を効果的に保護することができる。
車載回路76は、通常車輌の製造者から提供されるものであるが、本発明を実施 するためには電圧差を監視し検出するための市販されている任意の回路を用いる ことができる。
上記したものとは異なる別の実施例によれば、窓材アセンブリの成形過程に先立 って導電フィルムを被着する。加熱形成型(pyrolHlc )の導電被膜を 用いることにより板ガラスと共に導電性被膜を曲げることができ、それにより、 導電性フィルムを板ガラスを曲げ加工する前の平坦な状態に於て被着することが 可能となる。
更に別の実施例によれば、導電フィルムを導電性パネルの別の面に被着している 。例えば、導電性フィルムをプラスチック製の中間層の一方の面に被着し、或い は米国特許第4.107.366号或いは同第4.242.403号明細書に開 示されているような裂傷防止ウィンドシールドを構成するプラスチックシートの 表面に被着し或いは窓材アセンブリを構成する任意の数の面に対してこの導電性 フィルムを被着することができる。導電性フィルムを、板ガラスではなくプラス チックシートに被着しようとする場合、通常、バスパー28.32及び検出ライ ン36は、例えば導電性ポリエステル材料からなるものとすると良い。その場合 には、ポリエステル材料からなるバスパー及び検出ラインを、導電フィルムをプ ラスチック層に被着する前に、接着剤によりプラスチックシートに固定すること ができる。
その後にプラスチックシートは、板ガラス、別のプラスチックシート若しくは他 の適宜な透明材料に対して被着され、複数層からなる或いはその他の従来形式の 窓材パネルと同様な、しかしながらクラックを検出し得る裂傷防止型窓材パネル とすることができる。
FIG、  2 FIG、  3 国際調査報告

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電気的に加熱されるのに適する窓材アセンブリであって、 (a)主面を有する第1の透明シートと、(b)前記第1のシートの前記主面に 重合被着されかつ電源に接続されるべきコネクタ部分を有する一対の互いに隔置 されたバスバーと、 (c)前記主面に被着されかつ前記両バスバー間に電気的に接続された透明な導 電性フィルムと、(d)前記主面に重合被着された少なくとも1つの検出ライン と、 (e)前記第1の透明シートに被着された第2の透明シートとを有し、 前記検出ラインが前記バスバーの一方に加えられた電圧を検出するべく前記一方 のバスバーの前記コネクタ部分に対して隔置された所定部分にて該バスバーに接 続されていると共に、前記両バスバーに接続された電源を制御するための装置に 接続されていることを特徴とする窓材アセンブリ。
  2. 2.電気的に加熱されるのに適する窓材アセンブリであって、 (a)主面を有する第1の透明シートと、(b)前記第1のシートの前記主面に 重合被着されかつ電源に接続されるべきコネクタ部分を有する一対の互いに隔置 されたバスバーと、 (c)前記主面に被着されかつ前記両バスバー間に電気的に接続された透明な導 電性フィルムと、(d)前記主面に重合被着された少なくとも1つの検出ライン と、 (e)前記第1のシートの前記主面及び前記フィルムに対して被着された中間層 と、 (f)前記中間層に被着された第2の透明シートとを有し、 前記検出ラインが前記バスバーの一方に加えられた電圧を検出するべく前記一方 のバスバーの前記コネクタ部分に対して隔置された所定部分にて該バスバーに接 続されていると共に、前記両バスバーに接続された電源を制御するための装置に 接続されていることを特徴とする窓材アセンブリ。
  3. 3.前記接着剤が予め成形されたプラスチック層からなることを特徴とする請求 の範囲第2項に記載の窓材アセンブリ。
  4. 4.電気的に加熱されるのに適する窓材アセンブリであって、 (a)内側主面を有する第1の内側透明シートと、(b)前記第1のシートの前 記主面に重合被着されかつ電源に接続されるべきコネクタ部分を有する一対の互 いに隔置されたバスバーと、 (c)前記主面に被着されかつ前記両バスバー間に電気的に接続された透明な導 電性フィルムと、(d)前記主面に重合被着された少なくとも1つの検出ライン と、 (e)前記第1のシートの前記主面及び前記フィルムに対して被着された中間層 と、 (f)前記中間層に被着された第2の内側透明シートとを有し、 前記検出ラインが前記バスバーの一方に加えられた電圧を検出するべく前記一方 のバスバーの前記コネクタ部分に対して隔置された所定部分にて該バスバーに接 続されていると共に、前記両バスバーに接続された電源を制御するための装置に 接続されていることを特徴とする窓材アセンブリ。
  5. 5.前記第1及び第2のシートがガラス材料からなることを特徴とする請求の範 囲第4項に記載の窓材アセンブリ。
  6. 6.前記中間層がポリビニルブチラールからなることを特徴とする請求の範囲第 4項に記載の窓材アセンブリ。
  7. 7.前記中間層がポリエステル材料からなることを特徴とする請求の範囲第4項 に記載の窓材アセンブリ。
  8. 8.前記バスバー及び前記検出ラインが銀材料からなることを特徴とする請求の 範囲第4項に記載の窓材アセンブリ。
  9. 9.前記一方のバスバーの一部が前記第1のシートの上縁部に沿って延在し、前 記バスバーの他方が、前記第1のシートの下縁部に沿って延在し、更に前記フィ ルムが前記両バスバー間に接続されていることを特徴とする請求の範囲第4項に 記載の窓材アセンブリ。
  10. 10.前記主面に被着された遮光性材料からなるバンドを有し、前記バスバー及 び前記検出ラインが前記バンド上に被着されていることを特徴とする請求の範囲 第4項に記載の窓材アセンブリ。
  11. 11.前記バンドがセラミックエナメル材料からなることを特徴とする請求の範 囲第10項に記載の窓材アセンブリ。
  12. 12.絶縁性のマスキング材料が前記一方のバスバーと前記フィルムとの間に配 置されていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の窓材アセンブリ。
  13. 13.絶縁性のマスキング材料が前記検出ラインと前記フィルムとの間に配置さ れていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の窓材アセンブリ。
  14. 14.前記フィルム、前記中間層及び前記第2のシートの一部が前記両バスバー のそれぞれのコネクタ部分及び前記検出ラインのコネクタ部分を暴露するために 切除されていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の窓材アセンブリ。
  15. 15.前記バスバー及び前記検出ラインの前記コネクタ部分のそれぞれに接続さ れた導電性リードを有することを特徴とする請求の範囲第14項に記載の窓材ア センブリ。
  16. 16.車載電源により電気的に加熱されるべく適合された車両用窓材アセンブリ であって、 (a)内側の主面を有する外側板ガラスと、(b)前記主面の周縁部に被着され た遮光性のバンドと、(c)前記バンド上に被着されると共に、前記外側板ガラ スの下縁からその側線及び前記外側坂ガラスの上縁部に沿って延在する上側バス バーと、 (d)前記バンド上に被着されかつ前記外側板ガラスの下縁部に沿って延在する 下側バスバーと、(e)一端にて前記上側バスバーの両端間の中間位置に接続さ れかつ前記上側バスバーに対して概ね平行をなすように前記バンドに被着された 検出ラインと、(f)前記バンド、前記バスバー及び前記検出ラインを介して前 記主面に被着された導電フィルムと、(g)前記フィルムに被着されたプラスチ ック材料からなる中間層と、 (h)前記プラスチック材料層に被着された内側板ガラスと、 (i)前記バスバー及び前記検出ラインに、前記外側板ガラスの下縁近傍にて接 続された3本の導電リードとを有することを特徴とする窓材アセンブリ。
  17. 17.前記フィルム、前記中間層及び前記内側板ガラスが、前記リードの接続部 を露出するべく切除されていることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の窓 材アセンブリ。
  18. 18.車載電源と前記バスバーに接続された前記両リードとの間に接続された電 力スイッチを有することを特徴とする請求の範囲第16項に記載の窓材アセンブ リ。
  19. 19.前記検出ラインに接続された前記リードの1つと前記電力スイッチとの間 に接続され、前記検出ラインに於ける所定の電圧降下に応動して前記車載電源か ら前記バスバーを切り離すように前記電力スイッチを作動させるための制御手段 を備えることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の窓材アセンブリ。
  20. 20.前記外側板ガラスの前記側縁部及び前記下縁部に隣接する前記検出ライン 及び前記上側バスバーの一部を覆う絶縁マスク層を有することを特徴とする請求 の範囲第16項に記載の窓材アセンブリ。
  21. 21.電熱窓材アセンブリを製造するための方法であって、(a)内側主面を有 する外側透明シートを準備する過程と、 (b)前記主面の周縁部に沿って遮光性のセラミックエナメル材料をバンド上に 塗布する過程と、(c)一対のバスバー及び検出ラインを、前記バスバーの下側 のものが前記外側シートの下縁部に沿うように、前記バスバーの上側のものが前 記外側シートの上縁部及び一方の側縁部に沿うように、更に前記検出ラインが前 記上側バスバーと前記側縁部との間に延在するよう被着する過程と、 (d)前記検出ラインに隣接する前記上側バスバーの部分及び前記検出ラインを 覆う絶縁マスク層を設ける過程と、(e)前記主面、前記バンド及び前記バスバ ーに対して導電フィルムを被着する過程と、 (f)前記フィルムに中間プラスチック層を被着する過程と、 (g)前記中間層に内側透明シートを被着する過程とを有することを特徴とする 方法。
  22. 22.前記内側シート、前記中間層及び前記フィルムに切除部を形成することに より前記バスバー及び前記検出ラインのコネクタ部分を露出させる過程を有する ことを特徴とする請求の範囲第21項に記載の方法。
  23. 23.前記コネクタ部分に対して個々に導電性リードを接続する過程を有するこ とを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。
  24. 24.前記ステップe及びステップfの間に前記絶縁マスク層を除去する過程を 有することを特徴とする請求の範囲第21項に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017212138A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 大日本印刷株式会社 加熱電極装置、通電加熱パネル、乗物、及び加熱電極装置の製造方法

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