JPH03501681A - 乾燥粉末診断剤及びその適用 - Google Patents

乾燥粉末診断剤及びその適用

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JPH03501681A
JPH03501681A JP50195489A JP50195489A JPH03501681A JP H03501681 A JPH03501681 A JP H03501681A JP 50195489 A JP50195489 A JP 50195489A JP 50195489 A JP50195489 A JP 50195489A JP H03501681 A JPH03501681 A JP H03501681A
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ボーリンガー・マンハイム・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乾燥粉末診断剤及びその適用 (発明の分野) この発明は、分析化学に有用な乾燥試薬、この試薬を使用する装置、試薬及び装 置を準備する方法及びこれらを使用して分析を行う手段に関する。
(背景及び先行技術) 分析及び診断化学の分野は近年急速に発達した。その分野は血液、血漿、尿、の ような体液の分析、牛乳、飲料水及び他の液体のような食用物質に関する。その 分野の適用は医療の診断、純度試験、法科学等を含む。ここで議論されるタイプ の分析化学に使用される装置は、時々試験片、計量棒その他当業者にはなじみの ある言葉で一般に呼ばれる装置である。その装置には特殊な分析剤または決めら れた物質と反応して決定若しくは検出可能なシグナルを形成する。これは、常に ではないが、しばしば色である。色生成または色の変化は、物質または分析剤が 試験試料中に存在するか否かの問題にイエス、ノーの答えを与えることになる。
生成され゛た色の濃度または実際の色はどの程度の量分折割が存在するかの決定 に使用できる。
実際、その試料は試験装置に適用されるか、その装置自体が浸されるか、または 試験試料と接触されるかもしれない。
試験装置と乾燥化学で行われるタイプの試験の典型的なものとしである非常に一 般的な試験の一つが血中グルコースレベルの決定である。これは、もちろん、糖 尿病や低血糖患者のモニタリングのような多くの状況において重要である。試験 用試料はTMBと呼ばれる指示薬3゜3’ 、5. 5’ テトラメチルベンジ ンと、酵素としてグルコースオキシダーゼ及びペルオキシダーゼを含むものとし て調整される。
もし、グルコースが試料中に存在するとグルコースオキシダーゼの存在下酸素と 反応し、グルコン酸と過酸化水素になる。TMBは、非酸化状態では無色である が、酸化されると形成される変化移動錯体により、青、赤、または紫色に着色す る。このように、もしグルコースが存在すれば色の形成を観察することによりど の程度の量があるか決定できる。そのシステムは特異的な分析である。というの は、過酸化水素は試料中における通常の成分ではなく、グルコース特異的酵素で あるグルコースオキシダーゼがその基質と反応したときのみ形成されるものだか らである。
上記記載のシステムは、もちろん、乾燥化学の手法を用いて行われる種々の試験 の一例にすぎない。分析対象物特異的酵素と指示薬を修飾することにより、上記 システムの概略部分を用いて異なる分析対象物を決定することができる。
典型的には、この型の装置は三つの“層0を含む考慮下の分析で使用される。第 一の層は、試験において実質的には役割を果たさないものであるが、基材または 運搬層である。この層は不活性であり、一般的には熱可塑性樹脂のような物質か ら成る。第二の層は、“反射層”と呼ばれるものであるが、検出可能なシグナル が形成されたときに、そのシグナルを読むのを補助するよう働くものである。
これは、上述のように反射光検出器を用いるシステムにおいて特に有用である。
この層は、検出可能なシグナルの発生器によっては吸収されない光を反射する幾 らかの物質を含むものである。一般にこの層はコーティング、泡沫、膜、紙また は光を反射する金属薄膜を形成しである。この層に有益な物質としては、TiO 2、ZnO□が含まれる。第三の層は、一般に反応層と呼ばれ、検出可能なシグ ナルを形成するための成分を含んでいる。そして、実際に分析対象物の決定のた めに“読む”のはこの層である。種々の酵素、基質、レセプター及び結合相手、 例えばラベル化抗体、指示分子、蛍光試薬、キャッピングまたは消去剤等は、こ の層に組み込まれている。
この層は一般には紙または他の繊維性物質、ポリマー物質のフィルムのような非 繊維性物質と同様に、両方を含む混合層として構成される。
一方、以下に記載される装置の型は、裸眼検査に使用されるものであるが、これ は必ずしも好ましくない。そのシステムは、可視光検出システムの配備に使用さ れる。
このシステムにおいて、試験装置は“読み取り装置”中に設けられる。その読み 取り装置中では入射光は試薬層に向けられる。あるものはシグナル発生器で吸収 され、またあるものは反射され、シグナルを形成する。このシグナルは反射光で あり、検出器で検出される。検出器における光の強度及び波長の読み取りは、試 料が分析される方法による。
この分野における興味は、結果としての文献及び特許の量により例証される。こ の文献の例どしては、スペイド、らの(Spayd、 et at、) 、クリ ン、ケム、(C1in、 Cah−em、 )針尖:1343−1350(19 78)があり、それは、乾燥多層分析要素を用いた血液成分の分析を示している 。クルメらは、(Curme、 et al、) 、クリン、ケム、(CIin 、 Cahe−m、)旺■:1335−1342(1987)でフィルムを基材 とした試験試料に適用される技術の一般原理について示している。
サートル(Thirtle)は、ケムテク(Chem Tech)25−35  (1月、1979)でカラー写真に対するこの分野の適用を示しグルコース濃度 の分析に使用できることを示している。
シリ−(Shirey)は“臨床化学のための層状コーティング技術の進展”( 1982)の中で1982年に化学分析に適用したものとして層状化学の技術状 況の一般的概略を与えている。
トーマスらは(Thomas、 et al、)、アン、タリン、バイオケム、 (Ann、 Cl1n、 Biochem、)19:214−223(1982 )てビリルビン、尿酸、乳醜脱水素酵素及びその他の成分もまた乾燥化学タイプ の装置を用いて分析される。ウォルターによる(Walter)、アナル、ケム 、(Anal、 Chem、) 55(4):499A−514A(1983) での当該技術の他の概説がある。フリーらは(Free、 et al、)、ラ ブ、メト(Lab、 Med、) 15(9):595−601(1984)で 当該技術分野の他の総説を提供している。
フリーらは(Free、 、et al、 )、クリン、ケム、(CIin、  Cahe−m、) 30(6)+829−838(1984)で自己試験の分野 での非常に重要な教訓を与えている。乾燥化学試験システムは視覚的に決定でき るシステムの形成を含むものであるので、技術者や臨床医でなくとも体液を装置 に対して適用し、引き続いてシグナルを形成し、通常は色であるが、マスターガ イドと比較することで体液成分の濃度をモニターできる。より複雑な自己試験シ ステムにおいては、個々人は上記に示したような正確な濃度の読み取りを与える 測定装置(メーター)を使用する。
ゲンソウ(Genshaw)の、カラー リスアンドアブ(Collor Re s、 & App、)10−235−254(1985) は、いわゆるΔE値 または減衰変化を用いて行うことができる定量分析の討論である。技術文献にお ける最後のものとして、メイヤーらは(Meyer、 et al、) 、ラブ 、マン(Lab、 Man)43−50 (4月、1986)で試験試料技術に ついての更に別の概略を与えている。これらは色形成と変化による視覚化の方法 を提供する。
これら対照は全て背景情報を示すとともに、当該技術分野において一般的に知ら れていることを、構成している。それらは全て以下の対照に特別に組み込まれる ものである。
この技術分野の考慮から明らかなことは、特別な方法が分析用の試験試料の準備 のために続いて示される。これは、試薬の懸濁液または溶液の混合及びその混合 物を試験試料に対して適用することを含み、次に液体の留去が行われる。水溶液 または分散されたポリマー性結合剤を含む溶液が働く。その溶液(通常は水)に 基づいたシステムはいくつかの非常に重要な理由のために問題が多い。第一に、 多くの重要な基質は上述のようにTMBを含むが1.水に不溶である。これは、 加水分解に対する安定性及び混和性に関する他の問題もあり、試験試料装置に使 用するのに多くの物質を不適なものにしている。また もし、例えば酵素と基質 が溶液中で混合されると、それらは無論分析対象物の適用より前に反応し、シス テムが失敗に帰することになる。指摘されたように、液相は、水のようにこれら のシステムから除外されなければならない。これは、全ての湿気を除去する温度 にまで上げてなされるに違いない。一般に、そのパラメータは55℃、20〜3 0分間である。これらの条件でいくらかの障害を受けることなく抵抗できる酵素 系は殆どない。加えて、試験試料それ自体がしばしばこの処理により障害を受け る。液体の担体の適用に関する技術状況を示すものとして日本国特許出願番号6 1−247967があり、これはグルコースオキシターゼ(GO)、ベルオキシ ターゼ(POD)指示薬、水吸収粉末及び結合剤による“インク組成物”を示し ている。この発明の鍵となる特徴は指示薬の一つが非水分散中に存在す、るとい うことである。ソ連特許出願番号1155944はカチオン交換セルロース及び o−トルイジンのアルコール溶液の分散の調整を酵素の組合せ前にすることを示 している。その0−トルイジンはセルロースの中への組み込みのために酵素から 保護する作用がある米国特許Nα4.673.654は試験するために必要な乾 燥試薬の分離を示している。この発明に記載されたシステムもまた試薬中の酵素 の存在を除外していることは気付かれるに違いない。これは、反応する酵素を欠 く、安定化された粉末指示薬を示す米国特許Nα4.615.972の場合も同 様である。
このように、先行技術においては指示薬と酵素を均一に分配したものを含む、試 料中の分析対象物の決定に使用し得る乾燥試薬を示しまたは暗示するものは全く ないことがわかるであろう。
このように、本発明の目的は、そのような乾燥試薬、乾燥化学分析のために使用 し得る試薬を含む装置及びこれらの製造方法と使用方法を示すことにある。
(好ましい実施例の詳細な記載) 本発明の実施は均一な反応性粉末試薬組成物を形成する粉末酵素及び粉末指示薬 の両方を含む混合物の調整を含む。粉末状の指示薬と酵素は両者とも容易に利用 てきる物質であり、いかなる数の提供者からも販売可能である。希望により付加 的な物質が画一的な粉末組成物に加えられるかもしれない。最も好ましくは、界 面活性剤が加えられる。界面活性剤は粉末状態であることが幾つかの理由により 有益である。それらは試験試料と指示薬/酵素粉末混合物とを混合するのを補助 し、あるものは付加的な有益な性質を持っている。界面活性剤は、例えば、ドデ シルベンゼンスルホン酸ナトリウムがあり、シグナルを形成する指示薬と酵素の 反応に引き続く色素形成種の安定化作用を補助する。ある界面活性剤はまた、分 析下に試料から赤血球を除去するのを助ける。赤血球はその強力な色のため、し ばしば試験を妨害する。もし好ましい界面活性剤が選択されれば、赤血球はそこ へ付着する傾向はなく、研究される反応を妨害することもない。
加えて、これら赤血球の破壊は溶血を妨げる界面活性剤の選択により和らげるこ とができる。好ましい界面活性剤中でドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムに 付加されるものとしては、限定するわけではないが、以下の非イオン性界面活性 剤がある。エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロック共重合体、エチレン オキシエタノール、エチレンオキシド付加物;アルコキシ化ラウリルアルコール ;ノニルフェノキシポリエタノール;アルキルフェノキシポリオキシエチレンエ タノール;エトキシ化脂肪酸エトキシ化アルコール及びエトキシ化オクチルフェ ノール。有益な両性界面活性剤としてはスルホベタインを含む。他のアニオン性 界面活性剤はドデシル硫酸ナトリウム、トリエタノールアミンアルキルベンゼン スルホネート及びアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを含む。
ポリマーもまた粉末試薬において有益である。これらは当該技術分野におけるポ リマーの通常の役割である結合剤としてよりもむしろ充填剤として働く。そのポ リマー若しくは選択されたポリマーは、もし選択物が水溶性で、カルボン酸グル ープのような酵素活性を妨げるに十分な量のグループを含まないことである。好 ましいポリマーの例としては次のようなものを含む。ポリビニルアルコール;ポ リビニルアセテート:ポリ・ビニルプロピオネート;酢酸ビニル/塩化ビニル共 重合体;アクリル酸樹脂(アクリル酸及びメタクリル酸);軽度水酸化アクリル 酸類;エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロック共重合体、ポリ塩化ビニ ル;スチレンアクリロニトリル樹脂;ポリビニルピロリドン;ヒドロキシエチル セルロース;セルロースアセテート;セルロースアセテートプロピオネート;ア ルギン酸類;キサン類;橋かけポリビニルアルコール;及び重合性または共重合 性ジアリルフタル酸。他の有益な物質は、当業者にとっては明らかである。追加 の有益な物質はフッ素処理された物質を含み、それらは赤血球を追い払う点で有 用である。有用なフッ素処理された粉末は特に粒子径3〜5μのポリビニリデン フルオリド、ビニリデンフルオリド/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(3〜 5μ)及びテフロンを含む。
カオチン性ポリマーはアニオン性ポリマーと同様に使用され得る。これは通常で はない。というのは、各成分の溶液においてアニオン及びカチオン物質の混合物 は好ましくない凝集を招くからである。
そのようなことは本発明では起こらない。アニオン性物質は陰性に荷電した赤血 球を追い出すのに有用である。
そのような有益なアニオン性物質の例示としてはアニオン性化合物、界面活性剤 及びポリマーがある。
緩衝剤はそれらの知られた効果のため自由選択的に使用される。本発明によれば 、代表的な乾燥粉末及び種々の成分に拡げられる範囲は以下の通りである。
代表値 範 囲 GOO,30,25−0,35 POD O,80,70−0,90 クロテイン 4゜8 4.50−5.00フエニルセミカルバジド 0,4 0 .30−0.50TMB 2.5 2.50−2.30 ポリマー 86.1 90.75−40.95界面活性剤 5.1 1.00− 10.00フッ素処理化合物/ポリv −0,00,00−10,00陽荷電化 合物/ポリ? −0,00,00−10,00シリカ 0.0 0.00−20 .00与えられた範囲が重量%であることは理解されるだろう。試薬中の唯一の 必須成分は1または2以上の酵素(この場合はGo及びPOD ニゲルコースオ キシダーゼ及びペルオキシダーゼに相当)及び指示薬(この場合でitTMB、 3゜3°、5,5“−テトラメチルベンジジン)であることもまた理解されるに 違いない。この組成物の試薬は水溶液の形態では準備され得ないことは当業者に は気付かれるだろう。TMBは水に対し非常に良く溶解するわけではない。
一度粉末試薬が準備されると、その粉末はそれが付着または添えられた粘着表面 に適用される。一つの実施例では、粘着表面はポリカルボネートまたは他の圧力 感受性エマルジョンが適用される熱可塑性のフィルムである。
二のエマルジョンはフィルムに“粘着性”を与え、言い換えると、それを付着し 易くするものである。そのエマルジョンは、水を含むべきであるが、水が追い出 される80〜90°Cまでの温度で取扱い可能である。そのような処理は、もち ろん、酵素が担体に既に適用された後ては不可能である、というのは、この温度 は酵素を不活化するためである。圧力感受性エマルジョンは当該技術分野ではよ く知られている。例としては、エアープロダクツの“フレックスボンド149” 、“フレックスボンド150”、アシ二うンドケミカルズの生産物“アロセット ”等かある。これらの圧力感受性エマルジョンは、一般にポリマーまたは樹脂で ある。例えば、フレックスボンド149はビニルアセテート共重合体であり、フ レックスボンド150は飽和酢酸ビニルポリマーである。圧力感受性エマルジョ ンの共通の形態の一つは“スコッチタイプとして認識されるものであり、粘着テ ープの他の形態も当業者にはよく知られている。21 シー、エフ、アール(C ,F。
R)g 175゜105、“接着剤”は対照剤として使用されるが、本発明で使 用できる多くの粘着剤にリスト化されている。
粘着剤の選択は、もちろん色々あるであろうが、利用の容易さと使用される特別 なシステムとによる。
担体に粘着剤が適用され、そこに対して粘着された乾燥組成物はポリカーボネー トであってもよい。典型的には、これは約140μmの厚さであるが、担体及び 粘着剤エマルジョンの厚みは厚みの広い範囲を覆うことになるかもしれない。典 型的には、90μm〜250μmの範囲が好ましい。他の物質も使用され得る。
これらの例としてはカプロラクタムポリマー(“ナイロン6”及び“ナイロン1 2”);1.6−へキサメチレンジアミン及びドデカン酸との縮合ポリマー(ナ イロン612として知られる);ポリメチレンテレフタレート、ポリメチレンテ レフタレート、アセタールホモ及び共重合体のようなポリエステル類;ナイロン ブロック共重合体;ポリエステルポリカーボネート類;スチレンアクリロニトリ ル及びポリスチレン類;アクリル酸類;ポリスルホン;ポリエーテルスルホン類 ;ポリエーテルエーテルケトン類;アセテートプロピオネート、アセテートブチ レート及びトリアセテートのよっては担体用フィルムとして有用である。他のも のとしては、ポリエステル類、ポリ塩化ビニル類、プロピレン−エチレン−酢酸 ビニル混合ポリマーがある。これらはTie、のような反射剤を含むこともあ、 るが、これは要求されない。
上記のように、圧力感受性エマルジョンは運搬体に適用され、それはいかなる簡 便な方法によってもなされる。
一度これがなされたならば、いがなる水も常圧または減圧下、例えば留去により 除去される。種々のよく知られた技術が粉末反応剤を適用するのに利用される。
例えば、圧力感受性エマルジョンを含む担体は粉末試薬を均一に載せるホッパー を通るベルトコンベアの方へ引っ張られる。過剰の粉末は取り払われ、再利用さ れる。単純な散水、乾燥粉末のノズルからの分配及び流動化層の適用は全て静電 吹き付は具のような静電的な適用の可能性がある。
実際の生産物は、例えば使用される粘着物のタイプやその厚みを変えることで調 節できる。粉末試薬の粒子径は種々の分粒法、例えばボールミルにより調節でき る。
適用速度を変えることにより粉末の濃度が変わることになる。
かつて、この要素は試薬が担体の中に組み込まれた状態で準備され、それ自身か または切断され、成型され、もしくは異なる実施例の試験試料の型にあてはめら れて使用された。かつて、その要素または試験試料が準備され、それは種々の液 体試料において分析対象物を評価するのに使用された。
異なる酵素と指示薬が使用されるかも・しれない。このタイプの試験システムで 使用され、当業者により認識されるこれらの酵素としてはアミラーゼ、β−ガラ クトシダーゼ、アルカリホスファターゼ、カタラーゼ、ウリカーゼ等がある。異 なる基質にはCPRG、あらゆるガラクトピラノシド誘導体、レゾルフィン、A BTS、4−メトキシナフトールガラクトピラノシド、MBTS、AAP (4 −アミノアンチピリン)、TOO3(N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3− スルフォプロビル)−m−トルイジン)、TMB誘導体、例えばTMBジヒドロ クロリド、3,3°、5.5’ −テトラエチルベンジジン及びその塩酸塩、4 AAP/MAO3(3,5−ジメチル−N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3 −スルフォプロビル)−アニリン) 、4AAP/ADO3(N−エチル−N− (2−ヒドロキシ−3−スルフォプロビル)−m−アニシジン)、4AAP/A LPS (N−エチルーN−スルフォプロビルアニリン)、4−AAP/ADP S (N−エチル−N−スルフォプロビルーm−アニシジン)その他が含まれる 。以下の例は本発明の特別な実施例を示すためのものであり、いかなる方法にお いても本発明を限定するものと見てはならない。
例1−6 6つの粉末試薬が粉末タイプの各構成成分を用いて準備された。
組成 l 組成 2 クロティンC1,400g 1.400gGO0,100g 0.100g POD 0.230g 0.230g フェニルセミカルバジド 0.132g O,132gTMB 0.740g  0.740g ドデシルベンゼン 1.500g 1,500gスルホン酸ナトリウム ポリビニルピロリドン 0.000g 10.00g組成 3 組成 4 クロティンC1,400g 1.400gGO0,100g 0.100g POD 0.230g 0.230g フェニルセミカルバジド 0.132g 0.132gAAP 0.203g  0.203g TOO30,295g 0.295g 非イオン性界面活性剤 1.500g 1.500gポリビニルアルコール O ,000g 10.00g組成 5 組成 6 クロティンC’ 1.400g 1.4001gGo 05100g O,10 0H POD O,230g 0.230g フェニルセミカルバジド 0.132g 0.132gTM8 0.740g  0.740g アルキルベンゼン 1.500g 1.500gスルホン酸ナトリウム 部分加水分解アクリル酸 0.000g 10.00gエステル樹脂 これら組成物の夫々は、予め準備されたポリカーボネートフィルムに適用される 。そのフィルムはポリマー性粘着剤フレックスボンド149に40μm〜200 μmの厚みで適用される。これらはフードの下で一夜乾燥される。次の付加水の 除去の後に粘着性のフィルムが前記組成物に適用される。乾燥フィルムは乾燥時 に20μm〜100μmの厚さとなる。粉末試薬は、それからフィルム上に散布 される。
一度粉末がフィルムに粘着すると、それらはグルコースを含む血液と同様な食塩 水中にグルコースを60.200及び600■/d!含むコントロールに対して 試験される。
その溶液は好ましい構成要素に対して適用され、展開される。結果は全説明した 水生成組成物と等価なものから成る試料と比較されたものとして得られる。水生 成の型が均一でないときは組成1,3及び5と等価である。ポリカーボネートに 対して適用され、乾燥された時点で、それらは樹脂性結合剤がないために限られ た完全さしかない。塩、グルコース及び全血と試験されるとき、色の発色は均一 ではない。その上、温度を上昇させて乾燥すると酵素活性を減少させる。他方、 例示されたものから準備された試料である乾燥粉末技術を用いた乾燥組成1゜3 及び5は均一で一致したものであった。それらは画一的な色を与えた。可視光の 反射スペクトロメータでなされた試験は非常に良好な感度で急速な発色反応の終 末を与えた。乾燥タイプの技術を用いた組成2,4及び6は試料の準備後でも高 い酵素活性を維持する一方水生成の公式化は乾燥中に一部その活性を失っている 。試験が塩、グルコース及び全血とともになされると、乾燥粉末組成はより強力 な色を与え(波長の反射率とグルコース濃度のプロット)試験試料の表面に皆無 または最小の赤血球の粘着しか起こさなかった。また、色の反応は急速に終点に 達し、その感度は優れている。このように、乾燥技術試料を用いて得られた結果 は他の試験系で得たものより優れている。
特異性と例示は実証的なものであって本発明を限定するものではなく、本発明の 精神及び範囲内の他の実施例は当業者に示唆を与えるものと理解される。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 平成2年7月6日

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.試料中の分析対象物を決定するのに有益な試薬であって、その構成は: (a)分析対象物に対して不活性な粘着性担体及び、(b)前記粘着性担体に粘 着する反応性粉末、その反応性粉末は少なくとも一つの粉末指示薬と少なくとも 一つの粉末酵素を含み、前記指示薬及び酵素は前記分析対象物と反応して検出可 能なシグナルを与え、かつ、前記粉末中に均一に分散される。
  2. 2.前記反応性粉末が不活性な水溶性粉末ポリマーから構成される請求項1記載 の試薬。
  3. 3.前記反応性粉末が少なくとも1つの界面活性剤から構成される請求項1記載 の試薬。
  4. 4.前記反応性粉末が緩衝剤から構成される請求項1記載の試薬。
  5. 5.前記ポリマーが非イオン性である請求項2記載の試薬。
  6. 6.前記粉末ポリマーがアニオン性及び非イオン性ポリマーである請求項2記載 の試薬。
  7. 7.前記粉末ポリマーがカチオン性及び非イオン性ポリマーである請求項2記載 の試薬。
  8. 8.前記反応性粉末が1〜1.5重量%の粉末酵素から成る請求項1記載の試薬 。
  9. 9.前記反応性粉末が2〜3重量%の指示薬から成る請求項2記載の試薬。
  10. 10.前記粉末ポリマーが40〜95重量%の前記反応性粉末から成る請求項2 記載の試薬。
  11. 11.前記界面活性剤が1〜10重量%の前記反応性粉末から成る請求項3記載 の試薬。
  12. 12.前記酵素がグルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ、アルカリンホス ファターゼのアイソザイム、エステラーゼ及びリダクターゼである請求項1記載 の試薬。
  13. 13.前記指示薬が3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジン、3,3′, 5,5′−テトラメチルベンジジン2塩酸塩、3,3′,5,5′−テトラエチ ルベンジジン、3,3′,5,5′−テトラエチルベンジジン2塩酸塩、ジアリ ルイミダゾール、4−AMP/MAOS,4−AAP/ADOS,4−AAP/ ALPSまたは4−AAD/ADPSである請求項1記載の試薬。
  14. 14.前記粘着性担体がポリエステル、ポリ塩化ビニル、プロピレン/エチレン /酢酸ビニル混合ポリマー、ナイロンブロック共重合体、アクリル酸、ポリスチ レン、ポリカーボネート、ポリスルホン、アセタールホモポリマー、アセタール 共重合体、セルロースアセテートプロピオネート、セルロース、セルローストリ アセテート、またはセルロースアセテートブチレートであって、前記担体がそれ に適用された粘着性で圧力感受性エマルジョンを含む請求項1記載の試薬。
  15. 15.前記粘着性担体が90μm〜250μmの厚みを持ち、前記反応性粉末が 3μm〜75μmの厚みで適用される請求項14記載の試薬。
  16. 16.前記エマルジョンがアクリル酸または酢酸ビニルエマルジョンである請求 項14記載の試薬。
  17. 17.前記酵素がグルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ、β−ガラクトシ ダーゼ、カタラーゼ、アミラーゼ、及びウリカーゼから選択される請求項1記載 の試薬。
  18. 18.試料中の分析対象物を決定するのに有用な装置であって、その構成は: (a)不活性な担体 (b)少なくとも部分的に前記不活性担体に物理的に接触する反射性担体 (c)前記試料、分析対象物及び前記不活性粘着性担体に粘着される反応性粉末 に対して不活性な不活性粘着担体から成る試薬層であって、前記反応性粉末は粉 末指示薬と粉末酵素を含み、前記指示薬及び前記酵素は分析対象物と反応して検 出可能なシグナルを与え、かつ前記粉末に均一に分散するものが選択される。
  19. 19.前記粘着担体物質上に前記酵素と指示薬が均一に分散されるよう粘着担体 物質に対し適用されるものとして粉末酵素と粉末指示薬から成る試料中の分析対 象物を決定するのに有益な試薬を調整する方法。
  20. 20.前記粉末酵素と前記粉末指示薬が同時に適用される請求項17記載の方法 。
  21. 21.前記粉末酵素が前記粉末指示薬より先に適用される請求項17記載の方法 。
  22. 22.前記粉末指示薬が前記粉末酵素より先に適用される請求項17記載の方法 。
  23. 23.前記粉末酵素と前記粉末指示薬が、粉末不活性ポリマー及び界面活性剤の うち少なくとも1つから成る均一粉末の形の中に適用される請求項18記載の方 法。
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