JPH03501575A - 高血圧症判定装置 - Google Patents

高血圧症判定装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高血圧症の診断および処置方法とその装置[発明の技術分野] この発明は研究助成金No、5P01−HL17871−07号およびIPO1 −HL32427号のもとに政府援助をうけて行なった。政府はこの特許に一定 の権利を有する。
この発明は一般に心臓循環器医学の分野に関するものであって、より詳細には高 血圧症の医学的障害に関するものである。
[技術的背景] 高血圧は昔から異常に上昇した血圧と定義されている。より具体的には安静条件 下に、恒常的に145/90(収縮期/拡張期)を超える血圧を有するとき、こ れを高い血圧を有する、即ち高血圧症という、現在、米国国民の5000万Å以 上が高血圧症を患い、50才以上の国民の死亡総数の15〜20%は直接または 間接的に高血圧症によって起こったものと信じられている。実際の統計上でも年 齢階層別毎に高血圧者の廃疾および死亡率は正常血圧者よりも高いことが分かっ ている。高血圧症が原因となり得る特有の疾患は心不全、心筋梗塞、脳血管破裂 または血栓および腎障害等である。
高血圧症の流行および健康に対するその潜在的に重篤な帰結にもかかわらず、高 血圧症の発見、処置および診断は血圧の測定に完全に依存したままである。然し ある特定の時期に患者に高血圧が存在するということはその瞬間に患者の血圧が 高いことを確証しただけのことである。これは患者の根底に存在する医学的状態 について何も物語っていない、血圧の実質的な一過性の変動、例えば食事摂取、 運動、姿勢、24時間周期リズムおよび感情状態によって起こる一過性の血圧変 動は人それぞれ規則的基盤に基づいて起こる。j7たがって連続的な測定および 長期にわたる定期的な追跡なしには高血圧症の状態が一過性の健康状態の現れな のか慢性状態の現れなのかを決めることは不可能である。血圧測定は本来それに よって高血圧疾患状態の存在を明らかにするものではなく、辷トの体内に潜在す る高血圧状態を招来する肉体的な変化の経過またはその存在であると定義付ける ことができる。
華なるその最終的な結果、即ち上昇した血圧状態に抗して高血圧疾患状態を測定 し、または発見するのが不可能であることは、高血圧症患者の診断、処置および 看護にとってまぎられしく、問題のある不備な点である。この不備はさまざまな 形で現れる0例えば、実際には健康で高血圧疾患状態を有していないにもかかわ らす145/90の統計的基準値を超えた高い血圧のために境界域高血圧と診断 された患者に、不必要で好ましくない降圧処置を施す結果が起こり得る。そのよ うな健康な患者に降圧治療を施すことは、それに伴って起こり得る好ましくない 副作用の危険に患者をさらす結果となる。これは明らかに有害な助言である。別 の例として、ある患者は統計的に定義されている正常血圧を示しているが、やが て根底にある高血圧疾患状態を患う場合もあり得る。これらの患者は降圧治療に よって恩恵を受けるべきであるが、今日の診療ではそれが処方されることはまず ない。
根底にある肉体的な異常の知識がなければ、処置に対する患者の反応を長期にわ たって監視することなしに、個々の高血圧症患者の重症度および難治度を決定す ることはできない、そのうえ高血圧症の発症を予測するには、患者の医学的な家 族歴から立てられた予測による以外確定することは不可能である。したがって高 血圧疾患状態を発見し、測定する診断手段の開発が強く要望されている。
ヒトにおける高血圧症の原因および結果については少なからぬ研究が行われてい る。この研究の大部分は血流および血圧に影響を与え、これを調節しているヒト の血管構造に焦点が置かれている0例えば1970年代の半ばにトーマス・B、 ワット・ジュニアおよびチャールズ・S、バラスは、修飾したウィンドクツセル ・モデルを使用してヒト血管系の性質を定量化する研究を行った。この研究の結 果は「アーチリアル・プレッシャー・コントウアー・アナリシス・フォア・エス チメーティング・ヒユーマン・パスキュラー・10バテイーズ」と題された彼ら の論文に発表された[ジャーナル・オブ・アプライド・フィジオロジー、(19 76年)、40(2)、171〜176頁]、この論文にはワットおよびバラス がウィンドクツセル・モデルの研究に使用した実験方法および手技が報告されて おり、彼らの結論を支持する試験成績が提示されている。
ワットおよびバラスが研究した修飾したウインドケ・ソセル・モデルは動脈系の 3次電気モデルである。このモデルは2つの容量要素CIおよびC2、インダク タンス要素!−1および抵抗要素Rを含んでいる。仮説的にCIは心臓に最も近 い主要動脈の集約的弾性コンプライアンスと定義された「近位血管コンプライア ンス」に対応し、C2はそれより細い末梢動脈およびさらに心臓から遠い細動脈 の血管コンプライアンスと定義された「遠位血管コンプライアンス」に対応し、 Lは主要血管の集約的慣性に対応し、Rは主として細動脈および毛細血管に局在 していると見なされる全血管抵抗に対応している。これらの量はすべて血液で満 たされた血管の複合回路の総有効仕事可動量を表現している。
ワットおよびバラスはその研究の一部で、15名のヒト健常対象のモデルパラメ ーターの値および比較のために4名の高血圧症患者の値を測定した。検討した1 5名の健常対象は若い成人男性で大部分は大学院学生であったが、いずれも心脈 管系の健常性の臨床的基準を満たしていた。得られた成績から高血圧症患者は健 常対象より遠位血管コンプライアンスが明らかに低く、高血圧症患者が健常者よ り反応性の低い遠位血管を有していることが判明した。
ワ・ソトおよびバラスによって報告されたごく僅かな成績は高血圧症と低重した 遠位血管コンプライアンス測定値(パラメーターC2で量化される)との間の関 連を示唆していたが、この研究は、そこから血圧と遠位コンプライアンスとの意 味深い関係を引き出すことができた連続した血圧測定値とそれに対応する遠位コ ンプライアンス測定値を示す成績を望んだため、統計的な結論を出すまでには至 らなかった。いずれにしてもワットおよびバラスの知見は、その後、遠位血管コ ンプライアンスの高血圧症に対する関係の研究を進展させなかった。事実、以下 に述べるようにワットおよびバラスの知見が発表されて以来、行われた既知の研 究はすべて近位血管コンプライアンスと高血圧症との関係に集中された。このよ うにワットおよびバラスの知見が、遠位血管コンプライアンスが高血圧疾患状態 のために重要で臨床的に有用な標識であり、または測定であり得たことをこの技 術の通常の専門家に示唆していないことは明白である。
事実、逆こそまさに真実であったようである。
上記のように1976年の論文にワットおよびバラスによって報告された知見に もかかわらず、そのとき以来、今日に至るまで高血圧症に関して行われた研究は 、事実上すべて大きい近位動脈の性質およびこれらの動脈の性質、ことにその血 管コンプライアンスの高血圧症に対する関係に系中されてきた0例えばシモン、 レプンソンおよびサファーらの研究グループは大きい動脈の血管コンプライアン スと高血圧症の関係に関して多数の研究を実施した[例えば、A。
シモン、J、レブンソン、J、ブーチャーおよびB、マーレック、「ヘモダイナ ミック・ベイシス・オプ・アーリー・モディフィヶーションズ・オプ・ザ・ラー ジ・アーチリーズ・イン・ボーダーライン・ハイパーテンション」 (ジャーナ ル・オブ・ハイバーテンションズ、1987年4月、5(2)、179〜84頁 )、M、E、サファーおよびG、M、ロンドン、「アーチリアル・アンド・ヴイ ーナス・コ〉′プライアンス・イン・サスティント・エッセンシャル・ハイパー テンション」 (ハイパーテンション、1987年8月、10(2)、133〜 9頁)、A、C,シモン、J、A、レブンソンおよびM、E、サファー、「ヘモ ダイナミック・メカニズムス・オブ・アンド・セラビューティック・アプローチ ・ツー・ジストリック・ハイパーテンション」 (ジャーナル・オブ・カーディ オバスキュツー・ファーマコロジー、1985年、7、増刊2、S22〜7頁) 、A7C,シモン、J、A、レブンソン、A 、 M 、サファー、J、D、ブ ーチャーおよびM、E、サファー、rACE・インヒビジョン・アンド・ブレー キアル・アーテリー・ヘモダイナミックス・イン・ハイパーテンション」 (ヨ ーロピアン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ファーマコロジー、1984年、 18、増刊2.243s〜247s頁)、J、レブンソン、A、C,シモン、J 、D、ブーチャー、A。
ベネトスおよびM、E、サファー、「ボスト−シナブチイック・アルファーブロ ツケイド・アンド・ブレーキアル・アーテリー・コンプライアンス・イン・エッ センシャル・ハイパーテンション」 (ジャーナル・オプ・ハイバーテンション ズ、1984年2月、2(1)、37へ41頁) 、D、74+xツh、J、D 、 7’−1−’t” −1A、C。
シモン、J、A、レブンソンおよびM、E、サファー、「フォアラーム・アーテ リー・コンプライアンス、ザ・バリデーション・オブ・ア・ブレチスモグラフィ ック・テクニック・フォア・ザ・メジャメント・オブ・アーチリアル・コンプラ イアンス」 (クリニカル・サイエンス・1984年7月、67(1)、69〜 72頁)、J、A、レブンソン、A、C,シモン、M、E、サファー、J、N、 フィージンガーおよびE、M、ツーセット、「シストリック・ハイパーテンショ ン・イン・アーテリオスクレローシス・オブリテランス・オブ・ザ・ロウツー・ リムズ」 (クリニカル・エキスベリメンタlレーハイバーテンシシンズ[A] 、1982年、4く7)、1o59〜72頁)、A、C,シモン、M、E、サフ ァー1.J、A、レブンソン、G、M、ロンドン、B、1.レビーおよびN、P 、チャウ、「アン・エバリユエーション・オブ・ラージ・アーチリーズ・コンプ ライアンス・イン・マン」 (アメリカン・、ジャーナル・オブ・フィジオロジ ー、1979年11月、237(5)、8550〜4頁)、およびA、C,シモ ン、B、1.レビー、Y、A、ワイス、M 、 A 、キーブー、J、M、レブ ンソンおよびM、E、サファー、「アーチリアル・コンプライアンス・イン・バ ーマネ〉′トハイバーテンション、プリリミナリー・レポート」 (アンジオロ ジー、1987年5月、29<5)、402−9頁)参照コ。
これら多数の研究で、シモンらのグループは1次抵抗−電気容量(RC)電気モ デルを使用して大きい動脈のコンプライアンスの特性を明らかにした。シモンら のグループはこのモデルを使用して、大きい動脈のコンプライアンスが本態性高 血圧症の患者で低下していることを見出した。これと類似した結果が他の同様の 研究によって報告された。これらの知見に関するすぐれた説明は、例えば「イン ベアード・システミック・アーチリアル・コンプライアンス・イン・ボーダーラ イン・ハイパーテンション」と題するヴエンチュラらの論文に示されている(ア メリカン・ハート・ジャーナル、108巻、〕332頁1984年))。
シモンらのグループおよびヴエンチュラらはいずれも大きい動脈のコンプライア ンスが高血圧症患者で低下しているらしいことを報告しているが、このコンプラ イアンス測定を高血圧疾患患者発見のための診断手段として臨床的に有用なもの とするほどには、健康者と高血圧症患者間における大きい動脈のコンプライアン スの差は十分ではない、上に引用したヴエンチュラらの発表では健康な患者群と 対比した高血圧症患者群のコンプライアンス測定値の幾つかのプロットを示して いる。それらのプロットから判るように、健康患者の平均コンプライアンス測定 値は高血圧症患者の平均値と異なってはいるが、高血圧疾患状態を有しておらず 正常な遠位コンプライアンスを有しているはずの多数の健康な正常血圧患者が、 高血圧症患者で見受けられるのと同じ範囲内の大きい動脈のコンプライアンス測 定値を示していた。その結果、高血圧症患者で認められたコンプライアンス測定 値を正常血圧患者で認められた値と区分する明確で臨床的に有用な境界はない、 大きい動脈のコンプライアンスは高血圧疾患状態を十分に鑑別し得る感度のよい 臨床的に有用な標識ではない。
したがって多年の研究にもかかわらず、高血圧疾患状態を発見し測定する臨床的 に有用な診断手段の必要性は依然として存在する。
以下に説明するように、この発明はそのような手段を提供する。
[発明の要約] この発明は高血圧症を発見し、診断し、モニターし、処置するための方法および 装置を提供する。より具体的には、この発明は患者の血管系の遠位コンプライア ンスを測定し、測定したコンプライアンスを高血圧疾患状態の標識または指標と して使用するのに好適である。この発明の1態様としては、修飾したウィンドゲ ラセル・モデルのパラメーター02を遠位血管コンプライアンスの測定値として 使用する。この発明のもう1つの態様は血圧波をモニターし、パラメーター〇2 の値を測定する装置を提供する。
[図面の簡単な説明] 第1図はヒト血管構造の修飾したウィンドケラセル・モデルの略図である。
第2図はカフ(加圧帯)による血圧測定(スフィグモマノメーター)によって診 断した正常血圧対象群および高血圧症患者群の平均動脈圧(MAR)とC2を対 比してプロットしたグラフである。
第3図はこの発明による監視装置(モニター)の略ブロック図である。
第4aおよび4b図はこの発明のソフトウェアのフローチャート概略図である。
第5図は健康患者における代表的な動脈拍動図を例示したものである。
第6図は疾患患者における代表的な動脈拍動図を例示したものである。
第7図はこの発明の臨床用コンピュータに使用するソフトウェアの略図である。
第8図は高血圧症患者および正常血圧患者の02とMAPを対比してプロットし たグラフである。
第9図は高血圧症患者および正常血圧患者の01とMARを対比してプロットし たグラフである。
〔発明の詳細な説明] この発明は高血圧症患者群および正常血圧患者群の血管構造研究の結果に基づい ている。高血圧症患者はすべてカフによる血圧測定値が研究時に145/90を 超えることを確認した血圧上昇層を有するものである。正常血圧対象はすべてカ フによる測定値が145790以下の血圧を有するものである。動脈系の修飾し たウィンドケラセル・モデルを第1図に示す、このモデルでC3は近位コンプラ イアンス(ml/mm Hg) 、C2は遠位コンプライアンス(mf/mm  Hg) 、Lは慣性(mm Hg/ml/5(2)) 、P+は近位動脈(大動 脈)圧(mmHg)、Pgは遠位動脈(上腕動脈)圧(mmHg)、Rは末梢抵 抗(ダイン×秒Xcm−’)を表す。
この研究ではステータム・P23Db圧トランスデユーサ−に連結した18番ゲ ージ、2インチのテフロン(商標)カテーテルによって各患者毎に上腕動脈から 血圧波形を記録した。このカテーテル・トランスデユーサ−・システムは実験室 でバルーン「ポツプ」によって測定した25)1zより高い減衰しない固有周波 数および0゜5より小さい減衰係数を有している。この周波数レスポンスは修飾 したウィンドケラセル・モデルのパラメーターの測定値を得る拍動図技術には十 分である。動脈弁の閉鎖は上部左胸骨縁から得られた心音によって測定した。第 2弁膜音(S2)の開始を拡張期の始期とし、上腕動脈拍動の弁脚をもって拡張 期の終期とした。熱拡張バルーン浮動カテーテルを患者の上腕静脈へ経皮的に挿 入したのち肺動脈内に配置!、た。心拍出量は熱拡張によって3回測定した。正 常対象者の場合は30413型ミネソタ・インピーダンス心拍計を使用して、心 拍出量を胸部インピーダンスにより測定した。
カテーテル挿着後、少なくとも60分間仰臥位で安静にしたのち各対象毎に仰臥 位で30秒間血圧波形を記録した。すべての血流動態は記録紙および磁気テープ の双方に記録した。1チャンネル当り毎秒200凛本の速度で変換する12ビツ トのA−D変換機を使用してデータをデジタル化した。デジタル化したデータは その後の拍動記録、信号処理および拍動図分析のためディスクに貯蔵した。上腕 動脈圧波形の拡張期の始期および終期を連続した6ビー1−ずつ記録し、記録し た各拍動について修飾したガウス−ニュートン・パラメーター推定計算を行った 。それぞれ30秒ずつの記録から最もノイズを含まない圧信号および心音図信号 をもった群をオペレーターが目視的に選ぶことによって、連続した6拍動群を手 動的に5H別した。各拍動の拡張期波形は下式 %式%) で示される3次関数として最も一般的に表される。
パラメーター推定アルゴリズムは、推定した関数が観察したデータに最低の最小 自乗性誤差であてはまるようにA 1(i=1.、、.6)の最適値を計算した 。ついでこれらのAi係数、平均動脈圧および心拍出量の値を用い、上腕動脈圧 の測定値をpz(t)と置いて血管構造の修飾したウィンドケラセル・モデルに おける回路要素(コンプライアンス、慣性および抵抗)を決定した。心拍数、拍 動速度および波動反射は回路要素の決定計算には直接加えない、6連続拍動毎の 結果を平均し、平均値を統計的なデータ分析に使用した。以下に研究方法の拍動 図分析についてさらに詳細に説明する。
第2図は測定したC2パラメーターによってI化した遠位コンプライアンスと対 比して平均動脈圧(MAR)を研究対象のすべてについてブロッl−L、正常血 圧患者を丸、高血圧症患者を四角で表したグラフである。比較のため平均動脈圧 は、遠位動脈圧測定値に収いことを特に付記する0例えば145/90のカフ測 定値の平均動脈圧は約lO8mmHgに等しい。
グラフから分かるように、C1は正常血圧対象では幅広く変動するが、高血圧症 の対象では恒常的に低下する。またC2コンプライアンスの測定値は、平均動脈 圧の増加に伴って一般に直線的に減少することがプロットから分かる。したがっ てこの研究の結果から、(1)高血圧症患者では恒常的に低下した遠位コンプラ イアンスを示し、(2)遠位血管コンプライアンスは血圧とは無関係であり、即 ち同じ血圧のもの同志でも、特に正常血圧対象間では、大きく異なった遠位血管 コンプライアンスを示すことがあり得、(3)正常血圧患者と高血圧症患者の遠 位血管コンプライアンス測定値の間には明瞭な境界があり、<4)C2測定値に よって量化した遠位血管コンプライアンスを根底にある肉体的健原状態は高血圧 疾患状態の標識または指標として使用し得るということが判明した。またこの研 究は下記のように、(1〉正常なC2値を有する正常血圧者または境界域高血圧 患者は多分高血圧疾患状態およびそれに伴う慢性高血圧症を発症せず、(2)低 下しなC2値を有する正常血圧者または境界域高血圧患者は、正常なC2値を有 する正常血圧者または境界域高血圧患者より多分一層高血圧疾患状態およびそれ に伴う慢性高血圧症を発症するであろうという推論を支持する。
上記のように説明し、論じた研究の結果から、遠位血管コンプライアンスは高血 圧疾患状態に対する特異的な標識であり、高血圧症と呼ばれる疾患の診断および 薬物治療は、カフ単独による血圧測定によるよりもC2の測定によって〜層正確 に実行できることが判明した。先に明記したように血圧は大きく変動し得るもの であり、高血圧疾患状態を有する患者では多くの場合に、血圧が正常であり得る 場合があり、また高血圧疾患状態でない患者で高くなる場合があり得る。このよ うに血圧だけの測定では高血圧疾患状態を有する患者を確認するのに有用ではな い、然しながらC2測定値は高血圧疾患状態を有する患者では血圧に無関係に低 下し、高血圧疾患状態を有しない患者では血圧に無関係に正常であるはずである 。したがって遠位血管コンプライアンス(即ち、C2測定値)は高血圧疾患状態 を確認するという独特の目的、特に血圧がときには正常であり、ときには上昇す ることがあり得る境界域高血圧患者を確認する独特の目的に役立つ。
遠位血管コンプライアンスを高血圧疾患状態の標識として使用することには臨床 上製つか重要な応用があり、その二、三を以下に詳述する。その一つとして、血 圧が定期的に上昇するが、実際には高血圧疾患状態を有していない患者を不必要 な降圧治療がら除外するのに遠位血管コンプライアンスの測定値を使用すること ができる。
この目的のためにこの発明は、(1)患者について遠位血管コンプライアンスの 測定値を決定し、(2)その遠位血管コンプライアンスが下記に規定した閾値帯 より低い場合は、遠位血管コンプライアンスを上昇させることが知られている( 即ち、血管の硬さをやわらげ、弾性を増す)薬物を投与することを含んだ境界域 高血圧患者の処置を決定する方法を提供する。別法または追加的に、患者の遠位 血管コンプライアンスが下記に定義した閾値帯より大きい場合、遠位コンプライ アンスを増加させる薬物投与が有益でないと思われる患者を確認することができ る。この方法によって、血圧があるときは上昇して高血圧の範囲に入るが、また 別のときは正常血圧である場合、その患者を境界域高血圧症と確定する。この方 法を使用することによって、起こり得る重篤な副作用および不都合な降圧治療か ら多くの患者を放免し、しかも患者の医療コストを引き下げることができる。
この発明のもう一つの応用は高血圧疾患状態を確認し、そして/またはその重篤 度を定量化するのに遠位血管コンプライアンス測定を使用することである。この 方法は、(1)患者の遠位血管コンプライアンス測定値を決定し、(2)患者の 遠位血管コンプライアンスが予め定めた診断同値帯の範囲またはそれ以下である 場合は、その患者を高血圧疾患状態を有すると診断し、(3)患者の遠位血管コ ンプライアンスが同値帯より大きい場合は、その患者を高血圧疾患状態を有して いないと診断する各段階を含んでいる。同値帯は軽症から重症までの高血圧症と 診断された統計的に有意な数の患者から得られた個々の遠位血管コンプライアン ス値から計算した範囲である。
別法として、前記の同値帯を確定した高血圧症患者のコンプライアンス値を平均 することによって平均同値を得ることができる。
この同値を前記の方法の閾値帯と置き換えることができる。この平均同値より小 さいか、またはほぼ等しい遠位血管コンプライアンスの患者は高血圧疾患状態を 有すると診断する(そのような患者は正常または高い血圧を有し得る)、平均閾 値より大きい遠位血管コンプライアンスの患者は本質的に高血圧疾患状態を有し ていないと診断する。平均同値プラス標準偏差より大きい遠位血管コンプライア ンスの患者が本質的に高血圧疾患状態でないと診断された場合に限り、用心深い 検討手段を用いることができる。
この方法のもう一つの態様として、カフによる血圧測定によって高血圧であると 決定された患者を遠位血管コンプライアンス測定によってさらに試験することが できる。その患者の遠位血管コンプライアンスが一定水準以上であれば、その患 者は遠位血管コンプライアンスを上昇するように設計された降圧剤治療によって 恩恵を受けることはなかろうと診断でき、さらに多分一過性の血圧上昇を患って いるだけであろうと診断できる。
この方法のもう一つの態様として、遠位血管コンプライアンス測定を重篤度およ び、/または特定の高血圧症患者が処置に反応するかどうかの可能性を検討する のに使用できる0例えば僅か最低限に高い血圧を有するが、退位血管コンプライ アンスが極めて不良な、例えば約0.02m1/mm )(gの02測定値を有 する患者は重症高血圧疾患状態を有すると分類することができる(単に軽度の高 血圧であっても)。
この診断によって、患者がさらに広範な治療および追跡をフ才口−を北・要とす ることを指示し得る。またそのような患者は遠位血管コンプライアンスを上昇さ せる降圧剤治療によって大いに恩恵を受けることがあり得る。
この発明のもう一つの応用の態様は、(1)患者の遠位血管コンプライアンスを 測定し、(2)ある期間(1)の段階を反復して遠位血管コンプライアンスの経 過を図表化し、(3)図表化した遠位コンプライアンスの経過が下降傾向を辿り 、遠位動脈の硬直化または硬化を示す場合は、高血圧症疾患状態の起始の方向へ の移動を診断する各段階を含んだ高血圧症疾患状態の発症の早期発見方法を提供 する。
この発明のもう一つの応用は、(1)患者の遠位血管コンプライアンスを測定し 、く2)ある期間(1)の段階を反復して遠位血管コンプライアンスの経過を図 表化し、(3)図表の経過に基づいて、測定値がある期間実質上変化せずに停滞 する場合は、経過不変と診断し、測定値がある期間減少して遠位コンプライアン スの低下を示す場合は、悪化と診断し、また測定値がある期間増加して遠位コン プライアンスの増加を示す場合は改善と診断して、高血圧疾患状態を診断する各 段階を含む高血圧疾患状態の進展をモニターする方法を提供する。
この発明のこれらの応用では、遠位コンプライアンスを高血圧疾患状態の標識ま たは指標として使用する。これらの応用は高血圧疾患状態を発見し、診断し、モ ニターし、処置する方法を提供する。
ここに略述した具体的な方法では修飾したウィンドケラセル・モデルのC2パラ メーターを遠位血管コンプライアンスの測定値として使用することを意図する。
然し他の遠位コンプライアンスの測定が開発されれば、それはまたこの発明が本 明細書で意図した種々の方法および原理を適用して行われるであろうことは明白 であろうa:iた本明細書で用いた「遠位血管コンプライアンス」の語は、C2 によって測定された生理的特性として本質的に定義され、心血管系の老化、アテ ローム性動脈硬化症、動脈中層硬化症、血管浸潤性の経過、血管炎症性の経過、 血管肥大および現在解明されていないC2値を低下させ得るその他の有害な血管 状態等を含む血管系におけるその他の経過によって影響されるものであることは 明白である。したがって血管コンプライアンスを測定し、前記の議論で述べたよ うな根底にある疾患状態を確認するためのその他の測定方法の使用はこの発明の 方法および原理の範囲に包含されることは明白である。
本明細書に報告した研究の結果から、約0.05〜0.08のC3閾値帯の範囲 またはそれ以下の遠位血管コンプライアンスは、患者が高血圧症、老化、アテロ ーム性動脈硬化症またはその他の血管性疾患に伴う血管性の異常または複数の異 常を有していることを合理的に高い確度をもって示している。平均同値法を用い る別法では、約0.05m1/mm HgのC,閾値またはそれ以下の遠位血管 コンプライアンスは患者が高血圧疾患状態および/またはその他の血管性異常( 複数もあり)を患っていることを高い確度をもって示している。
個々の臨床的応用のための同値として選ばれた固有の02値は、ある程度選択の 問題である0例えば遠位血管コンプライアンスが上昇に向かう降圧治療によ、っ て恩恵を受けるであろうと思われる、約0.12rnl/mm 1−1gの同値 以下の02測定値の場合、境界域高血圧患者(即ち、血圧測定を繰り返すことに よって診断した)と診断するのが好ましい、そのような例では、降圧治療は一過 性の血圧増加(例えばストレスによって起こる)により血管が破裂し発作に陥る ような危険な水準を超えないように、患者の優勢な血圧水準を低下させ得る。
上記の用心深い診断方法によって意図する平均同値診断方法を用いる場合は、患 者が高血圧疾患状態から本質的に脱し得たと診断する第2の異なった平均閾値を 選ぶことが好ましい。例えばここに提示した結果から、約0.08m1/mm  Hgの平均閾値C2値またはれ以上の遠位血管コンプライアンスの患者は高い確 度をもって本質的に高血圧疾患状態を脱したと診断される。平均高血圧閾値およ び正常血圧同値の間の02値、即ち閾値範囲内の患者は、他の臨床状態が保証さ れれば境界域例と診断することができる。
この発明はまた高血圧疾患状態を測定し、モニターし、診断する装置を提供する 。この発明による血管コンプライアンス装置t(10)を略図の形で第3図に示 す。モニター(10)はアナログ/デジタル変換機(A/D)(12)、好まし くは12ビツトのマイクロプロセッサ装置(14) (例えばシナチックによる 6502モデル)、キーボード入力(16)、ディスプレイ(18)、ROM( 20)、RAM(22)およびモーデム(24)等からなる。入力口(30)を 設置して動脈圧1−ランスデューサーく34)からのアナログ信号入力を受け取 る。
プリンタ出力口(38)および電話回線口(40)はマイクロプロセッサ(14 )およびモデーム(24)からそれぞれ提供される。
トランスデユーサ−(34)は好ましくはステータムP23Db圧トランスデユ ーサ−であり、好ましくは18番ゲージ、2インチのテフロンカテーテルでこれ を上腕動脈へ連結する。このカテーテル・トランスデユーサ−・システムは25 Hzより高い減衰しない固有周波数および0.5より小さい減衰係数を有してお り、許容し得る周波数レスポンスを提供する。ただし上腕動脈が好ましくはある が、拍動図が得られる他の動脈末梢位置と容易に置き換えることができるのは明 白である。また動脈圧波形を測定する非侵襲的な方法を使用することもできる。
モニター(10)のソフトウェア要素(50)をフローチャート略図の形で第4 aおよびb図に示す、 (10)内のソフトウェアは好ましくはROM(20) に保守され、マイクロプロセッサ(14)によって照合される。別法としてソフ トウェア(50)は、モニター(10)によって呼び出されるように連結したフ ロッピーコンピュータディスクに磁気の形で貯蔵することもできる。一般的には 、ソフトウェア(50)はマイクロプロセッサ(14)で作動して、動脈圧拍動 データの入手を制御し、得られたデータを処理し、分析し、診断する。
マイクロプロセッサ−(14)を始動し、利用者のデータ(およびある種所望の 患者情報)入力を促進するため開始およびモード選択ルーチン(52)を設ける 。ルーチン(52)はまたモニター・モードまたは通信モードのいずれかを選ぶ ことができる。モニター・モードが選ばれると、A/D変換fi(12)が活性 化され、患者の上腕動脈でトランスデユーサ−(34)によってその位置で生じ たアナログ上腕圧パルス信号をデジタル化する。第5および6図は、それぞれ健 康な正常血圧者および高血圧症患者の代表的な上腕パルス圧波形図を示している 。
この発明では毎秒200標本のA/Dサンプル率を用い、これは上腕動脈パルス における対象の最高周波数要素を捕捉するのに十分である。然しながらもつと高 いサンプル率または低いサンプル率を使用してもよく、この発明が決して毎秒2 00凛本に限定されるものでないことは明白である。ルーチン(56)は動脈を 約30秒間モニターし、心拍数によって、20〜60の範囲のデジタル化したパ ルスを作成する。デジタル化された一連のパルスは、瞬間的な動脈圧に対応した データ・バイト毎に周期的な時間に依存した連続した一連のデータ・バイト標本 の形でRAM(22)に貯蔵される。
心拍出量を捕捉するためにルーチン(60)を配置する。この値は以下さらに詳 述するようにインピーダンス・パラメーターを計算するのに必要である。この態 様では心拍出量は、リットル7分(さもなければミリリットル7秒)の単位でキ ーボード(16)から直接入力される。心拍出量は、例えばミネソタ・インピー ダンス心拍計を使用する胸部インピーダンス技術によって測定され、その結果を 手動的に装置(10)へ移し得る。別法として別の非侵襲的な装置をこの目的の ために使用し、測定した出力をマイクロプロセッサ口からモニター(10)/\ 直接転送してもよい、よく知られた心拍出量を測定する侵堕的な技術があること は言うまでもない。
また記録した波を分析し、好ましくは比較的低ノイズの内容の少なくとも6つ連 続した典型的な脈拍からなる群を選ぶため、選択ルーチン(20)を設ける。許 容し得る心拍数および平均動脈圧値のウィンドーを設置し、異常に速いまたは遅 い心拍、または高いまたは低い圧を排除できるウィンドーによって典型的な脈拍 を確認する。
このようにしてルーチンは最も典型的な一連の心拍を拾うことができる。可能な 場合はウィンドーを患者に合わせて設置することが好ましく、このようにして一 層正確に典型的な心拍を選択できる。
選ばれた各心拍の拡張期部分、即ち心臓の拡張期に対応する圧波の部分だけが対 象であるから、関連部分を確認するためにルーチン(72)を設ける0手動的に 選ぶ場合は、臨床医は第2弁膜音(S2)との相関によって拡張期の始期および 次の拍動の弁脚によって拡張期の終期を確認することができる9例えば第5およ び6図では拡張期を対応する線分AおよびBによって示しな、然し簡略化するた めにこの発明では各波毎に拡張期に最もよく対応する線分を推論し、選択するソ フトウェア解析アルゴリズムを使用する。ただし使用する波の始期は収縮期波の ピークの後、好ましくは重複ノツチ(切れ込み)の前の20〜50ミリセコンド に起こることは重要である。
したがってルーチン(72)は重複ノツチ(D)を探索し、波の重複ノツチの位 置のすぐ前の拡張期始期を記録する。波形の拡張期終期は次の拍動の弁脚部を見 付けることによって容易に位置が確認される。
別法として、装置(10)は心音を表すアナログ信号をデジタル化する手段と、 第2弁膜音(S、)をT;ii認し、デジタル化した動脈波形へそれを相関させ て拡張期の始期を確認するソフトウェアを含むことができる。またこの処理は好 ましくはコンピュータソフトウェアによって達成することができる。各拍動毎の データを記録した関連する線分は患者の血管コンプライアンス特性を明らかにす る分析に使用できる。
先に説明した動脈系の修飾したウィンドクツセル・モデルをこの発明の拍動図分 析に使用する。前に説明したようにこのモデルは要素P0、P2、C8、C2、 しおよびRを含んでおり、ここでC1:近位血管コンプライアンス(ml/rn m )Ig)Cz”遠位血管コンプライアンス(1ηl/mmHg)し=慣性( mm Hg/ml/52) P、−=近位動脈圧(mmHg) P2・上腕動脈圧(mmHg) R・末梢抵抗(ダインX秒X c m−’)である。
例えば参考文献として本明細書に包含させたゴールドウィンおよびワットの教示 [1,E、E、E、トランスアクション・オブ・バイオメジカル・エンジニアリ ング(1967年)、14巻、11〜17頁]のように、修飾したウィンドクツ セル・モデルの22は、式%式%) で示される3次式で表し得る。
m = As + 2As n = 2 A3 A4 +A5” + A6”P ” A3(As” + A 6’) である)。
したがって心拍出量および平均動脈圧から計算できるRはであり、Rを知ればC ,、C,およびLは容易に計算される。
上記を達成するために、ソフトウェア(50)は修飾したガウス−ニュートン・ パラメーター推定アルゴリズム[例えば参考のために本明細書に包含させたワッ トおよびバラスによる「アーチリアル・プレッシャー・コントファー・アナリシ ス・フォア・エスチメーティング・ヒユーマン・パスキュラー・プロパティーズ 」と題された論文(ジャーナル・オブ・アプライド・フイジオロジー、(197 6年)、40.171〜176頁)g照]を含んだルーチン(80〜82)を含 んでいる。ルーチン(80〜82)はp2(t)で示される測定した上腕動脈圧 を用いて係数A、〜A2の最適な値を計算する。
アルゴリズムは高速変換を好ましく提供する繰り返し接近を使用する。ルーチン (80〜82)に使用するアルゴリズムはある種の修飾を含んでいる0曲線適合 閾値とてに許容し得る誤差水準に達し、あるいは変換がもはや実質的な曲線の適 合性を提供しなくなると繰り返しを停止する自動停止方式を含んでいる。また処 理が外れ始めると、前の最善例へ戻る。またルーチンは加重式の繰り返し間隔を 含んでいて、変換を改善する。
各拍動図について係数A!〜A2が確立されると、ルーチン84に係数を使用し てC1,C2およびし血管インピーダンス・パラメ−ターを各拍動図について計 算する。C1,C2およびLはすべて前記の式にしたがって計算される。各拍動 図について計算されると計算された値はルーチン84で平均され、個々のどの値 よりも精度について一層信頼性のある平均値を生じる。然し平均処理は本質的な ものでないことは明白である0例えば所望により中央値の使用を選ぶことができ る。計算したのち、遠位コンプライアンスパラメーター〇2はRAM22に貯蔵 される。モニター10はさらにモニターしている患者の高血圧疾患状態の非可能 性の可能性を指示するために得られた遠位血管コンプライアンス値を解析する操 作を行うことができる。この態様では、各モニター操作毎の終わりに診断分析を 実施する。然し所望ならば、独立したキーボード(16)の制御のもとに診断を 開始することもできる。実施される第一の診断試験は好ましくはルーチン(10 0)で実施される閾値試験であって遠位コンプライアンス(C2)値が予め決定 され、RAM22およびRAM20に貯蔵されている1またはそれ以上の閾値よ りも上なのが、下なのか、それともその間なのかを決定する。ルーチン(100 )は先に概略説明した診断方法にしたがってプログラムを組むことができる。
また所望により診断目的のためにルーチン(102>およびり110)を設け、 ある期間5例えば1ケ月間または1年間の傾きまたは傾向を測定するため、ある 期間蓄積された遠位血管コンプライアンス値の分析を行うことができる。このよ うにルーチン(102)および(110)は減少した遠位血管コンプライアンス 値によって示された高血圧疾患状態へ向かう傾向を予想し、その傾向の有意性ま たは突然性を評価することができる。また逆に改善へ向かう遠位コンプライアン スの傾向を測定し、好ましい治療からもたらされた高血圧疾患状態の改善を示す 、またルーチン(110)は所望によりC2値とその値の傾きとの間、またはそ の他の望ましい基準との間の相互関係を評価する診断論理を含んでおり、一層精 密な診断を提供する。
ルーチン(120)は、ソフトウェアによって決定されたC2パラメーターの値 およびルーチン(100)に提供された閾値試験の結果をディスプレイ(18) を経由して示し、それによって例えば選ばれた閾値以下に遠位コンプライアンス が低下したとき、高血圧疾患状態の可能性を指示するために設けられている。ま たルーチン(140)は所望のプリンタ(42)で分析結果の報告(140)を 用意する。
極端に低いC2値によって診断が重篤な高血圧疾患状態の可能性を指示し、また は例えば重大な下降方向の遠位コンプライアンスの傾きによって傾向が指示され た場合、ディスプレー(18)により、または所望のプリンタ(42)で分析結 果をプリントした報告(140)としてモニター(10)に警告を作らせるため に警告ルーチン(130)を設ける。
モニター(10)はまた通信能力を含んでおり、それによって蓄積されたC2デ ータ(または所望によりその他、の貯蔵している血管パラメーター)を診療所ま たは病院のパーソナルコンピュータまたはミニコンピユータのような他のコンピ ュータ装置(44)と通信し得る。したがってモニター(10)は、在宅患者に 測定し貯蔵したパラメーター、ことにC2を使用し、再吟味またはさらに分析の ため、処置をしている病院または診療所へ転送し得る。この目的のため、ソフト ウェア(50)を用意し、ルーチyH45)および(146)を含んだ通信モー ドを備え、遠隔システムおよび蓄積されたC 21aを含む選ばれた情報を取り 出すための通信リンクを設置する。
第1図に示したように、診療所または病院のコンピュータ(44)は標準的なモ デーム通信回路を使用するモニター(10)によって通信を提供される。第7図 に診療所コンピュータ(44)用に設置されたソフトウェア(150)を略図の 形で示す、モニターく10)で通信リンクを設置するためルーチン(152)が 設けられている。モニター<10)は労力を最小にするユニケーションを確立し 得るため、コンピュータ(44)は好ましくは自動回答モデームを含む、C2値 およびRAM(22)に貯蔵し得る心拍出量、平均動脈圧、C1、しおよび傾き のデータのようなその他の望ましいデータを受け取るためデータ捕捉ルーチン( 154)を設ける。
C2および所望によりその他の血管特性を評価するためにルーチン(156)を 設ける。ルーチン(156)はモニター(10)(ルーチ>100.102,1 10)に関して報告した機能をすべて含んでおり、好ましくは患者の医療歴のよ うな患者に関して知られているその他のデータを解明する一層精密な分析技術を 含んでいる。最低でもルーチン(156)は処置している職員または医師が再吟 味を行い得るように得られたC2値のプリントした報告を提供する。
最後に評価(156)の結果に基づいた治療方針を示唆するためにルーチン<1 58)を設ける。
以下に実施例をあげてこの発明をさらに詳細に説明する。実施例は上記の説明を 限定するためのものではない。以上の説明で用いた方法のさまざまな変更は可能 であり、また有用である。
〔実施例] 前項で説明した研究を一層大グループの高血圧症(h y p )患者群および 正常血圧(N)患者群に拡大した。これらの患者についてMAP(平均動脈血圧 )、C+、Czを詳細な説明の項で説明したように測定した。用いた試験計画は 下記の通りである。
年齢19才から71才まで(平均44才)の患者58名をミネアポリス、ミネソ タの病院および医科大学がら募気しな、膨大な医療FM調査および身体検査によ り、心臓、腎臓または肺疾患の兆候または症状を示した患者は除外した。また血 清化学、電解質、ECGおよび胸部X線を含む臨床検査を各患者に実施した。患 者が薬理学的な高血圧の処置を受けている場合は、試験日の少なくとも2週間前 から服薬を中止するように指示した。また患者は試験の少なくとも8時間前から 暴食、アルコールまたはカフェイン入り飲料、および喫煙を慎むことを指示した 。
上腕動脈へ挿入した18番ゲージの経皮的テフロンカテーテルで各患者にカテー テルを挿着した。カテーテルへ連結したステータムP23b圧トランスデユーサ −から圧を測定した。カテーテルの挿入、心拍出の波形の測定および記録、C, およびC2値の計算方法は詳細な説明の項で報告した方法を適用した。
各患者のMAP、C+およびC2測定値、高血圧(hyp)または正常血圧(N )の性質(ID番号によってVfi認)を第1表にまとめた。
hypの平均C2測定値は0.018<偏差値0.025)であった。
Nの平均C2測定値は0.115(偏差値0.06)であった。
第8図にこの研究のC2結果をMARと対比してプロットした。
点「0」は高血圧、点「X」は正常血圧である。プロットから高血圧の02値は 恒常的に0.05m1/mm Hgまたはそれ以下に低下し、容易に鑑別し得る 高血圧MAP範囲の閾値帯と判定されることが分かった。この閾値帯は正常血圧 C2の範囲以下と認め得る低下を示した。
第9図にこの研究のC2結果をMAPと対比してプロットした。
点「0」および「X」は第8図の場合と同じである。然しこの場合、高血圧症患 者間のC8値の広がりは大きく、この広がりによって規定した閾値帯は正常血圧 者の範囲と甚だしく重なり合った。このプロットからC0値を高血圧疾患状態の 存在の指標に使用するど多数の偽陽性および陰性が出ることが分かった。
この発明の好ましい態様を報告したが、この技術の専門家であれば、この発明の 精神および範囲がら逸脱することなく多くの修飾および変更をなし得ることは容 易に理解できよう。
FIG、1 r ’ −−− FIG、5 FIG、 6 ■ U) 国際調査報告 +1−11rIlj11e階1^−−1喀−1◆−N−、PCT/LIS 89 103613春−1111Mb6+111^IIs自Iζ暴榊^”’ffiFm /+1eOOLrC1j国際調査報告 US l+903613

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(a)患者の血管構造の遠位コンプライアンスを測定し、(b)測定した 患者の遠位血管コンプライアンスが予め定めた遠位血管コンプライアンス測定値 の閾値帯の範囲内またはそれ以下であれば高血圧疾患状態を有すると患者を診断 する各段階を含んだヒト愚者における高血圧疾患状態の診断方法。 (2)(a)患者の血管構造の遠位コンプライアンスを測定し、(b)測定した 患者の遠位血管コンプライアンス値が予め定めた閾値以下であれば、測定した遠 位血管コンプライアンス値を上昇させることが知られている薬物を投与する 各段階を含んだ患者の血圧によって指示された境界域高血圧症患者の処置方法。 (3)(a)患者の血管構造の遠位コンプライアンスを制定し、(b)測定した 患者の遠位血管コンプライアンスが予め定めた閾値またはそれ以下であれば、そ の患者を高血圧疾患状態を有すると診断する 各段階を含んだ患者における高血圧疾患状態の診断方法。 (4)(a)患者の血管構造の遠位コンプライアンスを測定し、(b)患者の遠 位血管コンプライアンスが予め定めた第一の遠位血管コンプライアンス測定値の 閾値またはそれ以下であれば、その患者を高血圧疾患状態を有すると診断し、 (c)患者の遠位血管コンプライアンスが予め定めた第二の閾値またはそれ以上 であるなら、その患者を高血圧疾患状態を有しないと診断し、 (d)患者の遠位血管コンプライアンスが第一と第二の閾値の間に入り、患者が それ以外の高血圧症の指示を有するなら、思考を高血圧疾患状態を有すると診断 する 各段階を含んだ患者における高血圧疾患状態の診断方法。 (5)(a)患者の血管構造の遠位コンプライアンスを一定期間反復して測定し 、 (b)遠位コンプライアンスの反復した測定値が下方傾向へ向かう値を示すなら 、高血圧疾患状態の開始方向へ移動していると診断する各段階を含んだ患者にお ける高血圧疾患状態の起始め早期発見方法。 (6)(a)患者の血管構造の遠位コンプライアンスをある期間反復して測定し 、 (b)時間の関数としての遠位血管コンプライアンス測定値の傾向に基づいて高 血圧疾患状態の進行を診断し、その遠位血管コンプライアンスがある期間、実質 上変化せずに留まっているなら、その進行を不変と診断し、その遠位コンプライ アンスがある期間低下するなら、その進行を悪化と診断し、その遠位コンプライ アンスがある期間上昇するなら、その進行を改善と診断する 各段階を含んだ患者における高血圧疾患状態の進行の監視方法。 (7)遠位血管コンプライアンスの測定値がウインドケッセル・モデルのパラメ ータ−C2である請求項1〜6の何れか1項記載の方法>(8)遠位血管コンプ ライアンスの測定値がウインドケッセル・モデルのパラメータ−C2であり、閾 値帯が約0.05〜約0.08ml/mmHgのウインドケッセル・モデルのC 2帯である請求項1記載の方法。 (9)遠位血管コンプライアンスの測定値がウインドケッセル・モデルのパラメ ーターC2であり、閾値が約0.05ml/mmHgである請求項2記載の方法 。 (10)遠位血管コンプライアンスの測定値がウインドケッセル・モデルのパラ メータ−C2であり、閾値が約0.05m/mmHgである請求項3記載の方法 。 (11)遠位血管コンプライアンスの測定値がウインドケッセル・モデルのパラ メータ−C2であり、第一の予め定めた閾値が約0.05ml/mmHgであり 、第二の予め定めた閾値が約0.08ml/mmHgである請求項4記載の方法 。 (12)高血圧疾患状態が低下した血管弾性、心血管系の老化、動脈硬化症、血 管性の感染症、血管硬化、血管壁の沈着物の形成またはそれらの組合わせの結果 である請求項1〜6および請求項8〜10の何れか1項記載の方法。
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