JPH03501438A - 給電開始回路 - Google Patents

給電開始回路

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JPH03501438A
JPH03501438A JP63508232A JP50823288A JPH03501438A JP H03501438 A JPH03501438 A JP H03501438A JP 63508232 A JP63508232 A JP 63508232A JP 50823288 A JP50823288 A JP 50823288A JP H03501438 A JPH03501438 A JP H03501438A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 給電開始回路 (発明の背景) 本発明は、スイッチング・モード電源に関し、特にパルス幅変調スイッチング・ パルスの生成を開始する開始回路に関する。
第1のDC電圧を第2のDC電圧へ変換するためのスイッチング・モード電源は 、AC電圧ソースから電子システムを給電するため一般に使用されている。
このような電源は、その比較的低コストの故に、また20KHzより高い周波数 で作動が可能であることにより、非常に小型で軽量な変圧器、コイルおよびフィ ルタ・コンデンサの使用を可能にする故に一般に使用されている。このような電 源のための制御回路は、通常パルス発生器された一連のパルスを生成するパルス 発生器即ち発振器を含む。これらのパルスは、シングル・エンドの電源における 変圧器の両端のDC入力電圧を付加する期間を制御するため使用される。
一般に、従来のスイッチング電源は、通常整流器、−次巻線と少なくとも1つの 二次巻線を有する変圧器、出力電圧のその時の値の関数としてパルス幅を変更す る一連のパルスを生成するパルス発生器およびDC電圧ソースと変圧器の一次巻 線間の直列のトランジスタ・スイッチを介してAC電力線から導出されるDC電 圧ソースを含む。このトランジスタ・スイッチは、前記各パルスの持続中閉路す るようにパルス発生器により生成されるパルスにより制御される。該パルス発生 器は、電源により生成される出力DC電圧を監視し、この電圧を固定された基準 電圧と比較し、パルス発生器のフィードバック・パルスのパルス幅を拡げて出力 電圧を上昇させ、あるいはこのパルスのパルス幅を狭めて比較的低いDC出力を 生じ、これによりこのDC出力電圧を指令されかつ予め定めた電圧レベルに維持 する。整流器およびフィルタ回路もまた二次巻線と接続されて、出力DC電圧を 生成する。出力DC電圧のこのようなフィードバックは、これがなければ前記出 力電圧が、この出力電圧により給電される負荷の変動する要求の関数として変化 するため必要となる。
スイッチング電源の2つの標準的な形式は、ブースト(昇圧)ならびにパック( 降圧)電源である。従来の昇圧スイッチング電源はまた、フライバック電源ある いはフライバック・コンバータとも呼ばれる。このような電源においては、電力 スイッチがオンである時エネルギは変圧器に蓄えられ、このスイッチがオフであ る時は変圧器から負荷へ送られる。更に、トランジスタ電力スイッチが導通状態 にある時、電流は変圧器の一次側を通って一次的に増加するが、この変圧器はそ のコアにエネルギを蓄えることによりインダクタの如く挙動する。スイッチが遮 断されると直ちに、変圧器のコア中の磁束は減少し、電流が二次側回路に流れる ことを許容する。この電流は、電力を出力側負荷に送ると同様に出力側コンデン サを充電する。パルス幅変調パルス発生器は、この出力電圧を固定基準電圧と比 較して、パルス幅変調されたフィードバック・パルスを生成する。
従来の降圧電源は、変圧器の二次側の別のインダクタが変圧器ではなくむしろエ ネルギを蓄えるため使用される点を除いて、フライバック電源と同様に作動する 順方向コンバータ電源を含む。この場合、スイッチング・トランジスタがオンで ある時、電流は一次側巻線に流れるため、電流もまた二次側巻線からダイオード 整流器を経てインダクタへ、次いで出力側の負荷へ流れさせられる。トランジス タがオフの時、このインダクタは電流を出力側負荷へ流し続ける。
上記の画形式の電源は、一般に、トランジスタ電力スイッチの制御のため必要な パルス幅変調パルス列を開始するためある種の始動回路を必要とする。当技術に おいては多数のこのような始動回路が公知であるが、これらは全て、電源の二次 側でパルス発生器を分離された状態で維持することを欲するという短所を有する 。
その−次巻線側と二次巻線側の間の電源の分離を維持することは、多くの用途に おいて必要とされる。このような電源においては、電源の二次側は一次側と完全 に電気的に分離された状態を維持されねばならない。
例えば、商用的な分離電源は降伏する事なく 5.000ボルトの電力サージに 耐えることが一般的な要件である。
−次側と二次側の巻線間の絶縁を有する変圧器あるいは光アイソレータは、この ような分離を提供するため使用される。トランジスタ・スイッチあるいは他のこ のような半導体素子は、その降伏電圧が僅かに50乃至100ボルト程度に過ぎ ないため、このような目的には使用することができない。このような分離を施し た電源における主な問題は、パルス発生器がまだ出力DC電圧の調整を開始しな い時に特に電源が初めて始動される時、如何にして一次側から分離されたパルス 発生器に給電するかである。
二次側におけるパルス発生手段の分離を維持しながらパルス発生器に対して電力 を供給する従来技術の1つの解決策は、第2の分離用変圧器にかかる第2の電力 をパルス発生器に結合することであった。これは、問題に対して複雑で費用のか かる解決策である。
され−次側に戻される。この解決策の短所は2面ある。
第1は、誤差信号レベルが分離変圧器により要求される如<パルスに変換される 必要があるためDCレベルをアイソレータの両側に接続することが困難であり、 さもなければ更に高価な光アイソレータを使用しなければならない。更にまた、 この解決法は、制御回路を変圧器の一次側と二次側の両方に重複させることを必 要とする。
第3の、おそらくは最も望ましくない解決法は、パルス発生器を一次側に配置し 、出力電圧レベルを制御させるべくこのパルス発生器に一次側巻線電圧を監視さ せることであった。この解決法は、二次側の出力における電圧が一次側の電圧を 反映する即ちその関数となることを前提とするが、このことは電源の出力負荷の 変化率に依存するので必ずしも妥当しない。
最近の従来技術の文献である米国特許第4.246.634号は、パルス発生器 を分離された電源の二次側に有する分離電源を成功裏に設計することが如何に困 難であるかを示している。この文献に開示された発明はこのような分離された電 源を提供するものとされるが、こ−れは2つの観点において失敗である。第1に 、パルス発生器は二次側巻線により給電されるが、監視される電圧は出力電圧で はない。むしろ監視される電圧は、パルス発生器に給9電するため使用される二 次側巻線により生成されるものと同じ電圧である。別の二次側巻線がエネルギを 出力負荷に接続する。更に重要なことは、この従来技術の文献において電源の始 動時にパルス発生器を初めて給電するため使用された始動回路がこのパルス発生 器と直接結合することである。高い電圧の分離は提供されない。一旦パルス発生 器始動回路が正常に作動すると、この回路はオフとなったトランジスタによって のみパルス発生器から分離される。このような回路は、前述の如く、高電圧のノ イズ・スパイクあるいは他の干渉を受け易い。
また、電源の始動回路にとっては、常にパルスを生じることは望ましくない。例 えば、電源が正常に作動中、始動回路の継続する作動が余分なパルスを起生じ、 これが正常な電源の作動を妨げる。また、電源により給電される回路は、この回 路ができるだけ早く再始動されることを必要とし得る。一方、ユーザは、障害条 件が生じると、障害が排除された旨のその後の表示の後まで電源始動回路が作動 するよう可能状態にされてはならないことを判定し得る。また、その自動化の性 格を維持しながら電源始動回路の動作を遅延させる手段を提供することもまた望 ましい。
従って、必要なものは、降圧あるいは昇圧型のシングル・エンドのスイッチング 電源に対する分離されたパルス発生器に給電する手段である。このパルス発生器 は、−次側における電源始動回路により二次側において最初に給電され、その後 一旦正常な電源動作が始動されると、二次側から給電されねばならない。
電源始動回路は、選択的に消勢されるように設計され、かつ電源の停止に続いて 始動回路の動作を遅れさせる遅延手段の内蔵を許容するようになっていなければ ならない。望ましくは、この向路は、迅速な始動手段の内蔵も許容するようにな っていなければならない。
(発明の概要) 本発明の主な目的は、電源が停止した後にスイ・ンチング電源を再始動させる始 動回路による試みを遅延させる手段を提供することにある。
本発明の別の目的は、一旦スイツチング電源が正常な動作を開始すると、始動回 路を作動不能にする手段を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、入力が止められ後で電源に再び印加されるまで、始動 回路がスイッチング電源を再始動することを阻止する手段を提供することにある 。
本発明の他の目的は、電源を迅速に始動する手段を提供することにある。
本発明は、DC電圧ソースと、−次側巻線および二次側巻線を有する電力変圧器 と、二次側巻線により出力される電流から出力DC電圧を生成するため二次側巻 線と接続された整流器およびフィルタ手段と、前記出力電圧のその時の値の関数 として変化するパルス幅のパルス列を生成するパルス発生手段と、スイッチ手段 が閉路する時DC電圧ソースが前記−次側巻線の両端に接続されるように一次側 巻線と接続されたスイッチ手段と、前記パルス列を前記スイッチ手段に接続する 手段とを含むDC/DCスイッチング・コンバータ電源のための始動回路と要約 することができる。このパルスは、前記スイッチ手段を各パルスの持続時間中閉 路させる。
前記始動手段は、前記DC電圧ソースの始動に応答して前記パルス発生手段の作 動を開始する。この始動手段は、DC電圧ソースと接続されて予め定めた周波数 で始動パルスを周期的に生成する弛張発振手段と、前記スイッチ手段を予め定め た期間閉路させる始動パルスを前記スイッチ手段に接続する手段と、二次側巻線 と接続されて前記パルス発生手段に給電する手段と、一旦パルス発生手段が作動 を開始すると継続電力をこのパルス発生手段に接続する手段と、パルス発生手段 が正常な作動中電源により供給される出力により給電され始める時、前記弛張発 振手段を選択的に作動不能にする作動不能化手段とを含む。この機能を提供する ため、電源の二次側の別の回路がパルス発生器に出力を接続する。
本始動回路は更に、前記作動不能化手段と接続されて電源の停止後予め選定され た期間、始動回路からの前記作動不能化手段の電気的な除去を遅れさせる遅延手 段を含む。
本始動回路はまた、作動不能化手段をオフにするラッチ手段と、入力の回復と始 動回路の作動との間の時間を短縮する迅速始動手段とを含むことができる。
(図面の簡単な説明) 第1図は始動回路作動不能化手段と遅延手段とを示す本発明の一実施態様の図、 第2A図および第2B図は第1図に示された本発明の実施態様のタイミング図、 第3図は別の始動回路作動不能化手段を示す本発明の別の実施態様の図、第4図 は第2図に示された本発明の実施態様のタイミング図、第5図は本発明による別 の始動回路遅延手段とラッチ手段を示す図、第6図は第5図に示された本発明の 実施態様のタイミング図、および第7図は本発明による迅速始動手段を示す図で ある。
(望ましい実施態様の詳細な説明) 本発明による始動回路を含む従来のDC/DCコンバータ電源が第1図において 10で示されている。第1図は順方向コンバータ型のスイッチング電源を示すが 、他のスイッチング電源技術も本発明による始動回路を含み得る。
入力DC電圧ハ、+ V I) CI N t−iよび−VDCINとして示さ れるその入力端末で電源10に対して印加される。この入力DC電圧は、電力変 圧器14の一次側巻線12と電力スイッチ16からなる直列回路と接続されてい る。スイッチ16は、−次側巻線12の両端に入力DC電圧を接続するスイッチ 手段を提供するもので、4乃至6Ωのオン抵抗を有する500ボルトの電力用電 界効果トランジスタ(FET)であることが望ましい。電源10の一次側は、第 1図において電力変圧器14の左側に示され、電源lOの二次側は変圧器14の 右側に示されている。
正常な動作時の電力スイッチ16に対するゲート駆動は、電力変圧器14の二次 側から分離変圧器18を介して与えられる。変圧器18は、この変圧器18の一 次側巻線20を変圧器18の一次側巻線22から分離するのに必要である安全な 分離機構でもって構成されている。−次側巻線20は、電源10の二次側にあり 、二次側巻線22は電源10の一次側にある。二次側巻線22は、コンデンサ2 4および抵抗26を介してスイッチ16のゲートGと接続されている。
コンデンサ24は100ナノフアラツドのコンデンサであることが望ましい。抵 抗26は、電磁障害を減少させるためスイッチ16の切換え速度を若干低下させ るため使用される。スイッチ16のゲートの直流分再生がツェナーダイオード2 8により行われる。抵抗30は、二次側巻線22から駆動電流がない場合に、コ ンデンサ24を放電させてスイッチ16のゲートを共通電圧(−VDC)に保持 するため使用される。
第1図に示されるように、変圧器14の二次側は2つの二次側巻線32および3 4を有する。各巻線は、二次側巻線32.34の出力の整流および濾波の後に、 それぞれ第1のDC出力電圧および第2の出力DC電圧を生じるように周知の方 法で構成される。初めに二次側巻線32に関して、この巻線の出力がダイオード 36.38を介して整流され、次いでインダクタ40を介して出力フィルタ・コ ンデンサ42ト接続され、このコンデンサ42は第1の出力DC電圧回線の正お よび負の出力端子の両端に接続されている。
二次側巻線34の出力は、ダイオード44.46を介して整流され、次いでイン ダクタ48を経て出力フィルタ・コンデンサ50と接続され、このコンデンサ5 0は第2の出力DC電圧の正および負の力端子の両端と接続されている。
以下により詳細に述べるように、この第2の出力DC電圧はパルス発生器60を 給電するのにも使用される。
パルス発生器60は、第2の出力電圧の値を監視して、基準電圧ソースからの前 記出力電圧の変動を表わすパルス幅変調パルス列を生成する。これらのパルスは 、前述の如く、分離変圧器18を介してスイッチ16のゲートに接続される。
従来の順方向コンバータの電源IOの作動においては、スイッチ16が閉路する と、電流は変圧器14の両端に接続されそしてインダクタ40.48に接続され 、それぞれ第1および第2の出力DC電圧を生成する。第2のDC電圧出力はパ ルス発生器60により監視され、このパルス発生器60は第2の出力DC電圧の その時のレベルの関数としてパルス幅変調されるパルス列を生成する。これらの パルスは、分離変圧器18を介してスイッチ16にフィードバックされ、パルス 発生器60により生成される閉路させる。従って、結果として得る出力DC電圧 は、パルス発生器60における基準電圧の関数として所要の電圧レベルに調整さ れる。
本発明による斬新な始動回路が、第1図に70で示される。この始動回路には、 始動パルスを予め定めた周波数で周期的に生成するためDC電圧ソースと接続さ れた弛張発振手段71が含まれる。この弛張発振手段は、抵抗72、コンデンサ 74およびダイアック76を含む。
作動においては、10ナノフアラツドのコンデンサであることが望ましいコンデ ンサ74が、コンデンサ74がダイアック76の降伏電圧と対応する電圧に達す るまで、100K (7)抵抗である抵抗72により充電される。この降伏電圧 は約30乃至32ボルトであることが望ましい。ダイアック76が降伏状態とな ると、これはコンデンサ74をFETスイッチ16のゲートに放電させて、ゲー トのキャパシタンスまで充電する。スイッチ16のゲートにおけるこの電圧は、 充電パルスの持続時間中スイッチ16をオンにする。その後、コンデンサ74が 再びダイアック76の降伏電圧まで充電するまで、トランジスタ16はオフとな る。
このような周期的な充電およびスイッチの投入プロセスは、電源lOの二次側の パルス発生器6oが正常動作を開始し分離変圧器18を介してスイッチ16の駆 動を開始するまで継続する。
パルス発生器60が正常動作を開始するまでパルス発生器60を最初に給電する ための手段もまた、二次側巻線34に接続される。コンデンサ74からトランジ スタ・スイッチ16に接続された電荷の関数としてのトランジスタ・スイッチ1 6の上記の閉路は、二次側巻線34からのエネルギの増分出力のソースを提供す る。この増分エネルギは、エネルギがダイオード80および抵抗82を介してコ ンデンサ78に接続されるように、コンデンサ78を含むエネルギ蓄積手段に接 続される。ダイオード80および抵抗82は、二次側巻線34からの電流を整流 してこれをコンデンサ78に接続する。コンデンサ78は、■IN入力およびパ ルス発生器60の共通帰線の両端に接続される。始動中、ユニトロード(Uni trode) 3842フイードバツク制御デバイスの如き周知の集積回路であ ることが望ましいパルス発生器60は、最初非電に小さな変化の少ない電流を必 要とする。これは、充分な電圧がV INに現れるまで、より大きな入力電流が パルス発生器60に流れることを阻止するこの特定の集積回路における低電圧ロ ックアウト回路84によるものである。ダイオード80および抵抗82からはパ ルス発生器60の給電を継続するため不充分な電力が得られることに注意された い。一旦コンデンサ78が充分に高い電圧まで充電すると、パルス発生器60の この低電圧ロックアウト回路84はこのような電圧を検出して、コンデンサ78 がこのエネルギをパルス発生器60に接続することを許し、これによりパルス発 生器60が作動を開始することを許容するに充分な初期電力を提供する。
例えば、もしコンデンサ78が100マイクロファラッドのコンデンサであるな らば、パルス発生器60に対、して40乃至100ミリアンペアの電力を提供し ながらこのコンデンサ78は16ボルトから10ボルトまで電荷が下がるのに約 10ミリ秒を要する。ロックアウト回路84は、電圧が16ボルトまで上昇する 時オンとなり入力電圧が9ボルトより低下するまでオフにならないヒステリシス 効果を生じる。
−Hパルス発生器60が作動を開始すると、電力はダイオード44.46および インダクタ48の通常の動作によりパルス発生器60のV IN端子に供給され る。一旦正常電力がダイオード44.46およびインダクタ48を介してパルス 発生器60と接続されると、抵抗82がダイオード80を介して接続されたエネ ルギの量を制限する。
本発明による始動回路の作動においては、弛張発振手段71が200マイクロ秒 毎に約2マイクロ秒のパルス幅のパルスを生じる。この200マイクロ秒のタイ ミングは、抵抗72およびコンデンサ74のRC時定数によって制御される。こ れらのパルスが二次側巻線34を介してコンデンサ78に対するエネルギとして 接続されると、このコンデンサ78は低電圧ロックアウト回路84に打ち勝って パルス発生器60に対して初期電力を与えるに充分なだけ充電するのに10乃至 100ミリ秒を要する。この作動についてのこれ以上の論議は、第2A図および 第2B図に関して以下に行う。
−Hパルス発生器60の正常動作が開始すると、始動回路70の作動を不能にす るための作動不能化手段もまた設けられている。この手段は、ダイオード90、 トランジスタ94、およびこのトランジスタ94のベースと直列に接続された抵 抗92を含む。トランジスタ94のベースを共通の帰線に接続するコンデンサが 96で示されている。
作動においては、一旦パルス発生器90により与えられるゲート駆動からトラン ジスタ16がその正常モードで作動スると、トランジスタ94のベースを駆動す るに充分な別のゲート駆動が得られ、これによりトランジスタ94はオンする。
一旦トランジスタ94がオンになると、始動回路70のこれ以上の動作が不能と なる。
更に、明らかなように、駆動変圧器22により与えられる電流がダイオード70 および抵抗92を経て接続され、コンデンサ96を充電し始める。一旦コンデン サ96がトランジスタ94をオンにするに充分な電圧まで充電されると、トラン ジスタ94がオンとなる。正常動作中、充分な電流がダイオード90を経てトラ ンジスタ94のベースに接続され続けてトランジスタ94をオンの状態に維持す る。コンデンサ96および抵抗92のRC時定数は、電流が駆動側巻線22から 流れない時、正常な給電動作中の各間隔においてオフ状態のままである。即ち、 コンデンサ96および抵抗92は、巻線22の両端における電圧の平均値をトラ ンジスタ94のベースに接続するよう働く。
一旦トランジスタ16が周期的にオン状態に切換わることを停止すると、トラン ジスタ94をオンに維持するには不充分な電流が与えられ、そのためこのトラン ジスタはオフとなり、これにより始動回路70が再び始動パルスをスイッチ16 のゲートに与えることを再び可能にする。。
電源10の正常な動作が開始するまで、コンデンサ96がトランジスタ94をオ ンにするに充分なだけ充電しないことを保証するため、抵抗98を設けることも できる。
第1図に示した実施態様の始動回路70はまた、回路の障害あるいは他の理由の ため電源10の停止後始動回路70の作動を遅らせるための遅延手段107をも 含む。この遅れは、これが典型的には1秒の10分の1乃至半分である予め定め た期間だけ始動の試みを分離するという点で有利である。以下に述べるように、 この期間は、コンデンサ96により与えられる時定数よりも遥かに長い。
始動の試みが回路の構成要素におけるエネルギを散逸させる故に、長い遅延時間 でなければ、電源が再始動を連続的に試みる時間中に、該長い遅延時間が、出力 側の短絡回路の如き障害条件下の電力の散逸を最小限度に抑えることを可能にす る。
遅延手段107は、電源10が正常動作モードにある時弛張発振手段71を使用 不能化する、上記の如きトランジスタ94の使用不能化手段の使用不能化動作の 排除を第1図は、抵抗109およびコンデンサ110からなる遅延手段107を 示している。遅延手段107は、電源10の予め定めた長さの時間に対する停止 後の始動回路70の作動を阻止する。作動においては、もし電源10が過大電流 、過大電圧あるいは過剰温度の如き障害条件の存在を含む何らかの理由で停止す ると、パルス発生手段60は分離変圧器18の二次側巻線22を駆動するための パルス列の生成を停止することになる。スイッチ16のベースもまた駆動されず 、スイッチ16がオフとなる。
コンデンサ110が電源IOの正常動作中充電される故に、このコンデンサ11 0は、電源lOが抵抗109を介してトランジスタ94のベースに、また抵抗9 8を介してオフとなまた後に放電することになる。トランジスタ94のベースが オンの状態に留まるために充分長く駆動されなくなりオフとなるまで電荷が低下 し、これにより抵抗72の接地への接続を解除する。このため、弛張発振手段7 1の作動を再び可能にする。電源10の停止と電源の試みられる再始動との間の 時間的遅れは、抵抗109およびコンデンサ110のRC時定数によって決定さ れる。この時定数は、コンデンサ96により与えられる時定数よりもかなり大き い。
遅延手段107を含む第1図に示した本発明の実施態様の作動は、第1図および 第2A図、第2B図のタイミング図を参照することにより示すことができる。
第2A図は、パルス発生器60の電圧VINが如何にして弛張発振手段71の発 振毎に増加するかを示している。
第2B図は、電源lOのT。におけるオフあ状態から始まる第1図の遅延手段1 07の作動を示している。電源の入力側にVocを印加するため、AC電圧が整 流されるべく与えられる。一旦コンデンサ74の両端で増加する電圧V 74が ダイアック76の降伏電圧を越えると、弛張発振手段71の発振が開始する。T 1においては、パルス発生器60は分離変圧器18に接続されるパルス列を生成 し始める。第1図に関して先に述べたように、変圧器18の二次側巻線22の両 端における電圧v2□が電力変圧器14を二次側巻線22のパルスもまた、Vl l。として示される如く遅延手段107のコンデンサ110を充電させる。T2 において、コンデンサ110が充分に充電すると、作動不能化手段89のトラン ジスタ94がオンとなりコンデンサ74を短絡させ、これにより始動回路7oの 発振を停止する。
T3において、電源IOに障害条件が起生ずる。これは、例えば電源10の出力 側において短絡回路となる結果であり得る。この障害は、パルス発生器6oを遮 断させ、これにより分離変圧器18の二次側巻線22における電圧v2□をゼロ まで低下させる。その結果、抵抗92、抵抗98およびトランジスタ94を介し て遅延手段107のコンデンサ110の放電をもたらす。T、においては、電圧 V11゜がし、これによりコンデンサ74の短絡回路を排除する。
この時、コンデンサ74は充電が可能とされ、弛張発振手段71が再び発振を開 始して電源10を始動する。T5においては、パルス発生器60が分離変圧器1 8においてパルス列の生成を開始し、コンデンサ110が再び充電し始める。T 6においては、コンデンサ110が再びトランジスタ94をオンに切換えるに充 分なだけ充電状態となり、始動回路70の発振を停止する。この遅延時間はT、 乃至T4である。
第3図は、電源lO°がその正常動作モードにある時始動回路100を使用不能 状態にする別の不能化手段102を提供する本発明の電源10゛に対する始動回 路100の別の実施態様を示す概略図である。第1図および第3図と共通である 構成要素は同じ番号が付されている。
第3図に示されるように、入力DC電圧が+VDCおよび−VDCとして示され る如く入力端子に印加され、電力変圧器14の一次側巻線12とスイッチ16か らなる直列回路に接続されている。スイッチ16は、4乃至6Ωの抵抗を有する 500ボルトの電力用電界効果トランジスタ(FET)であることが望ましい。
電源10°が正常な作動モードにある時、スイッチ16のゲートGのゲート駆動 が、パルス生成手段14および分離変圧器18を介して電力変圧器14の二次側 から与えられる。
二次側巻線22は、コンデンサ24および抵抗26によりスイッチ16のゲート Gに接続される。スイッチ16のゲートGの回復は、ツェナーダイオード28に より与えられる。抵抗30がコンデンサ24を放電させ、二次側巻線22からの 駆動電流がない場合は、スイッチ16のゲートGを共通電位(−VDC)に保持 する。
正常動作中は、二次側巻線22からの駆動電流のパルスがスイッチ16を各パル スの持続時間中閉路させ、これにより電力変圧器14の一次側巻線12のパルス が電源10°の出力DC電圧を基準電圧の関数として調整することを可能にし、 パルス発生器60が分離変圧器18に対してパルス列を提供する。
第3図はまた、DC電圧ソースと接続されて予め定めた周波数で始動パルスを周 期的に生成する弛張発振手段71を示している。弛張発振手段71は、抵抗72 、コンデンサ74およびダイアック76を含む。
第3図の別の不能化手段102は、そのアノードが弛張発振手段71の抵抗72 、コンデンサ74およびダイアック76、の電気的接合点に接続されたダイオー ド104と、該ダイオード104のカソードと電力スイッチ16のドレーン0間 に直列に接続された抵抗106とを含む。
電源10°が正常作動モードにある時、広いデユーティサイクル・パルスが二次 側巻線22から電力スイッチ16のゲートGに対して駆動され、スイッチ16を オンにする。
この状態では、スイッチ16のドレーンDが実質的に接地状態になり、ダイオー ド104を介してコンデンサ74から電荷を引き出す。抵抗106はコンデンサ 74からの放電電流を制限し、抵抗106およびコンデンサ74のRC時定数が 始動操作の間存在する狭いデユーティサイクル・パルスに応答することを禁止さ れるように積分器として働く。正常な作動中ドレーンDにおける広いデユーティ サイクル・パルスに応答することにより、別の不能化手段102がコンデンサ7 4を放電させ続け、これによりその電荷をダイアック76の平均電圧より低く保 持することにより、始動回路100が電源10を始動させようとすることを禁止 する。
別の不能化手段102を含む第3図に示される本発明の実施態様の作動について は、第3図および第4図のタイミング図を参照して説明しよう。
第4図に示されるように、電源10°がToにおいてオフの状態にあると、AC 電圧が整流されて電源の入力へ印加される。コンデンサ74の両端の電圧v74 は、第1図に関して先に述べたように、弛張発振手段71の発振を開始する。始 動回路100の作動中、スイッチ16のドレーンが非常に小さなデユーティ率、 典型的には2%で接地するように周期的に切換えられる。抵抗106が電荷の量 を制限し1、これによりコンデンサ74がら引かれて、コンデンサ74がダイア ック76のアバランシェ電圧まで充電することが妨げられないようにする。
T、においては、パルス発生器6oは、分離変圧器18と接続されるパルス列を 生成し始める。第1図に関して先に述べたように、分離変圧器18の二次側巻線 22の両端の電圧V2□が、電力変圧器14を介して出る電源出力電圧VDCの 生成を惹起する。電源10゛のこの正常動作中、スイッチ16のドレーンは高い デユーティ率、典型的には20乃至50%で周期的に接地レベルに切換えられる 。
スイッチ16のドレーンにおける電圧V口の変動が、コンデンサ74にダイオー ド104および抵抗106を介して周期的に放電させる。コンデンサ74はダイ アック76のアバランシェ電圧まで充電することが阻止されるため、ダイアック 76は点弧せず、このため始動回路100が使用不能化される。
T2においては、例えば出力に短絡回路が生じる時、電源10°には障害条件が 生じる。パルス発生器60は遮断し、これにより分離変圧器18の二次側巻線2 2における電圧v22をゼロに低下させる。スイッチ16のドレーンがもはや周 期的に接地に切換えられないため、コンデンサ74は不能化手段102を介して 放電するのではなく充電することが許される。このように、コンデンサ74はダ イアック76のアバランシェ電圧に達するよう充分に充電することを許され、始 動回路は発振し始める。
T3において、電源が再始動させられる。本実施例においては、電源の遮断と始 動回路100の作動との間にはそれ程大きな遅延が生じないことに注意されたい 。
第5図は、本発明による電源10”に対する始動回路200の別の実施態様を示 す図である。第1図および第5図と共通の構成要素は同じ番号−で示される。本 実施態様は、回路の障害あるいは他の理由による電源lO”の遮断後、始動回路 200の動作を遅らせるための別の遅延手段202を提供する。この遅延手段は 、いずれの回線検出および切換え回路が電源lO”を再始動させようとする前↓ こ安定化することを可能にする。
遅延手段202の更に別の利点は、入力線の電圧に応じて回路の機能が自動的に 切換えられることにより、例えば米国の120ボルトあるいはヨーロッパの24 0ボルトのシステムに本回路を使用することを可能にする汎用電源回路において 生じる。このような自動的な切換えは電力回路の始動に先立ち行われることが望 ましく、電圧を倍加するコンデンサの使用を伴うことが判った。
これらの入力コンデンサは、始動回路が電源を再始動しようとする時に先立ち、 この遅延手段の結果として安定化した電圧状態に達することが許される。更に、 電源の作動により生じる汎用回路の切換え機能を混乱させ得るノイズが避けられ る。
抵抗72、コンデンサ74およびダイアック76を含む弛張発振手段71の特性 および作動については、第1図に関して先に述べた。電源lO”の正常動作中、 抵抗204およびダイオード206を流れる電流が使用不能化トランジスタ20 8のベースを駆動し、このトランジスタがオンとなり、これにより弛張発振手段 71のコンデンサ74を短絡させ、始動回路200が始動動作を行なおうとする ことを禁止する。ノード212におけるコンデンサ210の右側の電圧は、ダイ オード206の電圧降下とスイッチ208のベース/エミッタ接合点電圧の和で ある。抵抗214は、駆動電流が存在しない場合トランジスタ208のベースを 共通電圧(−VDC)に保持する。
別の遅延手段202は、抵抗216、コンデンサ218、ダイオード220、コ ンデンサ222およびダイオード224を含む電荷ポンプを含む。作動において は、AC電力が最初に投入されると、抵抗216、コンデンサ218、および順 方向にバイアスされるダイオード220を介して電荷の増分量がコンデンサ22 2に接続される。抵抗216の頂部がAC波形の負の部分の関数として負になる と、ダイオード220が逆方向にバイアスされて、その結果コンデンサ222を 充電した電流が次に順方向にバイアスされたダイオード224を介してコンデン サ218を充電する。コンデンサ218がこれによりリセットされる故に、抵抗 216の頂部が再び正となる時、別の電荷増分量がダイオード220を介してコ ンデンサ222の両端に加えられる。このため、コンデンサ222の両端の電圧 は増分し続ける。
ラッチ手段226は、分圧器を形成するよう直列に接続された抵抗228.23 0、トランジスタ234およびトランジスタ236を含む。別の遅延手段202 のコンデンサ222が充分な電圧レベルまで充電される時、分圧器に結果として 生じる電圧がトランジスタ234のベースを駆動してこれをオンにする。次いで 、トランジスタ234は、トランジスタ236のベースを駆動することによりラ ッチを始動させ、コンデンサ210の左側を接地電位に引き付ける。ノイズ遮断 コンデンサ238をこのラッチの不正のトリガー動作を阻止するため付設するこ とができる。
この時のコンデンサ210の右側が左側212よりも更1こ負の状態が太きいた め、この右側は接地電位より低く引付けられ、使用不能化トランジスタ208の ベースが駆動されない状態にする。トランジスタ208はオフとなり、コンデン サ74の両端の短絡回路を解除し、弛張発振手段71が上記の如く始動動作を開 始することを可能にする。当業者は、」1記のごとき方法でう・ソチ226の代 わりにSCRを使用できることに注意されたい。
別の遅延手段202およびラッチ手段226を含む本発明の第5図に示した実施 態様の作動については、第5図および第6図のタイミング図に関して記述しよう 。−第6図に示すように、TOにおいて電源lO”がオフの状態にあれば、AC 電圧が始動回路200に対して加えられる。コンデンサ222の両端の電荷ポン プ電圧V22□は、上記の如く電荷がコンデンサ222に増分的に接続される時 上昇する。コンデンサ222の両端の電圧V2□2は、電圧分割抵抗228およ び230によって分圧される。
T1においては、電圧■222がトランジスタ234をオンにするに゛充分なだ け増加している。典型的には、このターンオン電圧は(+、6Vである。先に述 べたように、トランジスタ234は、トランジスタ236をもオンにし、これに よりラッチ手段226を点弧する。ラッチ手段226の点弧は、V 21 (l  lで示されるようにコンデンサ210の左側を接地電位にさせ、これによりダ イオード206のアノードにおける電圧を負に駆動する。これは、トランジスタ 236のエミッタと接続されたコンデンサ210の側の電圧V21(Itがコン デンサ222の両端の電圧V222と等しく、電圧v2.。8がトランジスタ2 08のベース/エミッタ電圧v2゜、とダイオード206の電圧降下の和に保持 されるためである。その結果は、トランジスタ208のベースが駆動されない状 態となり、トランジスタ208はオフとなり、これにより始動回路200が電源 10”をT、とT2の間で始動させる。
T1からT2まで、ノード212におけるコンデンサ210の右側における電圧 V210.が上昇する。T3において、電圧V 210 sが充分に増加してダ イオード206を順方向にバイアスし、トランジスタ208を駆動してこれをオ ンにする。この状態は、弛張発振手段71のコンデンサ74を短絡し、これによ り始動回路200を消勢する。
次いで電源10はT3から′「4まで正常モードで作動する。
T4において、出力の短絡回路の如き電源の障害条件が、パルス発生器60を遮 断させ、出力電圧VDCを直ちにゼロにさせる。この状態が生じると、ラッチ手 段226がオンの状態を維持し、電源1oはT5に示したようにAC入力電圧が 除去されるまで再始動できない。
AC電圧の除去は遅延手段202の電荷ポンプをオフにし、これにより電圧V2 34.がゼロに降下する時ラッチ手段226のトランジスタ234のベースを駆 動されない状態にする。トランジスタ234がオフとなると、トランジスタ23 6のベースが駆動されない状態となり、このトランジスタはオフとなる。AC入 力電圧がT6において回復されると、始動サイクルが再開する。
別の遅延手段202により使用可能状態にされる遅延期この期間T1乃至T3は 、正常な状態にある電源10の始動を許容するに充分な選択された長さである。
第7図は、本発明による迅速始動手段300を示す概略図である。第7図には、 電源10”の二次側300の部分図が示される。始動動作の開始時に、コンデン サ302は電荷を持たず、このためAC短絡回路として働く。変圧器の巻線30 4は、電源10”の電力変圧器14における12ボルトの巻線であることが望ま しい。変圧器巻線304からの正のパルスはダイオード306、コンデンサ30 2および抵抗308を介して充電コンデンサ310に接続される。コンデンサ3 02を流れる電流パルスは、抵抗312とコンデンサ302とにより決定される RC時定数に従って放電抵抗312によるパルス間で放電されるコンデンサ30 2において小さな電荷を生じる。コンデンサ310の電荷が必要なレベルに達す ると、集積回路314の作動を開始することができる。
コンデンサ302は始動動作中短絡回路として働いて抵抗312により放電状態 に保持されるため、始動コンデンサ310は他の方法で可能なよりも遥かに高い 電流で遥かに早く充電することができる。抵抗308は、始動サイクル中ダイオ ード306およびコンデンサ302を流れる電流を制限する。ダイオード316 は、正常動作中電力を提供する+12Vとして示される電源の12ボルト・レー ルから集積回路314を絶縁する。
電源10″が正常モードで作動中、広いデユーティサイクル・パルスが変圧器の 巻線304へ加えられる。
コンデンサ302の頂部はピーク電圧まで充電するが、始動操作における状態と は異なり、コンデンサ302は抵抗312による各サイクル毎には放電されない 。これは、電源12が正常に作動している時、抵抗312およびコンデンサ30 2により設定されるRC時定数が電源lOの作動周波数よりも大きいためである 。この時、コンデンサ302は抵抗308と直列をなす高インピーダンスとなり 、変圧器巻線304から集積回路314への電流を制限する。
電源が遮断状態にある時、抵抗318を放電コンデンサ310に付設することも できる。集積回路314に対する電源が典型的には18乃至20ボルトである安 全限度を越えることを禁じるため、ツェナーダイオード328を付設することも できる。
本発明の望ましい実施態様について図解し記述したが、本発明の色々な修正、変 更および相当例が当業者には明らかであり、従って、本発明の範囲は添付の請求 の範囲およびその相当技術によってのみ定義されるべきで浄書(内容に変更なし ) ntl T2+ ”1”2 ”3 ”4 ”5”6FIGURE 28 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条のi亀1の 平成 2年 3月22日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/US88103294 2、発明の名称 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国カリフォルニア用95051.サンタ・クララ。
サン・トマス・エクスプレスウェイ 2880゜4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 電話(270) 6641〜6646 平成 元年10月19日 6、添付書類の目録 (1) 補正書の翻訳文 1通 一旦パルス発生器60が作動を開始すると、電力はダイオード44.46および インダクタ48の通常の動作によりパルス発生器60のV IN端子に供給され る。一旦正常電力がダイオード44.46およびインダクタ48を介してパルス 発生器60と接続されると、抵抗82がダイオード80を介して接続されたエネ ルギの量を制限手段71が200マイクロ秒毎に約2マイクロ秒のパルス幅のパ ルスを生じる。この200マイクロ秒のタイミングは、抵抗72およびコンデン サ74のRC時定数によって制御される。これらのパルスが二次側巻線34を介 してコンデンサ78に対するエネルギとして接続されると、このコンデンサ78 は低電圧ロックアウト回路84に打ち勝ってパルス発生器60に対して初期電力 を与えるに充分なだけ充電するのに10乃至100ミリ秒を要する。この作動に ついてのこれ以上の論議は、第2A図および第2B図に関して以下に行う。
−Hパルス発生器6(1の正常動作が開始すると、始動回路70の作動を不能に するための作動不能化手段もまたジスタ94、およびこのトランジスタ94のベ ースト直列に接続された抵抗92を含む。トランジスタ94のベースを共通の帰 線に接続するコンデンサが96で示されている。
作動においては、一旦パルス発生器60により与えられるゲート駆動からトラン ジスタ16がその正常モードで作動すると、トランジスタ94のベースを駆動す るに充分な別のゲート駆動が得られ、これによりトランジスタ94はオンする。
一旦トランジスタ94がオンになると、始動回路70のこれ以上の動作が不能と なる。
更に、明らかなように、駆動変圧器22により与えられる電流がダイオード90 および抵抗92を経て接続され、コンデンサ96を充電し始める。一旦コンデン サ96がトランジスタ94をオンにするに充分な電圧まで充電されると、トラン ジスタ94がオンとなる。正常動作中、充分な電流がダイオード90を経てトラ ンジスタ94のベースに接続され続けてトランジスタ94をオンの状態に維持ス る。コンデンサ96および抵抗92のRC時定数は、電流が駆動側巻線22から 流れない時、正常な給電動作中の各間隔においてオフ状態のままである。即ち、 コンデンサ96および抵抗92は、巻線22の両端における電圧の平均値をトラ ンジスタ94のベースに接続するよう働く。
一旦トランジスタ16が周期的にオン状態に切換わることを停止すると、トラン ジスタ94をオンに維持するにはスイッチ16のゲートに与えることを再び可能 にする。
電源10の正常な動作が開始するまで、コンデンサ96がトランジスタ94をオ ンにするに充分なだけ充、電しないことを保証するため、抵抗98を設けること もできる。
第1図に示した実施態様の始動回路70はまた、回路の障害あるいは他の理由の ため電源10の停止後始動回路70の作動を遅らせるための遅延手段107をも 含む。この遅れは、これが典型的には1秒の10分の1乃至半分である予め定め た期間だけ始動の試みを分離するという点で有利である。以下に述べるように、 この期間は、コンデーンサ96により与えられる時定数よりも遥かに長い。
始動の試みが回路の構成要素におけるエネルギを散逸させる故に、長い遅延時間 でなければ、電源が再始動を連続的に試みる時間中に、該長い遅延時間が、出力 側の短絡回路の如き障害条件下の電力の散逸を最小限度に抑えることを可能にす る。
請求の範囲 1.DC電圧ソースと、−次側巻線および二次側巻線を有する電力変圧器と、前 記二次側巻線と接続されて該二次側巻線により出力される電流から出力DC電圧 を生成する整流器兼フィルタ手段と、該出力DC電圧のその時の値の関数として 変化するパルス幅のパルス列を生成するパルス発生手段と、電力スイッチ手段が 閉路する時前記DC電圧ソースが前記−次側巻線の両端に接続されるように前記 −次側巻線と接続された前記電力スイッチ手段と、前記電力スイッチ手段を前記 各パルスの持続時間中閉路させる前記パルス列を前記電力スイッチ手段に接続す る手段と、一旦前記パルス発生手段が作動を開始すると該パルス発生手段に継続 電力を接続する手段とを含むDC/DCコンパ−974R前記DC電圧ソースの 始動に応答して前記パルス発生手段の作動を開始する始動手段を設け、該始動手 段は、 前記DC電圧ソースと接続されて予め定めた周波数で始動パルスを周期的に生成 する弛張発振手段と、 前記電力スイッチ手段を予め定めた持続時間中閉路させる前記始動パルスを前記 電力スイ・ソチ手段に接続する手段と、前記二次側巻線と接続され、前記スイッ チ手段の閉路により前記二次側巻線に接続されたエネルギで前記パルス発生手段 を給電する手段と、 前記パルス発生手段が前記継続電力により給電され始める時、前記弛張発振手段 を選択的に作動不能にする作動不能化手段と、 該作動不能化手段と接続されて前記電源の遮断後予め選定された期間前記始動手 段から前記作動不能化手段の電気的な除去を遅れ゛させる遅延手段とを備えるD  C/D Cコンバータ電源。
2、前記弛張発振手段が、コンデンサと、該コンデンサを充電する手段と、前記 コンデンサの両端の電圧が予め定めた降伏電圧レベルに達する時、前記コンデン サを放電させる手段とを含む請求項1記載のD C/D Cコンバータ電源。
3、前記作動不能化手段が、前記弛張発振手段の前記コンデンサと並列に接続さ れるトランジスタであって、前記パルス発生手段が前記継続電力により給電され る時前記トランジスタがオンに切換えられることにより、前記弛張発振手段の前 記コンデンサを短絡させて前記始動手段を作動不能にさせるように前記パルス発 生手段と電気的に接続される前記トランジスタを含む請求項2記載のD C/D  Cコンバータ電源。
4、前記遅延手段が抵抗と第2のコンデンサとを含み、該抵抗は、前記作動不能 化手段の前記トランジスタのベースと接続される第1の側と、前記第2のコンデ ンサの第1の側と接続される第2の側とを有し、該第2のコンデンサの第2の側 が前記作動不能化手段の前記トランジスタのエミッタと接続され、前記遅延手段 は、前記パルス発生手段が前記パルス列を生成する時前記第2のコンデンサが充 電されるように、かつ前記パルス発生手段が該パルス列の生成を停止する時第2 の前記コンデンサが予め定めた速度で前記抵抗を介して放電されるように、前記 パルス発生手段と電気的に接続され、前記トランジスタは、前記第2のコンデン サにおける電荷が該トランジスタをオンに保持するには不充分な駆動が生じる点 まで低下するまで、オンの状態を維持させられる請求項3記載のD C/D C コンバータ電源。
5、DC電圧ソースと、−次側巻線および二次側巻線を含む電力変圧器と、該二 次側巻線と接続されて該二次側巻線により出力される電流から出力DC電圧を生 成する整流器兼フィルタ手段と、前記出力DC電圧のその時の値の関数として変 化するパルス幅のパルス列を生成するパルス発生手段と、電力スイッチ手段が閉 路する時前記DC電圧ソースが前記−次側巻線の両端に接続スイッチ手段と、前 記電力スイッチ手段を前記各/<)レスの持続時間中閉路させる前記パルス列を 前記電力スイッチ手段に接続する手段と、一旦前記ノ櫂ルス発生手段が作動を開 始すると継続電力を前記ノ々ルス発生手段に接続する手段とを含むI) C/  D Cコンバータ電源において、 前記DC電圧ソースの始動に応答して前記パルス発生手段の作動を開始する始動 手段を設け、該始動手段は、 予め定めた周波数で周期的に生成する弛張発振手段であって、コンデンサと、前 記コンデンサの両端の電圧が予め定めた降伏電圧レベルに達する時前記コンデン サを放電させる手段とを含む弛張発振手段と、 予め定めた持続時間中前記電力スイッチ手段を閉路させる前記始動パルスを前記 電力スイッチ手段に接続する手段と、 前記二次側巻線と接続されて前記スイッチ手段の閉路により前記二次側巻線と接 続されたエネルギで前記パルス発生手段を給電する手段と、 前記パルス発生手段が前記継続電力により給電され始める時前記弛張発振手段を 選択的に作動不能にする作動不能化手段とを備え、 該作動不能化手段は、そのアノードが前記弛張発振手段と前記電力スイッチ手段 との電気的接合点と接続されたダイオードと、前記コンデンサの両端に接続され た前記始動手段を作動不能にする作動不能化スイッチ手段と、前記ダイオードの カソードと前記作動不能化スイッチ手段との間に接続された抵抗/コンデンサ回 路手段とを含み、該抵抗/コンデンサ回路手段の時定数が前記スイッチをオンに 切換えるに充分なだけ前記作動不能化スイッチ手段に電圧を接続し、これにより 前記電力スイッチ手段が前記パルス列によりオンに切換えられる時間中前記弛張 発振手段を作動不能にするDC/DCコンバータ電源。
6、整流されたAC電圧ソースから生成されるDC電圧ソースと、−次側巻線お よび二次側巻線を含む電力変圧器と、該二次側巻線と接続されて該二次側巻線に より出力される電流から出力DC電圧を生成する整流器兼フィルタ手段と、該出 力DC電圧のその時の値の関数として変化するパルス幅のパルス列を生成するパ ルス発生手段と、電力スイッチ手段が閉路する時、前記DC電圧ソースが前記− 次側巻線の両端に接続されるように、前記−次側巻線と接続される電力スイッチ 手段と、前記電力スイッチ手段を前記各パルスの持続時間中閉路させる前記パル ス列を前記電力スイッチ手段に接続する手段と、一旦前記パルス発生手段が作動 を開始すると継続電力を前記パルス発生手段に接続する手段とを含むD C/D  Cコンバータ電源において、 前記DC電圧ソースの始動に応答して前記パルス発生手段の作動を開始する始動 手段を設け、該始動手段は、 前記DC電圧ソースと接続されて始動パルスを予め定めた周波数で周期的に生成 する弛張発振手段と、前記電力スイッチ手段を予め定めた持続時間中閉路させる 前記始動パルスを前記電力スイッチ手段に接続する手段と、 前記二次側巻線と接続され、前記スイッチ手段の閉路により前記二次側巻線と接 続されるエネルギで前記パルス発生手段を給電する手段と、 前記パルス発生手段が前記継続電力により給電され始める時前記弛張発振手段を 選択的に作動不能にする作動不能化手段と、 該作動不能化手段と接続され、前記電源の遮断後予め選定された期間前記始動手 段からの前記作動不能化手段の電気的な除去を遅れさせる遅延手段とを含み、 該遅延手段は、前記AC電圧ソースおよび前記作動不能化手段と接続された電荷 ポンプ手段を含み、該電荷ポンプ手段は、前記AC電圧ソースと接続された電荷 ポンプ抵抗であって、第1の電荷ポンプ・ダイオードのアノードおよび第2の電 荷ポンプ・ダイオードのカソードに接続された第1の電荷ポンプ・コンデンサと 接続された電荷ポンプ抵抗を含み、前記第1の電荷ポンプ・ダイオードのカソー ドは第2の電荷ポンプ・コンデンサの第1の側と接続され、前記第2の電荷ポン プ・ダイオードのアノードは前記第2の電荷ポンプ・コンデンサの第2の側と接 続されて、前記AC電圧ソースと接続された前記電荷ポンプ抵抗の端部における 電圧が上昇する時、前記第2の電荷ポンプ・ダイオードが逆方向にバイアスされ るようにし、前記第1の電荷ポンプ・ダイオードは順方向にバイアスされて、電 流が前記第1の電荷ポンプ・ダイオードを流れて前記第2の電荷ポンプ・コンデ ンサを充電するようにし、前記AC電圧ソースと接続された前記充電ポンプ抵抗 の端部が負になる時、前記第1の電荷ポンプ・ダイオードが逆方向にバイアスさ れかつ前記第2の電荷ポンプ・ダイオードは順方向にバイアスされて、電流が前 記第2の電荷ポンプ・コンデンサから前記第2の電荷ポンプ・ダイオードに流れ て前記第1の電荷ポンプ・コンデンサを充電するD C/D Cコンバータ電源 。
該始動手段は、 前記DC電圧ソースと接続されて始動パルスを予め定めた周波数で生成する弛張 発振手段と、前記電力スイッチ手段を予め定めた持続時間中閉路させる前記始動 パルスを前記電力スイッチ手段に接続する手段と、 前記二次側巻線と接続され、前記スイッチ手段の閉路により前記二次側巻線に接 続されたエネルギで前記パルス発生手段を給電する手段と、 前記パルス発生手段が前記継続電力により給電され始める時、前記弛張発振手段 を選択的に作動不能にする作動不能化手段と、 前記電源の遮断後前記始動手段による始動の試みの開始間の期間を短縮する迅速 始動手段とを含み、該迅速始動手段は、 前記変圧器の二次側巻線と接続される始動ダイオードと、 該始動ダイオードのカソードと接続された始動コンデンサと、 前記始動コンデンサと直列をなす始動抵抗と、前記始動抵抗と直列をなす給電コ ンデンサとを含み、前記パルス発生手段からの前記パルス列が高電流パルスを前 記二次側巻線から前記始動ダイオードに流れさせ、前記始動コンデンサおよび前 記始動抵抗が前記始動手段の作動中前記給電コンデンサを迅速に充電し、前記パ ルス発生手段が作動を開始する時該迅速始動コンデンサが前記給電コンデンサに 対する電流を制限するD C/D Cコンバータ電源。
10、前記始動コンデンサと並列をなし、前記始動手段の作動中前記始動コンデ ンサを放電させる放電抵抗を更に設ける請求項1)記載のDC/DCコンバータ 電源。
手続補正書(j5カ 平成 3年 1月 γ日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.DC電圧ソースと、一次側巻線および二次側巻線を有する電力変圧器と、前 記二次側巻線と接続されて該二次側巻線により出力される電流から出力DC電圧 を生成する整流器兼フィルタ手段と、該出力DC電圧のその時の値の関数として 変化するパルス幅のパルス列を生成するパルス発生手段と、電力スイッチ手段が 閉路する時前記DC電圧ソースが前記一次側巻線の両端に接続されるように前記 一次側巻線と接続された前記電力スイッチ手段と、前記電力スイッチ手段を前記 各パルスの持続時間中閉路させる前記パルス列を前記電力スイッチ手段に接続す る手段と、一旦前記パルス発生手段が作動を開始すると該パルス発生手段に継続 電力を接続する手段とを含むDC/DCコンバータ電源において、 前記DC電圧ソースの始動に応答して前記パルス発生手段の作動を開始する始動 手段を設け、該始動手段は、 前記DC電圧ソースと接続されて予め定めた周波数で始動パルスを周期的に生成 する弛張発振手段と、前記電力スイッチ手段を予め定めた持続時間中閉路させる 前記始動パルスを前記電力スイッチ手段に接続する手段と、前記二次側巻線と接 続され、前記スイッチ手段の閉路により前記二次側巻線に接続されたエネルギで 前記パルス発生手段を給電する手段と、前記パルス発生手段が前記継続電力によ り給電され始める時、前記弛張発振手段を選択的に作動不能にする作動不能化手 段と、 該作動不能化手段と接続されて前記電源の遮断後予め選定された期間前記始動手 段から前記作動不能化手段の電気的な除去を遅れさせる遅延手段とを備えるDC /DCコンバータ電源。
  2. 2.前記弛張発振手段が、コンデンサと、該コンデンサを充電する手段と、前記 コンデンサの両端の電圧が予め定めた降伏電圧レベルに達する時、前記コンデン サを放電させる手段とを含む請求項1記載のDC/DCコンバータ電源。
  3. 3.前記作動不能化手段が、前記弛張発振手段の前記コンデンサと並列に接続さ れるトランジスタであって、前記パルス発生手段が前記継続電力により給電され る時前記トランジスタがオンに切換えられることにより、前記弛張発振手段の前 記コンデンサを短絡させて前記始動手段を作動不能にさせるように前記パルス発 生手段と電気的に接続される前記トランジスタを含む請求項2記載のDC/DC コンバータ電源。
  4. 4.前記遅延手段が抵抗と第2のコンデンサとを含み、該抵抗は、前記作動不能 化手段の前記トランジスタのベースと接続される第1の側と、前記第2のコンデ ンサの第1の側と接続される第2の側とを有し、該第2のコンデンサの第2の側 が前記作動不能化手段の前記トランジスタのエミッタと接続され、前記遅延手段 は、前記パルス発生手段が前記パルス列を生成する時前記コンデンサが充電され るように、かつ前記パルス発生手段が該パルス列の生成を停止する時前記コンデ ンサが予め定めた速度で前記抵抗を介して放電されるように、前記パルス発生手 段と電気的に接続され、前記トランジスタは、前記第2のコンデンサにおける電 荷が該トランジスタをオンに保持するには不充分な駆動が生じる点まで低下する まで、オンの状態を維持させられる請求項3記載のDC/DCコンバータ電源。
  5. 5.DC電圧ソースと、一次側巻線および二次側巻線を含む電力変圧器と、該二 次側巻線と接続されて該二次側巻線により出力される電流から出力DC電圧を生 成する整流器兼フィルタ手段と、前記出力DC電圧のその時の値の関数として変 化するパルス幅のパルス列を生成するパルス発生手段と、電力スイッチ手段が閉 路する時前記DC電圧ソースが前記一次側巻線の両端に接続されるように前記一 次側巻線と接続される前記電力スイッチ手段と、前記電力スイッチ手段を前記各 パルスの持続時間中閉路させる前記パルス列を前記電力スイッチ手段に接続する 手段と、一旦前記パルス発生手段が作動を開始すると継続電力を前記パルス発生 手段に接続する手段とを含むDC/DCコンバータ電源において、 前記DC電圧ソースの始動に応答して前記パルス発生手段の作動を開始する始動 手段を設け、該始動手段は、 前記DC電圧ソースと接続されて始動パルスを予め定めた周波数で周期的に生成 する弛張発振手段であって、コンデンサと、前記コンデンサの両端の電圧が予め 定めた降伏電圧レベルに達する時前記コンデンサを放電させる手段とを含む弛張 発振手段と、 予め定めた持続時間中前記電力スイッチ手段を閉路させる前記始動パルスを前記 電力スイッチ手段に接続する手段と、 前記二次側巻線と接続されて前記スイッチ手段の閉路により前記二次側巻線と接 続されたエネルギで前記パルス発生手段を給電する手段と、 前記パルス発生手段が前記継続電力により給電され始める時前記弛張発振手段を 選択的に作動不能にする作動不能化手段とを備え、 該作動不能化手段はダイオードと抵抗を含み、該ダイオードのカソードは前記抵 抗の第1の側と接続され、そのアノードは前記コンデンサと前記コンデンサを充 電する前記手段と前記コンデンサを放電させる前記手段との電気的接合点と接続 され、前記抵抗の第2の側は、前記電力スイッチ手段が前記パルス列によりオン に切換えられる間前記弛張発振手段の前記コンデンサが前記降伏電圧レベルまで 充電することを禁止されることにより、前記始動手段を作動不能にするように前 記電力スイッチ手段と接続されるDC/DCコンバータ電源。
  6. 6.整流されたAC電圧ソースから生成されるDC電圧ソースと、一次側巻線お よび二次側巻線を含む電力変圧器と、該二次側巻線と接続されて該二次側巻線に より出力される電流から出力DC電圧を生成する整流器兼フィルタ手段と、該出 力DC電圧のその時の値の関数として変化するパルス幅のパルス列を生成するパ ルス発生手段と、電力スイッチ手段が閉路する時、前記DC電圧ソースが前記一 次側巻線の両端に接続されるように、前記一次側巻線と接続される電力スイッチ 手段と、前記電力スイッチ手段を前記各パルスの持続時間中閉路させる前記パル ス列を前記電力スイッチ手段に接続する手段と、一旦前記パルス発生手段が作動 を開始すると継続電力を前記パルス発生手段に接続する手段とを含むDC/DC コンバータ電源において、 前記DC電圧ソースの始動に応答して前記パルス発生手段の作動を開始する始動 手段を設け、該始動手段は、 前記DC電圧ソースと接続されて始動パルスを予め定めた周波数で周期的に生成 する弛張発振手段と、前記電力スイッチ手段を予め定めた持続時間中閉路させる 前記始動パルスを前記電力スイッチ手段に接続する手段と、 前記二次側巻線と接続され、前記スイッチ手段の閉路により前記二次側巻線と接 続されるエネルギで前記パルス発生手段を給電する手段と、 前記パルス発生手段が前記継続電力により給電され始める時前記弛張発振手段を 選択的に作動不能にする作動不能化手段と、 該作動不能化手段と接続され、前記電源の遮断後予め選定された期間前記始動手 段からの前記作動不能化手段の電気的な除去を遅れさせる遅延手段とを含み、 該遅延手段は、前記AC電圧ソースおよび前記作動不能化手段と接続された電荷 ポンプ手段を含み、該電荷ポンプ手段は、前記AC電圧ソースと接続された電荷 ポンプ抵抗であって、第1の電荷ポンプ・ダイオードのアノードおよび第2の電 荷ポンプ・ダイオードのカソードに接続された第1の電荷ポンプ・コンデンサと 接続された電荷ポンプ抵抗を含み、前記第1の電荷ポンプ・ダイオードのカソー ドは第2の電荷ポンプ・コンデンサの第1の側と接続され、前記第2の電荷ポン プ・ダイオードのアノードは前記第2の電荷ポンプ・コンデンサの第2の側と接 続されて、前記AC電圧ソースと接続された前記電荷ポンプ抵抗の端部における 電圧が上昇する時、前記第2の電荷ポンプ・ダイオードが逆方向にバイアスされ るようにし、前記第1の電荷ポンプ・ダイオードは順方向にバイアスされて、電 流が前記第1の電荷ポンプ・ダイオードを流れて前記第2の電荷ポンプ・コンデ ンサを充電するようにし、前記AC電圧ソースと接続された前記充電ポンプ抵抗 の端部が負になる時、前記第1の電荷ポンプ・ダイオードが逆方向にバイアスさ れかつ前記第2の電荷ポンプ・ダイオードは順方向にバイアスされて、電流が前 記第2の電荷ポンプ・コンデンサから前記第2の電荷ポンプ・ダイオードに流れ て前記第1の電荷ポンプ・コンデンサを充電するDC/DCコンバータ電源。
  7. 7.前記電荷ポンプ手段および前記作動不能化手段と接続されて、前記AC電圧 ソースがオフとなり、次いで前記始動回路へ再び印加されるまで前記電源が遮断 した後該電源の再始動を禁じるラッチ手段を更に設ける請求項6記載のDC/D Cコンバータ電源。
  8. 8.前記ラッチ手段が、第2のラッチ抵抗と直列をなす第1のラッチ抵抗であっ て、前記第2の電荷ポンプ・コンデンサと並列に分圧器を形成する第1のラッチ 抵抗と第2のラッチ抵抗と、前記第1のラッチ抵抗と接続された電流制限抵抗と 、第1および第2のラッチ・トランジスタとを含み、該第1のラッチ・トランジ スタのエミッタが前記電流制限抵抗と接続され、前記第1のラッチ・トランジス タのコレクタが前記第2のラッチ・トランジスタのベースと接続され、前記第1 のラッチ・トランジスタのベースは前記第2のラッチ・トランジスタのコレクタ と接続され、前記第2のラッチ・トランジスタのエミッタは、前記第2の電荷ポ ンプ・コンデンサの前記第2の側と接続される請求項7記載のDC/DCコンバ ータ電源。
  9. 9.DC電圧ソースと、一次側巻線および二次側巻線を有する電力変圧器と、該 二次側巻線と接続されて該二次側巻線により出力される電流から出力DC電圧を 生成する整流器兼フィルタ手段と、前記出力電圧のその時の値の関数として変化 するパルス幅のパルス列を生成するパルス発生手段と、前記一次側巻線と接続さ れて、電力スイッチ手段が閉路する時前記DC電圧ソースが前記一次側巻線の両 端に接続されるようにする電力スイッチ手段と、前記電力スイッチ手段を前記各 パルスの持続時間中閉路させる前記パルス列を前記電力スイッチ手段に接続する 手段と、一旦前記パルス発生手段が作動を開始すると前記パルス発生手段に継続 電力を接続する手段とを含むDC/DCコンバータ電源において、 前記DC電圧ソースの始動に応答して前記パルス発生手段の作動を開始する始動 手段を設け、該始動手段は、 前記DC電圧ソースと接続されて始動パルスを予め定めた周波数で生成する弛張 発振手段と、前記電力スイッチ手段を予め定めた持続時間中閉路させる前記始動 パルスを前記電力スイッチ手段に接続する手段と、 前記二次側巻線と接続され、前記スイッチ手段の閉路により前記二次側巻線に接 続されたエネルギで前記パルス発生手段を給電する手段と、 前記パルス発生手段が前記継続電力により給電され始める時、前記弛張発振手段 を選択的に作動不能にする作動不能化手段と、 前記電源の遮断後前記始動手段による始動の試みの開始間の期間を短縮する迅速 始動手段とを含み、該迅速始動手段は、 前記変圧器の二次側巻線と接続される始動ダイオードと、 該始動ダイオードのカソードと接続された始動コンデンサと、 前記始動コンデンサと直列をなす始動抵抗と、前記始動抵抗と直列をなす給電コ ンデンサとを含み、前記パルス発生手段からの前記パルス列が高電流パルスを前 記二次側巻線から前記始動ダイオードに流れさせ、前記始動コンデンサおよび前 記始動抵抗が前記始動手段の作動中前記給電コンデンサを迅速に充電し、前記パ ルス発生手段が作動を開始する時該迅速始動コンデンサが前記給電コンデンサに 対する電流を制限するDC/DCコンバータ電源。
  10. 10.前記始動コンデンサと並列をなし、前記始動手段の作動中前記始動コンデ ンサを放電させる放電抵抗を更に設ける請求項10記載のDC/DCコンバータ 電源。
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