JPH03501296A - トナーを運搬用容器からトナー貯蔵容器内へ空気圧式に充填するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トナーを運搬用容器からトナー貯蔵容 器内へ空気圧式に充填するための装置 本発明は、請求の範囲第１項の上記概念部に記載された形式による、トナーを運 搬用容器からトナー貯蔵容器内へ空気圧式に充填するための装置に関する。

複写技術および電子写真の原理により働く現代的なデータ高速印刷機では例えば 光導体ドラムの記録支持体上または直接特殊紙上に潜像が形成され、引続き現像 ステーションで黒色粉末（トナー）で着色される。

このトナー像は中間支持体使用の場合には引続き通常紙へ転写され、かつこの上 で定着される。通常現像のためには２成分現像剤が使用され、これは強磁性のキ ャリヤ粒子とトナー粒子とから成る。現像剤は磁気ブラシ装置を用いて中間支持 体上の潜像のそばを案内せしめられ、トナーが静電力により潜像へ付着する。

上記の原理により潜像を現像する電子写真式複写装置は例えばＤＥ−Ａ８２１６ ６６６７号明細書から公知である。

中間支持体上の潜像の着色により現像ステーションの現像剤混合物中のトナー濃 度は不断に減少する。そのために現像剤混合物へ新規トナーを常時調量供給する ことが必要である。高速複写装置および高性能データ印刷機では時間単位当りの トナー消費量がきわめて高いので、このような装置ではトナー補給のための休止 時間を避けるためには大きなスペースのトナー貯蔵容器が使用される。このトナ ー貯蔵容器が空になったら、貯蔵容器へトナーを充填する。トナーは普通市販の 容器に入れられた形で得られる。この場合トナーをこぼさずに、そのようにして 周囲を汚さないようにトナーを容器から貯蔵容器内へ充填することが重要である 。

このようなトナー充填装置は例えばＤＥ−ＰＳ３２２４２９６号明細書から公知 である。

所でかかる充填装置にはトナーボトルから手で移し替える際にトナーをこぼす危 険がある。その他にトナーは所定の箇所でトナー貯蔵容器へ供給されるので、現 像ステーションへのトナーの均一な供給を保証するためにはトナー貯蔵容器には 特別な分配装置が必要である。

公知の充填装置におけるこれらの欠点を回避するためには、トナーを運搬用容器 、すなわちトナーボトルから負圧を用いて吸引によりたわみ性の導管を介して取 出すことが既に提案された（ヨーロッパ特許出願８７１０３５３９．０号）。ト ナーはたわみ性の導管を通って貯蔵容器内へ達する。貯蔵容器は集積室とこれと は分離された吸引室とに分かれている。吸引室は真空ポンプと結合され、真空ポ ンプは負圧を形成し、これによりトナーは集積室のフィルタに付着する。吸引ポ ンプを切るとトナーは集積室の底部に配置されたコンベヤウオーム上へ落下し、 コンベヤウオームはトナーを印刷機の現像ステーションへ調量供給する。

本発明の課題は、トナーの固着が生じたり、またトナーがこぼれたりすることな しに簡単な、コスト上有利な運搬用容器からトナーを大きな収容能力を持つ装置 側の貯蔵容器へ移し替えることができるように冒頭に記載の形式の装置を構成す ることである。

この課題は、冒頭に記載の形式による装置において請求項１の特徴部分によって 解決される。

有利には本発明においてはトナーは運搬用容器から、すなわちトナーボトルから たわみ性の導管を介して負圧を用いて吸引することにより取出される。トナーは たわみ性の導管を介して貯蔵容器内へ達する。貯蔵容器は集積室と、これとは分 離された吸引室とに分けられている。吸引室は真空ポンプと結合され、真空ポン プは負圧を形成するのでトナーは集積室のフィルタに付着する。フィルタ装置に 捕捉されたトナーは弾性のスクレーパ部材を用いて分離され、かつ集積室の底に 落下する。底には調量装置が設けられており、この調量装置はトナーを調量して 印刷機の現像ステーションへ供給する。

調量装置は、フオーム物質類の材料製の調量ローラを少なくとも１つ備え、調量 ローラはトナーを集積室から現像ステーション内へ搬送する。

この場合互いに逆方向に運動せしめられる、２つのフオーム物質ローラの配置が 有利であり、これらは精確な調量を可能にする。

トナーの塊状化は起り得ない、それというのもトナーは機械的に圧縮されないか らである。

フィルタ装置自体は有利には格子状の支持体部材とこの支持体部材と結合された フィルタ織物とを備えており、支持体部材はプラスチック類であってよく、複数 の開口を有している。これらの開口は貯蔵容器内でのトナーの均一な分配が得ら れるように配置することができる。この場合支持体部材は圧力分配プレートの役 目を引受ける。

トナーの塊状化は起り得ない、それというのもトナーは機械的に圧縮されないか らである。

本発明の実施例が図面に示されており、かつ以下において例として詳説される。

第１図はトナーを運搬用容器からトナー貯蔵容器へ充填するための装置を一部断 面して示した略示図、第２図は同装置の略示展開図、第３図は充填装置を配属の 調量装置とともに示した略示断面図である。

電子写真の原理により作動する非機械式の高速印刷機（図示せず）にはトナー貯 蔵容器１０が配置され、トナーはこのトナー貯蔵容器１０から潜像の現像のため の現像ステーション１１へ供給される。トナー貯蔵容器１０はほぼ現像ステーシ ョン１１の幅（これはほぼ印刷幅に等しい）を有し、かつ集積室１２と吸引室１ ３とに分けられている。これらの室はフィルタ装置１４によって互いに分離され ている。フィルタ装置１４は吸引室１３に対しては多数の開口１６が形成された 格子状の支持体部材１５により終わっている。本来のトナーを通さないフィルタ １７が格子状の支持体部材１５と結合されている。フィルタは例えばガラスマッ ト製であってよい。このフィルタ１７はフオーム物質ストリップにより縁で密封 されている。格子状の、有利にはプラスチック製の支持体部材１５の開口は吸引 空気の所望の圧力分配に応じて配置し、かつ設計することができる。

吸引室１３は電動機によって駆動される真空ポンプ１９と結合されている。集積 室１２はまた接続管片２０を備え、これには吻の形状のたわみ性の導管２１が接 続されている。

トナーボトル２２に入れて引渡されるトナー２３を貯蔵容器１０もしくは現像ス テーション１１へ移し替えるためにはたわみ性の、吻形状の吸引導管２１が吸引 部２４でもってトナーボトル２２内へ導入され、次いで吸引ポンプ１９が作動さ れる。吸引室１３に形成された負圧（これは格子状の支持体部材１５０開口１６ を介して均一に作用する）は相応する負圧を集積室１２内で形成し、これにより トナー２３は“塵吸引原理”により集積室１２内へ吸引される。トナーはフィル タ装置１４の下側に、しかもトナー貯蔵容器の全幅にわたって均一に付着する。

集積室１２内にはモータで駆動されるスクレーパ装置が配置されている。スクレ ーパ装置はフィルタ装置１４に固着したトナーをスクレーパ部材２８を介して分 離する。

トナーは集積室の下方の、先細に延びた範囲２５内（第２図）へ落下し、ここに 堆積する。先細に構成された集積室１２の下方の範囲２５にはモータ２６によつ て駆動される、フオーム物質ローラ２７の形の調量装置が配置されている（第３ 図）。このフオーム物質ローラは周面でもって、先細に延びた集積室２５の下縁 を掻取り、かつ図示されていない充填レベル測定装置に依存してトナー２３を現 像ステーション１１へ搬送する。

ここに図示しない本発明の実施例では２つの並べて配置したフオーム物質ローラ を調量装置として設けることができ、これらは互いに逆方向に駆動され、この場 合にはトナーはローラ間を通って現像ステーションへ供給される。

調量装置の駆動はベルト２９を介してスクレーパ装置の軸３０と連結されている 。しかしまたスクレーパ装置および調量装置を互いに別個にモータ装置を介して 駆動することも可能である。

スクレーパ装置自体は複数の、ばね鋼線材製の弾性のスクレーパ部材２８を備え 、これらのスクレーバ部材は固定板３１を介してスクレーパ装置の軸３０に固定 されている。スクレーパ部材２８はその湾曲形状により容易に、かつ弾性的にフ ィルタマット１７に接触し、付着したトナーをそのようにして回転運動時に掻取 る。この場合フィルタマット１７は格子状の、プラスチック製の支持体部材と溶 接されていてもよく、格子状の支持体部材１５はフィルタマット１７と一緒に交 換部材を構成していてもよい。格子部材１５とフィルタマット１７から成る構成 は気密に交換可能に集積室１２に取付けられている。

格子状の支持体部材１５の端面には入口間口３２があり、入口開口は吸引物２１ の対応する開口２０と気密に適合することができ、かつ吸引室１２への通過部を 成している。

回転スクレーパとして構成されたスクレーパ装置２８は、軸３０と結合された固 定板３１へ接着するか、かつ（または）ろう付けすることができる。

ＩＧＩ ＦｆＧ３ 国際調査報告 一一一一−＾紳−−−１１ａ、にπ／ＤＥ　８Ｂ１００４８６国際調査報告 ＤＥ　８８００４８６ ＳＡ　２３６５１

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．トナー（２３）を運搬用容器（２２）からトナー貯蔵容器（１０）内へ空気 圧式に充填するための装置であって、トナー（２３）がトナー貯蔵容器から非機 械式の印刷装置または複写装置の現像ステーション（１１）へ供給される形式の ものにおいて、トナー貯蔵容器（１０）が集積室（１２）とこの集積室（１２） とはフィルタ装置（１４）を介して分離された、配属の負圧を形成する装置（１ ９）を備えた吸引室（１３）とを備え、集積室が現像ステーション（１１）と結 合されており、かつ集積室（１２）がスクレーパ装置を備え、スクレーパ装置が スクレーパ部材（２８）を介してフィルタ装置（１４）に固着したトナー（２３ ）を分離するようになっていることを特徴とする、トナーを運搬用容器からトナ ー貯蔵容器内へ空気圧式に充填するための装置。
2. ２．フィルタ装置（１４）が円セグメント状の横断面を持つように構成されてお り、スクレーパ装置（２８）が駆動装置（２９，２６）を介して回転運動せしめ られてフィルタ装置（１４）のそばを通過案内せしめられるようになっている、 請求項１記載の装置。
3. ３．スクレーパ装置（２８）が弾性に構成され、かつ弾性的にフィルタ装置（１ ４）に接触するようになっている、請求項１または２記載の装置。
4. ４．スクレーパ部材（２８）が共通の回転軸（３０）に固定された湾曲部材状の ばね部材（２８）から成っている、請求項３記載の装置。
5. ５．フィルタ装置（１４）が格子状の支持体部材（１５）とこの支持体部材（１ ５）と結合されたフィルタ織物（１７）とを備えている、請求項１から４までの いずれか１項記載の装置。
6. ６．集積室（２５）の底部にトナー（２３）を現像ステーション（１１）へ供給 する調量装置（２７）が配直されている、請求項１から５までのいずれか１項記 載の装置。
7. ７．調量装置（２７）がフォーム物質類の材料製の調量ローラ（２７）を少なく とも１つ備えている、請求項５記載の装置。