JPH03500895A - 新しい歯磨剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新しい歯磨剤 この発明は、新しい歯磨剤、新しい本草調剤形態および新しい使用方法に関する 。

これまでさまざまな歯磨剤が、ペースト、ゲル、粉末あるいはその溶液の形態で 使用されてきたが、どの場合でも歯ブラシに乗せて歯に当てなければならなかっ た。計量装置を備えた歯磨チューブが提案され、そのうちいくつかは押し出し用 の圧力ガスを封入していたが、その場合でも常に歯ブラシを使用しなければなら なかった。

歯ブラシの使用は、多くの理由により歯を磨くことを困難にする制約条件になっ ていた。とりわけ子供にとっては、これが規則正しく歯を磨くことを難しくして いた。大人にとっては、外出先で他人を訪問する前あるいは食後に歯を磨くこと がそのため不可能になっていた。そしてまた、このために動物、例えば犬の歯を 磨くことができなかった。

本発明は、調整して容器に入れられた新しい歯磨液剤により上記したすべての欠 点を取り除くものであり、歯磨液は前記の容器から霧状、細かい液滴（スプレー ）あるいは圧力を掛けた噴流の形で放出することができる。本発明の最大の特徴 は、溶液をスプレーの形で歯磨の目的に使用することであり、この溶液はその成 分のために歯垢に対して活性を持っており、虫歯及び歯石に対して予防効果があ る。

ある種の歯磨剤で「スプレー」とよばれるものが既に存在するが、しかしこの呼 び方は不適切で誤解を招きやすい。これは排出機構のために使用され、概略の分 量の圧力放出効果と同時に細かい粒子にする効果をなんら有しないペースト状あ るいはゲル状の成分を使用するもので、依然として歯ブラシを必要としている。

またこれらの場合、提案された「スプレー」は液状であり、頬内洞の中で霧状に できるが、これは歯の保護および虫歯予防のためではなく、衛生ローションのよ うに頬内洞の衛生を目的とするものである。

これに対して本発明の歯磨剤は、液滴のジェットを適切な方向へ噴射することに より多数の液体粒子をすべての歯に吹き付けて殺菌作用または虫歯予防効果を有 する成分をすべての歯に付着させるものである。

かかる放出効果は、前記液体を圧縮し、スプレー・ノズルから放出するシステム からなる通常の気化器により得られるものである。

またかかる放出効果は、圧縮された気体、例えば、窒素などを推進気体として利 用することによっても得られる。

上記の何れの場合にも、本発明の最適な実施例によれば、液体歯磨剤のジェット は比較的高い圧力のもとで放出され、成分性質による効果、力学的効果などを高 めることにより歯とその隙間をきれいにするものである。

歯磨剤の容器とともに同様に圧力シェツトとして放出されるすすぎ用の水の容器 を取り付けることもできる。これらの容器は、圧力放出システムに適合する交換 可能な再詰め換え容器として取り付けることができる。

また前記システムは、首振り可能なノズルを取付け、ジェットを任意の必要な方 向に向けることができる。

本発明による歯磨剤の基本的成分は以下の３つからなる。

一自然な作用と歯垢を直接取除く作用を持つ複合酵素剤（そのうち、いくつかの 成分は唾液から抽出されたもの）。

一歯のエナメル質へのフッ素固定により瞬間的な効果（あるものは数秒を要する ）を持つフッ化アミン。アミンは歯の表面に付着したまま残留し、虫歯に対する 予防効果と、歯垢の沈着を防ぐ保護膜としての効果を有している。

−歯の表面に対するフィルモーゲン作用と、歯垢の発生およびニコチンの沈着を 遅らせる効果をもち、それにより歯を滑らかにして光沢を与えるジメチコーン。

これらの主要成分に加えて以下の成分を付加的に添加しても良い。

一清浄作用を持つ界面活性剤 一非虫歯性糖分（ソルビトールあるいはキシリトール等） 一香料としてのメンソール 一水、アルコール、保存剤 本発明による溶液は一般的に以下の成分である。

−少なくとも防腐剤または／および抗菌剤−少なくとも歯垢などの不純物に対し て作用する１つの成分 一少なくともフッ素源 一着色剤、香料、アストリンゼンあるいは／および光沢剤 一溶解水 以上に述べた本発明の基本的特徴を満たし、噴射ジェットとして歯に吹き付ける 目的に適した歯磨剤の非限定的な実施例を以下に示す。

成分比率は、重量％で示す。

実施例 一複合酵素剤　［１，５−１０コ ーフツ化アミン　［０，５−５コ （セチルアミンフッ化塩） （２アミノプロピル（ヒドロキシエチル）Ｎヒドロキシエチル・オクタデシル アミン・ジヒドロフッ化塩） 一ジメチコーン　［０゜１−３コ ーポリツルベート８Ｇ’　［０−：ｌ　］−ポリソルベート２０　［０−３コ ーサツカリン　［０−２］ −グリセロール　［０−３０コ ーソルビトール　［０−６０］ −キシリトール　［０−１０コ ーチオシアナート　［０−１コ ーコロイド状二酸化珪素　［０−３］ −アルコール　［０−３］ −水　［０−６０コ ー香料（はっかアニス）　［０，５−３コ一石鹸　［０−１０コ ー保存剤　［０−２コ ー抗菌剤　［Ｑ−２］ 最適な実施例によれば、本発明の歯磨剤は以下の成分からなる。

一複合酵素剤　［４，６コ ーフツ化アミン　［１，９コ ージメチコーン　［１，５コ ーポリツルベート８０［１，４コ ーポリソルベー）２０　［１，４コ ーサツカリン　［１１５コ ーグリセロール　［１０コ ーソルビトール　［４０］ −キシリトール　［５］ −チオシアナート　［０，１コ ーコロイド状二酸化珪素　［１］ −水　ＱＳＰ　［３０，３］ −香料（はっかアニス）　［１コ 一石鹸　［１，５コ ー保存剤　［０，１５コ 小さなポケット型装置内に調整収容された本発明の歯磨剤は、いかなる公的な場 所でも、いかなる時でも、歯ブラシなしで子供でも使用することができる。また これは、浴室に据え付ける、より大きな装置として商品化することも可能である 。

またこれは、明らかに歯ブラシを使用できないペットのような動物、例えば犬の 歯を掃除するために使用することもできる。

国際調査報告 国際調査報告 ＳＡ　２９２ε１

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．以下の基本的成分で構成されることを特徴とする液状歯磨剤。 ａ）−少なくとも１つの防腐剤および／あるいは抗菌剤 ｂ）−歯石などの不純物に作用する少なくとも１つの添加物 ｃ）−非虫歯性糖分 ｄ）−少なくともフッ素源 この歯磨剤は、また通常の添加物、例えば着色剤、香料、アストリンゼン、フィ ルモーゲンまたは光沢剤あるいはその両方を含むことが望ましく、水溶液の形で 前記溶液を噴霧ジェットとして放出する手段とともに容器内に調整収容されるこ とを特徴とする。
2. ２．成分ａ）は複合酵素剤、成分ｂ）はジメチコーン、成分ｄ）はフッ化アミン であることを特徴とする請求項１の液状歯磨剤。
3. ３．成分が以下の重量％からなる請求項２の歯磨剤−複合酵素剤［１．５−１０ ］ −フッ化アミン［０．５−５］ ージメチコーン［０．１−３］ −ポリソルベート８０［０−３〕 −ポリソルベート２０［０−３］ −サッカリン［０−２］ −グリセロール［０−３０］ −ソルビトール［０−６０］ −キシリトール［０−１０］ −チオシアナート［０−１］ −コロイド状二酸化珪素［０−３］ −アルコール［０−３］ −水［０−６０］ −香料（はっかアニス）［０．５−３］−石鹸［０−１０］ −保存剤［０−２］ −抗菌剤［０−２］
4. ４．成分が以下の重量％からなる請求項２の歯磨剤。 −複合酵素剤［４．６］ −フッ化アミン［１．９］ −ジメチコーン［１．５］ −ポリソルベート８０［１．４］ −ポリソルベート２０［１．４〕 −サッカリン［０．１５］ −グリセロール［１０］ −ソルビトール［４０］ −キシリトール［５］ −チオシアナート［０．１］ −コロイド状二酸化珪素［１］ −水ＱＳＰ［３０．３］ −香料（はっかアニス）［１］ −石鹸［１．５］ −保存剤［０．１５］
5. ５．フッ化アミンは、セチルアミンフッ化塩である請求項２あるいは３の歯磨剤 。
6. ６．フッ化アミンは、２アミノプロピル（ヒドロキシエチル）・Ｎヒドロキシエ チル−オクタデシルアミン・ジヒドロフッ化塩である請求項２あるいは３の歯磨 剤。
7. ７．前記歯磨剤を圧力ジェットの形で放出するための手段を備えた容器からなる 請求項１の歯磨剤を使用する装置。
8. ８．すすぎ用の水のための容器と、該容器を前記放出手段と結合する手段を追加 した請求項７の装置。