JPH03500470A - 導電性重合体を含む電気的デバイス - Google Patents

導電性重合体を含む電気的デバイス

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JPH03500470A JP63509118A JP50911888A JPH03500470A JP H03500470 A JPH03500470 A JP H03500470A JP 63509118 A JP63509118 A JP 63509118A JP 50911888 A JP50911888 A JP 50911888A JP H03500470 A JPH03500470 A JP H03500470A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 導電性重合体を含む電気的デバイス 技術分野 この発明は、電気的デバイスに関し、特にPTC導電性重合体構成を含む回路保 護デバイスに関する。
発明への序論 PTC(正温度係数)の特性を呈する導電性重合体構成及びこれらを含む電気的 デバイスは、広く知られている。これに関する明細書が作成されており、例えば 、米国では、特許番号、3.243.753;3.351゜882 ;3.86 1.029 ;4.177、376:4.237.441 :4.238.81 2;4.255.898;4.286゜376;4.315.237;4.31 7.027;4.329.726;4.330.703;4.352.083; 4.413゜301 ;4.426.633;4.450.496;4.475 .138;4.481.498;4.534.889;4.543゜474 ; 4.5B2.313;4.647.894 ;4.647.896;4.685 .025;4.654.511 ;4.6g9゜475;4.724.417; 4.761.541;及び4.774.024 ;フランス特許明細書第762 3707(Moyer) ;欧州特許明細書第158,410及び、欧州特許第 38.713として提出されたシリアル番号141.989(M P 0715 . E vans) :欧州特許第63.440として提出された656.04 6(M P 0762. J acobsその他):欧州特許第231.068 として提出された818.846及び75.929(M P 1100、 B  arma) ;83.093(M P 1090. K lei ner) ; 102.989(M P 1220. F an■■ の他);103.077(M P 1222. F angその他) ;115 .089(M P 0906. F angその他) :124.696(M  P 0906. F angその他)、 150.005(M P 0906.  F aheyその他);及び219.416(M P 1266、 Hors maその他)がある。
特に、PTC導電性重合体を含む使用なデバイスは、回路保護デバイスである。
このようなデバイスは、通常の動作状態においては比較的に低い抵抗値を有する が、故障状態、例えば過度の電流あるいは温度が生じたとき、前記デバイスは、 ′トリップ”される、つまり、高抵抗状態に移行される。デバイスが過大電流に よりトリップされたとき、PTC素子を通過する電流がPTC素子を自己加熱さ せ、高抵抗状態となる温度に上昇させる。回路保護デバイスが“トリップ”され たとき、熱的勾配が作り出される。電流が流れたとはと同一方向における熱的勾 配が流れる箇所にて、熱的勾配のピーク温度を確かめるための測定を行うことが できる。つまり、“ホットライン”や“ホットゾーン”が電極の近くで形成され ないためである。
このような予防的な測定は、米国特許第4,317,027及び4゜352、0 83に開示されており、これらの開示を参照してここで述べる。
米国特許第4.467.310(Jacab)を参考としてここで述べるが、こ の特許は、厚膜抵抗及び円盤形状のPTC抵抗を含む、電池により給電される抵 抗を述べている。厚膜抵抗及びPTC抵抗は、電気的に直列に接続され、そして 、両抵抗間で密着した熱的結合を達成させる目的のために、厚膜抵抗を担うセラ ミック基板の一方の面上に、互いに対向するようにして装着されるか、あるいは 別の絶縁層の各々の側に装着される。この構成の目的は、厚膜抵抗に印加される 電力ラインの電圧に故障が発生し、厚膜抵抗が過熱されることにより、この厚膜 抵抗が火災の危険にさらされるのを防止するためである。もしこのような故障が 生じると、厚膜抵抗の初期温度の上昇がPTC抵抗を加熱し、これにより、厚膜 抵抗が過熱される前に、急速に抵抗を増大させ、電流を安全レベルに減じる。そ の結果、PTC抵抗は、電流を微弱な電流に減じることにより、(厚膜抵抗及び 回路の他の部品の双方に対して)保護を与える。Jacabによるすべてのデバ イスにおいて、PTC抵抗は、セラミック材料で構成さ □れ、そして、このセ ラミック材料と厚膜抵抗とにおいて可能な限りに密着した熱的結合が与えられる ように装着される。
優れた物理的な特性及び優れた電気的な性能を有する回路保護デバイスは、デバ イスを含む導電性重合体の組織が架橋結合されたときに得られる。このような架 橋結合は、化学的な架橋剤あるいはガンマ線あるいは電子照射あるいはこれらの 複合使用により達成され得る。電子ビームで発生されたイオン照射が架橋させる のに最も迅速でコスト効果のある手段であるということがしばしば真実である。
発明の概要 過大電流(及びこのような電流を生じさせる電圧)に対する優れた回路保護が、 PTCデバイス(“PTCデバイス”及び“PTC抵抗”の語は同義的に用いら れる)と、保護が必要とされる少なくともある故障状況下において、故障状態に 対するPTCデバイスの応答を所望の程度に加減する第2の電気的要素とを含む 複合保護デバイスの使用によって得られるということを発見した。例えば、第2 の要素は、故障状態で熱を発生させる抵抗であってもよく、この熱がPTCデバ イスに印加され、その結果、デバイスの“トリップ時間”、つまり、回路電流が 安全なレベルに低減されるように、PTCデバイスが高抵抗状態、高温度状態に 変換されるのに要する時間を減じる。第2の要素は、トリップ時間のみを実質的 に減じるために機能させてもよいが、好ましくは、回路保護システムの一部とな る。PTCデバイスによる電流の低減が、第2の要素を保護するため、および/ 又は、回路の他の要素を保護するために役立ててもよい。
この発明によれば、PTC抵抗及び、このPTC抵抗と直列に接続され、オーブ ン回路状態になることのない、第2の抵抗を備える回路保護構成では、二つの重 要な保護機構が存在するということも発見した。第1の機構は、比較的に低い電 圧が保護構成に加わり、そして抵抗値を増大させて電流を安全レベルに減じる、 PTC抵抗により保護が与えられたときに機能する。第2の機構は、比較的に高 い電圧が印加され、そしてオーブン回路の状態とならない第2の抵抗により保護 が与えられたときに機能する。この発明によれば、PTC抵抗と第2の抵抗との 間の熱的結合の程度が、これらの保護機構が特定の電圧によって機能させられる ことに深い影響を持つというこを更に発見した。抵抗の間での熱的結合がより良 好であればある程、第1の機構に優先して第2の機構を生じさせるためにより高 い電圧が必要とされる。
PTC抵抗は、いずれのタイプであってもよく、例えば、セラミックあるいは導 電性重合体で構成され得る。しかしながら、この発明は、もし過度の電気的な負 担(つまり、通常の予想される故障状態に含まれるものよりも大きい負担)を被 ったとき、PTC材料、特に導電性型・合体が、危険な方法を低減できるための 特別な値にあり、この危険な方法は、この発明によれば、PTC抵抗を第2の抵 抗と結びつけることにより避けることができ、この第2の抵抗は、もし同じ過度 の電気的なストレス(あるいはPTC抵抗への過度の電気的ストレスにある所定 の方法で関連する電気的ストレス)を被るならば、PTC材料が危険的な劣化を 被ることがないよう、十分に短い時間内に、(オープン回路状態と)なるのをな くす。そのような構成とすることにより、過度の電気的ストレスの影響下におい て、PTC抵抗及び第2の抵抗を含む保護可能な構成において、先に作用した任 務の反転が起き、PTC抵抗が第2の抵抗を保護するとことよりもむしろ(前に )第2の抵抗がPTC抵抗を保護するようになる。
第2の抵抗は、いずれの種類であってもよいが、好ましくは、ZTC抵抗であり 、そして、オープン回路状態をなくせる能力は、いずれかの方法により達成され る。この発明は、セラミック基板により支援される厚膜あるいは他の抵抗に対す る特定の値に関する。このような厚膜抵抗は、過度の電気的ストレス下において 、抵抗及び基板、及び/又は基板の異なった部分、及び/又は抵抗の分離に導く 、抵抗の異なった部分、及び/又は、基板上に位置する抵抗への一つあるいは多 数の接続体の膨張の差異の結果として、オーブン回路状態をなくす。その結果、 このようなオーブン回路状態をなくせる状態は、基板の寸法及び構成に太き(依 存し、例えば、使用時に存在する熱的勾配を受けることによって割れを生じる弱 い面(例えばレーザーあるいはダイヤモンドで描かれた、くびれの部分あるいは 溝)に形成できる。このような熱的勾配は、例えば、電気的リード線の手段によ り、および/又は電流が流れない(基板から延在する)金属の面あるいは帯の手 段により、及び/又は例えばくさび形状のような不規則な形状の抵抗の使用によ り、基板に浸透する熱の差異に影響され得る。
このPTC抵抗及び第2の抵抗は、好ましくは、一つの複合デバイスの一部であ る。
PTC抵抗は多数存在し、このようなPTC抵抗は、同一あるいは異なるもので 、互いに直列あるいは並列に接続され、及び/又、第2の抵抗は多数存在し、こ のような抵抗は、同一あるいは異なるもので、直列あるいは並列に接続される。
従って、その第1の態様において、この発明は、PTC抵抗及びこのPTC抵抗 と直列に接続され、かつPTC抵抗と熱的に接触している第2の抵抗を備える回 路保護システムを提供し、このシるテムは、(後述するごと(測定された)遮断 電流IB、及び(後述すごとく測定された)保持電流IHs及び多くて20、好 ましくは多くてIPTC抵抗が抵抗でない第2の要素に接続される複合デバイス も又、この発明により提供される。従って、第2の態様においては、この発明は 、電気的装置を提供し、この装置は、(1)少なくとも1枚の薄板状の基板と: (2)少な(とも一つの第1の電気的要素であって、(i)少なくとも上記の基 板の一つに物理的に接近し、(ii”)抵抗R,を有し、そして(iii )( a)スイッチング温度TsでPTC性質を呈する導電性重合体で構成された薄板 状のPTC素子、及び (b)PTC素子を通して電極間で電流が流れるように、電源に接続された少な くとも2枚の薄板状の電極を有する第1の電気的要素と; (a)少なくとも上記基板の一つに物理的に接近し、(b)少なくとも第1の要 素の一つに良好な接触状態にあり、(c)少なくとも第1の要素に電気的に接続 され、(d)電圧の関数として変化する抵抗R2を有する、少なくとも一つの第 2の電気的要素と;(4)少なくとも第1の要素の一つと、少なくとも一つの第 2の要素と熱的に接触した状態にあるものとを電気的に接続する電気的コネ複合 デバイスにおいて薄板状のPTCデバイスの使用は、PTCデバイスと第2の要 素との間で十分な接触と、迅速な熱伝達を達成するのに有利であり、そして、特 に複合デバイスがプリント回路基板上の使用のために設計されたとき、利用可能 な空間の最適利用を提供する。はとんどの応用に対しては、PTCデバイスが照 射されるのが望ましく、そして、印加される電圧が交流60Vあいるはこれ以上 の多くの応用に対しては、例えば50Mradより大きい、高い照射が役に立つ 。電子ビーム照射における一つの困難は、これらに対する高照射の結果、導電性 重合体における急速な温度上昇がある。
付加的な問題は、これらの状況下において、架橋処理の開に、消費されるより以 上により急速にガスが発生することである。その結果、ガス発生による金属箔電 極の層分離を避けるために、高電圧状態下の使用のために設計されたデバイスは 、薄板状導電性重合体素子の表面に取り付けられた、要素薄板状の金属箔あるい は網の電極で形成されるよりもむしろ、導電性重合体のマトリックスに拡散され た並列の柱状電極で形成される。例えば、欧州特許出願筒63,440として提 出された、米国番号第656,046は、薄板状電極が装置を形成するために取 り付けられる前に、薄板状導電性重合体素子に照射することが必要である。拡散 された柱状電極を含むデバイスに対しては、照射の間の急速な加熱及びガス発生 が、重合体/電極の境界で空間を形成する結果となり、接触抵抗を生じ、そして 、高電圧での動作の間における電気的故障に対して位置を占める。
薄板状デバイスを効率的にかつ安価に作製するため、薄板状金属箔電極が照射の 前に取り付けられ、そして、柱状電極を有する上記デバイスが、重合体/電極の 境界で急速なガス放出の結果として空間の形成を被らないようにすることが望ま しい。又、薄板状電極を積層化することなく、薄板状装置が比較的に高い電圧及 び電流に耐えることができことが望ましい。もし、導電性重合体素子が照射の間 に低温度に保たれるならば、優れた性能を有する電気的デバイスを製造できると いうことを発見した。
従って、第3の態様では、この発明は、電気的デバイスの作製のための方法を提 供し、この方法は、 (1)PTC性質を呈し、かつ重合体要素を含み、そして重合体要素内に分散さ れた導電性充填剤の粒子を含むPTC素子と:そして(2)PTC素子に電気的 に接続され、該PTC素子を通して電流を生じさせるために電源に接続可能とし た2つの電極と、を含み、この方法は、PTC素子を放射架橋結合に供すること を含み、その際の架橋結合は、電子ビームの使用により達成され、そしてその際 に以下の状態、 (a)平均照射速度は速くて3− OM rad/分であり;そして、(b)P TC素子の各々の電流−供給部分で吸収される放射の照射は少なくとも50Mr adであり、そして、架橋結合過程の間に、電極に接触しているPTC素子のい ずれの部分もが(Tm−60)0以上に達せず、ここでTmは、重合体要素にお ける最低溶融点の重合体に対して差動走査熱量計で発生された吸熱曲線のピーク に測定された温度である、 の一つが存在する。
この発明は、電源、負荷及び回路保護装置あるいは上述したデバイスを備える電 気的回路を更に含む。このような回路では、第1及び第2の電気的要素は、回路 の通常の動作状態及び故障状態下(例えば第2の要素が電話機の回路におけるサ ージ抵抗のとき)では、双方が直列に接続され、あるいは、第2の要素は、通常 の動作状態ではこれに電流が流れないが、故障状態(例えば第2の要素が電話機 回路におけるクランプ手段を与えるために大地に接続されるVDRであるとき) では第1の要素と直列に位置する。
図面の簡単な説明 この発明は、添付した図面に図示されており、こられの図面において、 第1図及び第2図は、1.及びIBを決定するための回路図、第3図は、この発 明の電気的デバイスの平面図、第4図は、この発明の装置の平面図であり、第5 図は、第4図のA−Aラインにおける断面図、 第6図は、この発明の別の装置の平面図であり、第7図は、第6図のB−Bライ ンにおける断面図、 第8図は、この発明の更に別の装置の断面図、第9図及び第10図は、この発明 の付加的な装置を二つの異なった側から見た平面図、 第11図及び第12図は、この発明の選択的な装置の断面図、第13図ないし第 18図は、この発明の複合デバイスに対する可能な設計を示す図である。
この発明の回路保護デバイスは、PTC性質を呈する。この“PTC”という語 は、この明細書では、少なくとも2.5のR84値あるいは少なくとも10のR 1゜。値を有し、そして好ましくは双方の値を有し、そして特に好ましくは、少 なくとも6のR5゜値を有する、デバイス(例えばPTC抵抗)あるいは構成を 意味するための用いられ、ここで、R14とは、14℃の範囲における終わりと 始めとの抵抗率の比であり、R8゜とは、30℃の範囲における終わりと始めと の抵抗率の比であり、R1゜。とは、100’Cの範囲における終わりと始めと の抵抗率の比である。“ZTC性質”は、ヒーターの動作範囲内のいずれかの3 0℃の温度範囲で抵抗率が6倍、好ましくは2倍以上に増大するデバイスあるい は構成を意味するために用いられる。
ここで述べられた発明は、導電性重合体素子を含む電気的デバイス、及びこのよ うなデバイスを作製するための製法に関する。この導電性重合体素子は、重合性 要素と、この重合性要素に・分散された、粒子状の導電性充填剤とで構成される 。この重合性要素は、好ましくは、結晶性組織の重合体あるいは、少なくとも一 つの結晶性組繊の重合体を含む混合物であり、このような語は、シロキサンを包 含して用いられる。重合体要素は、差動走査熱量計により発生された吸熱曲線で のピーク温度として定義される融点を有する。もし、重合体要素が重合体の混合 物であるならば、その融点は、最低の融点の重合性要素の融点として定義される 。導電性充填剤は、グラファイト、カーボンブラック、金属、金属酸化物、それ 自身が有機重合体及び粒子状の導電性充填剤を含む、粒子状の導電性重合体ある いはこれらの物の複合であってもよい。この導電性重合体素子は、又、非酸化物 、不活性の充填剤、プロラッド(prorads)、安定化剤2分散用作用剤、 あるいは他の要素であってもよい。導電性充填剤及び他の要素の分散は、乾式混 合、溶融処理あるいは拡散により行われてもよい。。
導電性重合体の抵抗率は、23℃(つまり室温)で測定される。
導電性重合体素子は、スイッチング温度T6でPTC性質を呈し、この温度は、 抵抗率対温度の対数曲線における比較的にフラットな部分に対する接線と、曲線 の急峻な部分との交点として定義される。
適した構成及び、構成を含むPTCデバイスは、米国特許番号4,237、41 1;4.23g、 812;4.255.698;4.315.237;4.3 17.027;4.329.726:4.452、083;4.413.301 ;4.450.496;4.475.138;4.4B1.498;4.534 .889;4.562、313;4.647.894 ;4.647.896  ;4.6.85.025;4.724.417 ;4.774.024 ;及び 米国特許出願番号141.989(M P 0715)に開示されており、これ らの開示を参考としてここで述べる。もし、PTC素子が、一つ以上の層を含み 、そして、PTC性質を示さない層の一つあるいはより多くが重合性構成から作 製されるならば、複合層の素子は、PTC性質を呈するに違いない。導電性重合 体は、Tsから(T s+ 20 )°C1好ましくはTsから(Ts+40) ”C1特に好ましくはTsから(Ts+75)℃の範囲で減少しない抵抗率を有 すべきである。
PTC素子に取り付けられた二つの電極は、このPTC素子内に電流を生じさせ るために、電源に接続できるようになっている。この電極は、導電性重合体内な 埋め込まれた平行の柱状電極であってもよく、あるいは、PTC素子の表面に取 り付けられた、硬質あるいは穴をあけた金属あるいは金属網を含む薄板状電極で あってもよい。特に好ましいのは、電着による微視的な表面粗さを有するニッケ ルあるいは銅の金属箔による電極である。
電気的デバイスは、化学的架橋剤あるいは、コバルト源または電子ビームのよう なイオン化放射源の使用によって架橋結合されてもよい。電子ビームは、照射の 効率、速度及びコストに対して特に好ましい。このデバイスは、いかなるレベル で照射されてもよいが、高電圧印加の使用を目的としたデバイスに対しては、5 oないし100Mradあるいはこれ以上(例えば150Mrad)の照射が好 ましい。
この照射は、1段階あるいはより多い段階で行われてもよく、各々の照射は、P TC素子が重合体要素の融点を上回る温度に加熱され、そして重合体要素を結晶 化させるために冷却される、熱処理段階によって分けられてもよい。架橋結合処 理は、PTC素子に取り付けられた電極を用いて、あるいは用いずに行われる。
放射線の照射は、PTC素子の各々の電流を伝える部分によって吸収される放射 線照射の最小量として定義される。電流が薄板状電極に面に対する法線の向きに (つまりPTC素子の厚さ方向に)電流が流れる薄板状電極の場合、PTC素子 全体が最小の照射量に照射されなければならない。円柱状電極が埋設されたデバ イスに対しては、電極の間でかつ電極に対して平行になっているPTC素子の中 央部が、最小の照射量に照射されるべきである。
照射段階の間では、電極と接した状態にあるPTC素子のいずれの部分において も温度が(TID−60)℃、好ましくは(Tm−80)℃以上にならないこと が好ましい。およそ130℃のTmを有する、高濃度のポリエチレンで構成され たデバイスの場合、温度は60’C以下、好ましくは50’C以下、特に好まし くは40″C以下に留めることが肝要である。電子ビームの場合、ファンあるい はガスを使用して、あるいは熱−吸収容量の大きい対象物に隣接させてデバイス を設置してデバイスを冷却することにより、照射が行われる。これとは別に、平 均照射速度が速(でも3 、0 M rad/分とした低電子ビーム電流の使用 により低温度に維持して行われてもよい。この値は、電子ビームの強度及びビー ム経路をデバイスが通過する速度に基づき、ビーム経路におけるデバイスの位置 の関数としてプロットされた瞬時の照射速度のベル曲線における半分の高さの値 をとることにより、計算される。もしデバイスが照射過程で冷たく保たれるなら ば、ガス(つまり、架橋結合段階からの水素)の発生速度は、デバイスからのガ スの拡散速度と平衡し、たとえガス発生があっても、PTC,素子と電極との間 の境界でほとんど気泡は観察されない。その結果、薄板状デバイスの場合では、 薄板状電極は、層分離に至らず、そして、円柱状の電極が埋設されている場合、 重合体/電極の境界で気泡及び空隙の個数が制限される。このことは、電流が印 加される間の電気的性能が改善されたことになる。
この発明の薄板状の電気的デバイスは、3層あるいはより多くの層の導電性重合 体を含むPTC素子を含んでもよい。この層は、同一あるいは異なった重合性要 素、あるいは同一あるいは異なった導電性充填剤を有してもよい。特に第1.第 2及び第3の届を備え、電極間のすべての電流経路が連続的に第1.第2及び第 3の層を通る構成のデバイスが好ましい。第1と第3の層で挾まれる第2の層は 、デバイスが電流に曝されたときに形成されるホットラインの所に位置するのが 望ましい。この構成は、室温の抵抗率が第1及び第3の双方のものよりもより大 きい第2の層の使用により達成される。
動作の間、I’Rの加熱を通して、最大の抵抗率の箇所で熱が発生し、この作用 は、デバイスの(第1あるいは第3の層)の上部あるいは底部に対して、(第2 の層)の中央領域の限定された熱発散により強められる。もし、ホットラインが デバイスの中央で制御されるならば、ホットラインは電極で形成されず、薄板状 デバイスに共通する、失敗の一つの機構を排除させる。
3層の抵抗率は、幾つかの方法により変化させることができる。
層の重合性要素は、同一であるが、導電性充填剤の充填量が第2の層に対して異 なる。はとんどの場合、第1の層の充填剤よりもより低い導電率である導電性充 填剤の充填量をより少なくするか、あるいは同量とすることにより、より高い抵 抗率が達成される。ある場合には、同一量の導電性充填剤であるがより少ない非 導電性充填剤の使用により、より高い抵抗率が達成され得る。導電性充填剤がカ ーボンブラックであるとき、重合性要素が層に対して同じであるが、第2の層へ のカーボンブラックの充填量は、第1及び第3の層に対する量よりも少なく、少 なくとも2、好ましくは少なくとも3、特に好ましくは少なくとも4%体積であ る時、有用な構成が達成されるということが見いだされた。第2の層の抵抗率は 、第1及び第3の抵抗率よりも、好ましくは少なくとも20%、特に少なくとも 2倍、特に好ましくは少なくとも5倍、高い。3層で形成されたPTC素子は、 50オーム・cm以下の抵抗率、あるいは100オーム以下の抵抗を有する第2 の層を備えてもよい。別の実施例では、第1の層及び第3の層の抵抗率は、第2 の層の抵抗率の0.1倍である。
積層されたデバイスは、抵抗率が少なくとも一桁違うPTC及びZTC材料の形 成に対する箇所で述べられている。もし、各々の層のスイッチング温度Tsが第 2の層のスイッチング温度の15℃内ならば、3層すべてがPTC性質を呈する ときに有効な薄板状デバイスを形成できるということが見いだされている。上記 Tsをすべての3層に対して同一にすることが好ましく、このことは、各々の層 に対して導電性重合体構成において同一の重合性要素の使用により達成され得る 。
第2の層が、第1.第2及び第3の層のトータルの厚さの174以下、特に17 5以下の厚さであるとき、ホットラインが制御される、有用な積層された薄板状 デバイスも又、形成される。好ましいデバイスは、少な(ともo、osoインチ 、特に少なくとも0.100インチのトータルの厚さを有する。それらは100 オーム以下の抵抗を有する。このようなデバイスは、印加電圧が120Vあるい はこれ以上で特に、5重Mrad以上のレベルの照射に曝されるとき、回路保護 の適用に対して有利である。特にこのような適用に対しては、少なくとも第2の 層、好ましくは第1及び第3の層が同様に無機のフィルターを含む構成を含むデ バイスが好ましい。特に好ましいのは、これらの無機のフィルターが、アーク制 御手段として役立ち、そして空気の存在しない状態で加熱されたとき、分解して 水、炭酸ガスあるいは窒素を与えるのが好ましい。アルミナ二酸化物及びマグネ シウム水酸化物を含む適した材料は、米国特許番号第4,774.024号及び 出願番号第141.989号に開示されており、こられの開示を参考としてここ で述べる。
この発明の電気的装置の態様は、しばしば薄板状のPTC抵抗である少なくとも 一つの第1の要素、少なくとも一つの第2の要素、薄板状の基板、及び電気的リ ード線を含む。第2の要素は、通常、抵抗であり、その抵抗値は、比較的に電圧 と無関係であるが、この発明の一つの態様では、第2の要素は、電圧の関数とし て変化する抵抗値を有するのが好ましい。このような要素は、バリスタ、トラン ジスタあるいは他の電気的要素のような電圧−依存抵抗(VDR)を含む。これ とは別に、第2の要素は、例えば、厚膜抵抗、薄膜抵抗、金属フィルム抵抗カー ボン抵抗、金属ワイヤーあるいは、例えば溶解成型(溶解押出、移動成型及び射 出成型を含む)、溶解成型(印刷法及び鋳造法を含む)、シンタリングあるいは 他のいずれかの適した技術により形成された導電性重合体抵抗であってもよい。
これらのある技術により形成された抵抗の抵抗値は、レーザートリミングの技術 により変化可能である。23°Cでの抵抗の抵抗値は、23℃でのPTC素子の 抵抗と比較して、好ましくは、少なくとも2倍、特に好ましくは少なくとも5倍 、特別には少なくとも10倍あるいは更に高く、例えば少な(とも20倍である 。抵抗の抵抗値は、好ましくは温度により実質的に増加しない。例えばおよそ2 00V以上の高電圧印加のためには、抵抗の抵抗値は、23℃でのPTC素子の 抵抗と比較して、一般に少なくとも20倍、好ましくは少なくとも40倍、特に 好ましくは少なくとも60倍、あるいは更に高く、例えば少なくとも100倍で ある。23°Cでの第1及び第2の要素を合わせた合計の好ましい抵抗は、使用 目的に依存し、例えば、3ないし2000オーム、例えば5ないし1500オー ムであってもよいが、一般には、5ないし200オームであり、PTC素子の抵 抗値は例えば1ないし100オームであり、一般には1ないし5オームである。
二つあるいはそれ以上の第2の電気的要素を設けることができ、各要素は同一あ るいは別のものであってもよい。第2の電気的要素の一方が厚膜抵抗を含み、他 方の第2の電気的要素が電圧制限用デバイスを含むといった、2重の混成された 保護として作用するのが好ましい。もし、二つあるいはより多くの第2の電気的 要素を設けたとき、1個のPTC素子と直列に接続される第2の電気的要素の合 成された抵抗値は、抵抗(あるいは他の第2の要素)の抵抗値対PTC素子の抵 抗値との所望の比率を決定するときに用いられる抵抗である。もし、電気的装置 が、複数のPTC素子及び複数の第2の要素を備えるとき、装置の抵抗値は、各 々個々のPTC素子の抵抗値及び結合された第2の要素の抵抗(つまり、PTC 素子と直列に接続されているこれらの第2の要素)として決定される。このよう な装置のために、PTC素子及び第2の要素を備える、各々の“ユニット”の抵 抗は、好ましくは同一である。複数の第1及び/又は第2の要素及び基板を備え る電気的装置は、小形の装置を提供できる点で有利である。このような装置は、 回路基板上により少ないスペースを要求し、より小さいカプセル化あるいは絶縁 容器を要求し、そして、要素間のより良好な熱的接触に基づき、電気的故障状態 により迅速に応答する。これとは別に、複数の要素の使用は、複数の機能に対し て電圧を与える。
要素間の電気的な接続は、ワイヤー、インクによるコネクターバンド、クリップ あるいは他の適した手段によって行われる。要素が基板の反対面に位置するとき は、基板を通して穴あけされた箇所を金属化することにより接続手段としてもよ い。
好ましい基板は、電気的に絶縁するものであるが、例えばアルミナあるいはべり リア(beryl ia)のごとく、いくらかの熱導電率を有する。このような 基板は、ワイヤー、スクリーン印刷のインキ、スパッタートレースあるいは他の 適した材料の手段により、プリント印刷基板に容易に装着可能である。回路基板 上の装置のサイズを最小にするために、アルミナ(あるいは他の)基板が厚さ0 .100インチ、幅1.5インチ、そして高さ0.400インチの最大寸法を有 するのが好ましい。このように構成すれば、装置は、一般に多くの回路基板での 最大の拘束高さである1 2mm(0,4フインチ)を下回ることを可能にする 。
要素の相対的な位置は、装置の電気的応答を決定するのに重要となる。ある具体 例では、第1及び第2の電気的要素は、好ましくは、PTC素子に生じる熱勾配 がPTC素子内の電流の方向と直角になるように構成される。このことは重要で あり、その理由は、熱の流れは、そうしなければ、電極の一つに接近した、望ま しくないホットゾーンの形成を強めるからである。薄板状PTCデバイスが用い られたとき、薄板状基盤に対してより良い熱的接触を与え、他の比較し得る抵抗 による構成のPTC素子よりもより小さくできる。このような薄板状PTCデバ イスは又、柔軟性を示す。このPTCデバイスは、薄板状素子あるいは第2の要 素の表面に直接に設けられてもよく、あるいは基板の反対側に装着されてもよい 。回路保護のシステムに対しては、保持電流(システムを流れる電流が、PTC デバイスが高抵抗の“トリップ”状態に生じさせない最大の電流)及び遮断電流 (つまりシステムを開回路に至らしめる最小電流)の双方は、PTCデバイスの 内外への熱放散の速度に影響される。熱移動は、PTCデバイス及び第2の要素 間の距離に影響される。ある適用に対しては、PTCデバイスは、第2の要素の オフセットである位置を有することが好ましい。このことは、第2の要素が、も し熱勾配が余りにも過酷ならば、割れを呈する厚膜抵抗を含むとき、特に重要で ある。これにより、多くのシステムに対して、システムを第2の要素の面と直角 に眺めたとき、少なくともPTC装置の一部が、第2の要素に重ならないことが 望ましい。PTC素子及び厚膜抵抗が実質的に互いに平行にあったとき、(厚膜 抵抗の面と直角に眺めたとき、)厚膜抵抗に重なるPTC素子の部分は、好まし くは多くて50%、特に多くて25%、特別には0%である。
ある場合には、この発明の装置は、厚膜抵抗あるいは他の第2の電気的要素を、 高温に曝されることにより生じる劣化から保護するために使用されてもよい。こ れらの状況下では、抵抗に劣化を生じさせる以下の温度で高抵抗状態に変化され るように、PTCデバイスが選択される。
保持電流I、!及び遮断電流1.は、PTCデバイス及び第2の要素を含む電気 的装置を二つの試験回路で試験して決定され得る。第1図に示された、第1の回 路において、複合デバイスR3は、可変抵抗R3、直流電源VD(、及び電流計 Aと直列に接続される。R8の値(試験中は固定される)は、電圧がQVから7 0Vに変化されたとき、電流計で測定される電流がOから100mAに変化する ように選択される。複合デバイスは、空気の流れ及び温度が制御され、かつ、2 3℃に安定化されたチャンバー内に設置される。その後、電圧が増大され、回路 における電流がモニターされる。電流がOに降下したとき(あるいは測定された 最大電流の10%にほぼ等しくなったとき)の電圧がVHとして記録される。保 持電流は次式から計算される。
I N= V H/ (R+ + RJ遮断電流は、第2図に示した回路を用い て決定される。抵抗R。
を有する複合デバイスは、可変抵抗R8及び交流電源vAcと直列に接続される 。23℃でのデバイスの抵抗が測定されてR8が得られ、そして、可変抵抗R5 が1000オームに調節される。110vの交流電源が1秒間印加される。その デバイスは、その後、1時間の間、23°Cに冷却され、そして抵抗が測定され る。もし、複合デバイスが試験の間に十分に高抵抗状態にトリップしたならば、 抵抗は、0.5R,ないし1.5R,に等しくなる。これらの状況下で、R8を 減少して試験が繰り返される。この試験は、冷却状態で抵抗が高(なるように、 つまりデバイスが開状態となるように、この試験は、R8が十分に小さくなるま で繰り返される。
この遮断電流は、次式から計算される。
1 、= V/(R、f+ R3f) ここで、R、fは、最後の”遮断”サイクルの前に測定されたデバイスの抵抗で あり、Rsfは、最後の“遮断”サイクルでの可変抵抗の抵抗である。
これらの二つの状況の下で試験されたとき、PTC抵抗、及びこのPTC抵抗と 直列に接続され、かつ、PTC抵抗と熱的に接触した、第2の抵抗を含むこの発 明のデバイスは、遮断電流1m及び保持電流■8を有し、その1./1□比は多 くて20.好ましくは多くて15、特に好ましくは多くて10である。I n/  I H比は又、少なであることが好ましい。
第3図は、PTC素子10に装着された2枚の薄板状金属電極2゜3を有する回 路保護デバイス(つまりPTCデバイス)1を示している。このPTC素子は第 1の導電性重合体層11及び、第2の導電性重合体層13を挟む第3の重合体層 12より構成される。
第4図ないし第12図は、回路保護デバイス1が硬質の薄板状絶縁基板に接近し ている、この発明の変形である。各々の変形例では、PTCデバイス1と第2の 電気的要素との間に接続を作るのに適したパターン内に、スクリーン印刷あるい は他の手段により、銀あるいは他の導電ペーストが設けられる。
第4図は、PTCデバイス1及び第2の電気的要素、厚膜抵抗6が基板5の同じ 面側に配された装置を示している。第4図のA−Aラインにおける断面図である 第5図に示されたように、PTC素子1は、薄板状であり、そして、第3図で示 されたようなPTC素子を含む。この装置を回路に接続するためのリード線21 .22は、厚膜抵抗下の銀の導電性パッド9の一つの端部と、PTCデバイスの 頂部電極2とに設けられる。
第6図及び第7図(第4図のB−Bラインにおける断面図)は、この発明の別の 変形を示しており、厚膜抵抗6及びPTCデバイス1が、アルミナ基板5の相対 する面にそれぞれ配されている。リード線21.22は、示されたように、プリ ント基板30に挿通するのに適している。
第8図は、第6図に示された型のデバイスを2個含む装置の断面図であり、回路 基板上に要求される空間を最小するためにパッケージ化されたものである。
第9図及び第10図は、3つの電極要素を含むこの発明の変形例に使用されたア ルミナ基板5のそれぞれの面を示している。二つの厚膜抵抗6,6°は、基板の 一方の側に互いに接近するようにしてスクリーン印刷される。基板の他方の側に は、二つのPTCデバイス1.1”が電圧制限用デバイス30に接近して設けら れる。PTCデバイス1ご厚膜抵抗6との間、及びPTCデバイス1″と厚膜抵 抗6′との間の電気的接続は、半田ペーストあるいは半田リード線4゜4′の手 段により独立して行われる。PTCデバイス1と電圧制限用デバイス30との接 続は、リード線410手段により行われる。
同様に、PTC素子1°への接続はリード線41゛の手段により行われる。リー ド線21.22及び23.24は、デバイスを回路に接続するために用いられる 。接地リード線25は、電圧制限用デバイス30に取り付けられる。
第11図は、離れているアルミナ基板5,5′上にそれぞれ印刷された、二つの ルテニウム酸化物6,6゛の間にPTC1が積層された装置を示す。このPTC デバイスは、電極形成された箔電極2,3と抵抗6,6′の間の半田層400手 段により、基板に取り付けられる。ワイヤーリード線21.22は、導体パッド 91.91′に装着され、第1の抵抗6、PTCデバイス1及び第2の抵抗6° を通してリード線から電流が流れるのを可能にする。
第12図は、複数の要素を含む装置を示している。二つのPTCデバイス1,1 °は、層40の手段により、薄板状基板5”のそれぞれの面に印刷された抵抗6 1.61’の上に半田つけされる。2枚の付加的な基板5,5゛がPTC要素の 残りの面に取り付けられる。ワイヤーリード線21.22,21°、22”は、 個々に対して電力が印加される二つの分離したユニットを与えるために、導体パ ッド91゜91′に取り付けられる。
第13図ないし第18図は、PTC抵抗を含む複合デバイスに対する可能な設計 を示し、このPTC抵抗は、第2の抵抗、および/又は、IB及び18間の関係 に影響を与える手段から隔てられ、その手段としては、例えば、付加的なリード 線(第15図)、熱−収縮性チップ(第14図)、不定形(例えば次第に狭くな る)抵抗(第16図)、カットあるいは切り出し基板(個々に第17図及び第1 8図)の使用表Iに掲げられた導電性化合物A及びBはバンブリイ(B anb ury)ミキサーを用いて、微細化され、そしてシートに押し出されることによ り準備された。各々が厚さ0.0.25インチ(0,064Cl11)の2枚の 化合物のAのシートを、0.020インチ(0,051am)厚の化合物のBシ ートの各々の面上に積層することにより、厚さ0.120インチ(0,304c m)の薄板状化された板が作製された。フクダ社市販の厚さ0.0014インチ (0,0O36cm)の電着されたニッケル箔の電極は、前記の板の各々の面に 装着された。PTCデバイスは、板から0.3X0.3インチ(0,76X 0 .76cm)のチップに切断されることにより、準備された。これらのチップは 、150°Cで1時間加熱され、5mAで1.5MeVの電子ビームを用いて2 5Mradの照射値にて照射され、2時間加熱され、5++Aで1.5MeVの 電子ビームを用いて50Mradの照射値にて照射され、そして3時間加熱され ることにより、処理された。デバイスの電気的性能は、二つの回路で試験するこ とにより決定された。リード線は、半田により電極に取り付けられた。デバイス の電気的性能は、二つの回路で試験することにより行われた。最初の試験では、 デバイスに交流260V、IOAの電力が5秒間印加され、第2の試験では、デ ノ<イスに交流600V、IAの電力が5秒間印加された。火炎、ス、f−り、 あるいは電極の層剥離なく、試験に耐えたデバイスの個数が各々のサイクル後に 決定された。
髭 体積比40%の化合物Cと体積比60%の化合物りとが混合され、その混合物が 0.010インチ(0,025cm)の厚さのシートに押し出されることによっ て化合物Eが準備された。5枚の化合物Eのシートは、1層の化合物Bのシート の両面に積層され、0.130インチ(0,330cm)の厚さの面に形成され た。ニッケル電極を取り付けた後、デバイスは切断処理され、そして、例1で述 べたごとく試験された。その結果は表■に示されている。3枚の層すべてに非有 機フィルターを備えたデバイスは、中央の層にのみフィルターを有するものと比 較してより良好に機能することがわかる。
ハ 化合物F及びGが準備され、個々に0.014インチ(0,036CI11)及 び0.024インチ(0,061c+n)の厚さのシートに押し出された。2枚 の化合物Fのシートを化合物Gのシートの両面に積層されることにより、0.0 82インチ(0,208c+a)の厚さの板が作製され、そして電極が取り付け られた。デバイスは、切断され、そして例1のごとく、第1の段階で4.5Me V、15mAの電子ビームを用いて25Mradに照射され、第2段階で1.5 MeV、5IIIAの電子ビームを用いて50Mradに照射された。これらの デバイスを、交流260v、IOA及び260V、IAで試験した結果は表11 ニ示されている。
霞土 化合物Hが準備され、0.020インチ(0,051cm)の厚さに押し出され た。2枚の化合物Fが1層の化合物Hの両面に積層されることにより、0.08 0インチ(0,203c■)の厚さの板に形成され、そして、電極取り付けの後 、デバイスは切断処理され、例3の手順に従って試験された。表■で示されたご とく、その結果は、中央に非有機物のフィルターを有するデバイスが、フィルタ ーを有しない例3と同様なデバイスよりも良好に機能するを示している。
表1 導電性組成(体積%) Mariex6003は、フィリップ・ペトローレウム社市販の高濃度ポリエチ レン。
Raven600は、コロンビア・ケミカル社市販のカーボンブラック。
K isuma5 Aは、ミツイ社市販のマグネシウム水酸化物。
表■ 電気的試験の結果:特定の条件で耐え得るサイクル数表■で示したような導電性 化合物1.J、L及びMは、7XIンブリイミキサーを用い、各々が微細化され ることにより準備された。等量の化合物I及びJが混合され、厚さ0.010イ ンチ(0,025cm)の厚さのシートに押し出された化合物Kが作られた。等 量の化合物り及びMが混合され、厚さ0.020インチ(0,050cm)の厚 さのシートに押し出された化合物Nが作られた。1層の化合物Nの両面に5層の 化合物Kを積層し、ニッケル箔電極を取り付けることにより、板が作られた。P TCデバイスは、板から切り出され、例1の手順に従って処理され、即ち、第1 段階で2.5MeVの電子ビームを用いて25Mradに照射され、そして第2 段階で150 Mradに照射され、その間にデバイスはは70℃の表面温度に 達する。これが終了すると、交流250V、2Aの下で電力が印加され、ニッケ ル箔は直ちに除去された。
例6 デバイスは、第2段階の放射が2.5MeVで電子ビーム電流2mAで行われ、 デバイスがおよそ35°Cの表面温度に達する以外は、例1の手順により準備さ れた。これらのデバイスのすべては、交流250V、2A”C’60回に耐え、 そして、交流600V、IAでの60回にそれらのデバイスの60%が耐えた。
例7 例7に従って作られた電気的装置が第2図及び第3図に示されている。厚膜の銀 のインク(ESL社市販)で作られた導体パッド9が、1、OXo、375X0 .050インチ(2,54Xo、95X0.13cB)のアルミニウム基板5の 端部にスクリーン印刷される。ルテニウム酸化物による厚膜抵抗インク(E S  L 3900系の10オ一ム/単位面積及び100オーム/単位面積が混合さ れ、抵抗20オ一ム/単位面積としたもの)の層6がアルミニウム基板の一つの 端部に、0.6X0.375インチ(1,52X0.935cm)のパターンに 印刷され、導体パッドを橋絡させた。2.5オームの抵抗を有するPTCデバイ ス1が半田により、他の端部にて導体パッドの頂部に取り付けられた。厚膜抵抗 とPTCデバイスとはワイヤー4の手段により接続された。リード線21.22 は、PTCデバイスの頂部の表面電極2と、厚膜抵抗の端部とに取り付けられた 。その結果、複合デバイスはおよそ37.5オームの抵抗を有する。
表m 導電性組成(体積%) Mariex HXM50100は、ソイ1ルノプ・ベトローレウム社市販の高 濃度ポリエチレン。
5tatexGは、コロンビア・ケミカル社市販のカーボンブラック。
K isuma5 Aは、ミツイ社市販のマグネシウム水酸化物。
非酸化物は、4−4”−シイオビイス(thiobis)のオリコ゛マー(ol  i−g□mer)であり、米国特許第3.986.981号に述べられたごと く、平均の重合程度は3−4゜ 化合物にの5枚のシートが、二つの電着されたニッケル箔電極の間に積層された 。PTCデバイスは板から切り出され、例6の手順に従って処理された。この例 に従って準備された電気的装置は、第4図及び第5図に示されている。
銀インクツ導体バッド9は、0.8X0.4X0.05oイン+(2゜Qx 1 .OXo、 13cm)のアルミニウム基板の両面にスクリーン印刷された。ル テニウム酸化厚膜抵抗6は、基板の一方の面上の0.8X0.3インチ(2,O X 0.76cm)の長方形内にスクリーン印刷された。PTCデバイスは他の 面に半田により取り付けられた。要素間の電気的な接続は、PTCデバイスの底 部の電極3から厚膜抵抗6の一方の端部へのスクリーン印刷のリード線の手段に よりに行われた。
何1 例6の手順に従って電気的装置が作られた。二つの個別のユニットは、第8図に 示されるように、同一面内のPTCデバイスと互いに接近して置かれる。この組 み合わせは、二つのユニットを回路基板上の同じスペースに一つのユニットとし て適応させることを可能この例に従った電気的装置は、第9図及び第8図に示さ れている。
二つのPTCデバイス1,1′は、アルミナ基板の一方の面上に、電圧制限用デ バイス30に接近して設置される。二つのルテニウム酸化物の厚膜抵抗6.6′ は、基板の反対側に互いに接近して設けられる。抵抗6とPTCデバイスlとの 間の電気的接続は、スクリーン印刷のリード線40手段により行われる。PTC デバイス1と電圧制限用デバイス30との間の電気的接続も又、別のスクリーン 印刷のリード線41の手段により行われる。第2の抵抗6°は、リード線4′に より、第2のPTCデバイス1′に接続される。この第2のPTCデバイス1゛ は、第1のPTC素子と同様な手段41’により、電圧制限用デバイス10に接 続される。
皿上上 この例に従って作られた電気的装置が第11図に示されている。
PTCデバイスは、例1の手順に従って作製された。導体パッド9゜9”、91 .91’及び厚膜抵抗6,6°は、例7と同じように、2枚のアルミナ基板の一 方の面にスクリーン印刷される。抵抗2オームを有するPTCデバイス1は、各 々の基板上の抵抗の間に位置し、かつ、半田40にて取り付けられる。リード線 21.22は、各々の基板上の導体パッド91.91°に取り付けられ、このリ ード線が電源に接続されたとき、リード線21から抵抗6、PTCデバイス1及 び抵抗6′を通って電流が流れる。装置の合計抵抗は、100オこの例の電気的 装置が第12図に示されている。二つのPTCデバイスは、例6の手順に従って 作製された。2枚の薄板状基板5゜5′は、例11で述べられたごとく準備され た。第3の薄板状基板5”は、双方の薄板状基板の表面上に導体パッド及びルテ ニウム酸化物を印刷することにより準備された。半田を用いて、PTCデバイス は、1層コーティングの基板5と、2層コーティングの基板5”との間と、この 2層コーティングの基板5″と1層コーティングの基板5°との間に設けられる 。4本のワイヤー21.22.21’、22′は、4個の導体パッド91.91 ’に取り付けられた。
阿上皇 148.5オームの抵抗を有する厚膜抵抗は、アルミナ基板の一方の表面に設け られ、そして、1.5オームの抵抗を有するPTCデバイスは抵抗の反対側の表 面中央に設けられた。その結果による装置が試験され、23℃でほぼ100mA (70℃では60mA)の電流が保持され、遮断電流は2人であった。
例」」ユ 例13の手順によって電気的装置が準備されたが、PTCデバイスのどの部分も が厚膜抵抗のいずれの部分の上に位置しないように、PTCデバイスは基板上に 位置された。装置は、例13と同じ保持電流を有するが、遮断電流はIAであっ た。
IG 3 F醍−12 国際調査報告 le+e+%j−−^−0神1− 初/U箕8103377

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回路保護システムであって、PTC抵抗及びこのPTC抵抗と直列に接続さ れ、かつPTC抵抗と熱的に接触している第2の抵抗を備え、該システムはく( 前述したごとく測定された)遮断電流IB、及び(前述したごとく測定された) 保持電流IH、及び多くて20、好ましくは多くて15、特に好ましくは多くて 10のIB/IH比を有することを特徴とする回路保護システム。 2.IB/IHの比が少なくとも3、好ましくは少なくとも5、特に好ましくは 少なくとも7である請求の範囲第1項記載のシステム。 3.第2の抵抗がZTC抵抗であり、好ましくは厚膜抵抗である請求の範囲第1 項記載のシステム。 4.第2の抵抗が、絶縁基板セラミック上に形成されたルテニウム酸化物を含む 厚膜抵抗である請求の範囲第3項記載のシステム。 5.PTC抵抗が導電性の重合体で構成される請求の範囲第1項ないし第4項の いずれかに記載のシステム。 6.PTC抵抗が、導電性重合体で構成されたPTC素子と、少なくとも2枚の 薄板状の電極とを備える請求の範囲第6項記載のシステム。 7.厚膜抵抗の面に対し直角方向からシステムを眺めたとき、少なくともPTC 抵抗の一部が厚膜抵抗に重ならない請求の範囲第6項記載のシステム。 8.PTC素子の面が、厚膜抵抗の面と実質的に平行であり、そして、厚膜抵抗 の面に対し直角方向から眺めたとき、厚膜抵抗と重なるPTC抵抗の部分が、多 くて75%、特に多くて25%、特別には多くて0%である請求の範囲第7項記 載のシステム。 9.電気的装置であって、 (1)少なくとも1枚の薄板状の基板と;(2)少なくとも一つの第1の電気的 要素であって、(i)少なくとも上記の基板の一つに物理的に接近し、(ii) 抵抗R1を有し、そして(iii)(a)スイッチング温度TsでPTC性質を 呈する導電性重合体で構成された薄板状のPTC素子、及び (b)PTC素子を通して電極間で電流が流れるように、電源に接続された少な くとも2枚の薄板状の電極を有する第1の電気的要素と; (3) (a)少なくとも上記基板の一つに物理的に接近し、(b)少なくとも第1の要 素の一つに良好な接触状態にあり、(c)少なくとも第1の要素に電気的に接続 され、(d)電圧の関数として変化する抵抗R2を有する、少なくとも一つの第 2の電気的要素と;(4)少なくとも第1の要素の一つと、少なくとも一つの第 2の要素と熱的に接触した状態にあるものとを電気的に接続する電気的コネクタ ーと; を含むことを特徴とする電気的装置。 10.電気的デバイスの作製のための方法であって、(1)PTC性質を呈し、 かつ重合体要素を含み、そして重合体要素内に分散された導電性充填剤の粒子を 含むPTC素子と;そして(2)PTC素子に電気的に接続され、該PTC素子 を通して電流を生じさせるために電源に接続可能とした2つの電極と、を含み、 この方法は、PTC素子を放射架橋結合に供することを含み、その際の架橋結合 は、電子ビームの使用により達成され、そしてその際に以下の状態、 (a)平均照射速度は速くて3.OMrad/分であり;そして、(b)PTC 素子の各々の電流一供給部分で吸収される放射の照射は少なくとも50Mrad であり、そして、架橋結合過程の間に、電極に接触しているPTC素子のいずれ の部分もが(Tm−60)°以上に達せず、ここでTmは、重合体要素における 最低溶融点の重合体に対して差動走査熱量計で発生された吸熱曲線のピークに測 定された温度である、 の一つが存在することを特徴とする電気的デバイスの作製方法。
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