JPH0350033A - 特装車におけるオイルポンプ駆動装置 - Google Patents
特装車におけるオイルポンプ駆動装置Info
- Publication number
- JPH0350033A JPH0350033A JP18502489A JP18502489A JPH0350033A JP H0350033 A JPH0350033 A JP H0350033A JP 18502489 A JP18502489 A JP 18502489A JP 18502489 A JP18502489 A JP 18502489A JP H0350033 A JPH0350033 A JP H0350033A
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- oil pump
- shaft
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- pump
- engine
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Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はダンプカー等の特装車におけるオイルポンプ
駆動装置に関するものである。
駆動装置に関するものである。
[従来の技術]
荷役用特装車、例えばダンプカーにおいては、そのベセ
ルを上下動させる油圧シリンダを駆動すべく、エンジン
の動力を取出してオイルポンプを駆動するための動力取
出し装置(PTO)が使用される。このPTOはオイル
ポンプと一体的に構成され、小型化が図られているもの
がある。
ルを上下動させる油圧シリンダを駆動すべく、エンジン
の動力を取出してオイルポンプを駆動するための動力取
出し装置(PTO)が使用される。このPTOはオイル
ポンプと一体的に構成され、小型化が図られているもの
がある。
この種のオイルポンプ駆動機構として、例えば特開昭第
61−46724号に示すものがある。
61−46724号に示すものがある。
このオイルポンプ駆動機構は第7図に示すように、運転
室内のダンプコントロールレバーの操作に応じて軸方向
に移動するフォークシャフト41の外周面上にシフトフ
ォーク42を嵌合し、このシフトフォーク42をポンプ
シャフト43上にスプライン着したアウトプットギヤ4
4の小径部の外周溝45に対し嵌込んだものである。そ
して、ダンプコントロールレバーの操作に基くフォーク
シャフト41が移動に伴いシフトフォーク42を介して
アウトプットギヤ44がポンプシャフト43上を移動し
、アイドラシャフト46上においてエンジンの動力が伝
達されるアイドラギヤ47に断接する。
室内のダンプコントロールレバーの操作に応じて軸方向
に移動するフォークシャフト41の外周面上にシフトフ
ォーク42を嵌合し、このシフトフォーク42をポンプ
シャフト43上にスプライン着したアウトプットギヤ4
4の小径部の外周溝45に対し嵌込んだものである。そ
して、ダンプコントロールレバーの操作に基くフォーク
シャフト41が移動に伴いシフトフォーク42を介して
アウトプットギヤ44がポンプシャフト43上を移動し
、アイドラシャフト46上においてエンジンの動力が伝
達されるアイドラギヤ47に断接する。
前記フォークシャフト41はロックボール48にて位置
決めされ、この位置に従って前記アウトプットギヤ44
とアイドラギヤ47とが噛合している時には、エンジン
の回転はアイドラシャフト46から両ギヤ44.47を
介してポンプシャフト43に伝達され、ポンプが回転さ
れる。また、両ギヤ44.47の噛合が解除されている
時にはエンジンからポンプシャフト43への動力伝達は
遮断される。
決めされ、この位置に従って前記アウトプットギヤ44
とアイドラギヤ47とが噛合している時には、エンジン
の回転はアイドラシャフト46から両ギヤ44.47を
介してポンプシャフト43に伝達され、ポンプが回転さ
れる。また、両ギヤ44.47の噛合が解除されている
時にはエンジンからポンプシャフト43への動力伝達は
遮断される。
また、フォークシャフト41のポンプ側端部には回動レ
バー49を介してフォークシャフト41に直交するプラ
ンジャ50が取付けられ、このプランジャ50がフォー
クシャフト41の移動に伴い上下に移動して、ロックボ
ール51により位置決めされる。前記プランジャ50の
位置に基き上部ボート52及び下部ボート53を適宜に
開閉する。前記上部ボート52及び下部ボート53はダ
ンプシリンダ54のボトム室54a及びロンド室54b
に連通され、ポンプが積極回転されボトム室54aに作
動油が供給されることにより、シリンダ54が伸長され
てダンプベッセルが上昇される。また、ダンベッセルを
下降させたい時には、ポンプが積極回転されることなく
、シリンダ54のロンド室54bからポンプに作動油が
帰還されて、ベセルは自重で下降する。
バー49を介してフォークシャフト41に直交するプラ
ンジャ50が取付けられ、このプランジャ50がフォー
クシャフト41の移動に伴い上下に移動して、ロックボ
ール51により位置決めされる。前記プランジャ50の
位置に基き上部ボート52及び下部ボート53を適宜に
開閉する。前記上部ボート52及び下部ボート53はダ
ンプシリンダ54のボトム室54a及びロンド室54b
に連通され、ポンプが積極回転されボトム室54aに作
動油が供給されることにより、シリンダ54が伸長され
てダンプベッセルが上昇される。また、ダンベッセルを
下降させたい時には、ポンプが積極回転されることなく
、シリンダ54のロンド室54bからポンプに作動油が
帰還されて、ベセルは自重で下降する。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、上記した駆動機構においては、フォークシャ
フト41、回動レバー49及びプランジャ50によりリ
ンク機構を構成するといった複雑構成を採用していると
ころから、製造が煩雑である。
フト41、回動レバー49及びプランジャ50によりリ
ンク機構を構成するといった複雑構成を採用していると
ころから、製造が煩雑である。
この発明は上記した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は構成が簡単にして製造が容易な特
装車におけるオイルポンプ駆動機構を提供することにあ
る。
のであり、その目的は構成が簡単にして製造が容易な特
装車におけるオイルポンプ駆動機構を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段]
この発明は上記の目的を達成すると、エンジンに対し断
接可能に設けられ、接続時にエンジンの動力にて駆動さ
れる動力取出し装置と、前記動力取出し装置により駆動
されるオイルポンプとを隣接して配置するとともに、前
記動力取出し装置とエンジンとを断接する断接手段と、
オイルポンプの2つのボートの間における作動油の流れ
る方向を制御する流れ方向制御手段とを同一の駆動軸に
より動作させる特装車におけるオイルポンプ駆動機構に
おいて、前記駆動手段と同一軸線上に流れ方向制御手段
とを設けたことをその要旨とする。
接可能に設けられ、接続時にエンジンの動力にて駆動さ
れる動力取出し装置と、前記動力取出し装置により駆動
されるオイルポンプとを隣接して配置するとともに、前
記動力取出し装置とエンジンとを断接する断接手段と、
オイルポンプの2つのボートの間における作動油の流れ
る方向を制御する流れ方向制御手段とを同一の駆動軸に
より動作させる特装車におけるオイルポンプ駆動機構に
おいて、前記駆動手段と同一軸線上に流れ方向制御手段
とを設けたことをその要旨とする。
[作用]
この発明は上記した手段を採用したことにより、駆動軸
と流れ方向制御手段とが同一軸線上に保持され両者を結
合する複雑な構成が省略される。
と流れ方向制御手段とが同一軸線上に保持され両者を結
合する複雑な構成が省略される。
[実施1例]
以下、この発明をダンプカーのダンプコントロール機構
に具体化した一実施例を第1〜6図に従って詳述する。
に具体化した一実施例を第1〜6図に従って詳述する。
第1図に示すように、動力取出し装置(PTO)1、オ
イルポンプ2の各ケース、3.4は互いに分離されて形
成され、図示しないボルト等によって互いに連結されて
1個のハウジングを構成している。
イルポンプ2の各ケース、3.4は互いに分離されて形
成され、図示しないボルト等によって互いに連結されて
1個のハウジングを構成している。
前記PTOIのケース3内の下部に固定されたアイドラ
ギヤシャフト5上には、エンジンからの回転がトランス
ミッションを介して伝達されるアイドラギヤ6が一対の
ボールベアリングBを介して支承されている。また、P
TOlのケース3内の中心部及び前記オイルポンプ2の
ケース4内の中心部には、PTOl内のアウトプットギ
ヤシャフト7aとオイルポンプ2内のポンプドライブシ
ャフト7bとを兼ねる1本のシャフト7がPTOlのケ
ース3内のボールベアリング8及びオイルポンプ2のケ
ース4内の一対の軸受はブツシュ9により回転可能に支
承されている。
ギヤシャフト5上には、エンジンからの回転がトランス
ミッションを介して伝達されるアイドラギヤ6が一対の
ボールベアリングBを介して支承されている。また、P
TOlのケース3内の中心部及び前記オイルポンプ2の
ケース4内の中心部には、PTOl内のアウトプットギ
ヤシャフト7aとオイルポンプ2内のポンプドライブシ
ャフト7bとを兼ねる1本のシャフト7がPTOlのケ
ース3内のボールベアリング8及びオイルポンプ2のケ
ース4内の一対の軸受はブツシュ9により回転可能に支
承されている。
そして、PTOIのケース3内おいてアウトプットシャ
フト7aに形成されたスプライン軸部IOに対しアウト
プットギヤ11が軸線方向に移動可能に支持されるとと
もに、オイルポンプ2のケース4内の一対の軸受はブソ
シエ9間においてポンプギヤシャフト7bに対しポンプ
ドライブギヤ12が支持されている。PTOlのケース
3とオイルポンプ2のケース4との結合部分においてア
ウトプットギヤシャフト7aと、ポンプドライブギヤシ
ャフト7bとの境界部には一対のオイルシール13aが
嵌着され、PTOlのケース3内のギヤオイルとオイル
ポンプ2のケース4内の作動油とを分離し得るようにな
っている。
フト7aに形成されたスプライン軸部IOに対しアウト
プットギヤ11が軸線方向に移動可能に支持されるとと
もに、オイルポンプ2のケース4内の一対の軸受はブソ
シエ9間においてポンプギヤシャフト7bに対しポンプ
ドライブギヤ12が支持されている。PTOlのケース
3とオイルポンプ2のケース4との結合部分においてア
ウトプットギヤシャフト7aと、ポンプドライブギヤシ
ャフト7bとの境界部には一対のオイルシール13aが
嵌着され、PTOlのケース3内のギヤオイルとオイル
ポンプ2のケース4内の作動油とを分離し得るようにな
っている。
PTO1のケース3及びオイルポンプ2のケース4に設
けたシャフト摺動路13内には駆動軸としてのフォーク
シャフト14がシャフト7と平行に支承され、運転室内
ステアリングSに隣接配置したダンプレバーDの上昇、
下降、停止操作に伴いワイヤWを介して軸線方向へ移動
されるようになっている。PTOlのケース3内におい
て、このフォークシャフト14にはシフトフォーク15
が取付けられ、シフトフォーク15の上部に形成した挿
入孔16内に挿通されたボールプランジャ17がシャフ
ト14の周面上に形成した移動許容溝18に付勢保持さ
れて、同許容溝18の両端部に形成した一対の保持凹部
19のいずれか一方に嵌まり込み、シフトフォーク15
が左右いずれかに位置決めされる。このフォークシャフ
ト14とシフトフォーク15とは許容溝18の長さ分だ
け相対移動し、シフトフォーク15が左方位置又は右方
位置にある時にフォークシャフト14が同一方向に移動
されるとシフトフォーク15の絶対位置が変化すること
はない。さらに、シフトフォーク15の位置に対してフ
ォークシャフト14が反対方向に移動すると、シフトフ
ォーク15はフォークシャフト14に追従して移動する
ようになっている。
けたシャフト摺動路13内には駆動軸としてのフォーク
シャフト14がシャフト7と平行に支承され、運転室内
ステアリングSに隣接配置したダンプレバーDの上昇、
下降、停止操作に伴いワイヤWを介して軸線方向へ移動
されるようになっている。PTOlのケース3内におい
て、このフォークシャフト14にはシフトフォーク15
が取付けられ、シフトフォーク15の上部に形成した挿
入孔16内に挿通されたボールプランジャ17がシャフ
ト14の周面上に形成した移動許容溝18に付勢保持さ
れて、同許容溝18の両端部に形成した一対の保持凹部
19のいずれか一方に嵌まり込み、シフトフォーク15
が左右いずれかに位置決めされる。このフォークシャフ
ト14とシフトフォーク15とは許容溝18の長さ分だ
け相対移動し、シフトフォーク15が左方位置又は右方
位置にある時にフォークシャフト14が同一方向に移動
されるとシフトフォーク15の絶対位置が変化すること
はない。さらに、シフトフォーク15の位置に対してフ
ォークシャフト14が反対方向に移動すると、シフトフ
ォーク15はフォークシャフト14に追従して移動する
ようになっている。
また、シフトフォーク15はアウトプットギヤ11に固
定され、フォークシャフト14の移動に伴いシフトフォ
ーク15が移動すると、アウトプットギヤ11がスプラ
イン軸部10に沿って移動してアイドラギヤ6に対し断
接するようになっている。尚、前記アイドラギヤ6、ア
ウトプットギヤ11及びシフトフォーク15は断接手段
を構成するものである。
定され、フォークシャフト14の移動に伴いシフトフォ
ーク15が移動すると、アウトプットギヤ11がスプラ
イン軸部10に沿って移動してアイドラギヤ6に対し断
接するようになっている。尚、前記アイドラギヤ6、ア
ウトプットギヤ11及びシフトフォーク15は断接手段
を構成するものである。
即ち、ダンプレバーDが下降操作されたとき、アウトプ
ットギヤ11はアイドラギヤ6に対して離脱した状fi
l(第3図(a))にあり、ダンプレバーDが下降操作
から停止操作に切換えられても両ギヤ6.11の離脱状
態は維持される(第4図(a))、また、ダンプレバー
Dが上昇操作されると、アウトプットギヤ11はアイド
ラギヤ6に噛合しく第5図(a)) 、ダンプレバーD
が上昇操作から停止操作に切換えられても両ギヤ6.1
1の噛合状態は維持される(第6図)。
ットギヤ11はアイドラギヤ6に対して離脱した状fi
l(第3図(a))にあり、ダンプレバーDが下降操作
から停止操作に切換えられても両ギヤ6.11の離脱状
態は維持される(第4図(a))、また、ダンプレバー
Dが上昇操作されると、アウトプットギヤ11はアイド
ラギヤ6に噛合しく第5図(a)) 、ダンプレバーD
が上昇操作から停止操作に切換えられても両ギヤ6.1
1の噛合状態は維持される(第6図)。
前記ポンプ2のケース4には第3図(b)、第4図(b
)、第5図(b)に示すようにシャフト摺動路13と若
干偏位した位置においてこれと連通ずる第1.第2及び
第3ボー)21,22.23がそれぞれ形成されている
。そして、第1図に示すように、第1及び第3ボー)2
1.23がリフトベッセル20(第2図)を昇降させる
ダンプシリンダ24のボトム室24a及びロッド室24
bにそれぞれ連通されるとともに、第1及び第2ボート
21.22はシャフト摺動路13の一部である流体連通
路38と、逆止弁25をを介して接続されて、この逆止
弁25により第2ボート22から第1ボート21への方
向においてのみ作動油の流通を許容している。さらに、
第2.第3ポート22.23は流体連通路38及びポン
プドライブギヤ12の近傍に設けた圧送室26を介して
互いに連通されている。
)、第5図(b)に示すようにシャフト摺動路13と若
干偏位した位置においてこれと連通ずる第1.第2及び
第3ボー)21,22.23がそれぞれ形成されている
。そして、第1図に示すように、第1及び第3ボー)2
1.23がリフトベッセル20(第2図)を昇降させる
ダンプシリンダ24のボトム室24a及びロッド室24
bにそれぞれ連通されるとともに、第1及び第2ボート
21.22はシャフト摺動路13の一部である流体連通
路38と、逆止弁25をを介して接続されて、この逆止
弁25により第2ボート22から第1ボート21への方
向においてのみ作動油の流通を許容している。さらに、
第2.第3ポート22.23は流体連通路38及びポン
プドライブギヤ12の近傍に設けた圧送室26を介して
互いに連通されている。
さらに、ポンプ2のケース4内においてフォークシャフ
ト14の延長線上には、小径部27が形成され、同小径
部27とその左右両端部の大径状肩部2B、29とによ
り流れ方向制御手段としてのスプール30が構成されて
いる。そして、右方肩部29からさらに右方に連続する
延長部31の右端には位置決め部32が設けられ、この
位置決め部32がケース4の右側壁に付設した切換室3
3内に突出している。前記切換室33の内周面には左方
より下降用、停止用及上昇用の3個の係入凹状34.3
5.36がそれぞれ刻設され、位置決め部32上におい
てバネにて外周方向に付勢されるロックボール37が選
択的に係入される。
ト14の延長線上には、小径部27が形成され、同小径
部27とその左右両端部の大径状肩部2B、29とによ
り流れ方向制御手段としてのスプール30が構成されて
いる。そして、右方肩部29からさらに右方に連続する
延長部31の右端には位置決め部32が設けられ、この
位置決め部32がケース4の右側壁に付設した切換室3
3内に突出している。前記切換室33の内周面には左方
より下降用、停止用及上昇用の3個の係入凹状34.3
5.36がそれぞれ刻設され、位置決め部32上におい
てバネにて外周方向に付勢されるロックボール37が選
択的に係入される。
前記ロックボール37は3個の係入凹部34,33゜3
6に対し選択的に係入されて、スプール30の位置決め
を行い、3個のボート21.22.23を適宜に連通及
び遮断させて、ダンプシリンダDの伸長及び収縮を制御
する。
6に対し選択的に係入されて、スプール30の位置決め
を行い、3個のボート21.22.23を適宜に連通及
び遮断させて、ダンプシリンダDの伸長及び収縮を制御
する。
即ち、ダンプレバーDが下降操作されると、ダンプシリ
ンダ24は収縮しく第3図(a)) 、同ダンプレバー
Dが下降操作から停止操作に切換えられると、ダンプシ
リンダ24は収縮不能に保持される(第4図(a))、
さらに、ダンプレバーDが上昇操作されると、ダンプシ
リンダ24は伸長しく第5図(a)) 、ダンプレバー
Dが上昇操作から停止操作に切換えられるとダンプシリ
ンダ24は収縮不能に保持される。
ンダ24は収縮しく第3図(a)) 、同ダンプレバー
Dが下降操作から停止操作に切換えられると、ダンプシ
リンダ24は収縮不能に保持される(第4図(a))、
さらに、ダンプレバーDが上昇操作されると、ダンプシ
リンダ24は伸長しく第5図(a)) 、ダンプレバー
Dが上昇操作から停止操作に切換えられるとダンプシリ
ンダ24は収縮不能に保持される。
さて、前記のように構成したオイルポンプの駆動装置に
ついて以下に説明する。
ついて以下に説明する。
ダンプレバー〇が下降操作された時には、第3図(a)
(b)に示すように、シフトフォーク15は右方位置に
あり、アウトプットギヤ11はアイドラギヤ6に対し遮
断され、エンジンの出力がポンプ2に伝達されることは
ない、また、ダンプレバー[)の下降操作に伴い、ロン
クボール37が切換室33の下降用係入凹状34に係入
されると、第1ボート21及び第2ボート22、第2ボ
ート22及び第3ボート23はそれぞれ連通路38にて
連通され、矢印にて示すようにボトム室24a−第1ボ
ート21一連通路38→第3ボート23−ロンド室24
bに作動油が流れ、ダンプシリンダ24は収縮される。
(b)に示すように、シフトフォーク15は右方位置に
あり、アウトプットギヤ11はアイドラギヤ6に対し遮
断され、エンジンの出力がポンプ2に伝達されることは
ない、また、ダンプレバー[)の下降操作に伴い、ロン
クボール37が切換室33の下降用係入凹状34に係入
されると、第1ボート21及び第2ボート22、第2ボ
ート22及び第3ボート23はそれぞれ連通路38にて
連通され、矢印にて示すようにボトム室24a−第1ボ
ート21一連通路38→第3ボート23−ロンド室24
bに作動油が流れ、ダンプシリンダ24は収縮される。
従って、ダンプレバーDの下降操作時には、PTOIに
てポンプ2が駆動されることなく、リフトベッセル20
は白道で下降する。
てポンプ2が駆動されることなく、リフトベッセル20
は白道で下降する。
この後、ダンプレバーDを下降から停止操作すると、第
1図及び第4図(a)(b)に示すように、フォークシ
ャフト14は左方に移動するため、シフトフォーク15
はフォークシャフト14に対して左方位置に相対移動し
てアウトブ7)ギヤ11の位置が変化することはなく、
アイドラギヤ6か遮断された位置に依然として保持され
、エンジンの動力がポンプに伝達されることはない。そ
して、スプール30の左方肩部28にて第1及び第2ボ
ート21.22間の連通路3゛8が封鎖され、逆止弁2
5によりボトム室24a内の圧力が保持されるため、作
動油の変動はなくポンプ2は停止したままの状態で、ダ
ンプシリンダ24が伸縮不能に保持されてリフトベッセ
ル20がそのままの位置に固定される。
1図及び第4図(a)(b)に示すように、フォークシ
ャフト14は左方に移動するため、シフトフォーク15
はフォークシャフト14に対して左方位置に相対移動し
てアウトブ7)ギヤ11の位置が変化することはなく、
アイドラギヤ6か遮断された位置に依然として保持され
、エンジンの動力がポンプに伝達されることはない。そ
して、スプール30の左方肩部28にて第1及び第2ボ
ート21.22間の連通路3゛8が封鎖され、逆止弁2
5によりボトム室24a内の圧力が保持されるため、作
動油の変動はなくポンプ2は停止したままの状態で、ダ
ンプシリンダ24が伸縮不能に保持されてリフトベッセ
ル20がそのままの位置に固定される。
また、ダンプレバーDを上記の状態から上昇操作すると
、第5図(a)(b)に示すように、フォークシャフト
14は右動されることにより、左方位置にあるシフトフ
ォーク15はフォークシャフト14に追従して移動する
。このため、アウトプットギヤ11がアイドラギヤ6に
噛合する位置に移動され、エンジンの出力がアイドラギ
ヤ6及びアウトプットギヤ11を介してポンプドライブ
シャツ1−7bに伝達され、ポンプ2が回転される。
、第5図(a)(b)に示すように、フォークシャフト
14は右動されることにより、左方位置にあるシフトフ
ォーク15はフォークシャフト14に追従して移動する
。このため、アウトプットギヤ11がアイドラギヤ6に
噛合する位置に移動され、エンジンの出力がアイドラギ
ヤ6及びアウトプットギヤ11を介してポンプドライブ
シャツ1−7bに伝達され、ポンプ2が回転される。
そして、スプール30の左方肩部28にて第2及び第3
ポー)22.23間の連通路38が封鎖され、PTOI
によりポンプ2が駆動されるところから、作動油は圧送
室26−第2ボート22−逆止弁25→第1ボート21
→シリンダ24のボトム室24aの経路に流れ、ボトム
室24a内が昇圧される。従って、シリンダ24のロン
ド室24b内から作動油が第3ボート23に排出され、
これが圧送室26に達し、ポンプ2にて上記の経路を経
てボトム室24aに圧送される。よって、ダンプシリン
ダ24が伸長する。従って、リフトベッセル20を上昇
させるだけの作動油がダンプシリンダ24に送られ、リ
フトベッセル20が上昇される。
ポー)22.23間の連通路38が封鎖され、PTOI
によりポンプ2が駆動されるところから、作動油は圧送
室26−第2ボート22−逆止弁25→第1ボート21
→シリンダ24のボトム室24aの経路に流れ、ボトム
室24a内が昇圧される。従って、シリンダ24のロン
ド室24b内から作動油が第3ボート23に排出され、
これが圧送室26に達し、ポンプ2にて上記の経路を経
てボトム室24aに圧送される。よって、ダンプシリン
ダ24が伸長する。従って、リフトベッセル20を上昇
させるだけの作動油がダンプシリンダ24に送られ、リ
フトベッセル20が上昇される。
また、上昇操作されているダンプレバーDを停止操作す
ると、第6図に示すように、フォークシャフト14は左
方に移動するため、シフトフォーク15はフォークシャ
フト14に対して右方位置に相対移動・してシフトフォ
ーク15の絶対位置が変化することはなく、アウトプッ
トギヤ11をアイドラギヤ6に噛合させる位置に保持し
、PTOlを駆動する。そして、PTOIが駆動状態に
保持されただまま、スプール30の左方肩部28にて第
1及び第2ボー)21.22間の連通路38が封鎖され
、第2及び第3ボート22.23が連通路38及び圧送
室26を介して連通される。この状態では、ボトム室2
4a内の圧力が逆止弁25により保持され、ダンプシリ
ンダ24内において作動油の変動はなく、第2ボート2
2一連通路38→第3ボート23→圧送室26→第2ボ
ート22の経路内を作動油が循環して、シリンダ24は
伸縮することなくそのままの位置に保持される。
ると、第6図に示すように、フォークシャフト14は左
方に移動するため、シフトフォーク15はフォークシャ
フト14に対して右方位置に相対移動・してシフトフォ
ーク15の絶対位置が変化することはなく、アウトプッ
トギヤ11をアイドラギヤ6に噛合させる位置に保持し
、PTOlを駆動する。そして、PTOIが駆動状態に
保持されただまま、スプール30の左方肩部28にて第
1及び第2ボー)21.22間の連通路38が封鎖され
、第2及び第3ボート22.23が連通路38及び圧送
室26を介して連通される。この状態では、ボトム室2
4a内の圧力が逆止弁25により保持され、ダンプシリ
ンダ24内において作動油の変動はなく、第2ボート2
2一連通路38→第3ボート23→圧送室26→第2ボ
ート22の経路内を作動油が循環して、シリンダ24は
伸縮することなくそのままの位置に保持される。
上記したように、本実施例においてはダンプレバーDの
下降操作時には、PTOIを停止させ、エンジンの出力
をポンプ2に伝達させることなく、リフトベッセル20
を自重で下降させる。そして、この下降時にダンプレバ
ーDを停止操作すると、PTOlは依然として停止した
状態に保持され、ポンプ2にエンジンの出力が伝達され
ることなく、ダンプシリンダ24を伸縮不能に保持して
リフトベッセル20をそのままの位置に固定する。また
、ダンプレバーDの上昇操作によりP T O,lを駆
動してポンプ2にエンジンの出力を伝達し、このポンプ
2の大きな吐出力によりダンプシリンダ24を伸長させ
てリフトベッセル20を上昇させる。
下降操作時には、PTOIを停止させ、エンジンの出力
をポンプ2に伝達させることなく、リフトベッセル20
を自重で下降させる。そして、この下降時にダンプレバ
ーDを停止操作すると、PTOlは依然として停止した
状態に保持され、ポンプ2にエンジンの出力が伝達され
ることなく、ダンプシリンダ24を伸縮不能に保持して
リフトベッセル20をそのままの位置に固定する。また
、ダンプレバーDの上昇操作によりP T O,lを駆
動してポンプ2にエンジンの出力を伝達し、このポンプ
2の大きな吐出力によりダンプシリンダ24を伸長させ
てリフトベッセル20を上昇させる。
ダンプレバーDが上昇操作から停止操作に切換えられる
と、ダンプシリンダ24を伸縮不能に保持してリフトベ
ッセル20をそのままの位置に固定する。この時、PT
O1は駆動されポンプ2にエンジンの出力が伝達されて
、引き続きダンプレバーDの上昇操作が行われた場合に
備える構成となっている。
と、ダンプシリンダ24を伸縮不能に保持してリフトベ
ッセル20をそのままの位置に固定する。この時、PT
O1は駆動されポンプ2にエンジンの出力が伝達されて
、引き続きダンプレバーDの上昇操作が行われた場合に
備える構成となっている。
また、本実施例では上記したアウトプットギヤ11とア
イドラギヤ6とを噛合させるためのシフトフォーク15
の移動機構と、ダンプシリンダ24の収縮を行うスプー
ル30とを同軸上に設けたことにより複雑な構成が回避
された。
イドラギヤ6とを噛合させるためのシフトフォーク15
の移動機構と、ダンプシリンダ24の収縮を行うスプー
ル30とを同軸上に設けたことにより複雑な構成が回避
された。
なお、この発明は上記した実施例に限定されるものでは
なく、例えばダンプカーに代えて高所作業車等の特装車
に応用する等、この発明の趣旨から逸脱しない限りにお
いて任意の変更は熱論可能である。
なく、例えばダンプカーに代えて高所作業車等の特装車
に応用する等、この発明の趣旨から逸脱しない限りにお
いて任意の変更は熱論可能である。
[効果]
以上詳述したように、この発明によれば、構成が簡単に
して製造が容易であるという優れた効果を発揮する。
して製造が容易であるという優れた効果を発揮する。
第1図はこの発明のオイルポンプ駆動機構を示す側断面
図、第2図はこのオイルポンプ駆動機構が取り付けられ
るダンプカーを示す側面図、第3図(a)及び(b)は
それぞれダンプベッセルの下降時におけるオイル駆動機
構の要部を示す側断面図及び平断面図、第4図(a)及
び(b)はそれぞれダンプベッセルの停止時におけるオ
イル駆動機構の要部を示す側断面図及び平断面図、第5
図(a)及び(b)はそれぞれダンプベッセルの上昇時
におけるオイル駆動機構の要部を示す側断面図及び平断
面図、第6図はダンプベッセルの停止時におけるオイル
駆動機構の要部を示す側断面図、第7図は従来例を示す
側断面図である。 動力取出し手段としてのTPOI、オイルポンプ2、断
接手段としてのアイドラギヤ6及びアウトプットギヤ1
1及びシフトフォーク15、ボート21.22.23、
駆動軸としてのフォークシャフト14、流れ方向制御手
段としてのスプール30゜
図、第2図はこのオイルポンプ駆動機構が取り付けられ
るダンプカーを示す側面図、第3図(a)及び(b)は
それぞれダンプベッセルの下降時におけるオイル駆動機
構の要部を示す側断面図及び平断面図、第4図(a)及
び(b)はそれぞれダンプベッセルの停止時におけるオ
イル駆動機構の要部を示す側断面図及び平断面図、第5
図(a)及び(b)はそれぞれダンプベッセルの上昇時
におけるオイル駆動機構の要部を示す側断面図及び平断
面図、第6図はダンプベッセルの停止時におけるオイル
駆動機構の要部を示す側断面図、第7図は従来例を示す
側断面図である。 動力取出し手段としてのTPOI、オイルポンプ2、断
接手段としてのアイドラギヤ6及びアウトプットギヤ1
1及びシフトフォーク15、ボート21.22.23、
駆動軸としてのフォークシャフト14、流れ方向制御手
段としてのスプール30゜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エンジンに対し断接可能に設けられ、接続時にエン
ジンの動力にて駆動される動力取出し手段と、前記動力
取出し手段により駆動されるオイルポンプとを隣接して
配置するとともに、前記動力取出し手段とエンジンとを
断接する断接手段と、オイルポンプの複数のポート間に
おける作動油の流れる方向を制御する流れ方向制御手段
とを同一の駆動軸により動作させる特装車におけるオイ
ルポンプ駆動装置において、 前記流れ方向制御手段を前記駆動軸と同一軸線上に設け
てなる特装車におけるオイルポンプ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18502489A JPH0350033A (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 特装車におけるオイルポンプ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18502489A JPH0350033A (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 特装車におけるオイルポンプ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0350033A true JPH0350033A (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=16163447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18502489A Pending JPH0350033A (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 特装車におけるオイルポンプ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0350033A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110356A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | スピーカ用振動板 |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP18502489A patent/JPH0350033A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110356A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | スピーカ用振動板 |
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