JPH0349450B2 - - Google Patents

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JPH0349450B2
JPH0349450B2 JP61270633A JP27063386A JPH0349450B2 JP H0349450 B2 JPH0349450 B2 JP H0349450B2 JP 61270633 A JP61270633 A JP 61270633A JP 27063386 A JP27063386 A JP 27063386A JP H0349450 B2 JPH0349450 B2 JP H0349450B2
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pressure
reservoir
intracranial
cerebrospinal fluid
scalp
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Yasuo Watanabe
Kenichi Yamakoshi
Hideaki Shimazu
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、頭蓋内コンプライアンス測定装置に
関し、特に、水頭症等の患者の頭蓋内コンプライ
アンスを測定するための頭蓋内コンプライアンス
測定装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、頭蓋内圧の亢進を伴う脳神経外科的疾
患では、これらの病態像の解明のために、頭蓋内
圧の正確な測定が必要である。
特に、頭蓋内系パラメータとして、頭蓋内圧P
下における頭蓋内容積Vの変位を示す頭蓋内コン
プライアンスCを測定することが種々提案されて
いる。
すなわち、第7図に示すような頭蓋内系モデル
において、頭蓋内35は、髄液産生36、髄液吸
収37、血管系38への静脈洞流入39および静
脈洞流出40によつて、その内容積Vが平衡を保
たれ、頭蓋内コンプライアンスCによつて頭蓋内
圧Pが調整されているのである。
ここで、髄液吸収37、静脈洞流入39および
静脈洞流出40は、それぞれ抵抗Ri、Rviおよび
Rvoを有する。
そして、頭蓋内圧一容積(P−V)関係には、
第8,9図に示すように、内圧Pに関し対数直線
関係となることが、Langfitt T.W.et al:
Neurology、15622/6411965等に発表されている
とおり知られており、この直線の勾配をPVI
(pressurevolume index)という。
したがつて、頭蓋内系で、その産生、各部抵抗
が全く無視できれば、頭蓋内コンプライアンスC
は、頭蓋内圧Pの関数として、次式に示すように
なる。
C≡△V/ΔP=PVI/P ……(1) すなわち、所定容積ΔVを一時に注入し、頭蓋
内圧変化ΔPを測定すれば、その時の頭蓋内圧P
におけるコンプライアンスCが測定できる。
しかし、前述の各部の抵抗を無視できるとする
仮定は、実際の系では成り立たず(但し、髄液産
性は、数分内での現象では無視しても良い)、コ
ンプライアンスCの測定に工夫を要する。これま
での研究により、コンプライアンスCの測定に関
しいくつかの手段が試みられてきたが、最も簡易
な手段として既知量の容積ΔVを極めて短時間
(理論的にはt→0)に急速注入する方法[bolus
injection(infusion)method]が汎用され、これ
に対する頭蓋内圧Pの時間応答曲線からコンプラ
イアンスCを求める。
髄液産生を無視し、髄液吸収、静脈洞流入の全
抵抗をRTとすると、頭蓋内系の各パラメータ
PVI、RT、Cは理論的に、次式により求められ
る。
PVI=ΔV/1og10(Pp/Po)[ml] ……(2) RT=tp2Po/PVI・1og10[P2/Pp・Pp−Po/P2−Po [mmHg/ml/min] ……(3) C=0.4343PVI/Po[ml/mmHg] ……(4) ここで、第10図に示すように、Po、Pp、tp2
およびP2はそれぞれ測定可能であり、P0は注入
前の頭蓋内圧、Ppは注入時における最大頭蓋内
圧を意味する。
そして、この急速注入手段(昇圧手段)とし
て、従来は、第11図に示すようなものが用いら
れており、この埋設物は、患者の脳室に先端部2
bを挿し込まれて同脳室から髄液を排出しうる細
管状の脳室カテーテル2と、同カテーテル2に接
続されたリザーバ70をそなえ且つ頭皮16下で
頭蓋骨17上に固定されたシリコン樹脂製等の軟
質壁からなる埋設物本体と、同埋設物本体と腹腔
や心房を接続する腹腔カテーテル3とから構成さ
れており、リザーバ11の上部には頭蓋内薬液
(蒸留水や生理食塩水等)注入用ドーム70aが
形成されている。
なお、図中の符号71は指18により押圧され
た流路13中の遮断部分を示しており、72はア
ンチサイオン装置、73はダイアフラムないしダ
イアフラムシート、74は注射針を示している。
さらに、図示しない頭蓋内測定装置が設けられ
ており、この頭蓋内圧測定装置として、頭皮下に
埋設される圧力センサと、同圧力センサに接続さ
れて外部へ導出される電線等と、同電線等からの
信号を出力するメーター等とから構成されてい
る。
なお、その測定例を第12図に示す。
ここで、時刻t0において、3つの異なる所定容
積ΔVの薬液を注入し、a〜cの各曲線が求めら
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の頭蓋内コンプライアンス測定
手段では、その急速注入手段において、次のよう
な問題点を生じる。
(1) 薬液注入を頻繁に行なうと、頭皮16が損傷
し、細菌感染の危険がある。
(2) 患者の姿勢を保持しなければならず、苦痛を
伴い、数日間以上の長期測定に困難が伴う。
本発明は、このような問題点を解決しようとす
るもので、簡易な装置により、頻繁な測定を行な
うことができるようにするとともに、細菌感染の
危険性を防止して、体内への埋設物等を取り扱い
やすいものとすることができるようにした、頭蓋
内コンプライアンス測定装置および頭蓋内コンプ
ライアンス測定用脳室シヤントを提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明の頭蓋内コンプライアンス測
定装置は、脳室に先端部を挿し込まれて同脳室か
ら髄液を導出しうる脳室カテーテルと、同脳室カ
ーテルの基端部に接続されて上記髄液を導くべく
頭皮下に埋め込まれ且つ頭蓋骨上に載置される頭
蓋内コンプライアンス測定用リザーバと、同リザ
ーバに連通し外力を受けてその内部に貯留された
所定容積の髄液を上記脳室へ向けて還流させうる
髄液還流用リザーバとをそなえ、上記頭蓋内コン
プライアンス測定用リザーバの上部に、外方に突
出するように形成されて上記髄液の圧力により展
張され外力からの圧力に応じて撓みうる可撓性頭
蓋内コンプライアンス測定用凸弯曲ドームが形成
されて、同凸弯曲ドームに頭皮を介して外方から
接触しうるガイド部と同ガイド部の先端とほぼ面
一となるように先端を形成された受圧部とからな
る検出端と、同検出端の受圧部に接続する圧力セ
ンサと、同圧力センサからの検出信号を受けて表
示ないし記録する外部機器とが設けられたことを
特徴としている。
〔作用〕
上述の本発明の頭蓋内コンプライアンス測定装
置では、髄液循環用リザーバを押圧することによ
り、脳室へ向けて髄液を還流させ、脳室から脳室
カテーテルを通じて頭蓋内コンプラインアンス測
定用リザーバへ髄液が導かれるとともに、この髄
液の圧力によりリザーバの凸弯曲ドームが展張さ
れて、同凸弯曲ドームに頭皮を介して圧力センサ
の検出端におけるガイド部および受圧部が当接さ
れ、検出端の押し込み状態に応じた圧力を、圧力
センサが検出して、外部機器が表示ないし記録
し、押し込み深さと検出圧力とからこれらの変曲
点(すなわち、押し込み深さに応じた検出圧力が
変曲する点)およびその近傍における検出圧力を
頭蓋内圧とする。そして、この頭蓋内圧の時間変
化を検出することにより、頭蓋内コンプライアン
スを測定する。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、第1〜6図は本発明の一実施例としての
頭蓋内コンプライアンス測定装置を示すものであ
り、第1〜6図中、第7〜12図と同じ符号はほ
ぼ同様のものを示す。
第1〜6図に示すように、本発明の一実施例と
しての頭蓋内コンプライアンス測定装置は、患者
の体内に埋設される埋設物Aと、患者の対外に配
設されて、埋設物Aの頭蓋内コンプライアンス測
定用リザーバ11に頭皮16を介して接触しうる
体外機器Bとから構成されており、機能的には、
急速注入手段(昇圧手段)80と、頭蓋内圧測定
手段90とから構成されている。
埋設物Aは、患者の脳室19に先端部2bを挿
し込まれて同脳室19から髄液を排出しうる細管
状の脳室カテーテル2と、同カテーテル2に接続
されたリザーバ11と、このリザーバ11に連通
路41を介して連通し、外力を頭皮16を介して
受けてその内部に貯留された所定容積Vo(=V2
−V1)の髄液を脳室19へ向けて還流させうる
急速注入手段(昇圧手段)80としての髄液還流
用リザーバ40とをそなえ且つ頭皮16下で頭蓋
骨17上に固定されたシリコ樹脂製等の軟質壁か
らなる埋設物本体22とから構成されており、リ
ザーバ11の上部には薄膜状の可撓性頭蓋内コン
プライアンス測定用凸弯曲ドーム11aが形成さ
れている。
ここで、V2はリザーバ40の上部弯曲ドーム
40aを押圧しないときのリザーバ40内容積、
V1はリザーバ40の上部弯曲ドーム40aを押
圧したときのリザーバ40内容積を示している。
頭蓋内圧測定手段90の要部をなす圧力検出装
置は、圧力検出器23と、同圧力検出器23の圧
力センサ23eから圧力検出信号をリード線24
を介して受けて増幅する増幅器25と、同増幅器
25からの増幅された信号をリード線26を介し
て受けて記録するためのプリンタ等の記録計27
や表示するためのCRT等の表示装置28とから
構成されている。
圧力検出器23は、経皮脳圧センサとして構成
されており、ケース23aと、同ケース23aの
検出端側に連結された所定長さの外筒23bと、
ケース23aの裏面側に連結された押え板23c
と、外筒23b内に摺動可能に内挿された柱状受
圧部23dと、同受圧部23dに接続して同受圧
部23dからの圧力を電気信号に変換してリード
線24を介して出力するための表面にシリコンを
モールドされた拡散型半導体圧力センサ(または
荷重センサ)23eと、ケース23a内の圧力セ
ンサ23eに付勢力を与える硬めのスプリング2
3fと、圧力センサ23eを位置決めするための
ゼロアジヤスタ23gとから構成されている。
なお、図中の符号20は脳、21は硬膜を示し
ている。
本発明の一実施例としての頭蓋内コンプライア
ンス測定装置は上述のごとく構成されているの
で、埋設物Aを所定位置に埋設した状態で、第2
〜5図に示すようにして頭蓋内コンプライアンス
Cを測定することができる。
(1) 急速注入を行なう前に、後述のステツプb5
〜b7に示すように、頭蓋内圧Pを1回測定し、
Poとする[ステツプb1、b3および第5図b中
の時刻t1参照]。
(2) 頭皮16下、且つ、頭蓋骨17上に埋設され
たPoとする[ステツプb1、b2および第5図b
中の時刻t1参照]。
(2) 頭皮16下、且つ、頭蓋骨17上に埋設され
た頭蓋内コンプライアンス測定用リザーバ11
および髄液還流用リザーバ40へ脳室カテーテ
ル2を通じて髄液を導くとともに、急速注入手
段80におけるリザーバ40を押圧して、急速
注入法により、所定容積の髄液を脳室19へ向
けて一時に還流させる[ステツプb4および第
5図b中の時刻t0参照]。
(3) 髄液の圧力により上記リザーバ11の上部ド
ーム11aを外方へ向けて突出するように展張
させる(ステツプb5)。
(4) 圧力検出装置をオンとして、測定を開始する
[第4図aおよび第5図a中の時刻tAにおける
センサ深度LA参照]。このとき、検出端30
は、頭皮16から離隔していて、非接触状態と
なつている。
したがつて、この状態ではドーム11aに圧
力が外部から加わることがない。
(5) 圧力検出装置の検出端30を上記上部ドーム
l1aに頭皮16を介して当接させることによ
り[第4図bおよび第5図a中の時刻tBにおけ
るセンサ深度LB参照]、圧力Pの計測を開始す
る(ステツプb6)。
(6) 次いで、検出端30を上部ドーム11aの上
面中央が平らになるまで押し込む[第4図cお
よび第5図a中の時刻tcにおけるセンサ深度
Lc参照]。
この状態は、受圧部23dの先端面およびガ
イド部23bの先端面と頭皮16を介して弯曲
ドーム11aの上面とが準平面(co−plane)
となつた状態で、押し込み深さLと検出圧力P
との関係において変曲(以下、この変曲点を
「BP1」という。)が生じる。
(7) さらに、上部ドーム11aの上面がつぶれる
状態まで、押し込みを継続する[第4図dおよ
び第5図a中の時刻tDにおけるセンサ深度LD
照]。
この状態では、受圧部23dの先端面が頭皮
16を介して弯曲ドーム11aによりガイド部
23bと相対的に押し上げられて同ガイド部2
3b内に陥没し始めた状態で、押し込み深さL
と検出圧力Pとの関係において変曲(以下、こ
の変曲点を「BP2」という。)が生じる。
(8) この押し込み過程における圧力検出装置の検
出圧力を記録計27で記録したり、表示装置2
8で表示することにより測定し、検出端30の
押し込み深さLを少し変化させても検出圧力P
の変化しない区間(変曲点BP1〜BP2)を検出
し、この区間における検出圧力Pを頭蓋内圧と
する(ステツプb7)。
すなわち、押し込み深さLと検出圧力Pとに
は、2つの変曲点BP1、BP2を有する特性があ
り、ここで変曲点BP1〜BP2間は、検化幅が小
さい。
(9) 上述の(3)〜(9)における頭蓋内圧測定手段90
による頭蓋内圧測定を所定時間幅t(30秒〜1
分)毎に、所定回数(または所定時間経過する
まで)行ない、検出圧力Pをプロツトする[ス
テツプb3、b8、b9および第5図b中の時刻t2
t参照]。
(10) 上記(9)により、各プロツトを曲線捕間して、
応答曲線を推定する。これにより、(2)〜(4)式に
基づき、前記各パラメータPVI、RT、Cを求
めることができる。
このようにして行なわれる本実施例の経皮的頭
蓋内圧測定の原理は、次の条件が成立することを
前提とし、次の測定対象に対して行なわれる。
まず、その条件は、第1図に示すように、頭蓋
内圧が頭皮16直下に導出され、半径rの“やわ
らかい”ドーム11aに頭蓋内圧と等しい圧力が
存在するものとする。
この場合の測定対象は、頭皮16下に埋め込ま
れている埋設物本体22(脳室シヤント本体1)
内の圧力であり、この圧力を頭皮16の外部より
間接的に測定する。この際、頭皮16およびリザ
ーバ11を軽く圧迫しても頭蓋内圧にはほとんど
変動がないものとする。
このときラプラスの定理より、次の測定原理が
導かれる。
第6図aに示すように、頭皮16および埋設物
本体22(脳室シヤント本体1)のドーム11a
を半径rの球体の一部であると考える場合に、球
体は、内圧(脳圧)Piと、外圧(通常は大気圧)
Poと、頭皮16および埋設物本体22のドーム
11aの張力Tとの間にラプラスの定理が成立す
る。
すなわち、次の関係が成立している。
Pi−Po=2T/r ……(5) ここで、ドーム11aの外より内圧Piを測定す
る場合、Pi=Poとなるような条件が(5)式の下で
成立すればよい。
そして、このラプラスの原理に基づき、次の測
定原理が成立する。
いま、ドーム11aの外部を第6図bに示すよ
うな板29が圧迫してみる。ドーム11aの上面
は板29により平面状になる。この板29の平板
状部分の面積をDとすると、Dの領域では、先の
ラプラスの定理に基づいて考えると、rが無限大
になつたことに相当する。
すなわち、rを∞とすると、(5)式の右辺はOと
なり、このときPi=Poが成立する。このことか
ら、ドーム11aおよび頭皮16を適当な外圧で
圧迫した場合、平面状になつた部分に加わる外圧
は、内圧と等しくなることがわかる。
ただし、実際の測定では、ドーム11aを必要
な部分だけ正確に圧迫するために以下の点に注意
する必要がある。
ドーム11aを平面状に圧迫すること 上記Dの領域でのみ外圧を検出すること 必要以上にドーム11aをつぶさないことこ
れらの条件を成立させると、実際の測定を行な
うことができる。
上述のように、本発明の一実施例としての頭蓋
内コンプライアンス測定装置によれば、埋設物A
が、CTスキヤナーや核磁気共鳴スキヤナー等の
断層像作成に障害とならないように構成できる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の頭蓋内コンプラ
イアンス測定装置によれば、次のような効果ない
し利点を得ることができる。
(1) コンプライアンス測定のために外部から薬液
注入等を行なう必要がなく、細菌感染の危険や
患者の姿勢保持等の苦痛を生じることがない。
(2) 患者の体液である髄液を脳室へ向けて還流さ
せるので、薬液注入に伴う障害を生ずる恐れが
全くない。
(3) 取り扱いが行ないやすく、非測定時における
脳損傷等の侵襲も生じない。
(4) 埋設手段等も容易に行なえる。
(5) 低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明の一実施例としての頭蓋内
コンプライアンス測定装置を示すもので、第1図
はその計測状態を示す模式的縦断面図、第2図は
その測定要領を説明するためのフローチヤート、
第3図a,bおよび第4図a〜dはいずれもその
測定手順を示す模式的側面図、第5図a,bはい
ずれもその作用を説明するためのグラフ、第6図
a,bはいずれもその測定原理を説明するための
模式的斜視図および側面図であり、第7〜12図
は従来の頭蓋内コンプライアンス測定手段を示す
もので、第7図はその頭蓋内系モデルを示す模式
図、第8〜10図はいずれもその作用を示すグラ
フ、第11図はその頭蓋内コンプライアンス測定
装置の要部を示す縦断面図、第12図はその作用
を示すグラフである。 2……脳室カテーテル、2a……基端部、2b
……先端部、11……リザーバ、11a……薄膜
状可撓性頭蓋内圧測定用弯曲ドーム、16……頭
皮、17……頭蓋骨、19……脳室、20……
脳、21……硬膜、22……埋設物本体、23…
…圧力検出器、23a……ケース、23b……ガ
イド部としての外筒、23c……押え板、23d
……柱状受圧部、23e……拡散型半導体圧力セ
ンサ(荷重センサ)、23f……ゼロアジヤスタ、
24……リード線、25……増幅器、26……増
幅器、27……外部機器としての記録計、28…
…外部機器としての表示装置、29……板、30
……検出端、35……頭蓋内、38……血管系、
40……髄液還流用リザーバ、41……連通路、
80……急速注入手段(昇圧手段)、90……頭
蓋内圧測定手段、A……埋設物、B……体外機
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 脳室に先端部を挿し込まれて同脳室から髄液
    を導出しうる脳室カテーテルと、同脳室カテーテ
    ルの基端部に接続されて上記髄液を導くべく頭皮
    下に埋め込まれ且つ頭蓋骨上に載置される頭蓋内
    コンプライアンス測定用リザーバと、同リザーバ
    に連通し外力を受けてその内部に貯留された所定
    容積の髄液を上記脳室へ向けて還流させうる髄液
    還流用リザーバとをそなえ、上記頭蓋内コンプラ
    イアンス測定用リザーバの上部に、外方に突出す
    るように形成されて上記髄液の圧力により展張さ
    れ外力からの圧力に応じて撓みうる可撓性頭蓋内
    コンプライアンス測定用凸弯曲ドームが形成され
    て、同凸弯曲ドームに頭皮を介して外方から接触
    しうるガイド部と同ガイド部の先端とほぼ面一と
    なるように先端を形成された受圧部とからなる検
    出端と、同検出端の受圧部に接続する圧力センサ
    と、同圧力センサからの検出信号を受けて表示な
    いし記録する外部機器とが設けられたことを特徴
    とする、頭蓋内コンプライアンス測定装置。
JP27063386A 1986-11-12 1986-11-12 頭蓋内コンプライアンス測定装置 Granted JPS63122424A (ja)

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JPH0415034A (ja) * 1990-05-10 1992-01-20 Japan Medical Dynamic Marketing Inc 頭蓋内圧測定装置

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