JPH0349431Y2 - - Google Patents

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JPH0349431Y2
JPH0349431Y2 JP1986191131U JP19113186U JPH0349431Y2 JP H0349431 Y2 JPH0349431 Y2 JP H0349431Y2 JP 1986191131 U JP1986191131 U JP 1986191131U JP 19113186 U JP19113186 U JP 19113186U JP H0349431 Y2 JPH0349431 Y2 JP H0349431Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机の天板に設けたコード導入孔にカ
バー片を嵌合してなるコード導入装置に関する。
〔従来の技術〕
机の天板に設けた電気機器のコードを、天板の
下へ導入するための考案としては、いくつかのも
のが公知である。
たとえば、実開昭58−80036号公報や実開昭59
−15328号公報に見られるように、その基本的な
構成は、第11図に示すとおりであつて、コード
1のコネクタを通過させるために、机の天板2に
穿設された配線孔3と、それを覆いうるカバー片
4と、カバー片4におけるコード1を通過させる
ための切欠き4aのふさぎキヤツプ4bとからな
つている。コード1を通過させない場合には、不
要な切欠き4aは、ふさぎキヤツプ4bでふさが
れる。
このふさぎキヤツプ4bは、一般的には、カバ
ー片4とは別部材となつており、カバー片4に対
して着脱式とするか、スライド式もしくはヒンジ
取付式とするかなど、様々な工夫がなされてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記のふさぎキヤツプ4bをカバー片4に取付
けるのに、これを、スライド式、ヒンジ式、ある
いは、折つてから切り離す式等とするには、複雑
な成形あるいは構造が必要となり、また切欠き4
aの形状や寸法に応じて、別々に成形用型を製作
しなければならない。
また、使用に際して、ふさぎキヤツプ4bをカ
バー片4から切り離す式のものでは、ふさぎキヤ
ツプ4bが紛失するおそれもある。
本考案は、これら従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、極めて簡単な構造とし
て、小ロツトの製作を可能とし、しかも安価に提
供でき、かつ天板の表面とカバー片の表面とをそ
ろえて、異和感がないようにした、コード導入装
置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、重ね合わせて、机
の天板2に穿設された方形の配線孔3へ嵌合係止
したとき、上面が机の天板2の上面と同一面とな
るようにした上下2枚のカバー片4,4′,41,
42を備え、上下のカバー片4,4′,41,4
2における対応する一側縁に、同形同寸の切欠き
4a,4a,41a,42aを設け、かつ下位と
なるカバー片4′,42における上位のカバー片
4,41の切欠き4a,42aと対応する個所
に、この切欠き4a,42aへ適正に嵌合するこ
とができ、かつ上位のカバー片4,41の厚さと
等しい上向段部4b,42bを設けてある。
〔作用〕
2枚のカバー片を組として、用意することによ
り、コード孔が必要な場合には、上下のカバー片
の切欠きが連通するように重ね合せて、基板の配
線孔に嵌合すればよく、また、コード孔が不要な
場合には、各カバー片の切欠きの位置がずれるよ
うに、方向を変換して重ね合せて、配線孔に嵌合
すればよい。
上下のカバー片を重ねてコード孔を塞いだと
き、下位のカバー片の上向段部が、上位のカバー
片のコード孔へ嵌合し、天板とカバー片の表面は
同一面となる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、図面にしたがつて詳
述する。なお、従来のものと共通する構成部材に
ついては、同一符号を使用するものとする。
第1図乃至第3図は、本考案のコード導入装置
の基本的概念を示すものである。
本考案のコード導入装置は、机の天板2に穿設
された方形の配線孔3と、この配線孔3に適正に
嵌合することができ、かつ一側縁に、コード1の
導入用切欠き4aを備える上下2枚のカバー片4
とで構成されている。
配線孔3は、第2図に示すように、コード1の
コネクタ5を通過させるに足りる寸法形状を有
し、かつその内側面には、カバー片4を支持する
受け材3a(第3図)が設けられている。
カバー片4は、第3図に示すように、前記切欠
き4aの存在により、コ字状平面形をなし、かつ
切欠き4aを除く外形及び寸法は、配線孔3に嵌
まり合うように設定されている。
カバー片4の厚さは、2枚を重合したとき,天
板2の表面から前記受け材3aまでの深さと等し
くなるように設定されている。
重ねられた2枚のカバー片4,4は、重ね合わ
せ方向を180°変換させることにより、各切欠き4
a,4aが連通する場合と、塞がる場合とに使い
分けることができる。
したがつて、配線用コード孔が必要なときに
は、上位のカバー片4と下位のカバー片4の切欠
き4a,4aが同一側となつて、互に連通するよ
うに重ね合わせて、天板2の配線孔3に嵌合すれ
ばよい。
また、コード孔が不要なときには、第3図に示
すように、カバー片4,4の切欠き4a,4aの
位置が反対側となるようにして重ね合わせ、配線
孔3に嵌合すれば、各切欠き4a,4aは、相手
側のカバー片4の非切欠部で塞がれる。
第4図及び第5図は、本考案のコード導入装置
の第1実施例を示す。
第1実施例においては、下位のカバー片4′の
みが、第1図乃至第3図示のものと異なつてい
る。
すなわち、上下の両カバー片4,4′ともに、
一側縁に、同形同寸の切欠き4aが設けられてい
るが、下位のカバー片4′における切欠き4aの
反対側には、上下のカバー片4,4′を各切欠き
4a,4aの向きを逆として、上下の切欠き4
a,4aがふさがるように重合した場合に、上位
のカバー片41の切欠き4aに適正に嵌り合う上
向段部4bが設けられている。
この上向段部4bの高さは、上位のカバー片4
の厚さと等しく、上向段部4bが上位のカバー片
4の切欠き4aに嵌合した場合には、上向段部4
bの表面と上位のカバー片41の表面とが、同一
平面になるようにしてある。
したがつて、配線用コード孔が不要なときに
は、第4図に示すように、上下のカバー片4,
4′の切欠き4a,4aが逆側へ来るようにして
重ね合わせると、天板2の表面と、上位のカバー
片4の表面と、上向段部4bの表面とが同一面と
なつて、配線孔3は塞がれる。
配線用コード孔が必要なときには、第5図に示
すように、下位のカバー片4′を裏返えして、そ
の切欠き4aが上位カバー片4の切欠き4aと合
致するようにして重ね合わせ、配線孔3に嵌合す
れば、上位のカバー片4は、天板2の表面と同一
面となる。
第6図乃至第10図は、本考案のコード導入装
置の第2実施例を示す。
第6図に示すように、このコード導入装置は、
机の天板2に穿設された平面視正方形の配線孔3
と、それより僅かに小寸の平面視正方形の上下の
カバー片41,42とで構成されている。
配線孔3は、コード1のコネクタ5(第2図)
を通過させるに足りる寸法を有する平面視正方形
に形成されており、その四隅には、前記カバー片
41,42を支持するための受け材3bが付設さ
れている。
上下のカバー片41,42の合計厚さは、天板
2の表面から受け材3bまでの深さと一致するよ
うに定められている。
上位のカバー片41と、下位のカバー片42の
輪郭形は等しいが、側縁部の形状は、第6図に示
すように異つている。
即ち、上位のカバー片41には、その一辺のみ
に、切欠き41aが設けられている。この切欠き
41aは広幅で、3本のコード1の導入が可能で
ある。
下位のカバー片42の一側縁には、上位のカバ
ー片41の切欠き41aと同形同寸の切欠き42
aが、それと隣接する一側縁には、2本のコード
1を導入しうる中幅の切欠き42bが、また、そ
れと対向する側縁には、1本のコード1を導入し
うる狭幅の切欠き42cが設けられている。
残る一側縁は切欠かれず、かつこの側縁に沿う
表面には、前記広幅の切欠き42aと同形状の上
向段部42dが設けられている。
上下のカバー片41,42は、重ね合せる側縁
を変換させることにより、各切欠き41a,42
a,42b,42cが、連通する場合と、塞がる
場合とに使い分けることができる。
第7図乃至第10図は、その使い分け状態を示
す平面図である。
第7図は、各切欠き41a,42a,42b,
42cがふさがれた場合を示し、上位のカバー片
41の切欠き41aに、下位のカバー片42の上
向段部42dが嵌合し、かつ下位のカバー片42
における切欠き42a,42b,42cは、上位
のカバー片41により塞がれている。
重ね合わせた2枚のカバー片41,42を、天
板2の配線孔3に嵌合すると、天板2の表面と、
上位のカバー片41の表面と、上向段部42dの
表面とは同一面となる。
第8図は、3本のコード1を導入するなど、広
幅のコード孔を必要とする場合の使用要領を示す
もので、第7図の状態にある下位のカバー片42
を、左右軸回りに180°回転させ、その広幅の切欠
き42aを、上位のカバー片41の切欠き41a
と合致させてある。
この状態にある2枚のカバー片41,42を、
天板2の配線孔3に嵌合すれば、天板2の表面と
同一面で連続するカバー片41,42に、3本の
コード1を導入し得る広幅のコード孔が形成され
る。
第9図は、中幅の導入孔を必要とする場合の使
用要領を示し、第8図の状態にある下位のカバー
片42を、時計回りに90°回転させ、中幅の切欠
き42bを、上位のカバー片41の切欠き41a
内へ位置させて重ね合せたものである。
この状態にある2枚のカバー片41,42を、
天板2の配線孔3に嵌合すれば、2本のコード1
を導入し得る中幅のコード孔が形成される。
第10図は、小幅の導入孔を必要とする場合の
使用要領を示し、第9図の状態にある下位のカバ
ー片42を、時計回りに180°回転させるか、ある
いは、第8図の状態にある下位のカバー片42
を、反時計回りに90°回転させ、その小幅の切欠
き42cを、上位のカバー片41の切欠き41a
内へ位置させて重ね合せたものである。
なお、上位のカバー片41の表面、及び下位の
カバー片42の上向段部42dの仕上げを、天板
2の表面材と同一にすれば、天板2の配線孔3を
カバー片4で覆つたときに、天板2に一体感がで
る。
〔考案の効果〕
2枚のカバー片で、コードを導入させるとき
と、導入させないときとの両方に使い分けること
ができるから、コード導入装置を安価に提供でき
る。
また、前記2枚のカバー片は、基板に穿設され
た配線孔に合せて外形を定め、切欠きを設けるだ
けでよいから、その製作が容易である。
さらに、下位のカバー片に、上位のカバー片の
コード孔へ嵌合しうる段部を設けてあるから、こ
れらを重ねてコード孔を塞いだときに、天板とカ
バー片との表面は同一面となり、体裁良好であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の基本的概念を説明するため
のもので、机の天板の要部平面図、第2図は、第
1図の−線断面に相当する拡大図で、天板上
の電気機器の配線中の状況を示すもの、第3図
は、同じくコード導入装置の分解斜視図、第4図
は、本考案の第1実施例における電気機器を配線
しない場合の要部分解斜視図、第5図は、同じく
第1実施例における電気機器を配線する場合の要
部分解斜視図、第6図は、本考案の第2実施例に
おける電気機器を配線しない場合の要部分解斜視
図、第7図は、同じく電気機器を配線しない場合
の要部組付平面図、第8図は、同じくコード孔を
大幅とした際の要部組付平面図、第9図は、同じ
くコード孔を中幅とした際の要部組付平面図、第
10図は、同じくコード孔を小幅とした際の要部
組付平面図、第11図は、従来の天板におけるコ
ード導入装置の分解斜視図である。 1……コード、2……天板、3……配線孔、3
a,3b……受け材、4……カバー片、4a……
切欠き、4b……上向段部、5……コネクタ、4
1,42……カバー片、41a,42a,42
b,42c……切欠き、42d……上向段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重ね合わせて、机の天板2に穿設された方形の
    配線孔3へ嵌合係止したとき、上面が机の天板2
    の上面と同一面となるようにした上下2枚のカバ
    ー片4,4′,41,42を備え、上下のカバー
    片4,4′,41,42における対応する一側縁
    に、同形同寸の切欠き4a,4a,41a,42
    aを設け、かつ下位となるカバー片4′,42に
    おける上位のカバー片4,41の切欠き4a,4
    2aと対応する個所に、この切欠き4a,42a
    へ適正に嵌合することができ、かつ上位のカバー
    片4,41の厚さと等しい上向段部4b,42b
    を設けてなる机の天板におけるコード導入装置。
JP1986191131U 1986-12-13 1986-12-13 Expired JPH0349431Y2 (ja)

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JPS6397281U JPS6397281U (ja) 1988-06-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4678812B2 (ja) * 2001-07-26 2011-04-27 河村電器産業株式会社 ラックのグランドベース

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153977B2 (ja) * 1980-07-25 1986-11-20 Mitsubishi Electric Corp

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JPS6153977U (ja) * 1984-09-14 1986-04-11

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JPS6153977B2 (ja) * 1980-07-25 1986-11-20 Mitsubishi Electric Corp

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