JPH0348655A - プロスタグランジンd↓2類の安定化 - Google Patents

プロスタグランジンd↓2類の安定化

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JPH0348655A
JPH0348655A JP1183167A JP18316789A JPH0348655A JP H0348655 A JPH0348655 A JP H0348655A JP 1183167 A JP1183167 A JP 1183167A JP 18316789 A JP18316789 A JP 18316789A JP H0348655 A JPH0348655 A JP H0348655A
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JP
Japan
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prostaglandin
cyclodextrin
complex
methyl ester
formulation
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JP1183167A
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Inventor
Masayoshi Inoue
正義 井上
Kenji Sugiyama
健二 杉山
Kazuhiro Shima
島 和弘
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Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、プロスタグランジンD、類の安定化に関す
るものである。
[従来の技術] プロスタグランジン類は、生体の局所で生合成され、強
い生理作用を及ぼした後速やかに代謝されるオータコイ
ドである。これらは一般に、炭素5員環部分と2つの鎖
部分からなるブロスタン酸を基本骨格とし、5員環部分
のケトン、ヒドロキシ基等の相違によりA−J群に大別
され、鎖部分の2重結合の数により1〜3群に副分類さ
れる。
これらは、その構造に応じて広範囲にわたる生理活性を
有する。そのうち、プロスタグランジンD、は高眼圧お
よび緑内障の治療における用途が見出され、医薬として
の実用化が検討されている(特開昭63−107927
号)。しかし、プロスタグランジン類の中には不安定な
ものが多く、プロスタグランジンD、も不安定なものの
中に含まれるので、この不安定性が実用化の妨げとなっ
ている。
プロスタグランジン類の中には、シクロデキストリンと
包接化合物を形成して安定化されるものがあることが知
られている。例えば、プロスタグランジンA2、El、
E t、 F !α、それらのエステルおよび6.9−
メタノプロスタグランジン■、は、αまたはβ−シクロ
デキストリンと包接化合物を作ることが報告されている
(特公昭50−3362号、51−31404号、54
−43569号、54−43570号、60−5493
3号、6152136号、61−52146号参照)。
しかし、これらの化合物の構造のどの部分が包接体形成
に寄与するかは不明であり、またあらゆる有機化合物が
シクロデキストリンと包接体を形成するわけではないか
ら、結局包接体を形成するか否かは個々の場合について
実験しないとわからない。
そして、プロスタグランジンD!類については従来シク
ロデキストリンについてもそれ以外のものについても包
接体形成について報告がない。したかって、プロスタグ
ランジンD、類については、安定化が可能か否か、また
もし可能ならばどのような手段によって可能であるかが
、不明であった。
[発明の記載] この発明者は、プロスタグランジンD、およびその低級
アルキルエステルの安定化について種々検討の結果、こ
れらがβ−シクロデキストリンと水溶液中で接触させる
と容易かっ高収率で高純度の複合体を形成することを見
出し、またこの複合体か元の化合物より安定であること
、およびこれを医薬として用いる元の化合物の生理活性
が何ら損なわれずにあられされることを確認して、この
発明を完成したのである。
すなわち、この発明は、 (1)プロスタグランジンD、またはその低級アルキル
エステルと、β−シクロデキストリンからなる、複合体
、 (2)プロスタグランジンD、またはその低級アルキル
エステルとβ−シクロデキストリンを水中で接触させる
ことからなる、請求項1記載の複合体の製造法、および (3)請求項1記載の複合体を有効成分として含有する
、プロスタグランジンD2作用剤を提供するものである
この発明において、プロスタグランジンD、の低級アル
キルエステルとしては、炭素原子数1=6個(好ましく
は1〜4個)のアルキルエステルが含まれる。
この発明において、複合体とは、プロスタグランジンD
、またはその低級アルキルエステルとβシクロデキスト
リンの付加生成物を意味し、それらの一部または全部が
包接体を形成している場合を包含する。実際上、多くの
場合これらは包接体を形成していると考えられるが、包
接している構造が確認されたわけではない。
この発明の複合体は、プロスタグランジンD。
またはその低級アルキルエステルとβ−シクロデキスト
リンを接触させることにより製造することができる。接
触は、例えばプロスタグランジンまたはその低級アルキ
ルエステルの溶液とβ−シクロデキストリンの溶液を合
わせるか、または上記両成分を水または有機溶媒と共に
混合または糊状に混練するか、または両成分を粉末状態
で磨砕するか、または真空中もしくは減圧下に両成分の
蒸気を混合することにより、行なうことができる。
上記溶液における溶媒としては、水および有機溶媒(例
えばメタノール、エタノール等の低級アルコール類)を
用いることができるが、水のみを溶媒とする方法が好ま
しい。その理由としては、(イ)有機溶媒を用いると複
合体が一部溶解するので収率が低下するのに対し、プロ
スダグランジンD、メチルエステルの複合体は水ではほ
ぼ100%の収率が達成されること、(ロ)シクロデキ
ストリンが溶媒和して溶媒の完全除去が難かしくなり、
医薬品としての純度が問題になること、(ハ)溶媒を用
いると無定形の生成物が混生じやすいこと、(ニ)生成
物の安定性が、有機溶媒の混入により損なわれること等
である。
この発明1、こおいて接触させるプロスタグランジンD
、またはその低級アルキルエステルとβ−シクロデキス
トリンのモル比は任意であるが、l:2以上付近が好ま
しい。その理由は、溶媒として水を用いて両成分を接触
させると常に1=2のモル比の複合体が単離されている
からであり、さらに水性媒体中では平衡量論から、β−
シクロデキストリンの溶存モル比が大きい程、系の平衡
は複合体がより多く生成する方向に移行するからであな
お、この発明において、プロスタグランジンD、の低級
アルキルエステルを用いる場合、溶媒として水を用いる
と、プロスタグランジンD、の低級アルキルエステルが
一部永和して油状化するという、通常最も嫌われる状態
となるが、この発明においてはこの状態は何ら支障がな
いだけでなく、却って好収率で複合体を生成し得ること
が判明した。
この発明の複合体は、プロスタグランジンD。
の作用を有する医薬(すなわち、プロスタグランジンD
2作用剤)の製造に使用することができ、特に高眼圧お
よび緑内障の処置を目的とした眼科用製剤の製造に利用
するのが好適であるが、そのほかの科で用いる製剤とし
ても利用性を有する。製剤化するにあたっては、この発
明の複合体を慣用される製剤用担体と混合することがで
きる。このような製剤には、錠剤、顆粒剤、散剤、カプ
セル等の固体、および溶液剤、懸濁剤、乳剤等の液体が
含まれる。上記担体としては、でんぷん、乳糖、ぶどう
糖、しょ糖、デキストリン、セルロース、パラフィン、
脂肪酸グリセリド、水、アルコール等が用いられる。ま
た、必要に応じて、溶解補助剤、等張化剤、pal調節
剤、懸濁化剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、滑沢剤、結合
剤および他の常用添加剤、補佐剤を加えることができる
。上記製剤中におけるこの発明の複合体の配合傷は、プ
ロスタグランジンD、の1日用量に換算して約0.01
− I 00 xg7kgである。
[実施例コ 以下、実施例によりこの発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 プロスタグランノンD、の結晶21119を、β−シク
ロデキストリン12m9を溶解した水0 、7 *Qに
加え、水冷しながら撹拌した。しばらくすると液がだん
だんと白濁し、プロスタグランノンD2の結晶とは異な
る微細な板状結晶が生成した。この板状結晶を濾取し、
冷50%メタノール水溶液で洗浄した後、得られた結晶
をP a Os上で減圧乾燥した。この様にして得られ
た結晶の元素分析の結果、β−ンクロデキストリン2分
子に対しプロスタグランノンD、の1分子が結合した高
次化合物(包接化合物)であることが明らかとなった。
元素分析: C+o+1(+ttO7s ・nHto(
n= I I 。
4) 0%   H% H,O% 計算値:44.17 6.94 7.26実測値: 4
3.90 6.87 7.07得られた包接化合物の物
性データを以下に示す。
プロスタグランジンD、とβ−シクロデキストリンとの
複合体の物性データ 実施例1で得た高次化合物の物性データは以下のとおり
である。
IN、R,(Nujol法) 1710−1740cm−’にカルボニルの吸収が認め
られた。
3340c+a−’ 1740−1710 2)粉末X線回折 2θ(°)  62 156 456 16.92 17.8 19.94 20.54 196 378 49 26.08 77 29.18 630 155 080 055 028 34.36         11 第1表 包接化合物の安定性試験(40℃)(数字は残
存率%)実施例2 プロスタグランジンD、の結晶5m9を、β−シクロデ
キストリン40巧を溶解した水2.5xσに加え、撹拌
した。しばらくすると液はだんだんと白濁し、プロスタ
グランジンD、の結晶とは異なる微細な板状結晶が生成
した。この微細結晶を含む溶液をガラスバイアルに移し
、−40℃以下で冷却凍結した後、−25°C以下に保
ちながら常法により凍結乾燥し、乾燥固形物を得た。
得られたプロスタグランジンD、−β−シクロデキスト
リン包接化合物について、プロスタグランジンD、結晶
を対照として、密栓ガラス瓶中40℃で安定性を比較し
た。試験の結果を第1表に示す。
第1表に示すとおり、本実施例によるプロスタグランジ
ンD、−β−シクロデキストリン包接化合物は対照のプ
ロスタグランジンD、結晶と比較して明らかに安定性に
優れている。
実施例3 プロスタグランジンD、メチルエステルの結晶50mg
を、β−ノンクロデキストリン310mg溶解した水2
0靜に加え、水冷しながら撹拌した。
しばらくするとプロスタグランジンDtメチルエステル
は油滴となり、その後に液はだんだんと白濁しプロスタ
グランジンD、メチルエステルの結晶とは異なる微細な
板状結晶が生成した。この板状結晶を濾取し、実施例1
と同様の方法で360貢9の乾燥物を得た。この様にし
て得られた結晶の元素分析の結果、β−シクロデキスト
リン2分子に対しプロスタグランジンD、メチルエステ
ルの1分子が結合した高次化合物(包接化合物)である
ことが明らかとなった。
元素分析: C1058174076’ nHto (
n= 9 )C%  H%  H,O% 計算値:45.06 6.92 5.79実測値+44
.80 6.83 5.16得られた包接化合物の物性
データを以下に示す。
プロスタグランジンD、メチルエステルとβ−シクロデ
キストリンとの複合体の物性データ実施例3で得た高次
化合物の物性データは以下のとおりである。
1)1.   R,(Nujol法) 1745cm−’と1720cm−’にカルボニルの吸
収が認められた。
3340c1’  745 720 640 155 080 055 028 2)粉末X線回折 2θ(゛)       強度比 6.62      19 11.54      62 12.44      11 14.46      15 17゜84.    100 +9.80      26 20.56     16 21.84      10 23.72      40 24.92      12 26.02      11 3)熱分析 65−110℃に脱水によると考えられる減量と吸熱が
認められ、240°C近辺から分解によると考えられる
減量が認められる。
実施例4 プロスタグランジンD、メチルエステルの結晶5mgを
、β−シクロデキストリン39xgを溶解した水22x
Qに加え、撹拌した。しばらくするとプロスタグランジ
ンD!メチルエステルは油滴となり、その後に液はだん
だんと白濁しプロスタグランジンD、メチルエステルの
結晶とは異なる微細な板状結晶が生成した。この微細結
晶を含む溶液をガラスバイアルに移し実施例2と同様の
方法で凍結乾燥し、プロスタグランジンD2)Lチルエ
ステル−β−ノクロデキストリン包接化合物の乾燥固形
物を得た。プロスタグランジンD、メチルエステル結晶
を対照として、密栓ガラス瓶中40”Cで安定性を比較
した。試験の結果を第2表に示す。
第2表に示すとおり、本実施例によるプロスタグランジ
ンDt7+チルエステル−β−ンクロデキストリン包接
化合物は対照のプロスタグランジンDtメチルエステル
結晶とは比較して明らかに安定性に優れている。
第2表 包接化合物の安定性試験(40℃)(数字は残
存率%)実施例5 実施例2で得られたプロスタグランジンD。
β−シクロデキストリン包接化合物22.5u(プロス
タグランジンD、として3111g)を流動パラフィン
lox&に均一分散させ、懸濁製剤を調製した。
調製した製剤について、プロスタグランジンD、結晶を
流動パラフィンに均一分散させた@潤製剤を対照として
、50℃で安定性を比較した。試験の結果を第3表に示
す。
第3表に示すとおり、本実施例の油性懸濁製剤は対照製
剤と比較して明らかに安定性に優れている。
実施例6 実施例4で得られたプロスタグランジンDtJチルエス
テル−β−シクロデキストリン包接化合物21.6m9
(プロスタグランジンD、メチルエステルとして3+9
)を流動パラフィン10x(lに均一分散させ、@潤製
剤を調製した。
調製した製剤について、プロスタグランジンD2結晶を
流動パラフィンに均一分散さ仕た懸濁製剤を対照として
、50℃で安定性を比較した。試験の結果を第3表に示
す。
第3表に示すとおり、本実施例の油性懸濁懸濁剤は対照
製剤と比較して明らかに安定性に優れている。
第3表 油性懸濁製剤の安定性試験(5D’CX数字は
残存率%)実施例7 実施例3で得られたプロスタグランジンDdチルエステ
ル−β−シクロデキストリン包接化合物z、zucプロ
スタグランジンD、メチルエステルとして1.5m9)
をpH5、5のリン酸緩衝液(005M)1.5jlN
中に均一分散させ、水性!!濁製剤を調製した。
調製した製剤について、プロスタグランジンD、メチル
エステルの水溶液(a度0.3H/m12)を対照とし
て、25℃で安定性を比較した。試験の結果を第4表に
示す。第4表に示すとおり、本実施例の水性懸濁製剤は
対照製剤と比較して明らかに安定性に優れている。
実施例8 実施例3で得られたプロスタグランジンD、メチルエス
テル−β−シクロデキストリン包接化合物11.20(
プロスタグランジンD、メチルエステルとしてl 、 
5 xg)をβ−シクロデキストリン0゜6%を溶解し
たpH5,5のリン酸緩衝液(0,05M)1.5ug
中に均一分散させ、水性懸濁製剤を調製した。
調製した製剤について、プロスタグランジンD、メチル
エステルの水溶液(濃度0 、3 jI9/ J112
)を対照として、25℃で安定性を比較した。試験の結
果を第4表に示す。第4表に示すとおり、本実施例の水
性懸濁製剤は対照製剤と比較して明らかに安定性に優れ
ている。
実施例9 実施例8で実施したのと同様の方法で包接化合物+t、
4m9(プロスタグランジンD、メチルエステルとして
l 、 5 D)をβ−シクロデキストリン1゜2%を
溶解したpH5、5のリン酸緩衝液(0,05M)1.
5iC中に均一分散させ、水性懸濁製剤を調製した。
調製した製剤について実施例8と同様に安定性を比較し
た。試験の結果を第4表に示す。第4表に示すとおり、
本実施例の水性懸濁製剤は対照製剤と比較して明らかに
安定性に優れている。
実施例10 実施例8で実施したのと同様の方法で包接化合物11.
5119(プロスタグランジンD、メチルエステルとし
て1 、5 my)をβ−シクロデキストリンl。
8%を溶解したpH5、5リン酸緩衝液(0,05M)
1 、5 xrl中に分散させ、水性懸濁製剤を調製し
た。
調製した製剤について実施例8と同様に安定性を比較し
た。試験の結果を第4表に示す。第4表に示すとおり1
本実施例の水性懸濁製剤は対照製剤と比較して明らかに
安定性に優れている。
第4表 水性懸濁製剤の安定性(25℃)(数字は残存
率%)実施例11 プロスタグランジンDtメチルエステルの結晶2 、5
 Hをβ−ンクロデキストリンl、5%を溶解したpH
5,5のリン酸緩衝液(0,05M)2*12に加え、
水冷しながら撹拌を続けた。しばらくするとプロスタグ
ランノンD、メチルエステルは油滴となり、その後に液
がだんだんと白濁し、プロスタグランジンDtメチルエ
ステルの結晶とは異なる微細な板状結晶が生成し、直接
的に懸濁製剤が得られた。
R製した製剤について、プロスタグランジンD、メチル
エステルの水溶液(濃度0 、3 m9/ 3112)
を対照として、25℃で安定性を比較した。試験の結果
を第5表に示す。第5表に示すとおり、本実施例の水性
懸濁製剤は対照製剤と比較して明らかに安定性に優れて
いる。
実施例12 実施例11で得られた水性懸濁製剤l肩Qをガラスバイ
アルに移し、−40℃以下で冷却凍結した後、品温を一
25℃以下に保ちながら定法により凍結乾燥製剤を製造
した。得られた乾燥製剤に注射用水IRQを注入すると
容易に水性の懸濁製剤を復元された。
本実施例の復元した水性@潤製剤は実施例11の製剤と
同等の安定性を有していた。
実施例13 実施例11と同様の方法によって得られた水性懸濁製剤
1yρをガラスバイアルに移し、実施例12と同様の方
法により凍結乾燥製剤を製造した。
得られた乾燥製剤に0.5%メチルセルロース水溶液1
xcを注入すると容易に水性の懸濁製剤が復元された。
本実施例の復元した水性懸濁製剤は実施例11の製剤と
同等の安定性を有していた。
実施例14 実施例11と同様の方法によっ、て得られた水性懸濁製
剤1xQをガラスバイアルに移し、実施例12と同様の
方法により凍結乾燥製剤を製造した。
得られた乾燥製剤に1%コンドロイチン硫酸ナトリウム
水溶液を注入すると容易に水性の懸濁製剤が復元された
本実施例の復元した水性懸濁製剤は実施例11の製剤と
同等の安定性を有していた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プロスタグランジンD_2またはその低級アルキ
    ルエステルと、β−シクロデキストリンからなる、複合
    体。
  2. (2)プロスタグランジンD_2またはその低級アルキ
    ルエステルとβ−シクロデキストリンを水中で接触させ
    ることからなる、請求項1記載の複合体の製造法。
  3. (3)請求項1記載の複合体を有効成分として含有する
    、プロスタグランジンD_2作用剤。
JP1183167A 1989-07-14 1989-07-14 プロスタグランジンd↓2類の安定化 Pending JPH0348655A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0435682A2 (en) * 1989-12-28 1991-07-03 Allergan, Inc. The use of inclusion complexes of prostaglandins with cyclodextrins in the treatment of ocular hypertension
WO1997041864A1 (fr) * 1996-05-07 1997-11-13 Kaken Pharmaceutical Co., Ltd. Preparations ophtalmiques
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