JPH0348552A - スター形ネットワークシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、複数のノードに点在するデータをネットワー
クの中心となる特定ノードに集結させて他ノードが参照
する手段を備えたスター形ネットワークシステムに関す
る。

（従来の技術） 従来、スター形ネットワークシステムに於いて、複数箇
所に点在するデータを集結し参照する手段として、ネッ
トワークパススルー機能がある。

このネットワークパススルー機能は、自ノードに接続さ
れているノードと同様に、他ノードに接続されているノ
ードも同等に扱うことのできる機能をもつもので、例え
ば第５図に示す構成に於いて、ノードＡはノードＢとノ
ードＣの扱いが同じになる。この機能を用いて、ネット
ワーク中のすべてのノードをアクセスし、要求されたデ
ータを参照することができる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上記したような、ネットワークパススルー
機能を用いて複数箇所に点在するデータを集結し参照す
る、要求データ参照手段に於いては、例えば第５図に於
いて、ノードＡがノードＣをアクセスするためには、ノ
ードＡがノードＢをアクセスするために必要な論理回線
数に対して２倍の論理回線数が必要となる。

このように、ネットワークパススルー機能を用いて複数
箇所に点在するデータを集結し参照する手段に於いては
、中継ノード（集中管理ノード）に必要となる論理回線
数が、構成ノードの増加に伴って、その２乗の割合で増
え、この際、論理回線数の増加に伴って応答時間が長く
なるという問題が生じ、又、ハードウエア上実現できな
くなる場合もある。

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、ネットワーク
上の複数箇所に点往するデータを集結し参照する際に、
必要な論理回線数を大幅に低減でき、各ノードに点在す
るデータを効率良く集結させて、その情報を参照するこ
とができるスター形ネットワークシステムを提供するこ
とを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段及び作用）本発明は、スタ
ー形ネットワークの中心となるノードに、他ノードの情
報を参照する照会支援処理手段と、同手段で得た他ノー
ドの参照情報結果をノード名を含むキー情報と対応付け
て貯える参照要求ファイルとを備えて、上記参照要求フ
ァイルを任意のノードが参照できる構威としたちので、
これにより、複数箇所に点ＩＥするデータを集結し参照
する際に、必要な論理回線数を大福に低減でき、各ノー
ドに点在するデータを効率良く集結させてその情報を参
照することができる。

即ち、スター形ネットワークに於いて、各ノードに点在
するデータを集結して得られる情報を最終必要情報（意
味をもつ情報）として得る機能を実現するために、集中
管理できる特定ノード（スター形ネットワーク上の中心
となるノード）に、第４図に示すようなファイルレイア
ウト溝成をなす参照要求ファイルを持たせるとともに、
照会支援処理機構を常駐させる。ここで、照会支援処理
機構は、他ノードの情報ファイルと参照要求ファイルを
アクセスし、集結した情報を参照要求ファイルに書き込
む処理機能をもつ。又、上記特定ノードに接続されるノ
ードには、自ノードの情報ファイルに貯えられた情報と
上記参照要求ファイルに貯えられた情報を集結し、その
集結情報を出力する照会処理機構をもつ。

このように、集中管理ノードに、参照要求ファイルと、
照会支援処理機構を設けた構戊とすることにより、ネッ
トワーク上に点往するデータを効率良く集結でき、これ
により各ノードが複数のノードに点在するデータを含む
必要データを少ない論理回線数で効率良く参照できる。

（丈施例） 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

図中、ＬＡ乃至ＩＰはそれぞれスター形ネットワーク上
のノードであり、ここでは、ノード゛ＩＣがネットワー
ク上の中心となる。１１は上記各ノードＩＡ〜ＩＦに設
けられた情報ファイルであり、各事象の発生データを格
納している。１２はネットワーク上の中心となるノード
ＩＣに設けられた参照要求ファイルであり、参照要求と
参照応答を端末別に格納している。ｌ３は第２図に示す
ような処理機能をもつ照会支援処理モジュールであり、
要求があった以外の全てのノードをアクセス対象に、要
求された情報を抽出し、参照要求ファイルｌ２に書込む
。ｌ４は第３図に示すような処理機能をもつ照会処理モ
ジュールであり、ユーザより参照要求を受取り、要求さ
れた情報を自ノードの情報ファイル１１から取得し表示
する。

第２図は上記第１図に示す照会支援処理モジュール１３
により丈行される魚会支援処理手順を示すフローチャー
トである。第２図に於いて、Ｓ２は参照便求が有るか否
かを調べるステップであり、ここでは参照要求ファイル
ｌ２上の実行状態が“文求後”であるレコードを検出す
る。Ｓ４は参照要求を受取るステップであり、参焦要求
ファイルＩ２上の実行状態を“要求後”から“参照中”
に変更する。Ｓ５は参照要求に従う情報を検索するステ
ップであり、参照要求のあったノードを除く全てのノー
ドを対象に、その情報ファイル目をアクセスし、参照要
求に従う情報を取り出す。Ｓ７は参照要求の処理を終了
するステップであり、上記他ノードの情報ファイルＩｔ
から取り出した情報に従う結果の情報を参照要求ファイ
ルｌ２に参照情報として格納し、参照要求ファイルｌ２
上の実行状態を“参照中゜から“参照終了”に変更する
。

第３図は上記第１図に示す照会処理モジュール１４によ
り実行される照会処理手順を示すフローチャートである
。第３図に於いて、Ｓｌ２，　　Ｓｌ３は人力された参
照要求を受取り、ネットワーク上の中心となるノードｔ
Ｃに設けられた参照要求ファイル１２に送出するステッ
プであり、入力された参照要求をネットワーク上の中心
となるノードＩｃに設けられた参照要求ファイルｌ２に
登録する。Ｓｌ４は人力された参照要求に従い自ノード
の情報ファイル１ｌをアクセスするステップであり、参
照要求に従う情報を自ノードの情報ファイル１１から取
出す。

Ｓｌ６は人力された参照要求に従う情報を参照要求ファ
イルｌ２より取出すステップであり、参照要求ファイル
ｌ２をアクセスして、同ファイル１２より参照情報に従
う′情報（他ノードの情報ファイルより取出した情報）
を得る。

第４図は上記参照要求ファイルｌ２のファイルレイアウ
トを示す図であり、ここでは、実行状態（要求後／参照
中／参照終了）、ノード名、端末胤等でなる要求先端末
状態を示すキー（ＫＥＹ）情報と、検索対象を示す参照
キー情報と、参照情報（情報ファイルより取出したデー
タ）とでなり、上記キー情報中の実行状態は、要求後の
状態を′Ｏ゛、参照中の状態を′１−、参照終了状態を
′２゛とじている。

ここで上記第１図乃至第４図を参照して本発明の一実施
例に於ける動作を説明する。

先ず、第３図のフローチャートを参照して照会処理動作
を説明する。

ネットワーク上のノードＩＡ，　ＩＢ，　・・・に設け
られた照会処理モジュールｌ４は、ユーザより参照要求
を受取ると、その参照要求をネットワーク上の中心とな
るノードＩＣに送出し、同参照要求を参照要求ファイル
ｌ２に格納する（第３図ステップＳＬｌ〜Ｓ　１３）。

この際は、先ず、参照要求ファイルｌ２上に、ノード名
及び端末Ｎｏ．に対して一致する、実行状態が“参照終
了”　　（−２”）のレコードが存在するか否かを判断
し、存在すれば、そのレコードを削除して後に、実行状
態を“要求後”　（−　０−）とした、実行状態．ノー
ド名，端末魔，参照キー等からなる参照要求情報を生威
し参照要求ファイルｌ２にセットする（この参照要求フ
ァイルｌ２にセットされた参照要求情報に従い、後述す
る照会支援処理が実行される）。

更に、照会処理モジュールｉ４は上記参照要求情報に従
い自ノードの情報ファイル１１をアクセスして、参照要
求に従う情報を自ノードの情報ファイルｌ１から取出す
（第３図ステップＳ　１４）。

その後、照会処理モジュールｌ４は、参照要求ファイル
１２上に、ノード名及び端末Ｎｏ．が一致する（即ちキ
ーが一致する）、実行状態が“参照終了“（”２”）の
レコードがあるか否かを判断し、同レコードが存在する
と、そのレコードの参照情報を、他ノード全てを対象と
した応答情報として取り込み、自ノードの情報ファイル
１１から取出した情報と組み合わせ編集処理して、その
結果の情報を表示出力する（第３図ステップ８１５〜３
　１ｇ）。

次に、第２図のフローチャートを参照して照会支援処理
動作を説明する。

ネットワーク上の中心となるノードＩｃに設けられた照
会支援処理モジュールｌ３は、参照要求ファイルｌ２を
サーチして、同ファイル１２に、“要求後”のレコード
（即ち大行状態が″０゛のレコード）が有るか否かを判
断し、“要求後”のレコードが７ｊ在すると、そのレコ
ードの実行状態を“要求後“から“参照中”　（”　１
−）に書き替える（第２図ステップＳＬ．Ｓ２，Ｓ４）
。

次に、参照要求のあったノードを除く他の全てのノード
の情報ファイル１１を順次アクセスして、該当レコード
の参照キー情報に従うデータを集め編集する（第２図ス
テップＳＳ）。

次に、該当レコードの実行状態を“参照中“（＝　１１
から“参照終了”　（−２−）に書き替え、上記編集し
た情報を該当レコードの参照情報フィールドに格納する
（第２図ステップＳ７）。

このようにして、照会支援処理モジュールｌ３は、参照
要求に従う情報を、参照要求のあったノードを除く他の
全てのノードの情報ファイル１ｌから集め編集して照会
可能なレコードを作戊し参照要求ファイル１２に格納す
る。

このように、集中管理ノードＩＣに、参照要求ファイル
１２と、照会支援処理モジュールｌ３を設けた構成とし
たすることにより、ネットワーク上に点在するデータを
効率良く集結でき、各ノードが複数のノードに点在する
データを含む必要データを少ない論理回線数で効率良く
参照できる。例えば、６ノードからなるネットワークの
場合、同時に全ノードから参照要求を町とさせるために
集中管理を行なうノードに必要な論理回線数を、前述し
たネットワークパススルー機能と、上記した本発明の実
施例とで対比すると、ネットワークパススルー機能が６
０回線（論理回線数）であるのに対して、本発明の実施
例は１０回線（論理回線数）で済み、必要な論理回線数
を大幅に低減できる。

又、ネットワークパススルー機能に較べると、照会処理
では、直接アクセスするラインの数が減るため、ライン
オープンの時間を低減できる。

又、本発明のネットワークシステムはデータを集中菅理
させないので、データ伝送量を低減でき、かつデータ伝
送処程時間帯がないため業務を継続できる。

尚、上記した尖施例に於いてはネットワークの中心とな
るノードＩＧに一つの照会支援処理モジュールｌ３を設
けた構成としているが、複数の照会支援処理モジュール
を常駐させることにより、同時に要求が発生した場合の
応答を高速化できる。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明のスター形ネットワークシス
テムによれば、ネットワークの中心となるノードに、他
ノードの情報を参照する照会支援処理手段と、同手段で
得た他ノードの参照情報結果をノード名を含むキー情報
と対応付けて貯える参照要求ファイルとを備えて、上記
参照要求ファイルを任意のノードが参照できる構或とし
たことにより、複数箇所に点在するデータを集結し参照
する際に、必要な論理回線数を大幅に低減でき、各ノー
ドに点在するデータを効率良く集結させてその情報を参
照することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
上記実施例における照会支援処理を示すフローチャート
、第３図は上記実施例における照会処理を示すフローチ
ャート、第４図は上記実施例に於ける参照要求ファイル
のファイルレイアウトを示す図、第５図はネットワーク
パススルー機能の説明図である。 １八〜ＩＦ・・・ノード（ＩＣ・・・ネットワーク上の
中心となるノード）、１ｌ・・・情報ファイル、。ｌ２
・・・参照要求ファイル、１３・・・照会支援処理モジ
ュール、１４・・・照会処理モジュール。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　スター形ネットワークの中心となるノードに、他ノー
   ドの情報を参照する照会支援処理手段と、同手段により
   得た他ノードの参照情報結果をノード名を含むキー情報
   と対応付けて貯える参照要求ファイルとを具備してなる
   ことを特徴とするスター形ネットワークシステム。