JPH0348072A - メタル‐メタル接触形ダイヤフラム弁 - Google Patents
メタル‐メタル接触形ダイヤフラム弁Info
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- JPH0348072A JPH0348072A JP15904389A JP15904389A JPH0348072A JP H0348072 A JPH0348072 A JP H0348072A JP 15904389 A JP15904389 A JP 15904389A JP 15904389 A JP15904389 A JP 15904389A JP H0348072 A JPH0348072 A JP H0348072A
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- JP
- Japan
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- diaphragm
- valve
- valve seat
- metal
- annular
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- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 20
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 4
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 2
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 2
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
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- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、IC製造装置の配管ラインに使用されるメタ
ル−メタル接触形ダイヤフラム弁に関する。
ル−メタル接触形ダイヤフラム弁に関する。
従来のメタル−メタル接触形ダイヤフラム弁の一例を第
4図によって説明すると、lはSUS材にて作られた逆
T字形の弁箱で、−側に流体流入通路2、他側に流体流
出通路3が設けられている。
4図によって説明すると、lはSUS材にて作られた逆
T字形の弁箱で、−側に流体流入通路2、他側に流体流
出通路3が設けられている。
流体流入通路2の出口側は弁箱1内の中心に垂直に開口
され、その開口周縁に突起4が形成され、その突起4の
先端が極めて小さな断面円弧状の弁座5をなっている。
され、その開口周縁に突起4が形成され、その突起4の
先端が極めて小さな断面円弧状の弁座5をなっている。
6は高抗張力鋼等の3敗を円形皿形に成形してなるダイ
ヤフラム、7は弁箱1内の段部8にダイヤフラム6の外
周部を押え付けるダイヤフラム押えで、弁箱1内に嵌入
されている。9はダイヤフラム押え7を押えるボンネッ
トで、該ボンネット9の下端外周のフランジ10に、ボ
ンネット9の上方から弁箱1の垂直部1aの外周のねじ
11に螺合されたナツト12の上端内周のフランジ13
が掛止され、ナツト12が所定のトルクで締付けられて
ダイヤフラム6の外周部がボンネット9の下端外周のフ
ランジlOを介して押圧されるダイヤプラム押え7の下
面と弁箱1内の段部8との間に挾まれて締め付けられて
いる。前記ダイヤフラム押え7の中央下部穴14には、
テフロン等の合成樹脂で作られた軽いダイヤフラム押し
込みピース15が予め嵌め込まれ、またダイヤフラム押
え7の中央上部穴16には前記ボンネット9の中央穴の
ねじ部17に予め螺合したステム18の先端部が嵌め込
まれてダイヤフラム押し込みピース15に接している。
ヤフラム、7は弁箱1内の段部8にダイヤフラム6の外
周部を押え付けるダイヤフラム押えで、弁箱1内に嵌入
されている。9はダイヤフラム押え7を押えるボンネッ
トで、該ボンネット9の下端外周のフランジ10に、ボ
ンネット9の上方から弁箱1の垂直部1aの外周のねじ
11に螺合されたナツト12の上端内周のフランジ13
が掛止され、ナツト12が所定のトルクで締付けられて
ダイヤフラム6の外周部がボンネット9の下端外周のフ
ランジlOを介して押圧されるダイヤプラム押え7の下
面と弁箱1内の段部8との間に挾まれて締め付けられて
いる。前記ダイヤフラム押え7の中央下部穴14には、
テフロン等の合成樹脂で作られた軽いダイヤフラム押し
込みピース15が予め嵌め込まれ、またダイヤフラム押
え7の中央上部穴16には前記ボンネット9の中央穴の
ねじ部17に予め螺合したステム18の先端部が嵌め込
まれてダイヤフラム押し込みピース15に接している。
前記ボンネット9の上にはボンネットカバー19がかぶ
せて置かれ、小ねじ20によりボンネット9に固楚され
ている。ボンネットカバー19より突出しているステム
19の上端にハンドル21がビン22により固定され、
さらにハンドル21の下面に打ち込まれたビン23がボ
ンネットカバー19の上面に設けた溝24に係合されて
、ハンドル21の回転角が制限されている。
せて置かれ、小ねじ20によりボンネット9に固楚され
ている。ボンネットカバー19より突出しているステム
19の上端にハンドル21がビン22により固定され、
さらにハンドル21の下面に打ち込まれたビン23がボ
ンネットカバー19の上面に設けた溝24に係合されて
、ハンドル21の回転角が制限されている。
このように構成されたダイヤフラム弁に於いて、ハンド
ル21を弁の閉方向に廻すと、ビン22によりハンドル
21に固定されたステム18はハンドル21と共に廻り
、ボンネット9のねじ部17を下降し、ダイヤフラム押
し込みピース15を下方に押し込み、これによりダイヤ
フラム6を弁箱1内の弁座5に向って押し下げる。さら
にハンドル21を弁の閉方向に廻すと、ダイヤフラム6
のド面は弁座5に押し当てられ、弁は閉鎖状態となる。
ル21を弁の閉方向に廻すと、ビン22によりハンドル
21に固定されたステム18はハンドル21と共に廻り
、ボンネット9のねじ部17を下降し、ダイヤフラム押
し込みピース15を下方に押し込み、これによりダイヤ
フラム6を弁箱1内の弁座5に向って押し下げる。さら
にハンドル21を弁の閉方向に廻すと、ダイヤフラム6
のド面は弁座5に押し当てられ、弁は閉鎖状態となる。
斯かるダイヤフラム弁は、ダイヤフラム6も弁箱1内の
弁座5も金属であり、従来の弁のように弁座5が合成樹
脂等の軟らかい素材で構成されていないのが特徴で、メ
タル−メタル接触形と呼ばれている所以である。従って
、弁閉時、内部を流れるガス流体の厳密な遮断を計るに
は、弁座5の上面及びダイヤフラム6の下面のいずれも
完全な研摩を行い、それらの面から如何なる微細な傷も
除去することが必要である。
弁座5も金属であり、従来の弁のように弁座5が合成樹
脂等の軟らかい素材で構成されていないのが特徴で、メ
タル−メタル接触形と呼ばれている所以である。従って
、弁閉時、内部を流れるガス流体の厳密な遮断を計るに
は、弁座5の上面及びダイヤフラム6の下面のいずれも
完全な研摩を行い、それらの面から如何なる微細な傷も
除去することが必要である。
弁座5に合成樹脂の如き軟らかい素材を使用することを
やめ、敢えて金属製の弁座5とした理由は、合成樹脂の
ポーラスな性状により弁箱1内を流れるガス流体が合成
樹脂内に含浸して、これが再び弁座から出て(ることに
より、ICの製造に悪影響を与えることを避けるにある
。
やめ、敢えて金属製の弁座5とした理由は、合成樹脂の
ポーラスな性状により弁箱1内を流れるガス流体が合成
樹脂内に含浸して、これが再び弁座から出て(ることに
より、ICの製造に悪影響を与えることを避けるにある
。
然してハンドル21を弁の開方向に廻すと、ステム18
も開方向の回転を行い、ボンネト9のねじ部17を上昇
する。ステム18の上昇に伴いダイヤフラム6の弁座5
に対する押し付は力は解放され、さらにハンドル21の
閉方向の回転によりステム18の下端はダイヤフラム押
し込みピース15の上面から離れる。ダイヤフラム6は
皿形に成形されて取付けられており、自身が具有する復
元力で元の皿形形状に復元する力が働く。その際、ダイ
ヤフラム6の上面に乗っているダイヤフラム押し込みピ
ース15はテフロンの如き軽い合成樹脂で作られている
ので、前記ダイヤフラム6の復元力はダイヤフラム押し
込みピース15の重量に十分打ち勝ち、ダイヤフラム6
は元の皿形形状に復元する。この状態では弁座5とダイ
ヤフラム6の下面は離れ、弁は開の状態に戻る。
も開方向の回転を行い、ボンネト9のねじ部17を上昇
する。ステム18の上昇に伴いダイヤフラム6の弁座5
に対する押し付は力は解放され、さらにハンドル21の
閉方向の回転によりステム18の下端はダイヤフラム押
し込みピース15の上面から離れる。ダイヤフラム6は
皿形に成形されて取付けられており、自身が具有する復
元力で元の皿形形状に復元する力が働く。その際、ダイ
ヤフラム6の上面に乗っているダイヤフラム押し込みピ
ース15はテフロンの如き軽い合成樹脂で作られている
ので、前記ダイヤフラム6の復元力はダイヤフラム押し
込みピース15の重量に十分打ち勝ち、ダイヤフラム6
は元の皿形形状に復元する。この状態では弁座5とダイ
ヤフラム6の下面は離れ、弁は開の状態に戻る。
ところで、上述の如〈従来のメタル−メタル接触形ダイ
ヤフラム弁では、ダイヤフラム6が単純に皿を伏した形
状に成形されたものが使用されている為、弁閉時、ダイ
ヤフラム6の弁座5への当り屯田周上での波打ちの発生
の問題が生じた。この為ダイヤフラム6の皿の深さを深
くしたものを採用することができず、従って弁開時の弁
座5とダイヤフラム6の下面との間の隙間を大きくとる
ことができず、所謂Cv値の小さな弁になってしまうと
いう不具合があった。
ヤフラム弁では、ダイヤフラム6が単純に皿を伏した形
状に成形されたものが使用されている為、弁閉時、ダイ
ヤフラム6の弁座5への当り屯田周上での波打ちの発生
の問題が生じた。この為ダイヤフラム6の皿の深さを深
くしたものを採用することができず、従って弁開時の弁
座5とダイヤフラム6の下面との間の隙間を大きくとる
ことができず、所謂Cv値の小さな弁になってしまうと
いう不具合があった。
また弁閉時、弁座5に当るダイヤフラム6の下面は、前
述の如く弁の完全な内部漏洩の防止を計る為に、微細な
傷も残さないように研摩仕上げがされていなければなら
ない。然るにダイヤフラム6はフラットな而をしている
為に、ダイヤフラム6の下面の弁座5への当り面に存在
する微細な傷を研摩により完全に除去することは、難し
く多くの時間を要する。
述の如く弁の完全な内部漏洩の防止を計る為に、微細な
傷も残さないように研摩仕上げがされていなければなら
ない。然るにダイヤフラム6はフラットな而をしている
為に、ダイヤフラム6の下面の弁座5への当り面に存在
する微細な傷を研摩により完全に除去することは、難し
く多くの時間を要する。
さらに弁閉鎖の際、ダイヤフラム押し込みピース15の
下面は、弁座5の上面と完全に平行な状態が保たれ、弁
座5の上面円周上にダイヤフラム6の下面を均一な力で
押し付けないと、完全な閉鎖ができないので、ダイヤフ
ラム押し込みピース15の厚みの精度及びダイヤフラム
押え7のダイヤフラム押し込みピース15に対する案内
面の正確な垂直度を出す必要があるといった諸問題が存
する。
下面は、弁座5の上面と完全に平行な状態が保たれ、弁
座5の上面円周上にダイヤフラム6の下面を均一な力で
押し付けないと、完全な閉鎖ができないので、ダイヤフ
ラム押し込みピース15の厚みの精度及びダイヤフラム
押え7のダイヤフラム押し込みピース15に対する案内
面の正確な垂直度を出す必要があるといった諸問題が存
する。
そこで本発明は、弁開時弁座とダイヤフラムの下面との
間の隙間を大きくとることができて、Cv値を大きくす
ることができ、またダイヤフラムの下面や弁座の上面に
存在する微細な傷の研摩除去を容易且つ短時間にでき、
さらにダイヤフラム押し込みピースの厚みの精度やダイ
ヤフラム押えのダイヤフラム押し込みピースに対する案
内面の垂直度の精度を上げなくともダイヤフラムの下面
を弁座の上面円周上に均一な力で押し付けることができ
るようにしたメタル−メタル接触形ダイヤフラム弁を提
供しようとするものである。
間の隙間を大きくとることができて、Cv値を大きくす
ることができ、またダイヤフラムの下面や弁座の上面に
存在する微細な傷の研摩除去を容易且つ短時間にでき、
さらにダイヤフラム押し込みピースの厚みの精度やダイ
ヤフラム押えのダイヤフラム押し込みピースに対する案
内面の垂直度の精度を上げなくともダイヤフラムの下面
を弁座の上面円周上に均一な力で押し付けることができ
るようにしたメタル−メタル接触形ダイヤフラム弁を提
供しようとするものである。
上記課題を解決するための本発明のメタル−メタル接触
形ダイヤフラム弁は、SUS材等にて作られた弁箱の弁
座面に特殊鋼薄板製のダイヤフラムを押し当てて弁箱内
部を流れるガス流体を遮断するメタル−メタル接触形ダ
イヤフラム弁に於いて、前記ダイヤフラムを、中心寄り
円周上に下向きに突出する断面円弧状の環状突出部を形
成したダイヤフラムとなし、そのダイヤフラムの環状突
出部の先端を押し当てる弁座を、上面がフラットな環状
弁座となしたことを特徴とするものである。
形ダイヤフラム弁は、SUS材等にて作られた弁箱の弁
座面に特殊鋼薄板製のダイヤフラムを押し当てて弁箱内
部を流れるガス流体を遮断するメタル−メタル接触形ダ
イヤフラム弁に於いて、前記ダイヤフラムを、中心寄り
円周上に下向きに突出する断面円弧状の環状突出部を形
成したダイヤフラムとなし、そのダイヤフラムの環状突
出部の先端を押し当てる弁座を、上面がフラットな環状
弁座となしたことを特徴とするものである。
上述の如く構成した本発明のメタル−メタル接触形ダイ
ヤフラム弁は、ダイヤフラムの中心寄り円周上に下向き
に突出する断面円弧状の環状突出部を有するので、ダイ
ヤフラムの環状突止部の先端を環状弁座の上面に押し当
てた時、ダイヤフラムには波打ち(しわ寄り)が生じる
ことが無く、環状弁座の上面に対し環状突出部の先端を
完全に密着させることができる。また弁開時にはダイヤ
フラムの下面と環状弁座の上面との隙間を大きくとるこ
とができ、ダイヤフラムのストロークを大きくとること
ができて、Cv値の大きな弁を実現できる。
ヤフラム弁は、ダイヤフラムの中心寄り円周上に下向き
に突出する断面円弧状の環状突出部を有するので、ダイ
ヤフラムの環状突止部の先端を環状弁座の上面に押し当
てた時、ダイヤフラムには波打ち(しわ寄り)が生じる
ことが無く、環状弁座の上面に対し環状突出部の先端を
完全に密着させることができる。また弁開時にはダイヤ
フラムの下面と環状弁座の上面との隙間を大きくとるこ
とができ、ダイヤフラムのストロークを大きくとること
ができて、Cv値の大きな弁を実現できる。
また弁閉時にダイヤフラムの環状突出部の円弧状断面の
幅が縮められるので、ここに弁開時の弾性復元力が蓄え
られる。
幅が縮められるので、ここに弁開時の弾性復元力が蓄え
られる。
本発明のメタル−メタル接触形ダイヤフラム弁の一実施
例を図によって説明する。第1図はそのダイヤフラム弁
の縦断面図で、弁の構造、弁の開閉作動原理は、従来の
第4図に示すダイヤフラム弁と変りは無いので、その説
明は省略する。本発明のダイヤフラム弁が従来のダイヤ
フラム弁と異なるところは、ダイヤフラムの構造と弁座
の形状にある。即ち、本発明のダイヤフラム弁は、従来
のダイヤフラム6を第2図に示す如く中心寄り円周上に
下向きに突出する断面円弧状の環状突出部30を形成し
たダイヤフラム6′に代え、そのダイヤフラム6′の環
状突出部30の先端を押し当てる弁座を上面がフラット
な環状弁座5′に代えたものである。
例を図によって説明する。第1図はそのダイヤフラム弁
の縦断面図で、弁の構造、弁の開閉作動原理は、従来の
第4図に示すダイヤフラム弁と変りは無いので、その説
明は省略する。本発明のダイヤフラム弁が従来のダイヤ
フラム弁と異なるところは、ダイヤフラムの構造と弁座
の形状にある。即ち、本発明のダイヤフラム弁は、従来
のダイヤフラム6を第2図に示す如く中心寄り円周上に
下向きに突出する断面円弧状の環状突出部30を形成し
たダイヤフラム6′に代え、そのダイヤフラム6′の環
状突出部30の先端を押し当てる弁座を上面がフラット
な環状弁座5′に代えたものである。
上記構造のダイヤフラム6′を採用した本発明のメタル
−メタル接触形ダイヤフラム弁は、弁閉時ダイヤフラム
6′の環状突出部30の先端が第3図に示す如くフラッ
トな環状弁座5′の上面に押し当てられ、ダイヤフラム
6′の断面形状が変形するが、ダイヤフラム6′には波
打ち(しわ寄り)が生じることが無く、環状弁座5′の
上面に対し、環状突出部30の先端が完全に密着し、弁
箱1の内部を流れるガス流体が遮断される。このように
環状弁座5′のフラットな上面に対しダイヤフラム6′
の環状突出部30の先端を完全に密着させることができ
るので、弁開時ダイヤフラム6′の下面と環状弁座5′
の上面との隙間を大きくでき、従ってダイヤフラム6′
のストロークを大きくとることができ、Cv値の大きな
ダイヤフラム弁を得ることができる。
−メタル接触形ダイヤフラム弁は、弁閉時ダイヤフラム
6′の環状突出部30の先端が第3図に示す如くフラッ
トな環状弁座5′の上面に押し当てられ、ダイヤフラム
6′の断面形状が変形するが、ダイヤフラム6′には波
打ち(しわ寄り)が生じることが無く、環状弁座5′の
上面に対し、環状突出部30の先端が完全に密着し、弁
箱1の内部を流れるガス流体が遮断される。このように
環状弁座5′のフラットな上面に対しダイヤフラム6′
の環状突出部30の先端を完全に密着させることができ
るので、弁開時ダイヤフラム6′の下面と環状弁座5′
の上面との隙間を大きくでき、従ってダイヤフラム6′
のストロークを大きくとることができ、Cv値の大きな
ダイヤフラム弁を得ることができる。
また弁閉時にダイヤフラム6′の環状突出部3゜の円弧
状断面の幅が矢印の如く縮められるので、ここに弁開時
弾性復元力が蓄えられる。
状断面の幅が矢印の如く縮められるので、ここに弁開時
弾性復元力が蓄えられる。
然して上記構造のダイヤフラム6′は、環状弁座5′の
フラットな上面に密着する部分が環状突出191(30
の先端であるから、この部分に存在する微細な傷を研摩
除去するだけで良いので、従来のダイヤフラム6のよう
にフラットな広い面に存在する微細な傷を研摩除去する
のに比べ研摩除去作業を容易に短時間にできる。
フラットな上面に密着する部分が環状突出191(30
の先端であるから、この部分に存在する微細な傷を研摩
除去するだけで良いので、従来のダイヤフラム6のよう
にフラットな広い面に存在する微細な傷を研摩除去する
のに比べ研摩除去作業を容易に短時間にできる。
またダイヤフラム6′の環状突出部30の周辺は剛性が
高められる為、ダイヤプラム押し込みピース15の厚み
精度、ダイヤフラム押え7のダイヤフラム押し込みピー
ス15に対する案内面の垂直度の精度等を正確に出す必
要は無く、仮りにダイヤフラム押え7の下面が少々傾斜
してダイヤフラム6′の上面に当っても高められた剛性
によりダイヤフラム6′の環状突出部30の先端面は変
形せず、環状弁座5′のフラットな上面に均一に押し当
てて密着させることができる。
高められる為、ダイヤプラム押し込みピース15の厚み
精度、ダイヤフラム押え7のダイヤフラム押し込みピー
ス15に対する案内面の垂直度の精度等を正確に出す必
要は無く、仮りにダイヤフラム押え7の下面が少々傾斜
してダイヤフラム6′の上面に当っても高められた剛性
によりダイヤフラム6′の環状突出部30の先端面は変
形せず、環状弁座5′のフラットな上面に均一に押し当
てて密着させることができる。
さらに環状弁座5′は上面を幅の狭いフラット面にして
設けることにより、ダイヤフラム6′と同様に微細な傷
の研摩除去を必要とする面積を最小限にとどめることが
でき、作業性が良くなる。
設けることにより、ダイヤフラム6′と同様に微細な傷
の研摩除去を必要とする面積を最小限にとどめることが
でき、作業性が良くなる。
以上詳記した通り本発明のメタル−メタル接触形ダイヤ
フラム弁は、弁開時弁座ろダイヤフラムの下面との間の
隙間を大きくとることができてダイヤプラムのストロー
クを大きくでき、従ってCv値の大きなダイヤフラム弁
となる。またダイヤフラムの環状突出部の先端や環状弁
座の上面は面積が小さいので、該部分に存在する微細な
傷の研摩除去作業は容易且つ短時間にできる。さらにダ
イヤフラム押し込みピースの厚みの精度やダイヤフラム
押えのダイヤフラム押し込みピースに対する案内面の垂
直度の精度を上げな(ともダイヤフラムの下面を弁座の
上面に均一な力で押し付けて密着でき、弁箱内部を流れ
るガス流体を完全に遮断できる。
フラム弁は、弁開時弁座ろダイヤフラムの下面との間の
隙間を大きくとることができてダイヤプラムのストロー
クを大きくでき、従ってCv値の大きなダイヤフラム弁
となる。またダイヤフラムの環状突出部の先端や環状弁
座の上面は面積が小さいので、該部分に存在する微細な
傷の研摩除去作業は容易且つ短時間にできる。さらにダ
イヤフラム押し込みピースの厚みの精度やダイヤフラム
押えのダイヤフラム押し込みピースに対する案内面の垂
直度の精度を上げな(ともダイヤフラムの下面を弁座の
上面に均一な力で押し付けて密着でき、弁箱内部を流れ
るガス流体を完全に遮断できる。
第1図は本発明のメタル−メタル接触形ダイヤフラム弁
の一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図のダイヤフ
ラム弁の弁開時の状態を示す要部拡大断面図、第3図は
第1図のダイヤフラム弁の弁閉時の状態を示す要部断面
図、第4図は従来のメタル−メタル接触形ダイヤフラム
弁を示す縦断面である。 1・・・弁 箱 5′・・・環状弁座6′
・・・ダイヤフラム 30・・・ダイヤフラムの環状突出部 第1図
の一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図のダイヤフ
ラム弁の弁開時の状態を示す要部拡大断面図、第3図は
第1図のダイヤフラム弁の弁閉時の状態を示す要部断面
図、第4図は従来のメタル−メタル接触形ダイヤフラム
弁を示す縦断面である。 1・・・弁 箱 5′・・・環状弁座6′
・・・ダイヤフラム 30・・・ダイヤフラムの環状突出部 第1図
Claims (1)
- 1)SUS材等にて作られた弁箱の弁座面に特殊鋼薄板
製のダイヤフラムを押し当てて弁箱内部を流れるガス流
体を遮断するメタル−メタル接触形ダイヤフラム弁に於
いて、前記ダイヤフラムを、中心寄り円周上に下向きに
突出する断面円弧状の環状突出部を形成したダイヤフラ
ムとなし、そのダイヤフラムの環状突出部の先端を押し
当てる弁座を、上面がフラットな環状弁座となしたこと
を特徴とするメタル−メタル接触形ダイヤフラム弁。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15904389A JPH0348072A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | メタル‐メタル接触形ダイヤフラム弁 |
US07/531,717 US5112027A (en) | 1989-06-21 | 1990-06-01 | Metal diaphragm valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15904389A JPH0348072A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | メタル‐メタル接触形ダイヤフラム弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0348072A true JPH0348072A (ja) | 1991-03-01 |
JPH0522108B2 JPH0522108B2 (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=15684984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15904389A Granted JPH0348072A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | メタル‐メタル接触形ダイヤフラム弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348072A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110199143A (zh) * | 2017-01-31 | 2019-09-03 | 株式会社开滋Sct | 隔膜阀 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141636U (ja) * | 1976-04-21 | 1977-10-27 | ||
JPS6367481A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-26 | Nippon Benkan Kogyo Kk | ダイヤフラム弁 |
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1989
- 1989-06-21 JP JP15904389A patent/JPH0348072A/ja active Granted
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CN110199143A (zh) * | 2017-01-31 | 2019-09-03 | 株式会社开滋Sct | 隔膜阀 |
CN110199143B (zh) * | 2017-01-31 | 2021-05-07 | 株式会社开滋Sct | 隔膜阀 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0522108B2 (ja) | 1993-03-26 |
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