JPH0347728Y2 - - Google Patents

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JPH0347728Y2
JPH0347728Y2 JP1985115237U JP11523785U JPH0347728Y2 JP H0347728 Y2 JPH0347728 Y2 JP H0347728Y2 JP 1985115237 U JP1985115237 U JP 1985115237U JP 11523785 U JP11523785 U JP 11523785U JP H0347728 Y2 JPH0347728 Y2 JP H0347728Y2
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JP
Japan
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casting
lever
folding device
weir
operating
Prior art date
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JP1985115237U
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JPS6225053U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、鋳造用堰折り装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 一般に鋳造物は、第4図に示すように鋳物製品
となる製品部50と湯口61、湯道62、押湯6
3等の不要部60とから成り、その製品部50と
不要部60とは堰70によつて接続されている。
したがつて鋳物製品を得るためには、鋳造後この
不要部60を除去するための堰折り作業をしなけ
ればならない。
従来、この堰折り作業は、人力によりハンマ等
で破断除去していたものであつた。(考案が解決
しようとする問題点) したがつて、作業者がハンマで押湯63等をた
たいて堰70を折るために、多くの労力を必要と
し、熟練を要するばかりか、折れた不要部60等
が身体に当たり危険な作業でもあつた。
この考案は、このような問題点を解決しようと
したもので、誰でも簡単に操作でき、しかも消費
エネルギの少ない鋳造用堰折り装置を提供しよう
とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) その構成は、基部材の先端部に互いに枢着され
た一対のレバーを設置し、この一対のバーを鋳造
物に回動圧接させる鋳造用堰折り装置において、 前記基部材に互いに反対方向に一対のハンドル
を設置するとともにこれらのハンドルを前記レバ
ーの回動面と平行な面に沿つて突出させたことを
特徴とする鋳造用堰折り装置である。
なお、前記ハンドルに操作用スイツチを設置す
ることもできる。
(作 用) この考案に係る鋳造用堰折り装置は上記のよう
に構成されているため、作業者は両手に各々ハン
ドルを握つた状態でレバーの開閉する方向と垂直
の箇所に位置することができる。
(実施例) この考案の鋳造用堰折り装置の実施例を図面に
基づいて説明する。第1,2図に示すように、本
実施例の鋳造用堰折り装置1は、上端を重力バラ
ンサー(図示せず)に接続されたロープ2の下端
に、接続パイプ3が吊り止めされ、その接続パイ
プ3の下端には作動部4の固定レバー5の一端が
固着されると共に、その固定レバー5の一端には
枢軸6によつて作動レバー7が回動自在に対向し
て取りつけられ、その固定レバー5の両側にはそ
れぞれ板状のブラケツト8,8がボルト止めさ
れ、そのブラケツト8,8の先端部にはシリンダ
ーカバー9を保持したトラニオン10の揺動軸1
1,11が揺動自在に枢着され、そのシリンダー
カバー9内には油圧シリンダー12がねじ止めさ
れ、その油圧シリンダ12には油圧ホース13,
13が接続され、その油圧ホース13,13はそ
の接続パイプ3の下部開口14よりその接続パイ
プ3内を通つて上部開口(図示せず)から作動エ
ネルギ供給源としての油圧ポンプ(図示せず)に
接続されるものであり、第3図に示すように、そ
の油圧シリンダー12内にはピストン15および
ピストンロツド16がその作動レバー7に向かつ
て内装されると共に、そのピストンロツド16の
先端には作動具17がねじ止めされ、そのピスト
ンロツド16はその作動具17を介してその作動
レー7の内部に取りつけられた作動ピン18に回
動自在に連結されている。そして第1,2図に示
すように、その固定レバー5および作動レバー7
の先端両背面の圧接部19,19には凹凸部2
0,20が形成され、その凹凸部20,20はそ
の両レバー5,7が鋳造物に対して拡開圧接され
たとき、その圧接部19,19が滑りにくくなる
ものである。また、その作動レバー7の一端側に
は突起部21が設けられると共に、その接続パイ
プ3のその突起部21に対向する位置にはその作
動レバー7が閉塞状態で作動するリミツトスイツ
チ22が取りつけられているものである。一方、
その接続パイプ3はそのロープ2の吊り止め点2
3より上方に向かつて傾斜して設けられ、、その
接続パイプ3の上部には操作部24のハンドルポ
スト25が上下方向に移動可能に取りつけられ、
そのハンドルポスト25の両側には左右のハンド
ル26,26が固着され、そのハンドル26,2
6には左右のにぎり部27,28がそれぞれ取り
つけられ、その左手用にぎり部27には作動エネ
ルギ供給源(油圧ポンプ)用スイツチ29が取り
つけられ、その作動エネルギ供給源用スイツチ2
9が押されている間はその油圧ポンプが稼働し、
作業者が持場を離れたりした場合等、その作動エ
ネルギ供給源用スイツチ29を放すとその油圧ポ
ンプが一定時間後停止されるようになつているも
のである。そして、その右手用にぎり部28には
その油圧シリンダ12内への作動油充填のための
作動スイツチ30が取りつけられ、その作動スイ
ツチ30を押すと、その油圧シリンダ12の往動
室31内へ作動油が充填され、ピストン15およ
びピストンロツド16を介してその作動レー7が
押されて、第2図の一点鎖線で示されるように拡
開されると共に、その油圧シリンダー12はその
揺動軸11を中心に揺動される。そして、その作
動スイツチ30を放すとその油圧シリンダ12の
復動室32内へ作動油が充填され、ピストン15
およびロツド16を介してその作動レバー7が引
き戻され、実線で示すように閉塞されると共に、
その作動レバー7の突起部21がそのリミツトス
イツチ22に接触し、その結果、油圧ポンプから
吐出される作動油を直接作動油タンクに戻す回路
に変更させ、無駄な消費をできるだけ避けるよう
にしているものである。また、上記説明では、そ
の作動部4への作動エネルギ供給源として油圧ポ
ンプが示されているが、必要に応じてその換わり
に電動モータを使用しても良いことは言うまでも
ないことである。
〔考案の効果〕
この考案に係る鋳造用堰折り装置は、基部材の
先端部に互いに枢着された一対のレバーを設置
し、この一対のレバーを鋳造物に回動圧接させる
鋳造用堰折り装置において、 前記基部材に互いに反対方向に一対のハンドル
を設置するとともにこれらのハンドルを前記レバ
ーの回動面と平行な面に沿つて突出させたため、
作業者は両手に各々ハンドルを握つた状態でレバ
ーの開閉する方向と垂直の箇所に位置することが
できる。
よつて、この堰折り装置を使用すれば、作業者
はレバーの近傍まで近づくことができるため、当
該レバーの開く方向を的確に把握できる結果、堰
折りの際のレバーの先端の位置決めをしやすいも
のである。
また、この堰折り装置を使用すれば、レバーが
作業者の方向に開かないため、折れた堰が作業者
側に跳んでこない結果、作業者は堰折りに対して
必要以上に気を使うことがなく、よつて、堰折り
作業の能率が向上する。
なお、前記ハンドルに操作用スイツチを設置す
れば、堰折り装置の操作が一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す一部切欠側面
図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は第2図
の−断面図、第4図は鋳造物を示す側面図で
ある。 1……鋳造用堰折り装置、3……接続パイプ
(基部材)、5……固定レバー(一のレバー)、7
……作動レバー(他のレバー)、29……作動エ
ネルギー供給源スイツチ(操作スイツチ)、30
……作動スイツチ(操作スイツチ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基部材の先端部に互いに枢着された一対のレ
    バーを設置し、この一対のレバーを鋳造物に回
    動圧接させる鋳造用堰折り装置において、 前記基部材に互いに反対方向に一対のハンド
    ルを各々設置するとともにこれらのハンドルを
    前記レバーの回動面と平行な面に沿つて突出さ
    せたことを特徴とする鋳造用堰折り装置。 (2) 前記ハンドルに操作用スイツチを設置したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の鋳造用堰折り装置。
JP1985115237U 1985-07-27 1985-07-27 Expired JPH0347728Y2 (ja)

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JP1985115237U JPH0347728Y2 (ja) 1985-07-27 1985-07-27

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JPS6225053U JPS6225053U (ja) 1987-02-16
JPH0347728Y2 true JPH0347728Y2 (ja) 1991-10-11

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ID=30998692

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564960A (en) * 1978-11-13 1980-05-16 Nippon Chuzo Kk Sprue and ingate removing device of casting
JPS59189066A (ja) * 1983-04-12 1984-10-26 Hitachi Metals Ltd 堰折り装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5566081U (ja) * 1978-11-01 1980-05-07
JPS5821617Y2 (ja) * 1981-01-29 1983-05-09 マツダ株式会社 鋳物の押湯等の切断装置

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JPS6225053U (ja) 1987-02-16

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