JPH0347483Y2 - - Google Patents

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JPH0347483Y2
JPH0347483Y2 JP4532584U JP4532584U JPH0347483Y2 JP H0347483 Y2 JPH0347483 Y2 JP H0347483Y2 JP 4532584 U JP4532584 U JP 4532584U JP 4532584 U JP4532584 U JP 4532584U JP H0347483 Y2 JPH0347483 Y2 JP H0347483Y2
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JP
Japan
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arm
film
soil
conveyor
rotary tiller
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JP4532584U
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JPS60156906U (ja
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Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、耕耘装置5が耕起した土を畦24
に盛り、その畦24にフイルム25を掛け、この
フイルム25が風で吹き飛ばされないように、畦
間においてフイルム25上に土を掛ける装置に関
するものである。
〔従来技術〕
圃場に作つた畦には、畦ごとにフイルムを掛
け、そのフイルムの両横を土で被つて風で吹き飛
ばされないようにしている。
また、全面マルチと称するものは、畦を作つた
圃場の全面にフイルムを掛け、農夫がスコツプで
畦間においてフイルム上に土を掛けて、このフイ
ルムが吹き飛ばないようにしている。
出願人は、その手作業を機械化し、実開昭58−
160935号として提案した。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記の提案では、手作業が機械化されて能率の
向上を図ることは出来たが、機械が圃場の端に達
し、これをUターンさせるときにも、土が間欠的
に落下して合理的でなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、機械が圃場の端に達し、耕耘装置
その他を持ち上げてUターンする際、上記のフイ
ルム上に落下させる土を自動的に止めるもので、
つぎの技術手段を講じた。
すなわち、ロータリー耕耘装置5と、このロー
タリー耕耘装置5の後方にあつてロータリー耕耘
装置5が耕起した土を複数条の畦24,24…に
盛り上げる畦立器6と、この畦立器6の後方に引
き出されて前記畦24,24…に掛けられるフイ
ルム25と、前記のロータリー耕耘装置5が耕起
した土の一部を後斜上に運び上げるコンベア22
と、そのコンベア22が運び上げた土を畦間でフ
イルム25上に導くシユータ23と、シユータ2
3に土を間欠的に落し込む間欠機構とを備えたマ
ルチ作業機において、これらのロータリー耕耘装
置5、畦立器6、フイルム25が巻かれたロール
2、コンベア22およびシユータ23は、リフト
アーム10の作動で地面から持ち上げられるよう
にトラクタ1に連設し、トラクタ1の後車輪4に
は突子17,17…を設け、ロータリー耕耘装置
5側に設けたアーム18が前記突子17,17…
に当接すると、前記間欠機構が作動し、ロータリ
ー耕耘装置5等のマルチ作業機を構成する部材が
上方へ吊上げられると、突子17,17…とアー
ム18との当接が解除されて前記間欠機構が非作
動状態となるように連動構成されていることを特
徴とするマルチ作業機における土掛装置とした。
〔作用〕
すなわち、トラクタ1を圃場で前進させると、
ロータリ耕耘装置5が所定の巾で土を耕起しなが
ら前進し、畦立器6がその耕起された土を複数の
畦24,24…に盛り上げる。フイルム25は、
端が圃場の端に土で止められているので、上記の
トラクタ1の前進でロール2から引き出されて上
記の畦24,24…に掛けられる。
また、ロータリ耕耘装置5で耕起された土の一
部は、コンベア22で後斜上に運び上げ、シユー
ト23で畦間においてフイルム25上に落下し、
このフイルム25が風で吹き飛ばされないように
押え付ける。
このようにして、トラクタ1が圃場の端に達す
ると、フイルム25を切断し、リフトアーム10
を作動させてロータリ耕耘装置5、畦立器6、コ
ンベア22、シユータ23およびロール28を持
ち上げ、トラクタ1をUターンさせる。すると、
上記の持ち上げにともなつて、アーム18が車輪
4とともに回転している突子17,17…から遠
のいて、これに当らなくなり、もつて土の落下が
止まる。
なお、前の工程で作つた畦の隣にトラクタ1を
位置させ、ロータリ耕耘装置5その他を下げて作
業を再開すると、前と同じように、土を耕して畦
を作り、これにフイルムを掛けながら土を載せる
作業が連続して行われる。
〔効果〕
以上のように、この考案によると、ロータリ耕
耘装置5等のマルチ作業機をリフトアーム10の
作動で持ち上げて、機械をUターンの姿勢にする
と、車輪4の突子17,17…に当つて土を間欠
的に落下させていたアーム18が、突子17,1
7…の回転している位置から離れるから、土の落
下が自動的に止まる効果がある。
〔実施例〕
つぎに、図面に示すこの考案の実施例を説明す
る。
トラクタ1の後部8の横軸9に、ロータリ耕耘
装置5から前方に突出させたアーム28の先端を
取り付け、リフトアーム10とこのアーム28の
中間部をリフトロツド11で連結し、リフトアー
ム10の作動で、このロータリ耕耘装置5が横軸
9の回りに回動し、もつて作業位置に降下した
り、非作業位置に持ち上げられたりするように構
成する。
なお、一部を省略したが、トラクタ1の動力
は、従前のものと同様に、第3図の入力軸12の
左端から、このロータリ耕耘装置5に導入され、
下の耕耘爪を回転させる。
畦立器6は、そのロータリ耕耘装置5が耕起し
た土を、2条の畦24,24に盛り上げる。
フイルム25は、ロール28状に巻かれて畦立
器6の後方において機枠に装着され、端が地面に
止められる。従つて、トラクタ1の前進で、ロー
ル2から繰り出され、畦24,24上を被い、ロ
ーラ7で畦間において地面に押し付けられる。
コンベア22は、上方が開放されたベルトで作
られ、下端がロータリ耕耘装置5の後方に位置
し、上端は後斜上に伸びている。
そして、第3図および第4図に示すように、駆
動軸13でコンベア22の上端から駆動されるよ
うに出来ている。また、入力軸12と駆動軸13
には、それぞれ調車14と15が固定され、調車
14,15には調帯16がゆるく掛け回され、ロ
ーラ3がこの調帯16に押し付けられると、その
調帯が張られて、入力軸12の回転が駆動軸13
に伝わり、コンベア22のベルトが旋回する。
コンベア22で運び上げた土を畦間においてフ
イルム25上に誘導するために、コンベア22の
後部には、シユータ23が設けられている。
この実施例では、調車14,15、調帯16、
ローラ3、駆動軸13等で、シユータ23に土を
間欠的に落し込む間欠機構を構成している。
トラクタ1の車輪4には、外側面に突子17,
17が固定されている。
ロータリ耕耘装置5の骨杆19の外端部にブラ
ケツト20が設けられ、これにアーム18が軸着
され、そのアーム18先端は、車輪4が回転する
と、突子17,17が当つて跳ね上がる位置に設
けられる。そして、リフトアーム10の作動で、
リフトロツド11がロータリ耕耘装置5を横軸9
の回りに回動させて引き上げると、このアーム1
8は、上方に引き上げられて、突子17,17の
回転軸跡から離れるように出来ている。
そして、アーム18とローラ3とは、ワイヤ2
1のインナで結ばれ、アーム18が突子17で跳
ね上げられると、インナでローラ3が引かれてロ
ーラ3が調帯16を張り、アーム18が突子17
から離れると、これらが元に戻つて、調帯16が
ゆるむ。
上記のように構成されたこの装置にあつては、
トラクタ1を圃場で前進させると、ロータリ耕耘
装置5が所定の巾で土を耕し、その土を畦立器6
が2条の畦24,24に盛り上げる。フイルム2
5は、ロール2から繰り出されてその畦24,2
4に掛けられ、ローラ7で上から地面に押し付け
られる。
車輪4の突子17がアーム18に当つてこれを
跳ね上げているとき、ワイヤ21内のインナがロ
ーラ3を引き寄せて調帯16を張り、入力軸12
の回転を調車14、調帯16および調車15を経
て駆動軸13に伝え、コンベア22を回転させる
ので、このコンベア22は、間欠的に回転し、ロ
ータリ耕耘装置5が耕した土の一部を後斜上に送
り上げ、シユータ23でもつて畦24,24間に
おけるフイルム25上に間欠的に落下させる(符
号26)。
そして、トラクタ1が圃場の端に達し、ロータ
リ耕耘装置5を非作業姿勢に引き上げると、アー
ム18も、突子17,17の回転軸跡の外に引き
上げられる。従つて、このとき、コンベア22
は、作動しなくなつて、土を落さなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を施したトラクタの側面図、
第2図は、その一部の側面図、第3図はその一部
の拡大した側面図、第4図はその正面図、第5図
はその平面図、第6図は圃場の状態を示す拡大し
た切断正面図である。 なお、図中の符号は、つぎの通り、1……トラ
クタ、2……ロール、4……車輪、5……ロータ
リ耕耘装置、6……畦立器、10……リフトアー
ム、17……突子、18……アーム、22……コ
ンベア、23……シユータ、24……畦、25…
…フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータリー耕耘装置5と、このロータリー耕耘
    装置5の後方にあつてロータリー耕耘装置5が耕
    起した土を複数条の畦24,24…に盛り上げる
    畦立器6と、この畦立器6の後方に引き出されて
    前記畦24,24…に掛けられるフイルム25
    と、前記のロータリー耕耘装置5が耕起した土の
    一部を後斜上に運び上げるコンベア22と、その
    コンベア22が運び上げた土を畦間でフイルム2
    5上に導くシユータ23と、シユータ23に土を
    間欠的に落し込む間欠機構とを備えたマルチ作業
    機において、これらのロータリー耕耘装置5、畦
    立器6、フイルム25が巻かれたロール2、コン
    ベア22およびシユータ23は、リフトアーム1
    0の作動で地面から持ち上げられるようにトラク
    タ1に連設し、トラクタ1の後車輪4には突子1
    7,17…を設け、ロータリー耕耘装置5側に設
    けたアーム18が前記突子17,17…に当接す
    ると、前記間欠機構が作動し、ロータリー耕耘装
    置5等のマルチ作業機を構成する部材が上方へ吊
    上げられると、突子17,17…とアーム18と
    の当接が解除されて前記間欠機構が非作動状態と
    なるように連動構成されていることを特徴とする
    マルチ作業機における土掛装置。
JP4532584U 1984-03-28 1984-03-28 マルチ作業機における土掛装置 Granted JPS60156906U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4532584U JPS60156906U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 マルチ作業機における土掛装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4532584U JPS60156906U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 マルチ作業機における土掛装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60156906U JPS60156906U (ja) 1985-10-18
JPH0347483Y2 true JPH0347483Y2 (ja) 1991-10-09

Family

ID=30558730

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JP4532584U Granted JPS60156906U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 マルチ作業機における土掛装置

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