JP3633729B2 - 水田復元装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は田畑輪換体系において特に水田を畑作物用に転換した畑田を水田に復元する水田復元装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、米の生産過剰から水田を適当な年数毎に水稲と畑作物とを交互に栽培する圃場に転換する田畑輪換体系において、水稲を栽培する水田から畑作物を栽培する畑田に転換する場合には水稲を栽培する水田時の耕盤を破砕してこの破砕耕盤及び水田時の耕土を畑作物栽培用の耕土として、すなわち、畑作物に必要な養分や水を吸収させる最上部の耕土としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
水稲を栽培する水田時の耕盤は、本来圧密された土層で容積重が大きく孔隙率が小さく漏水を抑制するものであるが、この耕盤を破砕して水田を畑作物を栽培する畑田に転換し、この畑田を再び水稲を栽培する水田に転換した場合には、この水田には漏水を抑制する耕盤が存在しないため、水稲に必要な養分や水を吸収させることができない漏水の問題が生じ、水稲の成育上及び収量に悪影響を及ぼす、という問題がある。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、畑作物を栽培した畑田から水稲を栽培する水田に転換する際には漏水を十分に抑制できる耕盤を有する水田に転換することができる水田復元装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
求項記載の水田復元装置は、耕土を耕起して持ち上げるとともに後上方に向かって搬送する耕土持上げ手段と、この耕土持上げ手段の後方に位置して設けられこの耕土持上げ手段にて持ち上げられた耕起土の耕起跡を前記耕起土が落下する前の位置で床締めして圧密層の耕盤を形成する耕盤形成手段と、この耕盤形成手段にて形成された耕盤上に前記耕土持上げ手段から搬出される耕起土を案内して落下させる耕土戻し手段とを具備し、前記耕土持上げ手段は、耕土を耕起して持ち上げるアップカット方向に回転自在のロータリーと、このロータリーの上方を被覆して設けられこのロータリーにて持ち上げられる耕起土を後上方に向かって案内して搬出させるロータリーカバーと、を有するものである。
【0006】
そして、耕土持上げ手段の作動により耕土が耕起されて持ち上げるとともに、この耕起土が後上方に向かって搬送され、耕盤形成手段の作動により前記耕起土の耕起跡が前記耕起土が落下する前の位置で床締めされて圧密層の耕盤に形成され、耕土戻し手段にて耕盤上には前記耕土持上げ手段から搬出される耕起土が案内されて落下され、この耕起土にて耕盤が埋め戻される。したがって、畑田は、耕土持上げ手段、耕盤形成手段及び耕土戻し手段によって耕盤を有する水田に復元する水田復元方法を実施する上で好ましい水田復元装置が得られる。また、アップカット方向に回転駆動されるロータリーにて耕土が耕起されるとともに、このロータリーにて耕起土がロータリーカバーに向かって持ち上げ回動され、かつ、このロータリーにて回動される耕起土がロータリーカバーに案内されて後上方に向かって搬出される。
【0007】
請求項記載の水田復元装置は、耕土を耕起して持ち上げるとともに後上方に向かって搬送する耕土持上げ手段と、この耕土持上げ手段の後方に位置して設けられこの耕土持上げ手段にて持ち上げられた耕起土の耕起跡を前記耕起土が落下する前の位置で床締めして圧密層の耕盤を形成する耕盤形成手段と、この耕盤形成手段にて形成された耕盤上に前記耕土持上げ手段から搬出される耕起土を案内して落下させる耕土戻し手段とを具備し、前記耕盤形成手段は、耕起土の耕起跡をスリップ回転して床締めする回転自在の鎮圧ローラを有するものである。
【0008】
そして、耕土持上げ手段の作動により耕土が耕起されて持ち上げるとともに、この耕起土が後上方に向かって搬送され、耕盤形成手段の作動により前記耕起土の耕起跡が前記耕起土が落下する前の位置で床締めされて圧密層の耕盤に形成され、耕土戻し手段にて耕盤上には前記耕土持上げ手段から搬出される耕起土が案内されて落下され、この耕起土にて耕盤が埋め戻される。したがって、畑田は、耕土持上げ手段、耕盤形成手段及び耕土戻し手段によって耕盤を有する水田に復元する水田復元方法を実施する上で好ましい水田復元装置が得られる。また、鎮圧ローラのスリップ回転により耕起土の耕起跡が十分に床締めされ圧密層の耕盤が形成される。
【0009】
請求項記載の水田復元装置は、請求項記載の水田復元装置において、耕盤形成手段は、耕起土の耕起跡を叩打して床締めする上下動自在の鎮圧体を有するものである。そして、この鎮圧体の上下動により耕起土の耕起跡が順次叩打されて十分に床締めされ圧密層の耕盤が形成される。
【0010】
請求項記載の水田復元装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の水田復元装置において、耕土戻し手段は、耕盤上に耕起土を案内して落下させる案内体を有するものである。そして、この案内体にて耕土持上げ手段から搬出される耕起土が案内され、この耕起土が耕盤形成手段にて形成された耕盤上に落下され、この耕起土にて耕盤が埋め戻される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0012】
図1乃至図3に示す第1の実施の形態において、1は機枠で、この機枠1は入力軸2を前方に向けて回転自在に突出したミッション装置3を備えた左右方向の中空パイプ状の主枠4と、この主枠4の両端部に相対して固着された上下方向の伝動ケース5及びブラケット(図示せず)と、前記主枠4の両側部から前下方に向かって突出され先端部にロワピン6を有する左右のロワアーム7と、前記ミッション装置3の上部から前上方に向かって突出され先端部に相対する連結孔8をそれぞれ有するトップアーム9とを有している。
【0013】
また、前記入力軸2に連動連結された前記ミッション装置3の出力軸10はこのミッション装置3と前記伝動ケース5との間に位置して前記主枠4内に回転自在に挿通して軸架され、かつ、この出力軸10は前記伝動ケース5内の上端部を貫通して外方に向かって突出された出力部11を有している。また、前記左右のロワアーム7には左右の支持片12にて前記トップアーム9がそれぞれ支持されている。
【0014】
また、前記伝動ケース5とブラケットとの下端部間にはロータリー13が回転自在に軸架されている。前記ロータリー13は、前記伝動ケース5とブラケットとの下端部間に回転自在に軸架された耕耘軸14と、この耕耘軸14の軸方向に間隔をおいて固着された多数の円盤状のフランジ15と、この各フランジ15に放射状に突出された複数の耕耘爪16とを有している。
【0015】
また、前記伝動ケース5の下端部内に突出された前記耕耘軸14の突出端部にはスプロケット17が固着され、前記伝動ケース5内の上端部内に位置して前記出力部11にはスプロケット18が固着され、この上下のスプロケット17,18間には無端チェーン19が回行自在に懸架されている。
【0016】
そして、前記ロータリー13は前記出力軸10からの出力により前記上下のスプロケット17,18及び前記無端チェーン19を介してダウンカット方向に回転駆動されるようになっている。また、前記伝動ケース5とブラケットとの上部間には前記ロータリー13の上方を被覆した土飛散防止用のロータリー被覆体20が固定されている。
【0017】
つぎに、前記伝動ケース5とブラケットには相対して後方に向かって突出された板状側枠21がそれぞれ一体に固着され、この両側部の側枠21間には耕起土Bを搬送して搬出する後上方に向かって傾斜したコンベヤ22が設けられている。前記コンベヤ22は、前記両側部の板状側枠21の後側上部間に回転自在に軸架された駆動ローラ23を有する駆動軸24と、前記両側部の板状側枠21の前側下端部間に回転自在に軸架された従動ローラ25を有する従動軸26と、前記駆動ローラ23と従動ローラ25との間に回行自在に懸架され耕起土Bを後上方に向かって搬送して搬出する無端回行体27とを有している。
【0018】
また、前記伝動ケース5側の板状側枠21から外方に向かって突出された前記駆動軸24の突出軸部にスプロケット28が固着され、前記伝動ケース5から外方に向かって突出された前記出力軸10の出力部11にスプロケット29が固着され、この前後の相対するスプロケット28,29間には無端チェーン30が回行自在に懸架されている。
【0019】
そして、前記出力軸10からの出力によって前記伝動ケース5内のスプロケット28,29及び無端チェーン30を介して前記駆動ローラ23が回転駆動され、この駆動ローラ23にて前記無端回行体27が図1矢印時計方向に向かって回行されるようになっている。
【0020】
また、前記従動ローラ25の前方に位置して、かつ、前記ロータリー13の後方に位置して前記両側部の板状側枠21の下端部間には耕起土Bを持上げる耕土持上体31が後上方に向かって傾斜して固着されている。この耕土持上体31は耕起土Bを持上げる山形状の刃先板32と、この刃先板32の両端部に突設され前記両側部の板状側枠21に固着された取付片33とを有している。
【0021】
そして、前記ロータリー13、耕土持上体31及び前記コンベヤ22にて耕土Aを持ち上げるとともにこの耕起土Bを後上方に向かって搬出する耕土持上げ手段34が構成されている。また、前記コンベヤ22の駆動ローラ23及びこの駆動ローラ23にて折り返し回行される前記無端回行体27の折返回行部が耕盤D上に耕起土Bを案内して落下させる耕土戻し手段35として構成されている。
【0022】
つぎに、前記駆動ローラ23の前下方に位置して前記両側部の板状側枠21には回転軸36が回転自在に軸架され、この回転軸36の両端部には相対して配設された上下方向の伝動ケース37及びブラケット(図示せず)がそれぞれ上下方向に回動自在に軸架されている。
【0023】
また、前記両側部の伝動ケース37とブラケットとの下端部間には作業時に前記コンベヤ22の従動ローラ25の後方に位置して耕起土Bの耕起跡Cをこの耕起土Bが落下する前の位置で床締めして圧密層の耕盤Dを形成する鎮圧ローラ38を有する回転軸39が回転自在に軸架されている。
【0024】
また、前記鎮圧ローラ38の回転軸39の一端部が前記伝動ケース37の下端部内に突出され、この回転軸39の突出軸部にスプロケット40が固着され、前記伝動ケース37の上端部内に突出された前記回転軸36にスプロケット41が固着され、この上下の相対するスプロケット40,41間には無端チェーン42が回行自在に懸架されている。
【0025】
また、前記駆動軸24の一端部には連動媒体43を介して前記回転軸36が回転自在に連動連結されている。そして、前記出力軸10からの出力により前記駆動軸24が回転駆動されることにより、前記無端回行体27が回行されるとともに、前記駆動軸24にて前記連動媒体43及び無端チェーン42を介して前記鎮圧ローラ38が前記機枠1の進行速度よりも速い回転速度で回転され、耕起土Bの耕起跡Cに対してスリップ回転して床締めし圧密層の耕盤Dを形成するようになっている。
【0026】
さらに、前記両側部の板状側枠21に支持アーム44がそれぞれ後方に向かって一体に突設され、この両側部の支持アーム44の後端部にはシリンダー装置45の基端部がそれぞれ上下方向に回動自在に軸着され、この両側部のシリンダー装置45の伸縮自在のロッド46の先端部には前記伝動ケース37及びブラケットの途中部がそれぞれ回動自在に軸着されている。
【0027】
そして、前記両側部のシリンダー装置45のロッド46にて前記伝動ケース37及びブラケットを介して前記鎮圧ローラ38が前記回転軸36を中心として上下方向に回動自在に支持され、この鎮圧ローラ38は作業時には下降回動されて前記コンベヤ22の従動ローラ25の後方に位置して配設され、非作業時には上昇回動されて地面上に配設されるようになっている。
【0028】
そうして、前記回転軸36、この回転軸36に上下方向に回動自在の両側部の伝動ケース37及びブラケット、この伝動ケース37及びブラケットに回転自在に軸架された鎮圧ローラ38、及び両側部のシリンダー装置45にて前記耕土持上げ手段34の後方に位置してこの耕土持上げ手段34にて持ち上げられた耕起土Bの耕起跡Cを前記耕起土Bが落下する前の位置で床締めして圧密層の耕盤Dを形成する鎮圧ローラ38を有する耕盤形成手段47が構成されている。
【0029】
つぎに、前記実施の形態の作用を説明する。
【0030】
トラクタの三点懸架機構に機枠1の三点連結部(左右のロワアーム7及び連結孔8)をそれぞれ連結し、トラクタのPTO軸に動力伝達軸を介してミッション装置3の入力軸2を連結し、両側部のシリンダー装置45のロッド46を伸長して両側部の伝動ケース37及びブラケットを介して鎮圧ローラ38をコンベヤ22の従動ローラ25の後方に位置して配設し、この鎮圧ローラ38を耕起土Bの耕起跡Cを床締めして圧密層の耕盤Dを形成する位置に設定する。
【0031】
つぎに、田畑輪換田においてトラクタにて機枠1を牽引進行するとともに、このトラクタのPTO軸にて動力伝達軸を介してミッション装置3の入力軸2を回転すると、このミッション装置3の出力軸10からの出力によりロータリー13がダウンカット方向に回転駆動されるとともに、コンベヤ22の無端回行体27が後上方に向かって回行され、鎮圧ローラ38が機枠1の進行速度より速い回転速度で回転駆動される。
【0032】
そして、図3に示すように、ロータリー13の各耕耘爪16にて畑田の耕土Aが順次深く耕起され、この耕起土Bが耕土持上体31の刃先板32にて順次掬い上げるようにして持ち上げられるとともに、この刃先板32からコンベヤ22の無端回行体27に順次搬入され、この耕起土Bが無端回行体27にて後上方に向かって順次搬送される。
【0033】
この際、畑田の耕土Aは各耕耘爪16にて水田に変換した際の水稲用耕土Aの深さに耕起され、この耕起土Bの全体が耕土持上体31の刃先板32にて掬い上げるようにして持ち上げられることにより、この刃先板32にて耕起土Bの持ち上げ後の耕起跡Cが水稲用耕盤形成部として形成される。
【0034】
また、コンベヤ22の無端回行体27にて耕起土Bが搬送されている間に、すなわち、無端回行体27から耕起土Bが搬出落下される前でこの無端回行体27の下方に形成される空間部に位置して機枠1の進行速度より速い回転速度でスリップ回転される鎮圧ローラ38にて前記耕起土Bの耕起跡Cが水稲用耕盤形成部として順次鎮圧されながら床締めされ、圧密層の耕盤Dに順次形成される。この耕盤Dは耕土Aより容積重が大きく孔隙率が小さく漏水を十分に抑制できる状態の圧密層に形成される。
【0035】
また、鎮圧ローラ38にて耕起土Bの耕起跡Cが圧密層の耕盤Dに順次形成されるとともに、この耕盤D上にはコンベヤ22の無端回行体27にて搬送される耕起土Bがこの無端回行体27の折返部の耕土戻し手段35に案内されて搬出落下され、この耕起土Bにて耕盤Dが順次埋め戻される。
【0036】
したがって、畑田が漏水を十分に抑制できる耕盤D及びこの耕盤D上に埋め戻された所定の深さの水稲用耕土Aを有する水田に変換されて造成される。
【0037】
つぎに、前記第1の実施の形態では、耕起跡Cをスリップ回転して床締めする回転自在の鎮圧ローラ38を有する耕盤形成手段47を用いる場合について説明したが、第2の実施の形態は鎮圧ローラ38に代えて耕起跡Cを叩打して床締めする上下動自在の鎮圧体48を有する耕盤形成手段49を用いたものである。その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であるから同一構成については第1の実施の形態に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0038】
前記第2の実施の形態では、図4に示すように、耕盤形成手段49は、主枠4の両側部に相対して後方に向かって一体に突設され上下に分岐した上部支持片50及び下部支持片51を有する支持体52と、この両側部の上部支持片50に軸架した回転軸53に固着された回転円盤54と、この両側部の回転円盤54の偏心位置に突設された支軸55にそれぞれ回動自在に軸支され上部に前記下部支持片51に突設されたガイドピン56を挿通した上下方向の案内溝57を有する上下動片58と、この両側部の上下動片58の下端部間に回動自在に軸支された前記鎮圧体48と、を有するものである。
【0039】
また、前記両側部の上部支持片50の回転軸53は前記第1の実施の形態のミッション装置3の出力軸10に連動媒体59を介して連動連結されているものである。そして、前記鎮圧体48は前記第1の実施の形態のコンベヤ22の従動ローラ25の後方に位置する耕起土Bの耕起跡Cを叩打して床締めするようになっている。
【0040】
このように構成することにより、ミッション装置3の出力軸10が回転駆動されると、この出力軸10からの出力によって連動媒体59を介して両側部の上部支持片50の回転軸53がそれぞれ回転され、この両側部の回転軸53に固着された回転円盤54の支軸55がそれぞれ偏心回転される。
【0041】
そして、この両側部の支軸55にて上下動片58がそれぞれ上下回動され、この両側部の上下動片58にて鎮圧体48がコンベヤ22の従動ローラ25の後方に位置して上下動されるとともに、この鎮圧体48にて耕起土Bの耕起跡Cが順次叩打されて床締めされ、耕起土Bの耕起跡Cが圧密層の耕盤Dに順次形成される。
【0042】
つぎに、前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、ダウンカット方向に回転自在のロータリー13、耕土持上体31及びコンベヤ22を有する耕土持上げ手段34を用いる場合について説明したが、第3の実施の形態はアップカット方向に回転自在のロータリー60及びこのロータリー60の上方を被覆するロータリーカバー61を有する耕土持上げ手段62並びに耕盤D上に耕起土Bを案内して落下させる案内体63を有する耕土戻し手段64を用いたものである。その他の構成は前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態の場合と同様であるから同一構成については各実施の形態に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0043】
前記第3の実施の形態では耕土持上げ手段62は、図5に示すように、前記第1の実施の形態の伝動ケース5とブラケットとの下端部間にロータリー60が図5時計方向のアップカット方向に回転自在に軸架され、このロータリー60の上方に位置して前記伝動ケース5とブラケットとの間に前記ロータリー60の上方を被覆したロータリーカバー61が固着されている。
【0044】
前記ロータリーカバー61は、前記ロータリー60の両端部を介在する所定の間隔をおいて両側部に相対して配設されかつ後方に向かって延在したカバー側板65と、この両側部のカバー側板65の上端部間に固着され前部に前記ロータリー60の回転軌跡に沿って形成した弧状カバー部66及び後部に前記弧状カバー部66に連続して後方に向かって延在した水平状カバー部67を形成したカバー天板68とを有して形成されている。そして、前記ロータリーカバー61は前端部を耕土Aの上面に近接する状態で前記伝動ケース5とブラケットとの間に固着されている。
【0045】
また、前記耕土戻し手段64の案内体63は板状に形成されている。そして、前記案内体63は前記両側部のカバー側板65の後側部間に前記ロータリー60の後側上部から後下方に向かって傾斜した状態で固着されている。
【0046】
このように構成することにより、アップカット方向に回転駆動されるロータリー60の各耕耘爪16にて耕土Aが順次耕起されるとともに、このロータリー60の各耕耘爪16にて耕起土Bがロータリーカバー61に向かって順次持ち上げ回動され、かつ、このロータリー60の各耕耘爪16にて回動される耕起土Bがロータリーカバー61に案内されて後上方に向かって順次搬出される。
【0047】
また、両側部のカバー側板65の後側部間に前記ロータリー60の後側上部から後下方に向かって傾斜した状態の案内体63を有するので、この案内体63にて耕土持上げ手段62から搬出される耕起土Bが案内され、この耕起土Bが耕盤形成手段49にてあらかじめ形成された耕盤D上に落下され、この耕起土Bにて耕盤Dが埋め戻される。
【0048】
つぎに、第4の実施の形態では、前記第3の実施の形態のアップカット方向に回転自在のロータリー60及びこのロータリー60の上方を被覆するロータリーカバー61を有する耕土持上げ手段62並びに案内体63を有する耕土戻し手段64において、この前記第3の実施の形態の上下回動自在の鎮圧体48を有する耕盤形成手段49に代えて前記第1の実施の形態の鎮圧ローラ38を有する耕盤形成手段47を用いたものである。その他の構成は前記第2の実施の形態の場合と同様であるから同一構成については各実施の形態に用いた符号を記入して説明を省略する。
【0049】
このように構成することにより、アップカット方向に回転駆動されるロータリー60の各耕耘爪16にて耕土Aが順次耕起されるとともに、このロータリー60の各耕耘爪16にて耕起土Bがロータリーカバー61に向かって順次持ち上げ回動され、かつ、このロータリー60の各耕耘爪16にて回動される耕起土Bがロータリーカバー61に案内されて後上方に向かって順次搬出される。
【0050】
また、ロータリーカバー61に案内されて搬出される耕起土Bは案内体63にて案内され、この耕起土Bが耕盤形成手段47にてあらかじめ形成された耕盤D上に落下され、この耕起土Bにて耕盤Dが埋め戻される。
【0051】
したがって、前記第2の実施の形態、第3の実施の形態及び第4の実施の形態のいずれの場合も、畑田が漏水を十分に抑制できる耕盤D及びこの耕盤D上に埋め戻された所定の深さの水稲用耕土Aを有する水田に変換されて造成される。
【0052】
【発明の効果】
求項の発明によれば、畑作物を栽培した畑田から十分に漏水を抑制できる耕盤を有する水田に転換する水田復元方法を実施する上で好ましい水田復元装置を提供することができる。また、アップカット方向に回転駆動されるロータリーにて耕起した耕起土をロータリーカバーに向かって持ち上げ回動するとともに、この耕起土をロータリーカバーにて案内させて後上方に向かって搬出でき、したがって、耕起土の耕起跡を耕盤に形成し易い状態に耕起土を確実に持ち上げることができ、耕盤を容易に形成することができ、この耕土持上げ手段の構成も簡単である。
【0053】
請求項の発明によれば、畑作物を栽培した畑田から十分に漏水を抑制できる耕盤を有する水田に転換する水田復元方法を実施する上で好ましい水田復元装置を提供することができる。また、鎮圧ローラのスリップ回転により耕起土の耕起跡を十分に床締めして確実に圧密層の耕盤を形成することができ、したがって、十分に漏水を抑制できる耕盤を形成することができる。
【0054】
請求項の発明によれば、鎮圧体の上下動により耕起土の耕起跡を叩打して十分に床締めして確実に圧密層の耕盤を形成することができ、したがって、十分に漏水を抑制できる耕盤を形成することができる。
【0055】
請求項の発明によれば、案内体にて耕土持上げ手段から搬出される耕起土を案内してこの耕起土を耕盤形成手段にて形成された耕盤上に落下でき、この耕起土にて耕盤を確実に埋め戻すことでき、したがって、耕盤上に水稲を栽培する所定の深さの耕土を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す水田復元装置の側面図である。
【図2】同上一部の拡大平面図である。
【図3】同上水田復元作業状態を示す説明側面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す水田復元装置の作業状態の側面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す水田復元装置の作業状態の側面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す水田復元装置の作業状態の側面図である。
【符号の説明】
13,60 ロータリー
22 コンベヤ
31 耕土持上体
34,62 耕土持上げ手段
35,64 耕土戻し手段
38 鎮圧ローラ
47,49 耕盤形成手段
48 鎮圧体
61 ロータリーカバー
63 案内体
A 耕土
B 耕起土
C 耕起跡
D 耕盤

Claims (4)

  1. 耕土を耕起して持ち上げるとともに後上方に向かって搬送する耕土持上げ手段と、
    この耕土持上げ手段の後方に位置して設けられこの耕土持上げ手段にて持ち上げられた耕起土の耕起跡を前記耕起土が落下する前の位置で床締めして圧密層の耕盤を形成する耕盤形成手段と、
    この耕盤形成手段にて形成された耕盤上に前記耕土持上げ手段から搬出される耕起土を案内して落下させる耕土戻し手段とを具備し、
    前記耕土持上げ手段は、耕土を耕起して持ち上げるアップカット方向に回転自在のロータリーと、このロータリーの上方を被覆して設けられこのロータリーにて持ち上げられる耕起土を後上方に向かって案内して搬出させるロータリーカバーと、を有する
    ことを特徴とする水田復元装置。
  2. 耕土を耕起して持ち上げるとともに後上方に向かって搬送する耕土持上げ手段と、
    この耕土持上げ手段の後方に位置して設けられこの耕土持上げ手段にて持ち上げられた耕起土の耕起跡を前記耕起土が落下する前の位置で床締めして圧密層の耕盤を形成する耕盤形成手段と、
    この耕盤形成手段にて形成された耕盤上に前記耕土持上げ手段から搬出される耕起土を案内して落下させる耕土戻し手段とを具備し、
    前記耕盤形成手段は、耕起土の耕起跡をスリップ回転して床締めする回転自在の鎮圧ローラを有する
    ことを特徴とする水田復元装置。
  3. 耕盤形成手段は、耕起土の耕起跡を叩打して床締めする上下動自在の鎮圧体を有する
    ことを特徴とする請求項記載の水田復元装置。
  4. 耕土戻し手段は、耕盤上に耕起土を案内して落下させる案内体を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の水田復元装置。
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