JPH034739A - 生鮮食料品の貯蔵装置 - Google Patents
生鮮食料品の貯蔵装置Info
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- JPH034739A JPH034739A JP14054189A JP14054189A JPH034739A JP H034739 A JPH034739 A JP H034739A JP 14054189 A JP14054189 A JP 14054189A JP 14054189 A JP14054189 A JP 14054189A JP H034739 A JPH034739 A JP H034739A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明(ま鮮魚等の生鮮食料品を貯蔵するための貯蔵装
置に関するものである。
置に関するものである。
「従来の技術およびその課題」
周知のように、生鮮食料品としての鮮魚は一5℃以下の
温度としておくことでその鮮度を長く保つことができ、
したがって、従来においては鮮魚を冷凍して貯蔵するよ
うにしている。
温度としておくことでその鮮度を長く保つことができ、
したがって、従来においては鮮魚を冷凍して貯蔵するよ
うにしている。
しかしながら、鮮魚を冷凍して貯蔵するためには、冷凍
設備が必要であることは勿論のこと、そのために多大な
エネルギを消費するものであり、また、冷凍された鮮魚
を調理あるいは食するにあたっては解凍の手間、時間を
要するものであり、しかも、適切な解凍が行なわれない
と風味が変化してしまう恐れもある。
設備が必要であることは勿論のこと、そのために多大な
エネルギを消費するものであり、また、冷凍された鮮魚
を調理あるいは食するにあたっては解凍の手間、時間を
要するものであり、しかも、適切な解凍が行なわれない
と風味が変化してしまう恐れもある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、生鮮食料品特に鮮魚を冷凍することな
くその鮮度を保って貯蔵することのできる貯蔵装置を提
供することにある。
とするところは、生鮮食料品特に鮮魚を冷凍することな
くその鮮度を保って貯蔵することのできる貯蔵装置を提
供することにある。
「課題を解決するための手段」
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、内部に鮮
魚等の生鮮食料品が収納されるとともにその生鮮食料品
を冷却するための水が満たされる圧力容器と、前記圧力
容器内の水を0℃以下に設定される貯蔵温度まで冷却す
ることで前記生鮮食料品を冷却するための冷却手段と、
前記水を前記圧力容器内に加圧供給することによって圧
力容器内の水を前記貯蔵温度においても凍結し得ない圧
力まで加圧するための加圧手段とを具備してなることを
特徴とするものである。
魚等の生鮮食料品が収納されるとともにその生鮮食料品
を冷却するための水が満たされる圧力容器と、前記圧力
容器内の水を0℃以下に設定される貯蔵温度まで冷却す
ることで前記生鮮食料品を冷却するための冷却手段と、
前記水を前記圧力容器内に加圧供給することによって圧
力容器内の水を前記貯蔵温度においても凍結し得ない圧
力まで加圧するための加圧手段とを具備してなることを
特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、内部に鮮魚等の生鮮食料品が
収納されるとともにその生鮮食料品を冷却するための水
が満たされる圧力容器と、前記圧力容器内の水を0℃以
下に設定される貯蔵温度まで冷却することで前記生鮮食
料品を冷却するための冷却手段と、ゴム等の弾性を有す
る材料から形成されて前記圧力容器の内部に設けられた
膨張収縮可能な袋体と、前記袋体の内部に加圧媒体を加
圧供給してその袋体を膨張させることにより圧力容器内
の水を前記貯蔵温度においても凍結し得ない圧力まで加
圧するための加圧手段とを具備してなることを特徴とす
るものである。
収納されるとともにその生鮮食料品を冷却するための水
が満たされる圧力容器と、前記圧力容器内の水を0℃以
下に設定される貯蔵温度まで冷却することで前記生鮮食
料品を冷却するための冷却手段と、ゴム等の弾性を有す
る材料から形成されて前記圧力容器の内部に設けられた
膨張収縮可能な袋体と、前記袋体の内部に加圧媒体を加
圧供給してその袋体を膨張させることにより圧力容器内
の水を前記貯蔵温度においても凍結し得ない圧力まで加
圧するための加圧手段とを具備してなることを特徴とす
るものである。
「作用」
本発明は、水は常圧下においては0℃で凍結シてしまう
が、高圧下においては06C以下の温度となっても凍結
せずに液体の状態を保つ、という性質を利用したもので
あって、圧力容器内に生鮮食料品を収納するとともに水
を満たし、その水を0℃以下に設定した貯蔵温度に冷却
するとともに、水を直接的あるいは間接的に加圧するこ
とによって上記貯蔵温度においては凍結しない圧力に保
持し、その水によって生鮮食料品を冷却して貯蔵するも
のである。
が、高圧下においては06C以下の温度となっても凍結
せずに液体の状態を保つ、という性質を利用したもので
あって、圧力容器内に生鮮食料品を収納するとともに水
を満たし、その水を0℃以下に設定した貯蔵温度に冷却
するとともに、水を直接的あるいは間接的に加圧するこ
とによって上記貯蔵温度においては凍結しない圧力に保
持し、その水によって生鮮食料品を冷却して貯蔵するも
のである。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は本実施例の貯蔵装置の概略構成図であり、この
貯蔵装置は、圧力容器1、加圧手段2、冷却手段3によ
り構成されている。
貯蔵装置は、圧力容器1、加圧手段2、冷却手段3によ
り構成されている。
上記圧力容器1はその上部に出し入れ口が設けられてい
るとともにそれを開閉する扉4を有し、その内部に被貯
蔵物である生鮮食料品(たとえばマグロ等の鮮魚)5が
収納されるようになっているとともに、その食料品5を
冷却するための水Wが満たされるようになっている。
るとともにそれを開閉する扉4を有し、その内部に被貯
蔵物である生鮮食料品(たとえばマグロ等の鮮魚)5が
収納されるようになっているとともに、その食料品5を
冷却するための水Wが満たされるようになっている。
また、上記加圧手段2は、圧力容器1内の底部に設けら
れたゴム等の弾性材により膨張収縮可能に形成された袋
体6と、その袋体6にバルブ7および継手8を介して取
外し可能に接続されて袋体6の内部に加圧媒体としての
水W、を加圧供給するためのiロ圧ポンプ9により構成
され、その加圧ポンプ9により加圧媒体としての水W、
を袋体6内に供給することによって袋体6内の圧力を高
圧たとえば1 、000 Kg/cm、”程度にまで高
め、これによって袋体6を膨張させて圧力容器1内の水
Wの圧力を同圧にまで加圧するようにされたものである
。
れたゴム等の弾性材により膨張収縮可能に形成された袋
体6と、その袋体6にバルブ7および継手8を介して取
外し可能に接続されて袋体6の内部に加圧媒体としての
水W、を加圧供給するためのiロ圧ポンプ9により構成
され、その加圧ポンプ9により加圧媒体としての水W、
を袋体6内に供給することによって袋体6内の圧力を高
圧たとえば1 、000 Kg/cm、”程度にまで高
め、これによって袋体6を膨張させて圧力容器1内の水
Wの圧力を同圧にまで加圧するようにされたものである
。
なお、食料品5は圧力容器1内に満たされている水W、
内に直接的に浸漬されることから、その水W1は飲料水
のような清浄な水を用いる必要があるが、袋体6内に供
給される加圧媒体としての水Wtはその必要がないので
適宜の加圧媒体たとえば圧油が採用可能であり、その場
合、加圧ポンプ9としては各種分野で広く採用されてい
る汎用の油圧ポンプを使用可能である。
内に直接的に浸漬されることから、その水W1は飲料水
のような清浄な水を用いる必要があるが、袋体6内に供
給される加圧媒体としての水Wtはその必要がないので
適宜の加圧媒体たとえば圧油が採用可能であり、その場
合、加圧ポンプ9としては各種分野で広く採用されてい
る汎用の油圧ポンプを使用可能である。
また、圧力容器1内の水W、は上記冷却手段3により冷
却されるようになっている。その冷却手段3は、圧力容
器1内に組み込まれた冷却コイル10と、その冷却コイ
ル6にバルブ11および継手12を介して着脱可能に接
続された冷却源装置13からなり、その冷却源装置13
から冷却コイル10に冷媒を供給することによって圧力
容器1内の水W、を食料品5を貯蔵するに好適な水点以
下の温度、たとえば−5℃程度まで冷却できるようにな
っている。
却されるようになっている。その冷却手段3は、圧力容
器1内に組み込まれた冷却コイル10と、その冷却コイ
ル6にバルブ11および継手12を介して着脱可能に接
続された冷却源装置13からなり、その冷却源装置13
から冷却コイル10に冷媒を供給することによって圧力
容器1内の水W、を食料品5を貯蔵するに好適な水点以
下の温度、たとえば−5℃程度まで冷却できるようにな
っている。
上記構成の貯蔵装置にあっては、被貯蔵物である食料品
5を冷凍することなく、その温度を鮮度を保つために好
適な0℃以下の温度として貯蔵できるものである。
5を冷凍することなく、その温度を鮮度を保つために好
適な0℃以下の温度として貯蔵できるものである。
すなわち、水Wlは、第2図に示す水の状態図から明ら
かなように、常圧下においてはほぼ0℃において凍結し
て氷となるのであるが、高圧下においてはO0C以下に
おいても凍ることなく液体の状態を保つものであって、
たとえば、温度が一5℃の水は常圧においては氷1とな
るのであるが、圧力を1.000 Kg/cm”程度に
まで高めると水りの状態となり、さらに圧力を5,00
0 Kg/am”程度まで高めると水■の状態となるも
のである。
かなように、常圧下においてはほぼ0℃において凍結し
て氷となるのであるが、高圧下においてはO0C以下に
おいても凍ることなく液体の状態を保つものであって、
たとえば、温度が一5℃の水は常圧においては氷1とな
るのであるが、圧力を1.000 Kg/cm”程度に
まで高めると水りの状態となり、さらに圧力を5,00
0 Kg/am”程度まで高めると水■の状態となるも
のである。
したがって、上記の貯蔵装置により圧力容器1内の水W
、をO0C以下に冷却するとともに、その圧力を1 、
000 K g/cm’程度とすることにより、水W1
は凍ることなく液体の状態を保持することになり、その
結果、被貯蔵物である食料品5を凍らぜることなくo’
c以下の温度で貯蔵できることになる。
、をO0C以下に冷却するとともに、その圧力を1 、
000 K g/cm’程度とすることにより、水W1
は凍ることなく液体の状態を保持することになり、その
結果、被貯蔵物である食料品5を凍らぜることなくo’
c以下の温度で貯蔵できることになる。
上記貯蔵装置の使用方法について説明すれば、末ず、圧
力容器1内に水を満たすとともに、被貯蔵物である食料
品5を出し入れ口から圧力容器1内に収納して水W1中
に浸漬させ、蓋4を閉じる。
力容器1内に水を満たすとともに、被貯蔵物である食料
品5を出し入れ口から圧力容器1内に収納して水W1中
に浸漬させ、蓋4を閉じる。
この際、水W1の温度は+4〜5℃程度としておくこと
が良い。
が良い。
そして、加圧ポンプ9を駆動して袋体6内に水W、を加
圧供給していき、袋体6内の水W、の圧力を1,000
Kg/am”程度の高圧となるまで加圧していく。こ
れにより、袋体6は弾性的に膨張して圧力容器1内の水
W1を圧縮し、パスカルの原理により圧力容器1内の水
W、も同圧まで加圧されていくから、同時に冷却手段3
によって圧力容器1内の水Wlを0℃以下となるまで冷
却していけば良い。
圧供給していき、袋体6内の水W、の圧力を1,000
Kg/am”程度の高圧となるまで加圧していく。こ
れにより、袋体6は弾性的に膨張して圧力容器1内の水
W1を圧縮し、パスカルの原理により圧力容器1内の水
W、も同圧まで加圧されていくから、同時に冷却手段3
によって圧力容器1内の水Wlを0℃以下となるまで冷
却していけば良い。
また、圧力容器1内から食料品5を取り出すに際しては
、上記の逆の手順、すなわち、圧力容器1内の水W、の
温度を0℃以上に戻しつつその圧力を下げていって大気
圧に戻し、その後、蓋4を開けば良い。
、上記の逆の手順、すなわち、圧力容器1内の水W、の
温度を0℃以上に戻しつつその圧力を下げていって大気
圧に戻し、その後、蓋4を開けば良い。
上記の貯蔵装置によれば、食料品5を0℃以下の温度と
して貯蔵するので、その鮮度を長く保つことができるこ
とは勿論のこと、食料品5を冷凍しないので、従来一般
の冷凍して貯蔵する場合のような大掛かりな冷凍設備は
不要であり、このため、省エネルギを図ることができる
とともに解凍の手間や時間が不要となり、しかも、従来
においては特に解凍の際に生じる恐れのある風味の変化
が生じることもないから商品価値を損なうこともない。
して貯蔵するので、その鮮度を長く保つことができるこ
とは勿論のこと、食料品5を冷凍しないので、従来一般
の冷凍して貯蔵する場合のような大掛かりな冷凍設備は
不要であり、このため、省エネルギを図ることができる
とともに解凍の手間や時間が不要となり、しかも、従来
においては特に解凍の際に生じる恐れのある風味の変化
が生じることもないから商品価値を損なうこともない。
なお、食料品5が上記実施例のように鮮魚であるような
場合、圧力容器1内の水W1は鮮魚の体内にも浸入して
いくので鮮魚の内外に同圧が加わることになり、したが
って、鮮魚が水W1の圧力により押しつぶされて変形し
てしまうようなことはない。しかも、水は非圧縮性流体
であるから、1 、 OOOK g/cm”程度まで加
圧してもその体積変化は第3図に示されるようにわずか
に4%程度でしかなり、シたがって、食料品5が加圧さ
れること、によって変形を受けたとしてもその体積変化
は数%程度である。
場合、圧力容器1内の水W1は鮮魚の体内にも浸入して
いくので鮮魚の内外に同圧が加わることになり、したが
って、鮮魚が水W1の圧力により押しつぶされて変形し
てしまうようなことはない。しかも、水は非圧縮性流体
であるから、1 、 OOOK g/cm”程度まで加
圧してもその体積変化は第3図に示されるようにわずか
に4%程度でしかなり、シたがって、食料品5が加圧さ
れること、によって変形を受けたとしてもその体積変化
は数%程度である。
以上で本発明の一実施例を説明したが、本発明は上記実
施例に限定されず、以下のような種々の変形、応用が可
能である。
施例に限定されず、以下のような種々の変形、応用が可
能である。
たとえば、上記実施例では圧力容器1内に弾性的に膨張
収縮可能な袋体6を設け、その袋体6内に加圧媒体とし
ての水W、を加圧供給することで圧力容器1内の水w、
を間接的に加圧するようにし、これによって油圧ポンプ
等の汎用加圧手段が採用可能である、という利点がある
が、袋体6を省略し、圧力容器1内に満たされる水W1
を直接的に加圧して高圧とする、すなわち、冷却媒体と
しての水を直接的に加圧媒体としても利用することも可
能である。
収縮可能な袋体6を設け、その袋体6内に加圧媒体とし
ての水W、を加圧供給することで圧力容器1内の水w、
を間接的に加圧するようにし、これによって油圧ポンプ
等の汎用加圧手段が採用可能である、という利点がある
が、袋体6を省略し、圧力容器1内に満たされる水W1
を直接的に加圧して高圧とする、すなわち、冷却媒体と
しての水を直接的に加圧媒体としても利用することも可
能である。
また、上記実施例では、被貯蔵物として鮮魚を例示し、
これを水Wl中に直接的に浸漬するようにしたのである
が、被貯蔵物は鮮魚に限らないことは勿論であって、0
℃以下の温度で貯蔵することが好ましく、かつ、冷凍す
ることが好ましくない生鮮食料品一般に対して適用でき
るものである。
これを水Wl中に直接的に浸漬するようにしたのである
が、被貯蔵物は鮮魚に限らないことは勿論であって、0
℃以下の温度で貯蔵することが好ましく、かつ、冷凍す
ることが好ましくない生鮮食料品一般に対して適用でき
るものである。
そして、水中に直接的に浸漬することが好ましくない食
料品、たとえば野菜類等、を貯蔵する場合においては、
それを真空バックした上で圧力容器内に収納すれば良い
。
料品、たとえば野菜類等、を貯蔵する場合においては、
それを真空バックした上で圧力容器内に収納すれば良い
。
また、上記実施例の貯蔵装置は、漁船やトラック等に搭
載しておくことにより、食料品5を最適な状態で貯蔵し
つつ運搬できる貯蔵運搬装置として使用できるものであ
る。そして、上記実施例のように、冷却源装置13や加
圧ポンプ9を圧力容器1に対して着脱可能としておき、
圧力容器1内に食料品5を貯蔵した後に冷却源装置13
および加圧ポンプ9を圧力容器Iから取り外せば、圧力
容器1のみを運搬することが可能である。その場合、運
搬中においては圧力容器1を保冷庫等内に収納して水W
1の温度が上昇しないようにすれば良く、また、運搬先
に同様の冷却源装置、加圧ポンプを用意しておき、運搬
した圧力容器1にそれらを再接続してそこでさらに貯蔵
し、必要に応じて食料品5を取り出すこととすれば良い
。
載しておくことにより、食料品5を最適な状態で貯蔵し
つつ運搬できる貯蔵運搬装置として使用できるものであ
る。そして、上記実施例のように、冷却源装置13や加
圧ポンプ9を圧力容器1に対して着脱可能としておき、
圧力容器1内に食料品5を貯蔵した後に冷却源装置13
および加圧ポンプ9を圧力容器Iから取り外せば、圧力
容器1のみを運搬することが可能である。その場合、運
搬中においては圧力容器1を保冷庫等内に収納して水W
1の温度が上昇しないようにすれば良く、また、運搬先
に同様の冷却源装置、加圧ポンプを用意しておき、運搬
した圧力容器1にそれらを再接続してそこでさらに貯蔵
し、必要に応じて食料品5を取り出すこととすれば良い
。
第4図および第5図は、圧力容器1を横型とした池は上
記実施例と同様に構成された貯蔵装置を遠洋マグロ漁船
Sに搭載した場合の例を示すものである。この場合、漁
獲したマグロ5を圧力容器!内に直ちに収納すれば、マ
グロ5を凍らせることなく長期にわたって貯蔵できるこ
とは勿論のこと、圧力容器!ごと水揚げすることができ
、しかも、従来のマグロ漁船には不可欠であった大掛か
りな冷凍設備が不要となって漁船Sにおける省スペース
、省エネルギを図ることができる。なお、この場合、圧
力容器1内に満たす水W、としては海水を汲み上げて使
用すると良い。また、圧力容器1は船体と一体に構築す
ることでも良いし、加圧ポンプ9や冷却源装置13は必
ずしも圧ツノ容器Iから取外し可能としておくことはな
い。
記実施例と同様に構成された貯蔵装置を遠洋マグロ漁船
Sに搭載した場合の例を示すものである。この場合、漁
獲したマグロ5を圧力容器!内に直ちに収納すれば、マ
グロ5を凍らせることなく長期にわたって貯蔵できるこ
とは勿論のこと、圧力容器!ごと水揚げすることができ
、しかも、従来のマグロ漁船には不可欠であった大掛か
りな冷凍設備が不要となって漁船Sにおける省スペース
、省エネルギを図ることができる。なお、この場合、圧
力容器1内に満たす水W、としては海水を汲み上げて使
用すると良い。また、圧力容器1は船体と一体に構築す
ることでも良いし、加圧ポンプ9や冷却源装置13は必
ずしも圧ツノ容器Iから取外し可能としておくことはな
い。
さらに、本発明の装置における圧力容器の形状は、竪型
や横型のみならず球形その他適宜の形状に変更可能であ
るし、冷却手段は冷却コイルによるものの他にも種々の
形態のものが採用可能である。
や横型のみならず球形その他適宜の形状に変更可能であ
るし、冷却手段は冷却コイルによるものの他にも種々の
形態のものが採用可能である。
「発明の効果」
以上で詳細に説明したように、本発明の貯蔵装置は、圧
力容器内に満たした水を0℃以下に設定される貯蔵温度
まで冷却するとともに、その水の圧力を貯蔵温度におい
ては凍結しない圧力まで直接的あるいは間接的に高め、
その水により被貯蔵物である生鮮食料品を冷却して貯蔵
するものであるから、生鮮食料品を凍らせることなく貯
蔵することができ、したがって、その鮮度を長(保持す
ることができることは勿論のこと、従来一般の貯蔵装置
のような大掛かりな冷凍設備は不要であって省エネルギ
を図ることができるとともに解凍の手間や時間が不要と
なり、しかも、解凍の際に生じる恐れのある風味の変化
が生じることもない、という優れた効果を奏する。
力容器内に満たした水を0℃以下に設定される貯蔵温度
まで冷却するとともに、その水の圧力を貯蔵温度におい
ては凍結しない圧力まで直接的あるいは間接的に高め、
その水により被貯蔵物である生鮮食料品を冷却して貯蔵
するものであるから、生鮮食料品を凍らせることなく貯
蔵することができ、したがって、その鮮度を長(保持す
ることができることは勿論のこと、従来一般の貯蔵装置
のような大掛かりな冷凍設備は不要であって省エネルギ
を図ることができるとともに解凍の手間や時間が不要と
なり、しかも、解凍の際に生じる恐れのある風味の変化
が生じることもない、という優れた効果を奏する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を説明するため
の図であって、第1図は本実施例の貯蔵装置の概略構成
図、第2図は水の状態図、第3図は水の圧力と体積変化
との関係とを示す図である。 第4図および第5図は本発明の池の実施例を示すもので
、第4図はこの実施例の貯蔵装置を搭載したマグロ漁船
の概略構成図、第5図は貯蔵装置の概略構成図である。 W、、W、・・・・・・水、1・・・・・・圧力容器、
2・・・・加圧手段、3・・・・・冷却手段、5・・・
・食料品、6・・・・・袋体、9・・・・・加圧ポンプ
、IO・・・・・・冷却コイル、13・・・・・冷却源
装置。
の図であって、第1図は本実施例の貯蔵装置の概略構成
図、第2図は水の状態図、第3図は水の圧力と体積変化
との関係とを示す図である。 第4図および第5図は本発明の池の実施例を示すもので
、第4図はこの実施例の貯蔵装置を搭載したマグロ漁船
の概略構成図、第5図は貯蔵装置の概略構成図である。 W、、W、・・・・・・水、1・・・・・・圧力容器、
2・・・・加圧手段、3・・・・・冷却手段、5・・・
・食料品、6・・・・・袋体、9・・・・・加圧ポンプ
、IO・・・・・・冷却コイル、13・・・・・冷却源
装置。
Claims (2)
- (1)内部に鮮魚等の生鮮食料品が収納されるとともに
その生鮮食料品を冷却するための水が満たされる圧力容
器と、前記圧力容器内の水を0℃以下に設定される貯蔵
温度まで冷却することで前記生鮮食料品を冷却するため
の冷却手段と、前記水を前記圧力容器内に加圧供給する
ことによって圧力容器内の水を前記貯蔵温度においても
凍結し得ない圧力まで加圧するための加圧手段とを具備
してなることを特徴とする生鮮食料品の貯蔵装置。 - (2)内部に鮮魚等の生鮮食料品が収納されるとともに
その生鮮食料品を冷却するための水が満たされる圧力容
器と、前記圧力容器内の水を0℃以下に設定される貯蔵
温度まで冷却することで前記生鮮食料品を冷却するため
の冷却手段と、ゴム等の弾性を有する材料から形成され
て前記圧力容器の内部に設けられた膨張収縮可能な袋体
と、前記袋体の内部に加圧媒体を加圧供給してその袋体
を膨張させることにより圧力容器内の水を前記貯蔵温度
においても凍結し得ない圧力まで加圧するための加圧手
段とを具備してなることを特徴とする生鮮食料品の貯蔵
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14054189A JPH034739A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 生鮮食料品の貯蔵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14054189A JPH034739A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 生鮮食料品の貯蔵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH034739A true JPH034739A (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=15271074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14054189A Pending JPH034739A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 生鮮食料品の貯蔵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034739A (ja) |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP14054189A patent/JPH034739A/ja active Pending
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