JPH0346903B2 - - Google Patents

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JPH0346903B2
JPH0346903B2 JP57201658A JP20165882A JPH0346903B2 JP H0346903 B2 JPH0346903 B2 JP H0346903B2 JP 57201658 A JP57201658 A JP 57201658A JP 20165882 A JP20165882 A JP 20165882A JP H0346903 B2 JPH0346903 B2 JP H0346903B2
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cassette
lever
ejection
holder
arrow
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JP57201658A
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JPS5992467A (ja
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Haruo Takeda
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS5992467A publication Critical patent/JPS5992467A/ja
Publication of JPH0346903B2 publication Critical patent/JPH0346903B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばビデオテープレコーダの如き
記録再生装置やその他の各種情報処理装置に適用
可能なカセツト着脱装置であつて、特に、カセツ
ト排出位置に上昇されているカセツトホルダ内に
カセツトを挿入させることにより、それを検出し
てカセツトホルダを機器内部に水平方向に引き込
んだ後に垂直方向に下降させてカセツト装置位置
へ上記カセツトを装着させ、またカセツトホルダ
をカセツト装着位置から垂直方向に上昇させた後
に水平方向に押し出して上記カセツトをカセツト
排出位置へ排出させ、かつその際カセツトをカセ
ツトホルダの前方に所定長さに押し出すように構
成して成るフロントローデイングタイプのカセツ
ト着脱装置に関するものである。
背景技術とその問題点 先づ第1図〜第8図はビデオテープレコーダに
実施されているフロントローデイングタイプのカ
セツト着脱装置の従来例を示したものであつて、
先づ第1図に示す如く、テープが収納されたカセ
ツト1が矢印a方向から水平に挿入されるカセツ
トホルダ2の左右両側部には固定の一対の支持板
3が垂直状に配置されている。そして両支持板3
には夫々ほゞ逆L字状をなす例えば3個のガイド
溝4が設けられていて、カセツトホルダ2の左右
両側面側に夫々回転自在に枢着された3個のガイ
ドローラ5が各ガイド溝4内に夫々遊嵌されてい
る。そしてカセツトホルダ2はガイド溝4にて案
内され、図示省略した駆動装置によつて往復動さ
れるように構成されている。即ちカセツト装着時
には、カセツトホルダ2は第3図に示されたカセ
ツト排出位置から矢印a方向に水平に引き込まれ
た後に、第5図に矢印b方向に垂直に下降されて
第5図に実線で示されたカセツト装着位置へ移動
される。またカセツト排出時には、カセツトホル
ダ2は第5図に実線で示されたカセツト装着位置
から矢印b′方向に垂直に上昇された後、第3図に
示された矢印a′方向に水平に押し出されて第3図
に示されたカセツト排出位置へ移動される。
次にカセツトホルダ2の底板6の左右両端部の
下部には一対の摺動板7が摺動自在に取付けられ
ている。詳しくは第2図に示す如く、これら両摺
動板7は夫々底板6の下面に固着された一対のガ
イドピン8に一対の長孔9を介して係合されて、
カセツトホルダ2内へのカセツト1の挿入及び排
出方向である矢印a及びa′方向に摺動自在に取付
けられている。そしてこれら両摺動板7の先端に
は夫々カセツト当接片10が一体に設けられてい
て、第3図に示されたカセツト排出位置に復動さ
れているカセツトホルダ2内にカセツト1が矢印
a方向から挿入される時に、そのカセツト1の前
端1a側の左右両端近傍部分が両摺動板7のカセ
ツト当接片10に当接されて、これら両摺動板7
がカセツト1にて押されて矢印a方向に摺動され
るように構成されている。
次に第2図に示す如く、カセツトホルダ2の左
右両側板12には左右一対のカセツト排出レバー
13が支点軸14を介して回動自在に枢支されて
いる。そしてこれら両カセツト排出レバー13は
両側板12との間に架け渡された引張ばね15に
よつて矢印c方向に回動附勢されていて、その下
端である一端13aが両摺動板7に一体に設けら
れたレバー当接片16に矢印a′方向から当接され
ている。なお両引張ばね15は両カセツト排出レ
バー13の一端13aを両摺動板7に係合(当
接)させるに足りるだけの非常に弱いばねにて構
成されていて、両摺動板7がカセツト1にて押さ
れて矢印a方向に摺動される時に、その両レバー
当接部16にて両カセツト排出レバー13の一端
13aが押されて、両カセツト排出レバー13が
両引張ばね15に抗して矢印c′方向に回動させる
ように構成されている。なお両カセツト排出レバ
ー13の上端である他端13bはカセツトホルダ
2の上方に突出されている。
次に第3図〜第8図に示す如く、両支持板3の
上端部の内側に固着された一対の固定ピン17が
第3図に示されたカセツト排出位置にあるカセツ
トホルダ2の左右両端部の上側位置に配置されて
いて、カセツトホルダ2の往復動時に両カセツト
排出レバー13の他端13bがこれら両固定ピン
17に当接されるように構成されている。
次に以上の如く構成された従来例のカセツト着
脱動作を第3図〜第8図によつて説明する。
先づ前回のカセツト排出動作により、両カセツ
ト排出レバー13は第3図に仮想線で示された位
置まで矢印c方向に回動され、また摺動板7も仮
想線で示された位置まで矢印a′方向に摺動されて
いる。次に第3図に示す如く、ビデオテープレコ
ーダのフロントパネル18のカセツト挿入口19
からカセツト排出位置にあるカセツトホルダ2内
にカセツト1を矢印a方向から実線で示された位
置まで挿入すると、そのカセツト1の挿入に応じ
て両摺動板7が矢印a方向に摺動され、両カセツ
ト排出レバー13が両引張ばね15に抗して実線
で示された位置まで矢印c′方向に所定の角度θ1
回動されて、その他端13bがほゞ垂直状に起立
される。なお第3図はカセツト1をカセツトホル
ダ2内の奥いつぱいまで正しい深さl1に挿入した
状態を示しており、この時には第2図に示された
長孔9の矢印a′方向側の端部がガイドピン8に当
接されて両摺動板7の矢印a方向の摺動が停止さ
れて、挿入されたカセツト1にストツパーが働く
ことになる。また両摺動板7には両引張ばね15
による弱いばね力によつて矢印a′方向への復動力
が常に作用しているが、実際には、その復動力よ
り少し強い力でカセツト1をカセツトホルダ2内
の底板6上に弾性的に押圧する押圧機構(図示せ
ず)がカセツトホルダ2内の上側部に設けられて
いるので、カセツト1はカセツトホルダ2内に挿
入された位置にてそのまゝ保持されることにな
る。
次に上記の如きカセツトホルダ2内へのカセツ
ト1の挿入完了が、両摺動板7の何れか一方の摺
動により例えばフオトカプラの如きスイツチにて
検出されて、駆動装置によりカセツトホルダ2が
第3図で矢印a方向に水平に引き込まれて行く。
そしてこの際には、第4図に仮想線と実線とで示
す如く両カセツト排出レバー13の他端13bが
両固定ピン17に当接されて、これら両カセツト
排出レバー13が両引張ばね15に抗して矢印
c′方向に回動してその両固定ピン17の下を潜り
抜けるようにして逃げて行く。
次に第5図に仮想線で示す位置まで矢印a方向
に水平に引き込まれたカセツトホルダ2は今度は
矢印b方向に垂直に下降されて実線で示されたカ
セツト装着位置にカセツト1を装着させて、一連
のカセツト装着動作が完了する。
次にカセツト排出時には、カセツトホルダ2が
第5図に実線で示されたカセツト装着位置から矢
印b′方向に垂直に上昇されて仮想線で示す位置に
達した後、第5図で矢印a′方向に水平に押し出さ
れて第3図に示されたカセツト排出位置へ移動さ
れるが、その際、第6図に仮想線と実線とで示す
如く両カセツト排出レバー13の他端13bが固
定ピン17に当接されて、これら両カセツト排出
レバー13が矢印c方向に回動される。そして両
カセツト排出レバー13の一端13aが両摺動板
7を押し、これら両摺動板7がカセツトホルダ2
に対して矢印a′方向に摺動される。この結果カセ
ツト1がカセツトホルダ2によつて矢印a′方向に
移動されながら、更に両摺動板7のカセツト当接
片10がそのカセツトホルダ2内のカセツト1を
矢印a′方向に押し出し、第3図に示す如くカセツ
トホルダ2がカセツト排出位置へ復動された時に
は、仮想線の位置へ回動された両カセツト排出レ
バー13により両摺動板7を介してカセツト1が
仮想線で示された位置までカセツトホルダ2の前
方に所定の長さl2押し出されて、そのカセツト1
の後端1bがカセツト挿入口19からフロントパ
ネル18外にその長さl2だけ突出される。
以上の如く構成された従来例によれば、カセツ
ト1がカセツト排出位置へ排出された時に、その
カセツト1の後端1bがカセツト挿入口19から
フロントパネル18外に長さl2だけ突出されるの
で、この後に操作者が、カセツト1の後端を手で
つまんでフロントパネル18外にカセツト1を抜
き取る際の、その抜き取り操作を容易に行えるも
のである。
しかしながら以上の如く構成された従来例で
は、次のような欠陥があつた。
即ち第7図に示す如く、カセツトホルダ2内へ
のカセツト1の矢印a方向からの挿入に際して、
カセツト1がカセツトホルダ2内の奥いつぱいま
で正しい深さl1に挿入されず、その挿入深さl3
浅かつた場合(カセツトが途中までしか挿入され
なかつた場合)には、両カセツト排出レバー13
の矢印c′方向の回動角度θ2が小さくなり、その他
端13bは第3図に実線で示した如く垂直状態に
はならずに、矢印a方向に傾斜されたまゝの状態
となる。
一方この種カセツト着脱装置では、操作性を良
くする上で、カセツト1の挿入深さl3が一定深さ
以上あつて、その挿入深さl3が極端に浅くない限
り、前述した如くそのカセツト1の挿入がスイツ
チにて検出されて駆動装置によるカセツトホルダ
2の矢印a方向の引き込み動作が開始されるよう
に構成されている。
そして前述した如く、カセツト1の挿入深さl3
が浅い状態でカセツトホルダ2が矢印a方向に引
き込まれると、その引き込み途中で、第8図に示
す如く両カセツト排出レバー13の他端13bが
両固定ピン17の下面側に斜め下から衝突して喰
い込んでしまい、そのカセツトホルダ2の引き込
みが不測に阻止されてしまうことが往々にしてあ
つた。即ち第8図に示した状態は、両固定ピン1
7の中心と、両カセツト排出レバー13の支点軸
14の中心とを結ぶ直線P1上にて両カセツト排
出レバー13の他端13bが両固定ピン17に衝
突されたいわゆる死点上での衝突であり、両固定
ピン17と両支点軸14との間で両カセツト排出
レバー13が突つ張つてしまつて、カセツトホル
ダ2の矢印a方向の引き込み不測に阻止してしま
うことになる。そしてこの結果前述したカセツト
装着動作は行われなくなり、故障状態を呈するこ
とになる。
発明の目的 本発明は、上述の如き欠陥を是正することが出
来るカセツト着脱装置を提供しようとするもので
ある。
発明の概要 本発明は、上述した従来例のカセツト着脱装置
において、上記カセツト排出レバーを第1レバー
と第2レバーとからなる2連リンク構造に構成し
て、上記第1レバーを上記カセツトホルダに第1
支点軸を介して回動自在に枢支させると共に、上
記摺動板に係合させるべく第1附勢手段にて上記
所定方向に回動附勢させ、上記第2レバーを上記
第1レバーに上記第1支点軸に対して偏心された
第2支点軸を介して回動自在に枢支させると共
に、その第2レバーの先端を上記固定ピンに当接
させるように構成し、かつこれら第1レバーと第
2レバーとの間に、その第1レバーに対して第2
レバーを一方向に回動附勢させる第2附勢手段
と、その第2附勢手段による第2のレバーの回動
を規制する回動規制部とを設けて、上記カセツト
装着時には、上記第2レバーが上記固定ピンに当
接された時にその第2レバーを第1レバーに対し
て第2附勢手段に抗して一方向に回動させて逃が
し、上記カセツト排出時には、第2レバーが上記
固定ピンに当接されて回動されることによつてそ
の第2レバーの回動力を回動規制部を介して第1
レバーに伝えて、その第1レバーを上記所定方向
に回動させるように構成したことを特徴とするカ
セツト着脱装置であり、カセツトホルダ内へのカ
セツトの挿入深さが多少浅かつたような場合で
も、カセツトの装着動作を常に確実に行うことが
出来るものが得られる。
実施例 以下本発明をビデオテープレコーダのカセツト
着脱位置に適用した一実施例を第9図〜第19図
によつて説明する。なお第1図〜第8図に示した
従来例と同一構造部には同一の符号を付してその
説明を省略する。またこゝでは一対の摺動板7及
びカセツト排出レバー13のうち、一方側のもの
についてのみ説明する。
最初に第9図に示す如く、カセツト排出レバー
13を、第1レバー22と第2レバー23とから
なる2連リンク構造に構成したものである。そし
て先づ第1レバー22をカセツトホルダ2の側板
12に第1支点軸24を介して回動自在に枢支さ
せて、その第1レバー22を側板12との間に架
け渡された第1附勢手段である第1ばね25によ
つて矢印c方向に回動附勢させて、その第1レバ
ー22の下端22aを摺動板7のレバー当接片1
6に当接させている。次に第2レバー23を第1
レバーに第1支点軸24に対して偏心された第2
支点軸26を介して回動自在に枢支させて、その
第2レバー23の上端である先端23aを固定ピ
ン17に当接させるように構成している。なおこ
の際第1レバー22と第2レバー23との間に架
け渡された第2附勢手段である第2ばね27によ
つて第2レバー23を第1レバー22に対して第
2支点軸26の周りで矢印d方向に回動附勢させ
る一方、第1レバー22の上端22bに設けられ
た回動規制部28によつて第1レバー22に対す
る第2レバー23の矢印d方向の回動を規制する
ように構成している。
ところで第1レバー22及び第2レバー23は
詳しくは第10図に示した形状に合成樹脂にて形
成されていて、これらは極めて簡単に組立てられ
ると共に、その組立てられた状態が非常にコンパ
クトになるように構成されている。
即ち先づ第1レバー22には、第1支点軸24
への挿入孔30を有するボス部31と、張出し片
39の両側に突出された一対の第2支点軸26
と、下端22aに設けられたレバー当接片16へ
の当接用ピン32と、第1ばね25及び第2ばね
27のばね掛け片33,34と、上端22bに設
けられたスリツト35を有する第2レバー保持片
36と、第2レバー22の抜け止め用ピン37を
有する弾性片38とが互に一体成形されている。
次に第2レバー23には、その下端に設けられた
断面がほゞコ字状をなし、かつ一対の下端縁に第
2支点軸26への係合用凹部41が設けられたボ
ス部42と、第2ばね27のばね掛け片43とが
互いに一体成形されている。
そしてこれら第1レバー22と第2レバー23
とは第11図に示す如く組立てられる。
即ち先づ第2レバー23の先端23aを第1レ
バー22のスリツト35に矢印e方向から挿通
し、弾性片38を矢印f方向に弾性に抗して撓ま
せてピン37を逃がして、そのピン37の一側位
置に第2レバー23のボス部42を挿入する。次
に第2レバー23を矢印g方向に移動させてその
ボス部42を第1レバー22の張出し片39の両
側に上から跨がせるように挿入して、その両凹部
41を両第2支点軸26に係合させる。するとボ
ス部42がピン37の下方に外れて、弾性片38
が弾性によつて矢印f′方向に戻されて、そのピン
37がボス部42の一側部の肩部42a上に係合
されて、以後そのピン37により、第2レバー2
3が第1レバー22に対して矢印g′方向に浮き上
つて、両凹部41が両第2支点軸26に上方に外
れることが阻止される。なおこの後両ばね掛け片
34,43間に第2ばね27を架け渡して、第1
レバー22をそのボス部31によつてカセツトホ
ルダ2の第1支点軸24に第9図の如く挿入して
組立てることになる。なお回動規制部28はスリ
ツト35の一端にて構成されている。
次にカセツト排出レバー13を以上の如く2連
リンク構成に構成した本発明のカセツト着脱動作
を第12図〜第19図によつて説明する。
先づ第12図に示す如く、ビデオテープレコー
ダのフロントパネル18のカセツト挿入口19か
らカセツト排出位置によるカセツトホルダ2内に
カセツト1を矢印a方向から実線で示された位置
まで第3図の従来例の時と同時に、正しい深さl1
に挿入した場合には、摺動板7を介してカセツト
排出レバー13が仮想線の位置から実線の位置ま
で第1ばね25に抗して矢印c′方向に所定の角度
θ1回動される。
次にこのカセツト挿入後に、カセツトホルダ2
が第12図で矢印a方向に水平に引き込まれて行
くと、その途中において第13図に示す如くカセ
ツト排出レバー13の第2レバー23の先端23
aが固定ピン17に当接されて、第14図に示す
如くその第2レバー23が第1レバー22に対し
て第2ばね27に抗して矢印d′方向に回動されな
がら、その第2レバー23が固定ピン17の下を
潜り抜けるようにして逃げて行く。
次に第5図に仮想線で示す位置まで矢印a方向
に水平に引き込まれたカセツトホルダ2は今度は
矢印b方向に垂直に下降されて実線で示されたカ
セツト装着位置にカセツト1を装着させて、一連
のカセツト装着動作が完了する。
次にカセツト排出時には、カセツトホルダ2が
第15図に実線で示されたカセツト装着位置から
矢印b′方向に垂直に上昇されて仮想線で示す位置
に達した後、第15図で矢印a′方向に水平に押し
出されて第12図に示されたカセツト排出位置へ
移動されるが、その際第16図に示す如くカセツ
ト排出レバー13の第2レバー23の先端23a
が固定ピン17に当接されて、この第2レバー2
3が矢印d方向に回動される。するとこの際に
は、第2レバー23の回動力が回動規制部28を
介して第1レバー22に伝えられる為に、第17
図に示す如く第2レバー23と一体に第1レバー
22が矢印c方向に回動される。この結果第1レ
バー22によつて摺動板7がカセツトホルダ2に
対して矢印a′方向に摺動されて、第12図に示す
如くカセツトホルダ2がカセツト排出位置へ復動
された時には、カセツト1が仮想線で示す如くカ
セツトホルダ2の前方に押し出されて、そのカセ
ツト1の後端1bがカセツト挿入口19からフロ
ントパネル18外に所定の長さl2だけ突出され
る。
次に第18図に示す如く、カセツトホルダ2内
へのカセツト1の挿入深さl3が第7図の従来例の
時と同様に、浅く、カセツト排出レバー13が矢
印c′方向に小さな角度θ2しか回動されなかつた状
態で、カセツトホルダ2が矢印a方向に引き込ま
れた場合には、第19図に示す如くカセツト排出
レバー13の第2レバー23の先端23aが、や
はり第8図の従来例の時と同様に、固定ピン17
の下面側に斜め下から衝突される。
しかしながら本発明によれば、この時にも、第
2レバー23は第2支点軸26を中心に第2ばね
27に抗して矢印d′方向に回動して逃げて、その
第2レバー23が固定ピン17の下をスムーズに
潜り抜けることが出来る。
従つて本発明によれば、第8図の従来例の時の
ように、カセツト排出レバー13が固定ピン17
の下に喰い込んで、カセツトホルダ2の矢印a方
向の引き込みが不測に阻止されて、カセツト装着
動作が不能となつてしまうような故障は全く発生
しない。
以上本発明の実施例に付き述べたが、本発明で
言うカセツト排出レバー13の形状等は実施例で
示されたものに限定されることなく、種々の有効
な形状等に変更可能である。
応用例 本発明は、実施例で示したビデオテープレコー
ダのカセツト着脱装置に限定されることなく、そ
の他の各種の記録再生装置や情報処理装置のカセ
ツト着脱装置に応用可能である。
発明の効果 本発明は、上述した如くカセツト排出レバー
を、カセツトホルダに枢支された第1レバーと、
その第1レバーの偏心位置に枢支されて第1レバ
ーに対して一方向にのみ回動可能に構成された2
連リンク構造に構成したものであつて、カセツト
の装着動作時には、第2レバーが固定ピンに当接
された時にこれを第1レバーに対して一方向に回
動させて逃がすようにし、カセツトの排出動作時
には、第2レバーが固定ピンに当接されて回動さ
れることによつて、その第2レバーと一体に第1
レバーを回動させてカセツトホルダの前方へのカ
セツトの押し出しを行わせるように構成したの
で、カセツトホルダ内へのカセツトの挿入深さが
多少浅かつたような場合でも、カセツトの装着動
作途中で、カセツト排出レバーが固定ピンに対し
て不測に喰い込んで、カセツトホルダの引き込み
が不測に阻止されて故障してしまうようなことを
未然に防止出来て、カセツトの装着動作を常に確
実に行うことが出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図はビデオテープレコーダのカセ
ツト着脱装置の従来例を示したものであつて、第
1図は全体の概略を示した一部切欠き斜視図、第
2図は要部の拡大斜視図、第3図〜第8図はカセ
ツトの装着及び排出動作を説明する要部の側面図
である。第9図〜第19図は本発明を適用したビ
デオテープレコーダのカセツト着脱装置の一実施
例を示したものであつて、第9図は要部の拡大斜
視図、第10図はカセツト排出レバーの分解斜視
図、第1図はカセツト排出レバーの組立て完了状
態の斜視図、第12図〜第19図はカセツトの装
着及び排出動作を説明する要部の側面図である。 なお図面に用いられた符号において、1……カ
セツト、2……カセツトホルダ、3……支持板、
4……ガイド溝、5……ガイドローラ、7……摺
動板、12……カセツトホルダの両側板、13…
…カセツト排出レバー、17……固定ピン、22
……第1レバー、23……第2レバー、24……
第1支点軸、25……第1ばね、26……第2支
点軸、27……第2ばね、28……回動規制部で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定の支持板と、その支持板に設けられたガ
    イド溝にて案内されて、カセツト排出位置から水
    平方向に引き込まれた後に垂直方向に下降されて
    カセツト装着位置へカセツトを装着し、或いはカ
    セツト装着位置から垂直方向に上昇された後に水
    平方向に押し出されてカセツト排出位置へカセツ
    トを排出すべく往復動されるカセツトホルダと、
    そのカセツトホルダに摺動自在に取付けられ、上
    記カセツト排出位置にてカセツトホルダ内にカセ
    ツトが挿入される時にそのカセツトの挿入に応じ
    て摺動されるようになされた摺動板と、上記カセ
    ツトホルダに回動自在に枢支されると共に、一端
    が上記摺動板に係合されるべく附勢手段にて所定
    方向に回動附勢されてなるカセツト排出レバー
    と、上記支持板側に固定されて設けられ、上記カ
    セツトホルダの往復動に伴う上記カセツト排出レ
    バーの他端の移動軌跡内に配置された固定ピンと
    を具備し、上記カセツト装着時には、上記カセツ
    ト排出レバーの他端が上記固定ピンに当接された
    時にそのカセツト排出レバーを上記附勢手段に抗
    して上記所定方向とは反対方向に回動させて逃が
    し、上記カセツト排出時には、上記カセツト排出
    レバーの他端を上記固定ピンに当接させてこのカ
    セツト排出レバーを上記所定方向に回動させるよ
    うにして上記摺動板を介してカセツトを上記カセ
    ツトホルダの前方に所定長さに押し出すように構
    成して成るカセツト着脱装置において、上記カセ
    ツト排出レバーを第1レバーと第2レバーとから
    なる2連リンク構造に構成して、上記第1レバー
    を上記カセツトホルダに第1支点軸を介して回動
    自在に枢支させると共に、上記摺動板に係合させ
    るべく第1附勢手段にて上記所定方向に回動附勢
    させ、上記第2レバーを上記第1レバーに上記第
    1支点軸に対して偏心された第2支点軸を介して
    回動自在に枢支させると共に、その第2レバーの
    先端を上記固定ピンに当接させるように構成し、
    かつこれら第1レバーと第2レバーとの間に、そ
    の第1レバーに対して第2レバーを一方向に回動
    附勢させる第2附勢手段と、その第2附勢手段に
    よる第2のレバーの回動を規制する回動規制部と
    を設けて、上記カセツト装着時には、上記第2レ
    バーが上記固定ピンに当接された時にその第2レ
    バーを第1レバーに対して第2附勢手段に抗して
    一方向に回動させて逃がし、上記カセツト排出時
    には、第2レバーが上記固定ピンに当接されて回
    動されることによつてその第2レバーの回動力を
    回動規制部を介して第1レバーに伝えて、その第
    1レバーを上記所定方向に回動させるように構成
    したことを特徴とするカセツト着脱装置。
JP57201658A 1982-11-17 1982-11-17 カセツト着脱装置 Granted JPS5992467A (ja)

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