JPH0346680A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0346680A
JPH0346680A JP18171889A JP18171889A JPH0346680A JP H0346680 A JPH0346680 A JP H0346680A JP 18171889 A JP18171889 A JP 18171889A JP 18171889 A JP18171889 A JP 18171889A JP H0346680 A JPH0346680 A JP H0346680A
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Japan
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toner
image
toner concentration
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image forming
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JP18171889A
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Kenji Urabe
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば電子複写機等の画像形成装置に係り、
特にトナー補給の異常検知を可能にした画像形成装置に
関する。
(従来の技術) 従来、例えば電子複写機においては、トナーとキャリア
とからなる2成分現像剤を用いて磁気ブラシ方式により
感光体上の静電潜像を現像する現像器を用いる場合が多
い。
このような現像器を用いる複写機においては、画像濃度
を一定に保つために、現像器内に収容された現像剤のト
ナー濃度をトナー濃度センサによって検出し、その検出
信号を予め設定される基準値と比較し、その比較結果に
応してトナー補給装置を動作させることによりトナーの
補給を行ない、現像剤中のトナー濃度が常に一定となる
ように制御している。
上記トナー濃度センサとしては、トナーとキャリアとの
混合比によって変化する現像剤の磁気抵抗を検出するこ
とによりトナー濃度を検出し、アナログ的な電圧信号に
変換する磁気センサが用いられることが多い。この磁気
センサは、外部から与えられる制御電圧によってその出
力電圧を変更できる構造になっている。
さて、このような磁気センサをトナー濃度センサとして
用いて現像剤中のトナー濃度を制御する複写機にあって
は、磁気センサによりトナー濃度か低くなったことを検
出するとトナー補給装置を駆動してトナーを補給する一
方、磁気センサによりトナー濃度か適性濃度の画像を得
ることができる所定値(基準値)に達したことを検出す
るとトナー補給装置の駆動を停止してトナーの補給を止
め、これにより常時一定のトナー濃度を得るようになっ
ている。
したがって、トナー濃度が基準値より小さくなった場合
はトナーの補給動作を行ってトナー濃度を基準値まで高
めることはできるが、例えばトナー補給装置等の故障等
によりトナーの補給動作か継続され、トナー濃度が基準
値を越えてオーバトナー状態となるトナー補給異常が発
生してもそれを検知する手段がないのでオーバトナー状
態になるのを防止できず、画像の保護が図れないという
欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように例えばトナー補給装置等の故
障等によりトナーの補給動作が継続され、トナー濃度が
基準値を越えてオーバトナー状態となるトナー補給異常
が発生してもそれを検知する手段がないのでオーバトナ
ー状態になるのを防止できず、画像の保護が図れないと
いう欠点を解消するためになされたもので、トナー補給
異常を検知してオーバトナー状態になることを防止し、
画像の保護が図れる画像形成装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の画像形成装置は、上記目的を達成するために、
表面に潜像が形成される像担持体と、この像担持体上に
形成された潜像をトナーで現像することによりトナー像
を生成する現像手段と、この像手段における現像剤中の
トナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、このトナ
ー濃度検出手段の出力信号に応じて前記現像手段におけ
る現像剤中のトナー濃度を第1の所定値に制御するトナ
ー濃度制御手段とを具備してなる画像形成装置においで
、前記トナー濃度検出手段により検出したI・ナー濃度
が第2の所定値以上になったときに前記画像形成装置の
動作を停止せしめる停止手段を具備したことを特徴とす
る。
また、同様の目的で、表面に潜像が形成される像担持体
と、この像担持体上に形成された潜像をトナーで現像す
ることによりトナー像を生成する現像手段と、この現像
手段における現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃
度検出手段と、このトナー濃度検出手段の出力信号に応
して前記現像手段における現像剤中のトナー濃度を第1
の所定値に制御するトナー濃度制御手段とを具備してな
る画像形成装置において、前記トナー濃度検出手段によ
り検出したトナー濃度か第2の所定値以上になったとき
にトナー濃度の異常を警告せしめる警告手段を具備した
ことを特徴とする。
(作用) 本発明は、画像を形成する度に低くなるトナー濃度をト
ナー濃度検出手段により検出し、この検出結果に応して
トナー濃度制御手段によりトナー補給を行ってトナー濃
度が常時節1の所定値になるように制御し、さらに、上
記トナー濃度検出手段が、トナー補給が過剰となりトナ
ー濃度が第2の所定値を越えたことを検出した場合は、
所謂オーバトナー状態が発生したとしてその旨の警告を
発し、装置を停止するようにしたものである。
これによりオーバトナー状態の発生を防止し、画像の保
護が図れるものとなっている。
(実施例) 以下、本発明の一丈施例について図面を参照して説明す
る。
第2図及び第3図は本発明に係る画像形成装置の一例と
して電子複写機を示すものである。すなわち、装置本体
1内には、帯電、露光、現像、転写、剥離、清掃、除電
、定着等の画像形成プロセス構成手段2が内蔵され、ま
た上面には原稿りを載置する透明ガラス板から戊る原稿
台3が設けられ、この原稿台3上には原稿りを押える原
稿押えカバー4が開閉自在に設けられている。そして、
本体1の上面前端縁部には操作パネル5が設けられてい
る。
本体1の前面には、開閉可能な前面カバー6が設けられ
ているとともに、前面下部には、画像形成プロセス構成
手段2に供給される普通紙等の用紙(被転写材)Pを収
容した給紙カセット7が着脱自在に設けられた状態とな
っている。そして、本体1の左側には、定着液の用紙P
を集積する排紙トレイ8及び電源スィッチ9が設けられ
ている。
画像形成プロセス構成手段2は次のように構成されてい
る。すなわち、本体1内のほぼ中央部には、像担持体と
してのドラム状の感光体]0が配置され、この感光体1
0の周囲には、その回転方向に沿って、帯電用帯電器1
1、露光光学系12の露光部12a1現像器13、転写
前除電ランプ14、転写用帯電器15、剥離用帯電器1
6、クリーナ17、除電ランプ18等が順次配置されて
いる。
本体1内には、給紙カセット7から自動的に供給された
用紙P1あるいは手差し給紙台19を介して手差しで供
給された用紙Pを、感光体10と転写用帯電器15との
間の画像転写部20を経て本体1の左側に設けられた排
紙トレイ8に導く用紙搬送路21か形成されている。用
紙搬送路21の画像転写部20の上流側には、レジスト
ローラ対22が設けられ、下流側には定着装置23及び
排紙ローラ対24が設けられている。そして、剥離用帯
電器16と定着装置23との間には、搬送ベルトユニッ
ト25が設けられている。
給紙カセット7の被装着部の近傍には、用紙Pを1枚ず
つ取出す取出ローラ26、及び取出ローラ26で取出さ
れた用紙Pを受取って用紙搬送路21の上流側を形成す
る第1の分岐搬送路内に送込む搬送ローラと分離ローラ
とからなる分離搬送手段27が設けられている。上記第
1の分岐搬送路と手差し用の第2の分岐搬送路との合流
部には、手差し用送すローラ対28が設けられている。
露光光学系12は、本体1の上面に設けられた原稿台3
上に載置された原稿りを、背部をリフレクタ29で囲繞
された露光ランプ30て照明し、その原稿りからの反射
光を、第1のミラー31、第2のミラー32、第3のミ
ラー33を順次介してレンズ34に導き、次いてレンズ
34を透過した光を、第4のミラー35、第5のミラー
36、第6のミラー37、スリットガラス38を順次介
して感光体10に導くようになっている。
リフレクタ29て囲繞された露光ランプ30及び第1の
ミラー31は、原稿台3の下面に沿って往復移動自在な
第1キヤリツジ3つに搭載され、また第2のミラー32
及び第3のミラー33は、第1キヤリツジ39の1/2
の速度で同方向に移動する第2キヤリツジ40に搭載さ
れており、これらキャリッジ39.40が、キャリッジ
シャフト41等をガイドとして図中左から右方向に移動
することにより、原稿台3上に載置された原稿りを光走
査して感光体10に原稿りの画像に対応する像をスリッ
ト露光するようになっている。なお、第4のミラー35
及び第5のミラー36は、ミラ支持部材42に組込まれ
てユニット化された状態となっている。
このように構成された露光光学系12は、フレーム43
に一体的に組込まれたユニット構造となっており、これ
により露光光学系12を単体で取扱うことかできるよう
になっている。なお、本体 0 1は、用紙搬送路21をほぼ境として、上部ユニットI
Aと下部ユニットIBとに2分割された状態となってお
り、必要に応じて給紙側に設けられた支軸44を回動支
点として」二部ユニットlAを25度程度開くことがで
きるようになっている。
支軸44は、上部ユニットIAを開く方向に常時付勢す
るトーションバーの軸部で構成されている。
このような構成において、感光体10は図示矢印方向に
回転し、まず帯電用帯電器11によって表面が一様に帯
電される。一方、露光ランプ30が点灯した状態で第1
キヤリツジ39が原稿台3に沿って移動するとともに、
この移動に同期して第2キヤリツジ40が同方向にその
172の速度で移動することにより、原稿台3上の原稿
りが光走査され、原稿りの画像が露光光学系12によっ
て感光体10上に結像され、静電潜像が形成されるよう
になっている。
感光体10の表面に形成された静電潜像は、現像器13
に対向することにより現像されてトナー像化され、その
後、転写用帯電器15と対向する1 画像転写部20に送られ、感光体10上のトナー像はレ
ジストローラ対22によって供給される用紙P上に転写
される。そして、トナー像が転写された用紙Pは、剥離
用帯電器16によって感光体10の表面から剥離され、
搬送ベルトユニット25を通って定着装置23に導かれ
、ここで転写されたトナー像の定着が行なわれた後、排
紙ロラ対24によって排紙トレイ8に排出されるように
なっている。
一方、用紙Pにトナー像を転写した後の感光体10の表
面は、クリーナ]7に対向することにより残留トナーか
清掃され、さらに除電ランプ18によって除電されて、
次の複写動作に備えるようになっている。
現像器13は、トナーとキャリアとからなる2成分現像
剤を用いて現像を行なうもので、表面に現像剤の磁気ブ
ラシを形成することにより現像剤を感光体10との摺接
部へ搬送する磁気ローラ(現像ローラ)45、図示しな
いトナー補給部(トナーホッパ)から補給されるトナー
を攪拌し2 つつ搬送する攪拌搬送体46、現像剤を攪拌する現像剤
攪拌体47、現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃
度センサとしての磁気センサ48を備えている。磁気セ
ンサ48は、トナーとキャリアとの混合比によって変化
する現像剤の磁気抵抗を検出することによりトナー濃度
を検出し、アナログ的な電圧信号に変換するものであり
、詳細は後述する。
なお、現像器13の一端側には、補給用トナを収容した
トナーホッパ(図示しない)か設けられていて、その底
部に設けられたトナー補給ロラ(図示しない)かトナー
補給モータ80(第1図参照)で回転されることにより
、トナーホッパ内のトナーが現像器1−3内に補給され
るようになっている。
クリーナ17は、ゴム製のブレード49を備えていて、
必要に応じてそのブレード49の先端を感光体10の表
面に押圧させることにより、感光体]、〕の表面のトナ
ーを掻落して清掃するようになっている。
 3 第4図は操作パネル5を示すもので、複写開始を指示す
る複写キー51、複写枚数の設定等を行なうテンキー5
2、複写枚数の設定値をクリアしたり、複写動作を停止
するためのクリア・ストップキー53、各部の動作状態
や複写枚数等を表示する表示部54、露光量を設定する
露光量設定器55等が設けられている。
第5図は上記磁気センサ48の構成を概略的に示すもの
で、検出トランス部61、発振部62、反転増幅部63
、位相比較部64、積分部65、及び出力可変部66に
よって構成されている。すなわち、制御電圧入力端子6
7へ入力されるアナログ制御電圧vbは出力可変部66
に供給され、この出力可変部66の出力は検出トランス
部61に供給されるようになっている。この検出トラン
ス部61の出力は反転増幅部63に供給され、この反転
増幅部63の出力は位相比較部64に供給されるように
なっている。さらに位相比較部64の出力は積分部65
に供給され、この積分部68の出力が出力端子68から
検出信号としてのアナ4 ログ出力電圧Vaとして出力されるようになっている。
また、発振部62は出力可変部66、検出トランス部6
1及び位相比較部64に接続され、それぞれ所定の信号
を供給するようになっている。
このような構成において、電源が供給されると、発振部
62て高周波発振が開始され、検出トランス部61の1
次側コイルに電圧が発生し、これにより検出トランス部
61の2次側コイルに現像剤中のトナー濃度に反比例し
た誘導起電力が発生する。この発生した起電力は、制御
電圧入力端子67に外部から入力されたアナログ制御電
圧vbに応じて出力可変部66に発生した電圧が加えら
れて反転増幅部63に供給され、ここで反転波形整形さ
れた後、位相比較部64て検出トランス部61の1次側
コイルに発生した電圧と位相比較される。そして、位相
比較部64の出力は積分部65で積分され、アナログ的
な出力電圧Vaとして出力端子68に出力されるように
なっている。
第6図は上記磁気センサ48の具体的な回路構成例を示
すものである。すなわち、検出トランス5 部61は、巻線形状の同じコイルを同一コア上に形成し
た2つの磁気トランスTl、T2からなり、一方の磁気
トランスT1を検出側として現像剤中に設置し、他方の
磁気トランスT2を基準側として現像剤の基準トナー濃
度(第1の基準値)に応じた起電力か誘導されるように
磁性体を調整しである。
発振部62を構成する排他的論理和ゲート(以下、rE
ORゲート」1・略す)Glはコルピッツ発振器として
働き、例えば約350KHzで発振し、磁気トランスT
I、T2の各1次側コイル(駆動側コイル)Lll、L
21を駆動している。磁気トランスTI、T2の各2次
側コイル(誘導側コイル)L12.L22は、起電力の
向きが逆向きとなるように接続されており、これにより
、それぞれのコイルの起電力の差分が得られるようにな
っている。その差動出力は、反転増幅部63を構成する
FORゲー)G2で反転波形整形された後、位相比較部
64を構成するEORゲートG3て駆動波形と位相比較
され、その出力が積分部65て6 積分されることによりアナログ電圧Vaとして出力され
るようになっている。
可変容量ダイオードD及び抵抗Rは出力可変部66を構
成していて、図示のように制御電圧入力端子67と磁気
トランスT1との間に接続されており、制御電圧入力端
子67に外部から入力される制御電圧vbに応じて可変
容量ダイオードDの容量を変更することにより、出力電
圧Vaを可変にできるようになっている。
第8図は、現像剤濃度(重量%)と上記のように構成さ
れる磁気センサ48の出力電圧(V)との関係を示す図
である。図示するように現像剤濃度が高くなると、それ
に反比例して磁気センサ48の出力電圧は低下するよう
に動作する。
第1図は全体的な制御系統を示すブロック図である。す
なわち、71は全体的な制御を司る主制御部としてのマ
イクロコンピュータで、これにはデータセレクタ等の入
力インタフェイス72を介]7て上記操作パネル5上の
各種キー等の入力スイッチ73、その他の制御に必要な
各種検出器(ス1フ イッチ、センサ等)74等が接続される。また、マイク
ロコンピュータ71には、上記操作パネル5上の表示部
54及びその他の各種表示器等の表示系75を駆動する
表示ドライバ76、上記露光ランプ30を制御するラン
プ制御部77が接続されている。
また、マイクロコンピュータ71には、メインモータ7
8を駆動するドライバ79、上記トナー補給ローラ(図
示しない)を駆動するトナー補給モータ80を駆動する
ドライバ81、上記クリーナ17のブレード49を駆動
するプレードソレノイド82を駆動するドライバ83、
上記各種帯電器(帯電器11,15,1.6)84を駆
動する高圧電源部85、上記除電ランプ18を駆動する
ドライバ86、その他の駆動系(モータ、クラッチ、ソ
レノイド等)87を駆動するドライバ88等か接続され
る。
上記磁気センサ48の出力電圧VaはA/D変換器8つ
に人力され、ここで多ビットのデジタルデータに変換さ
れてマイクロコンピュータ7]に8 入力される。また、マイクロコンピュータ71は、磁気
センサ48の出力電圧Vaを基準トナー濃度に対する基
準電圧に調整するための調整値データ(制御電圧データ
)をD/A変換器90に送り、ここでアナログ的な制御
電圧vbに変換して磁気センサ48の制御電圧入力端子
67に供給するようになっている。
さらに、マイクロコンピュータ71には、磁気センサ4
8の出力電圧Vaを基準トナー濃度に対応する基準電圧
に調整するための調整値データ、トナー補給異常を判断
するための固定データ等を記憶する不揮発性メモリ91
が接続されている。
次に、上記構成において、第7図のフローチャートを参
照しつつ動作を説明する。
図において、ステップS1ないしS4は、装置をコピー
可能状態にするまでの、所謂、初期動作である。すなわ
ち、オペレータが電源スィッチ9をオンにすると(ステ
ップS1)、まず、定着装置23の図示しないヒータラ
ンプがオンにされる(ステップS2)。次いて、装置全
体の初期化が9 行われる(ステップS3)。この初期化は、マイクロコ
ンピュータ71の制御により、操作パネル5の表示を初
期状態に設定したり、図示しない電気回路や不揮発性メ
モリ91の内容を初期状態に設定したり、その他種々の
機能を初期状態に設定する処理を行うものである。また
、初期化処理の一環として、磁気センサ48の出力調整
を行う。
すなわち、不揮発性メモリ91に予めデジタル値として
記憶されている調整値データ(制御電圧データ)を読出
し、D/A変換器90に出力する。
D/A変換器90は、人力された調整値データに対応す
るアナログ制御電圧vbに変換し、磁気センサ48の制
御電圧入力端子67に供給する。これにより、磁気セン
サ48は、入力された制御電圧vbに応じた出力電圧V
aを出力し、この出力電圧VaがA/D変換器89によ
りデジタルデータに変換されてマイクロコンピュータ7
1に供給される。以下、マイクロコンピュータ71は、
この信号を参照しつつトナー濃度の制御を行うことにな
る。
0 上記初期化が終了すると、定着装置23に設けられてい
る図示しない温度センサから人力インタフェース72を
介して送られてくる信号により、上記ヒータランプの温
度が複写(定着)可能な所定温度になったか否かを調べ
、所定温度になるまで待機する(ステップS4)。そし
て、所定温度になったことが判断されることによりコピ
ー可能状態となり、以下、操作パネル5の各種キーの受
付けが可能になる。
このような状態で、オペレータが操作パネル5のテンキ
ー52を操作してコピー枚数を設定すると(ステップS
5)、その情報は人力インタフェース72を介してマイ
クロコンピュータ71に取り込まれ、次いで、表示ドラ
イバ76を介して操作パネル5に送出されることにより
、操作パネル5の表示部54に表示される(ステップS
6)。
同時に上記コピー枚数に関する情報は、不揮発性メモリ
91の「指定枚数領域」に格納される。
次いで、オペレータにより複写キー51がオンにされる
と(ステップS7)、コピー動作を開始1 する(ステップS8)。この際、メインモータ78がオ
ンにすることにより現像器13内の現像剤の攪拌を行っ
て、現像剤の濃度を均一にする。
次に、磁気センサ48からA/D変換器89を介して出
力されるデータを入力データDaとして読込み(ステッ
プS9)、不揮発性メモリ91に予め記憶されている基
準データDb(第1の所定値)と比較する(ステップ5
10)。ここで、「基準データDbJとは、トナー濃度
が適正値、つまり良好な画像形成を行うことのできる濃
度にあるときに、磁気センサ48が出力すべき値のこと
をいう。上記ステップS10て、「Da≧DbJの条件
が満されればトナー濃度が基準値より低いことを判断し
てステップSllに進む。ステップS11では、ドライ
バ81を介してトナー補給モタ80を1,5秒間だけオ
ンにし、所定量のトナーを補給する。次いて、先に不揮
発性メモリ9]の「指定枚数領域」に格納したコピー枚
数を参照し、指定された枚数の複写が完了したか否かを
判断する(ステップ512)。そして、完了し2 ていないことが判断されると「指定枚数領域」の内容を
デクリメントシてステップS8へ戻す、再度同様の動作
を繰り返す(ステップS8〜512)。そして、指定枚
数の複写が完了したことを判断すると、一連のコピー動
作を終了し、コピー可能状態に戻ってオペレータの人力
待ちとなる。
一方、上記ステップSIOの比較において、「Da≧D
bJの条件が満されなければ、つまりrDa<DbJで
あればトナー濃度が基準値より高いことを判断してステ
ップ81Bに進み、不揮発性メモリ9]に予め記憶され
ている上限データDC(第2の所定値)と比較する。こ
こで、「上限データDC」とはトナー濃度の上限値で、
これ以上トナー濃度が高くなるということは、例えばト
ナー補給モータ80を停止させる信号を出してもトナー
供給モータ80が停止しない等の故障があるということ
を示す限界の値である。上記ステップ813で、「Da
>DbJの条件が満足すればトナー濃度は基準値より高
いが上限値より低い3 ことを判断してステップS12に戻り、上述したと同様
の動作にてコピー動作を継続する。
上記ステップ313の比較において、rDa>DcJの
条件か満されなければ、つまり「Da≦DcJであれば
トナー濃度が上限値より高くなったことを判断し、操作
パネル5の表示部54のrJAMマーク」を点滅表示し
てオペレータにトナー濃度異常が発生している旨を知ら
せる(ステップ514)。ここで、「JAMマーク」の
点滅表示は、トナー濃度異常は発生しているが復旧する
可能性を含んでいることを表している。
次いで、用紙Pが本体1内部を搬送中であれば、その用
紙Pを装置外部に排出し、メインモータ78のみをオン
状態で残して他のモータその他の動作を停止させる(ス
テップ515)。これにより装置はコピー停止状態にな
る。次いで、図示しない30秒タイマをセットしくステ
ップ516)、30秒か経過するのを待つ(ステップ5
17)。
そして、30秒か経過すると、再度、磁気センサ48か
らA/D変換器89を介して出力されるデ4 −タを人力データDaとして読込み、不揮発性メモリ9
1に予め記憶されている上限データDcと比較する(ス
テップ518)。ここで、「Da〉DcJの条件が満さ
れればトナー濃度は上限値より低い値まで回復したこと
を判断してステップS12に戻り、上述したと同様の動
作にてコピー動作を継続する。
一方、ステップ318でも「Da>DcJの条件が満足
しなければ、つまりrDa≦DcJであれば、所定時間
(30秒)が経過するもトナー濃度が上限値より低くな
らす、トナー補給部等に赤常が発生したと判断し、その
旨を操作パネル5の表示部54の「JAMマーク」を点
灯表示してオペレータにトナー濃度異常が発生している
旨を知らせる(ステップ819)。ここで、「JAMマ
ク」の点灯表示は、トナー濃度異常は発生しており復旧
する可能性かないことを表している。
そして、メインモータ78をオフにしくステップ520
)、さらに操作パネル5の各種キーの受はイ」けを禁止
状態にする(ステップ521)。こ5 れにより、装置停止の状態になり一連の動作が終了する
。このような状態になると、オペレータは例えばサービ
スマンコール等を行い故障修理を行うことになる。
以上の動作を、時系列的に表現すると第9図のようにな
る。すなわち、電源が投入されると、先ず、磁気センサ
48の出力は例えば4■になる。
そして、磁気センサ48の出力に応してトナー補給モー
タ80のオン/オフ制御を行うことにより磁気センサ4
8の出力は一定値(4V)で安定する。かかる状態で推
移している中、何等かの原因で異常が発生するとトナー
濃度は徐々に上昇してオーバトナー状態になり、これに
つれて磁気センサ48の出力電圧は徐々に低下する。そ
して、トナー濃度の上限値である例えば2Vに達すると
、それを検出したマイクロコンピュータ71はコピー動
作を停止させる。そして、さらに磁気センサ48の出力
を調べ、一定時間が経過するも磁気センサ48の出力が
回復しなければ、つまり2Vより上昇しなければ装置を
停止せしめる。
6 このように、コピーする度に低下するトナー濃度をトナ
ー濃度センサとしての磁気センサ48て検出し、この検
出結果に応じてトナー補給モータ80をオン/オフ制御
することによりトナー補給を行ってトナー濃度が常時一
定になるように制御し、さらに、上記磁気センサ48が
、トナー補給が過剰となりトナー濃度が上限値を越えた
ことを検出した場合は、所謂オーバトナー状態が発生し
たとしてその旨を操作パネル5の表示部54に表示して
警告を発するとともに、画像形成装置を停止するように
したので、オーバトナー状態の発生を防止し、画像の保
護が図れるものとなっている。
なお、上記実施例では、画像形成装置として電子複写機
を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を
用いて現像を行なう現像器を備えた画像形成装置(たと
えばレーザプリンタや電子プリンタなど)にも同様に適
用できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明の画像形成装置に7 よれば、トナー補給異常を検知してオーバトナー状態に
なることを防止し、画像の保護が図れる画像形成装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
は全体的な制御系統を示すブロック図、第2図は電子複
写機の内部構造を示す縦断正面図、第3図は電子複写機
の外観を示す斜視図、第4図は操作パネルの構成を示す
平面図、第5図は磁気センサの構成を概略的に示すブロ
ック図、第6図は磁気センサの具体的な回路描或例を示
す回路図、第7図はトナー濃度制御の動作を説明するた
めのフローチャート、第8図は現像剤濃度に対する磁気
センサの出力特性を示す図、第9図はトナー濃度制御を
時系列的に説明するための図である。 1・・・装置本体、2・・・画像形成プロセス構成手段
、5・・・操作パネル、10・・・感光体(像担持体)
、]1・・・帯電用帯電器、12・・・露光光学系、1
3・・・現像器(現像手段)、15・・・転写用帯電器
(転写手段)、17・・・クリーナ、48・・・磁気セ
ンサ(ト8 ナー濃度検出手段)、54・・・表示部(警告手段)7
1・・・マイクロコンピュータ(停止手段)80・・・
トナー補給モータ(トナー濃度制御手段)89・・・A
/D変換器、90・・・D/A変換器、91・・・不揮
発性メモリ、P・・・用紙(被転写材)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に潜像が形成される像担持体と、この像担持
    体上に形成された潜像をトナーで現像することによりト
    ナー像を生成する現像手段と、この現像手段における現
    像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、 このトナー濃度検出手段の出力信号に応じて前記現像手
    段における現像剤中のトナー濃度を第1の所定値に制御
    するトナー濃度制御手段と を具備してなる画像形成装置において、 前記トナー濃度検出手段により検出したトナー濃度が第
    2の所定値以上になったときに前記画像形成装置の動作
    を停止せしめる停止手段を具備したことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. (2)表面に潜像が形成される像担持体と、この像担持
    体上に形成された潜像をトナーで現像することによりト
    ナー像を生成する現像手段と、この現像手段における現
    像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、 このトナー濃度検出手段の出力信号に応じて前記現像手
    段における現像剤中のトナー濃度を第1の所定値に制御
    するトナー濃度制御手段と を具備してなる画像形成装置において、 前記トナー濃度検出手段により検出したトナー濃度が第
    2の所定値以上になったときにトナー濃度の異常を警告
    せしめる警告手段を具備したことを特徴とする画像形成
    装置。
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